JP2001297016A - 命令実行システム - Google Patents

命令実行システム

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JP2001297016A
JP2001297016A JP2000111063A JP2000111063A JP2001297016A JP 2001297016 A JP2001297016 A JP 2001297016A JP 2000111063 A JP2000111063 A JP 2000111063A JP 2000111063 A JP2000111063 A JP 2000111063A JP 2001297016 A JP2001297016 A JP 2001297016A
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JP2000111063A
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Tomoya Arai
智也 新井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークで障害が発生したかどうかを判
断する際の判断レベルを向上させ、瞬断などによりネッ
トワーク上で障害が発生したとみなされないような命令
実行システムを提供する。 【解決手段】 クライアント装置から送信された命令を
受信する手段と、受信した前記命令を実行する手段と、
前記命令を受信した旨又は該命令を実行した旨を前記ク
ライアント装置へ返信する手段とを有するサーバ装置を
備えた命令実行システムにおいて、前記クライアント装
置は、前記命令の送信回数に対する前記サーバ装置から
該クライアント装置への前記返信回数の割合を算出する
算出手段を備え、前記算出手段によって算出された割合
に基づいて、前記サーバ装置又は該サーバ装置と接続さ
れるネットワークで障害が発生したと判断することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント装置
から送信された命令を受信する手段と、受信した前記命
令を実行する手段と、前記命令を実行した旨を前記クラ
イアント装置へ返信する手段とを有するサーバ装置を備
えた命令実行システム及びそれに用いるクライアント装
置並びにサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークを介してクライアン
ト装置とサーバ装置とが接続されており、クライアント
装置が送信する命令を、サーバ装置が受信し、サーバ装
置においてその命令を実行するような命令実行システム
がある。このようなシステムでは、ネットワークにおい
て障害が発生すると、クライアント装置とサーバ装置と
で相互にデータの送受信ができなくなることが多い。
【0003】データの送受信ができなくなると、そのと
きにネットワーク上に存在するデータは、ネットワーク
上で紛失するため、このような事態を回避するために、
たとえばクライアント装置で、サーバ装置からのデータ
が所定時間内に返信されない場合には、ネットワークで
障害が発生したとみなして、たとえば命令の再信を中止
するとともに、命令実行システムの管理者へネットワー
クにおいて障害が発生した旨を報知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、たとえば命令
実行システム内で、バースト的なトラヒックや、ネット
ワークの瞬断があると、それらによってデータが紛失す
る場合がある。データが紛失すると、サーバ装置からの
データがクライアント装置に返信されない。そのため、
クライアント装置では、ネットワークで障害が発生した
とみなして、新しい命令をサーバ装置へ送信することを
中止等する。
【0005】しかしながら、この場合には、実際にはデ
ータの送受信が可能であるため、サーバ装置からのデー
タが所定時間内に返信されない場合に、一律にクライア
ント装置とサーバ装置との間で、データの送受信を行え
ないようにすることは、無駄なトラヒックが発生し、こ
れによりネットワークに負荷がかかるので好ましくな
い。
【0006】また、ネットワークに負荷がかかると、こ
の負荷により、ネットワークに障害が発生する場合も想
定でき、すなわち、実際にネットワーク上で障害が発生
していないのに、障害が発生しているとみなされて行わ
れた処理によって、実際にネットワーク上で障害が発生
するという事態が生じる場合もある。
【0007】そこで、本発明は、ネットワークで障害が
発生したかどうかを判断する際の判断レベルを向上さ
せ、瞬断などによりネットワーク上で障害が発生したと
みなされないような命令実行システムを提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、クライアント装置から送信された命令を
受信する手段と、受信した前記命令を実行する手段と、
前記命令を受信した旨又は該命令を実行した旨を前記ク
ライアント装置へ返信する手段とを有するサーバ装置を
備えた命令実行システムにおいて、前記クライアント装
置は、前記命令の送信回数に対する前記サーバ装置から
の前記返信回数の割合を算出する算出手段を備え、前記
算出手段によって算出された割合に基づいて、前記サー
バ装置又は該サーバ装置と接続されるネットワークで障
害が発生したと判断することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、クライアント装置から送
信された命令を受信する手段と、受信した前記命令を実
行する手段と、前記命令を受信した旨又は該命令を実行
した旨を前記クライアント装置へ返信する手段とを有す
るサーバ装置を備えた命令実行システムにおいて、前記
クライアント装置は、前記命令の送信に対する前記返信
が受信されないときに前記サーバ装置に再度命令を送信
する送信手段を備え、再度前記送信手段により送信され
た前記命令に対応する返信が受信されないときには、前
記サーバ装置又は該サーバ装置と接続されるネットワー
クで障害が発生したと判断することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、クライアント装置から
送信された命令を受信する手段と、受信した前記命令を
実行する手段と、前記命令を受信した旨又は該命令を実
行した旨を前記クライアント装置へ返信する手段とを有
するサーバ装置を備えた命令実行システムに用いるクラ
イアント装置において、前記命令の送信回数に対する前
記サーバ装置からの前記返信回数の割合を算出する算出
手段を備え、前記算出手段によって算出された割合に基
づいて、前記サーバ装置又は該サーバ装置と接続される
ネットワークで障害が発生したと判断することを特徴と
する。
【0011】さらにまた、本発明は、クライアント装置
から送信された命令を受信する手段と、受信した前記命
令を実行する手段と、前記命令を受信した旨又は該命令
を実行した旨を前記クライアント装置へ返信する手段と
を有するサーバ装置を備えた命令実行システムに用いる
クライアント装置において、前記クライアント装置は、
前記命令の送信に対する前記返信が受信されないときに
前記サーバ装置に再度命令を送信する送信手段を備え、
再度前記送信手段により送信された前記命令に対応する
返信が受信されないときには、前記サーバ装置又は該サ
ーバ装置と接続されるネットワークで障害が発生したと
判断することを特徴とする。
【0012】また、送信した命令の送信回数に対するサ
ーバ装置からの返信回数の割合を算出する算出手段を備
え、前記算出手段によって算出された前記割合に基づい
てサーバ装置又は該サーバ装置と接続されるネットワー
クで障害が発生したと判断するクライアント装置を備え
た命令実行システムに用いるサーバ装置であって、前記
クライアント装置から送信された前記命令を受信する手
段と、受信した前記命令を実行する手段と、前記命令を
実行した旨を前記クライアント装置へ返信する手段とを
備えることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明は、送信した命令の送信に
対する返信が受信されないときにサーバ装置に再度命令
を送信する送信手段を備え、再度前記送信手段により送
信された前記命令に対応する返信が受信されないときに
は、前記サーバ装置又は該サーバ装置と接続されるネッ
トワークで障害が発生したと判断するクライアント装置
を備えた命令実行システムに用いるサーバ装置であっ
て、前記クライアント装置から送信された前記命令を受
信する手段と、受信した前記命令を実行する手段と、前
記命令を実行した旨を前記クライアント装置へ返信する
手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の実施形態の命令実行シス
テムの構成図である。図1に示すように、本実施形態の
命令実行システムは、ISDN回線などのネットワーク
3を介してクライアント装置1とサーバ装置2とが接続
されている。
【0016】クライアント装置1は、クライアント装置
1本体の動作を制御する制御手段12と、制御手段12
の指示に基づいてサーバ装置2でデータ処理させるため
の要求信号を生成する処理手段11と、ネットワーク3
を介してサーバ装置2との間で要求信号及び応答信号の
送受信を行う通信モジュール13と、タイマ及びエラー
カウンタを内蔵し所定時間毎にサーバ装置から返信され
る応答信号の受信の有無に基づいてネットワーク3にお
ける障害の発生の有無を判別する障害判別モジュール1
4と、ネットワーク3における障害の発生を判別したと
きに障害処理を行う障害処理モジュール15とを備えて
いる。
【0017】また、サーバ装置2は、ネットワーク3を
介してクライアント装置1から送信される要求信号を受
信し応答信号を返信する通信モジュール21と、受信し
た要求信号に応じて処理を行う処理手段22とを備えて
いる。
【0018】なお、図1では、ネットワーク3に1台の
クライアント装置1と1台のサーバ装置2とが接続され
ている様子を図示しているが、実際には複数のクライア
ント装置と複数のサーバ装置とが接続されている。
【0019】図2は、障害判別モジュール14の障害判
別の手法を示すフローチャートである。図2に示すよう
に、障害判別モジュール14は、まず、内蔵しているエ
ラーカウンタを参照して(ステップS1)、ネットワー
ク3における障害発生率(エラー率)を抽出する。そし
て、抽出した障害発生率と所定のしきい値Mとの大小を
比較する(ステップS2)。
【0020】ここで、エラーカウンタとは、サーバ装置
2からの応答信号をクライアント装置1側で一定期間内
に受信できないときにカウントされるものであり、応答
信号又はサーバ装置2側で要求信号を受信した旨の返信
の有無を取得するためのものである。また、所定のしき
い値Mは、たとえば70%としており、抽出した障害発
生率がしきい値M未満である場合にはステップS3へ移
行する。一方、算出した障害発生率がしきい値M以上で
ある場合にはステップS6へ移行する。
【0021】ステップS6では、エラーカウンタのカウ
ントのクリアを行い(カウント=0)、図2に示す処理
を終了する。一方、ステップS3では、エラーカウンタ
のカウントを更新して、ステップS4へ移行する。ステ
ップS4では、エラーカウンタのカウントと所定のしき
い値Nとの大小を比較する。ここで、所定のしきい値N
は、たとえば2としており、エラーカウンタのカウント
がしきい値N未満の場合には、図2に示す処理を終了す
る。
【0022】一方、エラーカウンタのカウントがしきい
値N以上の場合には、ステップS5へ移行し、エラーカ
ウンタのカウントをクリアし、さらに、障害処理モジュ
ール15に障害処理を実行させ、図2に示す処理を終了
する。
【0023】ここで、障害処理とは、たとえば、ネット
ワーク3で障害が発生した旨を命令実行システムの管理
者へ報知し、且つ命令実行システムの管理者等によりネ
ットワーク3が復旧されるまで、サーバ装置2へ要求信
号を送信しないようにしたり又は要求信号を図示しない
他のサーバ装置へ送信するようにすることをいう。
【0024】なお、障害判別モジュール14における障
害判別は、周期T毎に行うようにしており、この周期
は、後述する応答待ちタイムアウトを判定するときの基
準となるタイムのたとえば5倍の長さとしている。
【0025】図3は、図1に示す命令実行システムの動
作を示すシーケンスである。図3を用いて、図1に示す
命令実行システムの動作について説明する。まず、クラ
イアント装置1は、制御手段12により処理手段11を
動作させて、サーバ装置2で、データ処理させるための
要求信号を生成させる。この要求信号は、通信モジュー
ル13に出力される。通信モジュール13は、入力した
要求信号を、ネットワーク3を介してサーバ装置2へ送
信する(a)。
【0026】サーバ装置2は、この要求信号を通信モジ
ュール21によって受信すると、処理手段22へ出力す
る。処理手段22は、要求信号を入力すると、サーバ装
置2側で要求信号を受信した旨をクライアント装置1に
返信する。さらに、処理手段22は、受信した要求信号
に基づいて処理を実行し、この実行が終了したら、通信
モジュール21によって、ネットワーク3を介して、ク
ライアント装置1へ実行を終了した旨の応答信号を送信
する(b)。
【0027】クライアント装置1では、通信モジュール
13によって応答信号を受信すると、制御手段12及び
障害判別モジュール14に、ネットワーク3が正常な状
態である旨を通知する(c)。
【0028】制御手段12は、この通知を入力すると、
(a)と同様に、処理手段11を動作させて、新たな要
求信号を生成させる。この要求信号は、通信モジュール
13によりサーバ装置2へ送信される(d)。サーバ装
置2側では、この要求信号を受信した旨をクライアント
装置1に返信し、さらに、受信した要求信号に基づいて
処理を実行し、実行が終了した旨の応答信号を送信する
(e)。
【0029】クライアント装置1では、通信モジュール
13によって応答信号を受信すると、制御手段12及び
障害判別モジュール14に、ネットワーク3が正常な状
態である旨を通知する(f)。
【0030】そして、障害判別モジュール14によっ
て、図2に示したような障害判別が行われ、ネットワー
ク3における障害発生の有無が判別される。ここでは、
(c),(f)において、障害判別モジュール14に正
常通知がされているため、エラー率が0%となり、ステ
ップS1,S2,S6というルートの後に、図2に示す
障害判別が終了する。こうして、ネットワーク3におい
て障害が発生していないと判別される。
【0031】つづいて、(a),(d)と同様の手順に
より、サーバ装置2に対して要求信号が送信される
(g)。そして、処理手段22は、要求信号を入力する
と、サーバ装置2側で要求信号を受信した旨をクライア
ント装置1に返信する。その後、たとえばネットワーク
3で瞬断が発生すると、応答信号がネットワーク3上で
紛失するため、所定の時間内に、サーバ装置2からの応
答信号の返信がクライアント装置1側で受信されず
(h)、そのため、応答待ちタイムアウトとなる。
【0032】すると、通信モジュール13は、障害判別
モジュール14に対して、ネットワーク2においてエラ
ー通知する(i)。その後、通信モジュール13によ
り、再度、(g)で送信した要求信号と同じ内容の要求
信号がサーバ装置2に対して送信される。その後、すぐ
に瞬断が解消すると、ネットワーク3は正常に動作して
いるため、クライアント装置1から送信された要求信号
が、サーバ装置2で受信されるようになり、この要求信
号はサーバ装置2に受信される(j)。
【0033】そのため、サーバ装置2からこの要求信号
に対応する応答信号が返信され、クライアント装置1で
これが受信される(k)。このため、クライアント装置
1は、通信モジュール13によって応答信号を受信する
と、制御手段12及び障害判別モジュール14に、ネッ
トワーク3が正常な状態である旨を通知する(l)。
【0034】ここでは、(i)において、障害判別モジ
ュール14へエラー通知されており、(l)において正
常通知されているため、エラー率は50%となる。ま
た、前回の障害判別モジュール14における障害判別の
結果、エラーカウンタのカウントは「0」とされている
ため、ステップS1,S2,S3,S4というルートの
後に、図2に示す処理が終了する。
【0035】その後、クライアント装置1から要求信号
が送信されると、サーバ装置2でそれが受信されるよう
になり(m)、サーバ装置2側では、この要求信号を受
信した旨をクライアント装置1に返信し、さらに、受信
した要求信号に基づいて処理を行い、処理が終了した旨
の応答信号を返信することができるようになる(n)。
そのため、クライアント装置1は、ネットワーク3が正
常である旨を障害判別モジュール14へ通知する
(o)。
【0036】さらに、同様に、要求信号の送信(p)、
応答信号の返信(q)、ネットワーク3が正常である旨
の通知(r)がされる。つづいて、障害判別モジュール
14によって、図2に示した障害判別が行われ、ネット
ワーク3における障害発生の有無が判別される。ここで
は、(o),(r)において、障害判別モジュール14
にネットワーク3が正常である旨が通知されているた
め、エラー率が0%となり、ステップS1,S2,S6
というルートの後に、図2に示す処理が終了する。こう
して、ネットワーク3において障害が発生していないこ
とが判別される。
【0037】その後、同様に、要求信号の送信(s)、
応答信号の返信(t)、ネットワーク3が正常である旨
の通知(u)がされる。そして、この後に、たとえばネ
ットワーク3で障害が発生すると、クライアント装置1
から送信された要求信号は、サーバ装置2で受信されな
い(v)。そのため、サーバ装置2からこの要求信号に
応じた応答信号が返信されず、通信モジュール13では
応答待ちタイムアウトが検知される。よって、通信モジ
ュール13は、障害判別モジュール14へエラー通知す
る(w)。
【0038】ここでは、(u)において障害判別モジュ
ール14へ正常通知されており、(w)において障害判
別モジュール14へエラー通知されているため、エラー
率が50%となる。また、前回の障害判別モジュール1
4における障害判別の結果、エラーカウンタのカウント
は「0」とされているため、ステップS1,S2,S
3,S4というルートの後に、図2に示す処理が終了す
る。
【0039】つづいて、たとえばクライアント装置1が
要求信号を送信しても、ここでは、まだネットワーク3
の障害が復旧していないので、この要求信号がサーバ装
置2で受信されない(x)。そのため、サーバ装置2か
ら応答信号が返信されず、通信モジュール13では応答
待ちタイムアウトが検知される。よって、通信モジュー
ル13は、障害判別モジュール14へエラー通知する
(y)。
【0040】その後、再度、要求信号が送信されても
(z)、まだネットワーク3の障害が復旧していないた
め、通信モジュール13では応答待ちタイムアウトが検
知される。よって、通信モジュール13は、障害判別モ
ジュール14へエラー通知する(A)。
【0041】なお、後述するように、たとえば2回連続
して応答待ちタイムアウトが生じた場合にはネットワー
ク3で障害が発生しているとみなして処理する場合に
は、(y)における障害判別モジュール14へのエラー
通知がされたときに、ネットワーク3で障害が発生して
いると判別され、このため、障害処理モジュール15に
よる障害処理などが行われる。
【0042】つぎに、障害判別モジュール14によっ
て、図2に示したような処理が行われ、ネットワーク3
における障害発生の有無が判別される。ここでは、
(v),(y)において、障害判別モジュール14にネ
ットワーク3において障害が発生している旨が通知され
ているためエラー率が100%となり、さらに前回の障
害判別モジュール14における障害判別の結果、エラー
カウンタのカウントは「1」とされており、そのため、
今回の図2のステップS4で、エラーカウンタのカウン
トが「2」とされるので、ステップS5に移行後に、図
2に示す処理が終了する。
【0043】そのため、命令実行システムの管理者に
は、障害処理モジュール15から、ネットワーク3で障
害が発生していることが報知されるとともに、たとえ
ば、クライアント装置1からサーバ装置2に対して、要
求信号の送信が中止される。さらにエラーカウンタのカ
ウントが「0」とされ、図2に示す処理が終了する。
【0044】なお、ここでは、命令実行システムの管理
者等は、ネットワーク3における障害を復旧し終える
と、中止しているクライアント装置1からサーバ装置2
に対する要求信号の送信を解除するようにしており、こ
れにより、ネットワーク3の復旧後に、クライアント装
置からサーバ装置2へ要求信号が送信されるようにな
る。
【0045】以上説明したように、本実施形態では、図
2を用いて説明したように、障害発生率とエラーカウン
タのカウントとに基づいて、ネットワークにおける障害
があったかどうかを判定していたが、たとえば2回連続
して応答待ちタイムアウトが生じた場合にはネットワー
ク3で障害が発生しているとみなして処理するなどのよ
うに、応答待ちタイムアウトの連続発生回数に基づい
て、ネットワークにおける障害の有無を判定してもよ
い。
【0046】また、図3では、応答信号がクライアント
装置1側で所定時間内に受信されないときに、ネットワ
ーク3で障害が発生した旨を障害判別モジュール14へ
通知する場合を主として説明したが、サーバ装置2が、
要求信号を受信したときに、その旨をクライアント装置
1へ返信している信号が所定時間内にクライアント装置
1側で受信されない場合に、ネットワーク3で障害が発
生した旨を障害判別モジュール14へ通知するようにし
てもよい。
【0047】さらに、本実施形態では、ネットワーク3
で障害が発生した場合を例に説明したが、サーバ装置2
内で障害が発生した場合にも応答信号等がクライアント
装置1で受信されないため、サーバ装置2内における障
害を判別することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、命令の
送信回数に対するサーバ装置からクライアント装置への
返信回数の割合を算出し、その算出結果に基づいて、ネ
ットワーク等で障害が発生したかどうかを判断するた
め、ネットワークで障害が発生したかどうかを判断する
際の判断レベルが向上し、瞬断などによりネットワーク
上で障害が発生したとみなされなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の命令実行システムの構成図
である。
【図2】図1の障害判別モジュールの障害判別の手法を
示すフローチャートである。
【図3】図1に示す命令実行システムの動作を示すシー
ケンスである。
【符号の説明】
1 クライアント装置 12 制御手段 2 サーバ装置 3 ネットワーク 11 処理手段 12 制御手段 13,21 通信モジュール 14 障害判別モジュール 15 障害処理モジュール 22 処理手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント装置から送信された命令を
    受信する手段と、受信した前記命令を実行する手段と、
    前記命令を受信した旨又は該命令を実行した旨を前記ク
    ライアント装置へ返信する手段とを有するサーバ装置を
    備えた命令実行システムにおいて、 前記クライアント装置は、前記命令の送信回数に対する
    前記サーバ装置からの前記返信回数の割合を算出する算
    出手段を備え、 前記算出手段によって算出された割合に基づいて、前記
    サーバ装置又は該サーバ装置と接続されるネットワーク
    で障害が発生したと判断することを特徴とする命令実行
    システム。
  2. 【請求項2】 クライアント装置から送信された命令を
    受信する手段と、受信した前記命令を実行する手段と、
    前記命令を受信した旨又は該命令を実行した旨を前記ク
    ライアント装置へ返信する手段とを有するサーバ装置を
    備えた命令実行システムにおいて、 前記クライアント装置は、前記命令の送信に対する前記
    返信が受信されないときに前記サーバ装置に再度命令を
    送信する送信手段を備え、 再度前記送信手段により送信された前記命令に対応する
    返信が受信されないときには、前記サーバ装置又は該サ
    ーバ装置と接続されるネットワークで障害が発生したと
    判断することを特徴とする命令実行システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ装置又は該サーバ装置と接続
    されるネットワークで障害が発生したと判断した旨を報
    知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の命令実行システム。
  4. 【請求項4】 前記クライアント装置は、前記サーバ装
    置又は該サーバ装置と接続されるネットワークで障害が
    発生したと判断したときに、他のサーバ装置に前記命令
    を送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    1項に記載の命令実行システム。
  5. 【請求項5】 クライアント装置から送信された命令を
    受信する手段と、受信した前記命令を実行する手段と、
    前記命令を受信した旨又は該命令を実行した旨を前記ク
    ライアント装置へ返信する手段とを有するサーバ装置を
    備えた命令実行システムに用いるクライアント装置にお
    いて、 前記命令の送信回数に対する前記サーバ装置からの前記
    返信回数の割合を算出する算出手段を備え、前記算出手
    段によって算出された割合に基づいて、前記サーバ装置
    又は該サーバ装置と接続されるネットワークで障害が発
    生したと判断することを特徴とするクライアント装置。
  6. 【請求項6】 クライアント装置から送信された命令を
    受信する手段と、受信した前記命令を実行する手段と、
    前記命令を受信した旨又は該命令を実行した旨を前記ク
    ライアント装置へ返信する手段とを有するサーバ装置を
    備えた命令実行システムに用いるクライアント装置にお
    いて、 前記クライアント装置は、前記命令の送信に対する前記
    返信が受信されないときに前記サーバ装置に再度命令を
    送信する送信手段を備え、 再度前記送信手段により送信された前記命令に対応する
    返信が受信されないときには、前記サーバ装置又は該サ
    ーバ装置と接続されるネットワークで障害が発生したと
    判断することを特徴とするクライアント装置。
  7. 【請求項7】 送信した命令の送信回数に対するサーバ
    装置からの返信回数の割合を算出する算出手段を備え、
    前記算出手段によって算出された前記割合に基づいてサ
    ーバ装置又は該サーバ装置と接続されるネットワークで
    障害が発生したと判断するクライアント装置を備えた命
    令実行システムに用いるサーバ装置であって、 前記クライアント装置から送信された前記命令を受信す
    る手段と、受信した前記命令を実行する手段と、前記命
    令を実行した旨を前記クライアント装置へ返信する手段
    とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. 【請求項8】 送信した命令の送信に対する返信が受信
    されないときにサーバ装置に再度命令を送信する送信手
    段を備え、再度前記送信手段により送信された前記命令
    に対応する返信が受信されないときには、前記サーバ装
    置又は該サーバ装置と接続されるネットワークで障害が
    発生したと判断するクライアント装置を備えた命令実行
    システムに用いるサーバ装置であって、 前記クライアント装置から送信された前記命令を受信す
    る手段と、受信した前記命令を実行する手段と、前記命
    令を実行した旨を前記クライアント装置へ返信する手段
    とを備えることを特徴とするサーバ装置。
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