JP2001293557A - 金属溶湯の注湯装置 - Google Patents

金属溶湯の注湯装置

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JP2001293557A
JP2001293557A JP2000111632A JP2000111632A JP2001293557A JP 2001293557 A JP2001293557 A JP 2001293557A JP 2000111632 A JP2000111632 A JP 2000111632A JP 2000111632 A JP2000111632 A JP 2000111632A JP 2001293557 A JP2001293557 A JP 2001293557A
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molten metal
suction
pouring
line
spool
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JP2000111632A
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Jiro Tsuchida
二朗 土田
Nobuaki Umitachi
宣明 海達
Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
Kenichi Nakagawa
賢一 中川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注湯作業を繰り返す時に、ピストンの移動ス
トロークに応じた量の金属溶湯を精度良く鋳型に注湯で
きるようにする。 【解決手段】 吸排管路4を連通接続してあるシリンダ
1内のピストン2を移動させて吸排作動する溶湯ポンプ
と、シリンダからの排出金属溶湯を鋳型に注湯する注湯
管路5とを設け、吸排管路を溶湯炉に連通させて吸排管
路と注湯管路との連通を遮断する吸入位置と、吸排管路
を注湯管路に連通させて吸排管路と溶湯炉との連通を遮
断する注湯位置とに摺動移動操作自在なスプール式弁体
8を設け、スプール式弁体に、吸入位置又は注湯位置に
移動させたときに、弁箱45に形成した受け座58に移
動方向から接当して、スプール式弁体とその弁座46と
の摺動部58を通しての、吸排管路とその吸排管路との
連通を遮断している注湯管路又は溶湯炉とに亘る金属溶
湯の移動を阻止する環状接当面60を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属溶湯の吸排管
路を連通接続してあるシリンダ内のピストンを移動させ
て、金属溶湯を前記吸排管路を通して吸排作動する溶湯
ポンプと、前記吸排管路に連通されて、前記シリンダか
ら排出される金属溶湯を鋳型に注湯する注湯管路とを設
けるとともに、前記吸排管路を溶湯炉に連通させて前記
吸排管路と前記注湯管路との連通を遮断する吸入位置
と、前記吸排管路を前記注湯管路に連通させて前記吸排
管路と前記溶湯炉との連通を遮断する注湯位置とに摺動
移動操作自在なスプール式弁体を設け、前記スプール式
弁体を前記吸入位置に移動させた状態での前記ピストン
の吸入移動で、前記溶湯炉内の金属溶湯を前記シリンダ
内に吸入し、前記スプール式弁体を前記注湯位置に移動
させた状態での前記ピストンの排出移動で、前記シリン
ダ内の金属溶湯を前記注湯管路に排出する金属溶湯の注
湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の金属溶湯の注湯装置Aを
示し、金属溶湯Dの吸排管路4を連通接続してあるシリ
ンダ1内のピストン2を移動させて、金属溶湯Dを吸排
管路4を通して吸排作動する溶湯ポンプ3と、ピストン
2を駆動移動させる空気圧シリンダなどの駆動装置80
と、吸排管路4に連通されて、シリンダ1から排出され
る金属溶湯Dを鋳型Bに注湯する注湯管路5とを設ける
とともに、吸排管路4を溶湯炉Cに連通させて吸排管路
4と注湯管路5との連通を遮断する吸入位置と、吸排管
路4を注湯管路5に連通させて吸排管路4と溶湯炉Cと
の連通を遮断する注湯位置とに摺動移動操作自在なスプ
ール式弁体8を吸排管路4に設け、ソレノイドなどを利
用した弁棒操作具81で弁棒47を操作して、図8(
イ) に示すように、スプール式弁体8を吸入位置に移動
させた状態でのピストン2の吸入移動で、ピストン2の
移動ストロークに応じた量の金属溶湯Dを溶湯炉Cから
シリンダ1内に吸入し、図8( ロ) に示すように、スプ
ール式弁体8を注湯位置に移動させた状態でのピストン
2の排出移動で、ピストン2の移動ストロークに応じた
量の金属溶湯Dをシリンダ1内から注湯管路5に排出し
て、注湯管路5の下流側に設けた注湯用ピストン7で加
圧して鋳型Bに注湯するようにしてある。そして、スプ
ール式弁体8を摺動移動させるにあたって、高温の金属
溶湯Dを取り扱うので、スプール式弁体8とその弁座4
6との摺動部59をシールするシール材を設けにくく、
また、金属溶湯Dはその表面張力が大きいので摺動部5
9に入り込みにくい点を考慮して、そのようなシール材
を設けずにスプール式弁体8を摺動移動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、金属溶湯D
を鋳型Bに注湯する注湯作業を繰り返す時に、図8(
イ) に示すように、スプール式弁体8を吸入位置に移動
させた状態で、ピストン2を吸入移動させたときに、注
湯管路5に残っている金属溶湯Dが摺動部59を通して
シリンダ1側に吸入されたり、図8( ロ) に示すよう
に、スプール式弁体8を注湯位置に移動させた状態で、
ピストン2を排出移動させたときに、シリンダ1内の金
属溶湯Dが摺動部59を通して溶湯炉C側に排出される
ことがあり、このときは、ピストン2の移動ストローク
に応じた量の金属溶湯Dを精度良く鋳型Bに注湯できな
い欠点がある。つまり、注湯作業を繰り返す時は、前回
の注湯作業時に排出した金属溶湯Dの一部が、鋳型Bに
注湯されずに所定高さの液面位置Pで注湯管路5に残る
ことを前提にして、次回の注湯作業を行うので、本来、
次回の注湯作業時のピストン2の移動ストロークに応じ
た量の金属溶湯Dが鋳型Bに注湯されて、その次回の注
湯作業時に排出した金属溶湯Dの一部が、前回の注湯作
業時に残った溶湯金属Dと同じ液面位置Pで注湯管路5
に残ることになる。ところが、図8( イ) に示すピスト
ン2の吸入移動時に、注湯管路5に残っている金属溶湯
Dが、スプール式弁体8とその弁座46との摺動部59
を通してシリンダ1側に吸入されて、注湯管路5に残っ
ている金属溶湯Dの液面位置が所定高さの液面位置Pよ
りも低くなると、次回の注湯作業時に、ピストン2の移
動ストロークに応じた量の金属溶湯Dが注湯管路5に排
出されても、鋳型Bへの実際の注湯量がそれらの液面位
置どうしの高さの差に応じた量だけ不足することにな
り、また、図8( ロ) に示すピストン2の排出移動時
に、シリンダ1内の金属溶湯Dの一部が摺動部59を通
して溶湯炉C側に排出されると、ピストン2の移動スト
ロークに応じた量の金属溶湯Dを注湯管路5に排出でき
なくなって、鋳型Bへの実際の注湯量が不足することに
なるからである。本発明は上記実情に鑑みてなされたも
のであって、注湯作業を繰り返す時に、ピストンの移動
ストロークに応じた量の金属溶湯を精度良く鋳型に注湯
できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、図1に例示するように、金属溶湯Dの吸排管
路4を連通接続してあるシリンダ1内のピストン2を移
動させて、金属溶湯Dを前記吸排管路4を通して吸排作
動する溶湯ポンプ3と、前記吸排管路4に連通されて、
前記シリンダ1から排出される金属溶湯Dを鋳型Bに注
湯する注湯管路5とを設けるとともに、前記吸排管路4
を溶湯炉Cに連通させて前記吸排管路4と前記注湯管路
5との連通を遮断する吸入位置と、前記吸排管路4を前
記注湯管路5に連通させて前記吸排管路4と前記溶湯炉
Cとの連通を遮断する注湯位置とに摺動移動操作自在な
スプール式弁体8を設け、前記スプール式弁体8を前記
吸入位置に移動させた状態での前記ピストン2の吸入移
動で、前記溶湯炉C内の金属溶湯Dを前記シリンダ1内
に吸入し、前記スプール式弁体8を前記注湯位置に移動
させた状態での前記ピストン2の排出移動で、前記シリ
ンダ1内の金属溶湯Dを前記注湯管路5に排出する金属
溶湯の注湯装置であって、図3,図4や図6に例示する
ように、前記スプール式弁体8に、そのスプール式弁体
8を前記吸入位置又は前記注湯位置に移動させたとき
に、前記スプール式弁体8の弁箱45に形成した受け座
58,65に移動方向から環状に接当して、前記スプー
ル式弁体8とその弁座46との摺動部58を通しての、
前記吸排管路4と、その吸排管路4との連通を遮断して
いる注湯管路5又は溶湯炉Cとに亘る金属溶湯Dの移動
を阻止する環状接当面60,66を設けてある点にあ
る。 〔作用〕図3,図4や図6に例示するように、スプール
式弁体8を吸入位置又は注湯位置に移動させて、吸排管
路4と注湯管路5又は溶湯炉Cとの連通を遮断している
ときに、そのスプール式弁体8に設けてある環状接当面
60,66が、スプール式弁体8の弁箱45に形成した
受け座58,65に移動方向から環状に接当して、その
環状接当面60,66と受け座58,65との接当で、
スプール式弁体8とその弁座46との摺動部59を通し
ての、吸排管路4と、その吸排管路4との連通を遮断し
ている注湯管路5又は溶湯炉Cとに亘る金属溶湯Dの移
動を阻止する。つまり、図3,図4に例示するように、
スプール式弁体8を吸入位置に移動させて、吸排管路4
と注湯管路5との連通を遮断しているときに受け座58
に接当する環状接当面60を設けてある場合は、図3に
示すように、その環状接当面60と受け座58との接当
で、摺動部59を通しての、吸排管路4と注湯管路5と
に亘る金属溶湯Dの移動を阻止でき、図6に例示するよ
うに、スプール式弁体8を注湯位置に移動させて、吸排
管路4と溶湯炉Cとの連通を遮断しているときに受け座
65に接当する環状接当面66を設けてある場合は、図
6( ロ) に示すように、その環状接当面66と受け座6
5との接当で、摺動部59を通しての、吸排管路4と溶
湯炉Cとに亘る金属溶湯Dの移動を阻止できる。また、
図3,図4に例示するように、スプール式弁体8を吸入
位置に移動させて、吸排管路4と注湯管路5との連通を
遮断しているときに受け座58に接当する環状接当面6
0を設けてある場合は、そのスプール式弁体8を注湯位
置に移動させると、図4に示すように、環状接当面60
と受け座58との接当が解除されて、吸排管路4からの
金属溶湯Dが環状接当面60と受け座58との間を通っ
て注湯管路5に排出され、図6に例示するように、スプ
ール式弁体8を注湯位置に移動させて、吸排管路4と溶
湯炉Cとの連通を遮断しているときに受け座65に接当
する環状接当面66を設けてある場合は、そのスプール
式弁体8を吸入位置に移動させると、図6( イ) に示す
ように、環状接当面66と受け座65との接当が解除さ
れて、吸排管路4からの金属溶湯Dが環状接当面66と
受け座65との間を通って溶湯炉Cに排出される。 〔効果〕図3,図4に例示するように、スプール式弁体
8を吸入位置に移動させたときに、受け座58に接当す
る環状接当面60を設けてある場合は、ピストン2を吸
入移動させたときに、注湯管路5に残っている金属溶湯
Dが摺動部59を通してシリンダ1側に吸入されにくく
なり、また、図6に例示するように、スプール式弁体8
を注湯位置に移動させて、吸排管路4と溶湯炉Cとの連
通を遮断しているときに、受け座65に接当する環状接
当面66を設けてある場合は、ピストン2を排出移動さ
せたときに、シリンダ1内の金属溶湯Dが摺動部59を
通して溶湯炉C側に排出されにくくなり、いずれの場合
でも、注湯作業を繰り返す時に、ピストンの移動ストロ
ークに応じた量の金属溶湯を精度良く鋳型Bに注湯でき
る。その上、いずれの場合でも、環状接当面60,66
と受け座58,65との間を金属溶湯Dが流れる時に、
その金属溶湯Dが環状接当面60,66や受け座58,
65を洗うように流れるので、環状接当面60,66や
受け座58,65に固化した金属溶湯Dなどが付着しに
くく、摺動部を通しての金属溶湯の移動を長期に亘って
効果的に阻止できる。
【0005】請求項2記載の発明の特徴構成は、図3,
図4に例示するように、前記環状接当面60を、前記ス
プール式弁体8を前記吸入位置に移動させたときに、前
記受け座58に移動方向から環状に接当して、前記摺動
部59を通しての、前記吸排管路4と前記注湯管路5と
に亘る金属溶湯Dの移動を阻止するように設けてある点
にある。 〔作用〕図3に示すように、スプール式弁体8を吸入位
置に移動させたときに、摺動部59を通しての、吸排管
路4と注湯管路5とに亘る金属溶湯Dの移動を阻止でき
るので、ピストン2を吸入移動させたときに、注湯管路
5に残っている金属溶湯Dが摺動部59を通してシリン
ダ1側に吸入されにくく、注湯管路5に残っている金属
溶湯Dの液面が低下しにくい。 〔効果〕注湯管路5に残っている金属溶湯Dの液面が低
下すると、その液面が低下した箇所における注湯管路5
の内周面の温度が低下して、液面近くの金属酸化物がそ
の内周面に付着して固化し易くなるとともに、その液面
に新たな金属酸化物が生成され易く、次回の注湯作業時
に、それらの金属酸化物が金属溶湯Dに混じって、鋳造
品の品質を損なうおそれがあるが、注湯管路5に残って
いる金属溶湯Dの液面が低下しにくいので、そのような
おそれが少ない。
【0006】請求項3記載の発明の特徴構成は、図2に
例示するように、前記スプール式弁体8を上下摺動移動
操作自在に設け、前記注湯管路5を、前記スプール式弁
体8の移動方向と平行な上流側管路41と、その上流側
管路41に対して交差する方向の下流側管路42とを連
通接続して構成し、前記上流側管路41と前記弁座46
とを一連に設けるとともに、前記スプール式弁体8とそ
の弁棒47とをスプール式弁体8の移動方向に沿って一
連に連結し、前記弁棒47を前記上流側管路41内に通
して、その操作側端部を、前記上流側管路41の管路形
成部材43に形成した貫通孔48を通して操作自在に外
方に突出させてある点にある。 〔作用〕スプール式弁体8の弁座46と一連に設けてあ
る上流側管路41内に、スプール式弁体8をその移動方
向に沿って一連に連結してある弁棒47を通して、その
弁棒47の操作で、スプール式弁体8を吸入位置と注湯
位置とに上下摺動移動させる。 〔効果〕上流側管路41内に通した弁棒47の操作で、
上流側管路41と一連に設けた弁座46に装着してある
スプール式弁体8を移動させるので、従来のように吸排
管路4にスプール式弁体8を設ける場合に比べて、吸排
管路4を短くすることができるとともに、スプール式弁
体8の弁棒47を吸排管路4から立ち上げる必要もない
ので、金属溶湯の注湯装置のコンパクト化を図ることが
できる。尚、図面を参照しながら容易に理解できるよう
に、図中の符号を記入して説明したが、該記入により本
発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。 〔第1実施形態〕図1は、溶湯保持炉( 以下、溶湯炉と
いう) C内のアルミニウム合金の溶湯(以下、金属溶湯
という) Dを鋳型Bに注湯する金属溶湯の注湯装置Aを
示し、シリンダ1内のピストン2を移動させて金属溶湯
Dを吸排作動する溶湯ポンプ3と、シリンダ1に連通接
続してある金属溶湯Dの吸排管路4と、シリンダ1から
吸排管路4を通して排出される金属溶湯Dを鋳型Bに注
湯する注湯管路5と、吸排管路4を溶湯炉Cに連通させ
る状態と注湯管路5に連通させる状態とに切り換える切
換弁機構6とを設け、金属溶湯Dを鋳型Bに圧入する注
湯用ピストン7を注湯管路5の下流側に設けてある。
【0008】前記切換弁機構6は、吸排管路4を溶湯炉
Cに連通させて吸排管路4と注湯管路5との連通を遮断
する吸入位置と、吸排管路4を注湯管路5に連通させて
吸排管路4と溶湯炉Cとの連通を遮断する注湯位置とに
上下摺動移動操作自在なスプール式弁体8を設けて構成
してある。
【0009】前記溶湯ポンプ3は、セラミック製のシリ
ンダ1をシリンダ軸芯Xが上下方向に沿うように固定し
て、そのシリンダ1内を上下摺動移動自在なセラミック
製のピストン2にセラミック製のロッド9を連結し、ロ
ッド9を昇降させるロッド昇降装置10と、注湯管路5
内の溶湯圧力が設定圧力を越えると金属溶湯Dの一部を
溶湯炉C内に吐出して、その注湯管路5内の溶湯圧力を
減圧するリリーフ弁機構11とを設けてある。
【0010】前記ロッド昇降装置10は、回転自在な螺
軸23を垂直に支持して、ロッド支持アーム24を固定
してある駒部材25をその螺軸23に螺合するととも
に、ロッド支持アーム24の上端に着脱自在に固定して
あるロッド支持具26の雌ネジ部27に、ロッド9の上
部に形成してある雄ネジ部28を着脱自在にねじ込み固
定して、ロッド9をピストン2と共にロッド支持アーム
24に吊り下げ支持し、電動モータMの駆動で螺軸23
を正逆に回転させることで、駒部材25をガイド29で
案内しながら上下移動させて、ロッド9を昇降させるよ
うにしてある。
【0011】前記シリンダ1は、図2に示すように、下
部開口12を溶湯炉Cの金属溶湯D中に開放し、かつ、
上部開口13をピストン2の排出移動方向に対向する部
位の溶湯吐出口として形成してある円筒状のシリンダ本
体14と、シリンダ本体14に外側上方から押し付けて
その溶湯吐出口13を塞いでいる可動塞ぎ部材としての
円形のシリンダ底板15とで構成してあり、ピストン2
とシリンダ底板15との間のシリンダ本体14内側にシ
リンダ室16を形成し、シリンダ底板15にロッド9を
上下摺動移動自在に挿通し、吸排管路4を形成してある
セラミック製の吸排管17をシリンダ本体14に固定し
てある。
【0012】前記シリンダ本体14の上端部に、内径が
シリンダ本体14の内径よりも大きく、かつ、外径がシ
リンダ本体14と同径の筒状スペーサ18を一体形成
し、その筒状スペーサ18の上部に形成した環状の鍔1
9を、ベースプレート21を介して溶湯炉Cの炉蓋20
にボルト固定して、シリンダ1の全体を溶湯炉C中にお
ける金属溶湯Dの液面昇降範囲のうちの最も低い溶湯液
面( 以下、最低液面という) Lよりも低い位置で金属溶
湯D中に沈むように固定し、筒状スペーサ18の最低液
面Lに近い下端部に貫通孔22を形成してある。
【0013】そして、図3に示すように、スプール式弁
体8を吸入位置に移動させた状態でのピストン2の吸入
移動、つまり、ロッド昇降装置10でロッド9を下降さ
せてピストン2を下方に移動させることにより、ピスト
ン2の移動ストロークに応じた量の金属溶湯Dを溶湯炉
Cから吸排管路4を通してシリンダ室16内に吸入し、
図4に示すように、スプール式弁体8を注湯位置に移動
させた状態でのピストン2の排出移動、つまり、ロッド
昇降装置10でロッド9を上昇させてピストン2を上方
に移動させることにより、ピストン2の移動ストローク
に応じた量の金属溶湯Dをシリンダ室16内から注湯管
路5に排出して、その金属溶湯Dを注湯用ピストン7で
加圧して鋳型Bに注湯するようにしてある。
【0014】前記リリーフ弁機構11は、シリンダ底板
15の下面側周縁に下向きテーパ面30を環状に形成す
るとともに、シリンダ本体14の内側上端部に上向きテ
ーパ面31を環状に形成して、下向きテーパ面30を上
向きテーパ面31に弾性的に押圧付勢する付勢機構32
を設け、溶湯吐出口であるシリンダ本体15の上部開口
13を最低液面Lよりも低い金属溶湯D中に臨ませて、
スプール式弁体8を注湯位置に移動させた状態でのピス
トン2の排出移動時にシリンダ1内の溶湯圧力が設定圧
力を越えると、その溶湯圧力でシリンダ底板15を弾性
付勢力に抗してシリンダ本体14から離間移動させて、
シリンダ1内の金属溶湯Dを上部開口13から溶湯炉C
内に吐出し、シリンダ1内の溶湯圧力が設定圧力以下に
減圧されると、シリンダ底板15を弾性付勢力でシリン
ダ本体14に押圧して上部開口13を塞ぐようにしてあ
る。
【0015】前記付勢機構32は、炉蓋20の上部にス
プリング取付け用金具33を固定するとともに、シリン
ダ底板15に弾性付勢力を伝達する付勢力伝達部材34
の上部を、溶湯炉C中における金属溶湯Dの液面昇降範
囲のうちの最も高い溶湯液面( 以下、最高液面という)
Hよりも上方に突出させて、その付勢力伝達部材34の
上部を、付勢力伝達部材34とスプリング取付け用金具
33とを連結するように装着した圧縮コイルスプリング
35で、シリンダ本体14に向けて弾性付勢するように
構成してある。
【0016】前記付勢力伝達部材34は、シリンダ底板
15の上面側周縁に載置されるセラミック製の円筒部材
36と、その円筒部材36の上端に載置されるセラミッ
ク製の円板状部材37とで構成してあり、円筒部材36
の下端には切欠き69を形成し、円板状部材37には、
ロッド9の中間部を上下移動自在に貫通支持ずる支持部
38を一体形成してある。前記スプリング取付け用金具
33は、筒状スペーサ18の鍔19に着脱自在にボルト
固定される筒状金具39の内側に、ロッド9を挿通する
貫通孔を備えた環状のスプリング取付け板40を着脱自
在にねじ込み固定して構成してある。
【0017】従って、ピストン2のメンテナンス時に
は、ロッド9から外したロッド支持具26をロッド支持
アーム24から外すとともに、スプリング取付け用金具
33を鍔19から外して、その状態で、ロッド9をスプ
リング取付け用金具33と付勢力伝達部材34ごと上方
に引き出すことにより、ピストン2をシリンダ本体14
及び筒状スペーサ18の内側から取り出すことができ
る。
【0018】前記注湯管路5は、スプール式弁体8の移
動方向と平行な上流側管路41と、その上流側管路41
に対して交差する方向の下流側管路42とを連通接続し
て構成し、下流側管路42の終端側近くを上流側管路4
1との接続箇所よりも高い位置に延設してある。前記上
流側管路41の上流側管路形成部材43と下流側管路4
2の下流側管路形成部材44とをセラミック材料で構成
し、上流側管路形成部材43を、上流側管路41を形成
してある上流側配管部材70と、上流側配管部材70の
上端に着脱自在に外嵌固定した弁棒抜け止め部材71と
で構成して、弁棒抜け止め部材71に弁棒貫通孔48を
形成してある。
【0019】そして、上流側配管部材70を上流側管路
41と下流側管路42との接続箇所よりも上方に延設し
て、弁棒抜け止め部材71に形成してある弁棒貫通孔4
8が、溶湯ポンプ3の排出作動の停止時に下流側管路4
2内に残っている金属溶湯Dの最大液面高さ位置Pより
も高い位置Qで、上流側管路形成部材43の外側に開口
するように設けてある。
【0020】図3,図4に示すように、スプール式弁体
8の弁箱45を上流側配管部材70と一体に形成して、
スプール式弁体8の円筒状弁座46を上流側管路41と
同芯状に一連に設けるとともに、スプール式弁体8とそ
の弁棒47とをスプール式弁体8の移動方向に沿ってセ
ラミック材料で同芯状に一体形成して一連に連結し、弁
棒47を上流側管路41内に通して、その操作側端部を
弁棒貫通孔48を通して上下摺動移動操作自在に外方に
突出させ、弁箱45の横側に吸排管17に連結して、弁
座46の内側と吸排管路4とを連通する連通孔49を弁
箱45に貫通形成してある。
【0021】前記弁棒47は、下端側をスプール式弁体
8で塞いだ筒状に形成するとともに、その上端開口50
を塞ぐキャップ51を着脱自在に固定して、上流側管路
41内の金属溶湯Dを加熱する電気ヒータ52を上端開
口50からその内側に挿抜自在に挿入してあり、エアシ
リンダ53のピストンとキャップ51とを連結棒54で
着脱自在に連結して、エアシリンダ53の駆動でスプー
ル式弁体8を吸入位置と注湯位置とに切換移動させるよ
うにしてある。
【0022】前記スプール式弁体8は、径方向に貫通す
る第1湯路55と径方向に貫通する第2湯路56とを上
下に間隔を隔てて形成するとともに、これらの湯路5
5,56どうしを連通する連通湯路57を中心部に形成
して、図3に示すように、第1湯路55が吸排管路4に
連通し、かつ、第2湯路56が溶湯炉Cに連通する吸入
位置と、図4に示すように、第1湯路55が上流側管路
41に連通し、かつ、第2湯路56が吸排管路4に連通
する排出位置とに亘って弁座46に沿って上下摺動移動
操作に設けてある。
【0023】前記スプール式弁体8に、そのスプール式
弁体8を吸入位置に移動させたときに、弁箱45の上流
側管路41側に部分円錐状に形成した環状の受け座58
に、上流側管路41の内側で移動方向から環状に接当し
て、スプール式弁体8と弁座46との摺動部59を通し
ての、吸排管路4と、その吸排管路4との連通を遮断し
ている注湯管路5とに亘る金属溶湯Dの移動を阻止する
部分球面状の環状接当面60を設けて、図3に示すよう
に、スプール式弁体8を吸入位置に移動させてピストン
2を吸入移動させたときに、注湯管路5に残っている金
属溶湯Dが摺動部59を通してシリンダ1側に吸入され
るのを防止してある。
【0024】前記弁棒47の上部外周側に形成した抜け
止め用の大径部64に、図5に示すように、スプール式
弁体8を注湯位置に移動させたときに、上流側管路形成
部材43の上流側管路41と下流側管路42との接続箇
所よりも上側の内周面、つまり、弁棒抜け止め部材71
の管路内側に臨む端面に形成した受け座61に移動方向
から環状に接当して、弁棒47と弁棒貫通孔48との摺
動部62を通しての金属溶湯Dの漏れ出しを阻止する部
分球面状の環状接当面63を設けて、弁棒47と弁棒貫
通孔48との摺動部62を通しての金属溶湯Dの漏れ出
しを防止してある。
【0025】また、エアシリンダ53とキャップ51と
を連結している連結棒54を外すとともに、弁棒抜け止
め部材71を上流側配管部材70から外すことによっ
て、弁棒47をスプール式弁体8と共に上流側配管部材
70から抜き出すことができるので、弁棒47とスプー
ル式弁体8に対するメンテナンス作業が容易に行える。
【0026】〔第2実施形態〕図6は金属溶湯の注湯装
置Aの別実施形態を示し、スプール式弁体8に、そのス
プール式弁体8を注湯位置に移動させたときに、弁箱4
5の下端に部分円錐状に形成した環状の受け座65に移
動方向から環状に接当して、スプール式弁体8と弁座4
6との摺動部59を通しての、吸排管路4と、その吸排
管路4との連通を遮断している溶湯炉Cとに亘る金属溶
湯Dの移動を阻止する部分球面状の環状接当面66を設
けてある。そして、図6( イ) に示すように、スプール
式弁体8を吸入位置に移動させてピストン2を吸入移動
させたときに、注湯管路5に残っている金属溶湯Dが摺
動部59を通してシリンダ1側に吸入されるのを防止
し、図6( ロ) に示すように、スプール式弁体8を注湯
位置に移動させてピストン2を排出移動させたときに、
シリンダ1内の金属溶湯Dが摺動部59を通して溶湯炉
C側に排出されるのを防止してある。その他の構成は、
第1実施形態と同様である。
【0027】〔第3実施形態〕図7は金属溶湯の注湯装
置Aの別実施形態を示し、図7( イ) に示すように、吸
排管路4を溶湯炉Cに第1湯路67で連通させて吸排管
路4と注湯管路5との連通を遮断する吸入位置と、図7
( ロ) に示すように、吸排管路4を注湯管路5に第2湯
路68で連通させて吸排管路4と溶湯炉Cとの連通を遮
断する注湯位置とに摺動移動操作自在なスプール式弁体
8を吸排管路4の端部に設け、そのスプール式弁体8の
弁棒47を注湯管路5に通さずに溶湯炉C内に立ち上げ
て、エアシリンダ53の駆動でスプール式弁体8を吸入
位置と注湯位置とに移動させるようにしてある。前記ス
プール式弁体8には、そのスプール式弁体8を図7(
イ) に示す吸入位置に移動させたときに、弁箱45の弁
座46部分に部分円錐状に形成した環状の受け座58に
移動方向から環状に接当して、スプール式弁体8と弁座
46との摺動部59を通しての、吸排管路4と注湯管路
5とに亘る金属溶湯Dの移動を阻止する部分球面状の環
状接当面60を設けてある。従って、弁棒47の内側に
電気ヒータ52を設けていない点で異なるが、その他の
構成は、第1実施形態と同様である。
【0028】〔その他の実施形態〕 1.本発明による金属溶湯の注湯装置は、第2実施形態
で示したような、スプール式弁体に、そのスプール式弁
体を注湯位置に移動させたときに、スプール式弁体の弁
箱に形成した受け座に移動方向から環状に接当して、ス
プール式弁体とその弁座との摺動部を通しての、吸排管
路と、その吸排管路との連通を遮断している溶湯炉とに
亘る金属溶湯の移動を阻止する環状接当面のみを設けて
あっても良い。 2.本発明による金属溶湯の注湯装置は、ピストンを上
昇させて金属溶湯をシリンダ内に吸入し、ピストンを下
降させて金属溶湯をシリンダ内から排出する溶湯ポンプ
を設けてあっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属溶湯の注湯装置の一部断面側面図
【図2】要部の一部断面側面図
【図3】要部の拡大断面図
【図4】要部の拡大断面図
【図5】要部の拡大断面図
【図6】第2実施形態を示す要部の拡大断面図
【図7】第3実施形態を示す要部の拡大断面図
【図8】従来技術を示す概略断面側面図
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 3 溶湯ポンプ 4 吸排管路 5 注湯管路 8 スプール式弁体 41 上流側管路 42 下流側管路 43 管路形成部材 45 弁箱 46 弁座 47 弁棒 48 貫通孔 58 受け座 59 摺動部 60 環状接当面 65 受け座 66 環状接当面 B 鋳型 C 溶湯炉 D 金属溶湯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 宏 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 中川 賢一 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 Fターム(参考) 4E014 LA10 LA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属溶湯の吸排管路を連通接続してある
    シリンダ内のピストンを移動させて、金属溶湯を前記吸
    排管路を通して吸排作動する溶湯ポンプと、前記吸排管
    路に連通されて、前記シリンダから排出される金属溶湯
    を鋳型に注湯する注湯管路とを設けるとともに、 前記吸排管路を溶湯炉に連通させて前記吸排管路と前記
    注湯管路との連通を遮断する吸入位置と、前記吸排管路
    を前記注湯管路に連通させて前記吸排管路と前記溶湯炉
    との連通を遮断する注湯位置とに摺動移動操作自在なス
    プール式弁体を設け、 前記スプール式弁体を前記吸入位置に移動させた状態で
    の前記ピストンの吸入移動で、前記溶湯炉内の金属溶湯
    を前記シリンダ内に吸入し、前記スプール式弁体を前記
    注湯位置に移動させた状態での前記ピストンの排出移動
    で、前記シリンダ内の金属溶湯を前記注湯管路に排出す
    る金属溶湯の注湯装置であって、 前記スプール式弁体に、そのスプール式弁体を前記吸入
    位置又は前記注湯位置に移動させたときに、前記スプー
    ル式弁体の弁箱に形成した受け座に移動方向から環状に
    接当して、前記スプール式弁体とその弁座との摺動部を
    通しての、前記吸排管路と、その吸排管路との連通を遮
    断している注湯管路又は溶湯炉とに亘る金属溶湯の移動
    を阻止する環状接当面を設けてある金属溶湯の注湯装
    置。
  2. 【請求項2】 前記環状接当面を、前記スプール式弁体
    を前記吸入位置に移動させたときに、前記受け座に移動
    方向から環状に接当して、前記摺動部を通しての、前記
    吸排管路と前記注湯管路とに亘る金属溶湯の移動を阻止
    するように設けてある請求項1記載の金属溶湯の注湯装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スプール式弁体を上下摺動移動操作
    自在に設け、 前記注湯管路を、前記スプール式弁体の移動方向と平行
    な上流側管路と、その上流側管路に対して交差する方向
    の下流側管路とを連通接続して構成し、 前記上流側管路と前記弁座とを一連に設けるとともに、
    前記スプール式弁体とその弁棒とをスプール式弁体の移
    動方向に沿って一連に連結し、 前記弁棒を前記上流側管路内に通して、その操作側端部
    を、前記上流側管路の管路形成部材に形成した貫通孔を
    通して操作自在に外方に突出させてある請求項1又は2
    記載の金属溶湯の注湯装置。
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