JP2001295347A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP2001295347A
JP2001295347A JP2000112726A JP2000112726A JP2001295347A JP 2001295347 A JP2001295347 A JP 2001295347A JP 2000112726 A JP2000112726 A JP 2000112726A JP 2000112726 A JP2000112726 A JP 2000112726A JP 2001295347 A JP2001295347 A JP 2001295347A
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JP
Japan
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light
main body
toilet
top sheet
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000112726A
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English (en)
Inventor
Takayuki Saito
隆幸 齊藤
Tadaaki Matsuzaki
忠明 松崎
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排便動作補助手段の状態を示す発光形態の認
識性向上と本体の小型化とを両立するトイレ装置を提供
する。 【解決手段】 便器後部に取り付けられる本体2と、本
体2に開閉自在に支持されて暖房装置を内蔵する便座6
とを備えるトイレ装置において、便座6の開閉方向に対
して平行となる本体側面に表面シート7に覆われた発光
表示部を設け、発光表示部は本体側面に対して突出する
凸部(光透過部)10を備えたので、光が凸部で屈折し
て本体側面に略平行方向まで拡散し、使用者の視線に対
して略平行となる本体側面に発光表示部を設けても、排
便動作補助手段の状態を認識し易くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器に対して直接
的又は間接的に固定されるトイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平5−66450号等に見ら
れるものを詳述すると、排便動作補助手段の状態を表示
する表示手段の構造は以下の通りである。排泄動作補助
手段として局部洗浄手段や温風乾燥手段等を備え、該局
部洗浄手段等の状態を運転表示ランプや温度表示ランプ
等が点灯することで表示している。図5に示すようにこ
の表示ランプはシートで覆われ、表示ランプの部分はシ
ートが透明な光透過部になっており、ランプの明かりを
外部に透過させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】使用者が排便を目的と
して便器を使用する場合、まず便器に近づいて便器の使
用形態にあわせて姿勢を変えて排便を行うが、洋式大便
器などの場合は姿勢を変えることによりトイレ装置に対
する視線が変位し、発光部の発光形態を認識できなくな
る場合がある。この例としては図3のようにトイレ装置
前方側面に表面シートを配置した場合がある。使用者が
便器の前方より近づく際の姿勢ではその視線に対して表
面シートは略平行とならないため、表面シートを通した
発光部の発光形態を十分認識可能であるが、排便中の姿
勢では視線に対して略平行となるため、発光形態を認識
し難くなる。そのため従来のトイレ装置では、一般的に
表面シートを配置するための面を使用者の視線に対し略
平行とならない面に設けており、特公平05−6645
0号などでは便器の使用者の視線に対し略平行とならな
い面として図4のようにトイレ装置の上面に表面シート
を配置している。しかし、この場合は上面の面積を確保
するために設けた袖部によりトイレ装置の本体が大きく
なってしまい、トイレ装置のデザイン上の制約となると
ともに便器まわりが狭くなってトイレの清掃性が悪くな
る問題があった。本発明は、上記課題を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、排便動作補助手段の
状態を示す発光形態の認識性向上と本体の小型化とを両
立するトイレ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、排便動作補助手段と、便器に対して直接
的又は間接的に固定される本体と、排便動作補助手段の
状態に基づいて発光形態が変化する発光部と、使用者の
視線に対し略平行の本体上に配置され、発光部の光を透
過する光透過部を有する表面シートと、を備えたトイレ
装置において、表面シートの光透過部を凸形状としたの
で、光が凸部で屈折して表面シートに略平行方向まで拡
散し、表面シートが使用者の視線に対して略平行となっ
ても排便動作補助手段の状態を認識し易くなる。
【0005】また請求項2は、排便動作補助手段は便座
暖房手段又は局部洗浄手段又は消臭手段の少なくともい
ずれかひとつとしたので、便座暖房手段又は局部洗浄手
段又は消臭手段の動作状況を認識し易くなる。
【0006】また請求項3は、凸形状の光透過部に光拡
散処理又は蓄光処理を施したので、表面シートに対して
略平行方向への光の拡散がより向上するため、表面シー
トが使用者の視線に対して略平行となっても排便動作補
助手段の状態を認識し易くなる。
【0007】請求項4は、便器後部に取り付けられる本
体と、本体に開閉自在に支持されて暖房装置を内蔵する
便座とを備えるトイレ装置において、便座の開閉方向に
対して平行となる本体側面に発光表示部を設け、発光表
示部は本体側面に対して突出する凸部を備えたので、光
が凸部で屈折して本体側面に略平行方向まで拡散し、使
用者の視線に対して略平行となる本体側面に発光表示部
を設けても、排便動作補助手段の状態を認識し易くな
る。
【0008】また、請求項5のトイレ装置は、請求項4
のトイレ装置の凸部を、前記本体の側面に貼着された表
面シートの一部を突出形成した光透過部としたので、構
成が簡単となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図2に示す
実施の形態に基づいて説明する。図2に示すように一実
施形態に係るトイレ装置は、本体2を備え、本体固定部
材3により便器1に対して固定している。
【0010】排便動作補助手段としては本体内に図示し
ない局部洗浄手段4と脱臭手段5を備え、本体外に便座
暖房手段である暖房装置内蔵便座6を備えている。
【0011】また、本体2にはその側面部に表面シート
7が配置されており、図1に示すように、本体2の内部
には発光部8としてLEDが備えられ、本体2には発光
部8の光を外部に放出できる開口部9が形成されてお
り、開口部9を覆う形で表面シート7が接着材で貼り付
けられている。
【0012】表面シート7は光を透過する樹脂シート等
の材質で構成され、エンボス加工により凸形状に成形さ
れた光透過部10を有し、光を透過する必要のない不透
過部は印刷や鍍金などにより光を通しにくい状態となっ
ている。
【0013】凸形状により光透過部10は図1に示すよ
うに表面シートと略平行方向からの使用者の視線に対し
ても投影面積が増えるため認識し易くなる。
【0014】表面シート7の内側には発光部8と同様に
節電スイッチ11が配置され、表面シート7を介して押
下できる構造となっている。
【0015】通常便座暖房手段6は決められた温度に制
御されているが、節電スイッチ11を操作した場合は本
体2内にある制御手段により、便座暖房手段6の温度を
低下させる節電状態と通常の温度制御を行う節電待機状
態を所定時間づつ繰り返す。
【0016】また、制御手段は便座暖房手段6の状態に
応じて、通常の場合は消灯、節電状態中は点滅、節電待
機状態中は点灯といった具合に発光部8の発光形態を変
化させることで排便動作補助手段である便座暖房手段6
の温度制御状態を使用者に伝える。
【0017】また、局部洗浄手段4についても同様の動
作を行う。
【0018】脱臭手段については、図示しない着座セン
サにより使用者が着座状態にあることを感知し、これに
応じてファンを回して脱臭をおこなうが、動作状態がわ
かりにくいため発光部8の発光形態を点灯・非点灯に変
化することにより動作状態を表わす。
【0019】表面シート7の発光部8からの光を透過す
る光透過部10は凸形状となっており、光はこれを通過
する際に屈折して表面シート7に対して略水平方向まで
拡散することができる。
【0020】これにより使用者の本体2方向への視線に
対して略平行に表面シートが配置されたトイレ装置にお
いて、図3に示すような使用者の姿勢の変化にかかわら
ず発光部の発光形態を確認することが可能である。
【0021】光透過部10の材質は完全に透明として光
の屈折のみを利用しても良いが、光拡散処理として白濁
した材質を使用し、その中に含まれる粒子により光を乱
反射して拡散させると、略平行方向からの視線に対して
より認識し易くなる。
【0022】光拡散処理としては、凸形状を形成する際
に梨地状の微細な凸凹又は細かな傷や白化を発生させて
光を拡散させるようにしてもよい。
【0023】細かな傷や白化は強度的および品質的に問
題の無い程度とすることは改めて言うまでもない。
【0024】また、蓄光処理として、光透過部に蛍光材
を添加したり、表面に塗布することでも、光拡散処理と
同様に光が表面シートの略平行方向へ拡散する効果を得
ることができる。
【0025】以上に実施例を述べたが、排便動作補助手
段は電磁波などにより本体2と間接的に接続しても良
い。また、本体2には排便動作補助手段の状態を制御す
る手段の少なくとも一部を備えておれば良く、本体2は
複数の形態に分かれていても良い。本体2が複数に分か
れている場合は、そのいずれか一つに表面シート7と発
光部8があればよく、すべての本体2に備えなくともよ
い。また、本体2の便器1に対しての固定については、
この実施例では便器上に直接的に固定しているが、トイ
レ空間の壁などに配置することで、便器に対しての位置
を間接的に固定してもよい。また、本体固定の方法につ
いては、本体を着脱する機能を付加した方がよいが、無
くてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、光が凸部で屈折して表面シートに
略平行方向まで拡散し、表面シートが使用者の視線に対
して略平行となっても排便動作補助手段の状態を認識し
易くなる。また、凸形状に形成された光透過部が表面シ
ートと一体であるため、機構が簡単で防水効果も得やす
い。
【0027】請求項2では、表面シートが使用者の視線
に対して略平行となっても使用者の姿勢により便座暖房
手段又は局部洗浄手段又は消臭手段の動作状況を認識し
易くなる。
【0028】請求項3では、表面シートに対して略平行
方向への光の拡散がより向上するため、表面シートが使
用者の視線に対して略平行となっても排便動作補助手段
の状態を認識し易くなる。
【0029】請求項4では、光が凸部で屈折して本体側
面に略平行方向まで拡散し、使用者の視線に対して略平
行となる本体側面に発光表示部を設けても、排便動作補
助手段の状態を認識し易くなる。
【0030】また、請求項5では、発光表示部の構成が
簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す断面詳細図であ
る。
【図2】 本発明の一実施の形態を示すトイレ装置の全
体図である。
【図3】 便器の一形態である洋式大便器における使用
者の視線を示す図である。
【図4】 従来の技術による表面シートの配置例を示す
斜視図である。
【図5】 従来の構造を示す断面詳細図である。
【符号の説明】 1:便器 2:本体 3:本体固定部材 4:局部洗浄手段 5:脱臭手段 6:便座暖房手段 7:表面シート 8:発光部 9:開口部 10:光透過部 11:節電スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排便動作補助手段と、便器に対して直
    接的又は間接的に固定される本体と、排便動作補助手段
    の状態に基づいて発光形態が変化する発光部と、使用者
    の視線に対し略平行の本体上に配置され、前記発光部の
    光を透過する光透過部を有する表面シートと、を備えた
    トイレ装置において、表面シートの光透過部を凸形状と
    したことを特徴とするトイレ装置。
  2. 【請求項2】 前記排便動作補助手段は、便座暖房手
    段又は局部洗浄手段又は消臭手段の少なくともいずれか
    ひとつとしたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記光透過部に光拡散処理又は蓄光処
    理を施したことを特徴とする請求項1又は2記載のトイ
    レ装置。
  4. 【請求項4】 便器後部に取り付けられる本体と、該
    本体に開閉自在に支持されて暖房装置を内蔵する便座と
    を備えるトイレ装置において、前記便座の開閉方向に対
    して平行となる前記本体の側面に発光表示部を設け、該
    発光表示部は前記側面に対して突出する凸部を備えたこ
    とを特徴とするトイレ装置。
  5. 【請求項5】 前記凸部は、前記本体の側面に貼着さ
    れた表面シートの一部を突出形成した光透過部であるこ
    とを特徴とする請求項4記載のトイレ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304821A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 便座装置
JP2007313281A (ja) * 2006-04-27 2007-12-06 Inax Corp 便座装置

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JP2006304821A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 便座装置
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