JP3655747B2 - 通帳整列装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のホッパから並列に繰り出される通帳を、1列搬送に切替えて、処理部に送り込むための通帳整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のホッパから並列に繰り出される通帳を、1列搬送に切替えて、処理部に送り込むための従来の通帳整列装置は、一つの列以外の列に繰り出された通帳を斜めの案内部材により前記一つの列に案内合流させて1列搬送に切替え、そのまま処理部に送り込むように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成であるため、ホッパの繰り出し完了位置から合流部までの距離が長くなるので、装置が大型になるという問題と、通帳が斜めの案内部材により案内されるため、通帳の向きが意図しない向きに変えられたり、ジャムを起し易いという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、その課題は、複数のホッパから並列に繰り出される通帳を距離を取らずに1列に整列させることができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、複数個のホッパから並列に繰り出される通帳を挿入される複数列の搬送路と、前記複数列の搬送路において挟持搬送部材により通帳を搬送する搬送手段と、前記搬送路のすべてをその末端方向に少なくとも通帳の搬送方向長さとほぼ等しい距離を残した位置において遮閉する位置と開放する位置との間を移動自在に設けられ、遮閉位置においては前記搬送路のうち搬送方向に直角な方向の一端の搬送路を除く他の搬送路まで搬送された通帳を前記一端の搬送路の方向に案内するシャッタと、そのシャッタを遮閉位置と開放位置との間を移動させるシャッタ駆動手段と、前記搬送路に設けてある前記挟持搬送部材のニップを開放又は閉鎖させるニップ開閉手段と、前記一端の搬送路以外の搬送路に前記シャッタに保持されている通帳を前記一端の搬送路まで水平方向に移動させる通帳移動手段と、繰り出された通帳が前記一端の搬送路以外の搬送路に挿入された時、前記搬送手段による搬送を停止させるとともに、前記シャッタ駆動手段に前記シャッタを遮閉位置に移動させ、前記ニップ開閉手段に前記挾持搬送部材のニップを開放させ、かつ、前記通帳移動手段に通帳を移動させ、その通帳が前記一端の搬送路まで移動された時、前記ニップ開閉手段に前記挾持搬送部材のニップを閉鎖させるとともに、前記シャッタ駆動手段に前記シャッタを開放位置に復帰させ、前記搬送手段による搬送を再起動させる制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記構成において、繰り出された通帳が一端の搬送路以外の搬送路に挿入された時は、制御手段からの制御信号に基づき、搬送手段は搬送を停止し、シャッタ駆動手段はシャッタを遮閉位置に移動させ、ニップ開閉手段は挾持搬送部材のニップを開放させ、通帳移動手段はシャッタに保持されている通帳を前記一端の搬送路まで水平方向に移動させて、通帳を整列させる。その通帳が前記一端の搬送路まで移動された時は、制御手段からの制御信号に基づき、ニップ開閉手段は挾持搬送部材のニップを閉鎖させ、シャッタ駆動手段はシャッタを開放位置に復帰させ、通帳移動手段は原位置に復帰し、搬送手段は再び起動させる。従って、前記一端の搬送路に移動されて、整列された通帳は処理部に向けて送り込まれる。
繰り出された通帳が前記一端の搬送路に挿入された場合は、搬送手段がそのまま駆動を継続するので、その通帳はそのまま単一の延長搬送路を処理部方向に搬送される。
【0006】
ニップ開閉手段によりニップを開閉される挟持搬送部材は、送りローラとこれに対設された押えローラとからなり、前記送りローラには、通帳移動手段による移動方向の下流側に、上流方向に向けて径が漸増するテーパローラが添設されていることが望ましい。
上記構成により、通帳移動手段が通帳を搬送路における搬送方向と直角な方向への移動の際に、通帳が挟持搬送部材に係止されて円滑な整列を妨げられることがない。
【0007】
通帳移動手段は、複数列の搬送路のうち他端の搬送路から一端の搬送路までの間を往復移動されるキャリッジを有し、そのキャリッジは、前記一端の搬送路と反対側に通帳の端縁に係止してその通帳を移動させる係止片を有し、その係止片はキャリッジのホームポジションセンサを検知状態に動作させる作動部材を兼ねていることが望ましい。
上記構成によれば、センサの取付けが容易であり、キャリッジの小型化が容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る通帳整列装置の正面図、図2はシャッタ駆動手段とニップ開閉手段の一例を示す要部の断面図、図3は通帳移動手段の一例を示す要部の平面図である。
図1において、1a,1b,1c,1dは、その両端部が側板P1,P2に回転自在に支持された駆動軸であり、各駆動軸上に送りローラ2a(2a1 〜2a4 ),2b(2b1 〜2b4 ),2c(2c1 〜2c4 ),2d(2d1 〜2d4 )が固着されている。各送りローラの図1における背面側に、図2に示されているように、バネ等の付勢部材(図示省略)により各送りローラに付勢されている押えローラ3a,3b,3c,3dが対設されている。それぞれ対設されている送りローラ2a〜2dと押えローラ3a〜3dが、図1及び図2の下側から挿入される通帳Nを挟持して搬送する一対の挟持搬送部材を構成している。図2のP3,P4は、挟持搬送部材により搬送される通帳Nを両側で案内する案内板である。
【0009】
そして、駆動軸1a,1b,1c,1dの一端部に固着されたプーリ4a,4b,4c,4dと、側板P1に取付けられたモータ5の回転軸6上に固着されたプーリ4eとの間に伝動ベルト7を掛け回すことにより、挟持搬送部材により通帳を搬送するための搬送手段が構成されている。また、図1の各駆動軸1a,1b,1c,1dに沿った4個の送りローラのうち、右側の1対の送りローラ2a1 ,2a2 、2b1 ,2b2 、〜2d1 ,2d2 と、これらの送りローラに押圧接触されている押えローラ3a〜3dの間に、図1の下方に位置する図外の通帳繰り出し装置の右側のホッパから繰り出される通帳N1を側板P1に沿って直線的に挿入される第1搬送路R1が構成され、左側の1対の送りローラ2a3 ,2a4 、2b3 ,2b4 、〜2d3 ,2d4 と、これらの送りローラに押圧接触されている押えローラ3a〜3dの間に、同じく通帳繰り出し装置の左側のホッパから繰り出される通帳N2を側板P2に沿って直線的に挿入される第2搬送路R2が構成されている。
【0010】
図1の通帳整列装置は、ホッパを2列に備え、各列のホッパから通帳を並列に繰り出す通帳繰り出し装置に接続して用いられる場合の例であるので、その通帳繰り出し装置の2列のホッパに対応して2列の搬送路R1,R2を有するが、搬送路の列数は、通帳繰出し装置のホッパの列数に応じて3列以上となる場合もある。そして、通帳Nの搬送方向に直角な方向の一端の搬送路、図示の例では第1搬送路R1の末端に、通帳Nを図示されていない読取部や印字部などの処理部に向けて搬送する、搬送路R1と等しい幅の単一搬送路からなる延長搬送路(図示せず)が接続されている。
【0011】
搬送路R1,R2の末端から上流方向に少なくとも通帳Nの搬送方向長さとほぼ等しい距離だけ離間した位置に、すべての搬送路R1,R2を遮閉し又は開放するシャッタ8が備えられている。そのシャッタ8は、一例としてレバー9とソレノイド10からなるシャッタ駆動手段11に結合されている。すなわち、シャッタ8はレバー9を介してソレノイド10のプランジャ12に結合されていて、ソレノイド10のON・OFFにより、シャッタ8がすべての搬送路R1,R2を遮閉する位置と開放する位置との間を移動されるようになっている。さらに、シャッタ8は、遮閉位置に移動された時に、第1搬送路R1以外の搬送路、図示の例では第2搬送路R2の末端まで搬送された通帳、すなわち図1の例では位置Dから位置Eまで搬送された通帳を第1搬送路R1の方向に案内するように形成されている。
【0012】
なお、上記搬送路R1,R2は、少なくとも、シャッタ8の遮閉・開放位置から各搬送路の末端までの間においては、水平方向に相互に連通していて、第1搬送路R1から最も遠い搬送路(R2)から第1搬送路R1まで通帳を移動させることを可能にする水平移動路R3が形成されている。
【0013】
また、前記挟持搬送部材のうち、水平移動路R3に面する位置に存在する挟持搬送部材である送りローラ2c1 〜2c4 及び押えローラ3cのニップを開閉するニップ開閉手段13が設けられている。ニップ開閉手段13は、送りローラ2c1 〜2c4 及び押えローラ3cのいずれか一方又は双方を、他方に対して離間・接触させるものであり、図示の例では、通帳搬送方向に直角な軸線回りに揺動自在に取付けられたレバー14に各押えローラ3cを取付け、かつ、押えローラ3cを送りローラ2c1 〜2c4 に当接させる付勢部材15を備え、レバー14を付勢部材15に抗して押えローラ3cを送りローラ2c1 〜2c4 から離間させる移動させるソレノイド16を設けて構成されている。なお、図2には、図面を簡明にするため、ソレノイド16のプランジャとレバー14とを連結しているリンクが省略されている。
【0014】
図1における17は、上記シャッタ8により水平移動路R3の第2搬送路R2の末端部に対応する位置Eに保持された通帳を、第1搬送路R1まで移動させる通帳移動手段である。通帳移動手段17は、図3にも詳細に示されているように、第1搬送路R1の外側に設けられたモータ18と、モータの回転軸に固着されたギヤ19及びそのギヤに噛合されたギヤ20からなる減速機構と、ギヤ20の回転軸上に設けられた第1プーリ21と、ギヤ20と第1プーリ21の間に設けられた商標トルクリミッタで知られている摩擦クラッチ22と、第1プーリ21と側板P2の付近に設けられた第2プーリ23との間に巻回されたベルト24と、そのベルト上に固着され、水平移動路R3に沿って移動されるキャリッジ25とから構成されている。
上記構成により、モータ18の正転及び逆転により、キャリッジ25が図1及び図3に実線で示されているホームポジション(原位置)から鎖線で示されている整列位置まで、また、その逆に整列位置から原位置まで移動されるようになっている。
キャリッジ25はブロック状に形成され、水平移動路R3と平行な案内面25aを有するとともに、第1搬送路R1と反対側端部に搬送路R1,R2を直角に横断するように突出された係止片25bが形成されている。この係止片25bは、キャリッジ25が移動されるときに、シャッタ8に停止されている通帳の後端部に当接して、その通帳を第1搬送路R1方向に移動させるものである。
通帳移動手段17は、上記無端ベルト24の代わりに、正逆回転されるモータで回転されるねじ棒を設け、そのねじ棒にキャリッジ25を螺合させた構成のものとすることもできる。
【0015】
上記ニップ開閉手段13によりニップを開閉される挟持搬送部材を構成する送りローラ2c1 〜2c4 には、図1に明示されているように、第2搬送路R2側から第1搬送路R1側に向けて径が漸増し、最大径が送りローラ2c1 〜2c4 の計と一致するテーパローラ2e1 〜2e4 が添設されている。あるいは、送りローラにテーパローラを一体に形成しても良い。これにより、ニップを開放させた状態で、通帳が水平搬送路R3に沿って第1搬送路R1方向に移動される際に、その通帳の先端部分が送りローラ2c1 〜2c4 に引っ掛からないようにしてある。これにより、通帳の整列が円滑に行われる。
【0016】
側板P2には、キャリッジ25がホームポジションに位置するか否かを検出するホームポジションセンサ26が取付けられ、キャリッジ25がホームポジションに位置する時は、係止片25bがホームポジションセンサ26を検知状態に動作させる作動部材を構成している。すなわち、一つの係止片25bが通帳を押す部材と作動部材を兼ねているので、キャリッジの構成が簡素になっている。
【0017】
第1搬送路R1以外の搬送路R2の末端部(水平移動路R3でもある)には、通帳繰り出し装置から繰り出された通帳が当該搬送路R2に挿入されたことを検知する通帳センサS1が、また、第1搬送路R1の末端部には、第1搬送路R1以外の搬送路R2から第1搬送路R1に通帳が移動されてきたことを検知する通帳センサS2が設けられている。
【0018】
さらに、本発明の通帳整列装置には、図4に示すように、符号5で代表する上記搬送手段と、シャッタ駆動手段11と、ニップ開閉手段13と、通帳移動手段17とを、通帳繰り出し装置のいずれのホッパから繰り出されたかに応じてそれぞれ所要の制御を行う制御手段27が設けられている。以下に、制御手段27による作用について説明する。
【0019】
通帳整列装置の初期状態においては、シャッタ駆動手段11は、シャッタ8を開放位置に維持し、通帳移動手段17はキャリッジ25をホームポジションに維持し、ニップ開閉手段13はニップを閉鎖している。
そして、制御手段27は、通帳繰出し装置が通帳繰出し機構を動作させるために出力する繰出し指令信号又は各ホッパの下流側に設けられた繰出し検知手段が出力する繰出し検知信号28を入力した時、搬送手段のモータ5を起動させる。
こうして、通帳繰出し装置の第1列のホッパから繰り出された通帳N1が、図1の符号Aの位置、すなわち、第1搬送路R1に挿入された場合は、搬送手段の挟持搬送部材により第1搬送路R1を符号B,Cで示す位置を直線的に搬送され、通帳センサS2から検知信号29を受けても、搬送手段の動作がそのまま継続され、図1の上方の延長搬送路に向けて送り込まれる。
【0020】
これに対して、通帳繰出し装置の第2列のホッパから繰り出された通帳N2が、図1の符号Dの位置、すなわち、第2搬送路R2に挿入され場合は、その通帳が符号Eで示されている位置、すなわち、第2搬送路R2の水平搬送路R3に対応する位置Eに到達した時、通帳センサS1により検知され、その通帳センサからの検知信号30に基づき、制御手段はまず搬送手段5の搬送動作を停止させる。続いて、シャッタ駆動手段11のソレノイド10をONしてシャッタ8を閉鎖させて、通帳N2が落下しないように保持するとともに、ニップ開閉手段13のソレノイド16をONして水平搬送路R3の挟持搬送部材のニップを開放させる。引き続いて、通帳移動手段17のモータ18を駆動し、キャリッジ25を移動させて、第2搬送路R2の位置Eに保持されている通帳をシャッタ8に沿って第1搬送路R1の符号Bで示されている位置まで移動させる。通帳が第1搬送路R1に対応する位置Bまで移動されたことが通帳センサS2により検知されると、その検知信号29に基づきモータ18を停止させ、制御手段27がニップ開閉手段13のソレノイド16をOFFしてニップを閉じさせ、また、シャッタ駆動手段11にシャッタ8を開放させ、搬送手段のモータ5を再起動させて、その通帳を位置Bから位置C方向、すなわち、延長搬送路に搬送する。通帳移動手段17は、モータ18をホームポジションセンサ26がONするまで逆転して、キャリッジ25をホームポジションまで戻す。
【0021】
なお、通帳移動手段17にモータ18とベルト24の間において摩擦クラッチ22が備えてあるため、通帳Nを位置Eから位置Bまで移動させる際に、モータ18がキャリッジ25に加える移動力が抑制されるので、キャリッジ25のオーバーランにより通帳Nが側板P1に衝突して係止片25bから強い衝撃を受けて通帳に傷が付くことが有効に防止される。
【0022】
上記実施の形態によれば、通帳繰出し装置から並列に繰り出される通帳がそれぞれ直線的に搬送路R1,R2に挿入され、処理部に連なる延長搬送路と直線的に連なる第1搬送路R1に挿入された通帳はそのまま搬送させ、それ以外の搬送路R2に挿入された通帳は、一旦搬送を停止し、シャッタを閉め、ニップを開けた状態で、移動手段により第1搬送路R1まで水平移動し、その後、再び搬送するようにしたので、搬送路R1,R2は通帳繰出し装置から繰り出される通帳が挿入され、水平方向に移動するに必要な長さを有すれば、整列をすることができ、並列に繰り出される通帳を一端に整列させるための距離を最小にすることができる。従って、複数種類の通帳を複数個のホッパに備蓄し、種類の指定に基づきホッパから並列に通帳を繰り出して一つの列に整列した後、一つの処理部に向けて送り込む通帳処理装置の小型化が可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、複数のホッパから並列に繰り出される通帳を距離を取らずに一端に整列させることができる。
【0024】
制御手段を、繰り出し指令信号又は繰り出し検知信号に基づいて搬送手段を起動させた後、第1検知手段S1からの検知信号に基づいて搬送手段を停止し、第2検知手段S2からの検知信号に基づいて再び搬送手段を起動させるように構成した場合は、搬送手段の駆動時間の短縮化と、通帳整列の迅速化を図ることができる。
【0025】
ニップ開閉手段によりニップを開閉される挟持搬送部材に、通帳移動手段による移動方向の下流側から上流側に向けて径が漸増するテーパローラを備えた場合は、通帳移動手段が通帳を搬送路における搬送方向と直角な方向への移動の際に、通帳が挟持搬送部材に係止されて円滑な整列を妨げられることがない。
【0026】
通帳移動手段が、複数列の搬送路のうち一端の搬送路から他端の搬送路までの間を往復移動されるキャリッジを有し、そのキャリッジが、前記一端の搬送路と反対側に通帳の端縁に係止してその通帳を移動させる係止片を有し、その係止片がキャリッジのホームポジションセンサを検知状態に動作させる作動部材を兼ねる場合は、センサの取付けが容易であり、キャリッジの小型化が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通帳整列装置の一例の正面図である。
【図2】シャッタ駆動手段とニップ開閉手段の一例を示す要部の断面図である。
【図3】通帳移動手段の一例を示す要部の平面図である。
【図4】本発明に係る通帳整列装置の制御系統の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
P1,P2 側板
1a〜1d 駆動軸
2a〜2d 送りローラ
3a〜3d 押えローラ
5 搬送モータ
8 シャッタ
11 シャッタ駆動手段
13 ニップ開閉手段
17 通帳移動手段
18 モータ
24 ベルト
25 キャリッジ
25b 係止片
26 ホームポジションセンサ
S1,S2 通帳センサ
27 制御手段

Claims (3)

  1. 複数個のホッパから並列に繰り出される通帳を挿入される複数列の搬送路と、前記複数列の搬送路において挟持搬送部材により通帳を搬送する搬送手段と、前記搬送路のすべてをその末端方向に少なくとも通帳の搬送方向長さとほぼ等しい距離を残した位置において遮閉する位置と開放する位置との間を移動自在に設けられ、遮閉位置においては前記搬送路のうち搬送方向に直角な方向の一端の搬送路を除く他の搬送路まで搬送された通帳を前記一端の搬送路の方向に案内するシャッタと、そのシャッタを遮閉位置と開放位置との間を移動させるシャッタ駆動手段と、前記搬送路に設けてある前記挟持搬送部材のニップを開放又は閉鎖させるニップ開閉手段と、前記一端の搬送路以外の搬送路に前記シャッタに保持されている通帳を前記一端の搬送路まで水平方向に移動させる通帳移動手段と、繰り出された通帳が前記一端の搬送路以外の搬送路に挿入された時、前記搬送手段による搬送を停止させるとともに、前記シャッタ駆動手段に前記シャッタを遮閉位置に移動させ、前記ニップ開閉手段に前記挾持搬送部材のニップを開放させ、かつ、前記通帳移動手段に通帳を移動させ、その通帳が前記一端の搬送路まで移動された時、前記ニップ開閉手段に前記挾持搬送部材のニップを閉鎖させるとともに、前記シャッタ駆動手段に前記シャッタを開放位置に復帰させ、前記搬送手段による搬送を再起動させる制御手段とを備えていることを特徴とする通帳整列装置。
  2. ニップ開閉手段によりニップを開閉される挟持搬送部材は、送りローラとこれに対設された押えローラとからなり、前記送りローラには、通帳移動手段による移動方向の下流側に、上流方向に向けて径が漸増するテーパローラが添設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載された通帳整列装置。
  3. 通帳移動手段は、複数列の搬送路のうち他端の搬送路から一端の搬送路までの間を往復移動されるキャリッジを有し、そのキャリッジは、前記一端の搬送路と反対側に通帳の端縁に係止してその通帳を移動させる係止片を有し、その係止片は前記キャリッジのホームポジションセンサを検知状態に動作させる作動部材を兼ねていることを特徴とする請求項1,2,3に記載された通帳整列装置。
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