JP2001295430A - パネル取付構造 - Google Patents
パネル取付構造Info
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Abstract
等のパネルを簡単に取り付けることのできる取付構造に
関するものである。 【解決手段】水平面状の固定面と、立ち上がり面の先端
を外側方に突出した係止面とから形成した固定兼載置部
材Eと、水平面状のカバー化粧面と、カバー化粧面の両
端縁を内側方に突出した下面と、下面とカバー化粧面と
からから形成した係止溝とから形成した係止兼カバー部
材Fとからなり、外装材Bの目地部間隙に固定兼載置部
材Eの固定面を挿入し、反対の目地部間隙にも他の固定
兼載置部材Eの固定面を挿入して固定し、固定兼載置部
材Eの係止面に係止兼カバー部材Fの係止溝を挿入し、
パネルHを固定兼載置部材Eの載置溝間に挿入し、その
後、係止兼カバー部材Fの下端部のカバー化粧面部分を
下方に折り曲げてパネルHを固定するパネル取付構造で
ある。
Description
根、壁)、既存の外装材(屋根、壁)等にソーラーパネ
ル等のパネルを簡単に取り付けることのできる取付構造
に関するものである。
テムを取り付ける場合、一般的には建材一体型や、架台
設置型が主流である。
体型は新築時にのみ取付が可能であり、後付ができな
い。また、架台設置型は屋根上に架台を設置して設置す
るために、施工時の防水性、施工性の確保が難しかっ
た。
を除去するため、水平面状の固定面と、固定面の先端を
上方に突出した立ち上がり面と、立ち上がり面の先端を
外側方に突出した下面と、下面の先端を折り返して内側
方に突出した上面とから形成した載置面と、上面の先端
を上方に突出した立ち上がり面と、立ち上がり面の先端
を外側方に突出した係止面とから形成した固定兼載置部
材と、水平面状のカバー化粧面と、カバー化粧面の両端
縁を内側方に突出した下面と、下面とカバー化粧面とか
らから形成した係止溝とから形成した係止兼カバー部材
とからなり、外装材の目地部間隙に固定兼載置部材の固
定面を挿入し、反対の目地部間隙にも他の固定兼載置部
材の固定面を挿入して固定し、固定兼載置部材の係止面
に係止兼カバー部材の係止溝を挿入し、パネルを固定兼
載置部材の載置溝間に挿入し、その後、係止兼カバー部
材の下端部のカバー化粧面部分を下方に折り曲げてパネ
ルを固定するパネル取付構造を提供するものである。
パネル取付構造について詳細に説明する。図1(a)、
(b)は本発明に係るパネル取付構造の施工状態を説明
するための説明図である。図2は防水継手材Aを示す説
明図、図3(a)〜(c)は外装材Bを説明する断面
図、図4(a)〜(c)、図5(a)、(b)は防水継
手材Aと外装材Bの施工順序を説明する説明図、図6
(a)、(b)は固定兼載置部材Eを示す説明図、図7
(a)〜(d)((c)図は(b)図のa−a線断面
図、(d)図は(b)図のb−b線断面図)、図8
(a)〜(d)((a)図は図7(b)のc−c部断面
図、(b)図は図7(b)のd−d部断面図)は係止兼
カバー部材Fを示す説明図、図9(a)〜(d)、図1
0(a)〜(d)は施工状態を示す端面図である。ま
た、αは下地、βは釘等の固定具を示している。なお、
Hはパネルであり、ソーラーパネル、温水パネル、融雪
装置、雪止め、落雪防止材、宣伝用看板、等であり、以
下はパネルHがソーラーパネルである場合について説明
する。
うに垂木1、野地板2、防水シート3(一点鎖線で示
す)から構成した木造下地を示したものである。すなわ
ち、垂木1上に野地板2を敷設し、野地板2上に防水シ
ート3を配設した一般的な構造の下地αである。また、
下地αとしてH形鋼、I形鋼、ミゾ形鋼、軽量ミゾ形
鋼、リップ溝形鋼、等辺山形鋼、不等辺山形鋼、角形鋼
(角パイプ)、円形鋼(円形パイプ)、等を使用した鉄
骨下地でも良いものである。勿論、改修屋根の際には、
これらに新生瓦や瓦棒等の既存屋根(図示せず)が含ま
れる構造である。
に、金属製外装材Cと同様な種類の素材を同等な成形法
により形成したものである。その素材としては、金属材
(例えばステンレス、鉄、アルミニウム、銅、チタン、
アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホー
ロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板
等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)等)、あるいは
合成樹脂材(プラスチック)、セラミック素材、窯業系
素材、等であり、ロール成形、押出成形、射出成形、プ
レス成形、等を介して成形したものである。
(b)に示すように、金属製外装材Dの裏面11と当接
する敷目部4と、敷目部4の下辺を裏面側に屈曲した馳
部5と、敷目部4の上辺を表面側に屈曲して形成した雨
返部6とから形成したものであり、かつ、幅方向におい
て、敷目部4の両側縁を表面側に折り返し、その先端を
内側方に突出した延長部8と、延長部8の先端を敷目部
4の略中央近傍まで突出した係止舌片9とから係止部7
を形成したものである。また、敷目部4には上方に突出
した突出部4aを形成し、強度を向上すると共に、防水
性をも向上しているものである。勿論、防水継手材Aを
単体で使用する場合には、外装材C同士を連結するジョ
イントとして機能するものである。7aはパッキング材
であり、防水性の向上のために形成したものである。
ず、馳部5から雨返部6にかけてほぼ同一とすることが
可能である。すなわち、防水継手材Aはロールフォーミ
ング等により連続的に成形し、その後の切断、プレス加
工等により連続して生産することが可能である。
属製外装材Dの化粧面10の両端部に設けた連結片20
を嵌合、係止するものである。
Cは、図3(a)、(b)に示すようなものであり、例
えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタ
ン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板
等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によっ
て形成したもの、あるいは窯業系素材、もしくは合成樹
脂材(プラスチック)、等である。勿論、外装材Bは、
裏打材Dを削除した金属製外装材Cのみでも使用可能で
ある。また、その形状としては横葺き用外装材、瓦、新
生瓦、スレート系外装材、プレス成形外装材、等であ
る。
板状であり、その幅方向一側縁を化粧面10の下側、す
なわち、裏面11側に略コ字状に屈曲して段差化粧面1
2と、段差化粧面12の下端を内側方に突出した差込縁
13と、化粧面10と段差化粧面12と差込縁13とか
ら略コ字状に形成した引っ掛け溝14とから雄型連結部
15を形成したものである。
上側に屈曲して断面略U字状に形成した前記差込縁13
と嵌合する嵌合溝16と、嵌合溝16の先端をコ字状に
折り返した嵌合縁17と、嵌合縁17の先端を下方に屈
曲すると共に化粧面10と略平行で外方にL字状に屈曲
して延長した固定片18とから雌型連結部19を形成し
たものである。
0の長手方向の両側端縁にはそれぞれ裏面11側にハゼ
状に屈曲した連結片20を形成したものである。なお、
長手方向の強度の強化と、外部からの雨水等が毛細管現
象により内部に浸入するのを防止する意味で、差込縁1
3と嵌合縁17に凹条21、凹条22を形成している。
ものであり、この凸条23は図3(c)に示すように施
工された時点で、防水層、気密層として機能するもので
ある。
材、結露防止材、等として機能するものであり、不織
布、合成樹脂発泡体(例えばPEF(ポリエチレンフォ
ーム)、等)、ロックウール、テックス(軟質繊維
板)、ゴムシート、樹脂シート、等よりなるものであ
る。
糸と横糸を交差させて繊維から織物にする従来の方法と
異なり、各種の繊維を接着剤等で結合した布である。こ
の布はまず繊維が平行に交差するか、また無秩序に配列
された薄いフェルト状のものを接着剤で結合させるか、
または主体となる繊維状態の中に別の熱可塑性繊維を混
在させて、加熱および加圧して溶融し相互に結合させた
りして作られたものである。一般的にはプラスチック補
強材・レザー生地・フェルト等として用いられる。
系、ナイロン系、ビニロン系、ボロン系、炭素系、アル
ミナ系、炭化ケイ素系、アラミド系、ガラス系等の繊維
からなるシート状物である。
して行うものであり、接着剤としては自然硬化型接着
剤、常温硬化型接着剤、熱硬化型接着剤、紫外線硬化型
接着剤、反応硬化型接着剤、等の少なくとも1種からな
るものであり、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、
ウレタン樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂、EVA樹脂等の合成樹脂系の接着剤、ゴム系接
着剤、油性系接着剤、等よりなるものである。
触面全面、あるいは線状(複数本)、面状(複数本)で
横、縦、斜め、等に形成するものである。勿論、全面に
接着剤を介して形成した場合には、金属製外装材C自体
に衝突した時の生ずる固体音(これに対して空気中を伝
搬する音を空気音という)が、全面接着と裏打材Dの相
乗効果により減衰し、家屋内側への騒音の侵入を防止す
る効果を有するものである。
有、混合、積層(一層、あるいは複数層)、サンドイッ
チ、等し、裏打材D自体に遮音性を具備させることもで
きるものであり、遮音材は粉状、シート状、等である。
からできている壁体の単位面積当たりの重量とほぼ比例
するので、単位面積当たりの質量が大きいほど、遮音性
能は良くなるものである。このため、裏打材Dに形成す
る遮音材としては比重の大きい材料を使用するものであ
る。
鍮、等)、コンクリート粉、セメント粉、ガラス粉、ゴ
ム粉、等、あるいは金属板(鉛、鉄、銅、真鍮、等)、
コンクリート板、セメント板、ガラス板、ゴム板、等、
もしくは石粉、岩粉、石膏粉、炭酸カルシウム、ケイ酸
カルシウム、等である。勿論、これらをシート状に形成
(合成樹脂、接着剤等で結合)した遮音性シート材を遮
音材として形成することもできる。
法について図4(a)〜(c)、図5(a)、(b)を
用いて説明する。まず、図4(a)に示すように、下段
の外装材Bの連結片20に防水継手材Aの係止舌片9を
挿入し、防水継手材Aをスライドさせて係合し、図4
(b)に示すように連結し、外装材Bの固定片18を固
定具βにより下地αに固定する。次に、図4(c)に示
すように防水継手材A(図示せず)を形成した下段の外
装材Bの連結片20を、防水継手材Aの係止舌片9に挿
入して連結し、その後、外装材Bをスライドさせて図5
(a)に示すように連結し、外装材Bの固定片18を固
定具βにより下地αに固定する。順次このような工程を
繰り返すことにより、下段の外装材Bを施工する。
に、図5(b)に示すように下段の外装材Bの嵌合溝1
7に、防水継手材A(図示せず)を形成した上段の外装
材Bの差込縁13を挿入し、外装材Bの固定片18を固
定具βにより下地αに固定する。このように、図4
(b)に示すように一端部に一体化した防水継手材Aと
外装材Bを、順次繰り返すことにより施工し、施工を完
了するものである。勿論、軒先にはスタータ、唐草、端
部にはケラバキャップ、棟には棟包み、隅棟カバー、谷
樋、壁押さえ、等の役物を使用するものである。また、
必要部分にはパッキング材、コーキング材を使用するも
のである。
バー部材Fとから形成したものである。その素材として
は、金属材(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタ
ン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板
等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によっ
て形成したもの、あるいは合成樹脂材(プラスチッ
ク)、等である。
示すように、水平面状の固定面24と、固定面24の先
端を上方に突出した立ち上がり面25と、立ち上がり面
25の先端を外側方に突出した先端を内側方に突出した
下面26と、固定面24と立ち上がり面25と下面26
とから形成した空間27と、下面26と下面26の先端
を折り返して内側方に突出した上面28とから形成した
載置面29と、上面28の先端を上方に突出した立ち上
がり面30と、立ち上がり面30の先端を外側方に突出
した係止面31と、上面28と立ち上がり面30と係止
面31とから形成した載置溝32とから形成したもので
ある。
(a)〜(d)に示すように、外装材B間の目地部間隙
に挿入して固定する部分である。空間27はパネルHの
端子台を形成する空間である。
付け、かつ、空間27が形成されるように形成したもの
である。また、立ち上がり面25は傾斜して形成し、外
装材Bの目地部間隙に固定面24が入りやすいように形
成するためと、施工後に固定兼載置部材E間に隙間が形
成されず、ガタつかないようにするために形成したもの
である。
止兼カバー部材Fの係止溝に挿入され、固定兼載置部材
E同士の固定と、パネルHの固定する部分である。
(d)、図8(d)に示すように、水平面状のカバー化
粧面33と、カバー化粧面33の下端部分の固定兼カバ
ー面34と、カバー化粧面33の両端縁を内側方に突出
した下面35と、下面35とカバー化粧面33とからか
ら形成した係止溝36と、上端を内側方に屈曲して突出
した端片37とから形成したものである。
ように、図示しないが、パネルHの形成後に、パネルH
が下方向に落ちないように、点線部分から折り曲げて形
成するものである。また、端片37は係止兼カバー部材
Fが下方向に落ちないようにするストッパとして機能す
る部分である。
一で、幅も屋根材Bの働き幅と略同一とすると、空間2
7の高さが屋根材Bの段差の高さよりも低い場合には、
ソーラーパネルの上端部が上段の屋根材Bの段差に当設
して形成され、4面全面で固定されることになる。勿
論、空間27の高さと屋根材Bの段差の高さの関係で、
ソーラーパネルの幅を決定するものである。
工方法について図9(a)〜(d)〜図11(a)、
(b)を用いて説明する。まず、図9(a)に示すよう
に形成された目地部間隙に、図9(b)、(c)に示す
ように固定面24を挿入し固定兼載置部材Eを固定す
る。その後、図9(d)、図10(a)〜(c)に示す
ように他方の固定兼載置部材Eを目地部間隙に挿入して
固定する。次に図10(d)、図11(a)に示すよう
に係止面31に係止溝36を挿入して固定兼載置部材E
を係止兼カバー部材Fにより固定する。複数個の固定部
材Gが形成されたら、固定部材G間の載置溝32にパネ
ルHを挿入し、最後に固定兼カバー面34を図11
(b)に示すように折り曲げてパネルHを固定するもの
である。勿論、配線はその都度行うものである。
構造の一実施例であり、外装材Bを図12(a)〜
(j)、図13(a)〜(k)に示すように形成した
り、取付部材Gを図14(a)〜(e)〜図19
(a)、(b)に示すように形成したり、係止兼カバー
部材Fを図20(a)〜(d)〜図22(a)〜(d)
に示すように形成することもできるものである。
である。
ル取付構造によれば、施工が簡単である。後付けが
可能である。トータルコストが安く上がる。端子台
の空間が形成できる。空間がソーラーパネルよりなる
パネルの温度の上昇を抑え、発電効率の向上が図られ
る。空間内に配線できるために、外観がスッキリし、
かつ、施工性が良い。熟練を要しない。外装材に孔
等を開けないために、防水性を低下させることがない。
等の特徴、効果がある。
す説明図である。
手材の代表的一例を示す説明図である。
の代表的一例を示す説明図である。
の施工状態を示す説明図である。
と防水継手材の施工順序を示す説明図である。
る。
る。
る。
説明図である。
す説明図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
明図である。
明図である。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 水平面状の固定面と、該固定面の先端を
上方に突出した立ち上がり面と、該立ち上がり面の先端
を外側方に突出した下面と、該下面の先端を折り返して
内側方に突出した上面とから形成した載置面と、上面の
先端を上方に突出した立ち上がり面と、該立ち上がり面
の先端を外側方に突出した係止面とから形成した固定兼
載置部材と、水平面状のカバー化粧面と、該カバー化粧
面の両端縁を内側方に突出した下面と、該下面とカバー
化粧面とからから形成した係止溝とから形成した係止兼
カバー部材とからなり、外装材の目地部間隙に固定兼載
置部材の固定面を挿入し、反対の目地部間隙にも他の固
定兼載置部材の固定面を挿入して固定し、該固定兼載置
部材の係止面に係止兼カバー部材の係止溝を挿入し、パ
ネルを固定兼載置部材の載置溝間に挿入し、その後、係
止兼カバー部材の下端部のカバー化粧面部分を下方に折
り曲げてパネルを固定することを特徴とするパネル取付
構造。
Priority Applications (1)
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- 2000-04-14 JP JP2000113717A patent/JP4334732B2/ja not_active Expired - Fee Related
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