JP2001294353A - 矩形状紙葉類の搬送方向変換装置 - Google Patents

矩形状紙葉類の搬送方向変換装置

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JP2001294353A JP2000110815A JP2000110815A JP2001294353A JP 2001294353 A JP2001294353 A JP 2001294353A JP 2000110815 A JP2000110815 A JP 2000110815A JP 2000110815 A JP2000110815 A JP 2000110815A JP 2001294353 A JP2001294353 A JP 2001294353A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 矩形状紙葉類を長手方向から短手方向へ、短
手方向から長手方向へ切り換えて搬送可能とする。 【解決手段】 矩形状を有する紙葉類をその長手方向に
搬送する長手搬送路1と、紙葉類を短手方向に搬送する
短手搬送路2と、これら各搬送路が直角に交差する交差
領域に設けられた方向変換ステーション3と、各搬送路
に配設され紙葉類が方向変換ステーションに進入するタ
イミングを検出する紙葉類検出手段S,Sと、方向
変換ステーションの下部位置に回転駆動自在に配設され
た長手搬送ローラ11および短手搬送ローラ14と、紙
葉類を各搬送ローラによる搬送方向に挟持搬送する挟持
搬送ローラが軸着された搬送方向変換ローラ機構17
と、挟持搬送ローラを紙葉類搬送位置へ移動させる駆動
手段と、紙葉類検出手段からの紙葉類通過検知信号を受
けて駆動手段を制御する制御部とを具有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は矩形状をなす紙葉
類、例えば紙幣、小切手、証券類、封筒、はがき、名
刺、切符、定期券等の紙葉類の各種処理過程における搬
送系において、その紙葉類の搬送を長手搬送から短手搬
送へ、あるいは短手搬送から長手搬送へ変換させて搬送
する矩形状紙葉類の搬送方向変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような矩形状をなす紙葉類の搬送
を長手搬送から短手搬送に切り換える方向変換装置とし
て、従来実開昭49−141198号公報に示されるも
のがある。
【0003】この公報に記載の方向変換装置は、主搬送
路を搬送されてきた紙葉類(券紙)をストッパに当接さ
せて停止させたのち側方へ送り出すためのローラを紙葉
類に圧接させてその回動により紙葉類を側方へ搬出させ
るようになされたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の技
術では、例えば長手方向で搬送されてきた紙葉類を短手
方向に送り出すだけの一方向の機能しか果し得ず、逆方
向の使用はできない。
【0005】そのため、紙幣の入出金機などにおいて、
紙幣入金時の挿入は挿入のしやすい短手方向で、出金等
の取り出し時には長手方向として紙幣収納部の幅が極力
狭くなるようにし、機械のコンパクト化を図るような場
合には適用することができなかった。
【0006】本発明は、上記のような態様の機械のコン
パクト化を図るため、搬送系において矩形状紙葉類の長
手搬送から短手搬送へ、また短手搬送から長手搬送へ切
り換えることができる搬送方向変換装置を提供すること
を課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、矩形状を有する紙葉類をその長手方向
に搬送する長手搬送路と、紙葉類を短手方向に搬送する
短手搬送路と、これら各搬送路が直角に交差する交差領
域に設けられた方向変換ステーションと、前記各搬送路
に配設され紙葉類が前記方向変換ステーションに進入す
るタイミングを検出する紙葉類検出手段と、前記方向変
換ステーションの下部位置に回転駆動自在に配設された
長手搬送ローラおよび短手搬送ローラと、機枠に揺動自
在に枢支された揺動部材に前記長手搬送ローラおよび短
手搬送ローラとそれぞれ協働して紙葉類を前記各搬送ロ
ーラによる搬送方向に挟持搬送する挟持搬送ローラが軸
着された搬送方向変換ローラ機構と、この搬送方向変換
ローラ機構の前記揺動部材を揺動させ前記挟持搬送ロー
ラを紙葉類搬送位置へ移動させる駆動手段と、前記紙葉
類検出手段からの紙葉類通過検知信号を受けて前記駆動
手段を制御する制御部とを具有することを特徴とする。
【0008】前記搬送方向変換ローラ機構は、その揺動
部材を長手方向搬送用の挟持搬送ローラを軸支する部片
と、短手方向搬送用の挟持搬送ローラを軸支する部片と
で構成し、これら両部片の各挟持搬送ローラとは反対端
を互いに上下方向屈曲自在に連結するとともに各挟持搬
送ローラを前記長手および短手搬送ローラ側に偏倚する
方向に付勢する付勢手段を設け、前記各部片の前記連結
部と挟持搬送ローラとの中間位置でそれぞれリンク部材
に連結し、このリンク部材を駆動手段により移動させる
ことにより前記挟持搬送ローラのいずれか一方が紙葉類
搬送位置へ位置されるようにすることが挟持搬送ローラ
の紙葉類への圧接性を高めることができるので好まし
い。
【0009】前記方向変換ステーションに向かう短手搬
送路の当該ステーションへの進入側とは反対側に、短手
方向で送入される紙葉類の進入方向先端縁が当接して斜
行を矯正する矯正用ストッパを設けることにより短手方
向で方向変換ステーションに送り込まれる紙葉類の斜行
を矯正し、長手方向搬送への変換を良好に行なわせるこ
とができる。
【0010】さらに前記方向変換ステーションの下部位
置に配設される長手搬送ローラおよび短手搬送ローラ
を、当該ステーションへ送入される紙葉類の送入方向先
端縁に面する側の周縁を面取りすることが方向変換ステ
ーションへの紙葉類の進入を円滑に行なわせるうえで好
ましい。
【0011】
【発明の実施の態様】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態の平面図を示
し、図2は正面図を、図3は側面図を示すもので、紙幣
等の矩形状を有する紙葉類をその長手方向に搬送する長
手搬送路1と、この長手搬送路1の搬送方向に対し直角
に配設され紙葉類をその短手方向に搬送する短手搬送路
2とを有し、これら搬送路1,2が直角に交差する交差
領域が方向変換ステーション3とされている。
【0013】前記長手搬送路1は、図1、図2にみられ
るように紙葉類の出入口部4から前記方向変換ステーシ
ョン3にかけて紙葉類の長手方向両側部を挟持して搬送
する2対の上下の無端ベルト5,6で構成され、下部の
ベルト6の一つのプーリー軸にモータMからベルト
7を介して回転が与えられるようになっている。
【0014】前記短手搬送路2は、図1、図3にみられ
るように紙葉類の長手方向両端部と中央部とを挟持して
搬送する3対の上下の無端ベルト8,9で構成されてい
る。前記方向変換ステーション3の範囲には、前記長手
搬送路1および短手搬送路2の各上下の無端ベルトによ
る紙葉類の搬送レベルと同一レベルに受板10が水平状
態に配設され、この受板10の下面側でその長手方向一
側寄りの位置に該長手方向に対し直角な軸線を有する2
個の長手搬送ローラ11,11が軸12,12に固着し
て設けられ、このローラ11,11の上端面は前記受板
10に形成された窓孔から若干突出されており、前記一
方の軸12にはモータMからベルト13を介して回
転が常時伝達され、両軸12,12間にはベルト12a
が巻装されて同期回転するようになっている。
【0015】前記受板10の下面側でその長手方向他側
寄りの位置に該長手方向に平行な軸線を有する2個の短
手搬送ローラ14,14が軸15に固着して設けられ、
これらローラ14,14の上端面は前記受板10に形成
された窓孔から若干突出されており、前記軸15にはモ
ータMからベルト16を介して回転が常時伝達され
るようになっている。
【0016】これらローラ11,14は、前記方向変換
ステーション3へ送入される紙葉類がスムーズに送り込
まれるようにするため少なくとも周面が摩擦の少ない材
質、例えば樹脂材等により構成される。また前記長手搬
送ローラ11,11は、前記短手搬送路2に向く側の周
縁に図4(A)に示すように面取り11aが施されてお
り、短手搬送路2から送入される紙葉類の送入方向先端
が当該ローラ11,11に引掛ることなくスムーズに挟
持搬送ローラ11,11上へ移行するようになされてい
る。また短手搬送ローラ14,14は、前記長手搬送路
1に向く側の周縁に図4(B)に示すように面取り14
aが施されており、長手搬送路1から送入される紙葉類
の先端が当該ローラ14,14に引掛ることなくスムー
ズに短手搬送ローラ14,14上へ移行するようになさ
れている。
【0017】前記方向変換ステーション3の上部には搬
送方向変換ローラ機構17(以下変換ローラ機構と略称
する)が設けられ、短手搬送路2と対向する奥側の位置
には短手方向で送り込まれる紙葉類の送入方向先端が当
接して停止位置を定めるとともに斜行を矯正するための
斜行矯正機能を兼ねるストッパ18が設けられている。
【0018】前記変換ローラ機構17は、図5、図6に
その基本構成例を示すように、機枠19に軸20により
揺動自在に支持された揺動部材21を有し、この揺動部
材21の一端側には前記長手搬送ローラ11,11と協
働して紙葉類を長手方向に搬送するための挟持搬送ロー
ラ22,22が軸着され、同他端側には前記短手搬送ロ
ーラ14,14と協働して紙葉類を短手方向に搬送する
ための挟持搬送ローラ23,23が軸着されており、前
記長手搬送ローラ11,11側の挟持搬送ローラ22,
22が下降して紙葉類搬送可能な状態にあるとき他側の
短手搬送ローラ14,14側の挟持搬送ローラ23,2
3は上方に離間しておかれ、短手搬送ローラ14,14
側の挟持搬送ローラ23,23が下降したときは長手搬
送ローラ11,11側の挟持搬送ローラ22,22が上
方に離間しておかれるようになっている。
【0019】前記揺動部材21を揺動させて前記挟持搬
送ローラによる搬送方向を切り換える駆動手段Dとして
ソレノイド24を用いた場合を示している。
【0020】すなわちソレノイド24のプランジャ24
aと前記揺動部材21の挟持搬送ローラ22,23の中
間位置の上部に突設された軸受部25とがリンク26に
より連結され、このリンク26の連結方向とは反対側の
軸受部25と機枠27との間には引張りバネ28が張装
されており、ソレノイド24の励磁により図6(A)の
ように前記短手搬送ローラ14,14側の挟持搬送ロー
ラ23,23が下降して紙葉類搬送態勢におかれ、ソレ
ノイド24の消磁により図6(B)のようにバネ28の
作用で前記長手搬送ローラ11,11側の挟持搬送ロー
ラ22,22が下降して紙葉類搬送態勢におかれる。
【0021】図7は図1〜図3の実施形態において用い
られている変換ローラ機構17を示すもので、この実施
形態では、揺動部材21が長手方向搬送用の挟持搬送ロ
ーラ22を軸支する部片30と短手方向搬送用の挟持搬
送ローラ23を軸支する部片31とで構成され、これら
部片30,31の前記各ローラ22,23を軸支してい
る端部とは反対端が軸32により上下方向に屈曲自在に
連結されており、この軸32には両部片30,31が下
降回動する方向に付勢するコイル状のバネ33が巻装さ
れている。
【0022】前記各部片30,31の各中間位置の上部
に突設される軸受部34,35の一側に水平方向に設け
られたピン36,37(ローラでもよい)がリンク部材
38の下面に形成された凹部39(長孔でもよい)に嵌
合されて連結されており、このリンク部材38が駆動手
段Dとしてのソレノイド40により図7(A)または
(B)の矢印方向に移動することによりその凹部39の
内側面によりピン36または37が押され、これにより
ピンが押された側の部片30または31が上昇回動さ
れ、他方の部片はバネ33の付勢により下方へ押し下げ
られるようになる。すなわち図7(A)はリンク部材3
8が図において右方へ移動した状態であり、リンク部材
38の凹部39の移動方向後部側の内側面によりピン3
6が押され、長手搬送ローラ11側の挟持搬送ローラ2
2が上昇するよう部片30が回動され、短手搬送ローラ
14側の部片31はバネ33の付勢により下降回動して
その挟持搬送ローラ23は紙葉類搬送態勢におかれる。
リンク部材38が反対方向に移動すると、図7(B)の
ように図7(A)とは逆の状態となり、長手搬送が可能
な状態となる。
【0023】前記長手搬送路1および短手搬送路2の前
記方向変換ステーション3に近い位置には、このステー
ション3へ搬送されてきた紙葉類を検知して該ステーシ
ョン3へ進入するタイミングを検出する紙葉類検出手段
としてのセンサS,S(フォトセンサ)がそれぞれ
配設されている。
【0024】そしてこれらセンサS,Sによる
紙葉類通過検知信号を制御部に入力して前記駆動手段D
および搬送駆動系が制御される。
【0025】すなわち長手搬送路1から方向変換ステー
ション3へ送入される場合は、送入される紙葉類の先端
が図1にAで示す位置に到達したとき変換ローラ機構1
7の駆動手段Dが制御される。また短手搬送路2から方
向変換ステーション3へ送入される場合は、図8に示す
ように紙葉類Pに斜行が生じていることが多いので、送
入される紙葉類Pの斜行により遅れ勝手になっている側
の先端PaがセンサS を遮ってからストッパ18によ
る斜行矯正時間を見込んだ時間の経過後に駆動手段Dを
制御するようになされている。なお駆動手段Dにソレノ
イドを用いた場合は20〜50msの応答遅れが生じる
ので、その時間を考慮して設定される。
【0026】次に図1〜図6に示す実施形態の作用を説
明する。
【0027】紙葉類を長手搬送から短手搬送に方向変換
させる場合は、方向変換ステーション3の変換ローラ機
構17は図6(B)のように長手搬送用の挟持搬送ロー
ラ22,22が下降した状態におかれており、長手搬送
路1を搬送される紙葉類の先端がセンサSを遮るとそ
の信号が制御部へ入力され、方向変換ステーション3へ
入った紙葉類は長手搬送ローラ11,11と挟持搬送ロ
ーラ22,22とで挟持搬送される。
【0028】上記紙葉類の搬送方向先端が図1のA位置
へ到達するまでの時間が経過すると、前記制御部により
変換ローラ機構17のソレノイド24が励磁されてプラ
ンジャ24aが引き込まれ、これにより揺動部材21が
軸20を中心にバネ28に抗して図において時計方向に
回動し、他方の挟持搬送ローラ23,23が下降して紙
葉類を短手搬送ローラ14,14へ押しつけることにな
って紙葉類を短手方向へ搬送して短手搬送路2へ送り出
し、以後短手搬送路2の駆動によって短手搬送される。
【0029】紙葉類を短手搬送から長手搬送に方向変換
させる場合は、方向変換ステーション3の変換ローラ機
構17は図6(A)のように短手搬送用の挟持搬送ロー
ラ23,23が下降した状態におかれており、短手搬送
路2を搬送される紙葉類の先端がセンサSを遮ると
その信号が制御部へ入力され、方向変換ステーション3
へ入った紙葉類は短手搬送ローラ14,14と挟持搬送
ローラ23,23とで挟持搬送される。
【0030】上記紙葉類の搬送方向先端がストッパ18
に当って姿勢が正されると、前記制御部により変換ロー
ラ機構17のソレノイド24が解磁され、バネ28の牽
引力により揺動部材21が軸20を中心に図において反
時計方向に回動し、他方の挟持搬送ローラ22,22が
下降して紙葉類を長手搬送ローラ11,11へ押しつけ
ることになって紙葉類を長手方向に搬送して長手搬送路
1へ送り出し、以後長手搬送路1の駆動によって長手搬
送される。
【0031】したがって従来の紙幣処理機のように紙葉
類Pを図9(A)の長手処理、または同図(B)の短手
処理の二次元的処理しか行なえなかったものを、同図
(C)のように三次元的処理が可能となり、これによっ
て機械のユニットレイアウトの自由度を著しく増すこと
ができる。
【0032】図7に示す変換ローラ機構17の場合も基
本動作は上述の実施形態と全く同様に行なわれるが、図
7の実施形態によれば、長手、短手搬送用の挟持搬送ロ
ーラ22,23ともバネ33の押圧力を作用させること
ができるので適確な押圧力を得ることができ、またリン
ク部材38の位置をずらせることにより挟持搬送ローラ
22と23との押圧力を変えることができ、長手搬送用
の挟持搬送ローラ22は搬送力を高める必要があること
に対し容易に対処することができる利点がある。
【0033】なお使用目的により長手搬送を直進させ、
その途中に短手搬送への切り換えをなさしめたい場合
は、方向変換ステーション3の反対側への長手搬送路を
連設すればよく、また短手搬送を直進と方向変換とをな
さしめたい場合には、斜行矯正兼用のストッパ18を上
下動自在に構成して方向変換時には上昇させ、直進時に
は退没させるようにすることにより容易に対応すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
幣のように矩形状を有する紙葉類を長手搬送から短手搬
送へ、あるいは短手搬送から長手搬送へ切り換え搬送が
できるので、紙葉類の搬送、収納等の処理を行なわせる
装置のレイアウトの自由度を増すことができ、装置全体
のコンパクト化に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図。
【図2】同、正面図。
【図3】同、左側面図。
【図4】挟持搬送ローラの形態を示し、(A)は長手搬
送用挟持搬送ローラ、(B)は短手搬送用挟持搬送ロー
ラの各平面図。
【図5】変換ローラ機構の一形態を示す平面図。
【図6】図5の変換ローラ機構の作用を示し、(A)は
短手搬送状態時、(B)は長手搬送状態時の側面図。
【図7】変換ローラ機構の他の実施形態およびその作用
を示し、(A)は短手搬送状態時、(B)は長手搬送状
態時の側面図。
【図8】方向変換ステーションにおける短手搬送による
斜行矯正状況を示す説明図。
【図9】従来技術と本発明とのレイアウトの比較図で、
(A)、(B)は従来技術を、(C)は本発明を示す略
示説明図。
【符号の説明】
1 長手搬送路 2 短手搬送路 3 方向変換ステーション 10 受板 11 長手搬送ローラ 14 短手搬送ローラ 17 搬送方向変換ローラ機構 18 ストッパ 21 揺動部材 22,23 挟持搬送ローラ 30,31 揺動部材を構成する部片 33 コイルバネ 38 リンク部材 D 駆動手段(ソレノイド) M〜M モータ(正逆駆動)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状を有する紙葉類をその長手方向に搬
    送する長手搬送路と、紙葉類を短手方向に搬送する短手
    搬送路と、これら各搬送路が直角に交差する交差領域に
    設けられた方向変換ステーションと、前記各搬送路に配
    設され紙葉類が前記方向変換ステーションに進入するタ
    イミングを検出する紙葉類検出手段と、前記方向変換ス
    テーションの下部位置に回転駆動自在に配設された長手
    搬送ローラおよび短手搬送ローラと、機枠に揺動自在に
    枢支された揺動部材に前記長手搬送ローラおよび短手搬
    送ローラとそれぞれ協働して紙葉類を前記各搬送ローラ
    による搬送方向に挟持搬送する挟持搬送ローラが軸着さ
    れた搬送方向変換ローラ機構と、この搬送方向変換ロー
    ラ機構の前記揺動部材を揺動させ前記挟持搬送ローラを
    紙葉類搬送位置へ移動させる駆動手段と、前記紙葉類検
    出手段からの紙葉類通過検知信号を受けて前記駆動手段
    を制御する制御部とを具有することを特徴とする矩形状
    紙葉類の搬送方向変換装置。
  2. 【請求項2】前記搬送方向変換ローラ機構は、その揺動
    部材が長手方向搬送用の挟持搬送ローラを軸支する部片
    と、短手方向搬送用の挟持搬送ローラを軸支する部片と
    で構成され、これら両部片の各挟持搬送ローラとは反対
    端が互いに上下方向屈曲自在に連結されているとともに
    各挟持搬送ローラが前記長手および短手搬送ローラ側に
    偏倚する方向に付勢する付勢手段が設けられ、前記各部
    片の前記連結部と挟持搬送ローラとの中間位置でそれぞ
    れリンク部材に連結され、このリンク部材を駆動手段に
    より移動させることにより前記挟持搬送ローラのいずれ
    か一方が紙葉類搬送位置へ位置されるようになされてい
    る請求項1記載の矩形状紙葉類の搬送方向変換装置。
  3. 【請求項3】前記方向変換ステーションに向かう短手搬
    送路の当該ステーションへの進入側とは反対側に、短手
    方向で送入される紙葉類の進入方向先端縁が当接して斜
    行を矯正する矯正用ストッパを有している請求項1また
    は2記載の矩形状紙葉類の搬送方向変換装置。
  4. 【請求項4】前記方向変換ステーションの下部位置に配
    設される長手搬送ローラおよび短手搬送ローラは、当該
    ステーションへ送入される紙葉類の送入方向先端縁に面
    する側の周縁が面取りされている請求項1〜3のいずれ
    か1項記載の矩形状紙葉類の搬送方向変換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011079326A (ja) * 2003-01-24 2011-04-21 Seiko Epson Corp 印刷装置
WO2019186755A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 グローリー株式会社 紙葉類処理装置

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