JP2001292532A - 電池電力貯蔵システム - Google Patents

電池電力貯蔵システム

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JP2001292532A
JP2001292532A JP2000103864A JP2000103864A JP2001292532A JP 2001292532 A JP2001292532 A JP 2001292532A JP 2000103864 A JP2000103864 A JP 2000103864A JP 2000103864 A JP2000103864 A JP 2000103864A JP 2001292532 A JP2001292532 A JP 2001292532A
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secondary battery
batteries
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Tomoshi Tada
知史 多田
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Nissin Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の最小単位の電池を直列接続した二次電
池ユニットの電池交換に伴うコスト面の問題点を解決す
る。 【解決手段】 複数の電池B1〜Bnを直列接続した二
次電池ユニット3を直列側に有する1台の双方向型イン
バータ4の交流側を連系変圧器5で電力系統に連系した
システムにおいて、二次電池ユニット3の各電池B1〜
Bnに常開式バイパススイッチS1〜Snを並列接続
し、故障電池に対応するバイパススイッチをオンするこ
とで故障電池を他の直列接続状態にある電池から電気的
に分離して、インバータ4を継続させて運転させる。二
次電池ユニット3を電解液循環型二次電池で構成するこ
とで、故障電池の交換を単セル(電池)の電極交換だけ
で可能にして、電池交換が低コストで実行できるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池と双方向
型インバータを使って電力系統の電力変動の抑制や電力
ピークを低減する電力平準化という電力補償動作を実行
する電池電力貯蔵システムに関する。
【0002】
【従来の技術】工場負荷等の変動負荷を有する電力系統
の電力変動を抑制し、また、電力系統の夜間の余剰電力
で二次電池を充電し、昼間の電力ピーク時に二次電池の
電力を放電させて電力ピークを低減させる電力平準化と
いう電力補償動作を行う電池電力貯蔵システムは、二次
電池を充放電させる双方向型インバータを備える。
【0003】この電池電力貯蔵システムは二次電池の故
障等を考慮した設計がなされ、例えば、複数の電池を直
列接続した二次電池ユニットの一部の電池に故障が発生
しても最低限のシステム運転が継続可能なように、双方
向型インバータを二並列或いは二並列以上に多重接続し
た設計がなされている。その一例として、電力系統に一
対の双方向型インバータを多重接続した電池電力貯蔵シ
ステムを図4に示し説明する。
【0004】図4に示す電池電力貯蔵システムは、系統
電源1と変動負荷2の電力系統に連系される二並列接続
タイプのもので、共に双方向型で同じ定格容量の第1イ
ンバータ10と第2インバータ20を備える。第1イン
バータ10の直流側に第1二次電池ユニット11が接続
され、第2インバータ20の直流側に第2二次電池ユニ
ット21が接続される。第1,第2インバータ10,2
0の交流側が連系リアクトル12、22と連系開閉用ス
イッチ13、23を介して1台の連系変圧器5に接続さ
れ、連系変圧器5が交流開閉器7を介して電力系統に連
系される。
【0005】第1二次電池ユニット11は、電池電圧の
小さな複数の鉛電池等の電池B1,…を直列接続するこ
とで高電圧化し、インバータ運転に必要な電池容量を確
保している。同様にして第2二次電池ユニット21も、
電池電圧の小さな複数の鉛電池等の電池B3,…を直列
接続して構成される。各二次電池ユニット11,21を
構成する電池B1、…、B3、…の各々は、電気的及び
化学的に独立した単セル(単電池、素電池)の鉛電池等
であり、図4においては説明の簡略化のために第1二次
電池ユニット11を最小数2個の電池B1,B2で構成
し、第2二次電池ユニット21も2個の電池B3,B4
で構成している。
【0006】第1,第2インバータ10,20はインバ
ータ機能とコンバータ機能を有する双方向交直変換器
で、各々は電力系統からの交流電力を直流変換して対応
する二次電池ユニット11,21に充電するコンバータ
運転と、対応する二次電池ユニット11,21に充電さ
れた直流電力を交流変換して電力系統に供給するインバ
ータ運転が、系統電圧に応じて制御されて電力系統の電
力変動を抑制する。また、各インバータ10,20をコ
ンバータ運転させることで夜間の余剰電力で対応する二
次電池ユニット11,21が充電され、インバータ運転
させることで昼間の電力ピーク時に二次電池ユニット1
1,21の電力を放電させて電力ピークを低減させる電
力平準化という電力補償動作を行う。
【0007】以上のような電力補償動作は、並列接続さ
れた両インバータ10,20を同期運転させることで行
われる。このインバータ運転時に二次電池ユニット1
1,21の一部の電池に故障等の異常が発生して正常な
インバータ運転が継続できなくなる場合は、次のように
して電池交換が行われる。仮に第2二次電池ユニット2
1の1つの電池B4が故障した場合、第2二次電池ユニ
ット21の全体が故障したと見なされて第2インバータ
20の運転が停止され、スイッチ23が開放されて、第
1インバータ10だけで最低限のインバータ運転が継続
される。この最低限のインバータ運転が継続される間に
第2二次電池ユニット21の電池交換が行われてから、
第2インバータ20の運転が再開される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように双方向型
インバータを複数並列多重接続した電池電力貯蔵システ
ムは、1台のインバータがその二次電池の故障等で運転
停止しても、他のインバータの運転を継続させること
で、電力系統の電力補償動作を継続させているが、この
1台のインバータの運転停止から再開までのシステム全
体の運転が非効率運転と成らざるを得ない不具合があっ
た。例えば、図4の電池電力貯蔵システムにおいては、
第2インバータ20がその二次電池故障で運転停止して
第1インバータ10だけで運転継続させたとき、このと
きの入出力電力が1/2と半減して運転効率も半減して
いた。
【0009】また、インバータの二次電池ユニットは、
単セルや単電池等と呼ばれる最小電池単位の電池の複数
個を直列接続して構成されるが、この最小単位の電池が
電気的化学的に独立した鉛電池のような電池で、その1
個の電池が故障して新品と交換する場合は、二次電池ユ
ニットを構成する他の電池も同時に交換するのが、安定
した定格二次電池電圧を確保する上で重要であるとされ
ている。すなわち、例えば図4の第2二次電池ユニット
21の1個の電池B4が故障して、この電池B4だけを
100%充電の新品と交換した場合、残りの電池B3が
何%の充電状態にあるかが分からず、そのため電池交換
後の第2二次電池ユニット21全体の充電状態がアンバ
ランス状態となって、正常なインバータ運転を継続させ
ることが難しくなる。そこで、1つの電池B4が故障す
ると残りの電池B3もその故障の有無にかかわらず新品
と交換するのが通常であり、このような電池交換のため
に電池に要するコストが高くなり、電力貯蔵システム全
体のランニングコストが高くなっていた。
【0010】また、双方向型インバータを複数並列多重
接続した電池電力貯蔵システムは、複数のインバータの
それぞれを専用の制御回路(主回路)で単独運転させ
て、1台のインバータが運転停止しても電力系統の電力
補償動作が継続するようにしているが、複数のインバー
タとその制御回路のために、システム全体が大型構造と
なり、設備費が高くなる不具合があった。
【0011】本発明の目的は、上記二次電池に伴う不具
合発生を抑制した電池電力貯蔵システムを提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
する請求項1の発明は、複数の電池を直列接続した二次
電池ユニットを直列側に有する双方向型インバータの交
流側を連系変圧器を介して電力系統に連系して、双方向
型インバータで二次電池ユニットを充放電させて電力系
統の電力補償動作を実行する電池電力貯蔵システムにお
いて、二次電池ユニットの複数の電池の各々に常開式バ
イパススイッチを並列接続し、この複数のバイパススイ
ッチの内の任意のいずれかをオンすることで、オンされ
たバイパススイッチに並列接続された電池を他の直列接
続状態にある電池から電気的に分離可能にしたことを特
徴とする。
【0013】ここで、二次電池ユニットを構成する複数
の電池は、電気的化学的に独立した鉛電池、或いは、電
気的には直列接続されて電解液流れに対しては並列接続
された電解液循環型二次電池の単セル等であり、この複
数の電池の各々に常開式バイパススイッチが並列接続さ
れる。二次電池ユニットの複数の電池のいずれかが故障
や寿命等で使用不可となった場合に、この電池のバイパ
ススイッチを手動等でオンして他の電池から電気的に切
り離す。二次電池ユニットを構成する最小単位の電池の
数は数10,数100と多数であるのが通常であり、こ
の多数の電池の1つ程度の少数を他の電池から切り離し
ても、残りの電池で得られる二次電池ユニット全体の電
圧はインバータ運転を停止させるほどには変動せず、双
方向型インバータの運転が継続して行われる。したがっ
て、双方向型インバータは1台だけを使用することが可
能となり、1台だけ使用することがシステム全体を小型
にし、低コストに構成する上で望ましい。
【0014】また、本発明の請求項2の発明は、上記連
系変圧器に、上記二次電池ユニットのバイパススイッチ
のオン動作に伴う二次電池ユニットの直流電圧変動分に
対応させて電圧変圧比を可変調整するタップを配設した
ことを特徴とする。この連系変圧器のタップは、二次電
池ユニットの電池故障発生時等の電圧変動時に手動で切
換操作されるもので、このタップ切換えで二次電池ユニ
ットの電圧変動が補正される。
【0015】本発明の請求項3の発明は、上記二次電池
ユニットが、複数の単セルを電気的に直列接続し電解液
流れに対して並列接続して成る電池セルスタックと、こ
の電池セルスタックの各単セルに正負二種類の電解液を
循環させるタンクユニットを備えた電解液循環型二次電
池で構成したことを特徴とする。
【0016】このような電解液循環型二次電池は、レド
ックスフロー電池や亜鉛臭素電池等が好適である。ま
た、電池セルスタックを構成する複数の単セルのいずれ
かの電極が故障しても、二次電池ユニット全体の容量を
決める電解液が全セルに共用されているので、二次電池
ユニット全体の容量変動がほとんど無く、正常なインバ
ータ運転が継続される。
【0017】また、本発明の請求項4の発明は、上記電
解液循環型二次電池の複数の単セルの各々に内蔵される
正負一対の電極を、電極以外の単セル構造物に対して離
脱・交換可能に配設したことを特徴とする。つまり、電
解液循環型二次電池の単セルの故障原因の多くは単セル
に内蔵される電極の劣化等であることから、この電極を
単セル構造物に対して離脱可能、交換可能に配設してお
くと、単セルの故障時にはその電極だけを交換すればよ
くなり、低コストで電池交換が実行される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図3を参照して詳述する。なお、同図の実施形態は図
4の電池電力貯蔵システムに適用したもので、図4と同
一又は相当部分には同一符号を付して、説明の重複を避
ける。
【0019】図1に示される電池電力貯蔵システムは、
複数の電池B1〜Bnを直列接続した二次電池ユニット
3を直列側に有する1台の双方向型インバータ4を備え
る。インバータ4の交流側が連系変圧器5を介して電力
系統に連系される。1台のインバータ4で二次電池ユニ
ット3を充放電させて、系統電源1と負荷2を備えた電
力系統の電力平準化等の電力補償動作が実行される。
【0020】図1の電池電力貯蔵システムは、二次電池
ユニット3の複数の電池B1〜Bnの各々に常開式バイ
パススイッチS1〜Snを並列接続したこと、及び、複
数のバイパススイッチS1〜Snの内の任意のいずれか
を手動等でオンすることで、オンされたバイパススイッ
チに並列接続された電池が他の直列接続状態にある電池
から電気的に分離されることを特徴とする。また、二次
電池ユニット3のバイパススイッチS1〜Snのオン操
作に伴う二次電池ユニット3の電圧変動に対応させて連
系変圧器5に電圧変圧比を可変調整するタップ6を配設
したことを特徴とする。
【0021】二次電池ユニット3を構成する複数の電池
B1〜Bnは、電気的化学的に独立した鉛電池等であ
り、或いは、電気的には直列接続されて電解液流れに対
しては並列接続された電解液循環型二次電池の単セル等
である。複数の電池B1〜Bnの各々が電気的化学的に
独立した鉛電池の場合、或いは、電解液循環型二次電池
の単セルの場合のいずれの場合も、例えば図2(A)に
示すように各電池B1〜Bnが電気的に直列接続され、
その各々にバイパススイッチS1〜Snが並列接続さ
れ、各電池B1〜Bnの正負電極が一対ずつの分離用ス
イッチT1〜Tnで隣接する電池から分離可能なように
してある。
【0022】二次電池ユニット3の各電池B1〜Bn
が、例えば電気的化学的に独立した鉛電池の場合を説明
する。複数の鉛電池B1〜Bnの正負電極が常閉式分離
スイッチT1〜Tnを介して直列接続され、各々に常開
式バイパススイッチS1〜Snが並列接続される。この
二次電池ユニット3の複数の鉛電池B1〜Bnのいずれ
か1つ、例えば鉛電池Bnが故障で使用不可となった場
合、図2(B)に示すように鉛電池Bnのバイパススイ
ッチSnを手動等でオンする。するとバイパススイッチ
Snが故障鉛電池Bnをバイパスして残りの直列接続さ
れた鉛電池B1〜Bn−1で構成された二次電池ユニッ
ト3の直流電圧がインバータ4に印加されてインバータ
運転が継続して行われる。二次電池ユニット3を構成す
る鉛電池B1〜Bnが数10〜数100と多数であるこ
とから、その内の1つが故障してもユニット全体の電圧
降下が僅かであり、また、この電圧降下に対応させてイ
ンバータ4を変調比調整することで運転継続が可能とな
る。なお、故障した鉛電池Bnは、図2(B)に示すよ
うに対応する分離スイッチTnを開放して取り外せばよ
い。
【0023】以上のように二次電池ユニット3の鉛電池
B1〜Bnのいずれかが故障しても他の電池の直列接続
状態が維持されてインバータ4を継続運転させるので、
インバータ4を複数台並列多重接続する必要が無く、1
台だけを使用して電力貯蔵システム全体の小型化、低コ
スト化を図ることが可能となる。なお、図示しないが双
方向型インバータの複数を並列多重接続し、それぞれの
インバータの二次電池ユニットの電池に上記要領でバイ
パススイッチを並列接続して、電池故障時に複数のイン
バータの各々を運転停止させることなく運転継続させる
ことも可能である。
【0024】また、二次電池ユニット3の鉛電池B1〜
Bnのいずれかが故障して二次電池ユニット3の直流電
圧が降下した場合、インバータ4の変調比を調整するこ
とで連系制御が継続して行われるが、電圧降下の電圧変
動が大きいと一定の電力を出力するためインバータ4に
大電流を許容する必要が生じ、インバータ4のコストが
高くなる。そこで、インバータ4を電力系統に連系する
連系変圧器5にタップ6を装備させ、二次電池ユニット
3の電池故障に伴う直流電圧の降下分に対応させて連系
変圧器5のインバータ側のタップ6を下げるように調整
して、二次電池ユニット3の電圧降下を補正するように
すれば、インバータ4に大電流を許容する必要が無くな
り、インバータ4に低コストのものが適用できる。
【0025】次に、二次電池ユニット3に電解液循環型
二次電池を適用した実施形態を図3を参照して説明す
る。以下、二次電池ユニット3を上記の鉛電池ユニット
と区別するために必要に応じて電解液循環型二次電池3
と称し、この二次電池3を構成する複数の各電池B1〜
Bnを必要に応じて単セルB1〜Bnと称する。
【0026】図3に示すように電解液循環型二次電池3
は、最小単位電池である複数の単セルB1〜Bnを直並
列接続した電池セルスタック31と、電池セルスタック
31の各単セルB1〜Bnに正負二種類の電解液33,
34を循環させるタンクユニット32で構成される。こ
のような電解液循環型二次電池3は、レドックスフロー
電池や亜鉛臭素電池等が適用可能であり、図3はレドッ
クスフロー電池が示される。この電池セルスタック31
の複数全ての単セルB1〜Bnが電気的には直列に接続
され、電解液流れからは並列に接続される。タンクユニ
ット32は、正負二種類の電解液33,34を電池セル
スタック31との間で循環可能に貯蔵するタンク35、
36と、電解液強制循環用ポンプ37,38を備える。
【0027】電池セルスタック31の各単セルB1〜B
nは、内部にイオン選択性隔膜41で仕切られた正電極
室42と負電極室43を有し、各室内にカーボンフェル
ト等の正電極44と負電極45が設置される。全ての各
単セルB1〜Bnの正負電極が電気的に直列接続され、
各単セルB1〜Bnの正電極室42,…と一方のタンク
35が配管46で電解液流れに対して並列接続され、こ
の配管46の一部に組み込んだポンプ37を駆動させる
ことでタンク35に貯蔵された正極電解液33が各単セ
ルB1〜Bnの正電極室42、…を循環する。全単セル
B1〜Bnの負電極室43,…と他方のタンク36が配
管47で電解液流れに対して並列接続され、配管47の
一部に組み込んだポンプ38を駆動させることでタンク
36に貯蔵された負極電解液34が各単セルB1〜Bn
の負電極室43、…を循環する。正負の各電解液33,
34は、パナジウムイオンを溶解させた硫酸水溶液等が
用いられる。各単セルB1〜Bnを正負の電解液33,
34が循環する間に、正負電解液間でレドックスイオン
反応が行われて、正電荷と負電荷のエネルギーが各タン
ク35,36の電解液33,34に蓄積され、各単セル
B1〜Bnの正負一対の電極44,45に最小単位の数
V程度の直流電圧が生起される。
【0028】図3の電解液循環型二次電池3を電力貯蔵
システムとして適用する場合には、システム効率を上げ
るために数V程度の単セルの多数を直並列接続して、全
体の二次電池電圧を必要な数100Vから数1000V
まで高電圧化し、電力貯蔵用二次電池としての必要容量
を確保している。このような電解液循環型二次電池3
は、電解液量を増やすことで容易に電力貯蔵量を増大さ
せることができて、大容量の電力系統の電力貯蔵システ
ム用二次電池として高い実用性を備える。
【0029】このような電解液循環型二次電池3に対し
て、本発明は次のように構造改変する。すなわち、複数
全ての単セルB1〜Bnに図2の回路図と同様にして常
開式バイパススイッチS1〜Snを並列接続する。ま
た、各単セルB1〜Bnが故障するほとんどの原因は、
その一対の電極42,43の組成劣化等であり、電極だ
け交換すれば回復することから、一対の電極42,43
を他の単セル構造物に対して分離可能、交換可能に設置
する。さらに、かかる単セルB1〜Bnの電極交換の際
の電解液保全手段として、各単セルB1〜Bnに正負の
電解液33,34を循環させる配管46,47の一部或
いは複数箇所にバルブ48,49を設置する。
【0030】以上の電解液循環型二次電池3で1台のイ
ンバータ4を運転させる際に、電池セルスタック31の
単セルB1〜Bnのいずれか1つ、例えば単セルBnが
故障で使用不可となった場合、図2(B)に示すように
単セルBnのバイパススイッチSnを手動等でオンす
る。するとバイパススイッチSnが故障単セルBnをバ
イパスして残りの直列接続された単セルB1〜Bn−1
で構成された電池セルスタック31の直流電圧がインバ
ータ4に印加されて運転が継続して行われる。この場
合、電池セルスタック31の全単セルB1〜Bnに正負
の電解液33,34を循環させて正負の電荷エネルギー
をタンク35,36に貯蔵した状態で、インバータ4に
所定の二次電池電力を印加するようにしているので、全
単セルB1〜Bnの内の少数単セルが故障しても全体の
二次電池容量はほとんど変動せず、インバータ4は常に
安定して運転を継続する。また、仮に二次電池電圧が変
動する場合には、この電圧変動を補正するように連系変
圧器5のタップ6を調整すればよい。
【0031】また、電解液循環型二次電池3の場合、電
池セルスタック31の仮に1つの単セルBnが故障する
と、この単セルBnの故障原因である正負一対の電極4
2,43だけを外して新品と交換することが可能であ
り、適正な処置である。すなわち、1つの単セルBnの
電極が故障しても、この電極以外の電解液等の単セル構
造物は良品であり、1つの単セルBnの電極だけを交換
しても電解液の量や蓄積電荷エネルギー量が変動しな
い。このように電池セルスタック31の複数の各単セル
B1〜Bnのいずれかが故障した場合、故障単セルの電
極だけを交換することで電池セルスタック全体が元に回
復されため、電池交換コストが安くでき、電力貯蔵シス
テムのランニングコストが下げられる。
【0032】なお、電解液循環型二次電池3で運転され
るインバータ4は、前述した鉛電池仕様システムと同様
に複数台並列多重接続する必要が無く、1台だけを使用
して電力貯蔵システム全体の小型化、低コスト化を図る
ことが可能である。また、電解液循環型二次電池3にお
ける単セルB1〜Bnの一部の電極交換は、電池セルス
タック31に循環される正負の電極液33,34の電極
交換される単セルへの流れをバルブ48,49等で一時
停止させて行えばよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、二次電池ユニ
ットの複数の電池のいずれかが寿命や故障等で使用不可
となっても、この電池をバイパススイッチのオンでバイ
パスすることで残りの電池による二次電池電圧で双方向
インバータの運転を継続させることができるので、イン
バータを複数並列多重接続する必要が無くなり、1台の
インバータを使用した小型で低コストの電池電力貯蔵シ
ステムが提供できる。
【0034】請求項2の発明によれば、二次電池ユニッ
トの複数の電池のいずれかが故障してインバータの直流
側二次電池電圧が降下しても、連系変圧器のタップを下
げて電池電圧降下を補正することで、インバータに大電
流インバータを使用する必要が無くなり、コストの安い
インバータが適用できる効果がある。
【0035】請求項3の発明によれば、二次電池ユニッ
トに使用される電解液循環型二次電池は電池セルスタッ
クを構成する複数の単セルのいずれかが故障しても、全
体の二次電池容量がほとんど変動しないので、インバー
タの運転が安定して継続されて信頼性が良くなり、イン
バータの低コスト化が容易になる。また、複数の単セル
のいずれかが故障した場合、その故障した単セルの正負
電極だけを交換しても全体の二次電池電圧がアンバラン
スになる心配がないので、電池交換が低コストで実施で
き、ランニングコストの安い電池電力貯蔵システムが提
供できる。
【0036】請求項4の発明によれば、電解液循環型二
次電池の複数の単セルの故障原因のほとんどが電極であ
ることから、この電極だけを交換可能に単セルに配備す
ることで単セルの故障による電池交換作業が簡単確実に
行えるようになり、二次電池の保守点検が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電池電力貯蔵システ
ムの回路図である。
【図2】(A)は図1の電池電力貯蔵システムにおける
二次電池ユニットの回路図、(B)は電池故障に対応さ
せたときの回路図である。
【図3】図1の電池電力貯蔵システムにおける二次電池
ユニットに電解液循環型二次電池を適用したときの二次
電池回路図である。
【図4】従来の電池電力貯蔵システムの回路図である。
【符号の説明】
1 系統電源 2 負荷 3 二次電池ユニット、電解液循環型二次電池 4 双方向型インバータ 5 連系変圧器 6 タップ 31 電池セルスタック 32 タンクユニット 33,34 正負の電解液 44,45 正負の電極 B1〜Bn 電池、単セル S1〜Sn バイパススイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電池を直列接続した二次電池ユニ
    ットを直列側に有する双方向型インバータの交流側を連
    系変圧器を介して電力系統に連系し、双方向型インバー
    タで二次電池ユニットの電池を充放電させて電力系統の
    電力補償動作を実行する電池電力貯蔵システムにおい
    て、 前記二次電池ユニットの複数の電池の各々に常開式バイ
    パススイッチを並列接続し、この複数のバイパススイッ
    チの内の任意のいずれかをオンすることで、オンされた
    バイパススイッチに並列接続された電池を他の直列接続
    状態にある電池から電気的に分離可能にしたことを特徴
    とする電池電力貯蔵システム。
  2. 【請求項2】 上記連系変圧器に、上記二次電池ユニッ
    トのバイパススイッチのオン動作に伴う二次電池ユニッ
    トの直流電圧変動分に対応させて電圧変圧比を切り換え
    るタップを配設したことを特徴とする請求項1記載の電
    池電力貯蔵システム。
  3. 【請求項3】 上記二次電池ユニットが、複数の単セル
    を電気的に直列接続し電解液流れに対して並列接続して
    成る電池セルスタックと、この電池セルスタックの各単
    セルに正負二種類の電解液を循環させるタンクユニット
    を備えた電解液循環型二次電池で、その複数の単セルの
    各々にバイパススイッチを並列接続したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の電池電力貯蔵システム。
  4. 【請求項4】 上記電解液循環型二次電池の複数の単セ
    ルの各々に内蔵される正負一対の電極を、電極以外の単
    セル構造物に対して離脱・交換可能に配設したことを特
    徴とする請求項3記載の電池電力貯蔵システム。
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