JP2001293209A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001293209A
JP2001293209A JP2000109872A JP2000109872A JP2001293209A JP 2001293209 A JP2001293209 A JP 2001293209A JP 2000109872 A JP2000109872 A JP 2000109872A JP 2000109872 A JP2000109872 A JP 2000109872A JP 2001293209 A JP2001293209 A JP 2001293209A
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boards
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signal
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JP2000109872A
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English (en)
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Koji Tsuchikawa
晃司 土川
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続作業において二つ以上の基板の位置を素
早く識別可能にする。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、接続基板
34,38の近傍に配置した部材や装置等に矢印形状の
標識70,72を設ける。例えば接続基板34の近傍に
配置した配電盤36および球タンク42に右矢印「→」
の標識72を設け、接続基板38の近傍に配置した音制
御基板30に左矢印「←」の標識70を設けている。標
識70,72に用いる部材としては、シールやレッテル
等の貼付部材がよい。貼付部材は既存のパチンコ機に対
しても用いることができるとともに、簡単かつ安価に接
続基板34,38を識別することができる。また、標識
70と標識72とで異なる色彩にするとなお識別しやす
い。さらに色彩として特に蛍光色を用いた場合には、比
較的薄暗い作業環境であっても容易に識別することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号を出力する接
続部をそれぞれが一つ以上備えた二つ以上の基板を有す
る遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機は、釘の
調整や遊技時間等によって賞球が出やすかったり出にく
かったりする。パチンコ機で遊技しようとする遊技者は
賞球が出やすい台で遊技したいのであるが、実際に遊技
してみなければ出やすい台か否かが分からない。こうし
た状況に対応して、遊技しようとする台が出やすい台か
否かを遊技者が判断しやすくするために、遊技場(ホー
ル)には各パチンコ機について大当たり回数や図柄変動
回数等のような信号を端末機に表示している。このよう
に様々な信号を端末機に表示するためには、各パチンコ
機から遊技場内に設置したホールコンピュータに対応す
る信号を伝達する必要がある。
【0003】さて、遊技場内に搬入したパチンコ機を設
置する際には、当該パチンコ機とホールコンピュータと
の間を電気的に接続する必要がある。パチンコ機には、
大当たり信号や図柄変動信号等を出力するための複数の
コネクタを備えた端子基板を有する。各端子基板はそれ
ぞれ複数のコネクタを備えていることから、作業者は目
的のコネクタとは異なるコネクタに信号線(ケーブル)
を接続しないように注意して接続作業を行う必要があ
る。かかる接続作業における信号線の誤接続を防止する
手段として、例えば特許第2868510号公報で開示
された技術がある。当該技術によれば、コネクタごとに
異なる色の配線によって当該コネクタから出る信号を識
別して接続作業を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パチンコ機の
背面側には二つ以上の端子基板を備えているのが通常で
あり、パチンコ機の種類やメーカー等によって配置する
位置が異なる。また、異なる端子基板のコネクタに同色
の配線をした場合には、信号線を誤接続する可能性があ
り得る。よって、どの端子基板がどこに配置されている
のか、さらには端子基板上のどのコネクタからどの信号
が出ているのかを素早く判断して、信号線の誤接続がな
いように接続作業を行うのは困難である。したがって、
どの位置に端子基板が配置され、どのような信号を出力
(または入力)するコネクタを備えた端子基板なのかを
素早く識別できるようにすることが要請されている。本
発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、二つ以
上の基板の位置を素早く識別可能にし、さらには基板に
備えた一つ以上の接続部を素早く識別可能にした遊技機
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「基板」は信号を出力する接続部を備えている
が、信号を入力する接続部を備えていてもよい。 (2)「接続部」は、端子やコネクタ等のように各種装
置や他の基板等との間を電気的に接続して信号を出力
(または入力)するための部材が該当する。
【0006】当該手段1によれば、少なくとも信号を出
力する接続部をそれぞれが一つ以上備えた二つ以上の基
板と、当該基板の近傍に配置した部材や装置等に設け二
つ以上の基板を識別可能にするための基板識別手段とを
備えた。すなわち基板識別手段を部材や装置等に設けた
ので、二つ以上の基板の位置を素早く識別することが可
能になる。よって接続作業を素早く行うことができると
ともに、信号線の誤接続をより確実に防止することがで
きる。
【0007】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、基板識別手段は貼付部材の貼り付け,印刷,
部材や装置等の少なくとも一部を変更することによって
二つ以上の基板を識別可能にした。貼付部材の貼り付け
によれば、簡単かつ安価に本発明を実現できる。塗装を
含む印刷によれば、基板の近傍に配置する部材や装置等
を大量に生産する場合にコストを低く抑えることができ
る。部材や装置等の少なくとも一部の素材を変更する例
によれば、現状とほぼ同じコストで本発明を実現でき
る。
【0008】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、接続部の近傍に配置した部材や装置等に設け
一つ以上の接続部を識別可能にするための接続部識別手
段を備えた。二つ以上の基板だけでなく当該基板に備え
た接続部についても、基板識別手段を部材や装置等に設
けることによって、一つ以上の接続部を素早く識別する
ことが可能になる。基板と接続部とが特定できるので、
信号線の誤接続をより確実に防止することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、接続部識別手段は貼付部材の貼り付け,印
刷,部材や装置等の少なくとも一部を変更することによ
って各接続部を識別可能にした。なお接続部が対象とな
る点を除いて、上記手段2と同様の作用効果を奏する。
【0010】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、二つ以上の接続部を備えた基板について当該
接続部の形状をそれぞれ異ならせた。異なる形状はもち
ろんのこと、相似形状であっても大きさが異なれば接続
することができない。よって形状に対応する接続部でな
ければ接続できないので、信号線の誤接続をさらに確実
に防止することができる。
【0011】
【課題を解決するための手段6】課題を解決するための
手段6は、請求項6に記載した通りである。当該手段6
によれば、符号(文字や記号等),色彩(半透明や蛍光
色を含む),図形(多角形や円等の幾何学図形や他の任
意の図形)等のうち少なくとも一つを異ならせて二つ以
上の基板または一つ以上の接続部を識別可能にした。こ
のように符号,色彩,図形等のうち少なくとも一つを異
ならせると、どのような基板なのか、あるいはどのよう
な接続部なのかを一目で識別することができる。したが
って、接続作業に要する時間を短縮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一
つであるパチンコ機に本発明を適用したものであって、
図1〜図6を参照しながら説明する。なお、パチンコ機
の正面側(遊技者が遊技する側)は本発明の要旨と直接
は関係しないので図示および説明を省略する。また、単
に「接続」という場合には、電気的な接続を意味する。
【0013】背面側におけるパチンコ機10の概略構成
について、図1を参照しながら説明する。ベース枠の背
面側に組み付けた支持枠体14は、遊技盤を取付可能に
構成する。当該遊技盤を支持枠体14に取り付けた状態
で当該遊技盤の背面側から裏セット部材19を装着し、
裏セット部材19を複数個の締付具12によって遊技盤
を固定する。当該裏セット部材19はベース枠に対して
開閉可能に構成し、裏カバー17,球タンク42,誘導
樋40,発射制御装置25等を備える。よって、遊技盤
は裏セット部材19を開閉することで着脱や交換等がで
きる。
【0014】裏カバー17は、センター役物などの役物
装置や、図柄制御基板(図柄制御ボックス)等を背面側
からカバーする。さらに裏カバー17の背面側には、パ
チンコ機10の全体を制御するメイン制御基板18や、
装飾用ランプ等の点灯・点滅を制御するランプ制御基板
16、スピーカから出す音を制御する音制御基板30等
を備える。配送されてきたパチンコ球は球タンク42に
一時的に貯留した後、誘導樋40を経て払出装置28に
送り出す。当該払出装置28は上記メイン制御基板18
から伝達された払出指令を受けて、所要個数のパチンコ
球を正面側に備えた上皿や下皿に払い出す。発射制御装
置25が発射モータ22の作動を制御して発射部材20
を往復運動させることにより、上皿から供給されたパチ
ンコ球を遊技盤の遊技領域内に打ち出す。発射部材20
によってパチンコ球を発射する強度は、強度調整機構2
4によって調整可能である。発射モータ22,発射部材
20,強度調整機構24はベース枠に備える。払出装置
28の正面側(図1では図面裏側)には、メイン制御基
板18から伝達された信号を受けて払出装置28等の作
動を制御する枠制御基板27を備える。その他、電源コ
ード32から供給された電力を各装置に分配する配電盤
36内に備えた接続基板34と、ランプ制御基板16と
音制御基板30との間に備えた接続基板38と、払出装
置28の下方に備えた接続基板26とを有する。
【0015】ここで、接続基板34と接続基板38の構
成例について図2を参照しながら説明する。図2(A)
には接続基板34の構成例を示し、図2(B)には接続
基板38の構成例を示す。図2(A)に示す例の接続基
板34には枠制御基板27から伝達された信号を出力す
るために、例えばプッシュターミナル形式で構成した4
つのコネクタ44,46,48,50を備える。青色に
形成したコネクタ44からは例えば大当たりランプの点
灯・消灯やアタッカーの開閉にかかる信号を出力し、赤
色に形成したコネクタ46からは例えばガラス枠(金
枠)の開閉にかかる信号を出力し、緑色に形成したコネ
クタ48からは例えば発射制御装置25から伝達された
信号を出力し、黄色に形成したコネクタ50からは例え
ば球タンク42にパチンコ球が貯留していない球切れ状
態か否かにかかる信号を出力する。
【0016】図2(B)に示す例の接続基板38にはメ
イン制御基板18から伝達された信号を出力するため
に、6つのコネクタ52,54,56,58,60,6
2を備える。黒色に形成したコネクタ52は他のコネク
タに比べて信号線の本数や大きさも大きく、メイン制御
基板18から伝達される信号を入力する。コネクタ52
とコネクタ54,56,58,60,62との間は回路
パターンによって所要の接続が行われている。青色に形
成したコネクタ54からは例えば確率変動中か否かにか
かる信号を出力し、黄色に形成したコネクタ56からは
例えば大当たり(1種類目)が発生したか否かにかかる
信号を出力し、黒色に形成したコネクタ58からは例え
ば図柄変動の変動回数にかかる信号を出力し、赤色に形
成したコネクタ60からは例えばリーチ回数にかかる信
号を出力し、緑色に形成したコネクタ62からは例えば
大当たり(2種類目)が発生したか否かにかかる信号を
出力する。複数種類の大当たりに対応できるように、大
当たりが発生したか否かにかかる信号を2種類出力して
いる。
【0017】上述のように構成したパチンコ機10にお
いて信号線の誤接続を防止するための態様例について、
図3〜図6を参照しながら説明する。当該図3〜図6に
おいて、同一の要素には同一の符号を付すとともに、標
識として色彩を付した部位をハッチで示す。なお、図1
に示すパチンコ機10では3つの接続基板34,38,
26を有するが、説明を簡単にするために接続基板34
と接続基板38とで識別する態様例を説明する。よって
接続基板26については、以下に説明する態様例と同様
に行えば三つの接続基板を相互に一目で識別することが
できる。
【0018】(1)第1態様は、接続基板34,38の
近傍に配置した部材や装置等に矢印形状の標識70,7
2を設ける。図3に示す例では、接続基板34の近傍に
配置した配電盤36および球タンク42に右矢印「→」
の標識72を設け、接続基板38の近傍に配置した音制
御基板30に左矢印「←」の標識70を設けている。標
識70,72に用いる部材としては、シールやレッテル
等の貼付部材がよい。貼付部材は既存のパチンコ機に対
しても用いることができるとともに、簡単かつ安価に接
続基板34,38を識別することができる。また、標識
70と標識72とで異なる色彩にするとなお識別しやす
い。さらに色彩として特に蛍光色を用いた場合には、や
や薄暗い作業環境であっても容易に識別することができ
る。
【0019】(2)第2態様は、接続基板34,38の
近傍に配置した部材や装置等に標識74,76を当該接
続基板34,38を囲むように印刷(塗装)する。図4
に示す例では、配電盤36や近傍の部材に接続基板34
を囲むように標識76を印刷し、ランプ制御基板16,
音制御基板30あるいは近傍の部材に接続基板38を囲
むように標識74を印刷している。印刷による色彩につ
いては、第1態様と同様に標識74と標識76とで異な
る色彩にしたり、蛍光色を用いるとなお識別しやすい。
本態様では接続基板34,38の近傍に配置する部材や
装置等を生産する際に標識74,76を印刷すればよ
く、大量に生産する場合にコストを低く抑えることがで
きる。なお、周囲が明るいときは光を蓄積し、周囲が暗
くなると発光する蓄光インクで印刷(塗装)すると、標
識74,76を容易に識別できる。よって薄暗い作業環
境であっても標識74,76が発光し得るので、接続基
板34,38の位置や種類等を容易に識別することがで
きる。また、接続基板の近傍に配置する部材はパチンコ
機10を構成する任意の部材であってもよく、締付具1
2,支持枠体14,裏カバー17,裏セット部材19等
も該当する。
【0020】(3)第3態様は、接続基板34,38の
近傍に配置した部材や装置等について一部の素材を変更
する。すなわち接続基板34,38の近傍部位の素材
(例えば金属)と他の部位の素材(例えば樹脂やプラス
チック)とを異ならせた当該部材や装置等を組み付け
る。図5に示す例では、接続基板34を組み込んだ配電
盤36の一部(左側部位36aと右側部位36b)を他
の部位とは異なる素材で形成する。同様に、接続基板3
8にほぼ隣接して組み付けるランプ制御基板16の一部
(右側部位16a)と音制御基板30の一部(左側部位
30a)とを他の部位とは異なる素材で形成する。この
ように他の部位と素材を異ならせることによって色彩や
見た目等が異なるので、接続基板34と接続基板38と
を識別しやすくなる。本態様では部材や装置等の一部に
ついて異なる素材で形成すればよいので、現状とほぼ同
じコストで実現することができる。なお、部材や装置等
のほぼ全部について他の部材や装置等と異ならせること
により、接続基板34,38を識別可能にしてもよい。
また、部材の構成や装置内の配置等を変更することによ
って接続基板34,38を識別可能にしてもよい。
【0021】(4)第4態様は、上述した第1態様に加
えて各基板にそれぞれ備えたコネクタに接続する信号線
の種類を示す標識群80,82を設ける。図6に示す例
では、接続基板34の近傍に配置した誘導樋40や音制
御基板30に標識群80を設け、接続基板38の近傍に
配置した音制御基板30に標識群82を設けている。標
識群80は図2(A)に示す個々のコネクタ44,4
6,48,50に対応する標識からなり、標識ごとに異
なる。同様に標識群82は図2(B)に示す個々のコネ
クタ52,54,56,58,60,62に対応する標
識からなり、標識ごとに異なる。標識群80,82に
は、第1態様における標識70,72と同様の貼付部材
を用いる。また、標識ごとに色彩を異ならせる点や、色
彩として特に蛍光色を用いる点は第1態様と同様であ
る。この場合には、標識群80,82を構成する各標識
の色彩を対応する各コネクタの色彩とほぼ同色にするの
が信号線の誤接続をより確実に防止する点で望ましい。
なお、第2態様,第3態様に加えて標識群80,82を
設けてもよい。また、標識群80,82を印刷したり、
当該標識群80,82に対応する部位にかかる部材や装
置等の少なくとも一部の素材を変更してもよい。
【0022】(5)第5態様は、上述した第1態様を応
用した例である。具体的には標識70に代えて標識84
を用い、標識72に代えて標識86を用いる。標識8
4,86は色彩と符号(文字や記号等)との組み合わせ
を貼付部材で形成した点は同じであるが、貼付部材の形
状を異ならせている。図7に示す例では、標識84を長
方形で形成し、標識86を楕円形で形成している。色彩
によって接続基板34,38を一目で識別することがで
き、符号によって当該接続基板34,38の種類を特定
することができる。標識84,86(貼付部材)の形状
は、長方形や楕円形で形成する場合に限らず、任意の図
形(あるいは複数の図形を合成した図形等)で形成して
もよい。なお、第2態様〜第4態様における標識や標識
群に代えて標識84,86を設けてもよい。また、標識
84,86を印刷したり、当該標識84,86に対応す
る部位にかかる部材や装置等の少なくとも一部の素材を
変更してもよい。さらに、標識84,86を符号(文字
や記号等)のみで形成してもよい。文字や記号等として
は、基板,コネクタ,信号線についての名称,略称,略
号等がある。
【0023】上記実施の形態によれば、以下に示す効果
を得ることができる。 (1)第1態様を例にすると、信号を出力するコネクタ
44,46,48,50(接続部)を備えた接続基板3
4(基板)と、信号を出力するコネクタ54,56,5
8,60,62(接続部)を備えた接続基板38(基
板)と、当該接続基板34,38の近傍に配置した部材
や装置等に設け接続基板34,38を識別可能にするた
めの標識72,70(基板識別手段)とを備えた。すな
わち標識72,70を部材や装置等に設けたので、パチ
ンコ機10の背面側に配置した接続基板34,38の位
置を素早く識別することができる。よって、作業効率が
向上して接続作業を素早く行うことができ、信号線の誤
接続をより確実に防止することができる。また接続基板
34,38の位置が素早く識別可能できるので、作業効
率が向上し、信号線の誤接続をより確実に防止すること
ができる。 (2)第1態様の例では標識72,70を貼付部材の貼
り付けで実現し、第2態様の例では標識76,74(基
板識別手段)を印刷で実現し、第3態様の例では左側部
位36a,右側部位36b,右側部位16a,左側部位
30a(部材や装置等の一部)の素材を変更することに
よって接続基板34,38の位置や種類等を識別可能に
した。貼付部材の貼り付けによれば、簡単かつ安価に本
発明を実現できる。印刷によれば、接続基板34,38
の近傍に配置する部材や装置等を大量に生産する場合に
コストを低く抑えることができる。部材や装置等につい
て一部の素材を変更する例によれば、現状とほぼ同じコ
ストで本発明を実現できる。
【0024】(3)第4態様を例にすると、コネクタ4
4,46,48,50,54,56,58,60,62
の近傍に配置した部材や装置等に各コネクタを識別可能
にするための標識群80,82(接続部識別手段)を備
えた。当該標識群80,82によって各コネクタを素早
く識別することが可能になる。このことは、メイン制御
基板18からの信号を入力するコネクタ52にも適用で
きる。こうして各コネクタが特定できるので、信号線の
誤接続をより確実に防止することができる。また、コネ
クタ44,46,48,50,54,56,58,6
0,62自体を所要の色彩で形成したので、標識群8
0,82と合わせて信号線の誤接続をさらに確実に防止
することができる。 (4)標識群80,82は貼付部材の貼り付け,印刷,
部材や装置等の少なくとも一部の素材を変更することに
よって各コネクタを識別可能にした。なお各コネクタが
対象となる点を除いて、上記(2)と同様の効果を奏す
る。
【0025】(5)第5態様を例にすると、符号(文字
や記号等),色彩(半透明や蛍光色を含む),図形(多
角形や円等の幾何学図形や他の任意の図形)等を組み合
わせた貼付部材を貼り付けて標識84,86を実現し
た。標識84と標識86とで符号,色彩,図形等を異な
らせると基板やコネクタの位置だけでなく、どのような
基板なのか、あるいはどのようなコネクタなのかを一目
で識別することができる。したがって、接続作業に要す
る時間をより短縮することができる。 (6)その他、上述した第1態様から第5態様のうち二
つ以上の態様を任意に組み合わせてもよい。こうすれ
ば、各態様に応じた効果を得ることができる。
【0026】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大き
さ,材質,配置および動作条件等については、上記実施
の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形
態を応用した次の各形態を実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、パチンコ機10に本発明を
適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊
技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球
遊技機,テレビゲーム機等)であって信号を出力する接
続部をそれぞれが一つ以上備えた二つ以上の基板を備え
たものにも同様に本発明を適用することができる。当該
他の遊技機であっても、二つ以上の基板の位置が素早く
識別可能になり、さらには基板に備えた一つ以上の接続
部を素早く識別可能になる。
【0027】(2)上記実施の形態では、ほぼ同一形状
のコネクタ54,56,58,60,62を接続基板3
8に備えた(図2(B)を参照)。この形態に代えて、
少なくとも一つのコネクタについて形状や配置等を異な
らせてもよい。例えば図2(B)において図面左側に開
口する開口部があるコネクタ56,60と比べて、図8
に示すコネクタ56,60は図面右側に開口する開口部
がある。また、例えば図2(B)において切欠部のない
コネクタ60,62と比べて、図8に示すコネクタ6
0,62は切欠部60a,62aがある。これらの開口
部や切欠部によって、信号線のコネクタを接続する場合
には向きを変えたり、向きが同じでも切欠部によって差
し込みができなかったりする。切欠部を設ける方法だけ
でなく、コネクタ自体の大きさを変えたり、コネクタ内
の信号ピンの本数を変える等の方法もある。すなわち異
なる形状はもちろんのこと、相似形状であっても大きさ
等が異なれば接続することができない。よって形状に対
応するコネクタでなければ信号線を接続することができ
ないので、少なくとも一つのコネクタについて形状や配
置等を異ならせると信号線の誤接続をさらに確実に防止
することができる。
【0028】(3)上記実施の形態では、接続基板3
4,38にそれぞれ備えたコネクタごとに対応する標識
からなる標識群80,82を周囲の部材や装置に設けた
(図6を参照)。この形態に代えて、コネクタごとに対
応する符号,色彩,図形等を表した一の標識を接続基板
34,38の周囲の部材や装置に設けてもよい。例えば
接続基板38に備えたコネクタ54,56,58,6
0,62ごとに対応させた色彩の図形を一の標識(貼付
部材等)で成形し、ランプ制御基板16や音制御基板3
0に設ける。かかる場合であっても色彩の図形の違いに
よって信号線の種類を一目で判別できるので、信号線の
誤接続をより確実に防止することができる。
【0029】(4)上記実施の形態では、基板として接
続基板26,34,38を適用し、接続部としてコネク
タ44,46,48,50,52,54,56,58,
60,62に適用した(図2や図3等を参照)。この形
態に代えて、パチンコ機10やホールコンピュータ等と
接続する信号線を接続するための端子やピン等を接続部
として用いてもよく、端子板を含めた部材や装置等であ
ってコネクタ,端子,ピン等の接続部(入力・出力を問
わない)を少なくとも一つ備えたものを基板として用い
てもよい。このような場合であっても、標識70,72
等の基板識別手段によってパチンコ機10に配置した基
板の位置を素早く識別でき、標識群80,82等の接続
部識別手段によってコネクタ等を素早く識別できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、二つ以上の基板の位置
が素早く識別可能になるので作業効率が向上し、信号線
の誤接続をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の背面を示す概略図である。
【図2】接続基板に備えたコネクタを示す図である。
【図3】接続基板を識別する手段を例示する図である。
【図4】接続基板を識別する手段を例示する図である。
【図5】接続基板を識別する手段を例示する図である。
【図6】接続基板を識別する手段を例示する図である。
【図7】接続基板を識別する手段を例示する図である。
【図8】接続基板に備えたコネクタを示す図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 16 ランプ制御基板 16a 右側部位 18 メイン制御基板 26,34,38 接続基板(基板) 30 音制御基板 30a 左側部位 36 配電盤 36a 左側部位 36b 右側部位 40 誘導樋 42 球タンク 44,46,48,50,52,54,56,58,6
0,62 コネクタ(接続部) 70,72,74,76,84,86 標識(基板識別
手段) 80,82 標識群(接続部識別手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも信号を出力する接続部をそれ
    ぞれが一つ以上備えた二つ以上の基板と、 前記基板の近傍に配置した部材や装置等に設け、前記二
    つ以上の基板を識別可能にするための基板識別手段とを
    有する遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 基板識別手段は、貼付部材の貼り付け,印刷,部材や装
    置等の全部または一部の素材を変更することによって二
    つ以上の基板を識別可能にする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機にお
    いて、 接続部の近傍に配置した部材や装置等に設け、前記一つ
    以上の接続部を識別可能にするための接続部識別手段を
    有する遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した遊技機において、 接続部識別手段は、貼付部材の貼り付け,印刷,部材や
    装置等の少なくとも一部を変更することによって一つ以
    上の接続部を識別可能にする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 二つ以上の接続部を備えた基板について、前記接続部の
    形状をそれぞれ異ならせた遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 符号,色彩,図形等のうち少なくとも一つを異ならせて
    二つ以上の基板または一つ以上の接続部を識別可能にす
    る遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004209218A (ja) * 2002-12-19 2004-07-29 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006223641A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2007195619A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機管理システム及び該遊技機管理システムに用いられる遊技機

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