JP2001293239A - 遊技機の表示システム及び表示方法 - Google Patents

遊技機の表示システム及び表示方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の表示装置が同種の信号を受けた際の表
示の視認性がよくなり、当該遊技台の状態を直ぐに把握
することができる実用性に優れた遊技機の表示システム
を提供する。 【解決手段】 複数の遊技機1のそれぞれに設けられ、
入力された信号内容に応じたモードで表示を行う表示装
置3と、定期的に同期信号を発生する同期信号発生装置
36とを備える。この同期信号発生装置により発生され
た同期信号に基づいて、同種の信号が入力されたときの
各表示装置での表示を同期させる。これにより、複数の
表示装置3に同種の信号が時間差をもって入力されたと
しても、これら表示装置3の表示動作は、同期信号に基
づいて同期がとられ、表示状態がの見た目がよくなり、
店員が表示モードを見分けやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコホール
などのパチンコ機、スロット機などの遊技機のそれぞれ
に設けられた表示装置を備えた遊技機の表示システム及
び表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコホールでは、複数の遊技
機が島単位で列状に配設されている。各遊技機は、遊技
者が対面操作する遊技台と、この遊技台の上方近傍に配
置されて遊技機の作動状況等を表示する表示装置とから
なる。
【0003】表示装置は、当該遊技台側から「大当た
り」などの特典成立を示す信号や遊技者がトラブル時等
に操作する店員呼び出し信号、あるいは店員が操作する
リモートコントローラ(以下、リモコンという)からの
リモコン信号等、遊技機の作動状況を示す各種信号を受
領した際に、その信号内容に応じた所定の表示モード
で、ランプ点滅等の表示動作を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
前記の各表示装置では、遊技機の作動状況を示す信号が
入力されると、他の遊技機の表示装置による表示とは全
く無関係に表示が行われていた。例えば、島内の複数の
遊技台が「大当たり」という同種の信号を出力した場
合、大当たりの信号出力タイミングが同じでない限り、
それぞれの表示装置は、表示タイミングがバラバラにず
れたまま大当たりモードの表示を行うものであった。こ
れでは、島全体からみた場合、不規則的な点滅となり、
ホールの雰囲気を損なうばかりでなく、店員による表示
モードの種類の見分けが付きにくくなり、当該遊技機の
作動状況を素早く把握することが困難となっていた。
【0005】この発明は、表示装置の複数個に同種の信
号が入力された場合に、各表示装置で表示を行う場合の
見た目がよく、しかも店員が該当する遊技機の作動状況
を直ぐに把握することができる実用的な遊技機の表示シ
ステム及び表示方法を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、複数の遊技
機のそれぞれに設けられ、入力された信号に対応したモ
ードで表示を行う表示装置と、定期的に同期信号を発生
する同期信号発生装置と、前記表示装置の複数個に同種
内容の信号が入力されたときに、前記同期信号発生装置
により発生された同期信号に基づいて、各表示装置にお
ける前記信号に対応したモードでの表示を同期させて行
う表示制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機の
表示システムによって解決される。
【0007】この表示システムによれば、同期信号発生
装置で発生された同期信号に基づいて、表示装置の複数
個に同種内容の信号が入力されたときの各表示装置によ
る表示を同期させて行うことができる。このため、表示
状態が整然となって見た目が良くなるとともに、店員は
それらの表示モードの見分けが付きやすくなり、当該遊
技機の状況を容易に把握することが可能となる。
【0008】ここで、前記同期信号発生装置は、複数の
遊技機のそれぞれに設けられた表示装置の少なくとも1
つに設けられていてもよい。このような構成とすること
により、同期信号発生装置は少なくとも1つの表示装置
に組み込まれるから、同期信号発生装置を表示装置とは
別に設ける必要がなくなり、システム全体の構成の簡素
化に資するものとなる。
【0009】また、表示制御手段は、各表示装置に設け
られているのが良い。このような構成とすることによ
り、各表示装置を1つの表示制御手段により制御場合に
較べて、表示制御手段の構成が簡易となる。
【0010】また、望ましくは、複数の遊技機が配置さ
れた島ごとに、前記同期表示が行われるのが良い。これ
により、島単位で表示状態が整然となって見た目が良く
なる。
【0011】また、前記課題は、複数の遊技機のそれぞ
れに設けられた表示装置に、入力された信号に応じたモ
ードで表示をさせる遊技機の表示方法において、前記表
示装置の複数個に同種内容の信号が入力されたときに、
各表示装置における前記信号に対応したモードでの表示
を、定期的に発生する同期信号に基づき同期させて行わ
せることを特徴とする遊技機の表示方法によっても解決
される。
【0012】この表示方法によれば、定期的に発生する
同期信号に基づいて、表示装置の複数個に同種内容の信
号が入力されたときの各表示装置における表示を、同期
させて行うから、表示状態が整然となって見た目が良く
なるとともに、店員はそれらの表示モードの見分けが付
きやすくなり、当該遊技機の状況を容易に把握すること
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1は、この発明の一実施形態に係る遊技
機の表示システムの構成図である。
【0015】図1において、1は島単位で列状に並設さ
れたパチンコ機のような複数の遊技機であり、各遊技機
1は、遊技者に対面する遊技台2と、遊技台2毎に対応
して、該遊技台2の上方近傍に配備された表示装置3と
からなる。
【0016】遊技台2は、台本体(図示せず)の遊技盤
面に開閉可能に装着されたドア21、ドア21に形成さ
れて遊技盤面を被う窓22、操作部23、および遊技盤
面に設けられるとともに所定のチャッカーや孔を玉が通
過したときに図柄が変化し、一定の図柄で停止すると大
当たりとなる表示体24などを有している。 各遊技台
2とそれに対応する表示装置3とは、信号線4を介して
電気的に接続されており、表示装置3は、遊技台2から
の動作状況を示す信号を前記信号線4を介して受け入れ
る他、店員からの無線式のリモコンによる入力信号を受
信できるようになっており、各信号を受けた際には、そ
の信号内容に対応した表示モードで、周期、色別の点滅
表示動作を行う。
【0017】遊技台2からの入力信号の内容及びこれに
対応する表示モードとしては、図18に示すように、大
当たりを示すもの(以下「大当たり」という)、大当た
りの確率が変動中であることを示すもの(以下「確変」
という)、スロット機等に適用されるチャレンジタイム
(CT)であることを示すもの(以下「CT」とい
う)、さらには、ドアが不正に開放されたことを示すも
の(以下「ドアの不正開放」という)および窓が不正に
開放されたことを示すもの(以下「窓の不正開放」とい
う)などがある。
【0018】リモコンによって入力される信号内容及び
これに対応する表示モードとしては、遊技者が食事中で
あることを示すもの(以下「食事中」という)、打ち止
め制限のない遊技機であることを示すもの(以下「無制
限」という)、大当たり後の出玉を交換することなく遊
技できることを示すもの(以下「継続」という)および
サービス時間中であることを示すもの(以下「時間サー
ビス」という)などがある。
【0019】島単位の表示装置3、3、・・・間は、共
通信号線5で電気的に接続されており、後述するよう
に、特定の一つの表示装置3から全部の表示装置3に送
出する同期信号TSの伝送用に使用される。
【0020】図2は、表示装置3を示す正面図である。
【0021】表示装置3は、その中央に位置する表示パ
ネル31、表示パネル31の周辺に配備された動作表示
部32、遊技台2の番号表示部33、遊技者が店員を呼
ぶために使用する呼び出しスイッチ34などを備えてい
る。
【0022】表示パネル31には、例えば大当たり回
数、さらには前記表示体24の作動回数などが表示され
る。
【0023】動作表示部32は、複数の表示灯(以下、
ランプという)3a、3b,3c,3dからなる。ラン
プ3a、3b、3cは、中央部のランプ3dを挟んで左
右に各1個対称形に配置されている。これらランプ3
a,3b,3c,3dは、入力信号やリモコン信号内容
毎に予め設定された表示モードにて点滅表示動作を行
う。その表示モードの各表示内容は、後述する第1〜第
4のRAM11,12,13,14に格納される。
【0024】図3は、表示装置3の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【0025】10は表示制御部であり、制御主体である
CPU16と、表示動作プログラムが格納されたROM
17と、第1〜第4のRAM11,12,13,14
と、8ビットのカウンタ用RAM(タイミングカウンタ
ともいう)15とを含む。
【0026】CPU16には、バス18を介して遊技台
2、動作表示部32、呼び出しスイッチ34およびリモ
コン信号受信部35などが接続されている。さらにバス
18は、図1に示す共通信号線5にも接続されている。
【0027】第1〜第4のRAM11,12,13,1
4は、前記表示装置3における4つのランプ3a,3
b,3c,3dの各出力状態を一時保存する。出力状態
とは、「1」が点灯(ON)、「0」が消灯(OFF)
である。
【0028】8ビットのRAM15は、下4桁の4ビッ
トを用いて、125msec毎にカウントアップ(+
1)するタイミイングカウンタを構成しており、図5お
よび図19に示すように、下1桁目(最下位桁)が12
5msec毎にビットが反転し、下2桁目が250ms
ec毎にビットが反転し、下3桁目が500msec毎
にビットが反転し、下4桁目(最上位桁)が1sec毎
にビットが反転する。従って、各桁のビットが0か1か
を判断することにより、それぞれ125msec、25
0msec、500msec、1secの経過を把握す
ることができる。
【0029】島単位の表示装置3・・・のうち、特定の
一つの表示装置3は、図3の構成に加えて、図4に示す
ように、全部の表示装置3・・・に対して、一定の周
期、例えば30sec間隔で同期信号TSを送出する同
期信号発生回路36を有している。この同期信号発生回
路36は、CPU16を含んで構成しても良い。各表示
装置3は、この同期信号TSを常時取り込み、CPU1
6により図5に示すように、パルス幅が125mse
c、250msec、500msec、1sec(周期
はそれぞれ250msec、500msec、1se
c、2sec)の各タイミングパルスを生成し、複数の
表示装置3が同種モードの信号を受けた際の点滅表示動
作について、各タイミングパルスに応じて同期を取らせ
るようになっており、同期信号TSの受領ごとに各タイ
ミングパルスのクリアと新たなタイミングパルスの生成
とが繰り返される。
【0030】次に、表示装置3における同期表示処理に
ついて説明する。
【0031】同期表示処理は、メイン処理、同期信号割
り込み処理およびタイマ125msec割り込み処理が
ある。
【0032】まず、メイン処理を図6のフローチャート
を参照して説明する。なお、以下の説明ならびに図面で
は、ステップをSと略記する。
【0033】S1では、遊技台2からの入力信号、ある
いはリモコン信号に対して入力処理を行い、S2では、
第1〜第4のRAM11,12,13,14の内容をク
リア(初期化)する。
【0034】S3では、リモコン信号内容が「食事中」
であるか否かを判断し、「食事中」であると(S3の判
定がYES)、S4で「食事中」のランプ表示処理を行
ったのち、S17に進む。「食事中」の信号でなければ
(S3の判定がNO)、S5で、遊技台2からの入力信
号内容が「大当たり」であるか否かを判断し、「大当た
り」であると(S5の判定がYES)、S6で「大当た
り」のランプ表示処理を行う。
【0035】「大当たり」でなければ(S5の判定がN
O)、S7で、遊技台2からの入力信号内容が「確変」
であるか否かを判断し、「確変」であると(S7の判定
がYES)、S8で「確変」のランプ表示処理を行う。
「確変」でなければ(S7の判定がNO)、S9で、遊
技台2からの入力信号内容が「CT」であるか否かを判
断し、「CT」であると(S9の判定がYES)、S1
0で「CT」のランプ表示処理を行う。
【0036】「CT」でなければ(S9の判定がN
O)、S11で、リモコン信号内容が「無制限」である
か否かを判断し、「無制限」であると(S11の判定が
YES)、S12では、「無制限」のランプ表示処理を
行う。「無制限」でなければ(S11の判定がNO)、
S13で、リモコン信号内容が「継続」であるか否かを
判断し、「継続」であると(S13の判定がYES)、
S14で「継続」のランプ表示処理を行う。「継続」で
なければ(S13の判定がNO)、S15で、リモコン
信号内容が「時間サービス」であるか否かを判断し、
「時間サービス」であると(S15の判定がYES)、
S16で「時間サービス」のランプ表示処理を行う。
「時間サービス」でなければ(S15の判定がNO)、
S17に進む。
【0037】各ランプ表示処理では、第1〜第4のRA
M11,12,13,14の内容を書き換えるだけであ
り、そこでは、ランプ表示出力は行わない。
【0038】S17では、遊技台2からの入力信号内容
が「ドア不正開放」であるか否かを判断し、「ドアの不
正開放」であると(S17の判定がYES)、S18で
「ドアの不正開放」のランプ表示処理を行ったのち、S
19に進む。「ドアの不正開放」でないときは(S17
の判定がNO)、そのままS19に進む。
【0039】S19では、遊技台2からの入力信号内容
が「窓の不正開放」であるか否かを判断し、「窓の不正
開放」であると(S19の判定がYES)、S20で
「窓の不正開放」のランプ表示処理を行った後、S21
に進む。「窓の不正開放」でないときは(S19の判定
がNO)、そのままS21に進む。
【0040】S21では、ランプ表示出力、つまりラン
プ3a、3b,3c,3dに対してON/OFFの処理
を行ったのち、S1に戻る。
【0041】図7は、同期信号割り込み処理を示すフロ
ーチャートである。
【0042】S200では、30sec(同期信号の周
期)毎に割り込み処理、つまり、タイミングカウンタ1
5の内容をクリアして、タイマ割り込みを初期化する。
【0043】図8は、タイマ125msecの割り込み
処理を示すフローチャートである。
【0044】S300では、125msec毎の割り込
み処理、つまり、タイミングカウンタ(RAM)15を
カウントアップ(+1)する。
【0045】つぎに、前記各ランプ表示処理について説
明する。
【0046】図9は、図6に示した「食事中」モードの
ランプ表示処理(S4)のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0047】S40では、同期信号入力時点からタイミ
ングカウンタ15の下4桁目のビットが1か0かを判断
する。該ビットが1であれば、S41では、その都度、
第1のRAM11を「1」(ランプ3a点灯)、第2の
RAM12を「1」(ランプ3b点灯)、第3のRAM
13を「1」(ランプ3c点灯)の状態に一時保存す
る。前記ビットが0であれば、初期化状態のままであ
る。
【0048】タイミングカウンタ15の下4桁目のビッ
トは、1secごとに1と0を繰り返すから、この「食
事中」の表示モードでは、3つのランプ3a,3b,3
cが1sec間隔で点滅するパターンとなる。
【0049】図10は、図6の「大当たり」モードのラ
ンプ表示処理(S6)のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【0050】S61では、「大当たり」開始時点から所
定時間、例えば12秒経過したか否かを判断し、12秒
経過していなければ(S61の判定がNO)、S62で
は、タイミングカウンタ15の下1桁目のビットが1か
0かを判断する。該ビットが1であれば、S63では、
その都度、第1のRAM11を「1」(ランプ3a点
灯)、第2のRAM12を「1」(ランプ3b点灯)、
第3のRAM13を「1」(ランプ3c点灯)、第4の
RAM14を「1」(ランプ3c点灯)の状態に一時保
存する。前記ビットが0のときは、初期化のままであ
る。
【0051】「大当たり」開始時点から12秒経過する
と(S62の判定がYES)、S64では、タイミング
カウンタ15の内容から点滅パターンを決定し、第1〜
第4のRAM11〜14に格納する。
【0052】一例であるが、タイミングカウンタ15の
カウント値(10進法)が0,8では、ランプ3aが点
灯、カウント値が1,9では、ランプ3bが点灯、カウ
ント値が2,10では、ランプ3dが点灯、カウント値
が3,11では、ランプ3cが点灯、カウント値が4,
12では、ランプ3a,3bが点灯、カウント値が5,
13では、ランプ3cが点灯、カウント値が6,14で
は、ランプ3dが点灯、カウント値が7,15では、ラ
ンプ3bが点灯するようになる。
【0053】タイミングカウンタ15は、125mse
cごとにカウントするから、この「大当たり」の表示モ
ードでは、最初12秒間、4つのランプ3a〜3dが1
25msec間隔で同時にフラッシュ点滅し、12秒経
過後は、125msec間隔での順次点滅となる。
【0054】図11は、図6の「確変」モードのランプ
表示処理(S8)のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【0055】S80では、同期信号入力時点からタイミ
ングカウンタ15の下2桁目のビットが1か0かを判断
する。該ビットが1であれば、S81では、その都度、
第3のRAM13を「1」(ランプ3c点灯)の状態に
一時保存する。前記ビットが0であれば、初期化のまま
である。
【0056】タイミングカウンタ15の下2桁目のビッ
トは、250msecごとに1と0を繰り返すから、こ
の「確変」の表示モードでは、ランプ3cが250ms
ecの間隔で点滅する。
【0057】図12は、図6の「CT」モードのランプ
表示処理(S10)のサブルーチンを示すフローチャー
トである。
【0058】S100では、タイミングカウンタ15の
内容から点滅パターンを決定し、第1〜第4のRAM1
1〜14に格納する。
【0059】一例であるが、タイミングカウンタ15の
カウント値(10進法)が0,8では、ランプ3a,3
bが点灯、カウント値が1,9では、ランプ3a〜3d
が消灯、カウント値が2,10では、ランプ3a,3b
が点灯、カウント値が3,11では、ランプ3a〜3d
が消灯、カウント値が4,12では、ランプ3cが点
灯、カウント値が5,13では、ランプ3a〜3dが消
灯、カウント値が6,14では、ランプ3cが点灯、カ
ウント値が7,15では、ランプ3a〜3dが消灯する
ようになる。
【0060】図13は、図6の「無制限」モードのラン
プ表示処理(S12)のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【0061】S120では、同期信号入力時点からタイ
ミングカウンタ15の下3桁目のビットが1か0かを判
断する。該ビットが1であれば、S121では、その都
度、第1のRAM11を「1」(ランプ3a点灯)の状
態に一時保存する。前記ビットが0であれば、S122
で、その都度、第2のRAM11を「1」(ランプ3b
点灯)の状態に一時保存する。
【0062】タイミングカウンタ15の下3桁目のビッ
トは、500msecごとに1と0を繰り返すから、こ
の「無制限」の表示モードでは、ランプ3a,3bが5
00msec間隔で交互点滅する。
【0063】図14は、図6の「継続」モードのランプ
表示処理(S14)のサブルーチンを示すフローチャー
トである。
【0064】S140では、同期信号入力時点からタイ
ミングカウンタ15の下3桁目のビットが1か0かを判
断する。該ビットが1であれば、S141では、その都
度、第1および第2のRAM11,12をそれぞれ
「1」(ランプ3a,3b点灯)の状態に一時保存す
る。前記ビットが0のときは、初期化のままである。
【0065】タイミングカウンタ15の下3桁目のビッ
トは、500msecごとに1と0を繰り返すから、こ
の「継続」の表示モードでは、ランプ3a,3bが50
0msec間隔で点滅する。
【0066】図15は、図6の「時間サービス」モード
のランプ表示処理(S16)のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0067】S160では、同期信号入力時点からタイ
ミングカウンタ15の下3桁目のビットが1か0かを判
断する。該ビットが1であれば、S161では、その都
度、第4のRAM14を「1」(ランプ3d)の状態に
一時保存する。前記ビットが0のときは、初期化のまま
である。
【0068】タイミングカウンタ15の下3桁目のビッ
トは、500msecごとに1と0を繰り返すから、こ
の「時間サービス」の表示モードでは、ランプ3dが5
00msec間隔で点滅する。
【0069】図16は、図6の「ドア不正開放」モード
のランプ表示処理(S18)のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0070】S180では、同期信号入力時点からタイ
ミングカウンタ15の下1桁目のビットが1か0かを判
断する。該ビットが1であれば、S181では、その都
度、第3のRAM13を「1」(ランプ3c点灯)の状
態に一時保存する。前記ビットが0のときは、S182
で、その都度、第4のRAM14を「1」(ランプ3c
点灯)の状態に一時保存する。
【0071】タイミングカウンタ15の下1桁目のビッ
トは、125msecごとに1と0を繰り返すから、こ
の「ドア不正開放」の表示モードでは、ランプ3c,3
dが125msec間隔で交互点滅する。
【0072】図17は、図6の「窓不正開放」モードの
ランプ表示処理(S20)のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【0073】S200では、同期信号入力時点からタイ
ミングカウンタ15の下1桁目のビットが1か0かを判
断する。該ビットが1であれば、S201では、その都
度、第3および第4のRAM13,14をそれぞれ
「1」(ランプ3c,3d点灯)の状態に一時保存す
る。前記ビットが0のときは、初期化のままである。
【0074】タイミングカウンタ15の下1桁目のビッ
トは、125msecごとに1と0を繰り返すから、こ
の「窓不正開放」の表示モードでは、ランプ3c,3d
が125msec間隔で同時点滅する。
【0075】上記各表示モードと表示装置3の表示内容
との関係を整理して図18の表に示してある。
【0076】図20は、島単位の複数の表示装置3,3
に対して同種内容の信号が入力された場合の表示動作を
示すものである。
【0077】例えば1番目および3番目の表示装置3,
3に対して、対応遊技台2,2からそれぞれ「確変」の
信号が時間差をもって入力される場合、両表示装置3,
3は、それぞれ特定の表示装置3から送出された同期信
号TSに従ってパルス幅250msecのタイミングパ
ルスでランプ3a〜3dの表示出力(ON/OFF)を
決定する。このため、上記2つの表示装置3,3は、同
期信号TSの送達後、前記パルス幅250msecのタ
イミングパルスの「H」レベル時と、両者の確変信号入
力の「H」レベル時との論理積からタイミングで同期が
取られて「確変」の表示モードでの点滅表示を行う。こ
れにより、そのモードでの表示が島単位で整然としたも
のとなり、見た目が良くなるとともに、島単位で各表示
装置3におけるの表示モードの見分けが付きやすくな
り、当該遊技台2の現在の作動状況を直ぐに把握するこ
とができる。
【0078】同様に、「大当り」の信号が複数の表示装
置3に時間差をもって入力された場合は、同期信号TS
に基づいて相互に同期がとられたパルス幅125mse
cのタイミングパルスに応じて、前述したモードでの同
期表示がなされる。また、「CT」の信号、「ドア不正
開放」の信号、「窓不正開放」の信号が複数の表示装置
3に時間差をもって入力された場合は、いずれも、同期
信号TSに基づいて相互に同期がとられたパルス幅12
5msecのタイミングパルスに応じて、それぞれ前述
したモードでの同期表示がなされる。また、「無制限」
の信号、「継続」の信号、「時間サービス」の信号が複
数の表示装置3に時間差をもって入力された場合は、い
ずれも、同期信号TSに基づいて相互に同期がとられた
パルス幅500msecのタイミングパルスに応じて、
それぞれ前述したモードでの同期表示がなされる。ま
た、「食事中」の信号が複数の表示装置3に時間差をも
って入力された場合は、同期信号TSに基づいて相互に
同期がとられたパルス幅1secのタイミングパルスに
応じて、前述したモードでの同期表示がなされる。
【0079】なお、以上の実施形態では、特定の表示装
置3に定期的に同期信号を発生送出する同期信号発生手
段を設けたが、特定の表示装置3とは別に、例えば島端
に専用の同期信号発生器を設置するものとしても良い。
また、各表示装置3内に定期的に同期信号を発生するタ
イマーを設け、全遊技機1の電源投入時に各タイマーを
初期化することで、各タイマーによる同期信号の発生タ
イミングを同期させて、各表示装置3による同一モード
での表示を同期させるものとしても良い。しかし、特定
の表示装置3に同期信号発生手段を設けた方が、専用の
同期信号発生器を設けるものよりもコスト的にも有利で
あり、タイマ機能を持たせるものに比して製造条件も簡
易となる。
【0080】また、同期信号を30msec毎に発生す
るものとしたが、それよりも短い間隔で発生させても良
い。同期信号の波形も限定されることはなく、同期信号
として機能する信号であればよい。
【0081】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、同期信号
発生装置で発生された同期信号に基づいて、表示装置の
複数個に同種内容の信号が入力されたときの各表示装置
による表示を同期させて行うことができるから、表示状
態が整然となって見た目が良くなるとともに、店員はそ
れらの表示モードの見分けが付きやすくなり、当該遊技
機の状況を容易に把握することが可能となる。
【0082】請求項2に係る発明によれば、同期信号発
生装置は少なくとも1つの表示装置に組み込まれるか
ら、同期信号発生装置を表示装置とは別に設ける必要が
なくなり、システム全体の構成を簡素化することができ
る。
【0083】請求項3に係る発明によれば、各表示装置
を1つの表示制御手段により制御場合に較べて、表示制
御手段の構成を簡易にできる。
【0084】請求項4に係る発明によれば、島単位での
表示状態が整然となって見た目を良くすることができ
る。
【0085】請求項5に係る発明によれば、定期的に発
生する同期信号に基づいて、表示装置の複数個に同種内
容の信号が入力されたときの各表示装置における表示
を、同期させて行うから、表示状態が整然となって見た
目が良くなるとともに、店員はそれらの表示モードの見
分けが付きやすくなり、当該遊技機の状況を容易に把握
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る遊技機の表示シス
テムを示す構成図である。
【図2】同じく遊技機における表示装置を示す正面図で
ある。
【図3】同じく表示装置の電気的構成を示すブロック図
である。
【図4】同期信号を発生する表示装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図5】同期信号から得たタイミングパルスを示す信号
波形図である。
【図6】同期表示処理におけるメイン処理を示すフロー
チャートである。
【図7】同期表示処理における同期割り込み処理を示す
フローチャートである。
【図8】同期表示処理におけるタイマ割り込み処理を示
すフローチャートである。
【図9】「食事中」モードのランプ表示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図10】「大当たり」モードのランプ表示処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図11】「確変」モードのランプ表示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図12】「CT」モードのランプ表示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図13】「無制限」モードのランプ表示処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図14】「継続」モードのランプ表示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図15】「時間サービス」モードのランプ表示処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図16】「ドア不正開放」モードのランプ表示処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図17】「窓不正開放」モードのランプ表示処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図18】表示モードと表示内容との関係を示す表であ
る。
【図19】タイミングカウンタのビット状態を示す図で
ある。
【図20】複数の表示装置に同一表示モードの信号が異
なるタイミングで入力した際の表示動作を示す信号波形
図である。
【符号の説明】
1・・・遊技機 2・・・遊技台 3・・・表示装置 10・・表示制御部 36・・同期信号発生回路 TS・・同期信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技機のそれぞれに設けられ、入
    力された信号に対応したモードで表示を行う表示装置
    と、 定期的に同期信号を発生する同期信号発生装置と、 前記表示装置の複数個に同種内容の信号が入力されたと
    きに、前記同期信号発生装置により発生された同期信号
    に基づいて、各表示装置における前記信号に対応したモ
    ードでの表示を同期させて行う表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機の表示システム。
  2. 【請求項2】 同期信号発生装置は、複数の遊技機のそ
    れぞれに設けられた表示装置の少なくとも1つに設けら
    れている請求項1に記載の遊技機の表示システム。
  3. 【請求項3】 表示制御手段は、各表示装置に設けられ
    ている請求項1または2に記載の遊技機の表示システ
    ム。
  4. 【請求項4】 複数の遊技機が配置された島ごとに、前
    記同期表示が行われる請求項1ないし3のいずれかに記
    載の遊技機の表示システム。
  5. 【請求項5】 複数の遊技機のそれぞれに設けられた表
    示装置に、入力された信号に応じたモードで表示をさせ
    る遊技機の表示方法において、 前記表示装置の複数個に同種内容の信号が入力されたと
    きに、各表示装置における前記信号に対応したモードで
    の表示を、定期的に発生する同期信号に基づき同期させ
    て行わせることを特徴とする遊技機の表示方法。
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JP2019072406A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 株式会社三共 遊技機
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