JP2001294185A - 自転車用ブロックダイナモ型ヘッドランプ - Google Patents

自転車用ブロックダイナモ型ヘッドランプ

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JP2001294185A
JP2001294185A JP2000109153A JP2000109153A JP2001294185A JP 2001294185 A JP2001294185 A JP 2001294185A JP 2000109153 A JP2000109153 A JP 2000109153A JP 2000109153 A JP2000109153 A JP 2000109153A JP 2001294185 A JP2001294185 A JP 2001294185A
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led light
light emitting
bicycle
emitting element
secondary battery
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JP2000109153A
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English (en)
Inventor
Kazumitsu Futami
和光 二見
Tsutomu Sekimoto
力 関本
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Morita Miyata Corp
Original Assignee
Miyata Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】LED発光素子を特定の場合にのみ点灯させる
ことにより、ブロックダイナモを使用しない場合におい
ても安全走行を可能にする。 【解決手段】照射方向を前方に向けて車体に取り付けら
れるランプであって、該ランプの湾曲凹入させた反射鏡
面内には、鏡面の一部を切り欠いてLED発光素子を臨
ませるとともに、該発光素子を発光させる一次又は二次
電池と、走行による振動を感知して該一次又は二次電池
の電源を一定時間″ON″にする振動センサと、一定以
上の光量がある場合に上記一次又は二次電池の電源を″
OFF″にする光センサとを備え、第1に振動センサが
自転車の走行振動を感知し、第2に光センサが一定以上
の光量を感知しない場合、の2つの条件を満たしたとき
にのみ前記LED発光素子が発光するようにした。これ
により無灯火走行中にあっても、前方からの視認性を良
好にし、安全走行を可能にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照射方向を自転車
の前方に向けて取り付けられ、しかもタイヤの側面に沿
ってローターを転動させることによって発電するブロッ
クダイナモを備えたヘッドランプに関し、夜間走行時に
おいて、ブロックダイナモを使用しない場合においても
安全走行を可能にすることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】公知の自転車用ブロックダイナモ発電に
よるヘッドランプは、タイヤの回転力を利用した自己発
電方式であって、簡便かつ経済的であり、しかも取り扱
い性に優れるところから最も多く使用されており、ハン
ドルや、あるいはブロックダイナモと一体に前フォーク
等に、しかも照射方向を前方に向けて取り付けられ、自
転車の走行速度に比例して照明度が変化する構造となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロッ
クダイナモは夜間走行時に際して、タイヤ側面側に倒し
てローターをタイヤの側面に接するよう転倒させる人為
的操作を必要とし、また転倒させた場合においても、ロ
ーターを車輪のタイヤ側面に沿って転動回転させるため
に踏力抵抗が増し、したがって実際には用いられること
が少なく、所謂無灯火走行が相変わらず多いため、夜間
での事故が多発しているのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記し
たブロックダイナモ型発電機を用いたヘッドランプを備
えた自転車の夜間走行に際して、上記発電機を用いない
場合においても最低限の走行時安全性を確保するように
したものであって、具体的には照射方向を前方に向けて
車体に取り付けられるランプであって、該ランプの湾曲
凹入させた反射鏡面内には、鏡面の一部を切り欠いてL
ED発光素子を臨ませるとともに、該発光素子を発光さ
せる一次又は二次電池と、走行による振動を感知して該
一次又は二次電池の電源を一定時間″ON″にする振動
センサと、一定以上の光量がある場合に上記一次又は二
次電池の電源を″OFF″にする光センサとを備え、第
1に振動センサが自転車の走行振動を感知し、第2に光
センサが一定以上の光量を感知しない場合、の2つの条
件を満たしたときにのみ前記LED発光素子が発光する
ようにしたことを特徴とする自転車用ブロックダイナモ
型ヘッドランプに関する。
【0005】また本発明は、ランプの湾曲凹入させた反
射鏡面内に臨ませたLED発光素子が異色かつ複数であ
り、また該LED発光素子には点滅CPUメモリが取り
付けられ、さらにはランプの反射鏡面内に臨ませた複数
の異色のLED発光素子は赤色と緑色とを含むことによ
り人の錯覚による視認性を向上させるようにした自転車
用ブロックダイナモ型ヘッドランプにも関する。
【0006】上記した構成において、夜間に自転車を走
行させると振動センサにより、振動が継続している限
り、その時点から一定の時間内継続して一次又は二次電
池から電流が流れ、LED発光素子を点灯させる。 こ
の場合においてLED発光素子は反射鏡面の切り欠いた
部分から湾曲凹入させた反射鏡面内に臨ませてあるため
に、LED発光素子の発光が反射鏡面全面にわたり反射
し、レンズ効果により大径の発光束となって自転車の走
行前方における遠方から視認される。
【0007】なおこの場合において、昼間に走行する場
合においては、振動センサが振動を感知しても光センサ
による一定以上の光量を感知して一次又は二次電池の電
源を″OFF″にするために、上記したLED発光素子
は発光しない。 またLED発光素子が赤色と緑色等異
色かつ複数であり、しかも点滅CPUメモリが取り付け
られている場合においては、夜間走行時において赤色お
よび緑色等のLED発光素子が交互に点滅する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下において本発明の具体的な内
容を図1〜4に示した実施例をもとに説明すると、図1
には照射方向を前方に向けて車体に取り付けられる自転
車用ブロックダイナモ型ヘッドランプの全体をあらわす
側面図があらわされている。 すなわち図において、1
はランプ、6はランプ1内に組み込まれたLED回路基
盤、14はブロックダイナモをあらわす。
【0009】ランプ1は、内部に反射鏡2とLED回路
基盤6とが内蔵され、しかも反射鏡2は、照射方向を走
行前方に向けるべく正面側にメッキを施して湾曲凹入さ
せることにより凹面の反射鏡面とするとともに中央部に
電球穴3を形成し、しかも該反射鏡2の一部を切り欠い
て窓4が形成されている。 さらに反射鏡2の中央部に
形成した電球穴3には電球5が装着されるとともに、こ
の電球5にはコード16を介してブロッックダイナモ1
4に接続され、タイヤ(図示省略)側面に接して転動す
るロータ15の回転に伴ってブロックダイナモ14が発
電した電力により前記した電球5を発光させるようにな
っている。 なお12はランプケース14の正面を覆う
レンズ、13は該ランプケース14内の反射鏡2の反射
光を、斜め前方より容易に視認できるようにするための
サイドレンズ部をあらわしている。
【0010】またLED回路基盤6は、赤と緑の2つの
LED発光素子7・8を備えるとともに、このLED発
光素子7・8を前記した反射鏡2の裏側より窓4を介し
て表側に湾曲凹入させた反射鏡面内に臨ませている。
さらに上記したLED回路基盤6にはLED発光素子7
・8を発光させるためのリチウムなどの一次電池又は二
次電池9が取り付けられ、また図3および図4にもあら
わしたようにバッテリーとLED発光素子7・8間に
は、発光素子7・8の発光態様(例えば点滅や点滅サイ
クルおよび同時又は交互発光等)および発光継続時間な
どを記憶させたCPUが介在されている。
【0011】さらに上記LED発光素子7・8を、自転
車の走行時にのみ発光させるべく振動を感知して上記一
次又は二次電池9の電源を一定時間″ON″にする振動
センサ10が取り付けられ、しかも昼間には振動センサ
10が感知しても発光することがないように、一定以上
の光量がある場合に上記一次又は二次電池の電源を″O
FF″にする光センサ11が備えられている。 なお図
4においてRは抵抗をあらわす。 なお上記実施例にお
いては、LED発光素子について赤色および緑色発光の
2個取り付けとしたが、1個または3個以上としても良
い。
【0012】上記した構成において、ブロックダイナモ
14を転倒し、ロータ15をタイヤの側面に接した状態
として自転車を走行させると、ブロックダイナモ14が
発電し、コード16を介して電球5が点灯する。 これ
とは無関係にLED回路基盤6に取り付けた振動センサ
10が自転車の走行振動を感知し、CPUおよびLED
発光素子7・8の電源を一定時間″ON″にする。 し
かしこの場合光センサ11が一定以上の光量を感知した
場合(昼間)においては一次又は二次電池の電源を″O
FF″にするためにLED発光素子7・8が点灯するこ
とはない。
【0013】つまりLED発光素子7・8が点灯するの
は、第1の条件として、振動センサ10が自転車の走行
振動を感知し、かつ第2の条件として、光センサ11が
一定以上の光量を感知しない場合(夜間)であり、この
2つの条件のうち何れかひとつが欠けてもLED発光素
子7・8は発光しない。 またLED発光素子7・8の
点滅・交互発光等の発光パターン、および発光継続時間
等については、あらかじめCPUに設定された発光パタ
ーンに従って点灯する。 つまり既述したブロックダイ
ナモ14による発電がおこなわれている場合であって
も、また発電がおこなわれていない場合であっても、上
記した2つの発光条件が満たされる限り、LED発光素
子7・8は点灯する。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記したように、照射方向を前
方に向けて車体に取り付けられるランプであって、該ラ
ンプの湾曲凹入させた反射鏡面内には、鏡面の一部を切
り欠いてLED発光素子を臨ませるとともに、該発光素
子を発光させる一次又は二次電池と、走行による振動を
感知して該一次又は二次電池の電源を一定時間″ON″
にする振動センサと、一定以上の光量がある場合に上記
一次又は二次電池の電源を″OFF″にする光センサと
を備え、第1に振動センサが自転車の走行振動を感知
し、第2に光センサが一定以上の光量を感知しない場
合、の2つの条件を満たしたときにのみ前記LED発光
素子が発光するようにしたことを特徴とする自転車用ブ
ロックダイナモ型ヘッドランプであるために、夜間走行
に際して、踏力抵抗が増すことを嫌ってブロックダイナ
モが使用されない場合においても走行中にLED発光素
子を発光させ、これを湾曲凹入させた反射鏡面により反
射させてレンズ効果により拡大し、大径の発光束として
点灯させることにより、無灯火走行中にあっても、最低
限LED発光素子を発光させることにより、前方からの
視認性を良好にし、安全走行を可能にすることができ
る。
【0015】またLED発光素子が発光するのは、第1
の条件として、振動センサが自転車の走行振動を感知
し、かつ第2の条件として、光センサが一定以上の光量
を感知しない場合(夜間)のみに限られるために、電源
一次又は二次電池の消費量がきわめて経済的である。
【0016】さらにランプの湾曲凹入させた反射鏡面内
に臨ませた複数のLED発光素子が、赤色と緑色とを含
むために、人の錯覚による視認性を向上させることがで
き、その存在を遠方より確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である自転車用ブロックダイ
ナモ型ヘッドランプの側面図。
【図2】図1のヘッドランプ部分を拡大してあらわした
正面図。
【図3】図1のブロックダイナモ型ヘッドランプに内蔵
されたLED回路基盤の拡大平面図。
【図4】LED回路基盤の具体的構成を説明するための
ブロック図。
【符号の説明】
1 ランプ 2 反射鏡 3 電球穴 4 窓 5 電球 6 LED回路基盤 7 LED発光素子 8 LED発光素子 9 一次又は二次電池 10 振動センサ 11 光センサ 12 レンズ 13 サイドレンズ部 14 ブロックダイナモ 15 ロータ 16 コード R 抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照射方向を前方に向けて車体に取り付けら
    れるランプであって、該ランプの湾曲凹入させた反射鏡
    面内には、鏡面の一部を切り欠いてLED発光素子を臨
    ませるとともに、該発光素子を発光させる一次又は二次
    電池と、走行による振動を感知して該蓄一次又は二次電
    池の電源を一定時間″ON″にする振動センサと、一定
    以上の光量がある場合に上記一次又は二次電池の電源
    を″OFF″にする光センサとを備え、第1に振動セン
    サが自転車の走行振動を感知し、第2に光センサが一定
    以上の光量を感知しない場合、の2つの条件を満たした
    ときにのみ前記LED発光素子が発光するようにしたこ
    とを特徴とする自転車用ブロックダイナモ型ヘッドラン
    プ。
  2. 【請求項2】ランプの湾曲凹入させた反射鏡面内に臨ま
    せたLED発光素子は異色かつ複数であるところの請求
    項1に記載の自転車用ブロックダイナモ型ヘッドラン
    プ。
  3. 【請求項3】LED発光素子には点滅CPUメモリが取
    り付けられているところの請求項1〜2に記載の自転車
    用ブロックダイナモ型ヘッドランプ。
  4. 【請求項4】ランプの湾曲凹入させた反射鏡面内に臨ま
    せた複数の異色のLED発光素子は赤色と緑色とを含む
    ものであるところの、請求項1〜3に記載の自転車用ブ
    ロックダイナモ型ヘッドランプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1381021A2 (en) * 2002-07-10 2004-01-14 Shimano Inc. Illumination-controlled bicycle devices

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1381021A2 (en) * 2002-07-10 2004-01-14 Shimano Inc. Illumination-controlled bicycle devices
EP1381021A3 (en) * 2002-07-10 2004-04-07 Shimano Inc. Illumination-controlled bicycle devices

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406