JP2001294517A - ヘア組成物を含むロールオンアプリケーター - Google Patents

ヘア組成物を含むロールオンアプリケーター

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JP2001294517A
JP2001294517A JP2001070774A JP2001070774A JP2001294517A JP 2001294517 A JP2001294517 A JP 2001294517A JP 2001070774 A JP2001070774 A JP 2001070774A JP 2001070774 A JP2001070774 A JP 2001070774A JP 2001294517 A JP2001294517 A JP 2001294517A
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エルヴェ・ジュルダン
Dorothee Pasquet
ドロテ・パケ
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LOreal SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘアスタイルの形態の維持及び/または髪の
ケアのための、従来周知の装置に対して改良されてお
り、特に簡便で衛生的な適用を生じるヘア組成物を含む
装置の提供。 【解決手段】 回転して移動可能な閉鎖手段と、該閉鎖
手段を保持するための手段によって一端を閉ざされた容
器を含むロールオンアプリケーターであって、該容器
は、化粧品的に許容可能な媒体中に、(i)アニオン
性、両性若しくは非イオン性固定ポリマー;(ii)有
益な試薬;(iii)ヘア染料;に属する少なくとも一
つの化合物を含む、カルボン酸界面活性剤を除くヘア組
成物を含み、該アプリケーターは、ヘアスタイルに対し
て、髪及び/または輝きの固定及び/または美容コンデ
ィションに有益な作用を与えるスタイリング若しくはケ
ア製品を、髪に直接沈着するのに適しているアプリケー
ターを提供すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の主題は、ヘア組成物
を含むロールオンアプリケーターである。本発明はま
た、このアプリケーターの使用を含むヘア美容方法を提
供する。
【0002】
【従来の技術】パッド若しくはエアゾールを使用して適
用されるクリーム、ローション、ボトル、チューブ、ス
ティック、溶液といった各種の形態で提供されるヘア組
成物が周知である。
【0003】提示されたそれぞれの形態は、固有の欠点
を示す。例えば、組成物が、クリーム、ローション、ボ
トル若しくはチューブの形態で提供される場合、ユーザ
ーの指の間に組成物を取り、それを髪に沈着しなければ
ならない。この場合、手がねばねばせず、べとつかず、
ぎとぎとしないように、ヘア製品の適用の後に手を洗浄
若しくは拭き取ることが一般的に必要であり、そのこと
が上記製品の使用を不便にしている。
【0004】組成物がスティックの形態であり、パッド
から適用される場合、主な欠点は、髪が場合によりステ
ィック若しくはパッドにくっつき、そのことが衛生的及
び感覚的な問題を提示する。それ故ほとんどの場合、複
数のユーザーによって同じスティック若しくは同じパッ
ドの使用を考慮することは不快なことである。
【0005】組成物がエアゾールの形態で適用される場
合、それは噴射剤の作用によってバルブを経てエアゾー
ル容器から噴射される。この場合、噴射された製品は、
意図した位置に正確に局在できない。
【0006】例えば、米国特許第3,036,328号、第4,22
1,494号、第4,221,495号、第4,475,837号、若しくは第
5,051,017号に開示されたものといったロールオンアプ
リケーターもまた周知である。特に皮膚衛生製品の適用
のために、化粧品において上記ロールオンアプリケータ
ーの使用について供給がすでになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明によって提示さ
れる課題は、ヘアスタイルの形態の維持及び/または髪
のケアのための、従来周知の装置に対して改良されてお
り、特に簡便で衛生的な適用を生じるヘア組成物を含む
装置を提供することである。
【0008】本出願人は、驚くべき且つ予期せぬこと
に、ヘア組成物の構成を適切に選択することによって、
一方でロールオンアプリケーターの注意深い選択による
これらの組成物についての特定の適用パラメーターを見
出し、他方でそれが上述の課題を解決することを見出し
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の主題は、回転し
て移動可能な閉鎖手段と、該閉鎖手段を保持するための
手段によって一端を閉ざされた容器を含むロールオンア
プリケーターであり、該容器は、化粧品的に許容可能な
媒体中に、以下の群: (i)アニオン性、両性若しくは非イオン性固定ポリマ
ー; (ii)有益な試薬; (iii)ヘア染料; に属する少なくとも一つの化合物を含む、カルボン酸界
面活性剤を除くヘア組成物を含み、該装置は、ヘアスタ
イルに対して、髪及び/または輝きの固定及び/または
美容コンディションに有益な作用を与えるスタイリング
若しくはケア製品を、髪に直接沈着するのに適してい
る。
【0010】本発明の別の主題は、上記ロールオンアプ
リケーターの使用を含む美容方法に関する。
【0011】本発明によって特に提示されるロールオン
アプリケーターは、名称"ball andball carrier assemb
ly for roll-on" (Narta type)の下でWeener Plastic社
により販売されているものである。
【0012】閉鎖手段は、例えば滑らかな若しくは滑ら
かでない表面を有する、球状、楕円状または定形の若し
くは不定形の形状といったいかなる形状を有してもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の意味において、用語、
「髪の美容コンディションに有益な作用」は、特にもつ
れのほどけ易さ、触り心地の柔軟性若しくは髪の柔らか
さ、または髪のカラーリングのような視覚的外観の改良
といった、髪の質若しくは髪の外観のいずれかの美容的
改良を意味する。
【0014】用語、「ヘア組成物」は、ヘアスタイルの
形態の維持及び/または固定、髪のケア、髪のメイクア
ップ、若しくは髪のカラーリングのための組成物を意味
するように解される。
【0015】用語、「スタイリング」は、ヘアスタイル
の固定及び/またはその維持の事実を意味するように解
される。用語、「ケア」は、髪の天然の美容的若しくは
機械的特性を改良若しくは維持する事実を意味するよう
に解される。
【0016】本発明の意味において、用語、「固定ポリ
マー」は、ヘアスタイルの固定及び/またはその形態の
維持が可能なポリマーを意味するように解される。
【0017】固定ポリマーは、溶解形態若しくは固形ポ
リマー粒子の分散物の形態で使用できる。
【0018】本発明に従って使用できるアニオン性、両
性及び非イオン性固定ポリマーは、以下に記載される。
【0019】一般的に使用されるアニオン性固定ポリマ
ーは、カルボン酸、スルホン酸若しくはリン酸から由来
する基を含むポリマーであり、約500から5,00
0,000の間の分子量を有する。
【0020】1)カルボキシル基は、以下の式に対応す
るもののような不飽和モノ若しくはジカルボン酸モノマ
ーによって提供される:
【化2】 式中、nは0から10の整数であり、A1は、任意に不
飽和基の炭素原子に、またはnが1より大きい場合、酸
素若しくは硫黄のようなヘテロ原子を経て隣接したメチ
レン基に結合したメチレン基を表し、R7は、水素原子
またはフェニル基若しくはベンジル基を表し、R8は、
水素原子または低級アルキル基若しくはカルボキシル基
を表し、並びにR9は、水素原子、低級アルキル基、ま
たは−CH2−COOH、フェニル基若しくはベンジル
基を表す。
【0021】上述の式において、低級アルキル基は好ま
しくは、1から4の炭素原子を有する基、特にメチル及
びエチルを表す。
【0022】本発明に従ったカルボキシル基を含む好ま
しいアニオン性固定ポリマーは以下のものである:
【0023】A)アクリル酸若しくはメタクリル酸のホ
モ若しくはコポリマー、特にAllied Colloid社によりVe
rsicol EまたはK、並びにBASF社によりUltraholdの名称
で販売されている製品。Hercules社によりReten 421、4
23若しくは425の名称の下でナトリウム塩の形態で販売
されているアクリル酸とアクリルアミドのコポリマー、
またはポリヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩。
【0024】B)任意にポリエチレングリコールのよう
なポリアルキレングリコールにグラフトされ、任意に架
橋された、エチレン、スチレン、ビニルエステルまたは
アクリル酸若しくはメタクリル酸のエステルのようなモ
ノエチレン性モノマーと、アクリル酸若しくはメタクリ
ル酸のコポリマー。上記ポリマーは、仏国特許第1,222,
944号及び独国特許出願第2,330,956号に特に開示されて
おり、このタイプのコポリマーは、特にルクセンブルグ
特許出願第75370号及び第75371号に開示され、American
Cyanamid社によりQuadramerの名称の下で提供される、
鎖中に任意にN-アルキル化された及び/または-ヒドロ
キシアルキル化されたアクリルアミド単位を含む。アク
リル酸とC1−C4メタクリル酸アルキルとのコポリマ
ー、ISP社によりAcrylidone LMの名称の下で販売されて
いる、ビニルピロリドンとアクリル酸とC1−C20メタ
クリル酸アルキル、例えばメタクリル酸ラウリルとのタ
ーポリマー、並びにBASF社によりLuvimer 100 Pの名称
の下で販売されている製品のような、メタクリル酸/ア
クリル酸エチル/アクリル酸tert-ブチルターポリマー
もまた挙げられる。
【0025】C)鎖中に、酢酸ビニル若しくはプロピオ
ナート単位と、任意にグラフト及び架橋することができ
る、少なくとも5の炭素原子を含むもののような長い炭
化水素鎖を含む直鎖状若しくは分枝状飽和カルボン酸
の、アリル若しくはメタリルエステル、ビニルエーテル
若しくはビニルエステル、または代わりにα若しくはβ
環式カルボン酸のビニル、アリル若しくはメタリルエス
テルといった任意の他のモノマーを含むもののような、
クロトン酸から由来するコポリマー。上記ポリマーは、
とりわけ仏国特許1 222 944、1 580 545、2 265 782、2
265 781、1 564 110及び2 439 798に開示されている。
これらのクラスに含まれる商業的な製品は、National S
tarch社によって販売されるResins 28-29-30、26-13-14
及び28-13-10である。
【0026】D)以下のものから選択されるC4−C8
ノ不飽和カルボン酸若しくはその無水物から由来するコ
ポリマー: − (i)一つ以上のマレイン酸、フマル酸若しくはイ
タコン酸またはその無水物と、(ii)ビニルエステ
ル、ビニルエーテル、ビニルハロゲン化物、フェニルビ
ニル誘導体、またはアクリル酸及びそのエステル、任意
にモノエステル化された若しくはモノアミド化されたこ
れらのコポリマーの無水物官能基から選択される少なく
とも一つのモノマーとを含むコポリマー;上記ポリマー
は、特に米国特許2 047 398、2 723 248及び2 102 113
及び英国特許839 805に開示され、とりわけISP社により
Gantrez AN若しくはESの名称で販売されているものが該
当する。 − (i)一つ以上のマレイン酸、シトラコン酸若しく
はイタコン酸無水物と、(ii)任意に鎖中に一つ以上
のアクリルアミド、メタクリルアミド、α−オレフィ
ン、アクリル酸若しくはメタクリル酸エステル、アクリ
ル酸若しくはメタクリル酸、またはビニルピロリドン基
を含む、アリル若しくはメタリルエステルから選択され
る一つ以上のモノマーを含むコポリマーで、これらのコ
ポリマーの無水物官能基は、任意にモノエステル化若し
くはモノアミド化されている。
【0027】これらのポリマーは、例えば本出願人の仏
国特許2 350 384及び2 357 241に開示されている。
【0028】E)カルボナート基を含むポリアクリルア
ミドスルホ基を含むポリマーは、ビニルスルホン酸、ス
チレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、若しくはア
クリルアミドアルキルスルホン酸単位を含むポリマーで
ある。
【0029】これらのポリマーは、特に以下のものから
選択される: − 約1,000から100,000の間の分子量を有
するポリビニルスルホン酸の塩、並びにアクリル酸若し
くはメタクリル酸、及びそれらのエステル、並びにアク
リルアミド若しくはその誘導体、ビニルエーテル及びビ
ニルピロリドンのような、不飽和コモノマーを有するコ
ポリマー。 − National Starch社によりFlexan 500及びFlexan 13
0の名称でそれぞれ販売されている、約500,000
と約100,000の分子量を有するナトリウム塩とい
った、ポリスチレンスルホン酸の塩。これらの化合物
は、仏国特許FR 2 198 719に開示されている。 − 米国特許4 128 631に開示されたもののような、ポ
リアクリルアミドスルホン酸の塩、とりわけ、Henkel社
によりCosmedia Polymer HSP 1180の名称で販売されて
いるポリアクリルアミドエチルプロパンスルホン酸の
塩。
【0030】本発明に従って、アニオン性固定ポリマー
は好ましくは、BASF社によりUltrahold Strongの名称で
販売されているアクリル酸/アクリル酸エチル/N-tert
-ブチルアクリルアミドターポリマーのようなアクリル
酸コポリマー、National Starch社によりResin 28-29-3
0の名称で販売されている酢酸ビニル/tert-ブチル安息
香酸ビニル/クロトン酸ターポリマー、及びクロトン酸
/酢酸ビニル/ネオドデカン酸ビニルターポリマーのよ
うなクロトン酸から由来するコポリマー、ISP社によりG
antrez ES 425の名称で販売されているモノエステル化
メチルビニルエーテル/マレイン酸無水物コポリマーの
ような、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルハロ
ゲン化物、フェニルビニル誘導体、またはアクリル酸及
びそのエステを有するマレイン酸、フマル酸若しくはイ
タコン酸またはその無水物から由来するポリマー、Rohm
Pharma社によりEudragit Lの名称で販売されているメ
タクリル酸とメタクリル酸メチルとのコポリマー、BASF
社によりLuvimer MAEX若しくはMAEの名称で販売されて
いるメタクリル酸とアクリル酸メチルとのコポリマー、
BASF社によりLuviset CA 66の名称で販売されている酢
酸ビニル/クロトン酸コポリマー、並びにBASF社により
Aristoflex Aの名称で販売されている、ポリエチレング
リコールでグラフトされた酢酸ビニル/クロトン酸コポ
リマー。
【0031】とりわけ好ましいアニオン性固定ポリマー
は、ISP社によりGantrez ES 425の名称で販売されてい
るモノエステル化メチルビニルエーテル/マレイン酸無
水物コポリマー、BASF社によりUltrahold Strongの名称
で販売されているアクリル酸/アクリル酸エチル/N-te
rt-ブチルアクリルアミドターポリマー、Rohm Pharma社
によりEudragit Lの名称で販売されているメタクリル酸
とメタクリル酸メチルとのコポリマー、National Starc
h社によりResin 28-29-30の名称で販売されている、酢
酸ビニル/tert-ブチル-ベンゾアート/クロトン酸ター
ポリマー、及びクロトン酸/酢酸ビニル/ネオドデカン
酸ビニルターポリマー、BASF社によりLuvimer MAEX若し
くはMAEの名称で販売されているメタクリル酸とアクリ
ル酸エチルとのコポリマー、またはISP社によりAcrylid
one LMの名称で販売されているビニルピロリドン/アク
リル酸/メタクリル酸ラウリルターポリマーから選択さ
れる。
【0032】本発明に従って使用され得る両性固定ポリ
マーは、ポリマー鎖中にランダムに配置されたB及びC
単位を含むポリマーから選択でき、ここでBは、少なく
とも一つの塩基性窒素原子を含むモノマーから由来する
単位を表し、Cは、一つ以上のカルボキシル若しくはス
ルホ基を含む酸性モノマーから由来する単位を表し、ま
たはB及びCは、両性イオンカルボキシベタイン若しく
はスルホベタインモノマーから由来する基を表す。
【0033】B及びCはまた、第一級、第二級、第三級
若しくは第四級アミン基を含むカチオン性ポリマー鎖を
表し、そこで該アミン基の少なくとも一つは、炭化水素
基を介して結合されたカルボキシル若しくはスルホ基を
有し、またはB及びCは、αβ−ジカルボキシエチレン
単位を含むポリマーの鎖の一部を形成し、そのカルボキ
シル基の一つは、一つ以上の第一級若しくは第二級アミ
ン基を含むポリアミンと反応している。
【0034】上述の定義に該当するとりわけ好ましい両
性固定ポリマーは、以下のポリマーから選択される:
【0035】1)特にアクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸若しくはαクロルアクリル酸といったカルボキシ
ル基を有するビニル化合物から由来するモノマーと、特
にメタクリル酸及びアクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ル若しくはジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド
及びアクリルアミドといった少なくとも一つの塩基性原
子を含む置換ビニル化合物から由来する塩基性モノマー
との共重合によって生ずるポリマー。上記化合物は、米
国特許3 836 537に開示されている。
【0036】2)以下のものから由来する単位を含むポ
リマー: a)アルキル基によって窒素原子で置換されたアクリル
アミド若しくはメタクリルアミドから選択される少なく
とも一つのモノマー; b)一つ以上の反応性カルボキシル基を含む少なくとも
一つの酸性コモノマー; c)アクリル酸及びメタクリル酸の第一級、第二級、第
三級及び第四級アミン置換基を含むエステル、並びに硫
酸ジメチル若しくはジエチルを有するメタクリル酸ジメ
チルアミノエチルの第四級化産物といった少なくとも一
つの塩基性コモノマー。
【0037】本発明に従ったとりわけ好ましいN-置換ア
クリルアミド若しくはメタクリルアミドは、アルキル基
が、2から12の炭素原子を含む基であり、とりわけN-
エチルアクリルアミド、N-tert-ブチルアクリルアミ
ド、N-tert-オクチルアクリルアミド、N-オクチルアク
リルアミド、N-デシルアクリルアミド、若しくはN-ドデ
シルアクリルアミド、及びそれらに対応するメタクリル
アミドである。
【0038】酸性コモノマーは、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、若しくは
フマル酸、並びにマレイン酸若しくはフマル酸またはそ
れらの無水物の1から4の炭素原子を有するアルキルモ
ノエステルである。
【0039】好ましい塩基性コモノマーは、メタクリル
酸アミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N'-ジメチル
アミノエチル、若しくはN-tert-ブチルアミノエチルで
ある。
【0040】National Starch社によりAmphomer若しく
はLovocryl 47の名称で販売されている製品のような、C
TFA名(第4版, 1991)でオクチルアクリルアミド/アク
リラート/メタクリル酸ブチルアミノエチルコポリマー
を有するコポリマーの使用が特に挙げられる。
【0041】(3)一般式(III)のポリアミノアミ
ドから由来する部分的若しくは完全にアルキル化され架
橋されたポリアミノアミド:
【化3】 式中、R10は、飽和ジカルボン酸、エチレン二重結合を
含む脂肪族モノ若しくはジカルボン酸、これらの酸の1
から6の炭素原子を有する低級アルカノールのエステ
ル、若しくは二重第一級若しくは二重第二級アミンを有
する上記酸のいずれか一つの添加から由来する残基から
由来する二価残基を表し、Zは二重第一級、モノ若しく
は二重第二級ポリアルキレンポリアミンの基を表し、好
ましくは以下のものを表す: a)60から100mol%の割合の、以下の基(I
V):
【化4】 式中、x=2及びp=2若しくは3,またはx=3及び
p=2である場合、この基はジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラアミン、若しくはジプロピレントリア
ミンから由来する。 b)0から40mol%の割合の、上述の基(IV)
で、式中x=2及びp=1であり、エチレンジアミンか
ら由来し、若しくは以下のピペラジンから由来し、
【化5】 c)0から20mol%の割合の、ヘキサメチレンジア
ミンから由来する−NH−(CH26−NH−基であ
り、これらのポリアミノアミンは、該ポリアミノアミド
のアミン基当たり0.025から0.35molの架橋
剤によって、エピハロヒドリン、ジエポキシド、ジアン
ヒドリド、若しくは二重不飽和誘導体から選択される二
官能性架橋剤の添加によって架橋され、且つ、アクリル
酸、クロル酢酸、若しくはアルカンスルトン若しくはそ
の塩での反応によってアルキル化される。
【0042】飽和カルボン酸は好ましくは、アジピン
酸、2,2,4-トリメチルアジピン酸若しくは2,4,4-トリメ
チルアジピン酸、及びテレフタル酸のような6から10
の炭素原子を有する酸、並びに例えばアクリル酸、メタ
クリル酸若しくはイタコン酸のようなエチレン二重結合
を含む酸から選択される。
【0043】アルキル化において使用されるアルカンス
ルトンは好ましくは、プロパン若しくはブタンスルトン
であり、アルキル化試薬の塩は好ましくは、ナトリウム
若しくはカリウム塩である。
【0044】(4)以下の式(V)の両性イオン単位を
含むポリマー:
【化6】 式中、R11は、アクリラート、メタクリラート、アクリ
ルアミド、若しくはメタクリルアミド基のような重合可
能な不飽和基を表し、y及びzは、1から3の整数を表
し、R12及びR13は、水素原子、またはメチル、エチル
若しくはプロピルを表し、R14及びR15は、水素原子、
またはR14及びR15中の炭素原子の合計が10を越えな
いようなアルキル基を表す。
【0045】上記単位を含むポリマーはまた、アクリル
酸若しくはメタクリル酸ジメチル若しくはジエチルアミ
ノエチル、またはアクリル酸若しくはメタクリル酸アル
キル、アクリルアミド若しくはメタクリルアミド、また
は酢酸ビニルのような、非両性イオンモノマーから由来
する単位を含むことができる。
【0046】例として、SandozによってDiaformer Z301
の名称で販売されている製品のような、メタクリル酸メ
チル/ジメチルカルボキシメチルアンモニオエチルメタ
クリル酸メチルコポリマーが挙げられる。
【0047】(5)以下の式に該当するモノマー単位を
含むキトサンから由来するポリマー:
【化7】 式中、D単位は、0から30%の間の割合で存在し、E
単位は、5から50%の間の割合で存在し、F単位は、
30から90%の間の割合で存在し、このF単位中のR
16は、以下の基を表すと解され:
【化8】 式中、q=0であるならば、R17、R18及びR19は、同
一または異なってもよく、それぞれ水素原子、メチル、
ヒドロキシル、アセトキシ、若しくはアミノ基、任意に
一つ以上の窒素原子によって中断され、及び/または任
意に一つ以上のアミン、ヒドロキシル、カルボキシ、ア
ルキルチオール若しくはスルホ基、またはアルキル基が
アミノ基を有するアルキルチオール基によって置換され
たモノアルキルアミン基若しくはジアルキルアミン基を
表し、R17、R18及びR19基の少なくとも一つは、この
場合水素原子である;またはq=1であるならば、
17、R18及びR19はそれぞれ、水素原子、及び塩基若
しくは酸を有するこれらの化合物によって形成された塩
を表す。
【0048】(6)Jan Dekker社により"Evalsan"の名
称で販売されている、N-(カルボキシメチル)キトサン若
しくはN-(カルボキシブチル)キトサンのような、キトサ
ンのN-カルボキシアルキル化から由来するポリマー。
【0049】(7)例えば仏国特許1 400 366に開示さ
れた、一般式(VI)に該当するポリマー:
【化9】 式中、R20は、水素原子、またはCH3O、CH3CH2
O若しくはフェニル基を表し、R21は、水素原子、また
はメチル若しくはエチルのような低級アルキル基を表
し、R22は、水素原子、またはメチル若しくはエチルの
ような低級アルキル基を表し、R23は、メチル若しくは
エチルのような低級アルキル基、または−R 24−N(R
222の式に相当する基を表し、R24は、−CH2−CH
2−、−CH2−CH2−CH2−若しくは−CH2−CH
(CH3)−基を表し、R22は、上述の意味を有し、並
びに6までの炭素原子を含むこれらの基の高次相同体。
【0050】以下のものから選択される−D−X−D−
X−型の両性ポリマー:
【0051】a)以下の式の少なくとも一つの単位を含
む化合物と、クロル酢酸若しくはクロル酢酸ナトリウム
の反応によって得られたポリマー: −D−X−D−X−D− (VII) 式中、Dは以下の基を表す:
【化10】 並びにXは、E若しくはE’の記号を表し、E若しくは
E’は、同一若しくは異なってもよく、不飽和若しくは
ヒドロキシル基によって飽和された、且つさらに酸素、
窒素若しくはイオウ原子、または1から3の芳香族及び
/または複素環を含むことができる、主鎖中に7までの
炭素原子を含む直鎖状若しくは分枝状アルキレン基であ
る二価の基を表す;酸素、窒素及びイオウ原子は、エー
テル、チオエーテル、スルホキシド、スルホン、スルホ
ニウム、アルキルアミン若しくはアルケニルアミン基、
またはヒドロキシル、ベンジルアミン、アミンオキシ
ド、第四級アンモニウム、アミド、イミド、アルコー
ル、エステル、及び/またはウレタン基の形態で存在す
る。
【0052】b)以下の式のポリマー: −D−X−D−X− (VII’) 式中、Dは以下の基を表す:
【化11】 並びにXは、E若しくはE’及び少なくとも一つのE’
の記号を表し、Eは上述の意味を有し、E’は一つ以上
のヒドロキシル基によって置換された若しくは置換され
ておらず、且つ一つ以上の窒素原子を含む、主鎖中に7
までの炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝状アルキレ
ン基である二価の基であり、該窒素原子は、任意に酸素
原子によって中断され、必ず一つ以上のカルボキシル官
能基、及び一つ以上のヒドロキシル官能基を含むアルキ
ル鎖によって置換され、且つクロル酢酸若しくはクロル
酢酸ナトリウムでの反応によってベタイン化されてい
る。
【0053】(9)N,N-ジメチルアミノプロピルアミン
のような、N,N-ジアルキルアミノアルキルアミンでの半
アミド化、またはN,N-ジアルカノールアミンでの半エス
テル化によって部分的に修飾された(C1−C5)アルキ
ルビニルエーテル/マレイン酸無水物コポリマー。これ
らのコポリマーはまた、ビニルカプロラクタムのような
他のビニルコモノマーを含むことができる。
【0054】本発明に従った特に好ましい両性固定ポリ
マーは、National Starch社によりAmphomer、Amphomer
LV 71またはLovocryl 47の名称で販売されている製品の
ような、オクチルアクリルアミド/アクリラート/メタ
クリル酸ブチルアミノエチルコポリマーのCTFA名を有す
るコポリマーのような(3)属のもの、例えばSandoz社
によりDiaformer Z301の名称で販売されている、メタク
リル酸メチル/ジメチルカルボキシメチルアンモニオエ
チルメタクリル酸メチルコポリマーのような(4)属の
ものである。
【0055】本発明に従って使用できる非イオン性固定
ポリマーは、例えば以下のものから選択される: − ビニルピロリドンホモポリマー; − ビニルピロリドンと酢酸ビニルとのコポリマー; − Dow Chemical社によりPeox 50 000、Peox 200 000
及びPeox 500 000の名称で販売されているポリエチルオ
キサゾリンのような、ポリアルキルオキサゾリン; − Hoechst社によりAppretan EMの名称によって販売さ
れている製品、及びRhone-Poulenc社によりRhodopas A
012の名称で販売されている製品のような、酢酸ビニル
ホモポリマー; − Rhone-Poulenc社によりRhodopas AD 310の名称で販
売されている製品のような、酢酸ビニルとアクリル酸エ
ステルのコポリマー; − Hoechst社によりAppretan TVの名称で販売されてい
る製品のような、酢酸ビニルとエチレンとのコポリマ
ー; − Hoechst社によりAppretan MB Extraの名称で販売さ
れ値得る製品のような、例えばマレイン酸ジブチルとい
った、酢酸ビニルとマレイン酸エステルとのコポリマ
ー; − ポリエチレンとマレイン酸無水物とのコポリマー; − Matsumoto社によりMicropearl RQ 750の名称で販売
されている製品、またはBASF社によりLuhydran A 848 S
の名称で販売されている製品のような、アクリル酸アル
キルホモポリマー、及びメタクリル酸アルキルホモポリ
マー; − 例えばRohm & Haas社によりPrimal AC-261 K及びEu
dragit NE 30 Dの名称で、BASF社によりAcronal 601ま
たはLuhydran LR 8833若しくは8845の名称で、あるいは
Hoechst社によりAppretan N9213若しくはN9212の名称で
販売されている製品のような、アクリル酸アルキルトメ
タクリル酸アルキルトのコポリマーといった、アクリル
酸エステルコポリマー; − アクリロニトリルと、例えばブタンジエン及び(メ
タ)アクリル酸アルキルから選択される非イオン性モノ
マーとのコポリマー;Nippon Zeon社によりNipolLX 531
Bの名称で販売されている製品、またはRohm & Haas社
によりCJ 0610 Bの名称で販売されている製品が挙げら
れる; − Rohm & Haas社によりAcrysol RM 1020若しくはAcry
sol RM 2020の名称で販売されている製品、またはDSM R
esins社によりUraflex XP 401 UZ若しくはUraflex XP 4
02 UZの名称で販売されている製品のようナポリウレタ
ン; − National Starch社により販売されている製品8538-
33のような、アクリル酸アルキルトウレタンとのコポリ
マー; − Rhone-Poulenc社により販売されている製品Estapor
LOのようなポリアミド; − 化学的に修飾された若しくは修飾されていない非イ
オン性グアゴム。
【0056】非修飾非イオン性グアゴムは、例えばUnip
ectine社によりVidogum GH 175の名称で、またはMeyhal
l社によりJaguar Cの名称で販売されている製品であ
る。
【0057】本発明に従った使用され得る修飾非イオン
性グアゴムは好ましくは、C1−C6ヒドロキシアルキル
基によって修飾される。例えば、ヒドロキシメチル、ヒ
ドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、及びヒドロキシ
ブチル基が挙げられる。
【0058】これらのグアゴムは本分野で周知であり、
例えばヒドロキシプロピル基によって修飾されたグアゴ
ムを得るために、グアゴムを、例えばプロピレンオキシ
ドのような対応するアルケンオキシドと反応させること
によって調製できる。
【0059】ヒドロキシアルキル基によって任意に修飾
された上記非イオン性グアゴムは、例えばMeyhall社に
よりJaguar HP8、Jaguar HP60、Jaguar HL120、Jaguar
DC 293及びJaguar HP 105の商標名で、またはAqualon社
によりGalactasol 4H4FD2の名称で販売されている。
【0060】非イオン性ポリマーのアルキル基は、他に
断り書きがなければ、1から6の炭素原子を有する。
【0061】本発明に従った組成物の調製に特に適した
非イオン性ポリマーは、以下のものから選択される: ビニルピロリドンと酢酸ビニルとのコポリマー、及び
ビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニルコ
ポリマーのような、ビニルラクタムコポリマー; ポリビニルカプロラクタムLuviskol Plus (BASF); Appretan EM (Hoechst)またはRhodopas A 012 (Rhone
-Poulenc)のような、酢酸ビニルホモポリマー; Peox 50 000及びPeox 500 000 (Dow Chemical)のよう
な、ポリアルキルオキサゾリン; Rhodopas AD 310 (Rhone-Poulenc)のような、酢酸ビ
ニルとアクリル酸エステルとのコポリマー; Appretan TV (Hoechst)のような、酢酸ビニルとエチ
レンとのコポリマー; Appretan MB Extra (Hoechst)のような、酢酸ビニル
とマレイン酸エステルとのコポリマー; Luhydran A 848 S (BASF)のような、アクリル酸アル
キルホモポリマーとメタクリル酸アルキルホモポリマ
ー; Primal AC-261 K (Rohm & Haas)、Acronal 601 (BAS
F)またはAppretan N 9213(Hoechst)のような、アクリル
酸エステルコポリマー; CJ 0601 B (Rohm & Haas)のような、アクリロニトリ
ルと非イオン性モノマーとのコポリマー; Acrysol RM 1020またはAcrysol RM 2020 (Rohm & Haa
s)のような、ポリウレタン; 8538-33 (National Starch)のような、アクリル酸ア
ルキルトウレタンとのコポリマー; Estapor LO 11 (Rhone-Poulenc)のような、ポリアミ
ド。
【0062】本発明に従って、ポリシロキサン部分と、
非シリコーン有機鎖よりなる部分とを含む、グラフト化
シリコーンタイプの固定をポリマーを使用することも可
能であり、該二つの部分の一方がポリマーの主鎖を構成
し、他方が上記主鎖にグラフトしている。これらのポリ
マーは、例えば特許出願EP-A-0 412 704、EP-A-0 41270
7、EP-A-0 640 105、WO 95/00578、EP-A-0 582 152及び
WO 93/23009、並びに米国特許4 693 935、4 728 571及
び4 972 037に開示されている。これらのポリマーは好
ましくは、アニオン性若しくは非イオン性である。
【0063】上記ポリマーは例えば、以下のものよりな
るモノマーの混合物からラジカル重合によって得ること
が可能なコポリマーである: a)50から90重量%のアクリル酸tert-ブチル; b)0から40重量%のアクリル酸; c)5から40重量%の以下の式のシリコーンマクロマ
ー:
【化12】 式中、vは5から700の範囲の数であり、重量パーセ
ンテージは、モノマーの全重量に対して計算される。
【0064】グラフトシリコーンポリマーの他の例は、
特に、チオプロピレンタイプの結合基を介して、ポリ
(メタ)アクリル酸タイプとポリ(アルキル(メタ)ア
クリラート)タイプとの混合ポリマー単位がグラフトし
て成るポリジメチルシロキサン(PDMS)、並びにチ
オプロピレンタイプの結合基を介して、ポリ(イソブチ
ル(メタ)アクリル酸)タイプのポリマー単位をグラフ
トして成るポリジメチルシロキサン(PDMS)であ
る。
【0065】固定ポリマーとしては、シリコーンを含む
若しくは含まない、官能化若しくは非官能化ポリウレタ
ンの使用が挙げられる。
【0066】本発明に従って、固定ポリマーは、最終組
成物の全重量に対して、0.1から10重量%、好まし
くは0.5から5重量%を占めることができる。
【0067】本発明に従って有益な試薬は好ましくは、
カチオン性ポリマー、カチオン性界面活性剤、セラミド
及びその誘導体、植物、鉱物若しくは合成油、脂肪アル
コール若しくはエステル、鉱物、動物、植物若しくは合
成ワックス、及びシリコーンから選択される。
【0068】本発明に従って有益な試薬は、ポリオレフ
ィンのような合成油、鉱物油、植物油、フッ素化若しく
は過フッ素化油、天然若しくは合成ワックス、シリコー
ン、カチオン性ポリマー、セラミドタイプの化合物、カ
チオン性界面活性剤、脂肪アミン、脂肪酸及びその油導
体、脂肪アルコール及びその誘導体、並びにこれらの各
種の化合物の混合物から選択できる。
【0069】本発明に従った好ましい有益な試薬は、カ
チオン性ポリマー及びシリコーンである。
【0070】合成油は特に、ポリオレフィン、とりわけ
α−オレフィン、より特には、水素化若しくは非水素化
ポリブテン、好ましくは水素化若しくは非水素化ポリイ
ソブテンである。
【0071】1000未満の分子量を有するイソブチレ
ンオリゴマー、並びに1000より大きい、好ましくは
1000から15000の間の分子量を有するポリイソ
ブチレンの混合物の使用が挙げられる。
【0072】本発明の文脈において使用できるポリα−
オレフィンの例として、とりわけPresperse Inc社によ
りPermethyl 99 A、101 A、102 A(n=16)及び106 A(n=3
8)の名称で販売されているポリイソブテン、または代わ
りにICI社によりArlamol HD(n=3)の名称で販売されてい
る製品が挙げられる(nは重合の度合を表す)。
【0073】またはポリオレフィンは、水素化若しくは
非水素化ポリデセンタイプであり、上記製品は例えば、
Ethyl Corp.社によりEthylfloの名称で、若しくはICI社
によりArlamol PAOの名称で販売されている。
【0074】本発明の組成物において使用できる鉱物油
は、特に以下のものによって形成される群から選択され
る:− ヘキサデカン及び流動パラフィンのような炭化
水素。
【0075】動物若しくは植物油は好ましくは、ヒマワ
リ油、コーン油、ダイズ油、アボガド油、ホホバ油、キ
ュウリ油、グレープシード油、ゴマ油、若しくはヘーゼ
ルナッツ油、魚油、トリカプリン酸/カプリル酸グリセ
リル、またはR9COOR10の式の植物若しくは鉱物油
で、R9は7から29の炭素原子を含む高級脂肪酸の基
を表し、R10は3から30の炭素原子を含む直鎖状若し
くは分枝状炭化水素鎖を表し、特にアルキル若しくはア
ルケニル鎖であり、例えばパーセリン油若しくは液体ホ
ホバワックスである。
【0076】例えば、ユーカリ、ラベンジン、ラベンダ
ー、ベチバー(vetiver)、リトセアキュベバ(litsea cub
eba)、レモン、ビャクダン、ローズマリー、カミツレ、
セイバリー、ナツメグ、シナモン、ヤナギハッカ、キャ
ラウェイ、オレンジ、ゲラニオール(geraniol)、カーデ
(cade)及びベルガモット油のような、天然若しくは合成
必須油の使用が挙げられる。
【0077】ワックスは、環境温度(20−25℃)で
固体である、天然物質(動物若しくは植物由来)または
合成物質である。それらは水中に不溶性で、油中に可溶
性であり、防水被膜を形成できる。
【0078】ワックスの定義として、例えばP.D. Dorga
n, Drug and Cosmetic Industry, 1983年12月, pp. 30-
33の参考文献が挙げられる。
【0079】ワックスは特に、カルナウバワックス、キ
ャンデリラワックス、アフリカハネガヤワックス、パラ
フィンワックス、オゾケライト、オリーブツリーワック
ス、ライスワックス、水素化頬簿ワックス若しくはBert
in (France)社により販売されているブラックカラント
(blackcurrant)フラワーワックスのような絶対フラワー
ワックスといった植物ワックス、ミツロウ若しくは変性
ミツロウ(セラベリーナ)といった動物ワックスから選
択される;本発明に従って使用できる他のワックス若し
くはワックス性原料は特に、一般的にポリエチレンワッ
クス若しくはポリオレフィンワックスである、Sophim社
により参考番号M82の下で販売されているような、特に
海洋ワックスである。
【0080】本発明に従って使用できるカチオン性ポリ
マータイプの有益な試薬は、特に特許出願EP-A-0 337 3
54及び仏国特許出願FR-A-2 270 846、2 386 660、2 598
611、2 470 596及び2 519 863に開示されている、界面
活性組成物で処理された髪の毛生得性を改良することが
本質的に周知の全てのものから選択できる。
【0081】とりわけ本発明の意味の範囲内で、用語、
「カチオン性ポリマー」は、カチオン基及びまたはカチ
オン基に陽極化できる基を含むいかなるポリマーをも表
す。
【0082】好ましいカチオン性ポリマーは、第一級、
第二級、第三級及び/または第四級アミン基を含む単位
を含むものから選択され、それはポリマー主鎖の一部を
形成するか、または主鎖に直接結合した側鎖置換基によ
って有されるかのいずれかであり得る。
【0083】一般的に使用されるカチオン性ポリマー
は、約500から5×106、好ましくは約103から3
×106の間の数量平均分子量を有する。
【0084】カチオン性ポリマーの中では特に、ポリア
ミン、ポリアミノアミド及びポリ(第四級アンモニウ
ム)のポリマーが挙げられる。これらは周知の製品であ
る。
【0085】本発明に従って使用できるポリアミド、ポ
リアミノアミド若しくはポリ(第四級アンモニウム)の
ポリマーは、特に仏国特許2 505 348若しくは2 542 997
に開示されたものが挙げられる。これらのポリマーの中
では以下のものが挙げられる:
【0086】(1)以下の式の単位の少なくとも一つを
含むアクリル酸若しくはメタクリル酸エステル若しくは
アミドから由来するホモポリマー若しくはコポリマー:
【化13】 式中、R3は同一でも異なってもよく、水素原子若しく
はCH3基を表し、Aは同一でも異なってもよく、1か
ら6の炭素原子、好ましくは2若しくは3の炭素原子を
含む直鎖状若しくは分枝状アルキル基、または1から4
の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基を表し、R4
R5及びR6は同一でも異なってもよく、1から18の
炭素原子を有するアルキル基、またはベンジル基、好ま
しくは1から6の炭素原子を有するアルキル基を表し、
1及びR2は同一でも異なってもよく、水素原子若しく
は1から6の炭素原子を有するアルキル基、好ましくは
メチル若しくはエチルを表し、Xは硫酸メチルアニオン
または塩化物若しくは臭化物のようなハロゲン化物のよ
うな、無機若しくは有機酸から由来するアニオンを表
す。
【0087】(1)属のコポリマーは、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、低
級(C1−C4)アルキルによって窒素に対して置換され
たアクリルアミド若しくはメタクリルアミド、アクリル
酸若しくはメタクリル酸またはそれらのエステル、ビニ
ルピロリドン若しくはビニルカプロラクタムのようなビ
ニルラクタム、またはビニルエステルから選択できる、
コモノマーから由来する一つ以上の単位をさらに含むこ
とができる。
【0088】かくして、これらの(1)群のコポリマー
の中では、以下のものが挙げられる: − Hercules社によりHercoflocの名称で販売されてい
る製品のような、硫酸ジメチルとハロゲン化ジメチルと
で第四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルと
アクリルアミドのコポリマー − 例えば特許出願EP-A-080 976に開示され、Ciba-Gei
gy社によりBina Quat P100の名称で販売されている、ア
クリルアミドと塩化メタクリロイルオキシエチルトリメ
チルアンモニウムとのコポリマー; − Hercules社によりRetenの名称で販売されている、
アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチ
ルアンモニウム硫酸メチルとのコポリマー; − ISP社により"Gafquat"の名称で販売されている製
品、例えば"Gafquat 734"若しくは"Gafquat 755"、また
は"Copolymer 845、958及び937"の名称の製品のよう
な、第四級化された若しくはされていない、ビニルピロ
リドン/アクリル酸若しくはメタクリル酸ジアルキルア
ミノアルキルコポリマー。これらのポリマーは、仏国特
許2 077 143及び2 393 573に詳細に記載されている; − ISP社によりGaffix VC 713の名称で販売されている
製品のような、メタクリル酸ジメチルアミノエチル/ビ
ニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマー; − ISP社によりStyleze CC 10の名称で特に販売されて
いる、ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジ
メチルアミンコポリマー; − ISP社により"Gafquat HS 100"の名称で販売されて
いる製品のような、ビニルピロリドン/第四級化ジメチ
ルアミノプロピルメタクリルアミドコポリマー。
【0089】(2)仏国特許1 492 597に開示され、特
にUnion Carbide Corporationにより"JR" (JR 400、JR
125、JR 30M)若しくは"LR" (LR 400、LR 30M)の名称で
販売されているポリマーである、第四級化アンモニウム
基を含むセルロースエーテル誘導体。これらのポリマー
は、トリメチルアンモニウム基によって置換されたエポ
キシドと反応されているヒドロキシエチルセルロースの
第四級化アンモニウムとして、CTFA辞典に定義されても
いる。
【0090】(3)特に米国特許4 131 576に開示され
た、例えばメタクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウム、メタクリルアミノプロピルトリメチルアンモ
ニウム、若しくはジメチルジアリルアンモニウム塩で特
にグラフトされた、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチ
ル若しくはヒドロキシプロピルセルロースといったヒド
ロキシアルキルセルロースのような、水溶性第四級アン
モニウムモノマーでグラフトされたセルロース若しくは
セルロース誘導体のコポリマーのような、カチオン性セ
ルロース誘導体。
【0091】この定義に該当する市場の製品は、とりわ
けNational Starch社により"Celquat L 200"及び"Celqu
at H 100"の名称で販売されている製品である。
【0092】(4)トリアルキルアンモニウムカチオン
基を含むグアゴムのような、とりわけ米国特許3 589 57
8及び4 031 307に開示されたカチオン性ポリサッカリ
ド。例えば、2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニ
ウム塩(例えば塩化物)によって修飾されたグアゴムの
使用が挙げられる。
【0093】上記製品は、Meyhall社によりJaguar C13
S、Jaguar C 15、Jaguar C 17若しくはJaguar C162の商
標名でとりわけ販売されている。
【0094】(5)ピペラジニルと、任意に酸素、硫黄
若しくは窒素原子によって若しくは芳香族若しくは複素
環によって中断された、二価直鎖状若しくは分枝状アル
キレン若しくはヒドロキシアルキレン基とより成るポリ
マー、並びにこれらのポリマーの酸化及び/または第四
級化製品。上記ポリマーは、仏国特許2 162 025及び2 2
80 361にとりわけ開示されている。
【0095】(6)ポリアミンと酸性化合物との重縮合
によって特に調製される水溶性ポリアミノアミド;これ
らのポリアミノアミドは、エピハロヒドリン、ジエポキ
シド、ジアンヒドリド、不飽和ジアンヒドリド、二重不
飽和誘導体、二重ハロヒドリン、二重アゼチジウム、二
重アシルジアミン、若しくは二重ハロゲン化アルキルに
よって、または代わりに二重ハロヒドリン、二重アゼチ
ジウム、二重ハロアシルジアミン、二重ハロゲン化アル
キル、エピハロヒドリンの反応から生じたオリゴマーに
よって、架橋できる;架橋剤は、ポリアミノアミドのア
ミン基当たり0.025から0.35molの範囲の割
合で使用される;これらのポリアミノアミドはアルキル
化でき、もしそれらが一つ以上の第三級アミン官能基を
含むのであれば、第四級化できる。上記ポリマーは特
に、仏国特許2 252 840及び2 368 508に開示される。
【0096】(7)ポリカルボン酸でのポリアルキレン
ポリアミドの縮合、引き続き二官能性試薬によるアルキ
ル化によって生じたポリアミノアミド誘導体。例えば、
アルキル基が1から4の炭素原子、好ましくはメチル、
エチル若しくはプロピルを表す、アジピン酸/ジアルキ
ルアミノヒドロキシアルキル/ジアルキレントリアミン
ポリマーが挙げられる。上記ポリマーは、仏国特許1 58
3 363にとりわけ開示される。
【0097】これらの誘導体の中では特に、Sandoz社に
より"Cartaretine F、F4若しくはF8"の名称で販売され
ているアジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピル
/ジエチレントリアミンポリマーが挙げられる。
【0098】(8)ジグリコール酸と、3から8の炭素
原子を有する飽和脂肪族ジカルボン酸から選択されるジ
カルボン酸と、、二つの第一級アミンと少なくとも一つ
の第二級アミンを含むポリアルキレンポリアミンとの反
応によって得られるポリマーで、ジカルボン酸に対する
ポリアルキレンポリアミンのモル比が、0.8:1及び
1.4:1の間であるポリマー;それから生じたポリア
ミノアミドは、0.5:1から1.8:1の間のポリア
ミノアミドの第二級アミン基に対するエピクロロヒドリ
ンのモル比で、エピクロロヒドリンで反応させられる。
上記ポリマーは、特に米国特許3 227 615及び2 961 347
に開示されている。
【0099】このタイプのポリマーは、Hercules Inc.
によって"Hercosett 57"の名称で、またはアジピン酸/
エポキシプロピル/ジエチレントリアミンコポリマーの
場合でHercules社により"PD 170"若しくは"Delsette 10
1"の名称で特に販売されている。
【0100】(9)鎖の主要構成成分として、式(V
I)若しくは(VI’)に相当する単位を含むホモポリ
マー若しくはコポリマーのような、アルキルジアリルア
ミン若しくはジアルキルジアリルアンモニウムのシクロ
ポリマー:
【化14】 式中、k及びtは0若しくは1に等しく、k+tの合計
は1に等しく、R12は水素原子若しくはメチル基を表
し、R10及びR11は互いに独立して、1から22の炭素
原子を有するアルキル基、ヒドロキシアルキル基を表
し、そこでアルキル基は好ましくは1から5の炭素原
子、若しくは低級アミノアルキル(C1−C4)基であ
り、R10及びR11は、それらが結合した窒素原子に結合
した、ピペリジニル若しくはモノフォリニルのような複
素環を表し、Y-は臭素、塩素、酢酸、ホウ酸、クエン
酸、酒石酸、硫酸水素、亜硫酸水素、硫酸若しくはリン
酸基のようなアニオンである。これらのポリマーは、仏
国特許2 080 759及び添付証明書2 190406に特に開示さ
れている。
【0101】R10及びR11は、互いに独立して、好まし
くは1から4の炭素原子を有するアルキル基を表す。
【0102】上述のポリマーの中では、特にCalgon社に
より"Merquat 100"の名称で販売されている塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウムのホモポリマー(及び低分子量
のそのホモローグ)、並びに"Merquat 550"の名称で販
売されている塩化ジアリルジメチルアンモニウムとアク
リルアミドのコポリマーが挙げられる。
【0103】(10)以下の式(VII)に相当する繰
り返し単位を含む第四級ジアンモニウムポリマー:
【化15】 式(VII)中、R13、R14、R15及びR16は、同一で
も異なってもよく、1から20の炭素原子を含む脂肪
族、脂肪環式若しくはアリル脂肪族基、または低級脂肪
族ヒドロキシアルキル基を表し、またはR13、R14、R
15及びR16は共に若しくは別個に、それらに結合した窒
素原子で、任意に窒素以外の第二のヘテロ原子を含む複
素環を形成し、またはR13、R14、R15及びR16はニト
リル、エステル、アシル、アミド若しくは−CO−O−
17−D若しくは−CO−NH−R17−D基によって置
換された直鎖状若しくは分枝状C1−C6アルキル基を表
し、式中R17はアルキレンであり、Dは第四級アンモニ
ウム基である;A1及びB1は、直鎖状若しくは分枝状
で、飽和若しくは不飽和であり、主鎖に結合した若しく
は主鎖に挿入された一つ以上の芳香環、または一つ以上
の酸素若しくは硫黄原子若しくはスルホキシド、スルホ
ン、ジスルフィド、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキ
シル、第四級アンモニウム、ウレイド、アミド若しくは
エステル基を含むことができる、2から20の炭素原子
を含むポリメチレン基を表し、並びに、X-は無機若し
くは有機酸から由来するアニオンを表し;A1、R13
びR15は、それらの結合した二つの窒素原子で、ピペラ
ジン環を形成でき;さらにもしA1が直鎖状若しくは分
枝状の、飽和若しくは不飽和アルキレン若しくはヒドロ
キシアルキレン基を表すのであれば、B1は(CH2n
−CO−D−OC−(CH2n−基を表し、式中Dは以
下のものを表し: a)−O−Z−O−の式のグリコール基、式中、Zは直
鎖状若しくは分枝状炭化水素基、または以下の式の一つ
に相当する基を表し: −(CH2−CH2−O)x−CH2−CH2− −[CH2−CH(CH3)−O)]y−CH2−CH(CH
3)− 式中、x及びyは重合の定義された且つ独特の度合を表
す1から4の整数を表し、または重合の平均の度合を表
す1から4のいずれかの数字を表す; b)ピペラジン誘導体のような二重第二級ジアミン基; c)−NH−Y−NH−の式の二重第二級ジアミン基、
式中Yは直鎖状若しくは分枝状炭化水素基、または二価
基−CH2−CH2−S−S−CH2−CH2−を表す; d)−NH−CO−NH−の式のウレタン基。 好ましくはX-は、塩化物若しくは臭化物のようなアニ
オンである。
【0104】これらのポリマーは、1000から100
000の間の一般的な数量平均分子量を有する。
【0105】このタイプのポリマーは、仏国特許2 320
330、2 270 462、2 316 271、2 336434及び2 413 907、
並びに米国特許2 273 780、2 375 853、2 388 614、2 4
54547、3 206 462、2 261 002、2 271 378、3 874 87
0、4 001 432、3 929 990、3966 904、4 005 193、4 02
5 617、4 025 627、4 025 653、4 026 945及び4 027020
に特に開示されている。
【0106】とりわけ、式(a)に相当する繰り返し単
位より成るポリマーの使用が挙げられる:
【化16】 式中、R1、R2、R3及びR4は、同一でも異なっても
よく、約1から4の炭素原子を有するアルキル若しくは
ヒドロキシアルキル基を原子を表し、n及びpは、約2
から20の範囲の整数であり、X-は無機若しくは有機
酸から由来するアニオンである。
【0107】特に好ましい式(a)の化合物は、R1
2、R3及びR4がメチル基を表し、n=3、p=6で
あり、X=Clであるもので、INCI文献(CTFAS)に従っ
て塩化ヘキサジメチリンと称されるものである。
【0108】11)式(VIII)の単位より成るポリ
(第四級アンモニウム)のポリマー:
【化17】 式中、R18、R19、R20及びR21は、同一でも異なっ
てもよく、水素原子、またはメチル、エチル、プロピ
ル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、若しくは
−CH2CH2(OCH2CH2pOH基を表し、R18
19、R20及びR21が同時に水素原子を表さないこと
を条件に、pは0若しくは1から6の間の整数であり、
r及びsは、同一でも異なってもよく、1から6の間の
整数であり、qは0若しくは1から34の間の整数であ
り、X-はハロゲン化物のようなアニオンであり、Aは
ジハロゲン化物、好ましくは−CH2−CH2−O−CH
2−CH2−を表す。
【0109】上記化合物は特に、特許出願EP-A-122 324
に開示される。
【0110】これらの中では例えば、Miranol社により
販売される製品"Mirapol(登録商標)A 15"、"Mirapol
(登録商標)AD1"、"Mirapol(登録商標)AZ1"及び"Mir
apol(登録商標)175"が挙げられる。
【0111】(12)例えばBASF社によりLuviquat(登
録商標)FC 905、FC 550及びFC 370の名称で販売されて
いる製品のような、ビニルピロリドンとビニルイミダゾ
ールとの第四級ポリマー。
【0112】(13)CTFA辞書において、"Polyethylen
e Glucol (15) Tallow Polyamine"の名称で参考にされ
る、Henkel社により販売されるPolyquart(登録商標)H
のようなポリアミン。
【0113】(14)塩化メチルにより第四級化された
メタクリル酸ジメチルアミノエチルのホモ重合、または
塩化メチルにより第四級化されたメタクリル酸ジメチル
アミノエチルとアクリルアミドの共重合によって得られ
るポリマーのような、メタクリロイルオキシ(C1
4)アルキルトリ(C1−C4)アルキルアンモニウム
塩の架橋ポリマーで、ホモ若しくは共重合は、特にメチ
レンビスアクリルアミドといったオレフィン不飽和を有
する化合物による架橋が引き続く。とりわけ、鉱油中の
上記コポリマーの50重量%を含む分散物の形態のアク
リルアミド/塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチ
ルアンモニウム(20/80重量%)コポリマーの使用
が挙げられる。この分散物は、Allied Colloids社によ
り"Salcare(登録商標)SC 92"の名称で販売されてい
る。鉱油若しくは液体エステル中のホモポリマーの約5
0重量%を含む塩化メタクリロイルオキシエチルトリメ
チルアンモニウムの架橋ホモポリマーの使用もまた挙げ
られる。これらの分散物は、AlliedColloids社により"S
alcare(登録商標)SC 95"及び"Salcare(登録商標)SC
96"の名称で販売されている。
【0114】本発明の文脈において使用できる他のカチ
オン性ポリマーは、カチオン性タンパク質若しくはカチ
オン性タンパク質加水分解物、ポリアルキレンイミン、
特にポリエチレンイミン、ビニルピロリドン若しくはビ
ニルピリジニウム単位を含むポリマー、ポリアミンとエ
ピクロロヒドリンとの縮合物、第四級ポリウレイレン、
及びキチン誘導体である。
【0115】本発明の文脈において使用できる全てのカ
チオン性ポリマーの中では、UnionCarbide Corporation
により"JR 400"の名称で販売されている製品のような、
第四級セルロースエーテル、または特にCalgon社によ
り"Merquat 100"、"Merquat550"及び"Merquat S"の名称
で販売されている塩化ジメチルジアリルアンモニウムホ
モポリマー若しくはコポリマー、ビニルピロリドンとビ
ニルイミダゾールとの第四級ポリマー、並びにそれらの
混合物の使用が挙げられる。
【0116】本発明に従って使用できるシリコーンは、
特に組成物中で不溶性で、油、ワックス、樹脂若しくは
ゴムの形態で提供できるポリオルガノシロキサンであ
る。
【0117】オルガノポリシロキサンは、Walker Noll,
"Chemistry and Technology of Silicones" (1968) Ac
ademic Pressによる文献により詳細に定義されている。
【0118】2から9のケイ素原子を有し、25℃で5
×10-62/s以下の粘度を有する直鎖状揮発性シリ
コーンが挙げられる。それは例えば、Toray Ciliconeに
より"SH 200"の名称で販売されている、特にデカメチル
テトラシロキサンである。このクラスに属するシリコー
ンはまた、Cosmetics and Toiletries, Vol. 91, Jan.
76, p. 27-32, Todd & Byers, "Volatile Silicone Flu
ids for Cosmetics"に印刷された文献に記載されてい
る。
【0119】好ましくは、非揮発性シリコーン、とりわ
けポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、
ポリアルキルアリールシロキサン、シリコーンゴム及び
樹脂、有機官能基で変性されたポリオルガノシロキサ
ン、並びにそれらの混合物の使用が挙げられる。
【0120】これらのシリコーンはとりわけポリアルキ
ルシロキサンから選択され、その中では特に、25℃で
5×10-6から2.5m2/s、好ましくは1×10-5
から1m2/sの粘度を有するトリメチルシリル末端基
を含む変性ポリジメチルシロキサンが挙げられる。シリ
コーンの粘度は例えば、ASTM Standard 445, Appendix
Cに従って25℃で測定される。
【0121】これらのポリアルキルシロキサンの中で
は、以下の商業的な製品が制限されることなく挙げられ
る: − 例えばオイル70 047 V 500 000のようなRhone-Poul
enc社により販売される、47及び70 047シリーズのSilbi
one油若しくはMirasil油; − Rhone-Poulenc社により販売されるMirasilシリーズ
の油: − 60 000cStの粘度を有するとりわけDC200のような、
Dow Corning社製の200シリーズの油; − General Electric社製のViscesil油及びGeneral El
ectric社製のSFシリーズ(SF 96, SF 18)のいくつかの
油。
【0122】Rhone-Poulenc社製の48シリーズの油のよ
うな、ジメチルシラノール末端基を含むポリジメチルシ
ロキサン(CTFA名に従ってジメチコノール)もまた挙げ
られる。
【0123】このクラスのポリアルキルシロキサンにお
いては、ポリ(C1−C4)アルキルシロキサンである、
Goldschmidt社により"Abil Wax 9800及び9801"の名称で
販売され値得る製品もまた挙げられる。
【0124】ポリアルキルアリールシロキサンは、特に
25℃で1×10-5から5×10-22/sの粘度を有
する、直鎖状及び/または分枝状ポリジメチルメチルフ
ェニルシロキサン若しくはポリジメチルジフェニルシロ
キサンから選択される。
【0125】これらのポリアルキルアリールシロキサン
の中では、例えば以下の名称で販売されている製品が挙
げられる: − Rhone-Poulenc社の70 641シリーズのSilbione油; − Rhone-Poulenc社のRhodorsil 70 633及び763シリー
ズの油; − Dow Corning社製の油Dow Corning 556 Cosmetic Gr
ade Fluid; − 製品PK20のようなBayer社のPKシリーズのシリコー
ン; − 製品PN1000及びPH1000のような、Bayer社のPN若し
くはPHシリーズのシリコーン; − SF 1023、SF 1154、SF 1250若しくはSF 1265のよう
な、General Electric社のSFシリーズのいくつかの油。
【0126】本発明に従って使用できるシリコーンゴム
は特に、単独若しくは溶媒中の混合物として使用でき
る、200000から1000000の間の高い数量平
均分子量を有するポリジオルガノシロキサンである。こ
の溶媒は、揮発特性を有するシリコーン、ポリジメチル
シロキサン(PDMS)油、ポリフェニルメチルシロキ
サン(PPMS)油、イソパラフィン、ポリイソブチレ
ン、塩化メチレン、ペンタン、ドデカン、トリデカン、
若しくはそれらの混合物から選択できる。
【0127】以下の製品が、特に挙げられる: − ポリジメチルシロキサン; − ポリジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサン
ゴム; − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン; − ポリジメチルシロキサン/フェニルメチルシロキサ
ン; − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン/
メチルビニルシロキサン。
【0128】本発明に従って使用できるオルガノポリシ
ロキサンは、以下の単位を含む架橋シロキサン系であ
る: R2SiO2/2、R3SiO1/2、RSiO3/2及びSiO
4/2 式中、Rは1から16の炭素原子を有する炭化水素基若
しくはフェニル基を表す。これらの製品の中で特に好ま
しいものは、Rが低級C1−C4アルキル基、とりわけ
メチル若しくはフェニル基を表すものである。
【0129】これらの樹脂の中では、"Dow Corning 59
3"の名称で販売されている製品、またはGeneral Electr
ic社により"Silicone Fluid SS 4230及びSS 4267"の名
称で販売されている製品が挙げられ、それらはジメチル
/トリメチルシロキサン構造を有するシリコーンであ
る。
【0130】特にShin-EtsuによりX22-4914、X21-5034
及びX21-5037の名称で販売されているトリメチルシロキ
シシリケートタイプの樹脂が挙げられる。
【0131】本発明に従って使用できるオルガノ変性シ
リコーンは、その構造中に、炭化水素基を介して結合さ
れた一つ以上の有機官能基を含む上述のシリコーンであ
る。
【0132】オルガノ変性シリコーンの中では、以下の
ものを含むポリオルガノシロキサンが挙げられる: − Dow Corning社によりDC 1248の名称で販売されてい
るジメチコーンコポリオールと称する製品、またはUnio
n Carbide社製の油Siwet L 722、L 7500、L 77若しくは
L 711、またはDow Corning社によりQ2 5200の名称で販
売されている(C1 2)アルキルメチコーンコポリオール
のような、C6−C24アルキル基を任意に含むポリエ
チレンオキシ及び/またはポリプロピレンオキシ基; − Genesee社によりGP 4 Silicone Fluid及びGP 7100
の名称で販売されている製品、またはDow Corning社に
よりQ2 8220及びDow Corning 929もしくは939の名称で
販売されている製品のような、置換もしくは非置換アミ
ン化基; − Gnesee社により"GP 72 A"及び"GP 71"の名称で販売
されている製品のような、チオール基; − SWS Siliconesにより"Silicone Copolymer F-75
5"、及びGoldshmidt社により"Abil Wax 2428、2434及び
2440"の名称で販売され値得る製品のような、アルコキ
シル化基; − 式(IX)に相当する仏国特許FR-A-85 16334に開
示されたヒドロキシアルキル官能基を含むポリオルガノ
シロキサンのような、ヒドロキシル化基:
【化18】 式中、R3基は、同一でも異なってもよく、メチル及び
フェニル基から選択され、R3基の少なくとも60mo
l%がメチルを表し、R’3基は二価炭化水素C2−C18
アルキレン結合であり、pは1から30を含む間であ
り、qは1から150を含む間である; − 例えば式(X)に相当する米国特許4 957 732に開
示されたポリオルガノシロキサンのような、アシルオキ
シアルキル基:
【化19】 式中、R4は、メチル、フェニル、−COR5もしくはヒ
ドロキシル基であり、ケイ素原子当たりR4基の一つだ
けがOHを表すことができる;R’4は、メチルもしく
はフェニルを表し、組み合わせた基R4とR’4のモル割
合として少なくとも60%がメチルを表し;R5はC8
−C20アルキル若しくはアルケニルを表し;R”は二
価直鎖状若しくは分枝状炭化水素C2−C18アルケニル
基を表し;rは1から200を含む間であり;pは1か
ら30の間であり;qは0に等しいか、0.5p未満で
あり、p+qは1から30の間であり;式(X)のポリ
オルガノシロキサンは以下のものを含むことができる:
【化20】 割合中のこの基は、p+q+rの合計の15%を越えな
い; − 例えばChisso Corporationによる特許出願EP 186 5
07に開示された製品のようなカルボキシルタイプ、また
はShin-Etsu社製の製品X-22-3701E中に存在するものの
ようなアルキルカルボキシルタイプ;2-ヒドロキシアル
キルスルホナートタイプ;Goldshmidt社により"Abil S2
01"及び"Abil S255"の名称で販売されている製品のよう
な、2-ヒドロキシアルキルチオスルホナートタイプとい
ったアニオン基; − 特許出願EP 342 834に開示されたポリオルガノシロ
キサンのような、ヒドロキシアシルアミノ基。例えばDo
w Corning社製の製品Q2-8413が挙げられる。
【0133】本発明に従って、全てのシリコーンは、エ
マルション、ナノエマルション、若しくはミクロエマル
ションの形態で使用できる。
【0134】本発明に従って特に好ましいポリオルガノ
シロキサンは、以下のものである: − 特に60000cstの粘度を有する、Dow Cornin
g社製のDC200シリーズの油、Rhone-Poulenc社により販
売されているSilbione 70047シリーズ及び47シリーズと
りわけ70 047 V 500 000油のような、25℃で0.2か
ら2.5m2/sの間の粘度を有する油といった、トリ
メチルシリル末端基を含むポリアルキルシロキサン、Rh
one-Poulenc社により販売されているSilbione 70641 V
200のようなジメチコノール若しくはポリアルキルアリ
ールシロキサンといった、ジメチルシラノール末端基を
含むポリアルキルシロキサンの群から選択された、非揮
発性シリコーン; − Dow Corning 593の名称で販売されているオルガノ
ポリシロキサン樹脂 − アモジメチコーン若しくはトリメチルシリルアモジ
メチコーンのような、アミン化基を含むポリシロキサ
ン。
【0135】カチオン性タンパク質若しくはタンパク質
加水分解物は特に、鎖の末端で若しくは鎖中にグラフト
された第四級アンモニウム基を有する化学的に修飾され
たポリペプチドである。その分子量は、1500から1
0000,特に約2000から5000まで変化でき
る。これらの化合物の中では特に以下のものが挙げられ
る: − Maybrook社により"Quat-Pro E"の名称で販売され、
CTFA辞書で"TriethoniumHydrolyzed Collagen Ethosulf
ate"と称される製品のような、トリエチルアンモニウム
基を有するコラーゲン加水分解物; − Maybrook社により"Quat Pro S"の名称で販売され、
CTFA辞書で"Steartrimonium Hydrolyzed Collagen"と称
される、塩化トリメチルアンモニウムとトリメチルステ
アリルアンモニウム基を有するコラーゲン加水分解物; − Croda社により"Crotein BTA"の名称で販売され、CT
FA辞書で"Benzyltrimonium Hydrolyzed Animal Protei
n"と称される製品のような、トリメチルベンジルアンモ
ニウム基を有する動物タンパク質加水分解物; − 1から18の炭素原子を有する少なくとも一つのア
ルキル基を含む第四級アンモニウム基を、ポリペプチド
鎖中に有するタンパク質加水分解物。
【0136】これらのタンパク質加水分解物の中ではと
りわけ以下のものが挙げられる: − C12アルキル基を含む第四級アンモニウム基であ
る"Croquat L"; − C10−C18アルキル基を含む第四級アンモニウム基
である"Croquat M"; − C18アルキル基を含む第四級アンモニウム基であ
る"Croquat S"; − 1から18の炭素原子を有する少なくとも一つのア
ルキル基を含む第四級アンモニウム基である"Croquat
Q"。
【0137】これらの各種の製品は、Croda社により販
売されている。
【0138】他の第四級タンパク質若しくは加水分解物
は例えば、以下の式(XI)に相当するものである:
【化21】 式中、X-は有機若しくは無機酸のアニオンであり、A
はコラーゲンタンパク質加水分解物から由来するタンパ
ク質残基を表し、R5は30までの炭素原子を含む脂溶
性基を表し、R6は1から6の炭素原子を有するアルキ
レン基を表す。例えば、CTFA辞書で"Cocotrimonium Col
lagen Hydrolysate"として周知である、Inolex社によ
り"Lexein QX 3000"の名称で販売されている製品が挙げ
られる。
【0139】コムギ、トウモロコシ若しくはダイズタン
パク質のような、第四級植物タンパク質もまた挙げられ
る:第四級コムギタンパク質として、Croda社により"Hy
drotriticum WQ若しくはQM"の名称で販売されている、C
TFA辞書で"Cocodimonium Hydrolyzed Wheat Protein"と
称される製品、若しくは"Hydrotriticum QL"の名称を有
するCTFE辞書で"Laurdimonium Hydrolyzed Wheat Prote
in"と称される製品、若しくは"Hydrotriticum QS"の名
称を有するCTFA辞書で"Steardimonium Hydrolyzed Weat
Protein"と称される製品が挙げられる。
【0140】本発明に従って、セラミドタイプの化合物
は特に、天然若しくは合成製品である、セラミド及び/
またはグリコセラミド及び/またはシュードセラミド及
び/またはネオセラミドである。
【0141】セラミドタイプの化合物は例えば、特許出
願DE 4 424 530、DE 4 424 533、DE4 402 929、DE 4 42
0 736、WO 95/23807、WO 94/07844、EP-A-0 646 572、W
O 95/16665、FR-2 673 179、EP-A-0 227 994及びWO 94/
07844、WO 94/24097及びWO94/10131に開示され、その教
示内容は参考としてここに含まれる。
【0142】本発明に従って特に好ましいセラミドタイ
プの化合物は、例えば以下のものである: − 2-(N-リノレオイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオ
ール; − 2-(N-オレオイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオー
ル; − 2-(N-パルミトイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオ
ール; − 2-(N-ステアロイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオ
ール; − 2-(N-ベへノイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオー
ル; − 2-[N-(2-ヒドロキシパルミトイル)アミノ]オクタ
デカン-1,3-ジオール; − 2-(N-ステアロイルアミノ)オクタデカン-1,3,4-ト
リオール及び特にN-ステアロイルフィトスフィンゴシ
ン; − 2-(N-パルミトイルアミノ)ヘキサデカン-1,3-ジオ
ール; − ビス(N-ヒドロキシエチル-N-セチル)マロンアミ
ド; − セチル酸のN-(2-ヒドロキシエチル)-N-(3-セチルオ
キシ-2-ヒドロキシプロピル)アミド − N-ドコサノイル-N-メチル-D-グルカミン; またはこれらの化合物の混合物。
【0143】特に挙げられるものとして、カチオン性界
面活性剤の使用が挙げられる:任意にポリオキシアルキ
ル化された第一級、第二級若しくは第三級脂肪アミンの
塩、第四級アンモニウム塩、イミダゾリン誘導体、また
はカチオン性質を有するアミン酸化物。
【0144】第四級アンモニウム塩は例えば以下のもの
である: − 以下の一般式(IV)を示すもの:
【化22】 式中、R1からR4基は、同一でも異なってもよく、1か
ら30の炭素原子を含む直鎖状若しくは分枝状脂肪族
基、またはアリール若しくはアルキルアリールのような
芳香族基を表す。脂肪族基は、特に酸素、窒素若しくは
硫黄、またはハロゲンのようなヘテロ原子を含むことが
できる。脂肪族基は例えば、アルキル、アルコキシ、ポ
リオキシ(C2−C6)アルキレン、アルキルアミド、
(C12−C22)アルキルアミド(C2−C6)アルキル、
(C12−C22)アルキルアセテート、または約1から3
0の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基から選択さ
れ;Xはハロゲン化物、リン酸、酢酸、乳酸、(C2
6)アルキル硫酸、またはアルキルもシクはアルキル
アリールスルホン酸基の群から選択されるアニオンであ
る。 − 例えば以下の式(V)のもののような、イミダゾリ
ニウム第四級アンモニウム塩:
【化23】 式中、R5は例えばタロー脂肪酸から由来する8から3
0の炭素原子を含むアルケニル若しくはアルキル基を表
し、R6は水素原子、C1−C4アルキル基、または8か
ら30の炭素原子を含むアルケニル若しくはアルキル基
を表し、R8は水素原子、若しくはC1−C4アルキル基
を表し、Xはハロゲン化物、リン酸、酢酸、乳酸、アル
キル硫酸またはアルキル若しくはアルキルアリールスル
ホン酸基の群から選択されるアニオンである。好ましく
はR5及びR6は、例えばタロー脂肪酸から由来する12
から21の炭素原子を含むアルケニル若しくはアルキル
基の混合物を表し、R7はメチルを表し、R8は水素を表
す。上記製品は、例えばRewo社により"Rewoquat W 75"
の名称で販売されている。 − 式(VI)のジ(第四級アンモニウム)塩:
【化24】 式中、R9は約16から30の炭素原子を含む脂肪族基
を表し、R10、R11、R1 2、R13及びR14は、同一でも
異なってもよく、水素若しくは1から4の炭素原子を含
むアルキル基から選択され、Xはハロゲン化物、酢酸、
リン酸、硝酸、及び硫酸メチル基の群から選択されるア
ニオンである。上記ジ(第四級アンモニウム)塩は、特
にジ塩化プロパンタロージアンモニウムを含む。 − 少なくとも一つのエステル官能基を含む第四級アン
モニウム塩。 本発明に従って使用できる少なくとも一つのエステル官
能基を含む第四級アンモニウム塩は、例えば以下の式
(VII)のものである:
【化25】 式中、 − R15は、C1−C6アルキル基、及びC1−C6ヒド
ロキシアルキル若しくはジヒドロキシアルキル基から選
択され: − R16は、以下のものから選択され: − 以下の基;
【化26】 − 飽和若しくは不飽和の、直鎖状若しくは分枝状、炭
化水素C1−C22基R20; − 水素原子; − R18は、以下のものから選択され; 以下の基;
【化27】 − 飽和若しくは不飽和の、直鎖状若しくは分枝状、炭
化水素C1−C6基R 22; − 水素原子; − R17、R19及びR21は、同一でも異なってもよく、
飽和若しくは不飽和の、直鎖状若しくは分枝状、炭化水
素C1−C21基から選択され; − n、p及びrは、同一でも異なってもよく、2から
6の値を有する整数であり; − yは1から10の値を有する整数であり; − x及びzは、同一でも異なってもよく、0から10
の値を有する整数であり; − X-は単純若しくは複雑な有機若しくは無機酸であ
り; x+y+zの語右傾が1から15の範囲の値を有するこ
とを条件とし、xが0の値を有する場合、R16はC20
表し、zが0の値を有する場合、R18はR22を表す。
【0145】R15アルキル基は、直鎖状若しくは分枝状
であり、とりわけ直鎖状であり得る。
【0146】R15は好ましくは、メチル、エチル、ヒ
ドロキシエチル若しくはジヒドロキシプロピル基を表
し、とりわけメチル若しくはエチル基を表す。
【0147】x+y+zの合計は有利には、1から10
の値を有する。
【0148】R16が炭化水素R20基である場合、それは
長くてもよく、12から22の炭素原子を有することが
でき、または短くてもよく、1から3の炭素原子を有す
ることができる。
【0149】R18が炭化水素R22基である場合、それは
好ましくは1から3の炭素原子を有する。
【0150】R17、R19及びR21は、同一でも異なって
もよく、有利には飽和若しくは不飽和の、直鎖状若しく
は分枝状、C11−C21炭化水素基、及びとりわけ飽和若
しくは不飽和の、直鎖状若しくは分枝状C11−C21アル
キル及びアルケニル基から選択される。
【0151】好ましくはx及びyは、同一でも異なって
もよく、0若しくは1の値を有する。
【0152】有利にはyは1に等しい。
【0153】好ましくはn、pおよびrは、同一でも異
なってもよく、2若しくは3の値を有し、とりわけ2に
等しい。
【0154】アニオンは好ましくは、ハロゲン化物(塩
化物、臭化物若しくはヨウ化物)または硫酸アルキルで
あり、とりわけ硫酸メチルである。しかしながら、メタ
ンスルホン酸、リン酸、硝酸、トシル酸、または酢酸若
しくは乳酸のような有機酸から由来するアニオン、また
はエステル官能基を含むアンモニウムと適合するいずれ
かの他のアニオンである。
【0155】X-アニオンは、とりわけ塩化物若しくは
硫酸メチル基である。
【0156】とりわけ、式(VII)のアンモニウム塩
の使用が挙げられる:式中、 − R15はメチル若しくはエチル基を表し; − x及びyは1に等しく; − zは1若しくは1に等しく; − n、p及びrは1に等しく; − R16は以下のものから選択され: − 以下の式:
【化28】 − メチル、エチル若しくはC14−C22炭化水素基; − 水素原子; − R18は以下のものから選択され: − 以下の式;
【化29】 − 水素原子;R17、R19及びR21は、同一でも異なっ
てもよく、飽和若しくは不飽和の、直鎖状若しくは分枝
状C13−C17炭化水素基、好ましくは飽和若しくは不飽
和の、直鎖状若しくは分枝状C13−C17アルキル及びア
ルケニル基から選択される。
【0157】炭化水素基は有利には直鎖状である。
【0158】例えば、ジアシルオキシエチルジメチルア
ンモニウム、ジアシルオキシエチル(ヒドロキシエチ
ル)メチルアンモニウム、モノアシルオキシエチルジ
(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム、トリアシル
オキシエチルメチルアンモニウム、若しくはモノアシル
オキシエチル(ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウ
ム塩(特に塩化物若しくは硫酸メチル)及びそれらの混
合物のような、式(VII)の化合物が挙げられる。ア
シル基は好ましくは14から18の炭素原子を有し、と
りわけパーム油若しくはヒマワリ油のような植物油から
由来する。化合物がいくつかのアシル基を含む場合、後
者は同一若しくは異なってもよい。
【0159】これらの製品は例えば、植物若しくは動物
起源の脂肪酸若しくは脂肪酸の混合物との、任意にオキ
シアルキル化されたトリエタノールアミン、トリイソプ
ロパノールアミン、アルキルジエタノールアミン、若し
くはアルキルジイソプロパノールアミンの直接的エステ
ル化によって、またはそれらのメチルエステルのトラン
スエステル化によって得られる。このエステル化に引き
続き、ハロゲン化アルキル(好ましくはハロゲン化メチ
ル若しくはエチル)、硫酸ジアルキル(好ましくは硫酸
ジメチル若しくはジエチル)、メタンスルホン酸メチ
ル、パラトルエンスルホン酸メチル、グリコールクロロ
ヒドリン、若しくはグリセロールクロロヒドリンのよう
なアルキル化剤を使用して第四級化される。
【0160】上記化合物は例えば、Henkel社によりDehy
quartの名称で、Stepan社によりStepanquatの名称で、C
ECA社によりNoxamiumの名称で、若しくはRewo-Witco社
によりRewoquat WE 18の名称で販売されている。
【0161】米国特許US-A-4 874 554及びUS-A-4 137 1
80に開示されている少なくとも一つのエステル官能基を
含むアンモニウム塩もまた挙げられる。
【0162】式(IV)の第四級アンモニウム塩の中で
は、一方で、例えば塩化ジアルキルジメチルアンモニウ
ム若しくはアルキルトリメチルアンモニウムのような塩
化テトラアルキルアンモニウムで、アルキル基が約12
から22の炭素原子を含むもの、特に塩化ベヘニルトリ
メチルアンモニウム、ジステアリルジメチルアンモニウ
ム、セチルトリメチルアンモニウム、若しくはベンジル
ジメチルステアリルアンモニウム、他方で、Van Dyk社
により"Ceraphyl 70"の名称で販売されている塩化ステ
アルアミドプロピルジメチル(酢酸ミリスチル)アンモ
ニウムが挙げられる。
【0163】脂肪アルコールは、直鎖状若しくは分枝状
8−C22脂肪アルコールから選択できる;それらは任
意に、1から15molのアルケンオキシドでオキシア
ルキル化され、または1から6molのグリセロールで
ポリグリセロール化される。アルケンオキシドは好まし
くは、エチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシ
ドである。
【0164】とりわけ脂肪アルコールは、ラウリルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、オレイルアルコール、イソステア
リルアルコール、及び2から8molのエチレンオキシ
ドでオキシエチレン化されたオレイルアルコール若しく
はラウリルアルコール、並びにこれらの混合物から選択
される。
【0165】脂肪酸は、とりわけミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、及びイソステアリン酸から選択され
る。
【0166】脂肪アルコールまたは脂肪酸の誘導体は特
に、カルボン酸のエステル、とりわけモノ、ジ、トリ若
しくはテトラカルボン酸エステルである。
【0167】モノカルボン酸のエステルは特に、飽和若
しくは不飽和の、直鎖状若しくは分枝状C1−C26脂肪
酸のモノエステル、飽和若しくは不飽和の、直鎖状若し
くは分枝状C1−C26脂肪アルコールのモノエステルで
あり、該エステルの全部の炭素数は、10以上である。
【0168】モノエステルの中では、ベヘン酸ジヒドロ
アビエチル、ベヘン酸オクチルドデシル、ベヘン酸イソ
セチル、乳酸セチル、乳酸C12−C15アルキル、乳酸イ
ソステアリル、乳酸ラウリル、乳酸リノレイル、乳酸オ
レイル、オクタン酸(イソ)ステアリル、オクタン酸イ
ソセチル、オクタン酸オクチル、オクタン酸セチル、オ
レイン酸デシル、イソステアリン酸イソセチル、ラウリ
ン酸イソセチル、ステアリン酸イソセチル、オクタン酸
イソデシル、オレイン酸イソデシル、イソノナン酸イソ
ノニル、パルミチン酸イソステアリル、アセチルリシノ
ール酸メチル、ステアリン酸ミリスチル、イソノナン酸
オクチル、イソノナン酸2-エチルヘキシル、パルミチン
酸オクチル、ペラルゴン酸オクチル、ステアリン酸オク
チル、エルカ酸オレイル、パルミチン酸エチル及びイソ
プロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン
酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ブチ
ル、セチル若しくは2-オクチルドデシルのようなミリス
チン酸アルキル、ステアリン酸ヘキシル、ステアリン酸
ブチル、ステアリン酸イソブチル、リンゴ酸ジオクチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、またはラウリン酸2-ヘキシル
デシルが挙げられる。
【0169】C4−C22ジ若しくはトリカルボン酸とC1
−C22アルコールとのエステル、及びモノ、ジ若しくは
トリカルボン酸とC2−C26ジ、トリ、テトラ、若しく
はペンタヒドロキシアルコールとのエステルの使用もま
た挙げられる。
【0170】特に以下のものが挙げられる:セバシン酸
ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイ
ソプロピル、アジピン酸ジ(n-プロピル)、アジピン酸ジ
オクチル、アジピン酸ジイソステアリル、リンゴ酸ジオ
クチル、ウンデシル酸グリセリル、ステアリン酸ステア
ロイルオクチルドデシル、モノリチノール酸ペンタエリ
スリチル、テトライソノナン酸ペンタエリスリチル、テ
トラペラルゴン酸ペンタエリスリチル、テトライソステ
アリン酸ペンタエリスリチル、テトラオクタン酸ペンタ
エリスリチル、ジカプリル酸/ジカプリン酸プロピレン
グリコール、エルカ酸トリデシル、クエン酸トリイソプ
ロピル、クエン酸トリイソステアリル、トリ乳酸グリセ
リル、トリオクタン酸グリセリル、クエン酸トリオクチ
ルドデシル、またはクエン酸トリオレイル。
【0171】上述のエステルの中では、パルミチン酸エ
チル及びイソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシ
ル、パルミチン酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸イソ
プロピル、ブチル、セチル若しくは2-オクチルドデシル
のようなミリスチン酸アルキル、ステアリン酸ヘキシ
ル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソブチル、リ
ンゴ酸ジオクチル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸2-
ヘキシルデシル、イソノナン酸イソノニル、若しくはオ
クタン酸セチルの使用が好ましい。
【0172】フッ素化油は例えば、特許出願EP-A-486 1
35に特に開示されているパーフルオロポリエーテル、及
び特許出願WO 93/11103に特に開示され値得るフルオロ
炭化水素化合物である。これらの二つの特許出願の教示
内容は、参考として本出願に完全に含まれる。
【0173】用語、「フルオロ炭化水素化合物」は、炭
素骨格を含む化学構造を有する化合物を表し、その水素
原子のいくつかがフッ素原子によって置換されている。
【0174】フッ素化油は、例えばパーフルオロトリブ
チルアミンといったフルオロアミン、例えばパーフルオ
ロデカヒドロナフタレンといったフッ素化炭化水素、フ
ルオロエステル及びフルオロエーテルのようなフルオロ
カーボンもあり得る。
【0175】パーフルオロポリエーテルは例えば、Mont
efluos社によりFomblinの商標名で、及びDu Pont社によ
りKrytoxの商標名で販売されている。
【0176】フルオロ炭化水素化合物の中では、Nippon
Oil社によりNofable FOの名所王で販売されている製品
のような、フッ素化脂肪酸エステルもまた挙げられる。
【0177】もちろん有益な試薬の混合物を使用するこ
とも可能である。
【0178】本発明に従って、有益な試薬は、最終組成
物の全量に対して0.01から15重量%、好ましくは
0.05から10重量%を占めることができる。
【0179】化粧品的に許容可能な媒体は好ましくは、
水またはアルコール、若しくは揮発性環状シリコーン若
しくは水性溶媒混合物のような一つ以上の化粧品的に許
容可能な溶媒より成り、これらの溶媒は好ましくはC1
−C4アルコールである。
【0180】非水性溶媒の濃度は、組成物の重量の0か
ら99.9%、好ましくは0から60%まで変化でき
る。
【0181】本発明に従った組成物は、増粘剤、好まし
くはポリマー状増粘剤を含むことができる。
【0182】本発明に意味において、用語、「増粘剤」
は、化粧品組成物の粘度を増大することが可能ないずれ
かの試薬を意味するように解される。
【0183】本発明に従って使用できる増粘剤は、天然
若しくは合成起源であり得る。本発明に適した天然増粘
剤としては、キサンタン、スクレログルカン、デンプン
及びその誘導体、カラヤゴム、ローカスビーンフラワ
ー、グアゴム、セルロース及びその誘導体が挙げられ
る。
【0184】本発明に従った合成増粘剤は有利には、ア
クリル酸/アクリル酸エチルコポリマー及びカルボキシ
ビニルポリマーのような、アクリル酸及び/またはメタ
クリル酸のポリマー若しくはコポリマーである。上記ポ
リマー若しくはコポリマーの例は特に、Goodrich社によ
りCarbopolの名称で販売される"carbomers" (CTFA)、ま
たは、Guardian社によりLubragelの名称で販売されるメ
タクリル酸ポリグリセリル、またはHispono Chimica社
によりHispagelの名称で販売されるアクリル酸ポリグリ
セリルである。
【0185】他のアクリル酸化合物として、少なくとも
一つのC1からC30アクリル酸アルキル単位、及び/ま
たは脂肪鎖によって任意に置換された一つのウレタン単
位を含むアクリル酸若しくはメタクリル酸コポリマーが
挙げられる。特に、PemulenTR1 (Goodrich)、Viscophob
e DB 1000 (Union Varbide)及びAcrysol 44若しくは46
(Rohm & Haas)が挙げられる。
【0186】増粘剤として、ポリエチレングリコール
(PEG)及びその誘導体の使用も挙げられる。
【0187】増粘剤としては、増粘ポリアクリルアミド
の使用もまた有利である。後者は特に以下のものから選
択され得る: − 2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸の
架橋ホモポリマー; − 任意に架橋されたアクリルアミドとアクリル酸アン
モニウムともコポリマー; − 任意に架橋されたアクリルアミド(若しくはメタク
リルアミド)と塩化メタクリロイルオキシエチレントリ
メチルアンモニウムとのコポリマー; − 部分的若しくは全体的に中和され、任意に架橋され
たアクリルミドと2-アクリルアミド-2-メチルプロパン
スルホン酸とのコポリマー。
【0188】とりわけ、本発明に従って使用されるアク
リルアミド/アクリル酸アンモニウムの架橋コポリマー
として、ジビニルベンゼン、テトラアリルオキシエチレ
ン、メチレンビスアクリルアミド、ジアリルエーテル、
ポリアリルポリグリセリルエーテル、またはエリスリト
ール、ペンタエリスリトール、アラビトール、マンニト
ール、ソルビトール若しくはグルコースのような一連の
等由来のアルコールのアリルエーテルのような、一つよ
り大きいオレフィン不飽和を有する架橋剤によって架橋
された、アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム(5
−95重量)コポリマーが挙げられる。
【0189】類似体コポリマーは、仏国特許FR-2 416 7
23及び米国特許2 798 053及び2 923692に開示され調製
される。
【0190】このタイプの架橋コポリマーは、約30重
量%の上記コポリマー、25重量%の流動パラフィン、
4重量%のステアリン酸ソルビタンと親水性エトキシル
化誘導体との混合物、並びに41重量%の水より成る油
中水型エマルションの形態で特に使用される。
【0191】本発明に従って使用されるアクリルアミド
と2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸との
コポリマーは、上述のもののような一つより大きいオレ
フィン不飽和を有する化合物によって架橋され、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水性アンモニア、または
トリエタノールアミン若しくはモノエタノールアミンの
ようなアミンといった中和剤によって部分的若しくは完
全に中和されたコポリマーである。
【0192】それらは、アゾビスイソブチロニトリルタ
イプの開示剤によるラジカル経路によって、及びtert-
ブタノールのようなアルカールからの沈殿によって、ア
クリルアミドと2-アクリルアミド-2-メチルプロパンス
ルホン酸ナトリウムとの共重合によって調製できる。
【0193】とりわけ、70から55mol%のアクリ
ルアミドと、30から45mol%の2-アクリルアミド
-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウムとの共重合に
よって得られるコポリマーの使用が挙げられ、架橋剤
は、モノもマーの混合物のモル当たり10-4から4×1
-4molの濃度で使用される。
【0194】これらの特異的なコポリマーは、35から
40重量%のこのコポリマー、15から25重量%のC
12−C13イソパラフィン炭化水素、3から8重量%の7
molのエチレンオキシドを含むポリエチレングリコー
ルラウリルテル、並びに水を含む、油中水型エマルショ
ンの形態で、好ましくは取り込まれる。
【0195】ヘア染料(iii)は有利には、無機若し
くは有機顔料、以下のクラスに属する可溶性直接染料で
あり得る:ニトロ、アゾ、キノン(アントラキノン、ナ
フトキノン、ベンゾキノン)、キサンテン、トリアリー
ルメタン若しくはインドアミン、または酸化染料(パラ
−フェニレンジアミン、パライミノフェノール、オルト
アミノフェノールのような酸化ベース、またはメタ−フ
ェニレンジアミン、メタ−アミノフェノール、メタ−ジ
フェノール、ナフトール、及び複素環カップラーのよう
なカップラーと組み合わせて任意に使用される複素環ベ
ース)。
【0196】本発明の組成物はまた、アニオン性、非イ
オン性若しくは両性界面活性剤、グリコール若しくはグ
リセロールのようなポリオール、顔料、染料、香料、ス
クリーニング剤、防腐剤、タンパク質、ビタミン、プロ
ビタミン、本発明のもの以外のポリマー、及び化粧品組
成物において通常使用される他の添加剤から選択され
る、少なくとも一つの添加剤を含むことができる。
【0197】本発明に従ったロールオンアプリケーター
は、ケア組成物、ヘアスタイルの形態を固定する及び/
または維持するための組成物、コンディショナー、また
はヘアバームを、特に髪に沈着するために使用できる。
【0198】もちろん当業者は、本発明に従った組成物
に本質的に結びついた有利な特性が、考慮される添加剤
によって負に若しくは実質的に負に影響されないよう
に、本発明に従った組成物に加えられる考慮される化合
物を選択するのに注意を払うであろう。
【0199】本発明は、以下の非制限的な実施例の助け
を借りてより十分に説明されるであろう。
【0200】全てのパーセンテージは、組成物の全重量
に対する相対的重量パーセンテージであり、a.m.は
活性材料を意味する。
【0201】使用される構成成分は、以下の表に集約さ
れる。
【0202】
【表1】
【0203】
【実施例】以下の実施例1から6の目的物を形成する各
種の化粧品組成物AからHを含む、本発明に従ったロー
ルオンアプリケーターを製造した。
【0204】実施例1
【表2】
【0205】実施例2
【表3】
【0206】実施例3
【表4】
【0207】実施例4
【表5】
【0208】実施例5
【表6】
【0209】実施例6
【表7】
【0210】実施例1から6の目的物を形成する本発明
に従った組成物AからHを、WeenerPlastic社により"Ba
ll and ball carrier assembly for roll-on"の名称で
販売されているボール装置に導入した。組成物を髪に適
用した。最終的な適用として、直接的な適用により、髪
の全体に機能することが可能であり、好ましくは局所的
な再接触を実施することが可能であった。
【0211】使用される製品のタイプに従って、以下の
髪のヘアスタイルを得ることが可能であった: ・普通から極端に強力に固定して維持されたヘアスタイ
ル。 ・より多くの塊及びスタイリングで制御されたよりよい
ヘアスタイル。 ・僅かに湿った感覚を与えるヘアスタイル(ウエット効
果)。 ・より柔軟で櫛通りが容易なヘアスタイリングを有する
ヘアスタイル。 ・豊富な光沢を有するヘアスタイリングを有するヘアス
タイル。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転して移動可能な閉鎖手段と、該閉鎖
    手段を保持するための手段によって一端を閉ざされた容
    器を含むロールオンアプリケーターであって、該容器
    は、化粧品的に許容可能な媒体中に、以下の群: (i)アニオン性、両性若しくは非イオン性固定ポリマ
    ー; (ii)有益な試薬; (iii)ヘア染料; に属する少なくとも一つの化合物を含む、カルボン酸界
    面活性剤を除くヘア組成物を含み、ヘアスタイルに対し
    て、髪及び/または輝きの固定及び/または美容コンデ
    ィションに有益な作用を与えるスタイリング若しくはケ
    ア製品を、髪に直接沈着するのに適しているアプリケー
    ター。
  2. 【請求項2】 固定ポリマーが、以下のもの: − 以下の式 【化1】 [式中、nは0から10の整数であり、Aは、任意に不
    飽和基の炭素原子に、またはnが1より大きい場合、酸
    素若しくは硫黄のようなヘテロ原子を経て隣接したメチ
    レン基に結合したメチレン基を表し、R7は、水素原子
    またはフェニル基若しくはベンジル基を表し、R8は、
    水素原子または低級アルキル基若しくはカルボキシル基
    を表し、並びにR9は、水素原子、低級アルキル基、ま
    たは−CH2−COOH、フェニル基若しくはベンジル
    基を表す]の、不飽和モノ若しくはジカルボン酸モノマ
    ーから由来するカルボキシル単位を含むポリマー; − ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、若しくは
    アクリルアミドアルキルスルホン酸単位のような、スル
    ホン酸から由来する単位を含むポリマー;から選択され
    るアニオン性ポリマーであることを特徴とする、請求項
    1記載のアプリケーター。
  3. 【請求項3】 固定ポリマーが、以下のもの: a)アルキル基によって窒素原子で置換されたアクリル
    アミド若しくはメタクリルアミドから選択される少なく
    とも一つのモノマー; b)一つ以上の反応性カルボキシル基を含む少なくとも
    一つの酸性コモノマー;並びに c)アクリル酸及びメタクリル酸の第一級、第二級、第
    三級及び第四級アミン置換基を含むエステル、並びに硫
    酸ジメチル若しくはジエチルを有するメタクリル酸ジメ
    チルアミノエチルの第四級化産物といった少なくとも一
    つの塩基性コモノマー;から由来する単位を含むポリマ
    ーから選択される両性ポリマーであることを特徴とす
    る、請求項1記載のアプリケーター。
  4. 【請求項4】 固定ポリマーが、以下のもの: − ポリアルキルオキサゾリン; − 酢酸ビニルホモポリマー; − 酢酸ビニルとアクリル酸エステルとのコポリマー; − 酢酸ビニルとエチレンとのコポリマー; − 酢酸ビニルとマレイン酸エステルとのコポリマー; − ポリエチレンとマレイン酸無水物とのコポリマー; − アクリル酸アルキルホモポリマー、及びメタクリル
    酸アルキルホモポリマー; − 例えば、アクリル酸アルキルとメタクリル酸アルキ
    ルとのコポリマーのような、アクリル酸エステルコポリ
    マー; − アクリロニトリルと、例えば、ブタジエン及び(メ
    タ)アクリル酸アルキルから選択される非イオン性モノ
    マーとのコポリマー; − アクリル酸アルキルとウレタンとのコポリマー; − ポリアミド;並びに − 化学的に修飾された若しくは修飾されていない非イ
    オン性グアゴム;から選択される非イオン性ポリマーで
    あることを特徴とする、請求項1記載のアプリケータ
    ー。
  5. 【請求項5】 固定ポリマーが、シリコーンを含む若し
    くは含まない、官能化若しくは非官能化ポリウレタンで
    あることを特徴とする、請求項1記載のアプリケータ
    ー。
  6. 【請求項6】 固定ポリマーが、ポリシロキサン部分
    と、非シリコーン有機鎖より成る部分とを含むグラフト
    シリコーンタイプのポリマーであり、二つの部分の一方
    がポリマーの主鎖を構成し、他方が上記主鎖にグラフト
    されていることを特徴とする、請求項1記載のアプリケ
    ーター。
  7. 【請求項7】 有益な試薬が、合成油、鉱物油、植物
    油、フッ素化若しくは過フッ素化油、天然若しくは合成
    ワックス、シリコーン、カチオン性ポリマー、セラミド
    タイプの化合物、カチオン性界面活性剤、脂肪アミン、
    脂肪酸及びその誘導体、脂肪アルコール及びその誘導
    体、並びにこれらの各種の化合物の混合物から選択され
    ることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項記
    載のアプリケーター。
  8. 【請求項8】 合成油が、水素化若しくは非水素化ポリ
    ブテンタイプの、または水素化若しくは非水素化ポリデ
    センタイプのポリオレフィンであることを特徴とする、
    請求項7記載のアプリケーター。
  9. 【請求項9】 カチオン性ポリマーが、主鎖ポリマーの
    一部を形成する、若しくは主鎖に直接結合した側鎖によ
    って保持される、第一級、第二級、第三級及び/または
    第四級アミン基を含む単位を含むものから選択されるこ
    とを特徴とする、請求項7記載のアプリケーター。
  10. 【請求項10】 上記カチオン性ポリマーが、第四級セ
    ルロースエーテル誘導体、カチオン性シクロポリマー、
    カチオン性ポリサッカリド、ビニルピロリドンとビニル
    イミダゾールとの第四級ポリマー、並びにそれらの混合
    物から選択されることを特徴とする、請求項7記載のア
    プリケーター。
  11. 【請求項11】 上記シクロポリマーが、塩化ジアリル
    ジメチルアンモニウムホモポリマー、及び塩化ジアリル
    ジメチルアンモニウムとアクリルアミドとのコポリマー
    から選択されることを特徴とする、請求項10記載のア
    プリケーター。
  12. 【請求項12】 上記第四級セルロースエーテル誘導体
    が、トリメチルアンモニウム基によって置換されたエポ
    キシドと反応されたヒドロキシエチルセルロースから選
    択されることを特徴とする、請求項10記載のアプリケ
    ーター。
  13. 【請求項13】 上記カチオン性ポリサッカリドが、2,
    3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウム塩によって
    修飾されたグアゴムから選択されることを特徴とする、
    請求項10記載のアプリケーター。
  14. 【請求項14】 セラミドタイプの化合物が、以下のも
    の: − 2-(N-リノレオイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオ
    ール; − 2-(N-オレオイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオー
    ル; − 2-(N-パルミトイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオ
    ール; − 2-(N-ステアロイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオ
    ール; − 2-(N-ベへノイルアミノ)オクタデカン-1,3-ジオー
    ル; − 2-[N-(2-ヒドロキシパルミトイル)アミノ]オクタ
    デカン-1,3-ジオール; − 2-(N-ステアロイルアミノ)オクタデカン-1,3,4-ト
    リオール及び特にN-ステアロイルフィトスフィンゴシ
    ン; − 2-(N-パルミトイルアミノ)ヘキサデカン-1,3-ジオ
    ール; − ビス(N-ヒドロキシエチル-N-セチル)マロンアミ
    ド; − セチル酸のN-(2-ヒドロキシエチル)-N-(3-セチルオ
    キシ-2-ヒドロキシプロピル)アミド − N-ドコサノイル-N-メチル-D-グルカミン; またはこれらの化合物の混合物から選択されることを特
    徴とする、請求項7記載のアプリケーター。
  15. 【請求項15】 固定ポリマーが、最終組成物の全重量
    に対して、0.1から10重量%、好ましくは0.5か
    ら5重量%を占めることを特徴とする、請求項1から1
    4のいずれか一項記載のアプリケーター。
  16. 【請求項16】 有益な試薬が、最終組成物の全重量に
    対して、0.01から15重量%、好ましくは0.05
    から10重量%を占めることを特徴とする、請求項1か
    ら15のいずれか一項記載のアプリケーター。
  17. 【請求項17】 組成物が、アニオン性、非イオン性若
    しくは両性界面活性剤、グリコール若しくはグリセロー
    ルのようなポリオール、顔料、染料、香料、スクリーニ
    ング剤、防腐剤、タンパク質、ビタミン、プロビタミ
    ン、本発明のもの以外のポリマー、及び化粧品組成物に
    おいて通常使用される他の添加剤から選択される、少な
    くとも一つの添加剤をさらに含むことを特徴とする、請
    求項1から16のいずれか一項記載のアプリケーター。
  18. 【請求項18】 請求項1から17のいずれか一項記載
    のアプリケーターの使用を含むことを特徴とする美容方
    法。
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