JP2001296749A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
する。 【解決手段】ケース部53は、転写部14側(感光体1
0の回転方向上流側)の壁面531、分離部15側(感
光体10の回転方向下流側)の壁面532や底面等から
なる箱状に形成されている。壁面531,532は、上
部に感光体10の回転方向に折り曲げられて傾斜面53
1a,532aが形成されている。また、ケース部53
は、壁面532の高さ寸法が、壁面531の高さ寸法よ
り大になるように形成されている。
Description
転写を確実に行わせるための転写分離部構造をもつ画像
形成装置に関するものである。特に、ロール給紙をもつ
画像形成装置に関するものである。
るトナー像形成装置で形成されたトナー像が、用紙収納
部から感光体表面に搬入された転写紙に転写部で転写さ
れ、分離部で転写紙が感光体から分離され、定着部でそ
のトナー像が定着された後、排出されるようになってい
る。図7は、従来の画像形成装置の感光体周辺の構成図
である。図8は、図7の転写分離帯電器を感光体側から
見た平面図で、その左半部のみを示している。感光体1
0は、帯電部11により正に帯電され、露光部9により
感光体10の転写領域が露光され、静電潜像が形成され
る。次に、現像部12から感光体10に供給される負に
帯電したトナーが上記静電潜像に付着することにより現
像が行われ、除電ランプ13により感光体10上の不要
領域の電荷が消去される。一方、現像と同期して図略の
レジストローラ対により搬送ガイド106,107で形
成される搬送路に沿って搬送されてきた転写紙は、搬送
ガイド104,105により案内されて、転写前ローラ
対103によって感光体10表面に搬入する。そして、
正に帯電した転写部14によりトナー像が転写紙に転写
され、この転写紙は交流電源からなる分離部15により
感光体10から分離されて搬送ガイド27に沿って図略
の定着部に送られる。
4,35やシールドケース33等からなり、転写部14
と分離部15が一体的に構成されている。微小径のチャ
ージワイヤ34,35は、金属製の仕切り板36の両側
に、その両端がシールドケース33から絶縁した状態で
張架されている。チャージワイヤ34は、図略の正の直
流高圧電源に接続されて転写部14を構成し、チャージ
ワイヤ35は、図略の交流の高圧電源に接続されて分離
部15を構成し、それぞれ高電圧が印加されるとコロナ
放電を生じる。金属製のシールドケース33は、感光体
10側に開口面を有し、チャージワイヤ34,35のコ
ロナ放電が感光体10方向にのみ生じるように他方向を
遮蔽している。また、シールドケース33には、図8に
示すように、ナイロン糸37が開口面側に所要の間隔で
張架されている。これによって、感光体10方向に生じ
るコロナ放電を妨げることなく、搬送される転写紙がシ
ールドケース33内に侵入するのを防止している。
ース33の壁面38,39の上端を結ぶ線、すなわち開
口面に張られたナイロン糸37が、感光体10の中心と
チャージワイヤ34を結ぶ線と感光体10周面との交点
の感光体10周面に対する接線方向にほぼ平行になるよ
うに、配設されている。また、従来、用紙収納部にロー
ル紙を収納し、これを所定サイズに切断して転写紙とし
て用いるものが実用化されている。この場合には、図7
に模式的に示すように、ロール紙108は、感光体10
に沿って搬送されるときに感光体10から離れる向きに
カールするように配設されている。これによって、転写
紙が感光体10に巻き付くのを防止している。
ように配設されたロール紙を用いる画像形成装置や、最
上段に感光ドラムを含む画像形成部を配置し用紙を収容
し装置本体に対して下段に設けられた用紙収容部をもつ
画像形成装置では、転写紙は感光体10から離れる方向
にカールしているので、その先端部分が感光体10に密
着しにくいために、先端にトナー像の転写を行えない領
域があった。また、図9に示すように、転写紙P先端の
コーナー部が転写分離帯電器31の開口面に張架された
ナイロン糸37の中間を通過すると、転写紙が下向きに
カールしているのでコーナー部がナイロン糸37の隙間
からケース内部に入り込んでシールドケース33の分離
部15側の壁面39に当接し、転写紙の搬送に伴いその
コーナー部が弾かれて転写紙上に転写されたトナー像が
散ってしまうという不具合が生じる虞れがあった。
写紙の先端部分にもトナー像の転写を可能にする画像形
成装置を提供することを目的とする。また、本発明は、
転写紙先端のコーナー部が転写分離帯電器の下流側壁面
に当接しない画像形成装置を提供することを目的とす
る。
面を有する転写帯電器と分離帯電器とが感光体回転方向
に並設された画像形成装置において、その分離帯電器の
形状が、箱状シールドケースであり、かつ、その回転方
向下流側の下流壁面の高さ寸法が、そのシールドケース
の感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸法より大で
あり、さらに、そのシールドケースの開口面にその上流
壁面の上端からその下流壁面の上端にかけて、その回転
方向に対してそのシールドケースの幅方向中心から外側
方向に列状に配置された搬送させる為の案内部材を備え
ていることを特徴とする画像形成装置を提供するもので
ある(請求項1)。
上流壁面の上端からその下流壁面の上端にかけて、その
回転方向に対してそのシールドケースの幅方向中心から
外側に広がる方向で列状に配置された搬送させる為の案
内部材を備えていることを特徴とする請求項1の画像形
成装置を提供するものである(請求項2)。
上流壁面の上端からその下流壁面の上端にかけて、その
回転方向に対してそのシールドケースの幅方向中心から
外側に広がる方向で列状に配置された搬送させる為の複
数の案内部材を備えていることを特徴とする請求項1の
画像形成装置を提供するものである(請求項3)。
上流壁面の上端からその下流壁面の上端にかけて、その
回転方向に対してそのシールドケースの幅方向中心から
外側に広がる方向で列状に張架された複数の糸状部材を
備えていることを特徴とする請求項1画像形成装置を提
供するものである(請求項4)。
を結ぶ線と感光体周面との交点から接線方向に平行であ
って傾斜面の上端を通る直線Lと、傾斜面の上端と傾斜
面の上端を結ぶ直線とのなす角度が略3.9°になるよ
うに設定されていることを特徴とする請求項1から請求
項3記載の画像形成装置を提供するものである(請求項
5)。
部を配置し下方に向かって、少なくとも、一つ以上のロ
ール紙を着脱自在に配置する用紙収容部と、その搬送さ
れたロール紙を所定サイズの転写紙に切断する切断器
と、それぞれ感光体側に開口面を有する転写帯電器と分
離帯電器とが感光体回転方向に並設された画像形成装置
において、その用紙収容部には、ロール紙セット、紙搬
送ローラ、紙搬送ガイドが設けられたことを特徴とする
請求項1から請求項5記載の画像形成装置を提供するも
のである(請求項6)。
ースの感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸法より
大きくしていて、その回転方向に対してそのシールドケ
ースの幅方向中心から外側方向に列状に配置された搬送
させる為の案内部材を備えている為、搬送される転写紙
を支持して開口面からシールドケース内に侵入するのを
防止するものである。そして、感光体と転写帯電器の間
に搬送されてきた転写紙の先端は、感光体により接近し
て搬送されるので、確実に、転写紙の先端部分にもトナ
ー像の転写が行われる。
ドケースの感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸法
より大きくしていて、その回転方向に対してそのシール
ドケースの幅方向中心から外側に広がる方向で列状に配
置された搬送させる為の案内部材を備えている為、搬送
される転写紙を支持して開口面からシールドケース内に
侵入するのを防止するものである。さらに、広がる方向
に列状に配置された案内部材を持っているので、用紙の
先端をより広がる方向に搬送することが可能となる。特
に、A0、A1等の幅の広い用紙に有効である。そし
て、感光体と転写帯電器の間に搬送されてきた転写紙の
先端は、感光体により接近して搬送されるので、確実
に、転写紙の先端部分にもトナー像の転写が行われる。
ドケースの感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸法
より大きくしていて、その回転方向に対してそのシール
ドケースの幅方向中心から外側に広がる方向で列状に配
置された搬送させる為の複数の案内部材を備えている
為、搬送される転写紙を支持して開口面からシールドケ
ース内に侵入するのを防止するものである。さらに、複
数の案内部材を持っているので、様々なサイズの用紙の
先端をより広がる方向に搬送することが可能となる。そ
して、感光体と転写帯電器の間に搬送されてきた転写紙
の先端は、感光体により接近して搬送されるので、確実
に、転写紙の先端部分にもトナー像の転写が行われる。
転写紙先端の幅方向端部、すなわち転写紙のコーナー部
が糸状部材により確実に支持されて、シールドケースの
下流壁面の上端に当接することなく搬送される。
ージワイヤ及び感光体の中心軸を結ぶ線と傾斜面の上端
を通る直線Lと、傾斜面の上端と傾斜面の上端を結ぶ直
線とのなす角度が略3.9°になるように設定されてい
ることによって、感光体と転写帯電器の間に搬送されて
きた転写紙の先端は、より確実に、感光体により接近し
て搬送されるので、転写紙の先端部分にもトナー像の転
写が行われる。
収容部において、ロール紙を使用する。ロール紙は、普
通紙に比べ、元々巻いている為に、特にカールが大き
い。そこで、本発明は、そのカールに対して、そのシー
ルドケースの感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸
法より大きくしている為、感光体と転写帯電器の間に搬
送されてきた転写紙の先端は、感光体により接近して搬
送されるので、転写紙の先端部分にもトナー像の転写が
行われる。
実施例について図面を参照しながら説明する。図1は同
実施例の感光体周辺の構成を示す図で、図6は、感光体
周辺に加えて転写紙搬送系を含む概略構成を示す図であ
る。この画像形成装置は、内部に像形成系及び転写紙搬
送系等の各構成要素が配設されている。
感光体10と、感光体10の周囲にそれぞれ配設された
各部から構成されている。感光体10の周囲には、感光
体10を正の所定電位に帯電させる帯電部11、感光体
10の転写領域を露光して静電潜像を形成する露光部
9、トナーを負に帯電し静電潜像に付着させて現像する
現像部12、感光体10上の不要領域の電荷を消去する
除電ランプ13、トナー像を転写紙に転写する転写部1
4、転写紙を感光体10から分離させる分離部15及び
転写後の感光体10の表面に残留しているトナーを清掃
するクリーニング部16等が配設されている。転写部1
4及び分離部15は、後述するように、転写分離帯電器
31として一体的に構成されている。
から順に、例えばA1縦やA2横サイズの印字が可能な
広幅のロール紙17及び例えばA0縦やA1横サイズの
印字が可能な更に広幅のロール紙18がセットされた用
紙収納部、各ロール紙を給紙する給紙ローラ対19,2
0、ロール紙を搬送する搬送ローラ対21、搬送された
ロール紙を所定サイズの転写紙に切断する切断器22、
現像に同期して転写紙を搬送するレジストローラ対2
3、転写紙を感光体10に向けて搬送する転写前ローラ
対24、及び転写紙を感光体10に案内する搬送ガイド
25,26が配設されている。更に、転写後の転写紙の
搬送方向下流には、転写紙を図略の定着部に案内する搬
送ガイド27が配設されている。なお、転写前ローラ対
24の直ぐ上流に配設されたフィルム8は、転写紙をロ
ーラ面に押圧して波打ちや撓みを防止するものである。
転写分離帯電器31の構成について図1〜図5を用いて
説明する。転写分離帯電器31は、転写紙の感光体10
への搬入位置より感光体10の回転方向の直ぐ下流側に
配置され、チャージワイヤ34,35やシールドケース
33等から構成されている。図2は、感光体10から見
た転写分離帯電器31の平面図で、説明の便宜上、その
左半部(図1中、手前側)のみを示し、チャージワイヤ
34,35の取付部のカバーを破断して示している。図
3(a)は、図2の部分拡大図で、図3(b)は、チャ
ージワイヤ35の張架状態を示す図3(a)のB矢視図
である。図4は、図2のA矢視図で、チャージワイヤ3
4,35の取付部は図略している。
えばタングステンで形成され、一端が図3(a)(b)
に示すように支持部材41,42を介してコイルばね4
3,44で、他端が同様の支持部材(図略)を介して図
略のビスで、それぞれシールドケース33から絶縁した
状態で固定され、互いに平行にコイルばね43,44の
弾性力で張架されている。また、チャージワイヤ34
は、その一端が配線ケーブルやバナナプラグ等を介して
数kVの正の直流高圧電源(図略)に接続されて転写部
14を構成し、チャージワイヤ35は、その一端が同様
の部材を介して交流の高圧電源(図略)に接続されて分
離部15を構成し、それぞれ高電圧が印加されるとコロ
ナ放電を生じるようになっている。
口面を有し、チャージワイヤ34,35のコロナ放電が
感光体10方向にのみ生じるように他方向を遮蔽するも
のである。このシールドケース33は、例えばアルミニ
ウム、鉄あるいはステンレス鋼の導電性材料が図5
(a)(b)に示すような所定の形状に成型されたL字
部材51やコ字部材52からなるワイヤ部32及びケー
ス部53から構成されている。ワイヤ部32は、コ字部
材52上にL字部材51がスポット溶接して構成されて
いる。コ字部材52は、その幅方向両端の取付部にチャ
ージワイヤ34,35が上述したように固定され、コ字
形状によって撓み強度が高められている。L字部材51
は、コ字部材52より短寸法でコ字部材52両端のチャ
ージワイヤ34,35の取付部間に配設され、その垂直
部51aが転写部14と分離部15の境界を形成するも
のである。
0の回転方向上流側)の壁面531、分離部15側(感
光体10の回転方向下流側)の壁面532や底面533
等からなる箱状に形成されている。壁面531,532
は、上部に感光体10の回転方向に折り曲げられて傾斜
面531a,532aが形成されている。この傾斜面5
31a,532aは、転写帯電器31と感光体10間を
搬送される転写紙が滑らかに通過するように案内するも
のである。
寸法が、壁面531の高さ寸法より大になるように形成
されている。この高さ寸法は、例えば、チャージワイヤ
34及び感光体10の中心軸を結ぶ線と感光体10周面
との交点から接線方向に平行であって傾斜面531aの
上端を通る直線Lと、傾斜面532aの上端と傾斜面5
31aの上端を結ぶ直線とのなす角度φがφ=3.9°
になるように設定されている。
が、開口面側に後述するように所要の間隔で張架されて
いる。糸状部材37は、例えばナイロンで形成され、搬
送される転写紙を支持して開口面からシールドケース3
3内に侵入するのを防止するものである。そして、転写
分離帯電器31は、図5中、手前側からワイヤ部32を
ケース部53に挿入することにより、図4に示すように
構成される。なお、ケース部53の底面533には、図
3(a)に示すように、所要サイズの矩形の孔533a
が穿設され、コ字部材52及びL字部材51の底面に所
要サイズの矩形の孔51bが穿設されており、チャージ
ワイヤ35のコロナ放電で発生する空気より比重の大き
いオゾンを下方に逃がすようにしている。次に、シール
ドケース33の開口面に張架された糸状部材37の間隔
について、図2、図3(a)を用いて説明する。
体10の隙間に搬送される転写紙Pの幅方向端部が壁面
532の内面を通過する点をP1、上記幅方向端部を最
も壁面532に近い位置で糸状部材37が支持する点を
P2、上記幅方向端部から直ぐ内側に張架された糸状部
材37と壁面532の内面との交点をP3とし、点P
1,P2間の寸法をd1、点P1,P3間の寸法をd2
とする。図3(a)では、糸状部材371上に点P2
が、糸状部材372上に点P3が位置している。そし
て、本実施例では、糸状部材37の張架間隔は、図2
中、領域Q1〜Q4の4箇所において、d1≦10m
m、d2≦10mm、d1+d2≦30mmのいずれか
に設定されている。この〜の右辺の数値は、用紙収納部
にセットされるロール紙のサイズに無関係に決定され
る。ここで、領域Q1は、ロール紙18を切断して形成
された転写紙の幅方向端部が通過する領域で、領域Q3
は、ロール紙17を切断して形成された転写紙の幅方向
端部が通過する領域である。
域Q1〜Q4以外の領域では、糸状部材37の張架間隔
は、領域Q1〜Q4より多少広い、転写紙の先端部分を
幅方向に亘って支持可能な所要の間隔に設定されてい
る。以上のような構成により、帯電部11により感光体
10が帯電され、露光部9により感光体10の転写領域
が露光され、静電潜像が形成される。次に、現像部12
から感光体10に供給される負に帯電したトナーが上記
静電潜像に付着して現像が行われる。一方、ロール紙1
7または18は、給紙ローラ対19または20で搬送さ
れ、更に搬送ローラ対21で搬送されて、切断器22に
よって所定サイズの転写紙に切断される。次いで、転写
紙は、現像と同期してレジストローラ対23により搬送
され、フィルム部材8により用紙幅に亘って転写前ロー
ラ対24の一方のローラに押圧された後、転写前ローラ
対24に挾まれて搬送され、感光体10と転写分離帯電
器31の隙間に搬送される。
31のケース部53の開口面に張架された糸状部材37
に当接して支持されながら搬送される。このとき、感光
体10の接線に平行な線に対して、分離部15側の壁面
532の上端が転写部14側の壁面531の上端より感
光体10側に位置するので、転写紙の先端部分が感光体
10により接近した状態で搬送される。更に、搬送され
る転写紙の幅方向端部は、糸状部材37の間隔が上記、
またはのいずれかで設定される狭い領域Q1またはQ3
を通過するので、転写紙先端のコーナー部が確実に糸状
部材37で支持され、ケース部53の壁面532に当接
することなく搬送される。そして、転写部14により感
光体10のトナー像が転写され、次いで、分離部15に
より感光体10から分離され、分離された転写紙は、搬
送ガイド27に沿って搬送され、図略の定着部によりト
ナー像が転写紙上に定着される。
近した状態で搬送するようにしたので、転写紙の先端部
分にもトナー像を転写することができる。また、転写紙
の幅方向端部が通過する領域に張架する糸状部材37の
間隔を狭くするようにしたので、転写紙先端のコーナー
部が糸状部材37で確実に支持されて、ケース部53の
壁面532に当接することなく搬送することができる。
従って、転写紙上のトナー像が散ってしまう等の不具合
を防止できる。
を狭くした領域が図2中、領域Q1〜Q4の4箇所に設
けられているので、用紙収納部にセットするロール紙
は、4種類のサイズから選択することができる。また、
用紙収納部にセットされる転写紙サイズに合わせて糸状
部材37の張架間隔の狭い領域を設けるようにすること
により、張架する糸状部材37の量を最小限にするとと
もに、張架の手間を削減することができる。なお、上記
実施例では、糸状部材37の張架間隔を狭くした領域を
4箇所に設ているが、ケース部53の開口面の幅方向に
亘って上記狭い間隔で糸状部材37を張架するようにし
てもよい。この場合には、用紙収納部に任意のサイズの
ロール紙をセットすることができる。また、上記角度φ
の大きさは、3.9°に限定されない。この角度φを増
大させる場合には、上記〜の右辺の数値を低減する
ようにすればよい。また、この角度φを低減する場合に
は、上記〜の右辺の数値を増大してもよい。
よれば、そのシールドケースの感光体回転方向上流側の
上流壁面の高さ寸法より大きくしていて、その回転方向
に対してそのシールドケースの幅方向中心から外側方向
に列状に配置された搬送させる為の案内部材を備えてい
る為、搬送される転写紙を支持して開口面からシールド
ケース内に侵入するのを防止するものである。そして、
感光体と転写帯電器の間に搬送されてきた転写紙の先端
は、感光体により接近して搬送されるので、確実に、転
写紙の先端部分にもトナー像の転写が行われる。
ルドケースの感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸
法より大きくしていて、その回転方向に対してそのシー
ルドケースの幅方向中心から外側に広がる方向で列状に
配置された搬送させる為の案内部材を備えている為、搬
送される転写紙を支持して開口面からシールドケース内
に侵入するのを防止するものである。さらに、広がる方
向に列状に配置された案内部材を持っているので、用紙
の先端をより広がる方向に搬送することが可能となる。
特に、A0、A1等の幅の広い用紙に有効である。そし
て、感光体と転写帯電器の間に搬送されてきた転写紙の
先端は、感光体により接近して搬送されるので、確実
に、転写紙の先端部分にもトナー像の転写が行われる。
ルドケースの感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸
法より大きくしていて、その回転方向に対してそのシー
ルドケースの幅方向中心から外側に広がる方向で列状に
配置された搬送させる為の複数の案内部材を備えている
為、搬送される転写紙を支持して開口面からシールドケ
ース内に侵入するのを防止するものである。さらに、複
数の案内部材を持っているので、様々なサイズの用紙の
先端をより広がる方向に搬送することが可能となる。そ
して、感光体と転写帯電器の間に搬送されてきた転写紙
の先端は、感光体により接近して搬送されるので、確実
に、転写紙の先端部分にもトナー像の転写が行われる。
れば、搬送される転写紙先端の幅方向端部、すなわち転
写紙のコーナー部が糸状部材により確実に支持されて、
シールドケースの下流壁面の上端に当接することなく搬
送される。
ワイヤ及び感光体の中心軸を結ぶ線と傾斜面の上端を通
る直線Lと、傾斜面の上端と傾斜面の上端を結ぶ直線と
のなす角度が略3.9°になるように設定されているこ
とによって、感光体と転写帯電器の間に搬送されてきた
転写紙の先端は、より確実に、感光体により接近して搬
送されるので、転写紙の先端部分にもトナー像の転写が
行われる。
を着脱自在に配置する用紙収容部と、それぞれ感光体側
に開口面を有する転写帯電器と分離帯電器とが感光体回
転方向に並設された画像形成装置において、その分離帯
電器の形状が、箱状シールドケースであり、かつ、その
回転方向下流側の下流壁面の高さ寸法が、そのシールド
ケースの感光体回転方向上流側の上流壁面の高さ寸法よ
り大しているので、特に、ロール紙固有のカールに対し
て、転写紙の先端を感光体により接近して搬送できる。
従って、ロール紙固有のカールした転写紙の先端部分に
トナー像の転写を行える。
感光体周辺の構成を示す図である。
である。
視図で、それぞれその一部のみを示している。
図略している。
材を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】それぞれ感光体側に開口面を有する転写帯
電器と分離帯電器とが感光体回転方向に並設された画像
形成装置において、 その分離帯電器の形状が、箱状シールドケースであり、
かつ、その回転方向下流側の下流壁面の高さ寸法が、そ
のシールドケースの感光体回転方向上流側の上流壁面の
高さ寸法より大であり、さらに、そのシールドケースの
開口面にその上流壁面の上端からその下流壁面の上端に
かけて、その回転方向に対してそのシールドケースの幅
方向中心から外側方向に列状に配置された搬送させる為
の案内部材を備えていることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】そのシールドケースの開口面にその上流壁
面の上端からその下流壁面の上端にかけて、その回転方
向に対してそのシールドケースの幅方向中心から外側に
広がる方向で、列状に配置された搬送させる為の案内部
材を備えていることを特徴とする請求項1の画像形成装
置。 - 【請求項3】そのシールドケースの開口面にその上流壁
面の上端からその下流壁面の上端にかけて、その回転方
向に対してそのシールドケースの幅方向中心から外側に
広がる方向で列状に配置された搬送させる為の複数の案
内部材を備えていることを特徴とする請求項1の画像形
成装置。 - 【請求項4】そのシールドケースの開口面にその上流壁
面の上端からその下流壁面の上端にかけて、その回転方
向に対してそのシールドケースの幅方向中心から外側に
広がる方向で列状に張架された複数の糸状部材を備えて
いることを特徴とする請求項1画像形成装置。 - 【請求項5】チャージワイヤ及び感光体の中心軸を結ぶ
線と感光体周面との交点から接線方向に平行であって傾
斜面の上端を通る直線Lと、傾斜面の上端と傾斜面の上
端を結ぶ直線とのなす角度が略3.9°になるように設
定されていることを特徴とする請求項1から請求項3記
載の画像形成装置。 - 【請求項6】最上段に感光ドラムを含む画像形成部を配
置し下方に向かって、少なくとも、一つ以上のロール紙
を着脱自在に配置する用紙収容部と、 その搬送されたロール紙を所定サイズの転写紙に切断す
る切断器と、 それぞれ感光体側に開口面を有する転写帯電器と分離帯
電器とが感光体回転方向に並設された画像形成装置にお
いて、 その用紙収容部には、ロール紙セット、紙搬送ローラ、
紙搬送ガイドが設けられたことを特徴とする請求項1か
ら請求項5記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2001051353A JP3502840B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 画像形成装置 |
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JP3502840B2 JP3502840B2 (ja) | 2004-03-02 |
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