JP4267797B2 - 駐車装置の鎖錠機設置用基礎体とこの基礎体を用いた設置構造及び設置方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車装置の鎖錠機設置用基礎体とこの基礎体を用いた鎖錠機の設置構造及び設置方法に関し、特に、鎖錠機の設置作業を容易にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図10に示すような車体ロック式の鎖錠機を備えた駐車装置がある。この駐車装置は、鎖錠板1Aと、鎖錠板1Aの駆動機構等を内蔵した鎖錠機本体1Bからなる車体ロック式の鎖錠機1と、駐車スペース4内の車両を検出する車両検出器2と、駐車料金を精算するパーキングメータ3から構成され、車両1台分の各駐車スペース4毎に設置される。
【0003】
駐車管理動作は、駐車スペース4内に進入した車両を車両検出器2が検出すると、鎖錠板1Aが起立状態になり車両の退出を阻止する。その後、パーキングメータ3で駐車時間が計測され駐車料金が算出される。駐車料金を精算すると、鎖錠板1Aが倒伏状態になり車両が退出可能となる。
【0004】
ところで、この種の駐車装置では、通常、鎖錠機1を駐車スペース4の出入口中央に配置するため、入退出する車両の障害にならないよう設置する。その設置構造は、鎖錠機1の設置領域に、鎖錠機1より大き目の穴を掘り、穴内に鎖錠機1の埋設部分の形状に合わせてコンクリート基礎を形成して、鎖錠機本体1Bをコンクリート基礎にボルトで固定するようにしている。尚、軟弱な地層の場合には捨てコンクリートを敷設した後、その上にコンクリート基礎を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では現場でコンクリート基礎を形成するので、設置作業の都度、木材を加工してコンクリート基礎形状に合わせた型枠を作成する必要があり、また、前記鎖錠機1の埋設部形状は複雑で熟練を要する。また、駐車スペース毎に型枠を作成しなければならず、均一のコンクリート基礎が形成できず、作業時間及びコストがかかる。
【0006】
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、熟練がいらず設置作業も容易且つ安価にできる駐車装置の鎖錠機設置用基礎体と設置構造及び設置方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の発明では、地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置用基礎体において、前記鎖錠機の形状に応じて予め形成し、鎖錠機固定用ネジ穴を有し、地面の凹部内に固定し、前記鎖錠機を設置固定することを特徴とする。
【0008】
かかる構成では、駐車スペースの地面の凹部に基礎体を固定するだけでよく、現場で基礎体を形成する必要がなく型枠の作成等が不要になり、基礎作成作業が極めて容易にできる。
【0009】
前記基礎体は、請求項2のように、排水用の水抜き穴を有する構成とするとよい。
請求項3のように、前記基礎体に、前記鎖錠機の本体側部に回動且つ着脱可能に取付けられる前記鎖錠板のコ字状端部を着脱するための逃げ部を設ければ、鎖錠板の交換が容易である。
【0010】
また、請求項4のように、前記基礎体に、当該基礎体固定用アンカーボルトを貫通させる貫通孔を有する構成とすれば、地層が軟弱で捨てコンクリートを形成してその上に基礎体を固定するような場合に便利である。
【0011】
請求項5のように、基礎体に、前記鎖錠機の周囲を覆う化粧板の固定用ネジ穴を設けるとよい。
請求項6のように、前記基礎体は、前記鎖錠機本体に接続する通電配管を敷設する配管部を有する構成とすれば、配管の敷設が容易である。
【0012】
請求項7の発明では、地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置構造において、前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の基礎体を地面の凹部内に固定し、固定した前記基礎体に前記鎖錠機を固定する構成とした。
【0013】
かかる構成では、基礎形成作業が、予め形成した基礎体を鎖錠機の設置領域に形成した凹部内に固定するだけでよく、極めて容易にできる、この基礎体に鎖錠機を固定すれば鎖錠機設置作業は終了する。
【0014】
請求項8のように、前記鎖錠機の周囲を化粧板で覆う構成とすれば、鎖錠機周囲の基礎体上面等を隠せるので美観的によい。
また、請求項9の発明では、地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置方法において、地面に凹部を形成し、該凹部内に、前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の基礎体を固定し、基礎体外周囲と前記凹部との隙間に充填材を充填し、基礎体に鎖錠機を固定することを特徴とする。
【0015】
また、請求項10の発明では、地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置方法において、地面に凹部に形成し、該凹部内に、排水用の水抜き穴を有する捨てコンクリートを敷設し、前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の基礎体を、前記捨てコンクリートに予め設けたアンカーボルトを介して固定し、捨てコンクリート上面と隙間を設けて前記鎖錠機を基礎体に固定することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、従来と同一要素には同一符号を付す。
【0017】
図1及び図2は、本発明に係る駐車装置の鎖錠機設置構造の第1実施形態を示す。
図において、駐車スペース4の鎖錠機設置領域の地面11に形成した凹部12内に、捨てコンクリート13が敷設されている。捨てコンクリート13には、略中央部に排水用の穴13aが設けられ、所定位置に後述する基礎体20固定用のアンカーボルト14が複数設けられる。捨てコンクリート13上には、図3及び図4に示すような形状の例えばプレキャストコンクリートによる予め形成した基礎体20が、前記アンカーボルト14を介して固定されている。基礎体20は、プレキャストコンクリートに限らず、鋳物、プラスチック、板金製等でもよい。基礎体20周囲と捨てコンクリート13との隙間には、例えば弾性材の充填材18が設けられている。基礎体20に、鎖錠機本体1Bをボルト固定して鎖錠機1上面が地表と略同一になるよう鎖錠機1が設置される。鎖錠機1周囲には、化粧板15が基礎体20の上面にネジ止めにより固定されている。
【0018】
上記設置構造に使用する本発明に係る基礎体20の実施形態の構造について図3及び図4を参照して説明する。
本実施形態の基礎体20は、中央部に鎖錠機1の形状に合わせた凹部21を有する。凹部21底面の中央部には、捨てコンクリート13上に基礎体20を固定した時に、捨てコンクリート13の排水用穴13aと連通するように略四角形状の排水用の水抜き穴22が設けられている。水抜き穴22周囲の複数箇所(本実施形態では3ヶ所)には、鎖錠機1を基礎体20に固定するためのネジ穴23が設けられている。また、水抜き穴22の所定の側面部位置から外側面まで、鎖錠機本体1Bに接続する通電配管16(図2参照)を敷設する配管部としての配管用溝24が直線的に形成されている。更に、凹部21の左右側面部の所定位置、即ち、鎖錠機1を基礎体20に固定した時に鎖錠板1Aの各コ字状端部1a,1aに対応する位置に、鎖錠板1Aを着脱するための逃げ部25が形成されている。
【0019】
基礎体20の凹部周縁部表面には、複数箇所(本実施形態では8ヶ所)に図1及び図2に示す化粧板15を固定するためのネジ穴26が設けられ、また、複数箇所(本実施形態では4ヶ所)に凹部21と略同様の深さで円形状の穴27が形成され当該穴27の底面略中央部にアンカーボルト14の貫通孔28が設けられている。基礎体20の表面周縁部には、テーパー部29を設けている。
【0020】
図1中、30は、鎖錠機1を基礎体20に固定するボルトを覆う鎖錠機固定ボルト用カバー、31は、後述する本体ケース1bに本体カバー1cを固定するボルトを覆う本体カバー固定ボルト用カバーである。
【0021】
尚、鎖錠機固定用ネジ穴23及び化粧板固定用ネジ穴26は、基礎体20に例えば金属或いはプラスチック等を埋め込み、埋め込んだ金属或いはプラスチック等に形成してある。また、通電配管16を縦方向に敷設する場合を考慮して、図3及び図4に破線で示すように配管用溝24の中間部に配管穴33を設けてもよい。
【0022】
鎖錠機1について簡単に説明する。
鎖錠機1は、鎖錠板1Aの駆動機構等を内蔵した鎖錠機本体1Bの左右側部に、略コ字状をなす鎖錠板1Aのコ字状端部1a,1aが着脱可能に取付けられており、コ字状端部1a,1aを支点として鎖錠板1Aが起伏する。鎖錠機本体1Bは、駆動機構等を収納する本体ケース1bと、本体ケース1b上を覆いボルトで本体ケース1bに固定される本体カバー1cからなる。また、鎖錠板1Aは、2つの略L字状部材をボルトで互いに固定したもので、ボルトを外すことで分割できるようになっている。
【0023】
次に、本実施形態の設置構造による鎖錠機1の設置工程を説明する。
まず、図10に示す駐車スペース4の出入口中央の鎖錠機設置領域の地面11に基礎体20より大き目の凹部12を形成する。この凹部12に捨てコンクリート13を図2に示すように敷設する。捨てコンクリート13を敷設する際に、捨てコンクリート13の所定の4ヶ所にアンカーボルト14を同時に固定する。図示しないが通電配管16の配管部分を形成することは言うまでもない。次に、基礎体20の貫通孔28にアンカーボルト14を貫通させ、ナットで基礎体20を捨てコンクリート13上に図2のように固定する。そして、基礎体20の周囲と捨てコンクリート13との間の隙間に充填材18を充填する。次に、鎖錠機1を、図2に示すように鎖錠機本体1Bが水抜き穴22内に位置するように、また、通電配管16が配管用溝24内に配管されるよう、基礎体20の凹部22上に位置決めし、ネジ穴23にボルトをねじ込み、鎖錠機1を基礎体20に固定する。この際、図2に示すように鎖錠機1の本体ケース1bの底面と捨てコンクリート13上面との間に隙間Lが存在するような厚さに基礎体20は形成されているので、凹部21内に漏れ込んだ水は、水抜き穴22及び捨てコンクリート13の排水用穴13aを介して排水される。これにより、鎖錠機1の鎖錠板1A及び鎖錠機本体1Bが地面に埋設した状態で鎖錠機1が設置される。その後、駐車スペース4を舗装する場合は、図2のように例えばアスファルト17等で舗装を施す。そして、基礎体20のネジ穴26に鎖錠機1の周囲形状に合わせて形成した化粧板15をネジ止めして鎖錠機1の周囲を化粧板15で覆う。
【0024】
尚、化粧板15は、接着剤で接着してもよく、この場合、ネジ穴は不用である。
このように、予め形成したプレキャストコンクリートによる基礎体20を鎖錠機設置用の基礎部にすれば、基礎用の型枠を作成せずに鎖錠機1を設置でき、熟練を必要としない。また、鎖錠機を複数設置する場合も、均一な基礎を形成でき、設置作業も容易で作業時間も短く設置工事が安価にできる。また、本実施形態の基礎体20には、凹部21の左右側面部の所定位置、即ち、鎖錠機1を基礎体20に固定した時に鎖錠板1Aの各コ字状端部1a,1aに対応する位置に、鎖錠板1Aを着脱するための逃げ部25が形成されている。このため、鎖錠機1の設置後に鎖錠板1Aを交換する場合、鎖錠板1Aのコ字状端部1a,1aを逃げ部25を利用して外側に外せるので、鎖錠板1Aの交換作業が容易である。
【0025】
更に、アンカーボルト用の貫通孔28、鎖錠機1の固定用ネジ穴23、化粧板15の固定用ネジ穴26、通電配管16の配管用溝24等を、予め基礎体20に形成してあるので、これらを現場で形成する必要がなく、また、地面が軟弱で捨てコンクリート13を設ける場合でも、より一層設置工事が容易且つ短時間でできる。また、化粧板15を設けているので、鎖錠機周囲の基礎体上面等を隠せて美観的にもよい。更に、基礎体20の周縁部にテーパー部29を設けたので、鎖錠板1Aと基礎体20との隙間に石等が挟まった場合でも、鎖錠板1Aの起立時に石等の詰まりものを取り除き易くなる。
【0026】
尚、捨てコンクリート13は必ずしも形成する必要はなく、地盤がよければ割栗石を敷設したり土の上に直接に基礎体20を設けてもよい。
次に、図5に本発明の第2実施形態を説明する。
【0027】
図5において、本実施形態では、倒伏状態において鎖錠板1Aが略水平となるように、凹部21の鎖錠板先端部が位置する部分に段付部21aを設けた形状の基礎体20′とした。基礎体20′のその他の構造は、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
【0028】
上述の各実施形態では、鎖錠機1を埋設して設置する埋設設置構造を示したが次は、鎖錠機1を露出して設置する露出設置構造の本発明の第3実施形態について説明する。
【0029】
図6〜図9は、本発明の第3実施形態の露出設置構造を示す。尚、第1実施形態と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
図において、本実施形態の露出設置構造に使用する基礎体40と第1実施形態の基礎体20との相違点は、基礎体40は、基礎体20の凹部21底面に相当する面が基礎体40の表面になるので、図8及び図9に示すように基礎体20の凹部21に相当する部分がない点である。尚、基礎体40は、第1実施形態と同様に、プレキャストコンクリート、鋳物、プラスチック、板金等を用いることができる。
【0030】
その他の構成は、基礎体20と略同様であり、42は排水用の水抜き穴、43は鎖錠機固定用ネジ穴、44は通電配管16の配管用溝、46は化粧板固定用ネジ穴、47、48は円形状の穴と貫通孔、49はテーパー部である。尚、基礎体20と同様に通電配管16を縦方向に敷設する場合を考慮して、図8及び図9に破線で示すように配管穴50を設けてもよい。
【0031】
次に、本実施形態の露出設置構造による鎖錠機1の設置工程を説明する。
埋設設置構造の場合と同様に、駐車スペース4の鎖錠機設置領域の地面11に基礎体40より大き目の凹部12を形成した後、アンカーボルト14を設けた捨てコンクリート13を敷設した後、貫通孔48にアンカーボルト14を貫通させてナットで基礎体40を捨てコンクリート13上に固定し、基礎体40の周囲と捨てコンクリート13との間の隙間に充填材18を充填する。次に、鎖錠機1を、図7のように鎖錠機本体1Bが水抜き穴42内に位置し、また、通電配管16が配管用溝44内に配管されるよう、基礎体40上に位置決めし、ネジ穴43にボルトをねじ込み鎖錠機1を基礎体40に固定する。この際、第1実施形態と同様、鎖錠機1の本体ケース1bの底面と捨てコンクリート13上面との間に隙間Lが存在するような厚さに基礎体40は形成されている。これにより、図7に示すように、鎖錠機1の本体ケース部分だけが埋設され、鎖錠板1Aと本体カバー部分が地面から露出した状態で鎖錠機1が設置される。その後、舗装する場合は、アスファルト17等で舗装を施し、基礎体40表面に四角形状の化粧板15′をネジ止めして鎖錠機1周囲を覆う。
【0032】
尚、第1実施形態と同様で、捨てコンクリート13は必ずしも形成する必要はなく、割栗石を敷設したり土の上に直接に基礎体40を設けてもよいことは言うまでもない。
【0033】
かかる露出設置の場合でも、第1実施形態と同様の効果を有する。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、現場で基礎の作成作業をする必要がないので、熟練を必要とせず容易且つ短時間で鎖錠機設置用の基礎工事ができる。また、鎖錠機を複数設置する場合に精度よく均一な基礎を形成できる。
【0035】
請求項2、4〜6の発明のように、排水用水抜き穴、基礎体固定用アンカーボルトの貫通孔、化粧板固定用ネジ穴、通電配管用の配管部等を、基礎体に予め形成しておけば、より一層基礎工事の作業性を向上できる。
【0036】
請求項3の発明によれば、鎖錠板の起伏動作時の支点となるコ字状端部を外方に逃がせる逃げ部を設けたので、鎖錠機設置後の鎖錠板の交換が容易にできる。
請求項7、9、10の発明によれば、設置の基礎として予め形成した基礎体を用いるので、熟練を必要とせず容易且つ短時間で鎖錠機の設置工事ができる。また、鎖錠機を複数設置する場合に精度よく均一な基礎に鎖錠機を設置できる。
【0037】
請求項8の発明によれば、鎖錠機の周囲を化粧板で覆うので、美観がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の平面図
【図2】図1のA−A矢視断面図
【図3】同上実施形態に使用する本発明の基礎体の一実施形態を示す平面図
【図4】図3のB−B矢視断面図
【図5】本発明の第2実施形態の要部断面図
【図6】本発明の第3実施形態の平面図
【図7】図6のC−C矢視断面図
【図8】同上実施形態に使用する本発明の基礎体の別実施形態を示す平面図
【図9】図8のD−D矢視断面図
【図10】本発明を適用する駐車装置の構成図
【符号の説明】
1 鎖錠機
1A 鎖錠板
1B 鎖錠機本体
12 凹部(地面)
14 アンカーボルト1
15 化粧板
18 充填材
20、20′、40 基礎体
21 凹部
22、42 水抜き穴
23、43 ネジ穴(鎖錠機固定用)
26、46(化粧板固定用)
24、44 配管用溝
25 逃げ部
28、48 貫通孔
Claims (10)
- 地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置用基礎体において、
前記鎖錠機の形状に応じて予め形成し、鎖錠機固定用ネジ穴を有し、地面の凹部内に固定し、前記鎖錠機を設置固定することを特徴とする駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。 - 排水用の水抜き穴を有する請求項1に記載の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
- 前記鎖錠機の本体側部に回動且つ着脱可能に取付けられる前記鎖錠板のコ字状端部を着脱するための逃げ部を有する請求項1又は2に記載の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
- 前記凹部内に基礎体固定用アンカーボルトを貫通させる貫通孔を有する請求項1〜3のいずれか1つに記載の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
- 前記鎖錠機の周囲を覆う化粧板の固定用ネジ穴を有する請求項1〜4のいずれか1つに記載の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
- 前記鎖錠機本体に接続する通電配管を敷設する配管部を有する請求項1〜5のいずれか1つに記載の駐車装置の鎖錠機設置用基礎体。
- 地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置構造において、
前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の基礎体を地面の凹部内に固定し、固定した前記基礎体に前記鎖錠機を固定することを特徴とする駐車装置の鎖錠機設置構造。 - 前記鎖錠機の周囲を化粧板で覆う構成である請求項7に記載の駐車装置の鎖錠機設置構造。
- 地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置方法において、
地面に凹部を形成し、該凹部内に、前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の基礎体を固定し、基礎体外周囲と前記凹部との隙間に充填材を充填し、基礎体に鎖錠機を固定することを特徴とする駐車装置の鎖錠機設置方法。 - 地面から起立した時に車両の出入を阻止し地面に倒伏した時に車両の移動を許可する鎖錠板を有する鎖錠機を、駐車スペース毎に備えた駐車装置の鎖錠機設置方法において、
地面に凹部に形成し、該凹部内に、排水用の水抜き穴を有する捨てコンクリートを敷設し、前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の基礎体を、前記捨てコンクリートに予め設けたアンカーボルトを介して固定し、捨てコンクリート上面と隙間を設けて前記鎖錠機を基礎体に固定することを特徴とする駐車装置の鎖錠機設置方法。
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