JP2001294348A - 印刷設備におけるシート状物装着装置 - Google Patents

印刷設備におけるシート状物装着装置

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JP2001294348A
JP2001294348A JP2000110060A JP2000110060A JP2001294348A JP 2001294348 A JP2001294348 A JP 2001294348A JP 2000110060 A JP2000110060 A JP 2000110060A JP 2000110060 A JP2000110060 A JP 2000110060A JP 2001294348 A JP2001294348 A JP 2001294348A
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Japan
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valve
drum
sheet
plate
mounting
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JP2000110060A
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Hajime Kiyama
元 木山
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Toray Engineering Co Ltd
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Toray Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状物のサイズ、取付位置等に関わらず
シート状物を取付用部材上に確実に取り付けることがで
きる印刷設備におけるシート状物装着装置を提供するこ
とである。 【解決手段】 弁体13がばね14によって押圧される
と弁体13の弁部13aがケーシング14の弁座14a
に当接した状態で弁体13の頭部13aがシート状物で
ある版80の取付面より突出し、弁体13の頭部13が
版80によって押圧されて弁部13bが弁座14aから
離反すると版80に負圧による吸引力が作用するように
構成された吸引手段12を取付用部材であるドラム5の
所定位置に配設せしめた構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録用媒体、印刷用
版等のシート状物をドラムまたは平面上のベース等の取
付用部材に装着するレーザ製版機等の描画装置、印刷機
等の印刷設備におけるシート状物装着装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ製版機等の描画装置におい
ては外面円筒走査方式が一般的に採用される方式の1つ
であり、版取付機構の円筒状のドラムの外周にシート状
物である記録媒体(以降「版」と云う)を巻き付け、半
導体レーザ等の光源からの光線をレンズ等の光学系を通
して版の表面に照射してドット(点)を描画せしめ、ド
ットを版全面に走査することにより所望の画像を得るよ
うになっている。
【0003】また、上述の描画装置によって製作された
版を印刷機における版取付機構の円筒状のドラムに巻き
付けて輪転印刷を行っている。
【0004】該版をドラムの外周面に取り付ける場合
は、図8に示されるような胴周面の版80によって覆わ
れる部分の内側に細い溝50aが形成されていると共に
該溝50aに連通する孔(図示せず)が穿設されたドラ
ム50と、ドラム50の側面部に突設された軸部50b
に連結された真空ポンプ(図示せず)とにより構成さ
れ、版80を負圧力によって吸引保持する装置、あるい
は特開平11−48451号公報に記載されているよう
な周面に複数の細孔が穿設されたドラムに真空ポンプを
連結せしめ、シート状物を負圧力によって吸引保持する
構成の装置が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなドラムの
胴周面に吸着用の溝を設けた構成のものでは、版の取付
位置がずれて該溝の一部が露出すると、大気が吸引され
て負圧力が低下して版を確実に保持することができなく
なることがある。そこで、大気が吸引されても版を保持
することができるようにするためには強力(大容量)な
真空ポンプを設置しなければならないと言う問題があ
る。
【0006】また、予め設定されたサイズの版しか取り
付けることができないと言う問題がある。
【0007】この様な負圧力による吸着だけでは版の先
後端部の保持が不完全になり易いため、可動爪取付機構
等と併用しなければならないという問題がある。
【0008】本発明はシート状物のサイズ、取付位置等
に関わらず取付用部材上に確実に取り付けることができ
る印刷設備におけるシート状物装着装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシート状物装着
装置は請求項1に記載のように弁体が弾性体によって押
圧されると弁体の弁部が弁座に当接した状態で弁体の頭
部がシート状物の取付面より突出し、弁体の頭部がシー
ト状物によって押圧されて弁部が弁座から離反するとシ
ート状物に負圧による吸引力が作用するように構成され
た吸引手段を取付用部材の所定位置に配設せしめたこと
を特徴とするものである。
【0010】また、本発明のシート状物装着装置は請求
項2に記載のような吸引手段が取付用部材に穿設された
複数個の孔に装着されていると共に、吸引手段に負圧手
段が連結された構成、請求項3に記載のような吸引手段
が、頭部と弁部を有する弁体と、弁座を有し弁体を移動
可能に収納するするケーシングと、弁体を押圧させるば
ねと、弁体の弁部を弁座に当接した状態で頭部がケーシ
ングより突出するようにばねをケーシング内に位置させ
る押さえ部材とからなる構成、請求項4に記載のような
取付用部材が、ドラムである構成にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の印刷設備である描
画装置の構成の1実施例を示す概略平面図であって、描
画装置は機枠1に水平な状態で設置された版取付機構2
と、版取付機構2の近傍に設置されたレーザ光照射機構
3と、版取付機構2に回転信号を、レーザ光照射機構3
に描画情報信号をそれぞれ送ると共に装置全体の動作を
制御する制御装置4とにより構成されている。
【0012】版取付機構2は両端に突出された軸体5
a、5bが軸受6によって回転自在に支持された取付用
部材であるドラム5と、軸体5aにカップリング8によ
って連結された駆動用の電動機7と、軸体5a、5b、
電動機7の回転軸の何れかに設置され、ドラム5の回転
量を検出するエンコーダ9と、一端部に真空ポンプ等の
負圧発生装置(図示せず)が連結され、他端部が軸体5
bに回転軸継ぎ手10によって連結された負圧用配管1
1とにより構成されている。
【0013】回転軸継ぎ手10は軸体5bが回転可能
で、負圧用配管11が回転せず、かつ大気は侵入しない
(負圧力を保持する)ものであれば良く該回転軸継ぎ手
の構成が限定されないことは言うまでもない。
【0014】ドラム5の胴周面部には、円周方向および
長手方向に複数個の孔5cが穿設されて吸引手段12が
挿着されており、負圧発生装置(図示せず)が作動する
とドラム5内が大気圧より低い負圧(低真空)の状態に
なる。
【0015】該吸引手段12は図3に示されるように頭
部13aと弁部13bを有する弁体13と、弁座14a
を有し弁体13を移動可能に収納する収納部14bを有
するケーシング14と、弁体13を押圧するばね15
と、弁体13の弁部13bが弁座14aに当接した状態
で頭部13aがケーシング14より突出するようにばね
15をケーシング14の収納部14b内に位置させる押
さえ部材16とにより構成されている。該ばね15はば
ね鋼製のコイルばね、皿ばね等を使用するが、合成ゴ
ム、合成樹脂製のばねあるいは押圧部材等の弾性体を使
用することができる。
【0016】該押さえ部材16には、連通用の孔16b
が穿設されていると共に外周部に雄ねじ16aと図4に
示されるようなスパナ等によって回転させるための切欠
き面16cが形成され、ケーシング14の収納部14b
の下端部に形成された雌ねじ14b-1に螺着されるよう
になっている。該切欠き面16cは2面に限らず4面、
6面等にすることができる。また、押さえ部材16の端
部にチューブを連結用する場合には竹の子状の係止部を
形成するのが好ましい。
【0017】ばね15は負圧力が作用している状態で弁
体13の頭部13aがケーシング14より突出すると共
に弁部13bがケーシング14の弁座14aに当接して
大気がケーシング14内に流入せず、シート状物によっ
て弁体13の頭部13aが押圧されて弁部13bが弁座
14aから離反した状態になると大気がケーシング14
内に流入して負圧力(吸引力)が作用し、版80が吸引
されてドラム5の胴周面に密着して弁体13の頭部13
aがドラム5の胴周面と同一面位置に移動するような強
さ(弾性力)を有するように形成する。
【0018】レーザ光照射機構3は、機枠1にドラム5
と平行な状態で形成されたガイド用テーブル17に回転
自在に支持され、カップリングによって電動機19に連
結されたボールねじ軸18と、該ガイド用テーブル17
の案内部に係合されると共にボールねじ軸18に螺着さ
れ、ドラム5に沿って移動する可動テーブル20と、ド
ラム5の周面に対して所定の間隔を有するように可動テ
ーブル20上に取り付けられた集光用レンズ、レーザビ
ームを出射させる高出力レーザダイオード等の光学系ユ
ニットである光学手段21と、ボールねじ軸18または
電動機19の回転軸に設置され、ボールねじ軸18の移
動量を検出するエンコーダ22とにより構成されてい
る。
【0019】光学手段21はケース(図示せず)内にレ
ーザビームを出射させる高出力レーザダイオードと、レ
ーザビームを平行光線にするコリメータレンズと、平行
光線を集光して版80上に像を結ばせる対物レンズとが
該順序で収納されている。
【0020】エンコーダ9はドラム5の回転数、回転角
度を検出するようになっており、エンコーダ22は該エ
ンコーダ9と同じ構成のエンコーダを使用し、回転方
向、回転数、回転角度およびボールねじ軸18のねじピ
ッチに基づいて移動方向と移動距離を算出するか、リニ
アエンコーダを使用して移動方向と移動距離を検出する
ことができる。
【0021】可動テーブル20はボールねじ軸18のね
じ部に直接螺着させることができるが、該ねじ部にナッ
トが螺着されたボールねじユニットを使用し、該ナット
を可動テーブル20に取り付ける構成にすることができ
る。また、該ボールねじ軸18に代えて高精度加工され
たねじ軸を使用することができる。
【0022】制御装置4は描画データ等を入力する入力
機能、入力されたデータを記憶する記憶機能、記憶され
たデータ、エンコーダ9、22等からの検出値を比較演
算する比較演算機能、比較演算された結果に基づいて電
動機7、19、光学手段21の高出力レーザダイオード
等に動作指令信号を送る動作指令信号出力機能および装
置全体の動作を制御する機能を備えた構成になってお
り、マイクロコンピュータ等を使用することができる。
【0023】版80の取り付け、取り外し操作は下記順
序で行われる。
【0024】負圧発生装置(図示せず)を作動させてド
ラム5内を負圧の状態にするか、負圧発生装置(図示せ
ず)に連結されている負圧用配管11に設けられている
仕切弁(図示せず)を開栓させてドラム5内を負圧の状
態にする。この時、各吸引手段12のケーシング14の
弁体13が位置する収納部14b内も負圧の状態にな
る。
【0025】次いで、電動機7を作動してドラム5を回
転させて該ドラム5に設けられている位置決め用ピン
(図示せず)が版取付作業位置にくるとドラム5の回転
を停止させる。
【0026】該操作によって位置決め用ピンが版取付作
業位置に移動されると、作業者が版80に形成されてい
る位置決め用孔あるいは位置決め用切欠き(図示せず)
を該位置決め用ピンに係合させて版80の先端部をドラ
ム5の胴周面に押し付ける。この時、吸引手段12の弁
体13の頭部13aが版80によって押圧されて弁体1
3がドラム5の軸心側に極少量移動し、該弁体13の弁
部13bがケーシング14の弁座14aから離反して該
弁座14a部と弁体13の頭部13aとの間に間隙が生
じ、大気が該間隙からケーシング14の収納部14bを
通ってドラム5内に流入することになる。該大気の流入
現象とケーシング14内の負圧力によって版80が吸引
され、図5に示されるように該版80の先端部がドラム
5の胴周面上に吸着される。
【0027】該版80の先端部がドラム5の胴周面上に
吸着されると、電動機7を作動してドラム5を回転させ
ながら版80を吸引手段12の弁体13の頭部13aを
軽く押圧するような状態でドラム5の胴周面に沿わせる
ようにする。すると、上述の版先端部の場合と同様にド
ラム5の胴周方向に設置されている吸引手段12の弁体
13の弁部13bがケーシング14の弁座14aから離
反して吸引力が版80に作用してドラム5の胴周面に吸
着される。
【0028】上述の操作によって版80がドラム5に取
り付けられると、レーザ光照射機構3による描画操作が
行われる。
【0029】そして、版80に対する描画操作が済む
と、電動機7を作動してドラム5が回転されて版80の
先端部がくると、作業者が版80の先端部に手を添えた
状態で負圧発生装置(図示せず)を停止させてドラム5
内に負圧力が作用しない状態にするか、負圧発生装置
(図示せず)に連結されている負圧用配管11に設けら
れている仕切弁(図示ぜず)を閉栓してドラム5内に負
圧力が作用しない状態にする。該操作によってドラム5
内に負圧力が作用しない状態になると、吸引手段12に
おける弁体13がばね14によって押圧されてドラム5
の胴周面部より突出して版80を持ち上げた状態にな
る。該状態になると、電動機7を作動してドラム5を回
転させて版80を該ドラム5から取り外す。
【0030】描画操作の済んだ版80の取り外しは、負
圧発生装置(図示せず)が作動してドラム5内に負圧力
が作用している状態でも行うことができる。
【0031】すなわち、版80に対する描画操作が済
み、電動機7を作動してドラム5が回転されて版80の
先端部がくると、作業者が版80の先端部にプラスチッ
ク等の版80に傷を生じさせたり変形させたりしない材
質、形状のナイフを作業者が版80の先端部とドラム5
の胴周面部に間に差し込んで間隙を生じさせ、該間隙部
に指先を入れて版80の先端部を持ち上げる。すると、
版80の先端部に位置している吸引手段12が負圧によ
る吸着力が無くなった状態になる。該状態になると、電
動機7を作動してドラム5を回転させて版80をドラム
5から取り外す。該取り外し操作においては版80はド
ラム5の胴周面部から持ち上げられることによって吸引
手段12の先端部との間にも間隙を生じ、大気が吸引さ
れる状態になるが版80が作業者によって支持されてい
るためばね14によって弁体13が押圧されて該弁体1
3の弁部13bがケーシング14の弁座14aに当接し
て閉栓の状態になる。そのため、ドラム5が回転される
と版80に対して大きな剥離力を作用させることなく容
易に取り外すことができる。
【0032】上述のように吸引手段12をドラム5の胴
部周面に適当な間隔で複数個配置しておくことにより版
80で覆われた範囲のみ負圧力によって吸着され、版8
0が位置しない箇所は吸着機構が閉栓状態のままである
ため、真空ポンプの負圧発生装置に過度の負担を掛ける
ことがない。そのため、種々のサイズの版等のシート状
物を自由な位置に巻き付け保持させることができる。
【0033】上述の版取付手段2に代えて図6に示され
るようなドラム23を胴体24 と、軸体25と、側板
26、27とにより形成しボルト28により一体物とし
て組み付ける構成にすることができる。
【0034】該軸体25は一端部に負圧用配管(図示せ
ず)が連結されると共に、軸体25の胴体24内に位置
する箇所に枝管29が突設されて該軸体25に穿設され
た孔25aに連通するようになっている。該枝管29は
軸体25にねじ孔を穿設してねじ込むか、はんだ、溶
接、接着等によって取り付ける。
【0035】側板26、27は胴体24の外周側部に形
成されたフランジ24b部と軸体25に形成されたフラ
ンジ25b部に取り付けられている。
【0036】該胴体24の周面部には、円周方向および
長手方向に複数個の孔24aが穿設され、各孔24aに
吸引手段12がそれぞれ挿着されている。
【0037】そして、吸引手段12の押さえ部材16と
枝管29とが耐圧チューブ30によって連結されてい
る。該吸引手段12、枝管29と耐圧チューブ30は容
易に外れたり洩れたりしないように締め付け金具(図示
せず)によって取り付ける。
【0038】吸引手段12を図2のようにドラム5の胴
部の周方向と長手方向の全面に設置せず、シート状物の
先後端部が位置する箇所の近傍にのみ設置することは可
能である。
【0039】該構成のドラム23の場合は耐圧チューブ
30を枝管29と押さえ部材16とに連結した後に側板
26、27を取り付けて一体物に組み付ける。
【0040】該耐圧チューブ30の取付作業が片側から
容易に行える場合は一方の側板が取り外しでき、他方に
側板が胴体24と軸体25に一体的に形成されている構
成にすることができる。上述の吸引手段12に代えて図
7に示されるような構成の吸引手段31にすることがで
きる。
【0041】該吸引手段31は頭部32aと弁部32b
を有する弁体32と、ばね34を収納する収納部33a
と連通用孔33bとが形成されたケーシング33と、外
周面に雄ねじ35aと弁体32の収納部34bと該収納
部34bの上端部に弁座35cとが形成されていると共
に上端面に2個乃至3個の回転用の穴35dが穿設さ
れ、ケーシング33の収納部33aに形成された雌ねじ
33a-1に螺着される押さえ部材35とにより構成され
ている。該弁体32の下部にはばね34が移動するのを
防止する位置規制用の凸部32cまたは凹部が、ケーシ
ング33の収納部33aの底部にはばね34が移動する
のを防止する位置規制用の凹部33cまたは凸部が形成
されている。該ばねの位置規制用の凸部と凹部は吸引手
段12の弁体13、押さえ部材16に形成できることは
言うまでもない。
【0042】該吸引手段31はケーシング33の収納部
33aにばね34、弁体32の順に挿入し、押さえ部材
35によって弁体32を押さえ込むようにしながら雌ね
じ33a-1に雄ねじ35aをねじ込む。この時、穴35
dに係合するピンが突設されたレンチを使用して押さえ
部材35を回転させ、上端面がドラム5の胴周面と同一
面になるようにする。該押さえ部材35を所定位置にね
じ込むと、弁座35cに対して弁体32の弁部32bが
当接した状態になる。
【0043】該吸引手段12、31におけるケーシング
14、33を設けず、ドラム5の胴部に直接弁体、ばね
等の収納部および連通孔等を形成する構成にできること
は言うまでもない。
【0044】上述のドラム5、吸引手段12は鋼材、ス
テンレス鋼等の金属材料、銅合金、アルミニューム合金
等の合金材料、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール、ベークライト
等に合成樹脂材料によって製作することができる。
【0045】上述の版80が磁性材のプレートを備えた
構成の場合には、吸引手段12の弁体13を磁石によっ
て製作するか、弁体13の頭部に磁石を取り付けた構成
にすると、より確実に版をドラム5の胴周面部に取り付
けることができる。
【0046】本発明の印刷設備におけるシート状物挿着
装置は版を平面状のベース等に取り付けるような取り付
け用部材を有する描画装置、印刷機等にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明のシート状物装着装置は請求項1
に記載のように弁体が弾性体によって押圧されると弁体
の弁部が弁座に当接した状態で弁体の頭部がシート状物
の取付面より突出し、弁体の頭部がシート状物によって
押圧されて弁部が弁座から離反するとシート状物に負圧
による吸引力が作用するように構成された吸引手段を取
付用部材の所定位置に配設せしめた構成にしているた
め、シート状物のサイズ、取付位置等に関わらずシート
状物を取付用部材上に確実に取り付けることができる。
【0048】また、本発明のシート状物装着装置は請求
項2に記載のような吸引手段が取付用部材に穿設された
複数個の孔に装着されていると共に、吸引手段に負圧手
段が連結された構成にすると、シート状物のサイズ、取
付位置等に関わらず任意の箇所においてシート状物を吸
引保持することができ、請求項3に記載のような吸引手
段が、頭部と弁部を有する弁体と、弁座を有し弁体を移
動可能に収納するするケーシングと、弁体を押圧させる
ばねと、弁体の弁部を弁座に当接した状態で頭部がケー
シングより突出するようにばねをケーシング内に位置さ
せる押さえ部材とからなる構成にすると、該吸引手段を
ユニットとして準備しておくことができるため、作動不
良の吸引手段が発生しても新しい吸引手段と交換するだ
けで即座に対処することができ、請求項4に記載のよう
な取付用部材が、ドラムである構成にすると、従来から
使用されている既存の印刷設備におけるシート状物装着
装置に対しても容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷設備における描画装置の構成の1
実施例を示す概略平面図である。
【図2】ドラムにおける吸引手段の挿着状態の1実施例
を示す概略斜視図である。
【図3】吸引手段の構成の1実施例を示す概略断面図で
ある。
【図4】図3におけるI−I矢視図である。
【図5】吸引手段における版の吸着状態を示す概略断面
図である。
【図6】本発明の印刷設備における描画装置の版取付機
構構成の他の実施例を示す概略断面図である。
【図7】本発明の吸引手段の構成の他の実施例を示す概
略断面図である。
【図8】従来のシート状物装着装置の構成の1実施例を
示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 版取付機構 3 レーザ光照射機構 4 制御装置 5、23、50 ドラム 6 軸受 7、19 電動機 8 カップリング 9、22 エンコーダ 10 回転軸継手 11 負圧用配管 12、31 吸引手段 13、32 弁体 14、33 ケーシング 15、34 ばね 16、35 押さえ部材 17 ガイド用テーブル 18 ボールねじ軸 20 可動テーブル 21 光学手段 24 胴体 25、5a、5b、50b 軸体 26、27 側板 28 ボルト 29 枝管 30 耐圧チューブ 5c、16b、24a、25a 孔 13a、32a 頭部 13b、32b 弁部 14a、35c 弁座 14b、33a、35b 収納部 16a、35a 雄ねじ 16c 切欠き部 14b-1、33a-1 雌ねじ 24b、25b フランジ部 33b 連通用孔 35d 穴 32c 凸部 33c 凹部 50a 溝 80 版

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体が弾性体によって押圧されると弁体
    の弁部が弁座に当接した状態で弁体の頭部がシート状物
    の取付面より突出し、弁体の頭部がシート状物によって
    押圧されて弁部が弁座から離反するとシート状物に負圧
    による吸引力が作用するように構成された吸引手段を取
    付用部材の所定位置に配設せしめたことを特徴とする印
    刷設備におけるシート状物装着装置。
  2. 【請求項2】 吸引手段が取付用部材に穿設された複数
    個の孔に装着されていると共に、吸引手段に負圧手段が
    連結されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷
    設備におけるシート状物装着装置。
  3. 【請求項3】 吸引手段が、頭部と弁部を有する弁体
    と、弁座を有し弁体を移動可能に収納するするケーシン
    グと、弁体を押圧させるばねと、弁体の弁部を弁座に当
    接した状態で頭部がケーシングより突出するようにばね
    をケーシング内に位置させる押さえ部材とにより構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の印刷設備におけるシート状物装着装置。
  4. 【請求項4】 取付用部材が、ドラムであることを特徴
    とする請求項1から請求項3の内の一つの請求項に記載
    の印刷設備におけるシート状物装着装置。
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