JP2001293934A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001293934A
JP2001293934A JP2000111225A JP2000111225A JP2001293934A JP 2001293934 A JP2001293934 A JP 2001293934A JP 2000111225 A JP2000111225 A JP 2000111225A JP 2000111225 A JP2000111225 A JP 2000111225A JP 2001293934 A JP2001293934 A JP 2001293934A
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image data
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JP2000111225A
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Mayu Kondo
麻由 近藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で記憶装置を有効活用することが
できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像情報を入力する画像入力手段30
と、画像入力手段を介して入力された画像情報を画像デ
ータとして蓄積する画像蓄積手段1と、画像蓄積手段に
蓄積された画像データに基づいた画像を記録媒体に印刷
する印刷手段40と、印刷の開始を指示する印刷開始指
示手段24と、設定された消去時刻に蓄積された画像デ
ータを消去する消去手段2を有する画像形成装置におい
て、画像データの蓄積直後に当該画像データを画像蓄積
手段から自動消去する日時を設定する自動消去日時設定
手段3を備えたことを特徴とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像蓄積手段に蓄
積した画像データを、設定した消去時刻に自動消去する
ことの出来る画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像入力手段を介して入力された
画像情報を画像データとして画像蓄積手段に一旦蓄積
し、印刷開始指示により蓄積された画像データに基づい
て画像を印刷する機能を有した画像形成装置において
は、画像蓄積手段が蓄積できる記憶容量に制限があるた
め、一旦蓄積したファイルを不要になった時点で削除す
る方法が考えられている。特開平11−42817号公
報には、蓄積時または印刷終了時からの経過時間が所定
値を越えた場合に、画像データを画像蓄積手段から自動
的に消去する方法が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像データ消去方法では、ある日付、時刻に該当す
る画像データを消去したい場合は、消去したい日時から
現在の日時を引算して所定値を計算しなくてはならない
という煩わしさがあった。本発明はこのような背景に鑑
みてなされたものであり、設定された削除日時に合わせ
て画像データを消去したり、削除日時の指定の必要がな
い場合には一定時間後に消去したり、簡単な操作で記憶
装置を有効活用することが出来る画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像形成装置の発明は、画像情報を
入力する画像入力手段と、画像入力手段を介して入力さ
れた画像情報を画像データとして蓄積する画像蓄積手段
と、画像蓄積手段に蓄積された画像データに基づいた画
像を記録媒体に印刷する印刷手段と、印刷の開始を指示
する印刷開始指示手段と、設定された消去時刻に蓄積さ
れた画像データを消去する消去手段を有する画像形成装
置において、画像データの蓄積直後に当該画像データを
画像蓄積手段から自動消去する日時を設定する自動消去
日時設定手段を備えたことを特徴とするものである。ま
た上記目的を達成するために、請求項2記載の画像形成
装置の発明は、画像情報を入力する画像入力手段と、画
像入力手段を介して入力された画像情報を画像データと
して蓄積する画像蓄積手段と、画像蓄積手段に蓄積され
た画像データに基づいた画像を記録媒体に印刷する印刷
手段と、印刷の開始を指示する印刷開始指示手段と、設
定された消去時刻に蓄積された画像データを消去する消
去手段を有する画像形成装置において、画像蓄積手段に
既に蓄積されている画像データに対して、自動消去する
日時を設定する自動消去日時設定手段を備えたことを特
徴とするものである。また上記目的を達成するために、
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の
画像形成装置において、自動消去日時設定手段によって
設定された自動消去する日時を変更できる設定日時変更
手段を備えたことを特徴とするものである。また上記目
的を達成するために、請求項4記載の発明は、請求項1
または請求項2記載の画像形成装置において、自動消去
日時設定手段は、画像データの蓄積直後から予め定めら
れた時間内に自動消去する日時の入力が行われなかった
場合に、その時点から一定時間後を当該画像データの自
動消去する日時として設定することを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】請求項1記載の画像形成装置の発明において
は、自動消去日時設定手段により、画像データの蓄積直
後に当該画像データを画像蓄積手段から自動消去する日
時を設定するので、画像蓄積手段に当該画像データがい
つまでも蓄積されていることがなくなる。請求項2記載
の画像形成装置の発明においては、自動消去日時設定手
段により、画像蓄積手段に既に蓄積されている画像デー
タに対して、自動消去する日時を設定できるので、消去
手段によって当該画像データが不必要になる日時に画像
蓄積手段から自動的に削除することができる。請求項3
記載の発明においては、請求項1または2のように構成
された画像形成装置の発明に加えて、設定日時変更手段
は、設定された自動消去する日時を変更できるようにな
っているので、画像データを必要とする日時の変更に簡
単に応じることができる。請求項4記載の発明において
は、請求項1または2のように構成された画像形成装置
の発明に加えて、自動消去日時設定手段は、自動消去す
る日時の入力が予め定められた時間内に行われなかった
場合に、その時点から一定時間後を画像データの自動消
去する日時として設定するようになっているので、不要
な画像データが消去されずに、いつまでも画像蓄積手段
に蓄積されていることを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に詳細に説明する。図1は本発明の実施形
態の画像形成装置として代表的な複写機の全体構成図で
ある。本発明とは直接関係ないが、オプション機能とし
てステープル綴じ機能を備えている。図において、複写
機10の上部には、コンタクトガラス31が設けられて
おり、その上には原稿を自動的に読み取り部に送出する
自動原稿送り装置60が備わっている。自動原稿送り装
置60は、原稿台61、原稿セット検知センサ62、給
送ローラ63、送りベルト64、配送ローラ65、排送
ローラ66、および排紙台67等とを有している。原稿
台61は傾斜しており、ここに原稿束が原稿面を上向き
にして載置される。原稿束が正しい位置に設定される
と、原稿セット検知センサ62が原稿の存在を検知し
て、原稿の給送が可能となる。また、ここには図示して
いないが操作部20上にあるスタートキー24a(図4
参照)が押されると、原稿台61上に載置された原稿束
の最上位にある原稿が給送ローラ63により引き出さ
れ、送りベルト64によりコンタクトガラス31の定位
置まで送られる。コンタクトガラス31の下には、読み
取り位置まで導かれた原稿を読み取って、画像データを
出力する画像入力部30が存在している。さらに、読み
取り位置で原稿画像が読み取られ、画像データとして不
図示のメモリに記憶される。読み取りの終了した原稿は
再び送りベルト64によって右方向に送られ、排送ロー
ラ66によって排紙台67へと排紙される。このように
して原稿台61上に載置された原稿は順次画像入力部3
0によって読み取られ、メモリに記憶される。次に、画
像入力部30の動作を述べると、画像入力部30は原稿
を載置するコンタクトガラス31と光学走査系で構成さ
れている。光学走査系は、第一走査ユニット32、第二
走査ユニット35、レンズ38およびCCDイメージセ
ンサ39等とを有する。第一走査ユニット32は、コン
タクトガラス31上の原稿を露光する露光ランプ33
と、原稿で反射した光を第二走査ユニット35へと導く
ための第一ミラー34とからなり、コンタクトガラス3
1に沿って移動する。第二走査ユニット35は、第二ミ
ラー36と第三ミラー37等を有する。また、第二走査
ユニット35は、第一走査ユニット32の走査中に、第
一走査ユニット32とCCDイメージセンサ39との間
隔が一定に保たれるように第一走査ユニット32の1/
2の走査速度で移動させ、第一ミラー34で反射させた
光を第二ミラー36および第三ミラー37へと導く。形
成する画像の倍率は、レンズ38とCCDイメージセン
サ39とを走査方向に平行に移動することによって変更
される。さらに、CCDイメージセンサ39で読み取ら
れた原稿の画像データは、前述したメモリに記憶され
る。
【0007】また、画像データの書き込み時は、メモリ
に記憶された画像データは印刷部40内に存するレーザ
出力部41へ送られる。印刷部40は、露光、帯電、現
像、転写、および定着のプロセスによる機能でなってい
る。露光の機能は、主にレーザ出力部41と結像レンズ
42とミラー43で果たしている。レーザ出力部41に
は不図示のレーザダイオードとポリゴンミラー等が備え
られており、ポリゴンミラーはモータによって高速の定
速回転を行っている。レーザダイオードからは、CCD
イメージセンサ39から送り込まれた画像データに基づ
いたレーザ光が出射され、このレーザ光はポリゴンミラ
ーで偏向されてレーザ出力部41から出力される。出力
されたレーザ光は結像レンズ42を通過し、ミラー43
で反射されて、感光体44面上に集光結像する。また、
感光体44の周囲には、現像器45や不図示の帯電器、
およびクリーニングユニット等が設けられており、印刷
位置46が指示されている。帯電器によって一様に帯電
した感光体44上には、レーザ出力部41が出力するレ
ーザ光によって静電潜像が書き込まれる。レーザ光は回
転するポリゴンミラーで偏向されることによって、感光
体44の回転方向である副走査方向と直行する主走査方
向に沿って感光体44上を露光走査し、画像信号のライ
ン単位の記録を行う。レーザ光の走査領域内であって感
光体44の近傍には、不図示の光センサが設けられてい
る。この光センサにレーザ光が検知されることによっ
て、主走査方向の画像記録のタイミング制御を行う。主
走査に沿った露光は、感光体44の回転速度と記録密度
に対応した所定の周期で繰り返される。この静電潜像
は、現像器45によって現像され、感光体44の表面に
トナー像が形成される。さらに、感光体44の表面に形
成されたトナー像は、印刷位置46に送り込まれ、搬送
ベルト47で搬送された不図示の記録材である転写紙に
転写される。搬送ベルト47は感光体44の外周面の移
動速度と等速度で移動する。また、画像を形成するため
に転写紙を供給する供給手段71は、異なったサイズご
との転写紙を格納する給紙ユニット(71a、71bま
たは71c)と、給紙ユニットから転写紙を引き出す給
紙ローラ(71d、71eまたは71f)と、それに印
刷位置46に転写紙を送り込む縦搬送ユニット71h等
で構成されている。従って、給紙ユニットから給紙ロー
ラによって引き出された転写紙は、縦搬送ユニット71
hにより印刷部46に送られる。次に、転写紙に転写さ
れたトナー像は、定着部48で転写紙に転写され、排紙
ユニット49によりフィニッシャ75側または反転部7
2である反転給紙ユニット72aへ選択的に搬送され
る。排紙ユニット49は、分岐爪49aを有しており、
分岐爪49aが実線で示された位置にあるときには転写
紙はフィニッシャ75側へ排紙され、分岐爪49aが点
線で示された位置にあるときには反転給紙ユニット72
aへ排紙される。
【0008】また、反転給紙ユニット72aは、両面印
刷指定の場合に一方の面が印刷済みの転写紙を反転して
再給紙するものであり、一方の面にトナー像を定着され
た転写紙は先ず反転搬送路72bに入れられ、再給紙さ
れる。一方、原稿台61上に載置された次の原稿が、給
送ローラ63により引き出され、送りベルト64により
コンタクトガラス31の定位置まで送られ、既に述べた
方法によって画像入力部30で読み取られ、メモリに記
憶される。次の原稿の画像データの印刷部40への送出
が整えられることになる。従って、縦搬送ユニット71
hまたは反転給紙ユニット72aから搬送された転写紙
は、感光体44の上流側に位置するレジストローラ71
jに一旦止められ、画像データの書き込みとタイミング
を合わされて印刷位置46へ送り出されて、感光体44
表面のトナー像と転写紙の位置が合せられ、転写紙の反
対側の面に読み取られた次の原稿の画像データに基づい
た画像が書き込まれる。さらに、後処理装置であるフィ
ニッシャ75側に搬送された転写紙は、排紙分岐爪75
aによって通常搬送ローラ75bの方向と、ステープル
入口ローラ75eの方向に切り替えられる。通常、排紙
分岐爪75aは搬送ローラ75bの方向に切り替えられ
ており、したがって、転写紙は通常排紙ローラ75cを
経て通常排紙トレイ75d側に排紙される。また、排紙
分岐爪75aがステープル入口ローラ75eの方向に切
り替えられていると、転写紙はステープル排紙ローラ7
5fを経てステープル台75h側に搬送される。ステー
プル台75hに搬送させられた転写紙は、1枚集まるご
とにジョガー75iによって紙端面の揃えが行われ、1
部ごとのコピー完了と共にステープラ75jのよってス
テープル綴じが行われる。ステープル綴じが終了した転
写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ75
kに収納される。上記の説明では、原稿の読み取りと転
写紙への書き込みが交互に行われ、メモリに記憶された
前の原稿の画像データは捨てられて、新たに書き込まれ
た画像データのみがメモリに存在するように述べている
が、後述するように一連の処理が完了しても読み取った
原稿の画像データを完全に保管して置くことも出来るよ
うになっている。そのため、メモリは、一連の読み取っ
た原稿の画像データをプリントする1ファイル用のもの
と複数のファイルに渡ってデータを保管出来る比較的大
きな容量の蓄積メモリーを持っている。
【0009】図2は、本発明の実施形態の画像形成装置
における主要部を示した第1のブロック図である。画像
情報は、画像入力手段である画像入力部30によって入
力処理され、画像蓄積手段である画像蓄積部1にファイ
ル毎に蓄積される。さらに、画像蓄積部1の蓄積処理が
終わると、画像蓄積検知部6は画像蓄積部1に蓄積され
ている画像情報と画像情報に関する付属情報をファイル
毎に検知して表示させる。自動消去日時設定手段である
自動消去日時設定部3は、画像蓄積検知部6によって表
示されたファイル毎の画像情報から対象とする画像情報
を選択し、画像蓄積部1から削除する日時を設定する。
自動消去日時設定部3によって設定された削除日時(本
文では、消去日時と削除日時は同じ意味として用いる)
は、消去手段である消去部2に伝達される。また、消去
部2は、計時部7から時間情報を常に入力しており、設
定された削除日時になると、該当する画像情報をファイ
ル毎に画像蓄積部1から削除する。一方、印刷開始指示
手段である印刷開始指示部24から印刷開始に関する指
示が印刷手段である印刷部40に出されると、印刷部4
0は、画像蓄積部1で選択された画像情報に基づいた画
像を指定された記録媒体上に印刷する。また、自動消去
日時設定部3は、画像蓄積部1に画像情報が蓄積された
状態を画像蓄積検知部6を通して知ることによって、画
像蓄積部1に画像情報が蓄積された直後から一定時間の
間に削除日時の設定がなされないと、自動的に画像情報
の蓄積直後から予めセットされた所定時間を削除日時と
して設定するように動作する。したがって、消去部2
は、画像情報の蓄積直後から該所定時間が経過した後に
該当する画像情報をファイル毎に画像蓄積部1から削除
することになる。図3は、本発明の実施形態の画像形成
装置における主要部を示した第2のブロック図である。
図2と異なるところは、自動消去日時設定部3に設定さ
れた削除日時の変更を可能にする設定日時変更部5が追
加されていることである。すなわち、自動消去日時設定
部3によって設定された削除日時を変更する必要が起き
た場合、設定日時変更部5は、画像蓄積検知部6によっ
て表示されたファイル毎の画像情報から対象とする画像
情報を選択し、自動消去日時設定部3によって設定され
た削除日時を変更する。また、消去部2は、変更された
削除日時にしたがって対象とする画像情報を削除する。
【0010】図4は操作部のレイアウト図である。操作
部20には、液晶タッチパネル21、テンキー22、ク
リア/ストップキー23、スタートキー24a、モード
クリアキー25、テスト印刷キー26、初期設定キー2
7、機能切り替えキー28等があり、液晶タッチパネル
21には、各種の機能キー(ステープル、スタック、ソ
ート、変倍等)や部数及び画像形成装置の状態を示すメ
ッセージなどが表示される。テスト印刷キー26は、設
定されている印刷部数に関わらずに1部だけを印刷し、
印刷結果を確認するためのキーである。また、機能切り
替えキー28は、コピー機能キー28a、蓄積コピー機
能キー28b、プリンタ機能キー28cを選択する手段
である。コピー機能キー28aが選択され、スタートキ
ー24aが押下されると、原稿台61上に載置された原
稿を読み取って、読み取った画像データに基づいた画像
を転写紙に複写する。プリンタ機能キー28cが選択さ
れると、外部とLAN及びパラレルI/F等で接続さ
れ、外部からの画像データとその印刷指示を受けて指示
された転写紙に印刷する。また、蓄積コピー機能キー2
8bが選択されると、原稿台61上に載置された原稿を
読み取った画像情報や外部からの画像データをファイル
ごとに蓄積し、ファイルを選択することによって好みの
画像データを印刷できる機能である。図5ないし図12
は、操作部20の液晶タッチパネル21の第1ないし第
8の表示例を示す表示図である。オペレータが液晶タッ
チパネル21に表示されたキーにタッチすることで、選
択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の
詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれ
ば変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の
設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネル
21は、ドット表示器を使用しているため、そのときの
最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。図
5はコピー機能を選択設定する画面で、左上は「コピー
できます」、「お待ちください」等のメッセージを表示
するメッセージエリア21a、その右はセットした部数
を表示するコピー部数表示エリア21bである。またそ
の下方には、上述した各種の機能キー、具体的には、画
像濃度を自動的に調整する自動濃度キー、転写紙を自動
的に選択する自動転写紙選択キー、コピーを等倍で行な
わせる等倍キー、コピーを1部ずつページ順に揃える処
理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けす
る処理を指定するスタックキー、ソート処理されたもの
を1部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー等があ
る。同様に拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、両面
モード等を設定する両面/集約/分割キー、綴じ代モー
ドやスタンプ・日付・ページ等の印字を設定する編集/
印字キー、画像の最初や途中に挿入する仕切り紙を設定
する表紙/合紙キーがある。選択されているモードはキ
ーが網掛け表示される。したがって、上記の各キーから
該当する条件を設定して、スタートキー24a(図4参
照)を押下すると、設定条件に基づいた複写動作が行な
われることになる。
【0011】また、図6はプリンタ機能用の操作画面を
示すものである。印刷要求の許可を設定するオンライン
/オフライン・キー21c、データイン状態で排出され
ていない画像を強制排出する強制排出キー、画像データ
のデータ入力状態を示すデータイン表示、転写紙のサイ
ズのセット状況を知らせる表示がある。オンラインが選
択されると、上述したように外部装置とがLAN及びパ
ラレルI/F等で接続され、外部装置から画像データと
その印刷指示を受けると、指定された転写紙に印刷す
る。また、図7は、図4において蓄積コピー機能キー2
8bを選択した場合の操作画面を示した例であり、蓄積
された画像データの各ファイルリスト画面である。ファ
イルリスト表示エリア21dには、各ファイルごと転送
された画像のユーザー名、ファイル名、ページ数、登録
時刻等が表示されている。求めるファイルの上に指を当
てるだけで、ファイルを選択することが出来る。選択さ
れたファイルは網掛け状態で表示される。また、ファイ
ルの選択を解除するには、選択されているファイルの上
に再度指を当てることによって行なわれる。右欄の順の
項目はその印刷順を示している。個々での出力指定は複
数設定可能で設定順に出力を行う。印刷キー21eは、
設定したファイルを印刷する状態に導くための図8の画
面へ移行させるキーである。すなわち、印刷キー21e
を押下することにより図7から図8の表示画面に移行す
る。また、読み取りキー21fは、画像入力部30によ
って読み取られた画像データを蓄積メモリに蓄積させる
ためのキーであり、読み取りキー21fを押下すること
により図9の画面に移行する。取消キー21hは、印刷
のために設定したファイル選択を解除するためのキーで
ある。上下矢印キー21iは、ファイル数が一度に表示
できる範囲を越えた場合に画面をスクロールするための
キーである。また、削除キー21jは、ファイルリスト
表示エリア21dで選択されているファイルを削除する
条件を決めるキーであり、削除キー21jを押下するこ
とにより図10の表示画面に移行する。
【0012】次に、図8は、蓄積コピーの出力設定画面
であり、上述した通り図7において印刷キー21eを押
下することにより表示される。ここで、表示されている
出力条件を設定し、スタートキー24aの押下により、
選択されたファイルの印刷出力が開始する。複数のファ
イルを設定した場合は設定順に一塊の画像群として処理
される。したがって、複数のファイルを設定し、ステー
プルのモード設定を行うとファイル毎のステープル処理
ではなく、複数のファイルの出力を一括してステープル
処理する。また、図9は、画像入力部30によって読み
取られた画像データを蓄積メモリに蓄積させるための画
面であり、上述したように図7において読み取りキー2
1fを押下することにより表示される。各モード設定を
行いスタートキー24aを押下することによって原稿台
61上に載置された原稿の読み込み動作が開始される。
読み込み状態にあるファイルのユーザー名やファイル名
は、読み取りファイル情報21kとして図のように表示
される。複数ある場合はファイル名を区別できるように
ネーミングされる。読み込み終了後、終了キー21mを
押下することによって読み込み動作が終了し、ファイル
が閉じられる。また、削除時間指定キー21nは、読み
込まれたファイルの削除時間を指定するためのキーであ
り、削除時間指定キー21nを押下することによって図
11の画面に移行する。図10は、蓄積されているファ
イルを削除する時間条件を選択する画面であり、図7に
おいて削除キー21jを押下することにより表示され
る。ファイルを削除する時間条件は、今すぐ削除キー2
1p、削除時間変更キー21r、削除時間指定キー21
sの3つのキーの選択によって行なわれる。今すぐ削除
キー21pが選択されると、ファイルリスト表示エリア
21dで選択したファイルを削除して図7に戻る。ま
た、削除時間指定キー21sを選択すると図11の削除
時間指定の画面に移行し、削除時間変更キー21rを選
択すると、図12の削除時間変更の画面に移行する。図
11は、蓄積されているファイルを削除する時間を設定
する画面であり、画面の中で年、月、日、時、分の順に
削除日時を設定できる。削除日時の設定には、数字をテ
ンキー22(図4参照)から入力し、全て入力が終了し
た状態で、実行キー21tを押下することによって削除
日時が設定され、図11の画面が消去し、再び図7また
は図9の画面に戻る。図7の画面では、その後、終了キ
ー21mを押下することによってファイルの削除日時の
設定とともファイルが閉じられる。また、図11の入力
の途中で実行キー21tが押された時、または、入力状
態にかかわらず解除キー21uが押された時は削除日時
をクリアして、図7の画面に戻る。
【0013】図12は、蓄積されているファイルの削除
日時を変更する画面であり、図10において削除時間変
更キー21rを押下することにより表示される。画面に
は、図の例のように既に設定されている削除日時が表示
されるので、年、月、日、時、分の中で変更したい部分
を変更し、実行キー21tを押下すると、変更日時が設
定され、図12の画面が消去して再び図7の画面に戻
る。図13(A)、(B)はファイルを蓄積するための
登録及び管理用の管理データに関する説明図である。フ
ァイル管理データとして、1ファイル毎にファイル状
態、ファイル名データ、ユーザー名データ、時刻デー
タ、ページ数に加えて削除日時のデータを記録する。ま
た、これらのデータブロックが配列として並んでいる。
新しいファイルは、これらのブロックの下に登録されて
登録ファイル数をインクリメントする。削除されたファ
イルのデータ部は詰められ、総ての登録ファイル数がデ
ィクリメントされる。登録ファイル数は、登録されてい
るファイルの数を示している。プリンタ登録中のファイ
ル番号として、プリンタ登録管理ファイル番号がある。
これは、プリンタ登録したファイルの管理データがファ
イル管理データのどれに該当するかを示している。ま
た、スキャナ登録管理ファイル番号は、スキャナ(画像
入力部30)を介して入力した画像データのファイル登
録時のものである。また、印刷順管理データの配列は、
印刷順に管理ファイル番号を並べたものである。管理フ
ァイル番号が書かれていないときは、−1(バイト幅デ
ータとしてFFH)が書き込まれている。印刷するとき
は、上から−1の管理番号となるまでが一連の印刷すべ
きファイルとなる。また、ここにはプリンタ画像として
もスキャナ画像としても設定が可能である。メモリ画像
の指定の仕方としては、ファイル番号を上位1バイト、
ページ番号(0ページからページ数まで)を下位1バイ
トとした2バイトのデータで画像番号を管理する。この
画像番号でメモリユニットへのアクセスをコントロール
する。よって、管理ファイル番号2、ページ数5のとき
の画像番号としては、前から512(20H)、513
(21H)、514(22H)、515(23H)、5
16(24H)となる。また、複数のファイルを同時に
コピーするような場合は、印刷順、管理データ順にその
管理ファイル番号とページ数からメモリ番号を決定し
て、印刷順管理データで管理されているページ数分を1
画像群としてコピー動作をする。
【0014】また、図14は、ホストからのコマンド処
理を実行するフローチャートである。図4においてプリ
ンタ機能キー28cの押下によって図6が表示され、オ
ンライン状態でホストから画像情報を受信し、受信した
画像情報に基づいた画像データを蓄積メモリに蓄積した
後、図13(A)に示したファイル管理データを登録す
る過程を示したものである。図において、コマンドを受
信し(S1でY)、プリンタファイル登録コマンドが受
信されると(S2でY)、蓄積コピー用のファイルをフ
ァイル管理データに確保する(S3)。ファイル管理デ
ータは、ファイルブロック毎に順番に登録される。 登
録する管理ファイルの番号をプリンタ登録管理番号とし
て記憶する。このとき、プリンタファイル登録状態に移
行する(S4、S5)。プリンタファイル登録状態と
は、プリンタI/Fからの画像データを管理するための
状態である。対応するファイル管理データのページ数を
初期化し(0でクリアする)、登録ファイル数をインク
リメントし(S6、S7)、リターンする。次に、コマ
ンドを受信し(S1でY)、ユーザー登録コマンドを受
信すると(S8でY)、既にプリンタファイル登録状態
にあるか否かを確認し(S9)、登録状態にあれば(S
9でY)、ファイル管理データの対応するユーザー名デ
ータとして記憶し(S10)、リターンする。また、ス
テップS9において、プリンタファイル登録状態でない
ときは(S9でN)無効コマンドとして無視し、リター
ンする。また、コマンドを受信し(S1でY)、プリン
タファイル登録コマンドが受信されない時に(S2で
N)、ファイル名登録コマンドを受信すると(S11で
Y)、既にプリンタファイル登録状態にあるか否かを確
認し(S12)、プリンタファイル登録状態にあれば
(S12でY)、ファイル名を記憶し(S13)、リタ
ーンする。また、ステップS12において、プリンタフ
ァイル登録状態でないときは(S12でN)無効コマン
ドとして無視し、リターンする。また、コマンドを受信
し(S1でY)、時刻登録コマンドを受信すると(S1
4でY)、既にプリンタファイル登録状態にあるか否か
を確認し(S15)、プリンタファイル登録状態であれ
ば(S15でY)、時刻データを記憶し(S16)、リ
ターンする。また、ステップS15において、プリンタ
ファイル登録状態でないときは(S15でN)無効コマ
ンドとして無視し、リターンする。また、コマンドを受
信し(S1でY)、削除日時登録コマンドを受信すると
(S17でY)、既にプリンタファイル登録状態にある
か否かを確認し(S18)、プリンタファイル登録状態
であれば(S18でY)、ファイル管理データに対応す
るファイルを削除する日時データとして記憶し(S1
9)、リターンする。また、ステップS18において、
プリンタファイル登録状態でないときは(S18でN)
無効コマンドとして無視し、リターンする。また、コマ
ンドを受信し(S1でY)、プリンタファイル登録終了
コマンドを受信すると(S20でY)、プリンタファイ
ル登録状態を解除し(S21)、リターンする。また、
ステップS20において、プリンタファイル登録状態で
ないときは(S20でN)無効コマンドとして無視し、
リターンする。この解除コマンドでこのファイルに関し
ての登録が終了する。
【0015】図15は、プリンタファイル登録状態のと
きの画像データの蓄積処理のフローチャートである。図
において、画像データを受信し(S1でY)、印刷およ
びメモリに記憶できる状態に1ページ分の画像展開が終
了すると(S2、S3でY)、プリンタファイル登録状
態か否かを判断し(S4)、登録状態にあれば(S4で
Y)、メモリに1ページ分の画像データが蓄積されるま
で蓄積処理を行ない(S5、S6でY)、ページ数をイ
ンクリメントして(S7)、リターンする。また、ステ
ップS4において、登録状態になければ(S4でN)、
通常の1ページ分のプリント動作を実行して(S8、S
9でY)、リターンする。この実施形態では、画像デー
タをメモリに蓄積する場合も印刷時の画像データと同じ
ビットマップデータを圧縮して記憶している。メモリか
ら印刷動作を実行するときに画像展開時間が掛からずに
印刷動作ができるようにしている。このことによって印
刷時の生産性を向上することができる。また、それらを
考慮しないのであれば外部からの画像データをそのまま
蓄積することも可能である。図16は、スキャナーから
原稿を読み込んでメモリに蓄積処理する主要動作を示し
たフローチャートである。スタートキー24aが押下さ
れて、原稿の読み込み開始指示があると(S1でY)、
原稿がセットされているか否かを判断する(S2)。原
稿がセットされていないと(S2でN)、リターンす
る。原稿がセットされていれば(S2でY)、既にスキ
ャナーファイル登録状態にあるかを調べ(S3)、スキ
ャナーファイル登録状態になければ(S3でN)、リタ
ーンする。スキャナーファイル登録状態にあれば(S3
でY)、原稿の読み取り動作を開始し、読み取った画像
データをメモリに記憶させる(S4)。1ページ分の画
像データの蓄積処理を待って、蓄積処理が終了したら
(S5でY)、ページ数をインクリメントする(S
6)。上記のステップS3からS6までの処理を原稿が
無くなるまで(S7でN)行ない、原稿が無くなったら
(S7でY)、リターンする。ステップS7で、総ての
原稿の蓄積処理が終了したら(S7でY)、キー入力の
ないまま予め定められた所定時間が経過したか否かが調
べられ(S8)、所定時間が経過していれば(S8で
Y)、その時点から一定時間後を削除時間として設定し
て(S10)、ステップS12に進める。ステップS8
において、所定時間が経過していなければ(S8で
N)、削除時間指定キーが押下されるかを見る(S
9)。削除時間指定キーが押下されていなければ(S9
でN)、ステップS8に戻って、予め定められた所定時
間が経過したか、削除時間指定キーが押下されたかを待
つ。ステップS9において、削除時間指定キーが押下さ
れたならば(S9でY)、蓄積ファイルの削除時間指定
サブルーチン(S11)に進める。蓄積ファイルの削除
時間指定サブルーチンS11では、図11のような削除
時間を設定する画面が表示され、指示に基づいて蓄積フ
ァイルを削除する時間を設定し、実行キーの押下によっ
て削除時間が設定され、ステップS12に進める。ステ
ップS12では、終了キーが押下されるまで待って、終
了キーが押下されると(S12でY)、オープン状態に
あったファイルをクローズさせ、表示画面を元のところ
に戻し(S13)、リターンする。
【0016】図17は、ファイル削除処理のフローチャ
ートであり、図7の画面から削除キーが押下され、図1
0の画面に移行した場合の処理動作を示したものであ
る。ファイルが選択されるのを待ち、ファイルが選択さ
れれば(S1でY)、削除キーが押下されるかを見る
(S2)。削除キーが押下されていなければ(S2で
N)、本ルーチンを終了する。また、ステップS2で削
除キーが押下されていれば(S2でY)、蓄積ファイル
削除画面(図10参照)を表示させ(S3)、キー入力
を待つ。次に、「今すぐ削除」キーが押下されているか
否か判断し(S4)、押下されていれば(S4でY)、
選択されたファイルを削除させ(S7)、本ルーチンを
終了する。ステップS4で、「今すぐ削除」キーが押下
されていなければ(S4でN)、次に「削除時間指定」
キーが押下されているか否か判断し(S5)、押下され
ていれば(S5でY)、ステップS9の蓄積ファイル削
除時間指定サブルーチンに進ませる。蓄積ファイル削除
時間指定サブルーチンS9では、図11のような削除時
間を設定する画面が表示され、指示に基づいて蓄積ファ
イルを削除する時間を設定する(S9)。その後、実行
キーが押下されているか否か判断する(S11)。も
し、実行キーが押下されていれば(S11でY)、設定
された時間がくると選択されたファイルを削除させる
(S10)。また、ステップS11において、実行キー
が押下されていなければ(S11でN)、解除キーが押
下されているか否か判断する(S12)。解除キーが押
下されていれば(S12でY)、蓄積ファイルの削除時
間の指定をせずに本ルーチンを終了する。ステップS1
2において、解除キーが押下されていなければ(S12
でN)、ステップS11に戻って実行キーか解除キーか
が押下されるのを待つ。また、ステップS5で「削除時
間指定」キーが押下されていなければ(S5でN)、
「削除時間変更」キーが押下されているか否か判断し
(S6)、押下されていれば(S6でY)、ステップS
8の蓄積ファイル削除時間変更サブルーチンに進ませ
る。蓄積ファイル削除時間変更サブルーチンS8では、
図12のような削除時間を変更する画面が表示され、指
示に基づいて蓄積ファイルを削除する時間を変更する
(S8)。その後、ステップS11に進め、実行キーが
押下されているか否か判断する(S11)。もし、実行
キーが押下されていれば(S11でY)、選択されたフ
ァイルを変更した時間に削除させる(S10)。また、
ステップS11において、実行キーが押下されていなけ
れば(S11でN)、解除キーが押下されているか否か
判断する(S12)。解除キーが押下されていれば(S
12でY)、蓄積ファイルの削除時間の変更をせずに本
ルーチンを終了する。ステップS12において、解除キ
ーが押下されていなければ(S12でN)、ステップS
11に戻って実行キーか解除キーかが押下されるのを待
つ。
【0017】図18は、蓄積ファイル削除時間指定画面
(図11参照)での第1の処理例を示すフローチャート
である。テンキー22(図4参照)から数字を入力し
(S1、S2)、エンターキーが押される度に(S
3)、入力された値が適切な値かどうかを評価し、OK
であった場合は削除日時バッファにその値を格納し、次
の入力へ進み、NGであった場合はクリアしもう一度や
り直す。年、月、日、時、分までの入力を終える(S4
〜S22)。さらに、「決定モード」に移行する(S2
3)。また、ステップS3でNの場合、実行キーの押下
を判断し(S24)、押下されていれば(S24で
Y)、決定モードか否か判断する(S25)。決定モー
ドであれば(S25でY)、ファイル管理データの削除
日時に削除日時バッファの値をセットし(S26)、終
了する。ステップS24で、実行キーが押下されていな
ければ(S24でN)、解除キーの押下を判断し(S2
7)、解除キーが押下されていれば(S27でY)、
年、月、日、時、分のデータをクリアし(S28)、終
了する。また、図19は、蓄積ファイル削除時間指定画
面(図11参照)での第2の処理例を示すフローチャー
トである。図18のフローチャートと異なるところは、
ステップS29からS31が追加されていることであ
る。したがって、ここでは追加部分のみについて記述
し、その他(ステップS1からS28まで)は図18の
フローチャートと同じ動作であるため重複した説明を省
略する。ステップS29において、蓄積ファイル削除時
間指定(図11参照)で予め定められた一定の時間が経
過したか否か判断され、一定の時間が経過していなけれ
ば(S29でN)、ステップS24に進め、以下ステッ
プS24からS28の図18と同じ動作となる。また、
ステップS29において、一定の時間が経過していれば
(S29でY)、その間に削除時間を指定するキー入力
がなされたか否か判断され(S30)、キー入力がなさ
れていれば(S30でY)、ステップS24に進め、以
下ステップS24からS28の図18と同じ動作とな
る。ステップS30において、キー入力がなされていな
ければ(S30でN)、現在の時刻に一定(α分として
いる)の時間を加えた時刻を削除時刻として設定する
(S31)。ここで、α分を仮に120分とすれば、2
時間後に当該ファイルの画像データが削除されることに
なる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、自動消去
日時設定手段により、画像データの蓄積時に当該画像デ
ータを画像蓄積手段から自動消去する日時を設定するよ
うにしたので、画像蓄積手段の計画的利用を予想でき、
画像蓄積手段を効果的に活用させる画像形成装置を提供
することができるようになった。請求項2記載の発明に
よれば、当該画像データが不必要になる日時に消去手段
によって画像蓄積手段から自動的に削除することができ
るようになったので、画像蓄積手段の計画的利用を予想
でき、画像蓄積手段を効果的に活用させる画像形成装置
を提供することができるようになった。請求項3記載の
発明によれば、請求項1または2の画像形成装置の発明
に加えて、画像データの消去日時を必要とする日時に簡
単に変更できるようになったので、画像データを必要と
するときに画像蓄積手段から自動消去されていることが
なくなり、画像データの保存に関して信頼性の高い画像
形成装置を提供することができるようになった。請求項
4記載の発明によれば、不要な画像データが消去されず
に、いつまでも画像蓄積手段に蓄積されていることがな
いようになったので、画像蓄積手段を効果的に活用させ
る画像形成装置を提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の複写機の全体構成図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の画像形成装置における主要
部を示した第1のブロック図である。
【図3】本発明の実施形態の画像形成装置における主要
部を示した第2のブロック図である。
【図4】操作部のレイアウト図である。
【図5】操作部の液晶タッチパネルの第1の表示例を示
す表示図である。
【図6】操作部の液晶タッチパネルの第2の表示例を示
す表示図である。
【図7】操作部の液晶タッチパネルの第3の表示例を示
す表示図である。
【図8】操作部の液晶タッチパネルの第4の表示例を示
す表示図である。
【図9】操作部の液晶タッチパネルの第5の表示例を示
す表示図である。
【図10】操作部の液晶タッチパネルの第6の表示例を
示す表示図である。
【図11】操作部の液晶タッチパネルの第7の表示例を
示す表示図である。
【図12】操作部の液晶タッチパネルの第8の表示例を
示す表示図である。
【図13】ファイルの蓄積登録及び管理のための管理デ
ータに関する説明図である。
【図14】ホストからのコマンド処理を実行する主要動
作を示したフローチャートである。
【図15】プリンタファイル登録状態のときの画像デー
タの蓄積処理を示すフローチャートである。
【図16】スキャナーから原稿を読み込んでメモリに蓄
積処理する主要動作を示したフローチャートである。
【図17】ファイル削除処理の主要動作を示したフロー
チャートである。
【図18】蓄積ファイルの削除時間を指定する第1の処
理例を示すフローチャートである。
【図19】蓄積ファイルの削除時間を指定する第2の処
理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像蓄積部(画像蓄積手段) 2 消去部(消去手段) 3 自動消去日時設定部(自動消去日時設定手段) 5 設定日時変更部(設定日時変更手段) 6 画像蓄積検知部 7 計時部 10 複写機(画像形成装置) 24 印刷開始指示部(印刷開始指示手段) 30 画像入力部(画像入力手段) 40 印刷部(印刷手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を入力する画像入力手段と、画
    像入力手段を介して入力された画像情報を画像データと
    して蓄積する画像蓄積手段と、画像蓄積手段に蓄積され
    た画像データに基づいた画像を記録媒体に印刷する印刷
    手段と、印刷の開始を指示する印刷開始指示手段と、設
    定された消去時刻に蓄積された画像データを消去する消
    去手段を有する画像形成装置において、画像データの蓄
    積直後に当該画像データを画像蓄積手段から自動消去す
    る日時を設定する自動消去日時設定手段を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像情報を入力する画像入力手段と、画
    像入力手段を介して入力された画像情報を画像データと
    して蓄積する画像蓄積手段と、画像蓄積手段に蓄積され
    た画像データに基づいた画像を記録媒体に印刷する印刷
    手段と、印刷の開始を指示する印刷開始指示手段と、設
    定された消去時刻に蓄積された画像データを消去する消
    去手段を有する画像形成装置において、画像蓄積手段に
    既に蓄積されている画像データに対して、自動消去する
    日時を設定する自動消去日時設定手段を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像形成
    装置において、自動消去日時設定手段によって設定され
    た自動消去する日時を変更できる設定日時変更手段を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の画像形成
    装置において、自動消去日時設定手段は、画像データの
    蓄積直後から予め定められた時間内に自動消去する日時
    の入力が行われなかった場合に、その時点から一定時間
    後を当該画像データの自動消去する日時として設定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2000111225A 2000-04-12 2000-04-12 画像形成装置 Pending JP2001293934A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006007484A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Sharp Corp 画像形成装置およびデータ処理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006007484A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Sharp Corp 画像形成装置およびデータ処理システム
JP4530736B2 (ja) * 2004-06-23 2010-08-25 シャープ株式会社 画像形成装置およびデータ処理システム

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