JP2001294037A - 建設機械のレインリフレクタ取付装置 - Google Patents

建設機械のレインリフレクタ取付装置

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JP2001294037A
JP2001294037A JP2000114089A JP2000114089A JP2001294037A JP 2001294037 A JP2001294037 A JP 2001294037A JP 2000114089 A JP2000114089 A JP 2000114089A JP 2000114089 A JP2000114089 A JP 2000114089A JP 2001294037 A JP2001294037 A JP 2001294037A
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JP
Japan
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rain
reflector
external force
construction machine
cabin
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JP2000114089A
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Shin Saito
愼 齊藤
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械のキャビンのフロントウィンド側上
部に設けられるレインリフレクタがバケット等の外力に
よる干渉によって破損しないようにする。 【解決手段】 キャビン7上部のフロントウィンド8側
にレインリフレクタ9を備えた建設機械に於いて、前記
レインリフレクタ9の上端部を支持部材12に固設する
と共に、該支持部材12をヒンジ13を介してブラケッ
ト14に回動自在に軸着し、且つ、該ブラケット14と
前記支持部材12との間に引張りバネ16を配設し、更
に、前記ブラケット14を基台部15に固着すると共
に、該基台部15を前記キャビン7のフロントウィンド
8側屋根部10に固設し、前記レインリフレクタ9がバ
ケット等の外力による干渉を受けた時、該レインリフレ
クタ9を回動させて退避させ、該外力が除かれた時は該
レインリフレクタ9が元の位置に戻るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械のレイ
ンリフレクタ取付装置に関するものであり、特に、油圧
ショベル等のキャビンのフロントウィンド上部に設けら
れたレインリフレクタがバケット等の外力による干渉に
よって破損しないようにした建設機械のレインリフレク
タ取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種建設機械のレインリフレクタ
取付について図3及び図4に従って説明する。図3に於
いて1は油圧ショベルであり、該油圧ショベル1は下部
走行体2に上部旋回体3が旋回自在に搭載され、該上部
旋回体3の中央部に俯仰自在に回動するブーム4が設け
られると共に、該ブーム4の先端に回動自在にアーム5
が設けられ、且つ、該アーム5の先端に回動自在にバケ
ット6等のアタッチメントが装着されている。更に、図
3及び図4に示すように、前記上部旋回体3の一側部に
キャビン7が設けられると共に、該キャビン7のフロン
トウィンド8側上部に雨除け及び日除けとなるレインリ
フレクタ9が固設されている。
【0003】而して、前記油圧ショベル1は前記キャビ
ン7内のオペレータ(図示せず)の指示により、前記上
部旋回体3を回動させると共に、前記ブーム4を俯仰さ
せて前記バケット6による作業を行うが、この作業の際
に前記バケット6が回動し、この回動軌跡によっては前
記レインリフレクタ9に干渉し、該レインリフレクタ9
は破損してしまう虞がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の油圧ショ
ベルに取付けられたレインリフレクタはキャビンのフロ
ントウィンド側上部に固設されているが、前記油圧ショ
ベルのバケット等による作業の際に、該バケット等が回
動し、この回動軌跡によっては前記レインリフレクタに
干渉し、該レインリフレクタは破損してしまう虞があっ
た。
【0005】又、この干渉を避けるために前記レインリ
フレクタを小さく形成する場合もあるが、小さいレイン
リフレクタでは雨除け又は日除けの機能が十分に果せな
かった。
【0006】そこで、建設機械のキャビンのフロントウ
ィンド側上部に設けられるレインリフレクタがバケット
等の外力による干渉によって破損しないようにするため
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
はこの課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、キャビンのフロント
ウィンド側上部にレインリフレクタを備えた建設機械に
於いて、前記レインリフレクタを、弾性を有する回動手
段を介して、前記キャビンのフロントウィンド側上部に
回動自在に設け、該レインリフレクタが外力による干渉
を受けた時、該レインリフレクタは回動し、且つ、該外
力が除かれた時、再び元の位置に戻るように構成した建
設機械のレインリフレクタ取付装置、及び、上記回動手
段は停止保持手段を備えており、上記レインリフレクタ
を上方の所定位置に回動させた時、該レインリフレクタ
は停止し、且つ、該停止状態を保持するように構成した
建設機械のレインリフレクタ取付装置を提供するもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1及び図2に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
例と同一構成部分については同一符号を付してその説明
を省略する。先ず、請求項1記載の発明について説明す
る。図1に於いて11はレインリフレクタ取付装置を示
し、該レインリフレクタ取付装置11はレインリフレク
タ9の上部端部に支持部材12が固設され、該支持部材
12は回動手段であるヒンジ13を介してブラケット1
4に回動自在に軸着され、更に、該ブラケット14は基
台部15に固着され、該基台部15はキャビン7のフロ
ントウィンド8側の屋根部10に固設されている。そし
て、前記支持部材12の前記レインリフレクタ9側に設
けたピン12Aと前記ブラケット14の前記基台部15
側に設けたピン14Aとの間に引張りバネ16が配設さ
れている。
【0009】而して、前記引張りバネ16によって前記
支持部材12と前記ブラケット14とは互い引張られて
おり、これによって前記支持部材12の先端に固設され
た前記レインリフレクタ9の一端が前記キャビン7のフ
ロントウィンド8上端部に当接し、該レインリフレクタ
9は該フロントウィンド8の前面に略水平状態で保持さ
れる。これによって前記レインリフレクタ9が雨除け及
び日除けの機能を果たすことになる。
【0010】そして、油圧ショベル1に設けられたバケ
ット(図3に於いて6)等による作業が行われる際に該
バケットが上方向に回動し、その回動軌跡によって前記
レインリフレクタ9に干渉したとき、即ち、該バケット
による上方向の外力が該レインリフレクタ9に作用する
と、該外力によって該レインリフレクタ9は前記引張り
バネ16に抗して前記ヒンジ13を回動支点として上方
に回動し、該回動によって前記干渉から退避し破損が防
止される。更に、前記外力の作用がなくなると、該レイ
ンリフレクタ9は前記引張りバネ16の作用により元の
位置に戻る。
【0011】尚、前記レインリフレクタ取付装置11は
前記支持部材12、前記ヒンジ13、前記ブラケット1
4、前記引張りバネ16及び基台部15で構成したが、
前記レインリフレクタ9が外力によって回動し、且つ、
該外力がなくなった時に該レインリフレクタ9が元の位
置に戻る構成であれば他の弾性手段又は、回動手段で構
成することも可能である。
【0012】更に、前記レインリフレクタ取付装置11
は前記レインリフレクタ9が下から上方向に外力を受け
た時、該外力を回避するが、同様の機構を更に追加すれ
ば前記レインリフレクタ9が上から下方向に外力を受け
た時も該外力を回避することが可能となる。
【0013】次に請求項2記載の発明について説明す
る。図2に於いて17はレインリフレクタ取付装置であ
り、該レインリフレクタ取付装置17は停止手段付ヒン
ジ18を備えている。そして、前記レインリフレクタ9
を上方の所定位置に回動させると、即ち、前記支持部材
12と前記ブラケット14とが死点越えして所定角度を
なした時、前記レインリフレクタ9は停止し、前記引張
りバネ16の引張力によって該停止位置に保持される。
従って、前記バケット等の外力が前記レインリフレクタ
9に干渉する虞のあるときは、予め該レインリフレクタ
9を上方の所定位置に回動させて前記外力による干渉を
避けることができる。
【0014】又、前記レインリフレクタ9を上方の所定
位置に回動させた後、元の位置に戻す時は、操作者が該
レインリフレクタ9を下方に回動させればよい。
【0015】尚、前記停止手段付ヒンジ18に代えて停
止手段なしのヒンジを用い、前記ブラケット14、前記
基台部15、前記支持部材12、又は前記レインリフレ
クタ9に適宜停止手段を設けても良い。
【0016】又、前記レインリフレクタ取付装置17
も、前記レインリフレクタ9が外力によって回動し、且
つ、該外力がなくなった時に該レインリフレクタ9が元
の位置に戻るものであって、更に、機械操作者が前記レ
インリフレクタ9を上方の所定位置に回動させた時、該
レインリフレクタが停止し、且つ、該停止状態を保持す
るものであれば、他の弾性手段又は、回動手段で構成す
ることも可能である。
【0017】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、請求項1記載の発明はキャビンのフロントウィン
ド側上部にレインリフレクタを備えた建設機械に於い
て、前記レインリフレクタを、弾性を有する回動手段を
介して前記キャビンのフロントウィンド側上部に回動自
在に設けたから、該レインリフレクタがバケット等の外
力による干渉を受けたとき、該レインリフレクタを回動
させて該レインリフレクタの破損を防止することがで
き、更に、前記外力が除かれた時、再び元の位置に戻る
ことが可能となる。又、これによって該レインリフレク
タは必要な大きさを確保することができる。
【0019】又、請求項2記載の発明は、上記回動手段
に停止保持手段を備えたので、上記請求項1記載の効果
に加え、上記レインリフレクタを上方に回動して所定位
置に停止させ、且つ、保持することができ、前記レイン
リフレクタが上記バケット等の外力による干渉を受ける
虞がある時、予め該干渉から前記レインリフレクタを退
避させることが可能となり、該レインリフレクタの破損
を防止することができる。
【0020】斯くして、本発明は建設機械のキャビンの
フロントウィンド側上部に設けられるレインリフレクタ
がバケット等の外力による干渉によって破損しないよう
にする等、正に著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、レインリフレク
タ取付装置の装着状態を示す側面図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示し、レインリフレ
クタが上方に退避している時のレインリフレクタ取付装
置の装着状態を示す側面図。
【図3】従来例を示し、レインリフレクタが固設された
油圧ショベルの側面図。
【図4】従来例を示し、レインリフレクタが固設された
油圧ショベルの一部拡大側面図。
【符号の説明】
7 キャビン 8 フロントウィンド 9 レインリフレクタ 11 レインリフレクタ取付装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビンのフロントウィンド側上部にレ
    インリフレクタを備えた建設機械に於いて、前記レイン
    リフレクタを、弾性を有する回動手段を介して、前記キ
    ャビンのフロントウィンド側上部に回動自在に設け、該
    レインリフレクタが外力による干渉を受けた時、該レイ
    ンリフレクタは回動し、且つ、該外力が除かれた時、再
    び元の位置に戻るように構成したことを特徴とする建設
    機械のレインリフレクタ取付装置。
  2. 【請求項2】 上記回動手段は停止保持手段を備えてお
    り、上記レインリフレクタを上方の所定位置に回動させ
    た時、該レインリフレクタは停止し、且つ、該停止状態
    を保持するように構成したことを特徴とする請求項1記
    載の建設機械のレインリフレクタ取付装置。
JP2000114089A 2000-04-14 2000-04-14 建設機械のレインリフレクタ取付装置 Pending JP2001294037A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102205783A (zh) * 2010-11-24 2011-10-05 浙江吉利汽车研究院有限公司 汽车防雨罩

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102205783A (zh) * 2010-11-24 2011-10-05 浙江吉利汽车研究院有限公司 汽车防雨罩

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