JP2001295670A - ディーゼルエンジンの吸気絞り弁故障判定装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの吸気絞り弁故障判定装置

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JP2001295670A JP2000113965A JP2000113965A JP2001295670A JP 2001295670 A JP2001295670 A JP 2001295670A JP 2000113965 A JP2000113965 A JP 2000113965A JP 2000113965 A JP2000113965 A JP 2000113965A JP 2001295670 A JP2001295670 A JP 2001295670A
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気絞り弁の故障を始動時に速やかに検出し
報知することにより、バッテリ等の保護を図ると共に、
始動不能故障の原因が吸気絞り弁の故障にあることを特
定可能にする。 【解決手段】 故障判定手段S210〜S260が、デ
ィーゼルエンジン2の始動直後から所定期間KTAFL
が経過したときに吸気量検出手段12にて検出される吸
入量AFSを取り込み、吸入量AFSが判定値AFSF
より小さいときに、吸気絞り弁10の故障を判定する。
しかも、故障判定手段S210〜S260により故障状
態であると複数回連続して判定されると、報知手段S2
80〜310が故障ランプ22を点灯させて報知するこ
とで、始動時に速やかに検出ができ、吸気絞り弁10の
故障に起因した始動不良であると運転者等の車両乗員に
報知できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気通路に吸気絞
り弁を備えたディーゼルエンジンにおいて、吸気絞り弁
の故障(詳しくは閉弁状態での故障)を判定するための
吸気絞り弁故障判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンに吸気絞り弁を備え
たものとして、例えば運転停止後のオーバーランを防止
するため、ディーゼルエンジンの吸気通路に、モータ等
のアクチュエータを介して開閉可能な吸気絞り弁を設
け、運転停止時には閉弁するように構成されたものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来構成
では、例えば吸気絞り弁が閉状態で故障した場合に、吸
気絞り弁が閉状態で故障していることを速やかに検出し
て2次故障を防ぐように報知する配慮がなされていな
い。従って、このような閉状態故障時のもとで、ディー
ゼルエンジンを始動させるために、イグニッションスイ
ッチをオンとすると共にスタータスイッチをオン状態に
しても、エンジンが始動しない場合がある。このような
とき、運転者は、何度も始動を試みようと繰り返すた
め、車両のバッテリ電圧が低下して、場合によってはバ
ッテリ上がりを起こしてしまう可能性がある。
【0004】また、運転者が故障だと判断したときに
も、修理工場で修理する際、始動不能に至った原因が吸
気絞り弁の故障であるかどうか特定できないという問題
があった。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、その第1の目的は、吸気絞り弁の故障
を始動時に速やかに検出し報知することにより、バッテ
リ等の保護を図るとともに、始動不能の故障に至った原
因が吸気絞り弁の故障であることを特定可能とするディ
ーゼルエンジンの吸気絞り弁故障判定装置を提供するこ
とにある。
【0006】また、第2の目的は、吸気絞り弁が閉状態
で故障していることを常に正確に判定でき、吸気絞り弁
閉状態の故障であると特定できるように報知するディー
ゼルエンジンの吸気絞り弁故障判定装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
と、故障判定手段が、ディーゼルエンジンの始動直後か
ら所定期間経過するまでの間、吸気量検出手段にて検出
される吸入空気量の変化状態を監視し、吸入空気量が所
定の増加特性で増加していないときに、吸気絞り弁の故
障を判定する。しかも、故障判定手段により吸気絞り弁
が故障状態であると判定されると、報知手段が故障状態
を報知する。これにより、始動動作中の吸入空気量の変
化状態を監視することで速やかに検出ができ、吸気絞り
弁の故障に起因した始動不良であることを運転者等の車
両乗員に報知できるので、運転者が始動を繰り返し試み
ることで発生するバッテリ上がり等の2次故障を防止す
ることができる。
【0008】また、運転者が故障だと判断して修理工場
に持ち込んだ場合でも、修理工場で修理する際、故障状
態を再現させずとも、報知手段による情報により吸気絞
り弁の故障であると特定することができる。
【0009】ここで、故障判定手段は、ディーゼルエン
ジンの始動直後から所定期間経過するまでの間の吸入空
気量の変化状態から、吸気絞り弁の故障を判定するもの
であるが、実際に故障判定を行うには、ディーゼルエン
ジンの始動後から所定期間経過するまでの間の吸入空気
量の変化状態を連続的に監視する必要はなく、例えば、
故障判定手段を請求項2に記載のように構成してもよ
い。
【0010】つまり、請求項2によると、ディーゼルエ
ンジンの始動直後から所定時間経過したときに吸気量検
出手段により検出された吸入空気量が所定値より小さい
ときに、吸気絞り弁の故障を判定するように構成されて
いる。これにより、吸気絞り弁の故障判定するために
は、ディーゼルエンジンの始動直後から所定時間経過し
たときの1回だけ、吸気量検出手段により検出された吸
入空気量を取り込めばよい。このため、ディーゼルエン
ジンの始動後から所定期間経過するまでの間の吸入空気
量を連続して監視する必要がないので、故障判定装置を
構成する回路(例えば、エンジン制御用のコンピュー
タ)の負担を軽減できる。
【0011】また、同様に、故障判定装置としては、請
求項3あるいは請求項4に記載のように構成してもよ
い。請求項3によれば、ディーゼルエンジンの始動直後
に吸気量検出手段により検出された吸入空気量と、その
後所定時間経過したときに吸気量検出手段により検出さ
れた吸入空気量との偏差を算出し、判定手段にて、その
算出された吸入空気量との偏差が所定値より小さいとき
に、吸気絞り弁の故障を判定するように構成されてい
る。また、請求項4によれば、ディーゼルエンジンの始
動直後からの吸入空気量の増加速度が所定値よりも遅い
場合に、吸気絞り弁の故障を判定するように構成されて
いる。つまり、このようにしてもディーゼルエンジンの
始動時の吸気絞り弁の閉状態に起因する吸入空気量の増
加特性を検出して、基準増加特性(所定値で代用)と比
較することで吸気絞り弁の故障を判定することができ、
請求項1あるいは請求項2に記載の装置と同様の効果を
得ることができる。
【0012】また、本発明のように吸気絞り弁の故障と
判定した場合、その旨を運転者等の車両乗員或いは使用
者に報知して、吸気絞り弁の点検、修理を促す必要があ
るが、ディーゼルエンジンを搭載した車両の放置状態に
よっては、吸気絞り弁の故障を正確に判定できなくなる
ことも考えられる。
【0013】そこで、請求項5に記載のように、故障判
定手段には、更に、ディーゼルエンジンが極低温状態で
あるか否かを判断し、ディーゼルエンジンが極低温状態
であれば吸気絞り弁の故障判定を禁止する判定動作禁止
手段を設けるとよい。これにより、寒冷地、例えば北海
道の冬期に車両を野ざらしに一晩放置した状態で、早朝
始動させようとするとき、吸気絞り弁等の装置が凍結す
る(以下、アイシング状態と呼ぶ)ほどにエンジンが極
低温となっている場合は、吸気絞り弁の故障判定動作を
止めるので、アイシング状態に伴う吸気絞り弁の作動不
能状態、あるいは燃料である軽油および燃料制御装置の
凍結に起因する始動不能状態等を吸気絞り弁の故障と誤
判定しない。通常の車両は、寒冷地用車両として例えば
加熱ヒータ等を備えるので、加熱ヒータを作動させて所
定期間経過すれば、温度が上昇してアイシング状態から
解除できるので、再び、吸気絞り弁の故障判定が可能と
なる。
【0014】また、故障判定手段が吸気絞り弁の故障を
判定した場合に、そのままその旨を表す警報を発するよ
うに報知すると、故障判定手段が吸気絞り弁の閉故障を
誤判定した際にも報知してしまうことになり、警報機能
としての報知手段の信頼性が低下する。
【0015】このため、吸気絞り弁の故障を報知するに
は、請求項6に記載のように、報知手段は、ディーゼル
エンジンが始動される度に実行される故障判定手段の故
障判定動作によって、吸気絞り弁の故障が複数回連続し
て判定された際に、吸気絞り弁の故障であることを報知
するように構成するとよい。これにより、吸気絞り弁の
故障が複数回連続して判定されたときに報知するので、
故障判定手段が吸気絞り弁の故障を誤判定した際に、そ
のままその旨を表す警報を発するように報知してしまう
ことを防止でき、警報機能としての報知手段の信頼性を
向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディーゼルエンジ
ンの吸気絞り弁故障判定装置の実施形態を図面に従って
説明する。
【0017】(第1の実施形態)図1は、本発明が適用
された第1の実施形態の自動車用ディーゼルエンジン及
びその周辺装置を表す概略構成図である。
【0018】図1に示すように、ディーゼルエンジン2
は、吸気通路4を介して吸入された吸入空気と燃料噴射
弁6から噴射供給された燃料とを燃焼室内で混合して圧
縮点火させ、更に燃焼後の排気を排気通路8から排出す
る周知のものであり、吸気通路4には、吸気通路4を開
閉する吸気絞り弁10と、吸気絞り弁10よりも上流側
で吸気通路4を流れる吸入空気の量(以下、吸気量と呼
ぶ)を検出する吸気量センサ(所謂エアフロメータ)1
2とが設けられている。
【0019】なお、吸気絞り弁10は、モータ、ソレノ
イド等からなるアクチュエータ14により、少なくとも
全閉状態から全開状態あるいはその逆方向へと切り換え
ることができるようにされており、アクチュエータ14
は、例えばアクチュエータ14への供給電流量を制御す
ることにより吸気絞り弁10を開閉させる駆動装置16
により駆動される。
【0020】そして、吸気量検出手段としての吸気量セ
ンサ12からの検出信号は、ディーゼルエンジン2の回
転数を検出する回転数センサ18からの検出信号、運転
者により操作されるイグニッションスイッチ20からの
オン・オフ状態を表す信号(換言すればディーゼルエン
ジン2の運転・停止を表す信号)、始動時にスタータ
(図示せず)を駆動するために運転者により操作される
スタータスイッチ21からのオン・オフ状態を表す信号
(換言すれば、ディーゼルエンジン2の始動状態か否か
を表す信号)等と共に、電子制御装置(以下、ECUと
呼ぶ)30に入力される。
【0021】ECU30は、CPU30a、ROM30
b、RAM30c等を中心に周知のマイクロコンピュー
タとして構成されており、上記各信号を入出力回路30
dを介して取り込む。また、入出力回路30dには、吸
気絞り弁10を開・閉するための駆動装置16および吸
気絞り弁10の故障を報知する故障ランプ22も接続さ
れており、ECU30は、図2に示すフローチャートに
沿って吸気絞り弁制御処理を実行することにより、駆動
装置16を介して吸気絞り弁10を開弁或いは閉弁さ
せ、吸気絞り弁10の故障を判定すると、故障ランプ2
2を点灯して、その旨を報知する。
【0022】以下、このようにECU30にて実行され
る吸気絞り弁制御処理について説明する。
【0023】図2(a)に示す如く、吸気絞り弁制御処
理は、S110(Sはステップを表す)にてイグニッシ
ョンスイッチ20がオン状態であるか否かを判断し、オ
ン状態であれば、S120にて、駆動装置16に開弁指
令を出力することにより、吸気絞り弁10を全開状態ま
で開弁させ、オフ状態であれば、S130にて、駆動装
置16に閉弁指令を出力することにより、吸気絞り弁1
0を全閉状態まで閉弁させる、といった手順で実行され
る。そして、S120にて吸気絞り弁10を開弁させた
後は、S200に移行して、本発明にかかわる主要な処
理である、故障判定処理を実行する。
【0024】次に、図2(b)に示すように、S200
で実行される故障判定処理では、まず、S210にて、
ディーゼルエンジン2の始動状態か否かを判断する。す
なわち、始動時に運転者により操作されるスタータスイ
ッチ21からのオン・オフ状態を表す信号において、オ
ン状態であるときに始動状態であると判断する。逆にオ
フ状態であるときには始動状態でないと判断すると、S
230以降の判定処理を実行することなく、当該処理を
終了する。
【0025】次に、S210にて始動状態であると判断
された場合に実行されるS230では、ディーゼルエン
ジン2の始動直後から所定期間経過したか否か、すなわ
ち、予め設定された故障判定用の一定時間KTFLが経
過したか否かを判断することにより、時間KTFLが経
過するのを待ち、時間KTAFLが経過すると、S24
0に移行する。
【0026】なお、本実施形態では、所定期間(故障判
定用の一定時間KTFL)経過したときS230以降の
判定処理を実行する構成で以下説明するが、所定期間経
過するまでの間、連続的に判定処理を実行する構成とし
てもよい。また、後述するディーゼルエンジン2の始動
時の吸気絞り弁10の閉状態に起因する吸気量の増加速
度から判定する場合、所定期間を、始動直後の吸気量に
応じて基準速度より算出される基準吸気量に達するまで
の時間としてもよい(他の変形例の構成に相当)。
【0027】S240では、そのとき(詳しくは、スタ
ータスイッチ21をオンすることでディーゼルエンジン
2を始動させるスタータを駆動した直後から所定時間K
TAFLが経過したとき)吸気量センサ12にて検出さ
れている吸気量AFSを取り込み、これをRAM30c
の所定の記憶エリアに格納する。そして、続くS260
では、RAM30cから読み出した吸気量AFSが、予
め設定された故障判定値AFSFよりも小さいか否かを
判断する。そして、S260にて否定判断されると(詳
しくは吸気量AFSが故障判定値AFSF以上であれ
ば)、S270に移行して、故障判定回数をカウントす
るための故障カウンタの値を初期値「0」にクリアした
後、当該処理を終了し、逆に、S260にて肯定判定さ
れると(詳しくは吸気量AFSが故障判定値AFSFよ
りも小さい場合には)、S280に移行して、故障カウ
ンタの値をインクリメント(+1)した後、S290に
移行する。なお、S210からS260の一連の処理
は、本発明の故障判定手段に相当する。
【0028】また次に、S290では、故障カウンタの
値(カウント値)が、予め設定された故障判定回数KC
AFL以下であれば、そのまま当該処理を終了し、逆
に、故障カウンタによるカウント値が故障判定回数KC
AFLより大きい場合には、S300にて、吸気絞り弁
10が閉状態で故障(以下、閉故障と呼ぶ)していると
判断してその旨を記憶した後、S310にて、故障ラン
プ22を点灯し、当該処理を終了する。なお、S280
からS310の一連の処理は、本発明(詳しくは請求項
6)の報知手段に相当する。
【0029】以上説明したように、本実施形態では、イ
グニッションスイッチ20のオン操作と共に、駆動装置
16に吸気絞り弁10を開弁するように開弁指定を出力
した直後に故障判定処理(S200)を実行して、ま
ず、スタータスイッチ21がオン状態(換言すれば、始
動状態)であるか否かを判断して、オン状態であれば、
図2に示すS230以降の故障判定処理を続行する。S
230以降の故障判定処理において、図3に示すよう
に、スタータスイッチ21をオン状態にすると共にディ
ーゼルエンジン2を始動させるスタータを駆動させた直
後(時刻t1)から所定時間KTAFLを経過したとき
(時刻t2)の吸気量AFSを取り込み、この吸気量A
FSが予め設定された故障判定値AFSFよりも小さい
か否かを判断することにより、吸気絞り弁10の故障判
定を行なう。この故障判定で吸気絞り弁10が故障状態
であると判定され、複数回故障判定が連続すると故障ラ
ンプ22を点灯させて報知する。
【0030】このため、吸気絞り弁10の故障に起因し
た始動不良であることを故障ランプ22の点灯により運
転者等の車両乗員に報知できるので、運転者が始動を繰
り返し試みることで発生するバッテリ上がり等の2次故
障を防止することができる。さらに、運転者或いは使用
者が故障だと判断して修理工場に持ち込んだ場合でも、
修理工場で修理する際、故障状態を再現させずとも、故
障ランプ22の点灯により吸気絞り弁10の故障である
と特定することができる。
【0031】なお、図3は、吸気絞り弁10の故障判定
条件成立時(イグニッションスイッチ20のオン状態、
およびスタータスイッチ21のオン状態)のエンジン回
転数、吸気絞り弁10の開度、吸気量の変化を表すタイ
ムチャートである。
【0032】また、本実施形態によれば、吸気絞り弁1
0の故障判定するためには、ディーゼルエンジン2の始
動直後から所定時間KTAFL経過したときに1回だ
け、吸気量センサ12により検出された吸気量AFSを
取り込むことによって故障判定できるので、故障判定装
置を構成するECU30の負担を軽減できる。
【0033】また更に、本実施形態によれば、吸気量A
FSが故障判定値AFSFよりも小さいときに、吸気弁
り弁10が故障したものとして故障ランプ22を点灯す
るのではなく、故障判定値AFSFを用いた吸気絞り弁
10の故障判定手段により吸気絞り弁10の故障が判定
された連続回数を故障カウンタを用いてカウントし、そ
のカウント値(換言すれば吸気絞り弁10の故障連続判
定回数)が予め設定された故障判定回数KCAFLより
も大きくなった場合に、吸気絞り弁10を確実に故障し
ているものと判断して、その旨を記憶し、故障ランプ2
2を点灯させる。
【0034】したがって、吸気量AFSから吸気絞り弁
10の閉故障を誤判定したとしても、その判定結果に従
い運転者等の車両乗員に対して誤って警報を発してしま
うようなことはなく、故障ランプ22の点灯による警報
の報知を正確に行ない、警報機能としての報知手段の信
頼性を向上できる。
【0035】(変形例)吸気絞り弁10の故障判定をす
るには、ディーゼルエンジン2の始動時の吸気絞り弁1
0の閉状態に起因する吸気量の増加特性を検出して、基
準増加特性(予め設定された所定値)と比較すればよ
く、例えば図4に示すように、始動直後に吸気量センサ
12により検出された吸気量AFSLと、その後所定時
間KTAFSL経過したときに吸気量センサ12により
検出された吸気量AFSHとの偏差(AFSH−AFS
L)を算出し、その算出された吸気量との偏差(変化
量)が予め設定された判定値KDAFLより小さいとき
に、吸気絞り弁10の故障と判定してもよい。
【0036】第1の実施形態のS230からS260の
処理に代えて以下のように構成することができる。
【0037】S210にて始動状態であると判断される
とS220が実行される。S220では、吸気量センサ
12にて検出され、ディーゼルエンジン2を始動させる
スタータを駆動させた直後の吸気量AFSLを取り込
み、これをRAM30cの所定の記憶エリアに格納す
る。そして、続くS230では、吸気量AFSLを取り
込んだ後、予め設定された故障判定用の一定時間KTA
FLが経過したか否かを判断することにより、時間KT
AFLが経過するのを待ち、時間KTAFLが経過する
と、S240に以降する。
【0038】S240では、そのとき吸気量センサ12
にて検出されている吸気量AFSHを取り込み、これを
RAM30cの所定の記憶エリアに格納する。そして、
続くS250では、S220およびS240にてそれぞ
れ取り込んだ吸気量AFSLおよびAFSHをRAM3
0cから読み出し、これら各吸気量の偏差(AFSH−
AFSL)を、吸気量の変化量として算出する。なお、
S220からS250の一連の処理は、本発明(詳しく
は請求項3)の吸気量差算出手段に相当する。
【0039】そして、続くS265では、この算出され
た変化量が、予め設定された故障判定値KDAFLより
も小さいか否かを判断する、本発明(詳しくは請求項
3)の判定手段としての処理を実行する。そして、S2
65にて否定判断されると、S270に移行し、逆に、
S265にて肯定判定されると、S280に移行する。
以降の処理は、第1の実施形態と同じである。
【0040】また更に、他の変形例として、吸気量の増
加速度から吸気絞り弁10の故障判定を行ってもよい。
図2に示した故障判定処理において、S230からS2
60の処理に代えて、例えばスタータスイッチ21をオ
ン状態にすることでディーゼルエンジン2を始動させる
スタータを駆動させた直後に吸気センサ12にて検出さ
れている吸気量を取り込み、その吸気量から所定値を減
じた速度検出用の基準吸気量を設定する処理、および基
準吸気量の設定後、吸気量センサ12にて検出される吸
気量が基準吸気量に達するまでの時間を計測し、その計
測時間が予め設定された故障判定時間を越えたか否かを
判定する処理、からなる一連の処理を実行するように
し、この処理で、計測時間が故障判定時間を越えたと判
定されると、吸気量の変化速度が故障判定速度より遅い
と判断して、吸気絞り弁10の故障を判定する構成にし
てもよい。
【0041】(第2の実施形態)第2の実施形態とし
て、以下図5を参照して説明する。図5は、故障判定処
理を表すフローチャートである。
【0042】本実施形態は、ディーゼルエンジン2の始
動後吸気センサ12に検出される吸気量AFSTが予め
設定された故障値AFSFより小さい期間が予め設定さ
れた所定時間KTAFLが経過する間継続する場合に絞
り弁10の故障と判定する構成であり、第1の実施形態
とは、S210の処理と、S230からS260の処理
が異なる。
【0043】S215は、前処理でイグニッションスイ
ッチ20からのオン状態を表す信号からS200の故障
判定処理に移行してから、まず、スタータスイッチ21
等の状態から吸気絞り弁10の故障判定条件が成立して
いるか否かを判断する。この判定条件は、ディーゼルエ
ンジン2が始動状態として準備ができているか否かを判
断するためのものであり、例えば、 (1)運転者により操作されるスタータスイッチ21が
オン状態であること。
【0044】(2)運転者により操作されるスタータス
イッチ21がオン状態であると共に、アクセルペダルの
踏込み量が所定値以上あること。
【0045】(3)運転者により操作されるスタータス
イッチ21がオン状態であると共に、始動する直前のデ
ィーゼルエンジン2の冷却水温が所定温度より高いこと
(換言すれば、燃料等が凍結して加熱ヒータ等を使用し
て暖めてからでないと即時始動できない温度状態(以
下、極低温状態と呼ぶ)で車両が放置されていないこ
と)。
【0046】といった複数の条件からなる。そして、S
215では、これらの条件の全てが満足しているとき
に、ディーゼルエンジン2が始動状態として準備ができ
ていると判断して、S267以降の判定処理を実行させ
て、逆にディーゼルエンジン2が始動状態として準備が
できてないと判断すると、S267以降の判定処理を実
行させることなく、当該処理を終了する。なお、S21
5の処理は、本発明の判定動作禁止手段に相当する(詳
しくは、(3)が請求項5に対応)。
【0047】次に、S215にて吸気絞り弁10の故障
判定条件が成立していると判断された場合に実行される
S267は、吸気量センサ12にて検出されている吸気
量AFSが予め設定された判定値AFSFより小さい状
態となる期間が予め設定された所定時間KTAFLの間
継続しているか否かを判断する。これにより、所定時間
KTAFLが経過する期間に検出される吸気量AFSF
をRAM30cに取り込み、全て記憶し保存する必要は
ない。例えば、吸気量センサ12にて検出されている吸
気量AFSを取り込んでS267で処理するに要する期
間をおくことで吸気量センサ12にて検出される吸気量
AFSを順次5つ取り込めば、取り込んだ5つの吸気量
AFS(1)、AFS(2)、AFS(3)、AFS
(4)、AFS(5)は、判定される吸気量AFSより
前に取り込んだ吸気量の値を記憶し保存し続けなくとも
S267の処理ができる。
【0048】さらに、1回のディーゼルエンジン2の始
動の度に取り込んだ複数の吸気量AFSTの観測結果か
ら吸気絞り弁10の故障判定をするので、故障判定手段
の信頼性を向上させると共に、吸気絞り弁10が故障状
態であると判定して、運転者等の車両乗員に警報を発す
るように報知する報知手段を備えた吸気絞り弁判定装置
の信頼性を向上できる。
【0049】そして、S267にて否定判断されると、
S270に移行し、逆に、S267にて肯定判定される
と、S280に移行する。以降の処理は、第1の実施形
態と同じである。
【0050】なお、本実施形態では、運転者によるイグ
ニッションスイッチ20のオン操作と共に実行する吸気
絞り弁10の故障判定を行う条件として、上述の(1)
〜(3)からなる故障判定条件を挙げ、これら各条件が
全て成立した際に、吸気絞り弁10の故障判定を行うも
のとして説明したが、吸気絞り弁10の故障判定を行う
か否かの判定は、ディーゼルエンジン2の始動状態が準
備できていることを判定できればよいため、故障判定条
件としては、例えば、上述(1)から(3)のうちのい
ずれか一項を選択して設定するようにしてもよく、或い
は、他の条件を更に追加するようにしてもよい。
【0051】また、実施形態では、吸気絞り弁10の故
障を判定した際には、故障ランプ22を点灯させること
により、その旨を報知するものとして説明したが、吸気
絞り弁10の故障の報知は、例えば、故障ランプ22を
点滅させるとか、或いは、警報音を発するようにすれ
ば、運転者等の車両乗員に対して、より速やかにかつよ
り確実に異常を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のディーゼルエンジン
およびその周辺装置を表す概略構成図である。
【図2】図1中のECUにて実行される吸気絞り弁制御
処理および、故障判定処理を表すフローチャートであ
る。
【図3】図1中のエンジン始動時のエンジン回転数、吸
気絞り弁、および吸気量の挙動並びに吸気絞り弁の故障
判定動作を説明するタイムチャートである。
【図4】変形例であり、ECUにて実行される故障判定
処理を表すフローチャートである。
【図5】第2の実施形態となる吸気絞り弁故障判定装置
で、ECUにて実行される故障判定処理を表すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2 ディーゼルエンジン 4 吸気通路 6 燃料噴射弁 8 排気通路 10 吸気絞り弁 12 吸気センサ(吸気量検出手段) 14 アクチュエータ 16 駆動装置 18 回転数センサ 20 イグニッションスイッチ 21 スタータスイッチ 22 故障ランプ 30 電子制御装置(ECU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G065 AA01 CA34 CA35 CA38 DA05 DA06 DA07 EA01 GA00 GA05 GA10 KA02 3G084 AA01 BA05 CA01 DA27 DA31 DA33 EA05 EA11 EC01 EC03 FA07 FA33 FA36 3G301 HA02 JB02 JB09 JB10 KA01 LA03 LB11 LC01 LC03 NA08 PA01Z PE01Z PF16Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路に吸気絞り弁を備えたディーゼ
    ルエンジンにおいて、前記吸気絞り弁の故障を判定する
    ための吸気絞り弁故障判定装置であって、 前記ディーゼルエンジンへの吸入空気量を検出する吸気
    量検出手段と、 前記ディーゼルエンジンの始動直後から所定期間経過す
    るまでの間、前記吸気量検出手段にて検出される吸入空
    気量の変化状態を監視し、該吸入空気量が所定の増加特
    性で増加していないときに、前記吸気絞り弁の故障を判
    定する故障判定手段と、 該故障判定手段により故障状態であると判定されると故
    障状態を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする
    ディーゼルエンジンの吸気絞り弁故障判定装置。
  2. 【請求項2】 前記故障判定手段は、前記ディーゼルエ
    ンジンの始動直後から所定時間経過したときの吸入空気
    量が所定値よりも小さいときに、前記吸気絞り弁の閉状
    態での故障を判定することを特徴とする請求項1に記載
    のディーゼルエンジンの吸気絞り弁故障判定装置。
  3. 【請求項3】 前記故障判定手段は、前記ディーゼルエ
    ンジンの始動直後、およびその後所定時間経過したとき
    に、それぞれ、前記吸気量検出手段にて検出された吸入
    空気量を取り込み、該取り込んだ吸入空気量の偏差を算
    出する吸入空気量差算出手段と、 該吸入空気量差算出手段にて算出された前記吸入空気量
    の偏差が小さいときに、前記吸気絞り弁の閉状態での故
    障を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載のディーゼルエンジンの吸気絞り弁故障判定
    装置。
  4. 【請求項4】 前記故障判定手段は、前記ディーゼルエ
    ンジンの始動直後からの吸入空気量の増加速度が所定値
    よりも遅い場合に、前記吸気絞り弁の閉状態での故障を
    判定することを特徴とする請求項1に記載のディーゼル
    エンジンの吸気絞り弁故障判定装置。
  5. 【請求項5】 前記故障判定手段は、前記ディーゼルエ
    ンジンの始動時に、前記ディーゼルエンジンが極低温状
    態であるか否かを判断し、前記ディーゼルエンジンが極
    低温状態であれば前記吸気絞り弁の故障判定を禁止する
    判定動作禁止手段を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のいずれか一項に記載のディーゼルエンジン
    の吸気絞り弁故障判定装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は、前記ディーゼルエンジ
    ンが始動される度に実行される前記故障判定手段の故障
    判定動作によって、前記吸気絞り弁の故障が複数回連続
    して判定されると、前記吸気絞り弁の故障であることを
    報知することを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れか一項に記載のディーゼルエンジンの吸気絞り弁故障
    判定装置。
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