JP2001295491A - 駐車装置の鎖錠機設置用基礎体とこの基礎体を用いた設置構造及び設置方法 - Google Patents

駐車装置の鎖錠機設置用基礎体とこの基礎体を用いた設置構造及び設置方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】駐車装置の車体ロック式の鎖錠機を、熟練がい
らず設置作業も容易且つ安価に設置できるようにする。 【解決手段】地面11の凹部12内に、排水穴13aを
有した捨てコンクリートを形成し、その上に、鎖錠機1
の形状に応じて予め形成したプレキャストコンクリート
の基礎体20をアンカーボルト14で固定し、基礎体2
0の凹部21内に鎖錠機本体1Bをボルト固定して鎖錠
機1を設置し、鎖錠機1の周囲を化粧板15で覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車装置の鎖錠機
設置用基礎体とこの基礎体を用いた鎖錠機の設置構造及
び設置方法に関し、特に、鎖錠機の設置作業を容易にす
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すような車体ロック式
の鎖錠機を備えた駐車装置がある。この駐車装置は、鎖
錠板1Aと、鎖錠板1Aの駆動機構等を内蔵した鎖錠機
本体1Bからなる車体ロック式の鎖錠機1と、駐車スペ
ース4内の車両を検出する車両検出器2と、駐車料金を
精算するパーキングメータ3から構成され、車両1台分
の各駐車スペース4毎に設置される。
【0003】駐車管理動作は、駐車スペース4内に進入
した車両を車両検出器2が検出すると、鎖錠板1Aが起
立状態になり車両の退出を阻止する。その後、パーキン
グメータ3で駐車時間が計測され駐車料金が算出され
る。駐車料金を精算すると、鎖錠板1Aが倒伏状態にな
り車両が退出可能となる。
【0004】ところで、この種の駐車装置では、通常、
鎖錠機1を駐車スペース4の出入口中央に配置するた
め、入退出する車両の障害にならないよう設置する。そ
の設置構造は、鎖錠機1の設置領域に、鎖錠機1より大
き目の穴を掘り、穴内に鎖錠機1の埋設部分の形状に合
わせてコンクリート基礎を形成して、鎖錠機本体1Bを
コンクリート基礎にボルトで固定するようにしている。
尚、軟弱な地層の場合には捨てコンクリートを敷設した
後、その上にコンクリート基礎を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は現場でコンクリート基礎を形成するので、設置作業の
都度、木材を加工してコンクリート基礎形状に合わせた
型枠を作成する必要があり、また、前記鎖錠機1の埋設
部形状は複雑で熟練を要する。また、駐車スペース毎に
型枠を作成しなければならず、均一のコンクリート基礎
が形成できず、作業時間及びコストがかかる。
【0006】本発明は上記問題点に着目してなされたも
ので、熟練がいらず設置作業も容易且つ安価にできる駐
車装置の鎖錠機設置用基礎体と設置構造及び設置方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明では、地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面
に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖
錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置
用基礎体において、前記鎖錠機の形状に応じて予め形成
し、地面の凹部内に固定し、前記鎖錠機を設置固定する
ことを特徴とする。
【0008】かかる構成では、駐車スペースの地面の凹
部に基礎体を固定するだけでよく、現場で基礎体を形成
する必要がなく型枠の作成等が不要になり、基礎作成作
業が極めて容易にできる。
【0009】前記基礎体は、請求項2のように、排水用
の水抜き穴を有する構成とするとよい。請求項3のよう
に、前記基礎体に、前記鎖錠機の本体側部に回動且つ着
脱可能に取付けられる前記鎖錠板のコ字状端部を着脱す
るための逃げ部を設ければ、鎖錠板の交換が容易であ
る。
【0010】請求項4のように、前記基礎体に、鎖錠機
固定用ネジ穴を設けてもよい。また、請求項5のよう
に、前記基礎体に、当該基礎体固定用アンカーボルトを
貫通させる貫通孔を有する構成とすれば、地層が軟弱で
捨てコンクリートを形成してその上に基礎体を固定する
ような場合に便利である。
【0011】請求項6のように、基礎体に、前記鎖錠機
の周囲を覆う化粧板の固定用ネジ穴を設けるとよい。請
求項7のように、前記基礎体は、前記鎖錠機本体に接続
する通電配管を敷設する配管部を有する構成とすれば、
配管の敷設が容易である。
【0012】請求項8の発明では、地面から起立した時
に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を
許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備
えた駐車装置の鎖錠機設置構造において、前記請求項1
〜7のいずれか1つに記載の基礎体を地面の凹部内に固
定し、固定した前記基礎体に前記鎖錠機を固定する構成
とした。
【0013】かかる構成では、基礎形成作業が、予め形
成した基礎体を鎖錠機の設置領域に形成した凹部内に固
定するだけでよく、極めて容易にできる、この基礎体に
鎖錠機を固定すれば鎖錠機設置作業は終了する。
【0014】請求項9のように、前記鎖錠機の周囲を化
粧板で覆う構成とすれば、鎖錠機周囲の基礎体上面等を
隠せるので美観的によい。また、請求項10の発明で
は、地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒
伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機
を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置方法
において、地面に凹部を形成し、該凹部内に、前記請求
項1〜7のいずれか1つに記載の基礎体を固定し、基礎
体外周囲と前記凹部との隙間に充填材を充填し、基礎体
に鎖錠機を固定することを特徴とする。
【0015】また、請求項11の発明では、地面から起
立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両
の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペー
ス毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置方法において、地面
に凹部に形成し、該凹部内に、排水用の水抜き穴を有す
る捨てコンクリートを敷設し、前記請求項1〜7のいず
れか1つに記載の基礎体を、前記捨てコンクリートに予
め設けたアンカーボルトを介して固定し、捨てコンクリ
ート上面と隙間を設けて前記鎖錠機を基礎体に固定する
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。尚、従来と同一要素には同一符号を
付す。
【0017】図1及び図2は、本発明に係る駐車装置の
鎖錠機設置構造の第1実施形態を示す。図において、駐
車スペース4の鎖錠機設置領域の地面11に形成した凹
部12内に、捨てコンクリート13が敷設されている。
捨てコンクリート13には、略中央部に排水用の穴13
aが設けられ、所定位置に後述する基礎体20固定用の
アンカーボルト14が複数設けられる。捨てコンクリー
ト13上には、図3及び図4に示すような形状の例えば
プレキャストコンクリートによる予め形成した基礎体2
0が、前記アンカーボルト14を介して固定されてい
る。基礎体20は、プレキャストコンクリートに限ら
ず、鋳物、プラスチック、板金製等でもよい。基礎体2
0周囲と捨てコンクリート13との隙間には、例えば弾
性材の充填材18が設けられている。基礎体20に、鎖
錠機本体1Bをボルト固定して鎖錠機1上面が地表と略
同一になるよう鎖錠機1が設置される。鎖錠機1周囲に
は、化粧板15が基礎体20の上面にネジ止めにより固
定されている。
【0018】上記設置構造に使用する本発明に係る基礎
体20の実施形態の構造について図3及び図4を参照し
て説明する。本実施形態の基礎体20は、中央部に鎖錠
機1の形状に合わせた凹部21を有する。凹部21底面
の中央部には、捨てコンクリート13上に基礎体20を
固定した時に、捨てコンクリート13の排水用穴13a
と連通するように略四角形状の排水用の水抜き穴22が
設けられている。水抜き穴22周囲の複数箇所(本実施
形態では3ヶ所)には、鎖錠機1を基礎体20に固定す
るためのネジ穴23が設けられている。また、水抜き穴
22の所定の側面部位置から外側面まで、鎖錠機本体1
Bに接続する通電配管16(図2参照)を敷設する配管
部としての配管用溝24が直線的に形成されている。更
に、凹部21の左右側面部の所定位置、即ち、鎖錠機1
を基礎体20に固定した時に鎖錠板1Aの各コ字状端部
1a,1aに対応する位置に、鎖錠板1Aを着脱するた
めの逃げ部25が形成されている。
【0019】基礎体20の凹部周縁部表面には、複数箇
所(本実施形態では8ヶ所)に図1及び図2に示す化粧
板15を固定するためのネジ穴26が設けられ、また、
複数箇所(本実施形態では4ヶ所)に凹部21と略同様
の深さで円形状の穴27が形成され当該穴27の底面略
中央部にアンカーボルト14の貫通孔28が設けられて
いる。基礎体20の表面周縁部には、テーパー部29を
設けている。
【0020】図1中、30は、鎖錠機1を基礎体20に
固定するボルトを覆う鎖錠機固定ボルト用カバー、31
は、後述する本体ケース1bに本体カバー1cを固定す
るボルトを覆う本体カバー固定ボルト用カバーである。
【0021】尚、鎖錠機固定用ネジ穴23及び化粧板固
定用ネジ穴26は、基礎体20に例えば金属或いはプラ
スチック等を埋め込み、埋め込んだ金属或いはプラスチ
ック等に形成してある。また、通電配管16を縦方向に
敷設する場合を考慮して、図3及び図4に破線で示すよ
うに配管用溝24の中間部に配管穴33を設けてもよ
い。
【0022】鎖錠機1について簡単に説明する。鎖錠機
1は、鎖錠板1Aの駆動機構等を内蔵した鎖錠機本体1
Bの左右側部に、略コ字状をなす鎖錠板1Aのコ字状端
部1a,1aが着脱可能に取付けられており、コ字状端
部1a,1aを支点として鎖錠板1Aが起伏する。鎖錠
機本体1Bは、駆動機構等を収納する本体ケース1b
と、本体ケース1b上を覆いボルトで本体ケース1bに
固定される本体カバー1cからなる。また、鎖錠板1A
は、2つの略L字状部材をボルトで互いに固定したもの
で、ボルトを外すことで分割できるようになっている。
【0023】次に、本実施形態の設置構造による鎖錠機
1の設置工程を説明する。まず、図10に示す駐車スペ
ース4の出入口中央の鎖錠機設置領域の地面11に基礎
体20より大き目の凹部12を形成する。この凹部12
に捨てコンクリート13を図2に示すように敷設する。
捨てコンクリート13を敷設する際に、捨てコンクリー
ト13の所定の4ヶ所にアンカーボルト14を同時に固
定する。図示しないが通電配管16の配管部分を形成す
ることは言うまでもない。次に、基礎体20の貫通孔2
8にアンカーボルト14を貫通させ、ナットで基礎体2
0を捨てコンクリート13上に図2のように固定する。
そして、基礎体20の周囲と捨てコンクリート13との
間の隙間に充填材18を充填する。次に、鎖錠機1を、
図2に示すように鎖錠機本体1Bが水抜き穴22内に位
置するように、また、通電配管16が配管用溝24内に
配管されるよう、基礎体20の凹部22上に位置決め
し、ネジ穴23にボルトをねじ込み、鎖錠機1を基礎体
20に固定する。この際、図2に示すように鎖錠機1の
本体ケース1bの底面と捨てコンクリート13上面との
間に隙間Lが存在するような厚さに基礎体20は形成さ
れているので、凹部21内に漏れ込んだ水は、水抜き穴
22及び捨てコンクリート13の排水用穴13aを介し
て排水される。これにより、鎖錠機1の鎖錠板1A及び
鎖錠機本体1Bが地面に埋設した状態で鎖錠機1が設置
される。その後、駐車スペース4を舗装する場合は、図
2のように例えばアスファルト17等で舗装を施す。そ
して、基礎体20のネジ穴26に鎖錠機1の周囲形状に
合わせて形成した化粧板15をネジ止めして鎖錠機1の
周囲を化粧板15で覆う。
【0024】尚、化粧板15は、接着剤で接着してもよ
く、この場合、ネジ穴は不用である。このように、予め
形成したプレキャストコンクリートによる基礎体20を
鎖錠機設置用の基礎部にすれば、基礎用の型枠を作成せ
ずに鎖錠機1を設置でき、熟練を必要としない。また、
鎖錠機を複数設置する場合も、均一な基礎を形成でき、
設置作業も容易で作業時間も短く設置工事が安価にでき
る。また、本実施形態の基礎体20には、凹部21の左
右側面部の所定位置、即ち、鎖錠機1を基礎体20に固
定した時に鎖錠板1Aの各コ字状端部1a,1aに対応
する位置に、鎖錠板1Aを着脱するための逃げ部25が
形成されている。このため、鎖錠機1の設置後に鎖錠板
1Aを交換する場合、鎖錠板1Aのコ字状端部1a,1
aを逃げ部25を利用して外側に外せるので、鎖錠板1
Aの交換作業が容易である。
【0025】更に、アンカーボルト用の貫通孔28、鎖
錠機1の固定用ネジ穴23、化粧板15の固定用ネジ穴
26、通電配管16の配管用溝24等を、予め基礎体2
0に形成してあるので、これらを現場で形成する必要が
なく、また、地面が軟弱で捨てコンクリート13を設け
る場合でも、より一層設置工事が容易且つ短時間ででき
る。また、化粧板15を設けているので、鎖錠機周囲の
基礎体上面等を隠せて美観的にもよい。更に、基礎体2
0の周縁部にテーパー部29を設けたので、鎖錠板1A
と基礎体20との隙間に石等が挟まった場合でも、鎖錠
板1Aの起立時に石等の詰まりものを取り除き易くな
る。
【0026】尚、捨てコンクリート13は必ずしも形成
する必要はなく、地盤がよければ割栗石を敷設したり土
の上に直接に基礎体20を設けてもよい。次に、図5に
本発明の第2実施形態を説明する。
【0027】図5において、本実施形態では、倒伏状態
において鎖錠板1Aが略水平となるように、凹部21の
鎖錠板先端部が位置する部分に段付部21aを設けた形
状の基礎体20′とした。基礎体20′のその他の構造
は、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
【0028】上述の各実施形態では、鎖錠機1を埋設し
て設置する埋設設置構造を示したが次は、鎖錠機1を露
出して設置する露出設置構造の本発明の第3実施形態に
ついて説明する。
【0029】図6〜図9は、本発明の第3実施形態の露
出設置構造を示す。尚、第1実施形態と同一要素には同
一符号を付して説明を省略する。図において、本実施形
態の露出設置構造に使用する基礎体40と第1実施形態
の基礎体20との相違点は、基礎体40は、基礎体20
の凹部21底面に相当する面が基礎体40の表面になる
ので、図8及び図9に示すように基礎体20の凹部21
に相当する部分がない点である。尚、基礎体40は、第
1実施形態と同様に、プレキャストコンクリート、鋳
物、プラスチック、板金等を用いることができる。
【0030】その他の構成は、基礎体20と略同様であ
り、42は排水用の水抜き穴、43は鎖錠機固定用ネジ
穴、44は通電配管16の配管用溝、46は化粧板固定
用ネジ穴、47、48は円形状の穴と貫通孔、49はテ
ーパー部である。尚、基礎体20と同様に通電配管16
を縦方向に敷設する場合を考慮して、図8及び図9に破
線で示すように配管穴50を設けてもよい。
【0031】次に、本実施形態の露出設置構造による鎖
錠機1の設置工程を説明する。埋設設置構造の場合と同
様に、駐車スペース4の鎖錠機設置領域の地面11に基
礎体40より大き目の凹部12を形成した後、アンカー
ボルト14を設けた捨てコンクリート13を敷設した
後、貫通孔48にアンカーボルト14を貫通させてナッ
トで基礎体40を捨てコンクリート13上に固定し、基
礎体40の周囲と捨てコンクリート13との間の隙間に
充填材18を充填する。次に、鎖錠機1を、図7のよう
に鎖錠機本体1Bが水抜き穴42内に位置し、また、通
電配管16が配管用溝44内に配管されるよう、基礎体
40上に位置決めし、ネジ穴43にボルトをねじ込み鎖
錠機1を基礎体40に固定する。この際、第1実施形態
と同様、鎖錠機1の本体ケース1bの底面と捨てコンク
リート13上面との間に隙間Lが存在するような厚さに
基礎体40は形成されている。これにより、図7に示す
ように、鎖錠機1の本体ケース部分だけが埋設され、鎖
錠板1Aと本体カバー部分が地面から露出した状態で鎖
錠機1が設置される。その後、舗装する場合は、アスフ
ァルト17等で舗装を施し、基礎体40表面に四角形状
の化粧板15′をネジ止めして鎖錠機1周囲を覆う。
【0032】尚、第1実施形態と同様で、捨てコンクリ
ート13は必ずしも形成する必要はなく、割栗石を敷設
したり土の上に直接に基礎体40を設けてもよいことは
言うまでもない。
【0033】かかる露出設置の場合でも、第1実施形態
と同様の効果を有する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、現場で基礎の作成作業をする必要がないので、熟
練を必要とせず容易且つ短時間で鎖錠機設置用の基礎工
事ができる。また、鎖錠機を複数設置する場合に精度よ
く均一な基礎を形成できる。
【0035】請求項2、4〜7の発明のように、排水用
水抜き穴、鎖錠機固定用ネジ穴、基礎体固定用アンカー
ボルトの貫通孔、化粧板固定用ネジ穴、通電配管用の配
管部等を、基礎体に予め形成しておけば、より一層基礎
工事の作業性を向上できる。
【0036】請求項3の発明によれば、鎖錠板の起伏動
作時の支点となるコ字状端部を外方に逃がせる逃げ部を
設けたので、鎖錠機設置後の鎖錠板の交換が容易にでき
る。請求項8、10、11の発明によれば、設置の基礎
として予め形成した基礎体を用いるので、熟練を必要と
せず容易且つ短時間で鎖錠機の設置工事ができる。ま
た、鎖錠機を複数設置する場合に精度よく均一な基礎に
鎖錠機を設置できる。
【0037】請求項9の発明によれば、鎖錠機の周囲を
化粧板で覆うので、美観がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の平面図
【図2】図1のA−A矢視断面図
【図3】同上実施形態に使用する本発明の基礎体の一実
施形態を示す平面図
【図4】図3のB−B矢視断面図
【図5】本発明の第2実施形態の要部断面図
【図6】本発明の第3実施形態の平面図
【図7】図6のC−C矢視断面図
【図8】同上実施形態に使用する本発明の基礎体の別実
施形態を示す平面図
【図9】図8のD−D矢視断面図
【図10】本発明を適用する駐車装置の構成図
【符号の説明】
1 鎖錠機 1A 鎖錠板 1B 鎖錠機本体 12 凹部(地面) 14 アンカーボルト1 15 化粧板 18 充填材 20、20′、40 基礎体 21 凹部 22、42 水抜き穴 23、43 ネジ穴(鎖錠機固定用) 26、46(化粧板固定用) 24、44 配管用溝 25 逃げ部 28、48 貫通孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面から起立した時に車両の出入を阻止し
    地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有す
    る鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機
    設置用基礎体において、前記鎖錠機の形状に応じて予め
    形成し、地面の凹部内に固定し、前記鎖錠機を設置固定
    することを特徴とする駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
  2. 【請求項2】排水用の水抜き穴を有する請求項1に記載
    の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
  3. 【請求項3】前記鎖錠機の本体側部に回動且つ着脱可能
    に取付けられる前記鎖錠板のコ字状端部を着脱するため
    の逃げ部を有する請求項1又は2に記載の駐車装置の鎖
    錠機設置用基礎体。
  4. 【請求項4】鎖錠機固定用ネジ穴を有する請求項1〜3
    のいずれか1つに記載の駐車装置の鎖錠機設置用基礎
    体。
  5. 【請求項5】前記凹部内に基礎体固定用アンカーボルト
    を貫通させる貫通孔を有する請求項1〜4のいずれか1
    つに記載の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
  6. 【請求項6】前記鎖錠機の周囲を覆う化粧板の固定用ネ
    ジ穴を有する請求項1〜5のいずれか1つに記載の駐車
    装置の鎖錠機設置用基礎体。
  7. 【請求項7】前記鎖錠機本体に接続する通電配管を敷設
    する配管部を有する請求項1〜6のいずれか1つに記載
    の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
  8. 【請求項8】地面から起立した時に車両の出入を阻止し
    地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有す
    る鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機
    設置構造において、前記請求項1〜7のいずれか1つに
    記載の基礎体を地面の凹部内に固定し、固定した前記基
    礎体に前記鎖錠機を固定することを特徴とする駐車装置
    の鎖錠機設置構造。
  9. 【請求項9】前記鎖錠機の周囲を化粧板で覆う構成であ
    る請求項8に記載の駐車装置の鎖錠機設置構造。
  10. 【請求項10】地面から起立した時に車両の出入を阻止
    し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有
    する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠
    機設置方法において、地面に凹部を形成し、該凹部内
    に、前記請求項1〜7のいずれか1つに記載の基礎体を
    固定し、基礎体外周囲と前記凹部との隙間に充填材を充
    填し、基礎体に鎖錠機を固定することを特徴とする駐車
    装置の鎖錠機設置方法。
  11. 【請求項11】地面から起立した時に車両の出入を阻止
    し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有
    する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠
    機設置方法において、地面に凹部に形成し、該凹部内
    に、排水用の水抜き穴を有する捨てコンクリートを敷設
    し、前記請求項1〜7のいずれか1つに記載の基礎体
    を、前記捨てコンクリートに予め設けたアンカーボルト
    を介して固定し、捨てコンクリート上面と隙間を設けて
    前記鎖錠機を基礎体に固定することを特徴とする駐車装
    置の鎖錠機設置方法。
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