JP2001293783A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JP2001293783A
JP2001293783A JP2000109102A JP2000109102A JP2001293783A JP 2001293783 A JP2001293783 A JP 2001293783A JP 2000109102 A JP2000109102 A JP 2000109102A JP 2000109102 A JP2000109102 A JP 2000109102A JP 2001293783 A JP2001293783 A JP 2001293783A
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JP
Japan
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diaphragm
chamber
lower chamber
solar cell
laminating apparatus
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JP2000109102A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kushihara
俊明 櫛原
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、ダイヤフラムの取付けを常温
下で行うことにより、ダイヤフラムに内部引張応力を発
生させずに取付けることができて、その交換作業も容易
であり、また、真空引きの際に、ダイヤフラムにしわを
発生させるおそれがない寿命が長い、真空脱泡機能に優
れた、太陽電池モジュールのラミネートに好適なラミネ
ート装置を提供すること。 【解決手段】 上面側にダイヤフラム4を取付けその上
部に被ラミネート体をセットする下チャンバ7と、下面
側に加熱板6を取付けた上チャンバ8とを具備したラミ
ネート装置において、下チャンバ7の上面にダイヤフラ
ム4下面との間に空隙sを保持させてダイフラム4を取
付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池のモジュ
ールなどの被ラミネート体をラミネートするためのラミ
ネート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽電池モジュールをラミネート
するための装置として、二重真空方式のラミネート装置
が提案されており、一例として、実用新案登録第301723
1号のラミネート装置が挙げられる。
【0003】しかしながら、上記従来のラミネート装置
は、上チャンバの下面側にダイヤフラムを取付け、下チ
ャンバの上面側に加熱板を上下動できるように配置して
あるため、加熱板の昇降機構が不可欠となって構造が複
雑でコスト高になるばかりでなく、加熱膨張時にダイヤ
フラムが垂れ下がるのを防ぐため、予め加熱し張力をか
けてダイヤフラムを上チャンバに張設していることによ
り、ダイヤフラムの寿命が短く、また、ダイヤフラムの
交換は上向き姿勢で行うために、交換作業に手数と時間
を要するという問題点があった。
【0004】そこで、本発明の発明者らは、さきに、下
チャンバの上面側にダイヤフラムを取付け、その上部に
被ラミネート体をセットするようにした下チャンバと、
上チャンバの下面側に加熱板を取付けた構成を具備する
上チャンバとを具備したラミネート装置を発明し、特許
出願中である。
【0005】上記のラミネート装置は、下チャンバの上
面にダイヤフラムを設けるため取付け構造が簡単にな
り、また、垂れ下り防止の張力もかけないので、ダイヤ
フラムの寿命が長くなり、更には、その交換作業も容易
になり、真空脱泡機能に優れた、太陽電池モジュールの
ラミネートに好適なラミネート装置を得ることができ
た。しかし、このラミネート装置においても、ダイヤフ
ラムの取付けに際しては、該ダイヤフラムを150℃程度
に加熱していたので、その取付けに時間を要するばかり
でなく、加熱によりダイヤフラムに内部引張応力を発生
させていたため、寿命が比較的短く、しかも、真空引き
の際に、ダイヤフラムにしわが発生し、該ダイヤフラム
に裂け目を発生させるおそれがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
従来技術に鑑み、取付け構造が簡単であることは勿論の
こと、ダイヤフラムの取付けに際して加熱せず、従っ
て、ダイヤフラムに内部引張応力を発生させずに取付け
ることができて、その交換作業も容易であり、また、真
空引きの際に、ダイヤフラムにしわを発生させるおそれ
がなく、従って、寿命が長いダイヤフラムを具備した、
真空脱泡機能に優れた太陽電池モジュールのラミネート
に好適なラミネート装置を提供することを、その課題と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明ラミネート装置の構成は、
上面側にダイヤフラムを取付けその上部に被ラミネート
体をセットする下チャンバと、下面側に加熱板を取付け
た上チャンバとを具備したラミネート装置において、下
チャンバの上面にダイフラム下面との間に空隙を保持さ
せてダイヤフラムを取付けたことを特徴とするものであ
り、前記空隙を形成するための手段として、下チャンバ
の上面に、ダイヤフラム下面との間に空隙を保持するた
めの滑らかに膨出した突起を形成することができる。
【0008】即ち、本発明ラミネート装置は、下チャン
バの上面にダイヤフラムを取り付ける際に、常温下で、
該上面との間に空隙を保持してダイヤフラムを取付ける
ことにより、該ダイヤフラムに内部引張応力を生じさせ
ないようにし、また、加熱によりダイフラムが膨張して
も、下チャンバの上面とダイヤフラムとの間に形成され
た空隙が膨張代として機能するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
により説明する。図1は本発明ラミネート装置の一例の
断面図、図2は被ラミネート体の一例の太陽電池モジュ
ールを模式的に示した断面図、図3は下チャンバを真空
引きした場合ダイヤフラムの伸張分が空隙に取り込まれ
た状態を示す断面図、図4はダイヤフラム温度が上昇し
た場合にダイヤフラムの撓んだ部分が空隙部分に入った
状態を示す断面図である。
【0010】図1において、1は下チャンバのケース(以
下、下ケース)、2は上チャンバのケース(以下、上ケ
ース)で、下ケース1の上面側に、滑らかに膨出した突
起1aを適宜数設けると共に固定用の縁部材3を介してダ
イヤフラム4を前記突起1aの上面側から取付け、上ケー
ス2にはその下面側にゴム等の緩衝材5を被覆した加熱
板6を取付けてあり、前記下ケース1の内側に下チャン
バ7が、また上ケース2の内側に上チャンバ8が形成さ
れる。9は下チャンバ7の吸排気孔、10は上チャンバ8
の吸排気孔であり、以上により本発明ラミネート装置の
一例を構成する。なお、上記の滑らかに膨出した突起1a
は下ケース1の上面とダイヤフラム4の下面との間に空
隙sを形成するためのものである。
【0011】ダイヤフラム5は、上述のように、常温下
で、下チャンバ1の上面に、該上面との間に空隙sを保
持できるように突起1aに支えられて取付けられるので、
加熱して取付ける場合のように内部引張応力が発生せ
ず、また、ラミネート作業時に、加熱板6により加熱さ
れ膨張された後、真空引きした際に、該ダイヤフラム4
の膨張分が突起1aによって空隙sになだらかな変形を伴
って取り込まれるので、裂け等の損傷を負わされること
がない。
【0012】図2は、被ラミネート体の一例である太陽
電池モジュールの断面を模式的に示すもので、太陽電池
モジュール11は、フッ化ビニルなどによる防湿シート12
とカバーガラス13の間にEVA樹脂などによる充填材1
4,15を介して電池セルのストリングス16を挟んで構成
されている。
【0013】図1に示した本発明ラミネート装置を用い
て、図2に例示した太陽電池モジュール11をラミネート
する工程は、次のとおりである。なお、太陽電池モジュ
ールは、一例としてフッ化ビニルなどによる防湿シート
12とカバーガラス13との間にEVA樹脂などによる充填
材14,15を介して電池セルのストリングス16を挟んで形
成されている。
【0014】まず、上チャンバ8のケース2を下チャン
バ7のケース1から離して、ダイヤフラム4上に太陽電
池モジュール11を載置し、この状態から、ケース2を降
下させるか、下ケース1を上昇させることにより、上チ
ャンバ8のケース2を下チャンバ7のケース1上に載置
してチャンバ全体を密閉し、下チャンバ7,上チャンバ
8を吸排気孔9,10から真空引きする(図3参照)。こ
の真空引きにより、太陽電池モジュール11内の気泡が除
去される。
【0015】次いで、図示しないが、下チャンバ7に大
気を導入すると、太陽電池モジュール11はダイヤフラム
4が膨出することによって上方へ押し上げられて緩衝材
5に当接し、該緩衝材5を介して加熱板6により加熱さ
れて、前記モジュール11は気密にラミネートされる。こ
のとき、ダイヤフラム4は温度が上昇して膨張する。
【0016】上記のようにして、太陽電池モジュール11
がラミネートされたら、図示しないが、上チャンバ8の
吸排気孔10を閉じて下チャンバ7を真空引きすると、該
モジュール11はダイヤフラム4と共に下降して加熱板6
から離脱するが、上記のようにダイヤフラム4は膨張し
ており、従来のダイヤフラムであれば、しわができて裂
けを生じるおそれがあった。しかし、本発明におけるダ
イヤフラム5は、前記空隙sが膨張部分の吸収代となる
ので、そのようなおそれはない。その後は、図4に例示
するように上チャンバ8に大気を導入して、上ケース2
を下ケース1から離脱させ、ダイヤフラム4上のラミネ
ート済みの太陽電池モジュール11を取り出すのである。
【0017】以上の工程により、内部に気泡の存在しな
い、良質の太陽電池モジュール11を得ることができる。
上記実施例においては、被ラミネート体の一例として、
太陽電池モジュールについて説明したが、本発明ラミネ
ート装置は、その他、種々の物品のラミネート処理に使
用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、上面側
にダイヤフラムを取付けその上部に被ラミネート体をセ
ットする下チャンバと、下面側に前記被ラミネート体を
加熱する加熱板を取付けた上チャンバとを具備したラミ
ネート装置において、下チャンバの上面とダイフラム下
面との間に空隙を保持できるようにして当該ダイヤフラ
ムを取付けたから、ラミネート作業時に加熱によりダイ
ヤフラムが膨張しても、その後の真空引きに際して、前
記空隙がその膨張部分をなだらかな変形を伴って収容す
る吸収代として機能するので、ダイヤフラムに裂け等の
損傷を負わせるおそれもない。
【0019】また、ダイヤフラムは、下チャンバの上面
に取付ける際に加熱することなく常温下で取付けるの
で、ダイヤフラムに加熱に伴う内部引張応力を発生させ
ないため、強度が損なわれるおそれがなく、寿命の長期
化を図ることができると共に、その取付,交換作業は下
向き姿勢で行うことができるので、それら作業を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ラミネート装置の一例の断面図。
【図2】被ラミネート体の一例の太陽電池モジュールを
模式的に示した断面図。
【図3】下チャンバを真空引きした場合ダイヤフラムの
伸張分が空隙に取り込まれた状態を示す断面図。
【図4】ダイヤフラム温度が上昇した場合にダイヤフラ
ムの撓んだ部分が空隙部分に入った状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 下チャンバのケース 1a 滑らかな突起 2 上チャンバのケース 4 ダイヤフラム 6 加熱板 7 下チャンバ 8 上チャンバ 9,10 吸排気管 11 太陽電池モジュール s 下チャンバとダイヤフラムとの間の空隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面側にダイヤフラムを取付けその上部
    に被ラミネート体をセットする下チャンバと、下面側に
    加熱板を取付けた上チャンバとを具備したラミネート装
    置において、下チャンバの上面にダイフラム下面との間
    に空隙を保持させてダイヤフラムを取付けたことを特徴
    とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】 下チャンバの上面に、ダイヤフラム下面
    との間に空隙を保持するための滑らかに膨出した突起を
    形成した請求項1に記載のラミネート装置。
JP2000109102A 2000-04-11 2000-04-11 ラミネート装置 Pending JP2001293783A (ja)

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Cited By (3)

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