JP4232164B2 - パターンキャリア移載機構 - Google Patents

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本発明はパターンキャリア移載機構に関する。さらに詳しくは、造型に用いられるパターンキャリアを造型基盤の上方に交互に配置するパターンキャリア移載機構に関する。
従来、パターンプレートの上部に鋳枠と盛枠を重ね合わせた空間に鋳物砂を投入充填し、該投入充填された鋳物砂を圧縮して鋳枠内に砂鋳型を造型する装置は、特許文献1等により公知にされている。この造型装置は、パターン交換装置により造型基盤中央上方に搬入されたパターンキャリアを上昇させて造型空間を画成する方式である。
特開昭55−122651号公報
しかし、前記造型装置では、枠付砂鋳型が下降途中において加速状態で抜型されるため、抜型の精度が劣るという問題がある。また、この問題を解決するには、造型基盤中央上方に搬入されたパタ−ンキャリアに対して、鋳枠、盛枠等を下降させて造型空間を画成する方式が考えられるが、この場合、パタ−ンキャリアを造型基盤に圧着する必要があり、この圧着が困難であるという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、抜型精度を維持することができ、かつパターンキャリアの造型基盤への圧着を容易に行うことができるパターンキャリア移載機構を提供することを目的とする。
本発明のパターンキャリア移載機構は、造型に用いられるパターンキャリアを造型基盤の上方に交互に配置するパターンキャリア移載機構であって、主軸に回転可能に支持されるターンテーブルと、該ターンテーブルのアームの両端部に装着される、本体フレームと、該本体フレームに戴置されるパターンプレートの外周を包囲して配置される枠状の抜型フレームとを具備するパターンキャリアと、造型基盤に配設されて、前記抜型フレームを昇降させる昇降シリンダとからなることを特徴としている。
本発明によれば、抜型精度を維持することができ、かつパターンキャリアの造型基盤への圧着を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1において、基盤フレーム1と該基盤フレーム1に固定された複数の固定ストッパ2、2から成る造型基盤3上の左右両側(図1参照)には枠セットシリンダ4、4が上向きにして立設されている。該枠セットシリンダ4、4のうちの一方(図1で左側)下位にはパターン交換装置5の中心部が水平平面内で回転可能にして支持されており、該パターン交換装置5の主軸は前記図1で左側の枠セットシリンダ4が兼用している。また、本実施の形態では、構成の一部としてパターンキャリア移載機構を有するパターンキャリアセット装置を具備している。このパターンキャリア移載機構は、後述するターンテーブル7と、該ターンテーブル7のアームの両端部に装着される、少なくとも本体フレーム18と枠状の抜型フレーム16とを具備するパターンキャリア6、6Aと、昇降シリンダ28とから構成されている。
ここで、パターン交換装置5の構成について説明する。パターン交換装置5は、前記主軸と、該主軸に水平平面内で回転可能に支持されて、パターンキャリア6、6Aを交互に造型基盤3中央上方に移送(搬入出)させるターンテーブル7と、該ターンテーブル7における前記パターンキャリア6、6Aの載置部に装着されたパターンキャリア6、6Aの複数の支持ユニット8、8(図8参照)と、により構成されている。なお、前記ターンテーブル7はアクチュエータ(図示せず)により回転させるようになっており、アクチュエータとしては、たとえば、油圧シリンダ等が挙げられる。
また、前記支持ユニット8、8は、図10に示すように、前記ターンテーブル7における前記パターンキャリア6、6Aの載置部に締結されるホルダ9と、該ホルダ9の中空部の上位に設けられた溝部に環装されたシール部材10と、ホルダ9の中空部に上下摺動可能に挿入されるとともに上端がホルダ9の上面より突出した状態にされた前記パターンキャリア6、6Aとの位置決め部材11と、該位置決め部材11に締結されるとともに位置決め部材11の下方まで伸びるロッド12と、該ロッド12に環装された弾性部材としての複数の皿ばね13、13と、前記ホルダ9の中空部の下位に締結されるとともに内部に設けられた貫通孔に前記ロッド12を上下摺動可能に挿入させた蓋部材14と、により構成されている。
さらに、前記パターンキャリア6は、図8および図9に示すように、パターンプレート15の外周を包囲して上下摺動する枠状の抜型フレーム16と、該抜型フレーム16の下部に連結された複数のガイドピン17、17と、該ガイドピン17、17が上下摺動可能に挿入されるとともに上面に前記パターンプレート15を載置した本体フレーム18と、両端が前記抜型フレーム16と本体フレーム18に掛着部材19、19を介して掛着されて、抜型フレーム16を下降させる方向に付勢力を作用させる付勢手段としての複数の引張りコイルばね20、20と、前記抜型フレーム16に装着されて、前記抜型フレーム16上に載置される鋳枠21(図1参照)との位置決めを行う位置決め部材22、22と、前記本体フレーム18の下端中央部に装着されて、前記造型基盤3の固定ストッパ2、2への圧着に用いられる係合部材23、23(図1参照)と、前記本体フレーム18に装着されて、パターン交換装置5との位置決めを行う複数の位置決め部材24、24と、により構成されており、前記パターンキャリア6Aについても同様に構成されている。
前記造型基盤3上の中央部には、前記パターンキャリア6、6A下端中央部に装着された係合部材23、23と係合される係合ヘッド25をピストンロッドの上端に連結するとともにピストンロッドの下端にロータリーアクチュエータ26を連結させた圧着シリンダ27が配設されている。さらに、前記造型基盤3上において、前記複数のガイドピン17、17の下方には、該ガイドピン17、17を介して前記抜型フレーム16を昇降させる複数の昇降シリンダ28、28が配設されており、該昇降シリンダ28、28のピストンロッドの上端には、ロッドヘッド29、29が連結されている。
なお、前記抜型フレーム16の上面は、昇降シリンダ28、28の伸長端でパターンプレート15の見切り面から若干(たとえば、30mm)上方に突出され(図2参照)、縮引端でパターンプレート15の見切り面とほぼ同一面(図1参照)になるようにされている。
また、前記枠セットシリンダ4、4のピストンロッド4A、4A上端間には、昇降支持フレーム30が架設されており、該昇降支持フレーム30には、上端にスライドゲート31により開閉される砂投入口32を設けるとともに上位部に切り替え弁(図示せず)を介して低圧エヤー(たとえば、0.05〜0.18MPa)を導入する給気管33を連通させ、かつ下位周側および下位内部に1個の切り替え弁(図示せず)を介して圧縮空気源(図示せず)に連通する多数のエヤー噴出チャンバー34、34を備えた砂ホッパ35が吊設されている。
なお、多数のエヤー噴出チャンバー34、34からは低圧エヤー(たとえば、0.05〜0.18MPa)が砂ホッパ35内に噴出されて鋳物砂Sを浮遊流動化させるエヤレーションを成すように構成されている。さらに、砂ホッパ35の下端には、スクイズ手段としての昇降停止制御可能にされたセグメント方式のスクイズフット36と該スクイズフット36の周囲に砂充填用ノズル37、37が配設されている。
また、前記スクイズフット36および砂充填用ノズル37、37の群の外周を上下動可能にして包囲するとともに上位に排気制御チャンバー(図示せず)に通じるベントホール38、38を穿孔した盛枠39が、前記砂ホッパ35の下位外側部において下向きにして設けられた盛枠シリンダ40、40に連結して配置されている。さらに前記昇降支持フレーム30における砂ホッパ35の左右外側位置には、前記スクイズフット36の下方位置まで伸びるフレーム41、41を介して鋳枠21の搬入出コンベヤ42が吊設されている。なお、前記盛枠39には、離型剤噴霧ノズル(図示せず)が装着されており、該離型剤噴霧ノズルから前記造型空間内のパターンプレート15に離型剤が噴霧されるようになっている。
つぎに、このように構成されたものの作動を詳しく説明する。図1の状態は、砂ホッパ35内に鋳物砂Sが投入され、前記スクイズフット36全体が下方のパターンプレート15の凹凸に相対して凹凸を形成し、かつ搬入出コンベヤ42に空の鋳枠21が搬入された状態にある。なおパターンキャリア6、6Aは、前記支持ユニット8、8内の複数の皿ばね13、13により造型基盤3から5mm程度持ち上げられた状態でパターン交換装置5上にセットされており、図1はパターンキャリア6が造型基盤3中央上方に搬入された状態で、前記造型基盤3の固定ストッパ2、2上面とパターンキャリア6下面との間には5mm程度の隙間がある。また、パターンキャリア6、6Aとパターン交換装置5は、前記位置決め部材24、24と位置決め部材11とにより位置決めされている。
この状態で前記圧着シリンダ27を伸長作動させて係合ヘッド25を上昇させ、上昇端で前記ロータリーアクチュエータ26を作動させて係合ヘッド25を90度水平回転させる。その後、圧着シリンダ27を縮引作動させて係合ヘッド25を下降させることにより、該係合ヘッド25と前記パターンキャリア6下端中央部に装着された係合部材23、23が係合されてパターンキャリア6が前記複数の皿ばね13、13に抗して引き下げられ、パターンキャリア6下面が造型基盤3の固定ストッパ2、2上面に圧着される。その後、前記昇降シリンダ28、28を伸長作動させて前記ガイドピン17、17を介して抜型フレーム16を上昇させることにより、該抜型フレーム16の上面を前記パターンプレート15の見切り面から若干上方に突出させる。
そして、スライドゲート31を作動させて砂投入口32を閉じた後、盛枠シリンダ40、40が伸長作動して盛枠39を下降させて鋳枠21の上面に押し付け密着させるとともに枠セットシリンダ4、4が縮引作動して鋳枠21がパターンプレート15の外周で上方に突出されている抜型フレーム16上面に押し付けられて図2の状態になる。なお、この際、パターンプレート15、抜型フレーム16、鋳枠21、盛枠39、スクイズフット36で画成する造型空間は、スクイズフット36がパターンプレート15の凹凸に相対する凹凸形状に形成された状態になる。またパターンキャリア6と鋳枠21は、前記位置決め部材22、22と鋳枠21に装着された位置決め部材(図示せず)とにより位置決めされる。さらに、前記造型空間内のパターンプレート15には、前記盛枠39に装着された離型剤噴霧ノズル(図示せず)から離型剤が噴霧される。
つぎに、多数のエヤー噴出チャンバー34、34から低圧エヤーを砂ホッパ35内に噴出させて砂ホッパ35内の鋳物砂Sを浮遊流動化させるエヤレーションをさせながら切り替え弁(図示せず)を介して給気管33から低圧エヤーを砂ホッパ35に供給して鋳物砂Sを低圧エヤーにより造型空間に砂充填用ノズル37、37を介して図3に示すようにエヤレーション充填する。この際、エヤレーション充填時の低圧エヤーは、ベントホール38、38又は/およびパターンプレート15のベントホール(図示せず)から排気される。なお、排気制御チャンバー(図示せず)でベントホール38、38からの排気量を制御することによりパターンプレート15のベントホール(図示せず)からの排気量を制御することもできる。これにより、造型空間におけるパターンプレート15の複雑形状部の鋳物砂の充填密度を部分的に調整することができる。
つぎに、枠セットシリンダ4、4がさらに縮引作動して盛枠シリンダ40、40を縮引させながら昇降支持フレーム30およびこれに支持されている部材を下降させてゆき、スクイズフット36下面全体が平坦になるまで鋳物砂Sの一次スクイズをするとともにスライドゲート31を逆作動させて砂投入口32を開放して図4の状態にされる。この際、枠セットシリンダ4、4の縮引作動は、圧力センサ(図示せず)によりスクイズ圧力が一次スクイズの設定圧力に到達する又は枠セットシリンダ4、4のエンコーダ位置(図示せず)が一次スクイズの設定位置に到達するまで続けられる。
つぎに、昇降シリンダ28、28の作動流体をリリーフする状態に切り替えるとともに枠セットシリンダ4、4が一次スクイズより高い圧力で縮引作動をすることにより、鋳枠21、盛枠39およびスクイズフット36が一体となって下降し鋳物砂S全体を二次スクイズする。これにより、抜型フレーム16は昇降シリンダ28、28の縮引により下降されて、抜型フレーム16上面とパターンプレート15の見切面はほぼ同一レベルにされ、図5の状態になる。なお、抜型フレーム16が下降端に到達した時点でスクイズ圧力が二次スクイズの設定圧力に到達していない場合は、盛枠シリンダ40、40を縮引作動させながら枠セットシリンダ4、4をさらに縮引作動させることにより更なるスクイズが成される。
つぎに、スクイズ圧力が二次スクイズの設定圧力に到達すると、スクイズ安定タイマーが作動し、所定時間スクイズを保持する。このとき、抜型フレーム16が下降端に到達していない場合に対応するために盛枠シリンダ40、40を伸長作動させて盛枠39を下降させ抜型フレーム16が下降端に到達するまで鋳枠21を押し下げる。これにより、鋳枠21の下面と鋳型下面を毎回ほぼ同一面にすることができる。
つぎに、昇降シリンダ28、28を伸長作動させて前記ガイドピン17、17および抜型フレーム16を介して鋳枠21を盛枠39に押し付けながら枠セットシリンダ4、4が逆作動して抜型をする。この際、鋳枠21、盛枠39およびスクイズフット36は一体となって上昇される。その後、鋳型を造型した鋳枠21は昇降シリンダ28、28により前記ガイドピン17、17および抜型フレーム16を介して抜き上げ支持される一方、盛枠39およびスクイズフット36は一体となって上昇されてゆき、途中において鋳型を造型した鋳枠21は搬入出コンベヤ42により掬い上げられてパターンプレート15から完全に分離されるとともに鋳物砂Sが砂ホッパ35内に補給されて図6の状態になる。この際、造型された鋳型は鋳枠21とともに停止状態から若干上昇されて抜型されるとともに枠セットシリンダ4、4のピストンロッド4A、4Aが最も縮引された状態で抜型されることから抜型精度が高いものになっている。
つぎに、昇降シリンダ28、28を縮引作動させて前記ガイドピン17、17および抜型フレーム16を下降させる。この際、前記複数の引張りコイルばね20、20により抜型フレーム16が下降する方向に付勢力が作用するため、抜型フレーム16を確実に下降端まで下降させることができる。つぎに、前記圧着シリンダ27を伸長作動させて係合ヘッド25を上昇させることにより、前記支持ユニット8、8内の複数の皿ばね13、13がパターンキャリア6を造型基盤3から5mm程度持ち上げ、前記造型基盤3の固定ストッパ2、2への圧着を解除する。その後、前記ロータリーアクチュエータ26を逆作動させて係合ヘッド25を−90度水平回転させた状態で前記圧着シリンダ27を縮引作動させて係合ヘッド25を下降させる。
つぎに、鋳型を造型した鋳枠21が搬入出コンベヤ42を介して搬出され、空の鋳枠21が搬入されるとともにパターン交換装置5がアクチュエータ(図示せず)により作動してパターンプレート15とパターンプレート15Aとを入替え、さらにスクイズフット36が作動されてパターンプレート15Aの凹凸に相対した凹凸に形成されて図7の状態とされ上記の作動を繰り返し行う。なお、本実施の形態にかかわる造型装置は、前記鋳型を造型した鋳枠21を搬出したのち、一般の枠抜きと注湯が行われる造型ラインに設置される造型装置である。
なお、パターンプレート15、15Aを別のパターンプレートと交換する場合は、パターンキャリア搬入出手段(図示せず)により、パターン交換装置5からパターンプレート15、15Aを載置したパターンキャリア6、6Aを搬出して、パターンプレート15、15Aを別のパターンプレートと交換した後、別のパターンプレートを載置したパターンキャリア6、6Aを搬入しパターン交換装置5にセットする。
また、本発明の実施の形態では、砂ホッパ35の下位周側および下位内部から低圧エヤーを噴出させて鋳物砂を浮遊流動化させるようにしたが、砂ホッパ35の下位周側又は下位内部から低圧エヤーを噴出させて鋳物砂を浮遊流動化させるようにしてもよい。
さらに、本発明の実施の形態では、多数のエヤー噴出チャンバー34、34に1個の切り替え弁(図示せず)を連通させるようにしたが、各々のエヤー噴出チャンバー34に各々の切り替え弁を設けて低圧エヤーの噴出を部分的に調整するようにしてもよい。
加えて本発明の実施の形態では、スクイズ手段として、昇降停止制御可能にされたセグメント方式のスクイズフット36を用いたが、スクイズ手段はこれに限定されるものではなく、平板状のスクイズ板等を用いるようにしてもよい。
加えて本発明の実施の形態では、前記位置決め部材22、22を抜型フレーム16に装着しているが、これに限定されるものではなく、位置決め部材22、22を本体フレーム18に装着するようにしてもよい。ただし、本発明の実施の形態のように位置決め部材22、22を抜型フレーム16に装着したほうが、前記二次スクイズおよび抜型時に前記位置決め部材22、22と鋳枠21に装着された位置決め部材(図示せず)とが摺動しないので、該位置決め部材22、22と鋳枠21に装着された位置決め部材(図示せず)の摩耗を減少させることができるという効果があるため好ましい。
以上説明したとおり、本発明によれば、抜型精度を維持することができ、かつパターンキャリアの造型基盤への圧着を容易に行うことができる。
また、本発明のパターンキャリア移載機構を造型装置に適用することにより、造型装置の背丈を低くして装置をコンパクトに小型化することができる。
本発明の一実施の形態にかかわる造型装置のスタート前の状態を示す縦断面図である。 造型空間を画成させた状態を示す縦断面図である。 鋳物砂のエヤレーション充填状態を示す縦断面図である。 鋳物砂の一次スクイズ状態を示す縦断面図である。 鋳物砂の二次スクイズ状態を示す縦断面図である。 造型鋳型の抜型および鋳物砂の補給状態を示す縦断面図である。 パターンチェンジ状態を示す縦断面図である。 図1におけるA−A矢視拡大図である。 図1におけるB−B矢視拡大図である。 パターンキャリアの支持ユニットの詳細を示す拡大縦断面図である。
符号の説明
3 造型基盤、4 枠セットシリンダ、5 パターン交換装置、6、6A パターンキャリア、7 ターンテーブル、8 支持ユニット、
11、22、24 位置決め部材、13 弾性部材、15、15A パターンプレート、16 抜型フレーム、18 本体フレーム、20 付勢手段、
21 鋳枠、23 係合部材、25 係合ヘッド、26 ロータリーアクチュエータ、27 圧着シリンダ、28 昇降シリンダ、30 昇降支持フレーム、34 エヤー噴出チャンバー、35 砂ホッパ、36 スクイズ手段、37 砂充填用ノズル、38 ベントホール、39 盛枠、40 盛枠シリンダ、S 鋳物砂

Claims (8)

  1. 造型に用いられるパターンキャリアを造型基盤の上方に交互に配置するパターンキャリア移載機構であって、
    主軸に回転可能に支持されるターンテーブルと、該ターンテーブルのアームの両端部に装着される、本体フレームと、該本体フレームに戴置されるパターンプレートの外周を包囲して配置される枠状の抜型フレームとを具備するパターンキャリアと、造型基盤上に配設されて、前記抜型フレームを昇降させる昇降シリンダとからなるパターンキャリア移載機構。
  2. 前記造型基盤の上方に搬入された本体フレームを該造型基盤側に圧着させる圧着シリンダを備えてなる請求項1記載のパターンキャリア移載機構。
  3. 前記圧着シリンダのピストンロッドの上端に、前記本体フレームに装着される係合部材と係合する係合ヘッドが連結されている請求項2記載のパターンキャリア移載機構。
  4. 前記ピストンロッドの下端にロータリーアクチュエータが連結されている請求項3記載のパターンキャリア移載機構。
  5. 前記パターンキャリアが前記抜型フレームを下降させる方向に付勢力を作用させる付勢手段を備えてなる請求項1、2、3または4記載のパターンキャリア移載機構。
  6. 前記本体フレームまたは抜型フレームに、前記抜型フレーム上に載置される鋳枠との位置決めを行う位置決め部材が装着されている請求項1、2、3、4または5記載のパターンキャリア移載機構。
  7. 前記パターンキャリアの位置決めのために、前記本体フレームに装着される位置決め部材と前記ターンテーブルに装着される支持ユニットとを備えてなる請求項1、2、3、4、5または6記載のパターンキャリア移載機構。
  8. 前記支持ユニットが、前記ターンテーブルにおける前記パターンキャリアの載置部に締結されるホルダと、該ホルダの中空部の上位に設けられた溝部に環装されたシール部材と、ホルダの中空部に上下摺動可能に挿入されるとともに上端が前記ホルダの上面より突出した状態にされた位置決め部材と、該位置決め部材に締結されるとともに該位置決め部材の下方まで伸びるロッドと、該ロッドに環装された弾性部材と、前記ホルダの中空部の下位に締結されるとともに内部に設けられた貫通孔に前記ロッドを上下摺動可能に挿入させた蓋部材とからなる請求項7記載のパターンキャリア移載機構。
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