JP2001295335A - 水栓器具 - Google Patents

水栓器具

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JP2001295335A
JP2001295335A JP2000109714A JP2000109714A JP2001295335A JP 2001295335 A JP2001295335 A JP 2001295335A JP 2000109714 A JP2000109714 A JP 2000109714A JP 2000109714 A JP2000109714 A JP 2000109714A JP 2001295335 A JP2001295335 A JP 2001295335A
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JP
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outlet
faucet
water
shower
spout
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JP2000109714A
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English (en)
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Hideyuki Miyajima
秀幸 宮嶋
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャワー水をシャワーヘッドの配置位置に応じ
て同じ水栓本体の異なった箇所から取り出すことができ
るようにする。 【解決手段】水栓器具10を、吐水の第1の出口48
と、第1の出口48とは別の箇所に設けられた吐水の第
2の出口50と、第2の出口50に連通して設けられた
流入口52と、第2の出口50とは別の箇所に設けられ
た吐水の取出口57と、一端が第1の出口48に接続さ
れて第1の出口48から延び出し、他端が取出口57に
接続ないし位置させられるか又は流入口52に接続され
る水栓本体12内の連絡管56とを含むように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は水栓器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
例えば浴室用の水栓器具においては1つの水栓本体に対
して1つの吐水管,1つのシャワーヘッドが設けられ、
水栓本体に設けられた切替ハンドルの切替操作により吐
水が吐水管側に又はシャワーヘッド側に、詳しくはシャ
ワー水の出口に切り替えられるようになっている。
【0003】ところで水栓器具を設置する現場や設置箇
所によってはシャワー水を異なった方向に取り出したい
場合があり、この場合水栓本体のシャワー水の出口が1
箇所のみであると、シャワーホースを無理に曲げたりし
なければならないなどその取回しに無理が生ずる場合が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の水栓器具はこの
ような課題を解決するために案出されたものである。而
して請求項1のものは、(イ)吐水の第1の出口と、
(ロ)該第1の出口とは別の箇所に設けられた吐水の第
2の出口と、(ハ)該第2の出口に連通して設けられた
流入口と、(ニ)該第2の出口とは別の箇所に設けられ
た吐水の取出口と、(ホ)一端が該第1の出口に接続さ
れて該第1の出口から延び出し、他端が前記取出口に接
続ないし位置させられるか又は前記流入口に接続される
水栓本体内の連絡管とを有していることを特徴とする。
【0005】請求項2のものは、請求項1において、前
記水栓本体がボデーと該ボデーを囲む状態で設けられた
水栓本体の外殻を成すケーシングとを有しており、該ボ
デーに前記第1の出口と第2の出口と流入口とが設けら
れているとともに、該ボデー内部に該流入口と第2の出
口とを連通させる内部通路が形成されており、前記連絡
管が前記ボデーの外部且つケーシング内部において延び
ていることを特徴とする。
【0006】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記第1及び第2の出口がシャワー水の出口
であることを特徴とする。
【0007】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明の水栓器具
は、吐水の第1の出口と、第2の出口と、それらとは別
の吐水の取出口とを設けてその第1の出口から連絡管を
延び出させ、その連絡管の他端を取出口に接続ないし位
置させるか又は第2の出口に連通する流入口に接続する
ようになしたもので、この水栓器具によれば、必要に応
じて吐水を別々の箇所に設けた取出口及び第2の出口と
の何れからでも取り出すことができる。従って吐水を別
々の方向に取り出したいとき、それら取出口又は第2の
出口の何れかから吐水を取り出すようにすることで、無
理なく適正に吐水を取り出すための配管の取回りを行う
ことができる。
【0008】特に水栓器具がシャワーヘッドを有する場
合において、そのシャワーヘッドをシャワーホースにて
水栓本体に接続する場合、シャワーヘッドが水栓本体と
は離れた位置に設けられることから、上記取出口又は第
2の出口をシャワー水用のものとなしておいた場合、シ
ャワーヘッドの設置位置に応じてシャワー水を適正に取
り出すことができる(請求項3)。即ちシャワーホース
を無理に曲げなくても、適正な取回しでかかるシャワー
ホースを水栓本体からシャワーヘッドに向けて延び出さ
せることができる。
【0009】本発明においては、水栓本体をボデーとこ
れを包み込むケーシングとを有する形態となし、そのボ
デーに第2の出口と流入口とを設けて、そのボデー内部
に流入口と第2の出口とをつなぐ内部通路を形成してお
き、そして第1の出口からボデー外部に且つケーシング
内部において連絡管を延び出させるようになしておくこ
とができる(請求項2)。このようにした場合、ボデー
に第1の出口と流入口とを設けても、更にはまた第1の
出口から連絡管を延び出させても、それらがケーシング
に囲まれてその内部に隠蔽された状態となるため、水栓
本体の外観を損なうことなく良好な美観に保持すること
ができる利点が得られる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1及び図2において、10は本例の水栓器
具で水栓本体12と、その上面から水平に延び出した吐
水管14とを有している。吐水管14は、基端において
水栓本体12に対し回動可能に接続されている。また先
端には吐水口16を有していて、その吐水口16から吐
水を行うようになっている。
【0011】水栓本体12の上面は傾斜面とされてい
て、その傾斜面に温調ハンドル(温度調節ハンドル)1
8が設けられている。また側面には切替ハンドル20が
設けられている。ここで温調ハンドル18は吐水の温度
調節用のものであり、また切替ハンドル20は吐水管1
4先端の吐水口16からの吐水と図示を省略するシャワ
ーヘッドからの吐水とを切り替え、また併せて吐水・止
水を行うためのものである。
【0012】22は取付基体としてのカウンターであっ
て、水栓本体12はこのカウンター22上に設置されて
いる。水栓本体12からは、このカウンター22を貫通
してその下側に水側,湯側の接続口24が突き出してお
り、それら接続口24に対して図2に示しているように
水,湯のサプライ管38が接続されるようになってい
る。そしてこれらサプライ管38を通じて水栓本体12
内部に水と湯とが供給され、そこにおいてそれら水,湯
が混合されて吐水口16又はシャワーヘッドへと送られ
る。
【0013】図1において26はシャワー水(吐水)を
導く配管であって、この例では銅管28とフレキシブル
管30とから成っている。この配管26は、水栓本体1
2とは離れた位置においてカウンター22の前板32を
貫通してエルボ34を介しシャワーホース36と接続さ
れている。シャワーホース36の先端には図示を省略す
るシャワーヘッドが接続されている。
【0014】図3に示しているように、水栓本体12は
金属製のボデー40と、ボデー40を取り囲むように設
けられた、水栓本体12の外殻を成すケーシング(この
例では樹脂製)42とを有している。ボデー40には、
上記サプライ管38からの水,湯をボデー40に設けら
れた混合部44へと導く管部46が設けられている。
【0015】また図4に示しているように、ボデー40
には混合部44からの混合水(吐水)を流出させる第1
の出口48が設けられ、また第1の出口48とは離れた
位置で且つ図4中水栓本体12の左側面に臨む位置に第
2の出口50が設けられるとともに更に流入口52が設
けられている。ここで流入口52と第2の出口50と
は、図8に詳しく示しているようにボデー40の内部に
形成された内部通路62を通じて連通させられている。
尚図1〜図4において、この第2の出口50は盲栓54
にて閉鎖されている。
【0016】図4において、56は連絡管(この例では
銅管)で一端が第1の出口48に接続されている。即ち
連絡管56が第1の出口48からケーシング42内部に
おいてボデー40外部に延び出している。連絡管56
は、図3に示しているように他端がケーシング42の底
板42Aの取出口57及びカウンター22の貫通孔58
を通じてケーシング42外部で接続金具60を介し上記
シャワー水用の配管26に接続されている。
【0017】以上から明らかなように、ここではシャワ
ー水が水栓本体12の下面側に、詳しくはカウンター2
2の下側に取り出されるようになっている。即ち、ここ
ではサプライ管38,管部46を通じてボデー40内部
に流入した水と湯とが混合部44で混合され、その混合
水が第1の出口48から流出した後、連絡管56を通じ
てカウンター22の下側のシャワー水用の配管26へと
流出する。
【0018】そしてその混合水は配管26を通じて水栓
本体12とは離隔した位置に配置されているシャワーホ
ース36へと送られ、そしてそのシャワーホース36を
流通した上でその先端のシャワーヘッドから外部へとシ
ャワー吐水される。
【0019】図5〜図8はシャワー水を水栓本体12の
側面から取り出す場合の例を示したものである。図7に
示しているように、ここでは第1の出口48に一端が接
続された連絡管56の他端が、ボデー40に設けられた
前記の流入口52に接続されている。即ち第1の出口4
8と流入口52とが連絡管56でつながれている。そし
てその流入口52に連通する第2の出口50に対して、
シャワーホース36がエルボ34を介して直接接続され
ている。
【0020】この図5〜図8の例の場合、シャワー水は
ボデー40の第1の出口48から流出した後再びボデー
40内部に戻って、更に水栓本体12の側面の第2の出
口50から流出して直接シャワーホース36内へと流れ
込む。
【0021】本例の水栓器具12によれば、シャワー水
を別々の方向に取り出したいとき、必要に応じて別々の
箇所に設けた取出口57又は第2の出口50の何れかか
ら取り出すようにすることで、無理なく適正にシャワー
ホース36の取回りを行うことができる。
【0022】また本例によれば、ボデー40に第1の出
口48と流入口52とを設けても、更にはまた第1の出
口48から連絡管56を延び出させても、それらがケー
シング42に囲まれてその内部に隠蔽された状態となる
ため、水栓本体12の外観を損なうことなく良好な美観
に保持することができる。
【0023】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例ではシャワー水を水栓
本体12の下面と側面の何れかから取り出すようにして
いるが、他の所望の箇所からこれらを取り出すようにな
すといったことも可能である。また上記例示した形態の
水栓はあくまで本発明の一形態例を示したに過ぎず、本
発明は他の様々な形態の水栓器具に対して適用すること
が可能である。その他本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である水栓器具を示す図であ
る。
【図2】同じ実施例の水栓器具の正面図及び側面図であ
る。
【図3】同じ実施例の水栓器具の水栓本体を一部切り欠
いて示す正面図である。
【図4】同じ実施例の水栓器具を一部切り欠いて示す平
面図である。
【図5】同じ実施例の水栓器具においてシャワー水を水
栓本体の側面から取り出す場合の例を示した図である。
【図6】図5に示す状態の水栓器具の水栓本体を一部切
り欠いて示す正面図である。
【図7】図5に示す状態の水栓器具を一部切り欠いて示
す平面図である。
【図8】図5に示す状態の水栓器具におけるシャワーホ
ース接続部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
10 水栓器具 12 水栓本体 36 シャワーホース 40 ボデー 42 ケーシング 48 第1の出口 50 第2の出口 52 流入口 56 連絡管 57 取出口 62 内部通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)吐水の第1の出口と、(ロ)該第1の
    出口とは別の箇所に設けられた吐水の第2の出口と、
    (ハ)該第2の出口に連通して設けられた流入口と、
    (ニ)該第2の出口とは別の箇所に設けられた吐水の取
    出口と、(ホ)一端が該第1の出口に接続されて該第1
    の出口から延び出し、他端が前記取出口に接続ないし位
    置させられるか又は前記流入口に接続される水栓本体内
    の連絡管と、 を有していることを特徴とする水栓器具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記水栓本体がボデ
    ーと該ボデーを囲む状態で設けられた水栓本体の外殻を
    成すケーシングとを有しており、該ボデーに前記第1の
    出口と第2の出口と流入口とが設けられているととも
    に、該ボデー内部に該流入口と第2の出口とを連通させ
    る内部通路が形成されており、前記連絡管が前記ボデー
    の外部且つケーシング内部において延びていることを特
    徴とする水栓器具。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記第
    1及び第2の出口がシャワー水の出口であることを特徴
    とする水栓器具。
JP2000109714A 2000-04-11 2000-04-11 水栓器具 Pending JP2001295335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002061240A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Kvk Corp 給水栓

Cited By (1)

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