JP2001292838A - キャビネット構造 - Google Patents

キャビネット構造

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JP2001292838A JP2000182165A JP2000182165A JP2001292838A JP 2001292838 A JP2001292838 A JP 2001292838A JP 2000182165 A JP2000182165 A JP 2000182165A JP 2000182165 A JP2000182165 A JP 2000182165A JP 2001292838 A JP2001292838 A JP 2001292838A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットを構成するパネル同士を相互に
係合することで固定可能として、部品点数を低減して製
造コストおよび組立て時の手間を低減する。 【解決手段】 両側面パネル22,23に、取付支柱1
8の被係合受部18aに係合する係合フック22c,2
3cが形成される。上面パネル24に、両側面パネル2
2,23の被係合溝22d,23dに係合する係合辺24
a,24aが形成される。後面パネル21に、取付支柱
18の被係合突起18bに係合する係合長孔21eと、
上面パネル24の被係合溝24bに係合する係合辺21
dが形成される。前面パネル27の前上部パネル25
に、取付支柱18の被係合突起18bに係合する係合長
孔25eと、上面パネル24の被係合溝24bに係合す
る係合辺25dが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はキャビネット構造
に関し、更に詳細には、キャビネットを構成する複数の
パネルの取付けおよび取外しを容易な構造とし、メンテ
ナンス等を簡単かつ迅速に行ない得るようにしたキャビ
ネット構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に食器保管庫等の筐体上部には、
該保管庫を稼働させる各種電装部品等が備えられてい
る。これらの電装部品は、保管庫を適正に使用するた
め、構成部品の中でも最も調整・補修等が必要なもので
ある。このような食器保管庫に関し、図31、図32お
よび図33を参照して以下説明する。図示の食器保管庫
50は、前方に開放する扉32,32を備えた保管庫本
体34と、該保管庫本体34の上部に配設されて制御室
51を内部画成する制御室キャビネット52とから基本
的に構成される。保管庫本体34の天板上には、その四
方の隅部に支柱36が夫々立設され、この4本の支柱3
6に、制御室キャビネット52を構成する5枚のパネル
53,54,55,56,57が、ネジ60により夫々着脱
可能に固定されるようになっている。
【0003】前記制御室キャビネット52は、後面パネ
ル53、右側面パネル54、左側面パネル55、上面パ
ネル56および前面パネル57から構成され、前記保管
庫本体34の天板上に配設された各種電装部品および該
電装部品を制御する電装箱58が収納されている。また
前面パネル57の所定位置には、食器保管庫50の制御
を司る制御パネル59が設けられており、該制御パネル
59と、前記電装箱58とは配線によって接続されてい
る。前記制御室キャビネット52の各パネル53,54,
55,56,57の前記支柱36への取付け態様について
は、各支柱36のパネル取付部(左右・前後および上部)
にネジ孔が夫々螺設されており、各ネジ孔に対応して各
パネル53,54,55,56,57に穿設されている取付
孔を整列状態として、各取付孔から挿通した前記ネジ6
0をネジ孔に螺挿することで固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、制御
室キャビネット52を構成する各パネル53,54,5
5,56,57は、夫々が複数のネジ60によって固定さ
れているため、該ネジ60の使用数が多くなって製造コ
ストが嵩む難点がある。また、各種電装部品等の調整・
補修のために必要に応じて前記各パネル53,54,5
5,56,57を取外す際には、各パネル毎に多数のネジ
60を取外さなければならず、手間がかかる問題が指摘
される。なお、前記後面パネル53、右側面パネル5
4、左側面パネル55については、ネジ60に代えてリ
ベット等により固定されて取外し可能とはなっていない
場合があり、このような構成では、各種電装部品等の調
整・補修には、非常に手間がかかっていた。
【0005】また、前記食器保管庫50の作動に関する
制御を司る制御パネル59が前面パネル57に取付けら
れているため、該前面パネル57を取外して制御室51
内を前面側から目視可能な状態にするには、制御パネル
59と電装箱58との配線を取外さなくてはならない。
しかるにこのような状態では、前記制御室51内部に配
設されている各種電装部品等の調整・補修は可能となる
が、その作動確認を行なうことはできず、やはりその調
整・補修について手間がかかる欠点が指摘される。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、キャビネットを構成するパネル同
士を相互に係合させることで固定可能とし、これにより
部品点数を低減して製造コストおよび組立て時の手間を
低減し得る新規なキャビネット構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係るキャビネット構造
は、本体上部に配設された前面パネル、後面パネル、上
面パネルおよび両側面パネルにより、所要の室を画成す
るキャビネットにおいて、前記本体上部の所定位置に立
設された少なくとも4本の取付支柱の夫々には、前面パ
ネル、後面パネルおよび両側面パネルに対する取付部側
に被係合部が設けられ、前記両側面パネルは、各取付支
柱に対する取付部側に設けられた側部係合部を、該取付
支柱の対応する被係合部に対して係脱可能に係合するこ
とで取付支柱に取付けられ、前記上面パネルは、前記両
側面パネルに設けられた側部被係合部に対して上方から
係脱可能に係合する上部係合部を該側部被係合部に係合
することで取付けられ、前記後面パネルは、各取付支柱
に対する取付部側に設けられた後部第1係合部を、該取
付支柱の被係合部に対して係脱可能に係合することで取
付支柱に取付けられた状態で、該後面パネルに設けられ
た後部第2係合部が前記上面パネルの後側に設けられた
上部被係合部に上方から係脱可能に係合し、前記前面パ
ネルは、各取付支柱に対する取付部側に設けられた前部
第1係合部を、該取付支柱の被係合部に対して係脱可能
に係合することで取付支柱に取付けられた状態で、該前
面パネルに設けられた前部第2係合部が前記上面パネル
の前側に設けられた上部被係合部に上方から係脱可能に
係合し、前記後面パネルおよび前面パネルは、前記取付
部材に固定部材を介して着脱可能に固定されていること
を特徴とする。
【0008】前記課題を克服し、所期の目的を達成する
ため、本願の別の発明に係るキャビネット構造は、本体
上部に配設された前面パネル、後面パネル、上面パネル
および両側面パネルにより、所要の室を画成するキャビ
ネットにおいて、前記本体上部の前側において左右に離
間して立設された一対の取付支柱には、前面パネルおよ
び両側面パネルに対する取付部側に前面被係合部および
側面被係合部が夫々設けられ、前記両側面パネルおよび
後面パネルが一体的に形成された主パネルは、両側面パ
ネルの取付支柱に対する取付部側に設けられた側面係合
部を、該取付支柱の対応する側面被係合部に対して係脱
可能に係合すると共に、該主パネルの後下部に設けられ
た後下部係合部を、前記本体上部の後側に設けた後部被
係合部に対して係脱可能に係合することで本体に取付け
られ、前記上面パネルは、その後部に設けられた後部係
合部を、前記後面パネルに設けられた後上部被係合部に
対して係脱可能に係合すると共に、該上面パネルの両側
部に設けられた側部係合部を、前記両側面パネルに設け
られた側上部被係合部に対して上方から係脱可能に係合
することで取付けられ、前記前面パネルは、各取付支柱
に対する取付部側に設けられた前面係合部を、該取付支
柱の前面被係合部に対して係脱可能に係合することで取
付支柱に取付けられた状態で、該前面パネルに設けられ
た上部係合部が前記上面パネルの前側に設けられた前部
被係合部に上方から係脱可能に係合し、前記前面パネル
は、前記取付部材に固定部材を介して着脱可能に固定さ
れていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るキャビネット
構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
て以下説明する。なお、各実施例に係る食器保管庫の保
管庫本体の構造は、従来の技術で説明した構造と同一で
あるので、既出の部材には同一の符号を用いるものとす
る。また、各実施例の説明において前後および左右と
は、食器保管庫を前面側(正面側)から視た状態で指称す
る。
【0010】
【第1実施例】図1は、第1実施例に係る好適な食器保
管庫の上部に配設した制御室キャビネットを分解して示
す分解斜視図、図2は食器保管庫の概略正面図である。
【0011】(全体構成について)第1実施例に係る食器
保管庫10は、図2に示す如く、矩形箱状の本体として
の保管庫本体34の内部に、前方側に開口して食器を保
管する収納室12が画成されると共に、該保管庫本体3
4の上部には、制御室(室)13を内部画成する制御室キ
ャビネット(キャビネット)14が配設されている。また
保管庫本体34の前面には、収納室12の前面開口部を
開閉可能な扉32,32が配設される。
【0012】前記制御室キャビネット14は、図1に示
す如く、保管庫本体34の天板35上に配設した各種制
御用電装部品および該電装部品の制御を司る電装箱16
を、後面パネル21、右側面パネル22、左側面パネル
23、上面パネル24および前面パネル27で覆うよう
構成される。また電装箱16の前面には、後述する接続
コード26dが接続されるコネクタ16aが設けられて
いる。前記各パネル21,22,23,24,27は、保管
庫本体34における天板35上の四方の隅部に立設され
た4本の取付支柱18,18,18,18に対して着脱可
能に取付けられている。また天板35の前側両端部近傍
には、後述する制御パネル26の取付孔26f,26f
と連通して、ネジ29を螺挿することで該制御パネル2
6を固定するネジ孔35a,35aが螺設されている。
【0013】(取付支柱について)前記各取付支柱18
は、図3に示す如く、平面視において略L字形を呈し、
その両辺部が直交する角部を、前記制御室キャビネット
14の対応する隅部に略一致すると共に、各辺部が前
面、右側面、左側面または後面の隣り合った2辺の向き
に合致する姿勢で天板35上に立設される。そして、天
板35の後側で左右に離間する一対の取付支柱18,1
8の後側に後面パネル21が取付けられると共に、前側
で左右に離間する一対の取付支柱18,18の前側に前
面パネル27が取付けられる。また天板35の右側にお
いて前後に離間する一対の取付支柱18,18の右側に
右側面パネル22が取付けられると共に、左側で前後に
離間する一対の取付支柱18,18の左側に左側面パネ
ル23が取付けられるようになっている。なお、4本の
取付支柱18は、前記天板35に対する配設姿勢が異な
るだけで、その基本的な構成は同一である。
【0014】前記右側の前後に配設される各取付支柱1
8における右側面パネル22と対向する一方の辺部の右
側面(取付部側)には、該パネル22に設けられた後述す
る係合フック22c,22cが係脱可能な2つの被係合
部としての被係合受部18a,18aが上下に所定間隔
離間して設けられている。また左側の前後に配設される
各取付支柱18における左側面パネル23と対向する一
方の辺部の左側面(取付部側)には、該パネル23に設け
られた後述する係合フック23c,23cが係脱可能な
2つの被係合部としての被係合受部18aが上下に所定
間隔離間して設けられている。後側の左右に配設される
各取付支柱18における後面パネル21と対向する他方
の辺部の後面(取付部側)には、該パネル21の後述する
係合長孔21e,21eに係脱可能な2つの被係合部と
しての被係合突起18b,18bが上下に所定間隔離間
して設けられている。更に、前側の左右に配設される各
取付支柱18における前面パネル27と対向する他方の
辺部の前面(取付部側)には、該パネル27の後述する係
合長孔25e,25e,26e,26eに係脱可能な2つ
の被係合部としての被係合突起18b,18bが上下に
所定間隔離間して設けられている。なお、各係合突起1
8bには、その先端から離間する部位に全周に亘って所
定深さだけ凹んだ溝部18cが設けられている。
【0015】図3に示す如く、前記後側の左右に配設さ
れる各取付支柱18における他方の辺部の上端部には、
後方に水平に延出する取付部18dが形成され、該取付
部18dに上下方向に貫通するネジ孔18eが螺設され
ている。また前側の左右に配設される各取付支柱18に
おける他方の辺部の上端部には、前方に水平に延出する
取付部18dが形成され、該取付部18dに上下方向に
貫通するネジ孔18eが螺設されている。そして、前記
後面パネル21および前面パネル27が、4つのネジ孔
18eに螺挿される固定手段としてのネジ28を介して
後側または前側に位置する取付支柱18,18に着脱可
能に固定されるよう構成される。
【0016】(側面パネルについて)前記右側面パネル2
2および左側面パネル23は、図4に示す如く、左右対
称の構造であるので、主に右側面パネル22の構造につ
き説明する。右側面パネル22は、基本的には前記制御
室キャビネット14の右側面の大きさを有すると共に、
制御室13側および下方に開放する箱形に形成される。
そして、外側で垂直に位置する側面壁22aの上端縁
に、上面部22bが内側(制御室13側)に向けて水平に
延出するよう形成される。側面部22aの内側(取付部
側)における前後に所定間隔離間する位置(各取付支柱1
8に対応する位置)には、下方に向かって延出する2つ
の側部係合部としての係合フック22c,22cが上下
に離間して配設され、各係合フック22cが前記対応す
る取付支柱18の被係合受部18aに対して上方から係
脱可能に係合されるよう構成される(図9(a),(b)参
照)。また上面部22bの先端には、その断面形状が上
方に開口した略レ字形状となる側部被係合部としての被
係合溝22dが、前後の取付支柱18,18における対
向する他方の辺部間の対向間隔と略同じ長さに亘って形
成されている。また被係合溝22dの前後両側には、両
取付支柱18,18に右側面パネル22を取付けた際
に、各取付支柱18における他辺部の上面が上面部22
bの下面に当接するのを許容するスリットが設けられて
いる。
【0017】なお、左側面パネル23にも右側面パネル
22と同様に、側面部23aの内側(取付部側)に4つの
係合フック(側部係合部)22cが配設されると共に、上
面部23bの先端には被係合溝(側部被係合部)23dが
形成されている。
【0018】(上面パネルについて)前記上面パネル24
は、図5に示す如く、下方に開口した矩形状の箱体であ
り、前記右側面パネル22および左側面パネル23と対
応する左右両側の側部は、該右側面パネル22および左
側面パネル23の被係合溝22d,23dに対して上方
から係脱可能に係合する上部係合部としての係合辺24
a,24aとして機能する(図11(a),(b)参照)。また
上面パネル24の前面側および後面側には、両側面パネ
ル22,23の被係合溝22d,23dと同様に、その断
面形状が上方に開口した略レ字形状となる上部被係合部
としての被係合溝24bが、左右の取付支柱18,18
における対向する他方の辺部間の対向間隔と略同じ長さ
に亘って夫々形成されている。
【0019】(後面パネルについて)前記後面パネル21
は、図6に示す如く、前方側に開口する矩形状の箱体で
あって、その左右方向の両側面部21a,21aの前端
部には、内側(他方の側面部を指向する側)に向かって直
角に屈曲されて所定長さ延出する側面屈曲部21c,2
1cが形成されている。また後面パネル21の上面部2
1bの前端部には、下方に向かって直角に屈曲されて所
定長さ延出する後部第2係合部としての係合辺21dが
形成され、該係合辺21dが前記上面パネル24の対応
する被係合溝24bに上方から係脱可能に係合するよう
構成される(図13(a),(b)参照)。前記各側面屈曲部
(取付部側)21cには、前記取付支柱18の被係合突起
18b,18bが係脱可能に係合する2つの後部第1係
合部としての係合長孔21e,21eが上下に離間して
穿設されており、各係合長孔21eに対応する被係合突
起18bを係合させることで、取付支柱18,18に対
して後面パネル21が取付けられる(図12(a),(b)参
照)。
【0020】なお、前記後面パネル21の各係合長孔2
1eは、その下端部が前記被係合突起18bの挿入を許
容する大きさに設定される一方、他の部分は若干小さい
寸法に設定される。そして、被係合突起18bの溝部1
8cを小寸法部に係合することで、係合長孔21eから
の被係合突起18bの抜止めがなされるよう構成されて
いる。また後面パネル21における上面部21bの左右
方向両端部近傍には、対応する取付支柱18の取付部1
8dに設けたネジ孔18eに対応する取付孔21fが夫
々穿設され、該取付孔21fに上方から挿通したネジ2
8をネジ孔18eに螺挿することで、後面パネル21が
取付支柱18,18に固定されるようになっている。ま
た後面パネル21の左右の幅寸法は、制御室キャビネッ
ト14の対応する幅寸法に対して、左右の側面パネル2
2,23の幅寸法分だけ短かく設定され、該後面パネル
21の左右両側面が左右の側面パネル22,23で挟ま
れるよう構成される(図12(b)参照)。
【0021】(前面パネルについて)前記前面パネル27
は、前記取付支柱18,18の上部側に取付けられる前
上部パネル25と下部側に取付けられる制御パネル26
との上下に分割可能な2つの部材から構成されている。
前上部パネル25の構造は、基本的には前記後面パネル
21の構造と同様であるが、その高さ寸法が制御パネル
26の高さ寸法分だけ短く設定されている。すなわち、
図7に示す如く、後方側に開口する矩形状の箱体として
形成された前上部パネル25における左右方向の両側面
部25a,25aの後端部には、内側に向かって直角に
屈曲されて所定長さ延出する側面屈曲部25c,25c
が形成される。また前上部パネル25における上面部2
5bの後端部には、下方に向かって直角に屈曲されて所
定長さ延出する前部第2係合部としての係合辺25dが
形成され、該係合辺25dが前記上面パネル24の対応
する被係合溝24bに上方から係脱可能に係合するよう
構成される(図15参照)。前記各側面屈曲部(取付部側)
25cには、対応する取付支柱18の上側に位置する被
係合突起18bが係脱可能に係合する1本の前部第1係
合部としての係合長孔25eが穿設されており、該係合
長孔25eに対応する被係合突起18bを係合させるこ
とで、取付支柱18,18に対して前上部パネル25が
取付けられるようになっている。
【0022】なお、前記前上部パネル25の係合長孔2
5eは、後面パネル21の係合長孔25eと同様に、そ
の下端部が前記被係合突起18bの挿入を許容する大き
さに設定される一方、他の部分は若干小さい寸法に設定
される。そして、被係合突起18bの溝部18cを小寸
法部に係合することで、係合長孔25eからの被係合突
起18bの抜止めがなされるよう構成される。また前上
部パネル25における上面部25bの左右方向両端部近
傍には、対応する取付支柱18の取付部18dに設けた
ネジ孔18eに対応する取付孔25fが夫々穿設され、
該取付孔25fに上方から挿通したネジ28をネジ孔1
8eに螺挿することで、前上部パネル25が取付支柱1
8,18に固定されるようになっている。
【0023】前記制御パネル26は、後方側および上方
側に開口する箱体であり、左右方向の両側面部26a,
26aの後端部には、内側に向かって直角に屈曲されて
所定長さ延出した屈曲部26b,26bが形成されてい
る。そして各屈曲部(取付部側)26bに、前記係合長孔
25eと同一構成の係合長孔(前部第1係合部)26eが
穿設され、両係合長孔26e,26eを介して制御パネ
ル26が取付支柱18,18に取付けられるようになっ
ている。また制御パネル26における下面部26gの左
右方向両端部近傍には、前記天板35に設けたネジ孔3
5aに対応する取付孔26fが夫々穿設され、該取付孔
25fに上方から挿通した固定手段としてのネジ29を
ネジ孔35aに螺挿することで、制御パネル26が天板
35に固定されるよう構成される(図14(a),(b),
(c)参照)。なお、制御パネル26の前面の所定位置に
は、制御ボタン、表示部等を有する司令部26cが配設
されており、該司令部26cの後面には、前記電装箱1
6のコネクタ16aに一端部が接続された所定長さの接
続コード26dの他端部が接続されている。また、前上
部パネル25および制御パネル26の左右の幅寸法は、
前記後面パネル21と同様に制御室キャビネット14の
対応する幅寸法に対して、左右の側面パネル22,23
の幅寸法分だけ短かく設定され、該両パネル25,26
の左右両側面が左右の側面パネル22,23で挟まれる
よう構成される(図14(c)参照)。
【0024】
【第1実施例の作用】次に、第1実施例に係るキャビネ
ット構造の作用につき説明する。前記各パネル21,2
2,23,24,27によって形成される制御室キャビネ
ット14は、以下に述べる順序で組立てられる。なお、
これら各パネル21,22,23,24,27は、図1に示
すように全て分解された状態にあるものとする。
【0025】先ず、制御室キャビネット14の両側面を
構成する右側面パネル22および左側面パネル23を、
図8および図9(a),(b)に示す如く、夫々のパネル2
2,23を対応する右または左側から左右の取付支柱1
8,18に対して取付ける。すなわち、両パネル22,2
3の側面部22a,23aに設けられている各係合フッ
ク22c,23cを、対応する取付支柱18の被係合受
部18aに夫々上方から挿通して係合する。このような
構造で取付けられた両側面パネル22,23は、取付支
柱18,18に対して前後および左右方向への移動が規
制された状態で、上方にだけ移動が可能となっている。
【0026】次に、制御室キャビネット14の上面を構
成する上面パネル24を、図10および図11(a),
(b)に示すように、先に取付けた右側面パネル22およ
び左側面パネル23に載置して取付ける。すなわち、右
側面パネル22および左側面パネル23の被係合溝22
d,23dに対して、上面パネル24に形成した両側の
係合辺24a,24aを上方から係合するよう載置する
ことで取付ける。そしてこの上面パネル24は、右側面
パネル22および左側面パネル23の上方への移動を規
制するべく機能すると共に、自身は両側面パネル22,
23により左右方向への移動が規制される。なお、右側
面パネル22および左側面パネル23の被係合溝22
d,23dは、上方に開口した略レ字形状としてあるの
で、前記係合辺24a,24aにより上面パネル24を
取付ける際の案内となって取付けが容易となる。
【0027】更に、前記制御室キャビネット14の後面
を構成する後面パネル21を、図12(a),(b)に示す
ように取付ける。なお、両側面パネル22,23および
上面パネル24を取付けた状態で、その後面側から後側
の取付支柱18,18に設けられた各被係合突起18b,
18bおよび上面パネル24の被係合溝24bが目視で
きる状態になっている。そして後面パネル21の取付け
に際しては、先ず該パネル21の各係合長孔21eに、
前記対応する被係合突起18bを下端部の大寸法部から
挿入する。次いで前記被係合突起18bの溝部18cを
係合長孔21eの小寸法部に合わせた状態で、当該後面
パネル21を下方にスライド移動させることで、被係合
突起18bが係合長孔21eに抜止め状態で係合する。
また後面パネル21の下方へのスライド移動時に、図1
3(a),(b)に示す如く、前記係合辺21dが前記上面
パネル24における後側の被係合溝24bに上方から係
合する。このとき、後面パネル21における上面部21
bの両端部近傍に穿設された取付孔21f,21fが、
後側の取付支柱18,18に設けられたネジ孔18e,1
8eと連通状態になるので、各取付孔21fに上方から
挿通したネジ28を対応するネジ孔18eに螺挿するこ
とで、後面パネル21は取付支柱18,18に位置決め
固定される。
【0028】最後に、前記制御室キャビネット14の前
面を構成する前面パネル27を、図14(a),(b),(c)
に示すように取付ける。なお、前面パネル27について
は、下部側の制御パネル26、上部側の前上部パネル2
5の順で取付けられるものであって、その取付け方法
は、基本的には前記後面パネル21の取付けと同様であ
る。
【0029】前記制御パネル26については、前側の取
付支柱18,18の下側に位置する被係合突起18b,1
8bを、制御パネル26の係合長孔26e,26eに夫
々挿入係合させる。この制御パネル26を、被係合突起
18b,18bと係合長孔26e,26eとを係合させて
所定位置に位置決めすると、該制御パネル26に設けた
取付孔26f,26fが、前記天板35のネジ孔35a,
35aと連通状態になるので、各取付孔26fに上方か
ら挿通したネジ29を対応するネジ孔35aに螺挿する
ことにより、当該制御パネル26は位置決め固定され
る。なお、制御パネル26の上方は部分的に開口してい
るので(図14(b)参照)、上方側からの工具等の取扱い
は容易であり、ネジ29の螺挿作業を容易に行ない得
る。また、制御パネル26を取付けた後であっても、該
パネル26の上方には前面パネル25が取付けられてい
ないので、制御室13内の目視・調整および前記接続コ
ード26dの司令部26cと電装箱16との接続作業を
容易に行ない得る。
【0030】次に、前記前上部パネル25を、前述した
後面パネル21の取付けと同様に、該前上部パネル25
の係合長孔25e,25eと、対応する取付支柱18,1
8の被係合突起18b,18bとを係合して位置合わせ
を行ない、前上部パネル25の取付孔25f,25f
と、対応する取付支柱18,18のネジ孔18e,18e
とを連通状態としたもとで、各取付孔18eに上方から
挿通したネジ28を対応のネジ孔18eに螺挿すること
で、前上部パネル25は取付支柱18,18に位置決め
固定される。このとき、前上部パネル25の係合辺25
dが、前記上面パネル24における前側の被係合溝24
bに上方から係合し、上面パネル24の上方への移動を
規制する。
【0031】前記後面パネル21および前面パネル27
の取付けが完了することにより、制御室キャビネット1
4が構成される。そして、後面パネル21および前面パ
ネル27の取付け完了により、上面パネル24および左
右の側面パネル22,23が位置決め固定される。すな
わち、両側面パネル22,23の上方への移動を規制す
る上面パネル24の上方および前後方向への移動が、後
面パネル21および前面パネル27により規制されるも
のである。
【0032】前述したように、前記制御室キャビネット
14は、基本的には前後のパネル27,21を固定する
ための6本のネジ28,29により固定されているか
ら、その組立ておよび分解作業を簡単かつ短時間で行な
い得ると共に、ネジ28,29の使用数は少なく、製造
コストを低廉に抑えることができる。また、前記制御室
13に配設されている各種電装部品や電装箱16の調整
・補修に際しては、2本のネジ28を外して前上部パネ
ル25を取付支柱18,18から取外すだけで、制御室
13内を前面側から視認可能となるので、手間がかから
ない。しかも、制御パネル26の司令部26cと電装箱
16とを接続コード26dを介して接続した状態で調整
・補修作業を行ない得るから、作動確認を直に行なうこ
とが可能である。
【0033】なお、前記上面パネル24は、図15に示
す如く、前上部パネル25(前面パネル27)または後面
パネル21の一方を取外した状態で、該上面パネル24
の前方側または後方側を上方に傾動することで、固定状
態の後面パネル21や前上部パネル25から取外し得る
よう構成されている。従って、食器保管庫10の設置状
態によって、前側からしか作業を行なえない場合であっ
ても、前上部パネル25を取外すことにより、上面パネ
ル24および左右の側面パネル22,23を取外すこと
が可能である。
【0034】前述の第1実施例では、取付支柱18に形
成した被係合突起18bに係合する係合長孔21e,2
5e,26eを対応するパネル21,25,26に形成し
た場合で説明したが、逆の構成であってもよい。また取
付支柱18の被係合受部18aと両側面パネル22,2
3の係合フック22c,23cの構成も逆であってもよ
く、この場合は取付支柱18に設けた上方に向けて延出
する係合フック(被係合部)に対して、側面パネル22,
23に設けた係合受部(側部係合部)が上方から挿通され
ることとなる。更に、第1実施例では前面パネル27を
前上部パネル25と制御パネル26との2部材から構成
したが、1部材から構成したものであってもよく、この
場合は前面パネル27の2本のネジ28によって固定さ
れる。更にまた、取付支柱18や各パネル21,22,2
3,24,27に設けられる被係合部および係合部の配設
数は、第1実施例の数に限定されるものでなく、各種仕
様に応じて任意の数に設定し得るものである。なお、本
発明のキャビネット構造は、第1実施例のような食器保
管庫に限定されるものでなく、冷蔵庫や温蔵庫等の各種
の分野のものに採用し得るものある。
【0035】
【第2実施例】図16は、第2実施例に係る制御室キャ
ビネット(キャビネット)を分解状態で示す斜視図であっ
て、該制御室キャビネット120は、保管庫本体34の
上部に配設した前記電装箱16を、左右の両側面パネル
180,180と後面パネル200とを一体的に形成し
た主パネル160、上面パネル300および前面パネル
310で覆うよう構成されるものであって、その内部に
制御室13を画成することは、前述した第1実施例と同
様である。
【0036】(取付支柱について)図16に示す如く、保
管庫本体34上部の前側には、左右に離間して制御室キ
ャビネット120を構成する一対の取付支柱140,1
40が配設されている。各取付支柱140は、図に示す
ように、上方から視た形状がL字形を呈し、保管庫本体
34の前面側に第1折曲部140aを位置させると共
に、第2折曲部140bを対応する右または左側面と略
整列するよう配置されている。第2折曲部140bに
は、上下方向に所定間隔離間して、外側に延出した後に
上方に向けて略直角に折曲形成された側面被係合部とし
ての係止受部140cが2個所に設けられている。また
第1折曲部140aには、その前面側に、後述する前上
部パネル340を係止する前面被係合部としての上係止
突起140eと、制御パネル320を係止する同じく前
面被係合部としての下係止突起140dとが設けられる
と共に、該折曲部140aの上端部には、前上部パネル
340の支持固定に供されるネジ孔150aを螺設した
突片150が、保管庫本体34の前面側に略水平に突出
するよう形成されている。なお取付支柱140は、保管
庫本体34の上部に、例えばリベット等の止着部材(図
示せず)で支持固定してある。
【0037】(主パネルについて)前記取付支柱140,
140には、主パネル160が着脱可能に取付けられ
る。すなわちこの主パネル160は、前記取付支柱14
0,140に一部分が係止され、前記保管庫本体34の
左右両側面と整列する両側面パネル180,180およ
び後面と整列する後面パネル200が一体的に形成され
たものである。各側面パネル180における前面側に近
接した位置に、対応する取付支柱140の係止受部14
0c,140cと対応するよう側面係合部としての2つ
の係止金具220,220が上下方向に所定間隔離間し
て配設される。各係止金具220は、図16あるいは図
19に示すように、短冊状の板材をL形に折曲すると共
に、内側(制御室側)に延出する短辺の開放端から側面パ
ネル180の内側面に向けて下方傾斜させたフランジ状
部220aを一体的に形成した部材であって、L形の長
辺を側面パネル180に固定してある。なお係止金具2
20,220の上下に離間する長さは、前記係止受部1
40c,140cの上下に離間する長さに対応するよう
設定されている。
【0038】前記主パネル160の後面側を前記保管庫
本体34に支持固定するための2組の係止手段240,
240が、該主パネル160およびこれが載置される保
管庫本体34の上面部における所定部位に夫々設けられ
ている。主パネル160側に設けられる一方の係止手段
240は、断面L形に折曲形成された所要長さの係止具
260であって、前記後面パネル200と各側面パネル
180が連続している左右両後隅部において、両パネル
200,180に当接する状態で夫々配設されている。
この係止具260の下端部には、図16および図18に
示すように、L形を形成する2辺と対応して矩形状に形
成された板部分270が水平状態で一体的に形成される
と共に、この板部分270に、前部側に対して後部側が
僅かに大径に開設された後下部係合部としての係合長孔
270aが開設されている。また保管庫本体34上面部
の後側には、両係止具260,260と対応する左右に
離間する位置に、他方の係止手段240を構成して、各
係合長孔270aが係脱可能に係合する後部被係合部と
しての被係合突起280が夫々突設されている。なお、
この被係合突起280としては、例えばネジを利用する
ことができるが、第1実施例の被係合突起18bと同じ
構成のものであってもよい。
【0039】前記係合長孔270aにおける後部側の直
径は、前記被係合突起280の頭部の通過を充分許容す
ると共に、前部側の直径は該被係合突起280の頭部と
係合し得る寸法に設定されている。そして主パネル16
0を保管庫本体34の上面部に取付けるに際しては、後
述するように、係合長孔270aの後部側を被係合突起
280に挿通させると共に、前記係止金具220,22
0のフランジ状部220a,220aを取付支柱140
の係止受部140c,140cに上方から係止した後、
該主パネル160を保管庫本体34の後側に移動させる
ことで、主パネル160が保管庫本体34の上面部に係
止固定される。
【0040】前記主パネル160を構成する前記各側面
パネル180の上端部から内側に向かって所要幅で張出
した張出し部の内端縁部には、該主パネル160の前面
部近傍から後面部に至る部位に亘って側上部被係合部と
しての係止溝180aが形成されている。この係止溝1
80aは、図23に示すように、張出し部の内端縁を主
パネル16の下方に折曲した後、所要角度で斜め上方に
再度折曲することで上方に開放するよう構成されたもの
であって、後述する如く、上面パネル300に形成され
た係止片300bが係脱可能に係合されるようになって
いる。また、後面パネル200の上端部から内側に向か
って所要幅で張出した張出し部の内端縁部には、下方に
向けて略直角に折曲された後上部被係合部としてのフラ
ンジ部200aが形成されており、該フランジ部200
aに上面パネル300に形成された係止部300aが係
脱可能に係合されるよう構成してある。
【0041】(上面パネルについて)前記主パネル160
には、その上方から上面パネル300が着脱可能に取付
けられるようになっている。すなわち該上面パネル30
0は、図16および図21に示すように、主パネル16
0の開放上面部を閉成し得る寸法に設定された板材であ
って、前記後面パネル200の上端部に形成したフラン
ジ部200aと係合可能な後部係合部としての係止部3
00aが後面側に形成されると共に、前記各側面パネル
180の上端部に形成した係止溝180aに対してその
上方から係合可能な側部係合部としての係止片300b
が幅方向両側端部に夫々形成されている。この係止部3
00aは、図22に示すように、後面側に突出する断面
L字状に折曲形成された部分であって、前記係止溝18
0a,180aが相互に離間する幅よりも若干短い幅寸
法に設定される。また係止片300bは、幅方向の端縁
部から下方に略直角に折曲形成された帯状の部分であっ
て、係止溝180aが形成された範囲と対応する範囲に
設定されている。更に上面パネル300の前面側開放端
には、後面側に形成した係止部300aと略同一の範囲
で前部被係合部としての係止縁部300cが折曲形成さ
れている。そして、この係止縁部300cには、前上部
パネル340のフランジ部340dが係合するよう構成
されている。
【0042】(前面パネルについて)前記取付支柱14
0,140の前面に取付けられる前面パネル310は、
該取付支柱140,140の上部側に取付けられる前上
部パネル340と下部側に取付けられる制御パネル32
0との上下に分割可能な2つの部材から構成されてい
る。前上部パネル340は、図16および図24に示す
ように、左右幅寸法が、主パネル160における側面パ
ネル180,180の離間幅と略同一になるよう寸法設
定されたものであって、後面側の幅方向両側において取
付支柱140の第1折曲部140aと平行に形成された
所要幅の各フランジ部340aに、前記上係止突起14
0eに係脱可能な前面係合部としての係合長孔340b
が縦方向に夫々開設されている。この係合長孔340b
は、下方に位置する部位が上係止突起140eの大径頭
部の通過を許容すると共に、上方に位置する部位が該上
係止突起140eの大径頭部の通過を許容しない直径寸
法に設定されている。また前上部パネル340は、後面
側の開口部から内側に差込まれた両取付支柱140,1
40の突片150,150に上板の下面が載置されると
共に、各突片150のネジ孔150aと対応する位置の
上板に通孔340cが開設されている。すなわち、後述
するように、この通孔340cに上方から挿通した固定
部材としての止着ネジ350(図28参照)をネジ孔15
0aに螺挿することで、前上部パネル340が保管庫本
体34の上面部に支持固定されるよう構成される。な
お、前上部パネル340の後面側の上部には、前記上面
パネル300の前端部に折曲形成された前記係止縁部3
00cに係脱可能に係合する上部係合部としてのフラン
ジ部340dが形成されている。
【0043】前記制御パネル320は、図16および図
25に示すように、左右幅寸法が前記前上部パネル34
0と同一に設定されており、その前面部が上端から下端
に向けて内側に僅かに傾斜するよう形成されている。ま
た後面側の幅方向両側において取付支柱140の第1折
曲部140aと平行に形成された所要幅の各フランジ部
320aには、前記取付支柱140の下係止突起140
dに係脱可能な前面係合部としての係合長孔320bが
縦方向に夫々開設されている。この係合長孔320b
は、下方に位置する部位が下係止突起140dの大径頭
部の通過を許容すると共に、上方に位置する部位が該下
係止突起140dの大径頭部の通過を許容しない直径寸
法に設定されている。更に制御パネル320には、前記
電装箱16等の電装部品に接続する司令部360が配設
されている。なお制御パネル320を係止する下係止突
起140dおよび前上部パネル340を係止する上係止
突起140eは、何れもビス等の止着部材が好適に使用
される。
【0044】
【第2実施例の作用】次に、前述した第2実施例に係る
キャビネット構造の作用につき説明する。前記取付支柱
140,140は、前述したように、保管庫本体34の
上面部に図示しないリベット等の部材を介して支持固定
される。この取付支柱140,140に対して、先ず前
記主パネル160を取付ける。この取付けに際しては、
図17に示すように、主パネル160を保管庫本体34
の上面と平行に整列させた状態でその略鉛直上方から上
面に向けて到来させ、前記各係止手段240をなす前記
係止具260に形成された係合長孔270aを、他方の
係止手段240である前記被係合突起280に大径部側
を介して挿通させると共に、各側面パネル180の前記
係止金具220,220のフランジ状部220a,220
aを第2折曲部140bの外側から上下の各係止受部1
40c,140cに夫々上方から臨ませて係止する。
【0045】そして、前述した状態から主パネル160
の全体を保管庫本体34の後方に移動させることで、係
止手段240の被係合突起280が係合長孔270aの
所謂小径部方向に相対的に移動した抜止めされると共
に、側面パネル180の各係止金具220が、取付支柱
140の係止受部140cに係合した状態で後端部側に
移動する。これにより主パネル160は、図18および
図19に示すように、前記後面パネル200が被係合突
起280と係止具260との係合によって左右方向およ
び上方向への移動が規制される。また側面パネル180
は、係止金具220によって左右方向への移動が規制さ
れた状態で、図20に示すように、その前端部が、保管
庫本体34の前端部に垂直方向で整列するようになる。
【0046】次に、前述したように保管庫本体34に取
付けた主パネル160に対し、その上方から前記上面パ
ネル300を取付ける。この上面パネル300は、図2
1に示すように、後面側の前記係止部300aにおける
開放端部を、前記後面パネル200のフランジ部200
aの下方に斜め上方から差込んだ状態で係止させ、該係
止部300aを支点として上面パネル300全体を主パ
ネル160に対して下方に回動させる。この際に、前述
したように、該上面パネル300の幅方向両側に形成し
た前記係止片300b,300bが、側面パネル180,
180の張出し部に設けた係止溝180a,180aに
上方から載置係合されることで、図22および図23に
示すように、上面パネル300がその上端面を主パネル
160の上端面と整列させた状態で取付けられる。なお
上面パネル300の前端部に形成した係止縁部300c
は、その前端面が前記取付支柱140,140における
第1折曲部140a,140aの前端面と整列する。ま
たこの段階では、該上面パネル300は左右方向への移
動のみが規制された状態にある。
【0047】次に、前記取付支柱140,140の前面
に、前記制御パネル320を取付ける。すなわち、この
制御パネル320は、図26に示すように、前記各フラ
ンジ部320aに形成した係合長孔320bの大径部
を、対応する取付支柱140に配設した係止突起140
dに挿通させた後、該係合長孔320bに沿って制御パ
ネル320を下方に移動させる。これによって、制御パ
ネル320は、図27に示すように、その下端部を保管
庫本体34の上面に落着すると共に、係止突起140
d,140dにより前方への移動が規制された状態で支
持固定される。更に、取付支柱140,140の前面に
おける制御パネル320の上部に、前記前上部パネル3
40を取付ける。すなわち、前上部パネル340は、図
28に示すように、各取付支柱140に配設した係止突
起140eに係合長孔340bの大径部を夫々挿通させ
た後、該係合長孔340bの延在方向に沿って前上部パ
ネル340を下方に移動させる。これにより前上部パネ
ル340は、その下端部が制御パネル320の上面に当
接すると共に、後面側上部に形成したフランジ部340
dが、上面パネル300の前記係止縁部300cに上方
から係合される(図29参照)。また前上部パネル340
の上板下面は、取付支柱140,140における前記突
片150,150の上面に当接載置される。そして、前
上部パネル340の各通孔340cに上方から挿通した
止着ネジ350を、対応する突片150のネジ孔150
aに夫々螺挿することにより、図28および図30に示
すように、該前上部パネル340が保管庫本体340の
上面部に支持固定される。
【0048】すなわち、前上部パネル340を取付支柱
140,140にネジ止めすることで、制御室キャビネ
ット120を構成する前記主パネル160は、該前上部
パネル340および制御パネル320で前方への移動が
規制されるため、前記係止具260と被係合突起280
との係合によってその後面側の係止状態が保持される。
また上面パネル300は、主パネル160の後面側と係
合した前記係止部300aと前上部パネル340のフラ
ンジ部340dに係合する係止縁部300cによって上
方への移動が規制される。しかも、上面パネル300が
前上部パネル340で移動規制されることにより、上面
パネル300の幅方向両端部に形成した前記係止片30
0b,300bが、側面パネル180,180の張出し部
を上面から支持して主パネル160の上方への移動を好
適に規制する。更に制御パネル320は、前上部パネル
340が載置されて上方への移動が規制されることで本
体上面から抜止めされる。
【0049】前述したように、第2実施例に係る前記制
御室キャビネット120では、基本的には前上部パネル
340を固定するための2本の止着ネジ350により固
定されているから、その組立ておよび分解作業を更に簡
単かつ短時間で行ない得ると共に、止着ネジ350の使
用数は少なく、製造コストを低廉に抑えることができ
る。また、前記制御室13に配設されている各種電装部
品や電装箱16の調整・補修に際しては、2本の止着ネ
ジ350を外して前上部パネル340を取付支柱14
0,140から取外すだけで、制御室13内を前面側か
ら視認可能となるので、手間がかからない。しかも、制
御パネル320の司令部360と電装箱16とを接続コ
ード26dを介して接続した状態で調整・補修作業を行
ない得るから、作動確認を直に行なうことが可能であ
る。なお、前記上面パネル300は、前上部パネル34
0を取外した状態で、該上面パネル300の前面側を上
方に傾動することで、主パネル160から取外し得るよ
う構成されている。従って、食器保管庫10の設置状態
によって、前側からしか作業を行なえない場合であって
も、前上部パネル340を取外すことにより、上面パネ
ル300を取外すことが可能である。
【0050】前述した第2実施例のキャビネット構造に
おいて、係止受部140cと係止金具220、上下の係
止突起140e,140dと係合長孔340b,320
b、および被係合突起280と係合長孔270aとの関
係については、夫々配設部位を逆にした構成を採用可能
である。
【0051】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るキャ
ビネット構造によれば、キャビネットを構成する各パネ
ル同士を相互に係合したもとで、前後のパネルを固定手
段を用いて固定することで、全てのパネルが位置決め固
定されるよう構成したから、キャビネットの分解・組立
てを簡単に行なうことができ、これに伴い室内に配置さ
れる各種電装部品等の調整・補修を容易に行なうことが
できる。また、キャビネットを構成する全てのパネル
が、少ない固定手段で固定可能であるから、部品点数お
よび組立工数を大きく低減して製造コストを低廉に抑え
る効果を奏する。
【0052】なお、両側面パネルと後面パネルとを一体
的に形成した主パネルを用いる構成では、固定手段を更
に少なくすることができ、部品点数および組立工数を更
に低減して製造コストを低廉に抑えることが可能とな
る。
【0053】更に、前面パネルを上下に分割可能な前上
部パネルと制御パネルとから構成したので、制御パネル
を取外すことなく、室内に配置される各種電装部品の調
整・補修が可能となる。すなわち、各種電装部品の調整
・補修を行ないながら、その作動確認を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構成
する各パネルを分解して示す分解斜視図である。
【図2】 第1実施例に係る食器保管庫を示す正面図で
ある。
【図3】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構成
する各パネルを取付ける取付支柱を示す斜視図である。
【図4】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構成
する両側面パネルを示す斜視図である。
【図5】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構成
する上面パネルを示す斜視図である。
【図6】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構成
する後面パネルを示す斜視図である。
【図7】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構成
する前面パネルを示す斜視図である。
【図8】 第1実施例に係る取付支柱に両側面パネルを
取付ける状態を示す説明図である。
【図9】 第1実施例に係る取付支柱に右側面パネルを
取付ける状態を示す要部縦断正面図である。
【図10】 第1実施例に係る両側面パネルに上面パネ
ルを取付ける状態を示す説明図である。
【図11】 第1実施例に係る両側面パネルに対して上
面パネルを取付ける状態を示す要部縦断正面図である。
【図12】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構
成する後面パネルを取付ける状態を示す説明図である。
【図13】 第1実施例に係る後面パネルと上面パネル
との係合部位を拡大して示す要部縦断側面図である。
【図14】 第1実施例に係る制御室キャビネットを構
成する前面パネルを取付ける状態を示す説明図である。
【図15】 第1実施例に係る前面パネルを取外すこと
で上部パネルを取外し得る状態を示す説明図である。
【図16】 第2実施例に係る制御室キャビネットを構
成する各パネルを分解して示す分解斜視図である。
【図17】 第2実施例に係るキャビネット構造におい
て、主パネルを取付ける状態を示す縦断側面図である。
【図18】 第2実施例に係る主パネルを保管庫本体の
上面部に配設した状態を示す要部縦断側面図である。
【図19】 第2実施例に係る主パネルを保管庫本体の
上面部に配設した状態を示す要部縦断正面図である。
【図20】 第2実施例に係る主パネルを保管庫本体の
上面部に配設した状態を示す要部平面図である。
【図21】 第2実施例に係る主パネルの上面に上面パ
ネルを配設する状態を示す縦断側面図である。
【図22】 第2実施例に係る主パネルの上面に上面パ
ネルを配設した状態を示す要部縦断側面図である。
【図23】 第2実施例に係る主パネルの上面に上面パ
ネルを配設した状態を示す要部縦断正面図である。
【図24】 第2実施例に係る前上部パネルを示す一部
切欠正面図である。
【図25】 第2実施例に係る制御パネルを示す一部切
欠正面図である。
【図26】 第2実施例に係る制御パネルを取付支柱に
配設する状態を示す要部縦断側面図である。
【図27】 第2実施例に係る制御パネルを取付支柱に
配設した状態を示す要部正面図である。
【図28】 第2実施例に係る前上部パネルを取付支柱
に配設する状態を示す要部縦断側面図である。
【図29】 第2実施例に係る前上部パネルを取付支柱
に配設した状態を示す一部切欠正面図である。
【図30】 第2実施例に係る前上部パネルを取付支柱
に配設した状態を示す要部平面図である。
【図31】 従来の技術に係る食器保管庫を示す正面図
である。
【図32】 従来の技術に係る食器保管庫の上面パネル
を一部切欠いて示す平面図である。
【図33】 従来の技術に係る食器保管庫を、制御室キ
ャビネットを構成する各パネルを取外した状態で示す斜
視図である。
【符号の説明】
13 制御室(室),16 電装箱,14 制御室キャビネ
ット(キャビネット) 18 取付支柱,18a 被係合受部(被係合部) 18b 被係合突起(被係合部),21 後面パネル 21d 係合辺(後部第2係合部),21e 係合長孔(後
部第1係合部) 22 右側面パネル,22c 係合フック(側部係合部) 22d 被係合溝(側部被係合部),23 左側面パネル 23c 係合フック(側部係合部),23d 被係合溝(側
部被係合部) 24 上面パネル,24a 係合辺(上部係合部) 24b 被係合溝(上部被係合部),25 前上部パネル 25d 係合辺(前部第2係合部),25e 係合長孔(前
部第1係合部) 26 制御パネル,26e 係合長孔(前部第1係合部),
26c 司令部 27 前面パネル,28 ネジ(固定手段),34 保管庫
本体(本体) 120 制御室キャビネット(キャビネット),140 取
付支柱 140c 係止受部(側面被係合部),140d 下係止突
起(前面被係合部) 140e 上係止突起(前面被係合部),160 主パネル 180 側面パネル,180a 係止溝(側上部被係合
部),200 後面パネル 200a フランジ部(後上部被係合部),220 係止金
具(側面係合部) 270a 係合長孔(後下部係合部),280 被係合突起
(後部被係合部) 300 上面パネル,300a 係止部(後部係合部) 300b 係止片(側部係合部),300c 係止縁部(前
部被係合部) 310 前面パネル,320 制御パネル,320b 係
合長孔(前面係合部) 340 前上部パネル,340b 係合長孔(前面係合部) 340d フランジ部(上部係合部),350 止着ネジ
(固定部材) 360 司令部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 初男 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 加藤 園生 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 溝口 岳博 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 岩本 高志 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3B054 AA03 DA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(34)上部に配設された前面パネル(2
    7)、後面パネル(21)、上面パネル(24)および両側面パネ
    ル(22,23)により、所要の室(13)を画成するキャビネッ
    ト(14)において、 前記本体(34)上部の所定位置に立設された少なくとも4
    本の取付支柱(18)の夫々には、前面パネル(27)、後面パ
    ネル(21)および両側面パネル(22,23)に対する取付部側
    に被係合部(18a,18b)が設けられ、 前記両側面パネル(22,23)は、各取付支柱(18,18)に対す
    る取付部側に設けられた側部係合部(22c,23c)を、該取
    付支柱(18,18)の対応する被係合部(18a,18a)に対して係
    脱可能に係合することで取付支柱(18,18)に取付けら
    れ、 前記上面パネル(24)は、前記両側面パネル(22,23)に設
    けられた側部被係合部(22d,23d)に対して上方から係脱
    可能に係合する上部係合部(24a,24a)を該側部被係合部
    (22d,23d)に係合することで取付けられ、 前記後面パネル(21)は、各取付支柱(18,18)に対する取
    付部側に設けられた後部第1係合部(21e,21e)を、該取
    付支柱(18,18)の被係合部(18b,18b)に対して係脱可能に
    係合することで取付支柱(18,18)に取付けられた状態
    で、該後面パネル(21)に設けられた後部第2係合部(21
    d)が前記上面パネル(24)の後側に設けられた上部被係合
    部(24b)に上方から係脱可能に係合し、 前記前面パネル(27)は、各取付支柱(18,18)に対する取
    付部側に設けられた前部第1係合部(25e,25e,26e,26e)
    を、該取付支柱(18,18)の被係合部(18b,18b)に対して係
    脱可能に係合することで取付支柱(18,18)に取付けられ
    た状態で、該前面パネル(27)に設けられた前部第2係合
    部(25d)が前記上面パネル(24)の前側に設けられた上部
    被係合部(24b)に上方から係脱可能に係合し、 前記後面パネル(21)および前面パネル(27)は、前記取付
    部材(18,18)に固定部材(28)を介して着脱可能に固定さ
    れていることを特徴とするキャビネット構造。
  2. 【請求項2】 本体(34)上部に配設された前面パネル(3
    10)、後面パネル(200)、上面パネル(300)および両側面
    パネル(180,180)により、所要の室(13)を画成するキャ
    ビネット(120)において、 前記本体(34)上部の前側において左右に離間して立設さ
    れた一対の取付支柱(140,140)には、前面パネル(310)お
    よび両側面パネル(180,180)に対する取付部側に前面被
    係合部(140d,140e)および側面被係合部(140c)が夫々設
    けられ、 前記両側面パネル(180,180)および後面パネル(200)が一
    体的に形成された主パネル(160)は、両側面パネル(180,
    180)の取付支柱(140,140)に対する取付部側に設けられ
    た側面係合部(220,220)を、該取付支柱(140,140)の対応
    する側面被係合部(140d,140e)に対して係脱可能に係合
    すると共に、該主パネル(160)の後下部に設けられた後
    下部係合部(270a,270a)を、前記本体(34)上部の後側に
    設けた後部被係合部(280,280)に対して係脱可能に係合
    することで本体(34)に取付けられ、前記上面パネル(30
    0)は、その後部に設けられた後部係合部(300a)を、前記
    後面パネル(200)に設けられた後上部被係合部(200a)に
    対して係脱可能に係合すると共に、該上面パネル(300)
    の両側部に設けられた側部係合部(300b,300b)を、前記
    両側面パネル(180,180)に設けられた側上部被係合部(18
    0a,180a)に対して上方から係脱可能に係合することで取
    付けられ、 前記前面パネル(310)は、各取付支柱(140,140)に対する
    取付部側に設けられた前面係合部(320b,340b)を、該取
    付支柱(140,140)の前面被係合部(140d,140e)に対して係
    脱可能に係合することで取付支柱(140,140)に取付けら
    れた状態で、該前面パネル(310)に設けられた上部係合
    部(340d)が前記上面パネル(300)の前側に設けられた前
    部被係合部(300c)に上方から係脱可能に係合し、 前記前面パネル(310)は、前記取付部材(140,140)に固定
    部材(350)を介して着脱可能に固定されていることを特
    徴とするキャビネット構造。
  3. 【請求項3】 前記前面パネル(27,310)は、上下に分割
    された上部側の前上部パネル(25,340)および下部側の制
    御パネル(26,320)から構成され、該制御パネル(26,320)
    に、前記室(13)に配設された電装箱(16)に接続される司
    令部(26c,360)が設けられている請求項1または2記載
    のキャビネット構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105832064A (zh) * 2016-03-31 2016-08-10 中山艾华企业管理咨询有限公司 一种便拆装展台
CN108449892A (zh) * 2018-04-19 2018-08-24 深圳市方迪科技股份有限公司 机柜及其装配方法

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