JP2001297168A - 券片判別装置 - Google Patents

券片判別装置

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JP2001297168A
JP2001297168A JP2000117173A JP2000117173A JP2001297168A JP 2001297168 A JP2001297168 A JP 2001297168A JP 2000117173 A JP2000117173 A JP 2000117173A JP 2000117173 A JP2000117173 A JP 2000117173A JP 2001297168 A JP2001297168 A JP 2001297168A
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Tsukasa Shibuya
司 渋谷
Yasuhiko Nagai
康彦 永井
Kunihiro Nomura
訓弘 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】普通宝くじとインスタント宝くじの2種類の券
片を1台の判別装置で照合し、また、2種類の券片の照
合及び判定結果が1枚の集計表に印字出力される券片判
別装置を提供することにある。 【解決手段】普通宝くじに付された番号を読み取る手段
と、インスタント宝くじに付されたバーコードを読み取
る手段と、読み取られた普通宝くじが当たりか否かを判
定する手段と、読み取られたインスタント宝くじが当た
りか否かを判定する手段と、判定結果が当たりである券
片の枚数及び支払金額を集計する手段と、判定された普
通宝くじ及びインスタント宝くじの当落が処理された旨
の符号及び集計結果を印字して集計表を発行する印字手
段と、普通宝くじの判定が当たりである宝くじに、当落
が処理された旨の符号を印字する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番号が付された券
片(例えば普通宝くじ)や、バーコードが付された券片
(例えばインスタント宝くじ)の当落を判別する券片判
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、券片の自動判別装置では、普通宝
くじの照合しか行えず、1人の顧客が普通宝くじとイン
スタント宝くじの2種類を照合に持ち込んだ場合、普通
宝くじを券片判別装置で照合し、照合及び判定結果の集
計表を印字出力し、インスタント宝くじは人手によって
照合され、先に印字出力された普通宝くじの集計表に、
インスタント宝くじの照合結果を書込む運用で行ってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、普
通宝くじの照合しか行えず、インスタント宝くじの照合
及び判定は、人手によって行われていたため、オペレー
タは、照合と集計表への結果の記入を行う必要があり、
業務負担となっていた。また、オペレータの手作業によ
る照合であるため、複雑な照合や判定が必要なインスタ
ント宝くじは、懸念されていた。
【0004】本発明の目的は、普通宝くじとインスタン
ト宝くじの2種類の券片が、1台の判別装置で照合で
き、また、2種類の券片の照合及び判定結果が1枚の集
計表に印字出力されることを可能にした券片判別装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、券片の当落を判別する券片判別装置に
おいて、前記普通宝くじに付された番号を読み取る第1
の読み取り手段と、インスタント宝くじに付されたバー
コードを読み取る第2の読み取り手段と、該読み取られ
た各宝くじが当たりか否かを判定する判定手段と、該判
定結果が当たりである券片の枚数及び支払金額を集計す
る集計手段と、該集計手段が集計した集計結果を印字し
て集計表を発行する印字手段とを備える構成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例である券片判別
装置の機能ブロック図を示す。
【0008】操作パネル3は、操作のガイダンス画面及
び、後述するバーコード読み取り部6で読み取られ照合
された、インスタント宝くじの当落判定結果等を表示す
るディスプレイ3cや、普通宝くじの取込み開始を指示
するスイッチ3a、普通宝くじ及びインスタント宝くじ
の集計表の印字開始を指示するスイッチ3bが含まれ
る。フロッピー(登録商標)ディスク装置5は図示しな
いホストから通信部21によって受信した当せん番号情
報や照合の履歴等を記憶している。券片検出センサ13
は、後述する券片投入口1に普通宝くじが投入されたか
否かを検出する。分離部7は、券片投入口1に投入され
た券片を、後述する搬送部8へ繰り出す。搬送部8は、
分離部7から繰り出された券片を、後述する読み取り部
9、判別結果印字部10等へと搬送する。読み取り部9
は、搬送部8により搬送された普通宝くじに付された番
号を読み取る。判別結果印字部10は、後述する判別部
22にて判別された当落結果を、普通宝くじに印字す
る。11a、11bは切替ゲートであり、当落が判定さ
れた券片を、後述するスタッカ2a、2b、2cへと誘
導するためのゲートである。後述する制御部18は、搬
送装置制御部19を介して、上記分離部7から券片検出
センサ13を制御する。集計表印字装置12は、後述す
る制御部18が集計した普通宝くじ及びインスタント宝
くじの当落結果等の詳細情報を集計表として印字する。
制御部18は、マイクロプロセッサーを搭載した制御部
であり、上記各部と接続され、各部を制御する。制御部
18はまた、読み取り部9で読み取った券片に付された
番号と、フロッピーディスク装置5に記憶された当せん
情報から第1の判別部22にて、その券片が当たりか否
かを判別し、券片の当落結果を集計表に印字されるべき
情報として蓄積部25に記憶するよう制御する。また、
制御部18はバーコード読み取り部6にて読み取り契機
スイッチ6aの押下により読み取った複数種類のバーコ
ードを、桁数の違いや含まれているデータの違い、また
は、バーコードのコード体系の違い等により区別し、複
数のバーコードを演算部24によって論理和や論理積を
行ったり、あるバーコードの読取り結果から他のバーコ
ードの読取り結果を減算する等の特定の演算を施し、そ
の結果から券片の当落を判定する番号を導き出し、フロ
ッピーディスク装置5に記憶された当せん情報から第2
の判別部23にて、その券片が当たりか否かを判別し、
券片の当落結果を集計表に印字されるべき情報として蓄
積部25に記憶するよう制御する。さらに、制御部18
は、集計表に印字されるべき情報を蓄積部25から集計
表印字装置12に対して送信し、集計表を印字するよう
制御する。電源部20は、上記各部への電源供給機能を
果たす。
【0009】図2は、当該券片判別装置の搬送機構を示
す。券片投入口1は、当落判定対象の普通宝くじを投入
する投入口である。当り券スタッカ2a、外れ券スタッ
カ2bおよび無効券スタッカ2cは、読み取り部9で読
み取った券片に付された番号を上記の制御部18に制御
され第1の判定部22が判定した判定結果に応じて、当
たり券、はずれ券、無効券(期限切れまたは読み取り不
能の券)をそれぞれ収納するスタッカである。券片検出
センサ13、分離部7、搬送部8、読み取り部9、印字
部10、切替ゲート11a、11b、および集計表印字
装置12は図1に示すものと同じである。
【0010】図3は、図1、図2に示す券片判別装置の
外観図であり、制御部18で制御され集計表印字装置1
2で印字された集計表の出口は、排出口4の位置とな
る。
【0011】図4は、集計表印字装置12の内部機構図
を示す。
【0012】ロール紙17に集計結果等が印字され、集
計表として出力される。ロール紙17は、印字ヘッド1
4とプラテン15により挟まれ、プラテン15が回転し
ながら印字ヘッド14に一定温度の熱を加えることによ
り、ロール紙17が発色しドット文字が印字される。1
6は用紙カッターを示し印字終了後ロール紙17をカッ
トし、集計表として図3に示す集計表排出口4より排出
される。
【0013】図5は、券片判別装置の処理フローを示
す。
【0014】まず、券片判別装置が判別可能状態となる
ように立上げ処理を行う(S501)。オペレータは照
合する券片が、普通宝くじかインスタント宝くじか或い
は、照合後の集計表を印字するかを判断(S502)
し、普通宝くじの照合であった場合は、普通宝くじを投
入口ホッパ1へセットする(S503)。ここで、普通
宝くじ投入口1のセット容量よりも持ち込まれた普通宝
くじの枚数が多い場合は、持込まれた普通宝くじは、投
入口1のセット容量分に分割してセットされることにな
る。次に、制御部18は、繰り出し開始スイッチ3aが
押下されたか否かを検出する(S504)、繰り出し開
始スイッチ3aが押下された場合、分離部7は、券片投
入口1にセットされた普通宝くじを1枚ずつ繰り出し、
繰り出された普通宝くじは、搬送部8によって読み取り
部9へと搬送される。次に読み取り部9が普通宝くじに
付された番号を読み取り(S505)、読み取り結果デ
ータは、制御部18へ転送される。制御部18は、読み
取り部9から送信された読み取り結果データと、フロッ
ピーディスク装置5に記憶された当せん情報を用いて、
読み取られた普通宝くじの当落の判別を行う(S50
6)。ここで、制御部18は、フロッピーディスク装置
5に記憶された当せん情報の中から当日の照合に有効な
データのみを照合に使用する。制御部18が普通宝くじ
の当落の判別を行った後、搬送部9によって判別結果印
字部10に搬送され、判別結果印字部10は、搬送され
てきた普通宝くじに、その当落結果および制御部18に
記憶した処理通番等を印字し、同時に券片の当落結果を
集計表に印字されるべき情報として蓄積部25に記憶す
る(S507)。判別結果印字部10により当落結果等
を印字された券片は、制御部18の判別結果に応じて、
当り券スタッカ2a、外れ券スタッカ2bまたは無効券
スタッカ2cに排出される。分離部7は、投入口1にセ
ットされた普通宝くじがなくなるまで、S505〜S5
07の処理を繰り返し行う(S508)。また、S50
3にて分割された普通宝くじがある場合は、S503〜
S508の処理を繰り返し行うこととなるが、後述する
インスタント宝くじの判別動作をこの間に行う事も可能
である。
【0015】照合する券片が、インスタント宝くじの場
合(S502)、オペレータは読み取り部6にある読み
取り契機スイッチ6aを押下する(S509)。制御部
18は、インスタント宝くじの判別状態となったことを
オペレータに知らせる為、照合開始のメッセージをディ
スプレイ3cに表示する(S510)。オペレータはデ
ィスプレイ3cの表示にて、インスタント宝くじの判別
状態となったことを確認し、読み取り部6でインスタン
ト宝くじに印刷された1つのバーコードまたは、2つの
バーコードのうち、どちらか1つを読み取る(S51
1)。制御部18は、読み取られたバーコードに含まれ
ているフラグ(図10参照)から、1つのバーコードの
読み取りデータで照合可能なインスタント宝くじか、2
つのバーコードの読み取りデータで照合可能なインスタ
ント宝くじかを判断する。フラグが1ならば1つのバー
コードで照合可能と判断し、フラグが2であれば2つの
バーコードで照合可能と判断する。(S512)。1つ
のバーコードの読み取りデータで照合可能なインスタン
ト宝くじであれば、S515の処理にて特定の演算を施
して当落判定が可能なデータを算出後、S516の処理
へ移行する。2つのバーコードの読み取りデータで照合
可能なインスタント宝くじであれば、もう一方のバーコ
ード読み取りをオペレータに促す様、ディスプレイ3c
に読み取り指示を表示する処理(S513)へ移行す
る。2つのバーコードの読み取りデータで照合可能なイ
ンスタント宝くじであれば、読み取り部6にてもう一方
のバーコードを読み取る(S514)。制御部18はS
515の処理にて読み取った、1つまたは2つのバーコ
ードの桁数や含まれているデータの違い、または、バー
コードのコード体系の違い等により区別し、読み取った
バーコードに演算部24により特定の演算を施して当落
判定が可能なデータを算出後、S516の処理へ移行す
る(S515)。制御部18は、フロッピーディスク装
置5に記憶された当せん情報を用いて、読み取られたイ
ンスタント宝くじの当落の判別を行う。ここで制御部1
8は、フロッピーディスク装置5に記憶された当せん情
報の中から、当日の照合に有効なデータのみを照合に使
用する。制御部18は、券片の当落結果を集計表に印字
されるべき情報として、当該インスタント宝くじの照合
結果を蓄積部25に記憶する(S517)。また制御部
18は、当落の結果をディスプレイ3cに表示する(S
518)。S515の処理にて、演算結果が当落判定可
能なデータでない場合、例えば、バーコードにチェック
データが存在し、特定の演算を施した結果そのチェック
データと関りの有る算出データとならなかった場合、ま
たは、読み取った2つのバーコードが、同一なバーコー
ドを2回読み取っていた場合や、異なるインスタント宝
くじのバーコードを交互に読むなどし、演算結果が不適
切であるなど当せん照合が行えない場合は、照合不可要
因の表示をディスプレイ3cに表示し、オペレータに知
らせる(S518)。つづいて照合するインスタント宝
くじが有る場合は、S511〜S518の動作を繰り返
し行う(S519)。
【0016】エンドユーザによって持ち込まれた、券片
の照合が全て終了したのち、操作パネル3に備えられて
いる集計表印字契機スイッチ3bを押下(S520)す
ることにより、蓄積部25の情報を制御部18にて集計
表の印字データとして作成し、集計表印字装置12に印
字データが送られる。印字データを受信した事により集
計表印字装置12は、プラテン15を回転させながら制
御部18から送られてきた印字データ通り印字ヘッド1
4に一定温度の熱を加え、ロール紙17を発色させ文字
を印字する(S521)。制御部18より送られてきた
印字データ全てが印字し終えたことにより、カッター部
16を起動しロール紙をカットし集計表排出口4より出
力される(S522)。
【0017】図6は、ディスプレイ3cに表示した表示
例を示す。ディスプレイ3cは、普通宝くじの照合集計
結果を表示するエリア26と、インスタント宝くじの照
合集計結果を表示するエリア27と、それぞれの照合集
計結果の合計を表示するエリア28と、インスタント宝
くじの照合の1枚毎に、その券片の発売地域、回号、当
せん等級、当せん金額、および照合不可要因の表示など
を、当落判定時にフロッピーディスク装置5に記憶され
た、当せん情報から入手した情報を元に表示するインス
タント宝くじ照合結果表示エリア29があり、特に、イ
ンスタント宝くじ照合結果表示エリア29は普通宝くじ
のように、宝くじ券に直接照合結果を印字しないインス
タント宝くじの照合に於いて、オペレータに当落結果を
明確にする手段として必須となる。また、インスタント
宝くじ照合結果表示エリア29は、オペレータへのイン
スタント照合操作ガイダンスの表示エリアも兼ねる。
【0018】図7は、集計表印字装置12が、一取引で
判別した単数又は複数枚の普通宝くじとインスタント宝
くじの判別結果をまとめて印字する集計表の印字例を示
す。集計表印字装置12は、ロール紙17に、照合を行
った日時30a、普通宝くじの照合及び判定結果の詳細
内容30b、インスタント宝くじの照合及び判定結果の
詳細内容30c、支払い合計金額等30d、処理通番3
0e、および、券片の判別を行った券片判別装置ごとの
固有の端末番号30fを印字する。
【0019】図8は、判別結果印字部10による、普通
宝くじへの印字例を示す。判別結果印字部10は、投入
された普通宝くじに、券片判別装置ごとの固有の端末番
号31aや、照合を行った日付31b、処理通番31
c、および照合結果31dなどを印字する。
【0020】図9は、バーコードの読み取りデータで照
合可能なインスタント宝くじの券面図を示す。32は1
つのバーコードデータで当落判定が可能なインスタント
宝くじの券面図で、32aは照合判定データが全て含ま
れたバーコードを示す。このバーコードには例えば、券
No,支払い有効期限,等級,当せん金額等の情報が含
まれる。33および34は2つのバーコードデータで当
落判定が可能なインスタント宝くじの券面図で、33a
のバーコードデータに券No,支払い有効期限を、33
bのバーコードデータに等級,当せん金額の情報が含ま
れる場合や、34aの様に1つのバーコードデータに券
No,支払い有効期限,等級,当せん金額等の情報が全
て含まれているが、演算用バーコードデータ34bを用
い、34aのデータの各桁を34bの演算用データで減
算等の特定の演算を施さなければ、照合可能なデータが
導き出されず、当落が照合できない物もある。また各バ
ーコードには、判定可能データか否かのチェックデータ
も含まれており、当該インスタント宝くじの真偽判定に
も使用される。
【0021】証票34の具体例を図10に示す。
【0022】2つのバーコードを用いて当落判定を行う
必要性は、インスタント宝くじの様に、発売されている
時点で当落が決定している券片の場合、オペレータによ
り事前に照合される恐れがある為、バーコードを当落結
果が印刷されている部分と同じく、コイン等で容易に削
り取れるインクで隠蔽しておく必要があるが、1つのバ
ーコードで照合するには抽せんする為のデータ量からバ
ーコードが大きくなり、印刷する上でも多くの量を隠蔽
しなければならず、照合する際も多くの量を削らなけれ
ばならないため、面倒である。
【0023】証票32では32a全てを隠蔽しなければ
ならない。証票33では33bのみを、証票34では3
4bのみを隠蔽すればよい。
【0024】抽せんする為のデータを2つのバーコード
に分ける事により、隠蔽するバーコードは小さくてす
み、照合する際に隠蔽部を削り取る量が少なくてよい。
【0025】図10は、2つのバーコードデータで当落
判定が可能なインスタント宝くじの中で、減算等の特定
の演算を施さなければ、照合可能なデータが導き出され
ず、当落が照合できない物の具体例を示す。
【0026】35aは2つのバーコードデータのうち、
券No,支払い有効期限,等級,当せん金額等の情報が
全て含まれているバーコードの読取結果を示す。(34
aを読取ったデータ)35bの演算用バーコードの読取
結果(34bを読取ったデータ)を各桁毎に減算するこ
とにより、35cの照合可能なデータが導き出される。
これによって隠蔽されていない34aだけをオペレータ
が照合しても、その当落結果を知られることはない。
【0027】次に、動作を説明する。
【0028】本発明の動作説明については、単数又は一
括投入された複数枚の、普通宝くじの当落を判定する機
能と、インスタント宝くじの当落を判定する機能を合わ
せ持った装置と、さらに、普通宝くじとインスタント宝
くじの判定結果を1枚の集計表に纏めて印字出力する機
能を備え持つ事を特徴とした券片判別装置の説明に特化
する。
【0029】まず、普通宝くじの照合判定動作を説明す
る。
【0030】制御部18は、搬送装置制御部19を介し
て投入口1に投入された普通宝くじの投入状態および投
入状態検出部13によって正しく投入されている事を検
出する。制御部18は、操作パネル3で備える取込み契
機スイッチ3aの押下で繰り出し契機を与えられた事を
検出すると、搬送装置制御部19を介して搬送部8へ普
通宝くじの搬送の準備として搬送路を送り方向へ回転さ
せる。引き続き分離部7へ繰り出し指示を与え、投入口
1の普通宝くじを1枚づつ繰り出し、繰り出された普通
宝くじは搬送部8によって、読み取り部9へ搬送され普
通宝くじの当落情報を読み取る。第1の判別部22は、
図示しないホストから通信部21によって受信しフロッ
ピーディスク装置5に格納された当せん番号情報によ
り、当該普通宝くじの当落照合を行い、更に判別結果印
字部10へ普通宝くじが運ばれる。判別結果印字部10
では、先に判別した当落結果と、後に記述する制御部1
8に記憶された処理通番を当該普通宝くじに印字する。
印字された普通宝くじは切替ゲート11aまで送られ、
当該普通宝くじが当り券であれば制御部18より搬送装
置制御部19を介して切替えゲート11aの動作指示が
出され、2aの当り券スタッカへ排出される。当該普通
宝くじが外れ券であれば切替ゲート11bまで送られ、
制御部18より搬送装置制御部19を介して切替えゲー
ト11bの動作指示が出され、2bの外れ券スタッカへ
排出される。当該普通宝くじが無効券であれば2cの無
効券スタッカへ排出される。前記、繰り出しから排出迄
の動作を投入口1に投入された普通宝くじが無くなるま
で繰り返し行われ、投入された普通宝くじが全て無くな
った事を契機に、動作を終了する。エンドユーザの持込
んだ普通宝くじの枚数が、1回の投入口容量を超える枚
数の場合、投入口容量毎に普通宝くじを分配し、前記投
入口1への投入からの動作を繰り返し実行する事にな
る。インスタント宝くじの照合判定動作が行えるタイミ
ングは、この動作終了の時か、前記普通宝くじの照合開
始前で、読み取り部6のバーコード読み取り契機スイッ
チ6aを押下する事により行える。
【0031】次に、1つのバーコードの読み取りデータ
で照合可能なインスタント宝くじの照合判定動作を説明
する。
【0032】制御部18は、読み取り部6の読み取り契
機スイッチ6aが押下されたことを検出し、インスタン
ト宝くじの照合判定動作が可能な状態となる。制御部1
8は、操作パネル3で備えるディスプレイ3cのインス
タント宝くじ照合結果表示エリア29に読み取り可能を
示す表示を行い、バーコードの読み取りを待つ。オペレ
ータはインスタント宝くじに印刷されたバーコードに読
み取り部6を当て、バーコードを読み取る。制御部18
は演算部24により、読み取られた1つのバーコードに
予め決められたデータとの論理和を行う等の特定の演算
を施し、当落判定が可能なデータを導き出し、第2の判
別部23にて、図示しないホストから通信部21によっ
て受信しフロッピーディスク装置5に格納された当せん
番号情報により、そのインスタント宝くじが当たりか否
かを判別する。制御部18は、ディスプレイ3cのイン
スタント宝くじ照合結果表示エリア29に、当落の結果
を表示し、また、券片の当落結果を集計表に印字される
べき情報として蓄積部25に当落の結果を記憶する。演
算部24による結果が当落判定可能なデータでない場
合、例えば、バーコードにチェックデータが存在し、特
定の演算を施した結果そのチェックデータと関りの有る
算出データとならなかった場合など、演算結果が不適切
であり当せん照合が行えない場合は、照合不可要因の表
示をディスプレイ3cのインスタント宝くじ照合結果表
示エリア29に表示する。つづいて照合するインスタン
ト宝くじが有る場合は、バーコードに読み取り部6を当
てる動作からを繰り返し実行する。
【0033】次に、2つのバーコードの読み取りデータ
で照合可能なインスタント宝くじの照合判定動作を説明
する。
【0034】制御部18は、読み取り部6の読み取り契
機スイッチ6aが押下されたことを検出し、インスタン
ト宝くじの照合判定動作が可能な状態となる。制御部1
8は、操作パネル3で備えるディスプレイ3cのインス
タント宝くじ照合結果表示エリア29に読み取り可能を
示す表示を行い、バーコードの読み取りを待つ。オペレ
ータはインスタント宝くじに印刷されたバーコードのど
ちらか一方に読み取り部6を当て、1つ目のバーコード
を読み取る。制御部18は、2つ目のバーコードの読み
取りをオペレータに促す様、ディスプレイ3cのインス
タント宝くじ照合結果表示エリア29に読み取り指示を
表示し、オペレータは2つ目のバーコードに読み取り部
6を当て、バーコードを読み取る。制御部18は、読み
取られた2つのバーコードの桁数や含まれているデータ
の違い、または、バーコードのコード体系の違い等によ
り2つバーコードを特定し、2つのバーコードに演算部
24により特定の演算を施し、当落判定が可能なデータ
を導き出し、第2の判別部23にて、図示しないホスト
から通信部21によって受信しフロッピーディスク装置
5に格納された当せん番号情報により、そのインスタン
ト宝くじが当たりか否かを判別する。制御部18は、デ
ィスプレイ3cのインスタント宝くじ照合結果表示エリ
ア29に、当落の結果を表示し、また、券片の当落結果
を集計表に印字されるべき情報として蓄積部25に当落
の結果を記憶する。演算部24による結果が当落判定可
能なデータでない場合、例えば、どちらかのバーコード
にチェックデータが存在し、特定の演算を施した結果そ
のチェックデータと関りの有る算出データとならなかっ
た場合、または、読み取った2つのバーコードが、同一
なバーコードを2回読み取っていた場合や、異なるイン
スタント宝くじのバーコードを交互に読むなど、演算結
果が不適切であり当せん照合が行えない場合は、照合不
可要因の表示をディスプレイ3cのインスタント宝くじ
照合結果表示エリア29に表示する。つづいて照合する
インスタント宝くじが有る場合は、1つ目のバーコード
に読み取り部6を当てる動作からを繰り返し実行する。
【0035】普通宝くじ及びインスタント宝くじの照合
が全て終了したのち、操作パネル3に備えられている集
計表印字契機スイッチ3bを押下することにより、蓄積
部25の情報を、制御部18にて集計表の印字データを
作成し集計表印字装置12に印字データが送られる。印
字データを受信した事により集計表印字装置12は、プ
ラテン15を回転させながら制御部18から送られてき
た印字データ通り印字ヘッド14に一定温度の熱を加
え、ロール紙17を発色させ文字を印字する。制御部1
8より送られてきた印字データ全てが印字し終えたこと
により、カッター部16を起動しロール紙をカットし集
計表排出口4より出力される。
【0036】本実施例では、集計表印字装置12を券片
判別装置の同一筐体内に実装されたサーマルプリンタを
用い説明したが、無論、どのタイプのプリンタを使用し
た場合でも本発明は適用可能である。また、券片判別装
置と別筐体であっても適用可能であることは言うまでも
ない。
【0037】
【発明の効果】券片判別装置に、バーコード読み取り機
構を新たに設けることにより、普通宝くじとインスタン
ト宝くじの2種類の券片が、1台の判別装置で照合で
き、また、2種類の券片の照合及び判定結果が1枚の集
計表に印字出力できる事によって、オペレータの業務軽
減に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の機能ブロック図。
【図2】装置の内部構造の概略図。
【図3】装置の外観斜視図。
【図4】処理概略フローチャート。
【図5】集計表印字装置の概略図。
【図6】ディスプレイの表示例。
【図7】集計表の印字例。
【図8】普通宝くじへの当落判定結果印字例。
【図9】インスタント宝くじの券面例。
【図10】特定の演算の具体例。
【符号の説明】
1・・券片投入ホッパ、2a・・当り券スタッカ、2b
・・外れ券スタッカ、2c・・無効券スタッカ、3・・
操作パネル、3a・・券片取込み契機スイッチ、3b・
・集計表印字契機スイッチ、3c・・当落判定結果表示
ディスプレイ、4・・集計表排出口、5・・フロッピー
ディスク装置、6・・バーコード読み取り機構、6a・
・バーコードタ読み取り契機スイッチ、7・・券片分離
部、8・・券片搬送部、9・・券片読み取り部、10・
・判別結果印字部、11a・・当り切替えゲート、11
b・・外れ切替ゲート、12・・集計表印字装置、13
・・券片投入状態検出機構、14・・印字ヘッド、15
・・プラテン、16・・用紙カッター、17・・ロール
紙、18・・制御部、19・・搬送装置制御部、20・
・装置電源、21・・通信部、22・・第1の判別部、
23・・第2の判別部、24・・演算部、25・・蓄積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 康彦 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 野村 訓弘 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 Fターム(参考) 3E038 BB01 CA03 CB04 CB10 CC01 DA04 DB04 GA01 KA10 5B049 AA06 BB38 DD02 EE02 FF02 FF04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】券片の当落を判別する券片判別装置におい
    て、 番号が付された第1の券片の番号を読み取る第1の読み
    取り手段と、 バーコードが付された第2の券片のバーコードを読み取
    る第2の読み取り手段と、 前記第1の券片および第2の券片の当せん番号情報を記
    憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された当選番号情報と、前記第1の読
    み取り手段によって読み取られた前記第1の券片に付さ
    れた番号または前記第2の読み取り手段によって読み取
    られた前記第2の券片に付されたバーコードとを比較し
    て、前記第1の券片または前記第2の券片の当落を判定
    する判定手段と、 該判定手段による判定の結果が当たりである券片の枚数
    及び支払金額を券片の種類ごとに集計する集計手段と、 該集計手段による集計結果を印字する印字手段とを備え
    ることを特徴とする券片判別装置。
  2. 【請求項2】前記第2の読み取り手段は、前記第2の券
    片に複数のバーコードが付されていた場合に、該複数の
    バーコードを読み取り、 前記判定手段は、該読み取った第2の券片のバーコード
    から得られる情報をもとに該第2の券片が当たりか否か
    を判定することを特徴とする請求項1記載の券片判別装
    置。
  3. 【請求項3】前記券片判別装置はさらに、前記第1の券
    片および前記第2の券片の当落の判定結果を表示する表
    示装置を備えることを特徴とする請求項1または2のい
    ずれかの項記載の券片判別装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2849252A1 (fr) * 2002-12-19 2004-06-25 Adhipress Dispositif de loterie electronique
JP2008526464A (ja) * 2005-01-18 2008-07-24 ジーテック・ロード・アイランド・コーポレーション 柔軟なオンライン・インスタント宝くじゲーム

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