JP2001295732A - チェック弁及びそれを用いた高圧サプライポンプ - Google Patents

チェック弁及びそれを用いた高圧サプライポンプ

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JP2001295732A JP2000116258A JP2000116258A JP2001295732A JP 2001295732 A JP2001295732 A JP 2001295732A JP 2000116258 A JP2000116258 A JP 2000116258A JP 2000116258 A JP2000116258 A JP 2000116258A JP 2001295732 A JP2001295732 A JP 2001295732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付工程を簡便にし、また部品点数を少なく
した構造をもつチェック弁及びそれを用いた高圧サプラ
イポンプを提供する。 【解決手段】 筒状のホルダ部24は、内部に燃料通路
を有し、チェック弁体27を弁シート29に当接する方
向に付勢する圧縮コイルスプリング28を収容する。円
筒部25は、外径がボディ側取付用圧入穴14の内径と
ほぼ同等に形成され、内部に軸方向孔30を有する。ホ
ルダ部24はポンプボディ11の外壁に当接可能かつ溶
接可能なフランジ26を有する。ポンプボディ11にチ
ェック弁を取り付けるとき、ポンプ側取付用圧入穴14
にチェック弁の円筒部25を圧入することにより、ポン
プボディ11へのチェック弁21の取付が容易になる。
このとき、圧入のみの接合または圧入と溶接の両方の接
合を利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェック弁と高圧
燃料を圧送するサプライポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】高圧燃料を供給する燃料供給装置とし
て、例えば特開平11−82239号公報に開示される
高圧サプライポンプ用のチェック弁が知られている。こ
の高圧サプライポンプでは、シリンダ内を往復摺動する
プランジャによる圧送工程でポンプ室の燃料が燃料出口
からチェック弁を経由して内燃機関のインジェクタなど
に供給される。この燃料出口に設けられるチェック弁
は、弁ハウジングの弁室内にスプリング、弁体および弁
筒を挿入した後、弁筒を弁室から離脱不能に弁ハウジン
グに固定して構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この特開平11−82
239号公報に開示される高圧サプライポンプ取付用チ
ェック弁によると、ポンプボディにチェック弁を組付る
とき、ポンプボディにチェック弁をねじ結合により固定
する構造であるため、ポンプボディ側の雌ねじ加工とチ
ェック弁ハウジング側の雄ねじ加工とが必要となる。し
たがって、組付時にねじ込み工程が必要となる。また、
ポンプボディとチェック弁との間に燃料シールのための
ワッシャーが必要となることから組付部品点数が増加す
る。本発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたもので、組付工程を簡便にし、また部品点数を少な
くした構造をもつチェック弁及びそれを用いた高圧サプ
ライポンプを提供することを目的とする。本発明の別の
目的は、圧入または溶接あるいはこれらの両方の接合を
利用することにより製造工程が簡単でかつ構造が簡素な
チェック弁及びそれを用いた高圧サプライポンプを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
チェック弁によると、高圧サプライポンプのポンプボデ
ィに取付可能なチェック弁であって、一端側に形成さ
れ、燃料出口を有する配管取付部と、基本形が筒状であ
って、内部に燃料通路を有し、チェック弁体と、このチ
ェック弁体が当接可能な弁座と、前記チェック弁体を前
記弁座に当接する方向に付勢する付勢手段とを収容する
ホルダ部と、他端側に形成され、外径が前記ポンプボデ
ィのボディ側取付用圧入穴の内径とほぼ同等に形成さ
れ、内部に燃料入口を有する円筒部とを備える。
【0005】ホルダ部がポンプボディの外壁に当接可能
かつ溶接可能なフランジを有するため、ポンプボディに
チェック弁を取り付けるとき、ポンプ側取付用圧入穴に
チェック弁の円筒部を圧入することにより、ポンプボデ
ィへのチェック弁の取付が容易になる。このとき、圧入
のみの接合または圧入と溶接の両方の接合を利用するこ
とができる。本発明の請求項2によるチェック弁による
と、円筒部が外周方向に環状の凹溝を有するため、ポン
プ作動時に凹溝が燃料溜まりの作用を果たし、チェック
弁の取付部から外部への燃料の漏出が防止される。
【0006】本発明の請求項3および4によるチェック
弁によると、フランジは、ポンプボディのボディ肩面に
円筒部側面が当接する環状薄板部分を有するため、ポン
プボディへのチェック弁の取付時、チェック弁の取り回
しと位置決めが容易になり、外部からの溶接が短時間で
高効率に行える。本発明の請求項5または6による高圧
サプライポンプによると、ポンプボディの外壁にチェッ
ク弁を取付けるためのボディ側取付用圧入穴を有するた
め、ポンプボディへのチェック弁の取付を圧入操作によ
り行えるので、取付作業が簡便になる。また、ボディ側
取付用圧入穴の内壁とチェック弁との間の空間とポンプ
低圧室とを連通する連通孔を有するため、ポンプ作動時
に空間内の燃料が連通孔を経由してポンプボディ内の低
圧室側に逃がされるので、外部への高圧燃料の漏出が確
実に防止される。
【0007】本発明の請求項7による高圧サプライポン
プによると、ボディ側取付用圧入穴は、前記円筒部の外
径とほぼ同等に形成されているため、ポンプボディへの
チェック弁を圧入により取り付けることができる。チェ
ック弁の取付時、チェック弁の取り回しと位置決めが容
易になり、外部からの溶接が短時間で高効率に行える。
本発明の請求項8による高圧サプライポンプによると、
前記凹溝がポンプボディの低圧室と連通する連通孔によ
り常時連通されているため、ポンプ作動時に凹溝内の燃
料が連通孔を経由してポンプボディ内の低圧室側に逃が
されるので、外部への高圧燃料の漏出が確実に防止され
る。本発明の請求項9による高圧サプライポンプによる
と、ボディ側取付用圧入穴への前記チェック弁の円筒部
の取付時、ボディ肩面にフランジ円筒部側面が当接し、
このフランジが前記ボディ肩面に溶接により接合され
る。従って、チェック弁の取付が容易になるし、結合も
確実で、ポンプ作動時の燃料漏れも防止できる。本発明
の請求項10による高圧サプライポンプによると、ポン
プボディ側取付用圧入穴へチェック弁を圧入により取り
付けるとき、円筒部の先端がボディ側取付用圧入穴の底
部からわずかなクリアランスが形成されるようなボディ
側取付用圧入穴の底深さと円筒部との長さとの関係があ
るため、チェック弁の取付時にチェック弁の位置決めが
容易になり、溶接作業が高効率に行える。本発明の請求
項11による高圧サプライポンプによると、ポンプ低圧
室と連通する連通孔及び、チェック弁側の部屋を容易に
形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を複数の実施例によ
る発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図
1は、本発明の第1実施例による高圧サプライポンプの
高圧側燃料出口にチェック弁を取付けた状態を示す断面
図である。
【0009】高圧サプライポンプ1の電磁弁には、ポン
プボディ11内の弁ボディ5に往復動可能に取付けられ
る弁部材3を駆動するソレノイド8が設けられている。
弁座4から離間した位置に弁部材3がある状態で、ソレ
ノイド8に通電すると、弁部材3が圧縮コイルスプリン
グ7に抗して図1で上方向に移動し弁座4に弁部材3が
当接する。すると、弁ボディ5の通孔17とポンプ室1
6とが遮断状態となる。ポンプボディ11の燃料入口1
8は、通路19を経由して通孔17と連通している。ポ
ンプボディ11の高圧燃料出口側には、シリンダ10に
形成されるシリンダ出口孔12と、ポンプボディ11に
形成されるポンプボディ出口孔13とボディ側取付用圧
入穴14とが設けられる。ポンプボディ11のボディ側
取付用圧入穴出口側にポンプボディ11の外壁面から凹
状に平坦なボディ肩面15が形成されている。チェック
弁21は、弁ハウジング22が配管取付部23とホルダ
部24と円筒部25とから一体に形成されている。配管
取付部23は、ポンプ室16からエンジン側のインジェ
クタなどへ高圧燃料を供給するための配管を取付けるた
めの配管取付部で、内部に燃料通路36を有する。ホル
ダ部24は、その内部にチェック弁機能を持たせるエレ
メントを収容するための軸方向孔32を有し、その内部
に弁シート29が形成され、この弁シート29に当接お
よび離間可能なチェック弁体27と、このチェック弁体
27を弁閉じ側に付勢する圧縮コイルスプリング28を
収容している。圧縮コイルスプリング28の一端は、環
状固定板34でホルダ部24の内部に係止されている。
円筒部25は、ホルダ部24の反配管取付部側に一体に
形成される部分で、外径がホルダ部24の外径よりも小
径の円筒状に形成されている。この円筒部25の軸方向
に燃料流通させるための軸方向孔30が形成されてい
る。円筒部25の外径は、円筒形で、その外径がボディ
側取付用圧入穴14の内径とほぼ同等に形成されてい
る。フランジ26は、ホルダ部24の円筒部25の付け
根部側に形成される環状薄板部分である。このフランジ
26の環状側面は、ポンプボディ11のボディ肩面15
に当接する。そして圧入によりフランジ26がボディ肩
面15に当接した時、円筒部25の先端がボディ側取付
用圧入穴14の底部からわずかなクリアランスが形成さ
れるようなボディ側取付用圧入穴の底深さと円筒部25
の軸方向長さとの関係がある。取付け時、ボディ肩面1
5にフランジ26の円筒部側面が当接し、ポンプボディ
11の外壁にチェック弁21が溶接により接合される。
またポンプボディ11に形成されるボディ側取付用圧入
穴14の内壁面には、その周方向に凹溝31が形成され
ている。この凹溝31は、ポンプボディ11の低圧側ギ
ャラリ43と連通孔35により常時連通されている。
【0010】ポンプ室16を加圧可能なプランジャ部分
については、シリンダ10のシリンダ内壁33に往復摺
動可能にプランジャ9が設けられ、このプランジャ9の
下端にタペット6が設けられる。このタペット6が圧縮
コイルスプリング7により下方に付勢されている。エン
ジン駆動力により駆動される図示しないカムシャフトの
カム面に当接するタペット6がカムの回転に応じて上下
動すると、プランジャ9の上端側に形成されるポンプ室
16の容積を縮小または拡大する。弁部材3が閉弁状態
にあるとき、プランジャ9が上昇すると、ポンプ室16
を加圧し、加圧された燃料が、シリンダ出口孔12、ボ
ディ出口孔13、軸方向孔30を通し、チェック弁体2
7が開状態のとき、チェック弁21の燃料出口36から
圧送される。
【0011】電磁弁2が電気的にオフ状態にあるとき。
弁部材3が開弁状態にあり、この開状態のとき、燃料入
口18から通孔19、通孔17、弁座4近傍を経由して
ポンプ室16に燃料が供給される。
【0012】電磁弁2のソレノイド8にに通電されると
き、発生する電磁吸引力により圧縮コイルスプリング7
に抗して弁部材3が弁座4に当接すると、ポンプ室16
が閉弁状態となる。この状態でプランジャ9が図1で上
昇すると、ポンプ室16を加圧し、シリンダ出口孔12
とボディ出口孔13を通してチェック弁21の軸方向孔
30内に高圧燃料が供給される。この軸方向孔30内の
圧力が設定圧を超えると、チェック弁体27が圧縮コイ
ルスプリング28に抗して弁シート29から離座し、圧
縮コイルスプリング28のスプリング収容室を経由して
燃料出口36から燃料がインジェクタ側に圧送される。
【0013】次に、チェック弁21をポンプボディ11
に取付ける手順について説明する。
【0014】チェック弁21の軸方向孔32にあらかじ
めチェック弁体27と圧縮コイルスプリング28を挿入
し、環状固定板34により圧縮コイルスプリング28の
一方側端部を係止する。チェック弁体27、圧縮コイル
スプリング28ならびに環状固定板34をエレメントと
して収容したチェック弁21の円筒部25をポンプボデ
ィ11のボディ側取付用圧入穴14に圧入する。円筒部
25をボディ側取付用圧入穴14に押し込み、ボディ肩
面15にフランジ26が当接するまで円筒部25を押し
込む。その後、フランジ26の周方向あるいは周上の所
定のポイントで溶接し、フランジ26とポンプボディ1
1とを接合により固定する。この第1実施例によると、
ねじ結合なしにワッシャーなどの部品を用いることなし
に圧入工程によりポンプボディ11にチェック弁21を
短時間でかつ簡単な操作で固定することができる。また
ポンプ作動時、プランジャ9により圧送された燃料がシ
リンダ出口孔12、ボディ出口孔13を経て軸方向孔3
0を経由してチェック弁体27を経由して燃料出口36
側からエンジン側に供給される。このとき、高圧側の燃
料が円筒部25の外周から漏れ出て凹溝31に溜まった
燃料は、連通孔35を経由して低圧室としての低圧側ギ
ャラリ43に戻される。これによりチェック弁21の取
付部から燃料漏れが発生するのを防止する。本実施例で
は、プランジャ9の加圧によりポンプ室16から圧送さ
れた燃料のうち、円筒部25の外壁と圧入穴14の内壁
のと隙間から外部に漏れようとする高圧燃料を凹溝31
を経由して連通孔35から低圧側のギャラリ43に逃が
す構造を有するため、フランジ26の溶接部に加わる燃
圧は低圧となるので、溶接部に過大な力が加わらないた
め溶接部の破壊を確実に防止することができる。
【0015】(第2実施例)本発明の第2実施例を図2
に示す。本発明の図2に示す第2実施例では、図1に示
す部分と実質的に同一の構成部分については同一符号を
付す。この第2実施例では、チェック弁21の弁ハウジ
ング22の円筒部25の外周に凹溝41が周方向に形成
されている。一方、円筒部25と対面するポンプボディ
11のボディ側取付用圧入穴14の内壁には凹溝が形成
されることなしになめらかな円筒形穴に形成されてい
る。ポンプボディ11にはギャラリ43と凹溝41とを
連通する位置にボディ出口穴13の内壁に一端が開口す
る連通孔44が形成されている。この第2実施例では、
ポンプボディ11に凹溝が形成されていないので、ポン
プボディの加工が容易となる。チェック弁の円筒部25
の外周面には凹溝41が形成されている。したがって燃
料の高圧側のシールが確実に確保されている。円筒部2
5の凹溝41側に溜まった燃料は連通孔44を経由して
低圧側のギャラリ43に貫流される。これにより、フラ
ンジの溶接部から燃料が外部に流出することはない。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図3に示す。図3
に示す第3実施例では、ポンプボディ11のギャラリ4
3とポンプボディの外壁とを連通する連通孔54が形成
されている。この連通孔54の外側端は、ポンプボディ
11のボディ肩面15とボディ側取付用圧入穴14との
接続部分に形成される面取り部分に相当する斜面55に
開口している。この実施例においても、斜面55とフラ
ンジ26との付け根部分の部屋部分56が連通孔54を
経由してギャラリ43に連通しているため、燃料がこの
ルートを通って低圧側に還流される。したがって高圧燃
料が外部に漏出するのが防止される。また、面取り斜面
55に開口しているので、ギャラリ43と部屋部分56
とを連通孔54が面取り斜面55に垂直に近く形成で
き、連通孔54の形成または加工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による高圧燃料ポンプボデ
ィにチェック弁を取付けた状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例によるチェック弁取付状態
を示す部分断面図である。
【図3】本発明の第3実施例によるチェック弁取付状態
を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 シリンダ 11 ポンプボディ 12 シリンダ出口孔 13 ボディ出口孔 14 ボディ側取付用圧入穴 15 ボディ肩面 21 チェック弁 22 弁ハウジング 23 配管取付部 24 ホルダ部 25 円筒部 26 フランジ 27 チェック弁体 29 弁シート 30 軸方向孔(燃料入口) 31 凹溝 32 軸方向孔 35 連通孔 41 凹溝 43 ギャラリ(低圧室) 44 連通孔 54 連通孔 55 斜面 56 部屋部分
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 59/48 F02M 59/48 F04B 53/10 F04B 21/02 E (72)発明者 井上 宏史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 浅山 和博 愛知県豊田市トヨタ町1丁目1番地 トヨ タ自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G066 AB02 BA35 BA55 BA56 BA61 CA04U CA08 CA09 CA20U CA22T CB04 CD04 CE13 CE22 3H071 AA03 BB01 CC31 CC34 DD14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧サプライポンプのポンプボディに取
    付可能なチェック弁であって、一端側に形成され、燃料
    出口を有する配管取付部と、基本形が筒状であって、内
    部に燃料通路を有し、チェック弁体と、このチェック弁
    体が当接可能な弁座と、前記チェック弁体を前記弁座に
    当接する方向に付勢する付勢手段とを収容するホルダ部
    と、他端側に形成され、外径が前記ポンプボディのボデ
    ィ側取付用圧入穴の内径とほぼ同等に形成され、内部に
    燃料入口を有する円筒部とを備え、 前記ホルダ部は、前記円筒部の付け根部外壁に、前記ポ
    ンプボディの外壁に当接可能かつ溶接可能なフランジを
    有することを特徴とするチェック弁。
  2. 【請求項2】 前記円筒部の外壁は、外周方向に環状の
    凹溝を有することを特徴とする請求項1記載のチェック
    弁。
  3. 【請求項3】 前記フランジは、環状薄板部分であっ
    て、前記ポンプボディのボディ肩面に当接する部分であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチ
    ェック弁。
  4. 【請求項4】 前記円筒部は、ホルダ部の反配管取付部
    側に形成される部分で、ホルダ部の外径よりも小径の円
    筒状に形成されることを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれかに記載のチェック弁。
  5. 【請求項5】 ポンプボディに取り付けられるシリンダ
    内のポンプ室内の燃料をプランジャの往復動により加圧
    し圧送する高圧サプライポンプであって、 ポンプボディの外壁にチェック弁を取付けるためのボデ
    ィ側取付用圧入穴を有し、このボディ側取付用圧入穴の
    内壁と前記チェック弁との空間とポンプ低圧室とを連通
    する連通孔を有することを特徴とする高圧サプライポン
    プ。
  6. 【請求項6】 前記ポンプボディの前記ボディ側取付用
    圧入穴の内壁には、前記ボディ側取付用圧入穴内壁の周
    方向に環状の凹溝であって前記連通孔に連通する凹溝が
    形成されることを特徴とする請求項5に記載の高圧サプ
    ライポンプ。
  7. 【請求項7】 前記ボディ側取付用圧入穴は、請求項1
    から請求項5のいずれかのチェック弁の前記円筒部の外
    径とほぼ同等に形成されていることを特徴とする請求項
    5または請求項6に記載の高圧サプライポンプ。
  8. 【請求項8】 前記凹溝は、ポンプボディの低圧室と連
    通する連通孔により常時連通されている請求項6または
    請求項7に記載の高圧サプライポンプ。
  9. 【請求項9】 前記ボディ側取付用圧入穴への前記チェ
    ック弁の円筒部の取付時、ボディ肩面にフランジ円筒部
    側面が当接し、このフランジが前記ボディ肩面に溶接に
    より接合される請求項5から請求項8のいずれかに記載
    の高圧サプライポンプ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の当接時、円筒部の先
    端がボディ側取付用圧入穴の底部からわずかなクリアラ
    ンスが形成されるようなボディ側取付用圧入穴の底深さ
    と円筒部との長さとの関係がある請求項9に記載の高圧
    サプライポンプ。
  11. 【請求項11】 前記連通孔は、ポンプボディの前記内
    壁に繋がるテーパ斜面に開口するとともに、前記テーパ
    斜面とチェック弁とで部屋が形成される請求項5に記載
    の高圧サプライポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018178969A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 高圧燃料供給ポンプ

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JP2018178969A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 高圧燃料供給ポンプ

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