JP2001297032A - データ配信方法及びシステム及びデータ配信プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ配信方法及びシステム及びデータ配信プログラムを格納した記憶媒体

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JP2001297032A
JP2001297032A JP2000109845A JP2000109845A JP2001297032A JP 2001297032 A JP2001297032 A JP 2001297032A JP 2000109845 A JP2000109845 A JP 2000109845A JP 2000109845 A JP2000109845 A JP 2000109845A JP 2001297032 A JP2001297032 A JP 2001297032A
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Hidenori Araki
秀教 荒木
Susumu Nomura
進 野村
Maki Asano
真樹 浅野
Sakae Ando
栄 安藤
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NTT Communications Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 端末の形態によって操作を行う端末を使い分
けることにより、個々の操作を快適に行うことを可能と
する。 【解決手段】 第1の端末において、センタからデータ
一覧表を取得して表示されたデータからダウンロードす
るデータを選択して、利用者が記録媒体を挿入し、該デ
ータのデータ名と、操作状況を示す操作状況データを該
センタに送信し、センタでは、第1の端末から取得した
操作状況データに、検証用のデータを付与した検証用操
作状況データを該第1の端末に返送し、第1の端末で
は、検証用操作状況データを記録媒体に書込み、利用者
が記録媒体を、センタと同様のデータを有する第2の端
末に挿入し、処理継続の操作を行うと、該第2の端末
は、該記録媒体に書き込まれている検証用操作状況デー
タの検証を行い、該利用者に代金の支払を要求し、該利
用者から選択されたデータを記録媒体にダウンロードす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ配信方法及
びシステム及びデータ配信プログラムを格納した記録媒
体に係り、特に、記録媒体を利用してセンタから端末へ
データを配信するためのデータ配信方法及びシステム及
びデータ配信プログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】センタから家庭のパソコンに挿入された
記録媒体へネットワーク経由でデータ配信を行う場合、
利用者が都合のいいときに、パソコンを長時間占有する
ことが可能なため、データ選択の操作に時間をかけるこ
とができる。この間、センタと家庭のパソコンの通信は
少ない。一方、利用者が選択したデータをセンタからダ
ウンロードするときには、利用者は、短時間でダウンロ
ードできることを望むが、一般的にセンタと家庭の間の
データ通信速度が遅いため、データによってはダウンロ
ードに長時間を必要とする。
【0003】これと異なるデータ配信の形態として、大
量のデータが事前にセンタからダウンロードされ、蓄積
されたキオスク端末に記録媒体を挿入してデータ配信を
行う方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
キオスク端末を利用する方法は、データのダウンロード
は高速であるが、店舗内や街頭に設置されたキオスク端
末においてデータ選択の操作に長時間をかけるのは、デ
ータダウンロードをしようとする他の利用者がいると不
都合であり、また、データ配信を行うには利用者がキオ
スク端末の設置されている場所へ出掛けて行く必要があ
る。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、データ配信を行う端末、センタとの接続形態はさま
ざまなものが存在するが、データの選択、データの代金
支払、データのダウンロードの一連の操作を同一の端末
で行うより、端末の形態によって操作を行う端末を使い
分けることにより、個々の操作を快適に行うことが可能
なデータ配信方法及びシステム及びデータ配信プログラ
ムを格納した記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
記録媒体を用いてデータを配信するデータ配信方法にお
いて、複数の操作を行う処理において、それまで行って
いた操作を中断しても、操作状況を記録媒体に記録して
おき、該記録媒体を用いて同一または、異なる端末にお
いて操作を継続する。
【0007】本発明(請求項2)は、操作状況を記録媒
体に記録しておく際に、記録媒体の識別子と共に該操作
状況を記録する。
【0008】本発明(請求項3)は、端末において、デ
ータの選択、データ配信に対する代金支払、データのダ
ウンロードを含む操作に分け、各操作を順に行うことで
処理が簡潔するような利用者の記録媒体へのデータ配信
方法において、それまで行っていた操作を中断しても操
作状況を記録媒体に記録しておき、同一または、異なる
端末において、該記録媒体へのデータ配信操作を継続す
る。
【0009】本発明(請求項4)は、それまで行ってい
た操作を中断しても記録媒体の識別子に基づいて操作状
況をセンタに記録しておき、記録媒体を使用して、同一
または、異なる端末において該記録媒体へのデータ配信
操作を継続する。
【0010】本発明(請求項5)は、記録媒体を用いて
データを配信するデータ配信方法において、第1の端末
において、センタからデータ一覧表を取得して表示され
たデータからダウンロードするデータを選択して、利用
者が記録媒体を挿入し、それまでの操作を中断し、該デ
ータのデータ名と、操作状況を示す操作状況データを該
センタに送信し、センタでは、第1の端末から取得した
操作状況データに、検証用のデータを付与した検証用操
作状況データを該第1の端末に返却し、第1の端末で
は、検証用操作状況データを記録媒体に書込み、利用者
が記録媒体を、センタと同様のデータを有する第2の端
末に挿入し、処理継続の操作を行うと、該第2の端末
は、該記録媒体に書き込まれている検証用操作状況デー
タの検証を行い、正当なデータであれば、該利用者に代
金の支払を要求し、利用者が代金支払済である場合に、
該利用者から選択されたデータを記録媒体にダウンロー
ドする。
【0011】本発明(請求項6)は、記録媒体を用いて
データを配信するデータ配信方法において、第1の端末
において、利用者がセンタからデータ一覧表を取得して
表示されたデータからダウンロードするデータを選択し
て、記録媒体を挿入し、それまでの操作を中断し、該デ
ータのデータ名と、操作状況を示す操作状況データを該
センタに送信し、センタでは、第1の端末から取得した
操作状況データを保持しておき、利用者が第1の端末か
ら記録媒体を取り出して、第2の端末に該記録媒体に挿
入すると、該第2の端末は、該記録媒体の識別子をセン
タに送信し、センタは、記録媒体の識別子に基づいて該
記録媒体を検証し、該記録媒体の識別子に対応する操作
状況表を第2の端末に送信し、第2の端末は、操作状況
表に操作状態として選択完了が含まれている場合に、利
用者に代金の支払を要求し、利用者が代金支払済である
場合に、該利用者から選択されたデータを記録媒体にダ
ウンロードする。
【0012】本発明(請求項7)は、センタが有するデ
ータを利用者の記録媒体に配信するデータ配信システム
であって、センタでは、端末から操作状況データを取得
すると、検証用のデータを付与した検証用操作状況デー
タを返却する手段を有し、利用者により記録媒体が挿入
され、それまでの操作の中断の指示があると、該操作を
中断し、該利用者により選択されたダウンロードするデ
ータのデータ名と、操作状況を示す操作状況データを該
センタに送信する手段と、センタから取得した検証用操
作状況データを記録媒体に書き込む手段とを有する第1
の端末と、利用者により記録媒体が挿入され、処理継続
の操作が行われると、該記録媒体に書き込まれている検
証用操作状況データの検証を行い、正当なデータであれ
ば、該利用者に代金の支払を要求する手段と、利用者が
代金支払済である場合に、該利用者から選択されたデー
タを記録媒体にダウンロードする手段とを有する第2の
端末とを有する。
【0013】本発明(請求項8)は、センタが有するデ
ータを利用者の記録媒体に配信するデータ配信システム
であって、利用者により記録媒体が挿入され、それまで
の操作の中断の指示があると、該操作を中断し、該利用
者により選択されたダウンロードするデータのデータ名
と、操作状況を示す操作状況データを該センタに送信す
る手段を有する第1の端末と、記録媒体に書込み可能な
センタと同じデータを保持する手段と、利用者が第1の
端末から取り出した記録媒体が挿入されると、該記録媒
体の識別子をセンタに送信する手段と、センタから取得
した操作状況表の操作状態がデータ選択完了である場合
に、利用者に代金の支払を要求する手段と、利用者が代
金支払済である場合に、該利用者から選択されたデータ
を記録媒体にダウンロードする手段とを有する第2の端
末とを有し、センタは、第1の端末から取得した操作状
況データを保持しておく手段と、第1の端末から取得し
た記録媒体の識別子に基づいて該記録媒体を検証し、該
記録媒体の識別子に対応する操作状況表を第2の端末に
送信する手段とを有する。
【0014】本発明(請求項9)は、センタが有するデ
ータを利用者の記録媒体に配信するシステムにおいて、
該利用者が所有する第1の端末に搭載されるデータ配信
プログラムを格納した記録媒体であって、利用者により
記録媒体が挿入され、それまでの操作の中断の指示があ
ると、該操作を中断するプロセスと、利用者により選択
されたダウンロードするデータのデータ名と、操作状況
を示す操作状況データを該センタに送信するプロセス
と、センタから取得した検証用操作状況データを記録媒
体に書き込むプロセスとを有する。
【0015】本発明(請求項10)は、利用者により記
録媒体が挿入され、それまでの操作の中断の指示がある
と、該操作を中断するプロセスと、利用者により選択さ
れたダウンロードするデータのデータ名と、操作状況を
示す操作状況データを該センタに送信する手段プロセス
とを有する。
【0016】本発明(請求項11)は、センタが有する
データを利用者の記録媒体に配信するシステムにおい
て、センタに搭載されるデータ配信プログラムを格納し
た記録媒体であって、端末から操作状況データを取得す
ると、検証用のデータを付与した検証用操作状況データ
を返却するプロセスを有する。
【0017】本発明(請求項12)は、利用者の第1の
端末から取得した操作状況データに含まれる記録媒体の
識別子に基づいて該記録媒体を検証するプロセスと、記
録媒体の識別子に対応する操作状況表を第2の端末に送
信するプロセスとを有する。
【0018】本発明(請求項13)は、センタが有する
データを利用者の記録媒体に配信するシステムにおい
て、センタが有するデータと同じデータを有し、該記録
媒体にデータを配信する第2の端末に搭載されるデータ
配信プログラムを格納した記録媒体であって、利用者に
より第1の端末から取り出され、センタから渡された検
証用操作状況データが書き込まれた記録媒体が挿入さ
れ、処理継続の操作が行われると、該検証用操作状況デ
ータの検証を行うプロセスと、検証を行うプロセスにお
いて正当なデータであれば、該利用者に代金の支払を要
求するプロセスと、利用者が代金支払済である場合に、
該利用者から選択されたデータを記録媒体にダウンロー
ドするプロセスとを有する。
【0019】本発明(請求項14)は、利用者が第1の
端末から取り出した記録媒体が挿入されると、該記録媒
体の識別子をセンタに送信するプロセスと、センタから
取得した操作状況表の操作状態がデータ選択完了である
場合に、利用者に代金の支払を要求するプロセスと、利
用者が代金支払済である場合に、該利用者から選択され
たデータを記録媒体にダウンロードするプロセスとを有
する。
【0020】上記のように、本発明では、利用者が所有
する端末において、操作中断を行い、センタに操作状態
(操作中断)と、選択したダウンロードしたいデータ名
を通知し、センタにおいて、これを取得して、ディジタ
ル署名等の検証用のデータとして当該利用者の端末に送
信することで、当該端末では、これを記録媒体に書込
み、センタと同様のデータを保持するキオスク端末等に
挿入することにより、当該キオスク端末での検証の結
果、正当なものである場合に、選択したデータを当該記
録媒体にダウンロードすることが可能となる。
【0021】また、上記のキオスク端末での検証をセン
タ側で行い、検証が正しい場合に、センタから当該キオ
スク端末に対して通知を行うことで、当該キオスク端末
において、利用者が選択したデータを記録媒体にダウン
ロードすることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデータ配信シス
テムの構成を示す。
【0023】同図に示すデータ配信システムは、センタ
10、ネットワーク20、端末A30,端末B40、及
び記録媒体50から構成される。
【0024】センタ10は、配信するデータ11、デー
タ一覧表12及び操作状況表13を持つ。
【0025】端末A30,B40は、記録媒体読み書き
部31、41を有する。当該端末A30,B40は、例
えば、家庭に設置されたパソコン、店舗内や街頭に設置
されたキオスク端末、携帯電話付き携帯情報端末、衛星
放送または、ケーブルテレビ用のセットトップボック
ス、家庭用ゲーム機等である。端末A30,B40は、
ネットワーク20経由でセンタ10と接続される。
【0026】ネットワーク20は、例えば、電話回線に
よるダイヤルアップ接続、携帯電話のパケット通信、広
域コンピュータネットワーク、衛星回線、常時接続の専
用回線等のうち1つまたは、複数の組み合わせである。
【0027】記録媒体50は、書き換え不可能な固有の
識別子51を有するものとし、この識別子51は、他の
記録媒体の識別子と重複しないよう付与されているもの
とする。記録媒体50は、例えば、フラッシュメモリ、
ICカード、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気
ディスク、DVD−RAM等である。
【0028】次に、上記の構成における動作の概要を説
明する。
【0029】図2は、本発明の動作の概要を説明するた
めの図である。
【0030】端末A30は、センタ10とネットワーク
20を介して接続し、データ一覧表を取得して、表示す
る(ステップ1)。利用者は、表示されたデータ一覧表
からダウンロードしたいデータを選択すると共に、記録
媒体50を端末A30に挿入し、当該端末A30での処
理中断の操作を行い(ステップ2)、選択したデータ名
と共に、処理中断を意味する信号、記録媒体の識別子、
操作状況(データ選択完了)をセンタ10に送信する
(ステップ3)。
【0031】これにより、センタ10は、操作状況デー
タを作成し、当該データにディジタル署名を行い、端末
A30に送信する(ステップ4)。端末A30では、当
該操作状況データを記録媒体50に書込み、利用者は、
当該記録媒体50を当該端末A30より取り出して、セ
ンタ10と同様のデータを保持する端末B40(キオス
ク端末)が設置さている場所に行く(ステップ5)。
【0032】利用者が、当該記録媒体50を端末B40
に挿入すると、端末B40は、当該記録媒体50に書き
込まれている操作状況データを検証し(ステップ6)、
さらに、利用者がデータのダウンロードに対する支払を
済ませているかを確認する(ステップ7)。これらの検
証がなされると、端末B40は、当該記録媒体50にデ
ータをダウンロードする(ステップ8)。
【0033】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
【0034】[第1の実施例]本実施例では、前述の端
末A30をパソコン、端末B40をキオクス端末、記録
媒体50をフラッシュメモリとして説明する。本実施例
では、端末B40は、センタ10が蓄積しているのと同
様なデータ及びデータ一覧表を事前にセンタ10から取
得し、蓄積しているものとして説明するが、センタ10
と端末B40が高速回線等で接続されている場合、利用
者によって選択されたデータを記録媒体50へダウンロ
ードする直前に端末B40がセンタ10からデータを取
得する形態も可能である。
【0035】図3は、本発明の第1の実施例の記録媒体
に格納されるデータの構成を示す。記録媒体50は、同
図に示すような操作状況データ52を有する。操作状況
データは、記録媒体識別子、操作状況、データ名、ディ
ジタル署名から構成される。ディジタル署名は、センタ
10において、記録媒体の識別子、操作状況、データ名
に対して作成される。
【0036】図4は、本発明の第1の実施例の端末A
(パソコン)とセンタ間の処理を説明するためのシーケ
ンスチャートであり、図5は、本発明の第1の実施例の
端末B(キオスク端末)の処理を説明するためのシーケ
ンスチャートである。
【0037】利用者は、まず、端末A30を用いてネッ
トワーク10経由でセンタ10に接続し、データ一覧表
を取得し、表示する(ステップ101)。利用者は、デ
ータ一覧表からダウンロードしたいデータを選択する
(ステップ102)。利用者は、記録媒体(フラッシュ
メモリ)を端末A30の記録媒体読み書き部31に挿入
し、端末A30において、処理中断の操作を行うと(ス
テップ103)、端末A30は、センタ10へ、処理中
断を意味する信号、記録媒体の識別子、操作状況として
データ選択が完了したこと、選択されたデータ名を送信
する(ステップ104)。
【0038】センタ10は、図3に示す構成の操作状況
データを作成する。識別子の領域には、記録媒体の識別
子、操作状況の領域には、「データ選択完了」を意味す
るデータ、データ名の領域には、利用者によって選択さ
れたデータ名が記録され、これらのデータに対してセン
タ10のディジタル署名が作成され、付加される。ディ
ジタル署名の作成は、既存の方法を用いる。ディジタル
署名により、操作状況データへの改竄があれば検出でき
る。センタ10は、操作状況データを端末A30へ送信
する(ステップ105)。
【0039】端末A30は、センタ10から受信した操
作状況データを記録媒体50へ書き込む(ステップ10
6)。データ選択の操作を複数回繰り返すことにより、
利用者は、複数の操作状況データを同一の記録媒体50
に書き込むことも可能である。利用者は、端末A30の
記録媒体読み書き部31から記録媒体を取り出し、端末
B(キオスク端末)40が設置された店舗等へ行く(ス
テップ107)。
【0040】利用者は、端末B40の記録媒体読み書き
部41へ記録媒体50を挿入し、処理継続の操作を行う
(ステップ108)。端末B40は、記録媒体50から
操作状況データ及び、識別子を読み出す(ステップ10
9)。さらに、操作状況データのディジタル署名を検証
し、改竄やデータの欠落がない(ステップ110,Ye
s)、及び、操作状況データの「記録媒体の識別子」の
領域の内容と記録媒体50から読み出した識別子の一致
を確認する(ステップ111)。なお、ディジタル署名
の検証は既存の方法を用いるものとする。もし、改竄や
データの欠落が検出された場合、または、操作状況デー
タの「記録媒体の識別子」の領域の内容と記録媒体50
から読み出した識別子が不一致であった場合は処理を中
断する(ステップ112)。
【0041】操作状況データの操作状況が「データ選択
完了」を意味するデータであった場合(ステップ11
3、Yes)、端末B40は、利用者にデータの代金支
払を要求する(ステップ114)。利用者が現金、クレ
ジットカード等、既存の支払方法で処理を完了すると
(ステップ115)、端末B40は、利用者によって選
択されたデータを記録媒体50にダウンロードする(ス
テップ117)。
【0042】操作状況データの操作状況が「代金支払完
了」を意味するデータであった場合(ステップ116、
Yes)、端末B40は、利用者に代金支払を要求せず
に、利用者によって選択されたデータを記録媒体50に
ダウンロードする(ステップ117)。操作状況データ
の操作状況が「データ選択完了」、「代金支払完了」の
いずれでもない場合(ステップ113、No,ステップ
116、No)、処理を中断する(ステップ112)。
【0043】記録媒体50へのデータのダウンロード完
了後、端末B40は、記録媒体の操作状況データを消去
する(ステップ118)。利用者は端末B40の記録媒
体読み書き部41から記録媒体50を取り出し、持ち帰
る(ステップ119)。
【0044】[第2の実施例]本実施例では、端末A3
0を携帯電話付き携帯情報端末、端末B40をキオスク
端末、記録媒体50をフラッシュメモリとして説明す
る。端末A30は、例えば、既存の方法である、携帯電
話事業者によるデータ料金の通話料合算支払、電子現金
による支払、ネットワーク経由でのクレジットカード支
払等のデータの代金支払の機能を装備しているものとす
る。
【0045】本実施例では、端末B40は、センタ10
が蓄積しているのと同様なデータ及びデータ一覧表を、
事前にセンタ10から取得し、蓄積しているものとして
説明するが、センタ10と端末B40が高速回線等で接
続されている場合、利用者によって選択されたデータを
記録媒体50へダウンロードする直前に端末B40がセ
ンタ10からデータを取得する形態も可能である。
【0046】図6は、本発明の第2の実施例の端末Aと
センタ間の処理を説明するためのシーケンスチャートで
ある。端末B40に関する処理は、前述の第1の実施例
における端末B40の処理と同じである。
【0047】利用者は、まず、端末A30を用いて、ネ
ットワーク20経由でセンタ10に接続し、データ一覧
表を取得し、表示する(ステップ201)。利用者はデ
ータ一覧表からダウンロードしたいデータを選択する
(ステップ202)。続いて、利用者は、端末A30が
装備している支払機能により、データの代金支払いを行
う(ステップ203)。利用者は記録媒体50を端末A
30の記録媒体読み書き部31に挿入し、端末A30に
おいて、処理中断の操作を行うと(ステップ204)。
端末A30は、センタ10へ処理中断を意味する信号、
記録媒体50の識別子、操作状況として、「代金支払完
了」を意味するデータ、選択されたデータ名を送信する
(ステップ205)。
【0048】センタ10は、前述の図3に示す構成で操
作状況を記録するデータを作成する。識別子の領域には
記録媒体の識別子、操作状況の領域には「代金支払完
了」を意味するデータ、データ名の領域には利用者によ
って選択されたデータ名が記録され、これらのデータに
対してセンタ10のディジタル署名が作成され、付加さ
れる。ディジタル署名の作成は既存の方法を用いる。デ
ィジタル署名により、操作状況データへの改竄があれば
検出できる。センタ10は操作状況データを端末A30
に送信する(ステップ206)。
【0049】端末A30は、受信した操作状況データを
記録媒体50に書き込む(ステップ207)。データ選
択、及び、代金支払の操作を複数回繰り返すことによ
り、利用者は複数の操作状況データを同一の記録媒体5
0に書き込むことも可能である。
【0050】利用者は、端末A30の記録媒体読み書き
部31から記録媒体50を取り出し(ステップ20
8)、端末B40が設置された店舗等へ行く。
【0051】以下の処理は、前述の第1の実施例と同様
の処理であるので、同一のステップ番号を用いて説明す
る。
【0052】端末B40の記録媒体読み書き部41へ記
録媒体50挿入し、処理継続の操作を行う(ステップ1
18)。端末B40は、記録媒体50から操作状況デー
タ及び、識別子を読み出す(ステップ109)。さら
に、操作状況データのディジタル署名を検証し、改竄や
データの欠落がない(ステップ110,Yes)、及
び、操作状況データの「記録媒体の識別子」の領域の内
容と記録媒体50から読み出した識別子の一致を確認す
る(ステップ111)。なお、ディジタル署名の検証は
既存の方法を用いるものとする。もし、改竄やデータの
欠落が検出された場合、または、操作状況データの「記
録媒体の識別子」の領域の内容と記録媒体50から読み
出した識別子が不一致であった場合は処理を中断する
(ステップ112)。
【0053】操作状況データの操作状況が「データ選択
完了」を意味するデータであった場合(ステップ11
3、Yes)、端末B40は、利用者にデータの代金支
払を要求する(ステップ114)。利用者が現金、クレ
ジットカード等、既存の支払方法で処理を完了すると
(ステップ115)、端末B40は、利用者によって選
択されたデータを記録媒体50にダウンロードする(ス
テップ117)。
【0054】操作状況データの操作状況が「代金支払完
了」を意味するデータであった場合(ステップ116、
Yes)、端末B40は、利用者に代金支払を要求せず
に、利用者によって選択されたデータを記録媒体50に
ダウンロードする(ステップ117)。操作状況データ
の操作状況が「データ選択完了」、「代金支払完了」の
いずれでもない場合(ステップ113、No,ステップ
116、No)、処理を中断する(ステップ112)。
【0055】記録媒体50へのデータのダウンロード完
了後、端末B40は、記録媒体の操作状況データを消去
する(ステップ118)。利用者は端末B40の記録媒
体書込み部41から記録媒体50を取り出し、持ち帰る
(ステップ119)。
【0056】[第3の実施例]本実施例は、前述の第1
の実施例と比較すると、操作状況データを記録媒体50
に書き込まずに、同様な情報をセンタ10に保持する点
で異なる。本実施例により、1つの記録媒体をもとに、
これと同一の識別子を持つ記録媒体を偽造することが可
能であったとしても、不正にデータのダウンロードを行
われることはない。例えば、端末A30をパソコン、端
末B40をキオスク端末、記録媒体50をフラッシュメ
モリと想定する。
【0057】なお、本実施例では、端末B40は、セン
タ10が蓄積しているのと同様なデータ及びデータ一覧
表を、事前にセンタ10から取得し、蓄積しているもの
としているが、センタ10と端末B40が高速回線等で
接続されている場合、利用者によって選択されたデータ
を記録媒体50へダウンロードする直前に端末B40が
センタ10からデータを取得する形態も可能である。
【0058】図7は、本発明の第3の実施例の端末Aと
センタ間の処理を説明するためのシーケンスチャートで
あり、図8は、本発明の第3の実施例の端末Bとセンタ
間の処理を説明するためのシーケンスチャートである。
【0059】利用者は、まず、端末A30を用いてネッ
トワーク20経由でセンタ10に接続し、データ一覧表
を取得し、表示する(ステップ301)。利用者は、デ
ータ一覧表からダウンロードしたいデータを選択する
(ステップ302)。利用者は記録媒体50(フラッシ
ュメモリ)を端末A30の記録媒体読み書き部31に挿
入し、端末A30のにおいて処理中断の操作を行うと
(ステップ303)、端末A30は、センタ10へ、処
理中断を意味する信号、記録媒体の識別子、操作状況と
して、「データ選択完了」を意味するデータ、選択され
たデータ名を送信する(ステップ304)。
【0060】センタ10は、図9に示す構成で、操作状
況表に受信したデータを登録する(ステップ305)。
操作状況表13には複数の記録媒体に関する操作状況の
データが登録される。識別子の領域には記録媒体の識別
子、操作状況の領域には「データ選択完了」を意味する
データ、データ名の領域には利用者によって選択された
データ名が記録される。
【0061】センタ10に記録されたデータは、例え
ば、センタ10の処理以外によるデータアクセスについ
てはパスワードを設ける等により、端末等からの不正ア
クセスを防止することができるので、ディジタル署名は
作成、付加しない。データ選択の操作を複数回繰り返す
ことにより、利用者は同一の記録媒体を用いてセンタ1
0の操作状況表に複数の登録を行うことも可能である。
【0062】利用者は、端末A30の記録媒体読み書き
部31から記録媒体50を取り出し(ステップ30
6)、端末B40(キオスク端末)が設置された店舗等
に行く。端末B40の記録媒体読み書き部41へ記録媒
体50を挿入し、処理継続の操作を行う(ステップ30
7)。端末B40は、記録媒体50から識別子を読出
し、センタ10へ送信する(ステップ308)。
【0063】センタ10は、受信した記録媒体の識別子
に対応する操作状況表13の内容を端末B40へ送信す
る。操作状況が「データの選択完了」を意味するデータ
であった場合(ステップ311,Yes)、端末B40
は、利用者にデータの代金支払を要求する(ステップ3
12)。利用者が現金、クレジットカード等、既存の方
法で支払処理を完了すると(ステップ313)、端末B
40は、利用者によって選択されたデータを記録媒体5
0にダウンロードする(ステップ316)。
【0064】操作状況データの操作状況が、「代金支払
完了」を意味するデータであった場合(ステップ31
4、Yes)、端末B40は、利用者にデータの代金支
払を要求せずに、利用者によって選択されたデータを記
録媒体50にダウンロードする(ステップ316)。
【0065】操作状況データの操作状況が「データ選択
完了」、「代金支払完了」のいずれでもない場合(ステ
ップ311、No,ステップ314、No)、処理を中
断する(ステップ315)。
【0066】記録媒体50へのデータのダウンロード完
了後、端末B40は、センタ10へダウンロード完了を
意味する信号、及び、記録媒体の識別子を通知し(ステ
ップ317)、センタ10は、受信した記録媒体の識別
子に対応する操作状況表13のデータを消去する(ステ
ップ310)。
【0067】利用者は端末B40の記録媒体読み書き部
41から記録媒体50を取り出し、持ち帰る(ステップ
318)。
【0068】上記の実施例は、端末A30及び端末B4
0として、代金支払機能等、装備する機能に応じて、家
庭に設置されたパソコン、店舗内や街頭に設置されたキ
オスク端末、携帯電話付き携帯情報端末、衛星放送また
は、ケーブルテレビ用のセットトップボックス、家庭用
ゲーム機等が適用可能であり、同一の端末で記録媒体を
利用した処理中断と処理継続を行うことも可能である。
端末A30及び端末B40とセンタ10とを接続するネ
ットワークとしては、電話回線によるダイヤルアップ接
続、携帯電話のパケット通信、広域コンピュータネット
ワーク、衛星回線、常時接続の専用回線のうちの1つ、
または、複数の組み合わせが適用可能であり、記録媒体
50としては、フラッシュメモリ、ICカード、フロッ
ピーディスク、光磁気ディスク、DVD−RAM等が適
用可能である。
【0069】また、上記の実施例における端末A30及
び端末B40、及びセンタ10の動作をそれぞれプログ
ラムとして構築し、それぞれのメモリや、ディスク装置
や、フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒
体に格納しておき、本発明を実施する際にインストール
することにより、容易に本発明を実施することが可能で
ある。
【0070】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応
用が可能である。
【0071】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、記録媒
体へのデータ配信について、データ配信を構成する個々
の処理を利用者が最適な端末を選択して実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ配信システムの構成図である。
【図2】本発明の動作の概要を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例の記録媒体に格納される
操作状況データの構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例の端末Aとセンタ間の処
理を説明するためのシーケンスチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例の端末Bの処理を説明す
るためのシーケンスチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例の端末Aとセンタ間の処
理を説明するためのシーケンスチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例の端末Aとセンタ間の処
理を説明するためのシーケンスチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例の端末Bとセンタ間の処
理を説明するためのシーケンスチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例の操作状況表の構成図で
ある。
【符号の説明】
10 センタ 11 データ 12 データ一覧表 13 操作状況表 20 コンピュータネットワーク 30 端末A 31 記録媒体読み書き部 40 端末B 41 記録媒体読み書き部 50 記録媒体 51 識別子 52 操作状況データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 進 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 浅野 真樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 安藤 栄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 5B075 PP13 PQ02 PQ05 PQ46 PR03 5B082 HA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を用いてデータを配信するデー
    タ配信方法において、 複数の操作を行う処理において、それまで行っていた操
    作を中断しても、操作状況を記録媒体に記録しておき、
    該記録媒体を用いて同一または、異なる端末において操
    作を継続することを特徴とするデータ配信方法。
  2. 【請求項2】 前記操作状況を前記記録媒体に記録して
    おく際に、 前記記録媒体の識別子と共に該操作状況を記録する請求
    項1記載のデータ配信方法。
  3. 【請求項3】 端末において、データの選択、データ配
    信に対する代金支払、データのダウンロードを含む操作
    に分け、各操作を順に行うことで処理が簡潔するような
    利用者の記録媒体へのデータ配信方法において、 それまで行っていた操作を中断しても操作状況を記録媒
    体に記録しておき、同一または、異なる端末において、
    該記録媒体へのデータ配信操作を継続することを特徴と
    するデータ配信方法。
  4. 【請求項4】 それまで行っていた操作を中断しても前
    記記録媒体の識別子に基づいて操作状況をセンタに記録
    しておき、 前記記録媒体を使用して、同一または、異なる端末にお
    いて該記録媒体へのデータ配信操作を継続する請求項3
    記載のデータ配信方法。
  5. 【請求項5】 記録媒体を用いてデータを配信するデー
    タ配信方法において、 第1の端末において、センタからデータ一覧表を取得し
    て表示されたデータからダウンロードするデータを選択
    して、利用者が記録媒体を挿入し、それまでの操作を中
    断し、該データのデータ名と、操作状況を示す操作状況
    データを該センタに送信し、 前記センタでは、前記第1の端末から取得した前記操作
    状況データに、検証用のデータを付与した検証用操作状
    況データを該第1の端末に返却し、 前記第1の端末では、前記検証用操作状況データを記録
    媒体に書込み、 前記利用者が前記記録媒体を、前記センタと同様のデー
    タを有する第2の端末に挿入し、処理継続の操作を行う
    と、該第2の端末は、該記録媒体に書き込まれている前
    記検証用操作状況データの検証を行い、正当なデータで
    あれば、該利用者に代金の支払を要求し、 前記利用者が代金支払済である場合に、該利用者から選
    択されたデータを前記記録媒体にダウンロードすること
    を特徴とするデータ配信方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体を用いてデータを配信するデー
    タ配信方法において、 第1の端末において、センタからデータ一覧表を取得し
    て表示されたデータから該記録媒体にダウンロードする
    データを選択して、利用者が記録媒体を挿入し、それま
    での操作を中断し、該データのデータ名と、操作状況を
    示す操作状況データを該センタに送信し、 前記センタでは、前記第1の端末から取得した前記操作
    状況データを保持しておき、 前記利用者が前記第1の端末から前記記録媒体を取り出
    して、前記センタと同じデータを有する第2の端末に該
    記録媒体に挿入すると、該第2の端末は、該記録媒体の
    識別子を前記センタに送信し、 前記センタは、前記記録媒体の識別子に基づいて該記録
    媒体を検証し、該記録媒体の識別子に対応する操作状況
    表を前記第2の端末に送信し、 前記第2の端末は、前記操作状況表に操作状態として選
    択完了が含まれている場合に、前記利用者に代金の支払
    を要求し、 前記利用者が代金支払済である場合に、該利用者から選
    択されたデータを前記記録媒体にダウンロードすること
    を特徴とするデータ配信方法。
  7. 【請求項7】 センタが有するデータを利用者の記録媒
    体に配信するデータ配信システムであって、 前記センタでは、端末から操作状況データを取得する
    と、検証用のデータを付与した検証用操作状況データを
    返却する手段を有し、 利用者により記録媒体が挿入され、それまでの操作の中
    断の指示があると、該操作を中断し、該利用者により選
    択されたダウンロードするデータのデータ名と、操作状
    況を示す操作状況データを該センタに送信する手段と、 前記センタから取得した検証用操作状況データを前記記
    録媒体に書き込む手段とを有する第1の端末と、 前記記録媒体に書込み可能な前記センタと同様のデータ
    を保持する手段と、 前記利用者により前記記録媒体が挿入され、処理継続の
    操作が行われると、該記録媒体に書き込まれている前記
    検証用操作状況データの検証を行い、正当なデータであ
    れば、該利用者に代金の支払を要求する手段と、 前記利用者が代金支払済である場合に、該利用者から選
    択されたデータを前記記録媒体にダウンロードする手段
    とを有する第2の端末とを有することを特徴とするデー
    タ配信システム。
  8. 【請求項8】 センタが有するデータを利用者の記録媒
    体に配信するデータ配信システムであって、 利用者により記録媒体が挿入され、それまでの操作の中
    断の指示があると、該操作を中断し、該利用者により選
    択されたダウンロードするデータのデータ名と、操作状
    況を示す操作状況データを該センタに送信する手段を有
    する第1の端末と、 前記記録媒体に書込み可能なセンタと同じデータを保持
    する手段と、 前記利用者が前記第1の端末から取り出した前記記録媒
    体が挿入されると、該記録媒体の識別子を前記センタに
    送信する手段と、 前記センタから取得した操作状況表の操作状態がデータ
    選択完了である場合に、前記利用者に代金の支払を要求
    する手段と、 前記利用者が代金支払済である場合に、該利用者から選
    択されたデータを前記記録媒体にダウンロードする手段
    とを有する第2の端末とを有し、 前記センタは、 前記第1の端末から取得した前記操作状況データを保持
    しておく手段と、 前記第1の端末から取得した前記記録媒体の識別子に基
    づいて該記録媒体を検証し、該記録媒体の識別子に対応
    する操作状況表を前記第2の端末に送信する手段とを有
    することを特徴とするデータ配信システム。
  9. 【請求項9】 センタが有するデータを利用者の記録媒
    体に配信するシステムにおいて、該利用者が所有する第
    1の端末に搭載されるデータ配信プログラムを格納した
    記録媒体であって、 利用者により記録媒体が挿入され、それまでの操作の中
    断の指示があると、該操作を中断するプロセスと、 前記利用者により選択されたダウンロードするデータの
    データ名と、操作状況を示す操作状況データを該センタ
    に送信するプロセスと、 前記センタから取得した検証用操作状況データを前記記
    録媒体に書き込むプロセスとを有することを特徴とする
    データ配信プログラムを格納した記録媒体。
  10. 【請求項10】 利用者により記録媒体が挿入され、そ
    れまでの操作の中断の指示があると、該操作を中断する
    プロセスと、 前記利用者により選択されたダウンロードするデータの
    データ名と、操作状況を示す操作状況データを該センタ
    に送信するプロセスとを有する請求項9記載のデータ配
    信プログラムを格納した記録媒体。
  11. 【請求項11】 センタが有するデータを利用者の記録
    媒体に配信するシステムにおいて、センタに搭載される
    データ配信プログラムを格納した記録媒体であって、 端末から操作状況データを取得すると、検証用のデータ
    を付与した検証用操作状況データを返却するプロセスを
    有することを特徴とするデータ配信プログラムを格納し
    た記録媒体。
  12. 【請求項12】 利用者の第1の端末から取得した前記
    操作状況データに含まれる記録媒体の識別子に基づいて
    該記録媒体を検証するプロセスと、 前記記録媒体の識別子に対応する操作状況表を前記第2
    の端末に送信するプロセスとを有することを特徴とする
    データ配信プログラムを格納した記録媒体。
  13. 【請求項13】 センタが有するデータを利用者の記録
    媒体に配信するシステムにおいて、該記録媒体に書込み
    可能なセンタが有するデータと同じデータを有し、該記
    録媒体にデータを配信する第2の端末に搭載されるデー
    タ配信プログラムを格納した記録媒体であって、 前記利用者により第1の端末から取り出され、前記セン
    タから渡された検証用操作状況データが書き込まれた記
    録媒体が挿入され、処理継続の操作が行われると、該検
    証用操作状況データの検証を行うプロセスと、 前記検証を行うプロセスにおいて正当なデータであれ
    ば、該利用者に代金の支払を要求するプロセスと、 前記利用者が代金支払済である場合に、該利用者から選
    択されたデータを前記記録媒体にダウンロードするプロ
    セスとを有することを特徴とするデータ配信プログラム
    を格納した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記利用者が前記第1の端末から取り
    出した前記記録媒体が挿入されると、該記録媒体の識別
    子を前記センタに送信するプロセスと、 前記センタから取得した操作状況表の操作状態がデータ
    選択完了である場合に、前記利用者に代金の支払を要求
    するプロセスと、 前記利用者が代金支払済である場合に、該利用者から選
    択されたデータを前記記録媒体にダウンロードするプロ
    セスとを有する請求項13記載のデータ配信プログラム
    を格納した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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