JP2001293539A - 鋳物砂の充填圧縮方法およびその装置 - Google Patents
鋳物砂の充填圧縮方法およびその装置Info
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- JP2001293539A JP2001293539A JP2000111700A JP2000111700A JP2001293539A JP 2001293539 A JP2001293539 A JP 2001293539A JP 2000111700 A JP2000111700 A JP 2000111700A JP 2000111700 A JP2000111700 A JP 2000111700A JP 2001293539 A JP2001293539 A JP 2001293539A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ピットを必要とする模型板昇降用の大型の油圧
シリンダを設けることなく、模型板と鋳枠と圧縮手段と
で画成された鋳型造型空間に充填された鋳物砂を、ほぼ
全体にわたって所要の硬度に圧縮することができるよう
にする。 【解決手段】鋳型造型空間に鋳物砂を充填する。少なく
とも下補助枠が下降不可能な状態の下に圧縮手段を下降
させて鋳型造型空間の鋳物砂を圧縮する。上・下補助枠
および鋳枠が下降可能な状態の下に圧縮手段を下降させ
て鋳型造型空間の鋳物砂をさらに圧縮する。
シリンダを設けることなく、模型板と鋳枠と圧縮手段と
で画成された鋳型造型空間に充填された鋳物砂を、ほぼ
全体にわたって所要の硬度に圧縮することができるよう
にする。 【解決手段】鋳型造型空間に鋳物砂を充填する。少なく
とも下補助枠が下降不可能な状態の下に圧縮手段を下降
させて鋳型造型空間の鋳物砂を圧縮する。上・下補助枠
および鋳枠が下降可能な状態の下に圧縮手段を下降させ
て鋳型造型空間の鋳物砂をさらに圧縮する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳型造型空間に充
填された鋳物砂を圧縮するのに好適な方法およびその装
置に関する。
填された鋳物砂を圧縮するのに好適な方法およびその装
置に関する。
【０００２】
【従来技術と課題】従来、模型板と鋳枠と圧縮手段とで
画成された鋳型造型空間に充填された鋳物砂を圧縮する
方法の一つとして、模型板と圧縮手段とを相互に接近さ
せて行なうようにしたものあるが、しかし、この方法で
は模型板を昇降させるための大型の油圧シリンダが必要
になり、その結果、鋳型造型機は、高さの高いものにな
り、設置に当たってはピットを設ける必要があるなどの
問題があった。
画成された鋳型造型空間に充填された鋳物砂を圧縮する
方法の一つとして、模型板と圧縮手段とを相互に接近さ
せて行なうようにしたものあるが、しかし、この方法で
は模型板を昇降させるための大型の油圧シリンダが必要
になり、その結果、鋳型造型機は、高さの高いものにな
り、設置に当たってはピットを設ける必要があるなどの
問題があった。
【０００３】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ピットを必要とする模型板昇降用の大
型の油圧シリンダを設けることなく、模型板と鋳枠と圧
縮手段とで画成された鋳型造型空間に充填された鋳物砂
を、ほぼ全体にわたって所要の硬度に圧縮することが可
能な方法およびその装置を提供することにある。
で、その目的は、ピットを必要とする模型板昇降用の大
型の油圧シリンダを設けることなく、模型板と鋳枠と圧
縮手段とで画成された鋳型造型空間に充填された鋳物砂
を、ほぼ全体にわたって所要の硬度に圧縮することが可
能な方法およびその装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するのための手段】上記の目的を達成する
ために請求項1の発明における鋳物砂の充填圧縮方法
は、水平状にして固定された模型板と；この模型板に上
下摺動自在に環装されて昇降可能に配設された下補助枠
と；この下補助枠の上方に昇降可能に配設された鋳枠
と；この鋳枠の上方に昇降可能に配設された上補助枠
と；前記鋳枠の上方に昇降可能に配設され下部が前記上
補助枠に上下摺動自在に貫装された圧縮手段と；によっ
て画成された鋳型造型空間に鋳物砂を充填し圧縮する方
法であって、前記鋳型造型空間に鋳物砂を充填する工程
と、少なくとも前記下補助枠が下降不可能な状態の下に
前記圧縮手段を下降させて前記鋳型造型空間の鋳物砂を
圧縮する第1圧縮工程と、前記上・下補助枠および前記
鋳枠が下降可能な状態の下に前記圧縮手段を下降させて
前記鋳型造型空間の鋳物砂をさらに圧縮する第２圧縮工
程と、を有することを特徴とする。
ために請求項1の発明における鋳物砂の充填圧縮方法
は、水平状にして固定された模型板と；この模型板に上
下摺動自在に環装されて昇降可能に配設された下補助枠
と；この下補助枠の上方に昇降可能に配設された鋳枠
と；この鋳枠の上方に昇降可能に配設された上補助枠
と；前記鋳枠の上方に昇降可能に配設され下部が前記上
補助枠に上下摺動自在に貫装された圧縮手段と；によっ
て画成された鋳型造型空間に鋳物砂を充填し圧縮する方
法であって、前記鋳型造型空間に鋳物砂を充填する工程
と、少なくとも前記下補助枠が下降不可能な状態の下に
前記圧縮手段を下降させて前記鋳型造型空間の鋳物砂を
圧縮する第1圧縮工程と、前記上・下補助枠および前記
鋳枠が下降可能な状態の下に前記圧縮手段を下降させて
前記鋳型造型空間の鋳物砂をさらに圧縮する第２圧縮工
程と、を有することを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】なお、本発明において、第２圧縮
工程における圧縮手段による圧縮力は、第1圧縮工程に
おけるそれとほぼ同じでもよいが、より大きくすること
により、本発明の効果を高めることができる。またな
お、本発明において圧縮手段としては、各種の構造のも
のがあるが、鋳物砂を圧縮する部分が一体的なもの、複
数に分割されたもの、さらに背面に圧力流体が作用する
可撓性膜を備えて柔軟性を高めたものがある。
工程における圧縮手段による圧縮力は、第1圧縮工程に
おけるそれとほぼ同じでもよいが、より大きくすること
により、本発明の効果を高めることができる。またな
お、本発明において圧縮手段としては、各種の構造のも
のがあるが、鋳物砂を圧縮する部分が一体的なもの、複
数に分割されたもの、さらに背面に圧力流体が作用する
可撓性膜を備えて柔軟性を高めたものがある。
【０００６】
【実施例１】本発明を適用した鋳型造型機の一実施例に
ついて図１〜図6に基づき詳細に説明する。本鋳型造型
機は、図１に示すように、水平状にして固定された模型
板１と、この模型板１に上下摺動自在に環装されて昇降
可能に配設された下補助枠２と、この下補助枠２の上方
に昇降可能に配設された鋳枠３と、この鋳枠３の上方に
昇降可能に配設された上補助枠４と、前記鋳枠3の上方
に昇降可能に配設され下部が前記上補助枠４に上下摺動
自在に貫装された圧縮手段５と、で構成してある。
ついて図１〜図6に基づき詳細に説明する。本鋳型造型
機は、図１に示すように、水平状にして固定された模型
板１と、この模型板１に上下摺動自在に環装されて昇降
可能に配設された下補助枠２と、この下補助枠２の上方
に昇降可能に配設された鋳枠３と、この鋳枠３の上方に
昇降可能に配設された上補助枠４と、前記鋳枠3の上方
に昇降可能に配設され下部が前記上補助枠４に上下摺動
自在に貫装された圧縮手段５と、で構成してある。
【０００７】そして、前記模型板１は、後述のターンテ
ーブル１９の上面に取り付けてあり、さらに模型板１の
上面にはベントプラグ（図示せず）が埋設してある。ま
た、前記下補助枠２は後述のターンテーブル１９に装着
された複数の油圧シリンダ６・６によって昇降するよう
になっている。また、前記鋳枠３は、複数のつば付きロ
ーラ７・７を前後方向に適宜の間隔をおいてフレーム８
・８に軸支して成る搬送機構９によって前後方向へ移動
できるようにしてあり、搬送機構９は昇降フレーム１０
に装着してある。昇降フレーム１０は、定盤状の機台１
１の左右両側に立設された2本の油圧シリンダ１２・１
３のピストンロッドの上端間に装架してあって、油圧シ
リンダ１２・１３の伸縮作動により昇降するようになっ
ている。
ーブル１９の上面に取り付けてあり、さらに模型板１の
上面にはベントプラグ（図示せず）が埋設してある。ま
た、前記下補助枠２は後述のターンテーブル１９に装着
された複数の油圧シリンダ６・６によって昇降するよう
になっている。また、前記鋳枠３は、複数のつば付きロ
ーラ７・７を前後方向に適宜の間隔をおいてフレーム８
・８に軸支して成る搬送機構９によって前後方向へ移動
できるようにしてあり、搬送機構９は昇降フレーム１０
に装着してある。昇降フレーム１０は、定盤状の機台１
１の左右両側に立設された2本の油圧シリンダ１２・１
３のピストンロッドの上端間に装架してあって、油圧シ
リンダ１２・１３の伸縮作動により昇降するようになっ
ている。
【０００８】また、前記上補助枠４は前記圧縮手段５に
装着された下向きの油圧シリンダ１４・１４のピストン
ロッドの下端間に架設してあり、上補助枠４には上補助
枠４内からの圧縮空気の排出を制御する排気制御手段１
５が装着してある。
装着された下向きの油圧シリンダ１４・１４のピストン
ロッドの下端間に架設してあり、上補助枠４には上補助
枠４内からの圧縮空気の排出を制御する排気制御手段１
５が装着してある。
【０００９】また、前記圧縮手段５は、昇降フレーム１
０のほぼ中央にこれを貫通して装着してあって、上部が
砂貯蔵室に、中部が多数孔板による下細り状中空室に、
さらに下部が前記上補助枠４に貫装されたノズル（図示
せず）にそれぞれ構成された砂吹込み機構１６と、砂吹
込み機構１６の下面に装着され昇降機構１７によって昇
降可能な複数の直方体状の圧縮部材１８・１８とで構成
してある。そして、前記圧縮手段５の下部は前記上補助
枠４に上下摺動自在に貫装してある。
０のほぼ中央にこれを貫通して装着してあって、上部が
砂貯蔵室に、中部が多数孔板による下細り状中空室に、
さらに下部が前記上補助枠４に貫装されたノズル（図示
せず）にそれぞれ構成された砂吹込み機構１６と、砂吹
込み機構１６の下面に装着され昇降機構１７によって昇
降可能な複数の直方体状の圧縮部材１８・１８とで構成
してある。そして、前記圧縮手段５の下部は前記上補助
枠４に上下摺動自在に貫装してある。
【００１０】また、前記2本の油圧シリンダ１２・１３
のうち左側の油圧シリンダ１２には、左右方向へ延びる
回転テーブル１９の中央が間欠的に水平回転可能に環装
して装着してある。
のうち左側の油圧シリンダ１２には、左右方向へ延びる
回転テーブル１９の中央が間欠的に水平回転可能に環装
して装着してある。
【００１１】次に、図１に示す状態から所定の鋳型造型
空間に鋳物砂を充填し、圧縮する手順について説明す
る。まず、圧縮手段５の昇降機構１７によって圧縮部材
１８・１８を昇降させて、これらの圧縮面がこれらと相
互に対向する模型板１の模型部とで所要の間隔を成すよ
うにし、かつ、油圧シリンダ6・6を伸長作動して下補助
枠２が上昇した状態にする。この状態の下に、図2に示
すように、油圧シリンダ１２・１３を所要長さ収縮作動
して昇降フレーム１０、圧縮手段５等を下降させ下補助
枠２上に鋳枠３を載置し、続いて、油圧シリンダ14・14
を伸長作動して鋳枠３上に上補助枠４を重ね合わせて鋳
型造型空間を画成する。
空間に鋳物砂を充填し、圧縮する手順について説明す
る。まず、圧縮手段５の昇降機構１７によって圧縮部材
１８・１８を昇降させて、これらの圧縮面がこれらと相
互に対向する模型板１の模型部とで所要の間隔を成すよ
うにし、かつ、油圧シリンダ6・6を伸長作動して下補助
枠２が上昇した状態にする。この状態の下に、図2に示
すように、油圧シリンダ１２・１３を所要長さ収縮作動
して昇降フレーム１０、圧縮手段５等を下降させ下補助
枠２上に鋳枠３を載置し、続いて、油圧シリンダ14・14
を伸長作動して鋳枠３上に上補助枠４を重ね合わせて鋳
型造型空間を画成する。
【００１２】次いで、図3に示すように、圧縮手段５の
砂吹込み機構１６内の鋳物砂を鋳型造型空間に吹き込み
充填し、続いて、油圧シリンダ６・６の収縮時に油排出
側から排油できないようにして下補助枠２を下降不可能
にし、かつ油圧シリンダ１４・１４の収縮時に油排出側
から排油できるようにして上補助枠４を砂吹込み機構１
６の下部等に対して相対的に上昇可能にした状態の下
に、図4に示すように、油圧シリンダ１２・１３を収縮
作動して昇降フレーム１０を介して圧縮手段５を適宜の
長さ下降させる。これにより、鋳型造型空間の鋳物砂は
第1圧縮される。この場合、圧縮手段５の圧縮部材18・1
8のほぼ全部が鋳物砂の反力によりほぼ同一のレベルま
で戻るとともに圧縮部材18・18のほぼ全部の下面レベル
が鋳枠4の上面レベルとほぼ一致する高さまで下降する
のが望ましい。
砂吹込み機構１６内の鋳物砂を鋳型造型空間に吹き込み
充填し、続いて、油圧シリンダ６・６の収縮時に油排出
側から排油できないようにして下補助枠２を下降不可能
にし、かつ油圧シリンダ１４・１４の収縮時に油排出側
から排油できるようにして上補助枠４を砂吹込み機構１
６の下部等に対して相対的に上昇可能にした状態の下
に、図4に示すように、油圧シリンダ１２・１３を収縮
作動して昇降フレーム１０を介して圧縮手段５を適宜の
長さ下降させる。これにより、鋳型造型空間の鋳物砂は
第1圧縮される。この場合、圧縮手段５の圧縮部材18・1
8のほぼ全部が鋳物砂の反力によりほぼ同一のレベルま
で戻るとともに圧縮部材18・18のほぼ全部の下面レベル
が鋳枠4の上面レベルとほぼ一致する高さまで下降する
のが望ましい。
【００１３】次いで、油圧シリンダ６・６の収縮時に油
排出側から排油できるようにして下補助枠２を下降可能
にした状態の下に、図5に示するように、油圧シリンダ
１２・１３をさらに収縮作動して圧縮手段５と、鋳枠３
および上補助枠４とをさらに下降させる。すると、下補
助枠２は、鋳枠３、上補助枠４および油圧シリンダ14・
14を介して押し下げられ、これに伴って、鋳物砂が鋳枠
３と一体となって下降されて模型板1に押し付けられ、
この結果、鋳物砂はさらに圧縮されることになる。この
場合、鋳枠4内の鋳物砂の下面（合わせ面）が鋳枠4の下
面レベルとほぼ一致するのが望ましい。
排出側から排油できるようにして下補助枠２を下降可能
にした状態の下に、図5に示するように、油圧シリンダ
１２・１３をさらに収縮作動して圧縮手段５と、鋳枠３
および上補助枠４とをさらに下降させる。すると、下補
助枠２は、鋳枠３、上補助枠４および油圧シリンダ14・
14を介して押し下げられ、これに伴って、鋳物砂が鋳枠
３と一体となって下降されて模型板1に押し付けられ、
この結果、鋳物砂はさらに圧縮されることになる。この
場合、鋳枠4内の鋳物砂の下面（合わせ面）が鋳枠4の下
面レベルとほぼ一致するのが望ましい。
【００１４】鋳物砂の圧縮完了後、油圧シリンダ14・14
の伸長時に油排出側から排油できないようにした状態
で、図6に示すように、油圧シリンダ６・６を伸長作動
させながら油圧シリンダ１２・１３を伸長作動して圧縮
手段５および上補助枠４を上昇させ、さらに造型された
鋳型を内蔵した鋳枠３をつば付きローラ7・7に係止させ
て吊り上げ模型板１から分離する。その後、ターンテー
ブル１９を180度水平回転させて別の模型板1を圧縮手段
５の真下に移動させかつ搬送機構９上に別の空状の鋳枠
3を搬入して一サイクルを終了する。
の伸長時に油排出側から排油できないようにした状態
で、図6に示すように、油圧シリンダ６・６を伸長作動
させながら油圧シリンダ１２・１３を伸長作動して圧縮
手段５および上補助枠４を上昇させ、さらに造型された
鋳型を内蔵した鋳枠３をつば付きローラ7・7に係止させ
て吊り上げ模型板１から分離する。その後、ターンテー
ブル１９を180度水平回転させて別の模型板1を圧縮手段
５の真下に移動させかつ搬送機構９上に別の空状の鋳枠
3を搬入して一サイクルを終了する。
【００１５】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように請求項1
の発明は、水平状にして固定された模型板と；この模型
板に上下摺動自在に環装されて昇降可能に配設された下
補助枠と；この下補助枠の上方に昇降可能に配設された
鋳枠と；この鋳枠の上方に昇降可能に配設された上補助
枠と；前記鋳枠の上方に昇降可能に配設され下部が前記
上補助枠に上下摺動自在に貫装された圧縮手段と；によ
って画成された鋳型造型空間に鋳物砂を充填し圧縮する
方法であって、記鋳型造型空間に鋳物砂を充填する工程
と、少なくとも前記下補助枠が下降不可能な状態の下に
前記圧縮手段を下降させて前記鋳型造型空間の鋳物砂を
圧縮する第1圧縮工程と、前記上・下補助枠および前記
鋳枠が下降可能な状態の下に前記圧縮手段を下降させて
前記鋳型造型空間の鋳物砂をさらに圧縮する第２圧縮工
程と、を有するから、鋳型造型空間に充填された鋳物砂
を、ピットを必要とする模型板昇降用の大型の油圧シリ
ンダを設けることなく、鋳型造型空間内の鋳物砂をほぼ
全体にわたって所要の硬度に圧縮することができるなる
などの優れた実用的効果を奏する。
の発明は、水平状にして固定された模型板と；この模型
板に上下摺動自在に環装されて昇降可能に配設された下
補助枠と；この下補助枠の上方に昇降可能に配設された
鋳枠と；この鋳枠の上方に昇降可能に配設された上補助
枠と；前記鋳枠の上方に昇降可能に配設され下部が前記
上補助枠に上下摺動自在に貫装された圧縮手段と；によ
って画成された鋳型造型空間に鋳物砂を充填し圧縮する
方法であって、記鋳型造型空間に鋳物砂を充填する工程
と、少なくとも前記下補助枠が下降不可能な状態の下に
前記圧縮手段を下降させて前記鋳型造型空間の鋳物砂を
圧縮する第1圧縮工程と、前記上・下補助枠および前記
鋳枠が下降可能な状態の下に前記圧縮手段を下降させて
前記鋳型造型空間の鋳物砂をさらに圧縮する第２圧縮工
程と、を有するから、鋳型造型空間に充填された鋳物砂
を、ピットを必要とする模型板昇降用の大型の油圧シリ
ンダを設けることなく、鋳型造型空間内の鋳物砂をほぼ
全体にわたって所要の硬度に圧縮することができるなる
などの優れた実用的効果を奏する。
【図１】本発明を適用した鋳型造型機の一実施例を示す
概略縦断面図である。
概略縦断面図である。
【図２】図1に示す鋳型造型機の動作を説明する概略縦
断面図であって、鋳型造型空間を画成する。
断面図であって、鋳型造型空間を画成する。
【図３】図1に示す鋳型造型機の動作を説明する概略縦
断面図であって、鋳型造型空間に鋳物砂を充填する。
断面図であって、鋳型造型空間に鋳物砂を充填する。
【図４】図1に示す鋳型造型機の動作を説明する概略縦
断面図であって、鋳型造型空間の鋳物砂を第1圧縮す
る。
断面図であって、鋳型造型空間の鋳物砂を第1圧縮す
る。
【図５】図1に示す鋳型造型機の動作を説明する概略縦
断面図であって、鋳型造型空間の鋳物砂を第２圧縮す
る。
断面図であって、鋳型造型空間の鋳物砂を第２圧縮す
る。
【図６】図1に示す鋳型造型機の動作を説明する概略縦
断面図であって、鋳型を模型板から分離する。
断面図であって、鋳型を模型板から分離する。
１ 模型板 ２ 模型板 ３ 鋳枠 ４ 上補助枠 ５ 圧縮手段
Claims (4)
- 【請求項１】水平状にして固定された模型板と；この模
型板に上下摺動自在に環装されて昇降可能に配設された
下補助枠と；この下補助枠の上方に昇降可能に配設され
た鋳枠と；この鋳枠の上方に昇降可能に配設された上補
助枠と；前記鋳枠の上方に昇降可能に配設され下部が前
記上補助枠に上下摺動自在に貫装された圧縮手段と；に
よって画成された鋳型造型空間に鋳物砂を充填し圧縮す
る方法であって、前記鋳型造型空間に鋳物砂を充填する
工程と、少なくとも前記下補助枠が下降不可能な状態の
下に前記圧縮手段を下降させて前記鋳型造型空間の鋳物
砂を圧縮する第1圧縮工程と、前記上・下補助枠および
前記鋳枠が下降可能な状態の下に前記圧縮手段を下降さ
せて前記鋳型造型空間の鋳物砂をさらに圧縮する第２圧
縮工程と、を有することを特徴とする鋳物砂の充填圧縮
方法。 - 【請求項２】請求項1に記載の鋳物砂の充填圧縮方法に
おいて、前記第２圧縮工程における前記圧縮手段による
圧縮力が、前記第1圧縮工程のときよりも大きいことを
特徴とする鋳物砂の充填圧縮方法。 - 【請求項３】請求項1および２に記載の鋳物砂の充填圧
縮方法において、相互に独立して下降可能な複数の圧縮
部材または背面に圧力流体が作用する可撓性膜を備えた
圧縮手段によって前記鋳型造型空間の鋳物砂を圧縮する
ことを特徴とする鋳物砂の充填圧縮方法。 - 【請求項４】模型板と、鋳枠と、補助枠と、圧縮手段と
で画成した鋳型造型空間に鋳物砂を充填した後2段階に
わたって圧縮する装置であって、水平状にして固定され
た模型板と；この模型板に上下摺動自在に環装されて昇
降可能に配設された下補助枠と；この下補助枠の上方に
昇降可能に配設された鋳枠と；この鋳枠の上方に昇降可
能に配設された上補助枠と；前記鋳枠の上方に昇降可能
に配設され下部が前記上補助枠に上下摺動自在に貫装さ
れた圧縮手段と；を備えたことを特徴とする鋳物砂の充
填圧縮装置。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000111700A JP3407879B2 (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 鋳物砂の充填圧縮方法およびその装置 |
| KR1020017016057A KR100778162B1 (ko) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | 주물사의 압축 방법 및 그 장치 |
| PCT/JP2001/003188 WO2001078921A1 (fr) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Procede et dispositif de compression pour sable de fonderie |
| AT01921829T ATE356679T1 (de) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Kompressionsverfahren für giess-sand und vorrichtung dafür |
| TW090108855A TW555599B (en) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Compressing method for casting sand and device therefor |
| CNB200510079148XA CN1326644C (zh) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | 对铸型进行造型的装置 |
| MXPA01012793A MXPA01012793A (es) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Metodo y aparato para compactar arena de moldeado. |
| CNB2005101135134A CN100544856C (zh) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | 型砂的压缩方法 |
| US10/009,633 US6749003B2 (en) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Compressing method for casting sand and device therefor |
| ES01921829T ES2284630T3 (es) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Procedimiento y aparato de compresion para arena de fundicion. |
| CNB018009255A CN1234481C (zh) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | 型砂的压缩方法及其装置 |
| DE60127231T DE60127231T2 (de) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Kompressionsverfahren für giess-sand und vorrichtung dafür |
| BR0105940-8A BR0105940A (pt) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Método e aparelho para compactar areia de moldagem |
| EP01921829A EP1222979B1 (en) | 2000-04-13 | 2001-04-13 | Compressing method for casting sand and device therefor |
Applications Claiming Priority (1)
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