JP2001291771A - 自動配置配線装置及び自動配置配線方法 - Google Patents

自動配置配線装置及び自動配置配線方法

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JP2001291771A
JP2001291771A JP2000102482A JP2000102482A JP2001291771A JP 2001291771 A JP2001291771 A JP 2001291771A JP 2000102482 A JP2000102482 A JP 2000102482A JP 2000102482 A JP2000102482 A JP 2000102482A JP 2001291771 A JP2001291771 A JP 2001291771A
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cell
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wiring
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Genichi Tanaka
玄一 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可換ネットを物理的に表した特別配線が長く
なる場合や、半導体集積回路の配線混雑度が大きくなる
場合や、信号遅延、消費電力、シグナルインテグリティ
などの点で一般配線が特別配線の影響を受ける場合があ
るという課題があった。 【解決手段】 一般ネットとセルとの接続関係をネット
リストに規定する一般接続規定手段1と、一般ネットの
接続関係に基づいて、セルを配置するセル配置手段2
と、セル配置後に、可換ネットとセルとの接続関係をネ
ットリストに規定する可換ネット接続規定手段3とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
を形成する際に用いる自動配置配線装置及び自動配置配
線方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図27は従来の自動配置配線装置を示す
ブロック図である。図において、101はすべてのネッ
トとセルとの接続関係をネットリストに規定する全接続
規定手段、102はすべてのネットの接続関係に基づい
て、セルを配置するセル配置手段、103はすべてのネ
ットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略配
線を実行する概略配線手段、104はすべてのネットの
接続関係に従った概略配線結果に基づいて、詳細配線を
実行する詳細配線手段である。
【0003】次に動作について説明する。図28は従来
の自動配置配線方法を示すフローチャートである。先
ず、全接続規定手段101により、すべてのネットとセ
ルとの接続関係をネットリストに規定する(ステップS
T101)。その後、セル配置手段102により、すべ
てのネットの接続関係に基づいて、セルを配置する(ス
テップST102)。
【0004】その後、概略配線手段103により、すべ
てのネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して
概略配線を実行する(ステップST103)。
【0005】その後、詳細配線手段104により、すべ
てのネットの接続関係に従った概略配線結果に基づい
て、配置後のセルに対して詳細配線を実行する(ステッ
プST104)。
【0006】図29は図28のステップST104終了
時点におけるレイアウト状態図である。図において、1
11〜114は一般ネットと接続するように規定された
一般セル、115,116は可換ネットのみ接続するよ
うに規定された特別セル、117は一般セル111中の
ピン、118は一般セル112中のピン、119は一般
セル113中のピン、120は一般セル114中のピ
ン、121,122は特別セル115中のピン、12
3,124は特別セル116中のピン、125はピン1
17とピン118とを接続するように規定された一般ネ
ットを物理的に表した配線、126はピン119とピン
120とを接続するように規定された一般ネットを物理
的に表した配線、127はピン118とピン124とを
接続するように規定された可換ネットを物理的に表した
配線、128はピン119とピン121とを接続するよ
うに規定された可換ネットを物理的に表した配線であ
る。以下、一般ネットを物理的に表した配線を一般配線
といい、可換ネットを物理的に表した配線を特別配線と
いう。
【0007】ここで、可換ネットとは、予め接続関係を
規定する必要のないネット、すなわち、同一マスターの
複数個のインスタンスのうち、どのインスタンスと接続
するかについて自由度があるネットであり、例えば、テ
スト用パッドに接続するネットである。一般ネットと
は、可換ネット以外のネットである。
【0008】以後、このようにして得られた自動配置配
線結果に基づいてマスクを作成し、そのマスクを用いて
半導体集積回路を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動配置配線装
置及び自動配置配線方法は以上のようにすべてのネット
の接続関係をセル配置前に規定し、すべてのセルを同時
に配置するように構成されている。すなわち、可換ネッ
トと一般ネットとの区別や、特別セルと一般セルとの区
別をしていなかった。このため、可換ネットを物理的に
表した特別配線が長くなる場合や、一般ネット及び可換
ネットを物理的に表したときに形成される半導体集積回
路の配線混雑度が大きくなる場合や、信号遅延、消費電
力、シグナルインテグリティ(Signal Integrity)など
の点で一般配線が特別配線の影響を受ける場合があると
いう課題があった。
【0010】例えば、図29において、特別配線127
は、ピン124に接続すれば短くすることが可能であ
る。また、接続するセル自体を最適化し、特別セル11
5のピン121に接続すればさらに短くすることが可能
である。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、特別配線が短く、配線混雑度が小
さく、一般配線が特別配線からの影響を受け難い半導体
集積回路を形成する際に用いる自動配置配線装置及び自
動配置配線方法を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動配置
配線装置は、一般ネットとセルとの接続関係をネットリ
ストに規定する一般接続規定手段と、一般ネットの接続
関係に基づいて、セルを配置するセル配置手段と、セル
配置後に、可換ネットとセルとの接続関係をネットリス
トに規定する可換ネット接続規定手段とを備えたもので
ある。
【0013】この発明に係る自動配置配線装置は、可換
ネット接続規定手段が、セルの配置結果に基づいて、可
換ネットとセルとの接続関係を規定するものである。
【0014】この発明に係る自動配置配線装置は、一般
ネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略
配線を実行する概略配線手段を備え、可換ネット接続規
定手段が、一般ネットの接続関係に従った概略配線結果
に基づいて、可換ネットとセルとの接続関係を規定する
ものである。
【0015】この発明に係る自動配置配線装置は、一般
ネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略
配線を実行する概略配線手段と、一般ネットの接続関係
に従った概略配線結果に基づいて、配置後のセルに対し
て詳細配線を実行する詳細配線手段とを備え、可換ネッ
ト接続規定手段が、詳細配線結果に基づいて、可換ネッ
トとセルとの接続関係を規定するものである。
【0016】この発明に係る自動配置配線装置は、一般
ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従って、
配置後のセルに対して概略配線を実行する概略配線手段
と、一般ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に
従った概略配線結果に基づいて、可換ネットの接続関係
を改善する接続改善手段とを備えたものである。
【0017】この発明に係る自動配置配線装置は、一般
ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従って、
配置後のセルに対して概略配線を実行する概略配線手段
と、一般ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に
従った概略配線結果に基づいて、配置後のセルに対して
詳細配線を実行する詳細配線手段と、詳細配線結果に基
づいて、可換ネットの接続関係を改善する接続改善手段
とを備えたものである。
【0018】この発明に係る自動配置配線装置は、一般
ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従った概
略配線結果に基づいて、配置後のセルに対して詳細配線
を実行する詳細配線手段と、詳細配線結果に基づいて、
可換ネットの接続関係を改善する接続改善手段とを備え
たものである。
【0019】この発明に係る自動配置配線装置は、一般
ネットの接続関係に基づいて、一般セルを配置する一般
セル配置手段と、一般セルが配置された領域外に、特別
セルを配置する特別セル配置手段とを備えたものであ
る。
【0020】この発明に係る自動配置配線装置は、一般
ネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略
配線を実行する概略配線手段を備え、特別セル配値手段
が、概略配線結果に基づいて特別セルを配置するもので
ある。
【0021】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットとセルとの接続関係をネットリストに規定する一
般接続規定ステップと、一般ネットの接続関係に基づい
て、セルを配置するセル配置ステップと、セル配置後
に、可換ネットとセルとの接続関係をネットリストに規
定する可換ネット接続規定ステップとを有するものであ
る。
【0022】この発明に係る自動配置配線方法は、可換
ネット接続規定ステップが、セルの配置結果に基づい
て、可換ネットとセルとの接続関係を規定するものであ
る。
【0023】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略
配線を実行する概略配線ステップを有し、可換ネット接
続規定ステップが、一般ネットの接続関係に従った概略
配線結果に基づいて、可換ネットとセルとの接続関係を
規定するものである。
【0024】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略
配線を実行する概略配線ステップと、一般ネットの接続
関係に従った概略配線結果に基づいて、配置後のセルに
対して詳細配線を実行する詳細配線ステップとを有し、
可換ネット接続規定ステップが、詳細配線結果に基づい
て、可換ネットとセルとの接続関係を規定するものであ
る。
【0025】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従って、
配置後のセルに対して概略配線を実行する概略配線ステ
ップと、一般ネットの接続関係及び可換ネットの接続関
係に従った概略配線結果に基づいて、可換ネットの接続
関係を改善する接続改善ステップとを有するものであ
る。
【0026】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従って、
配置後のセルに対して概略配線を実行する概略配線ステ
ップと、一般ネットの接続関係及び可換ネットの接続関
係に従った概略配線結果に基づいて、配置後のセルに対
して詳細配線を実行する詳細配線ステップと、詳細配線
結果に基づいて、可換ネットの接続関係を改善する接続
改善ステップとを有するものである。
【0027】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従った概
略配線結果に基づいて、配置後のセルに対して詳細配線
を実行する詳細配線ステップと、詳細配線結果に基づい
て、可換ネットの接続関係を改善する接続改善ステップ
とを有するものである。
【0028】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットの接続関係に基づいて、一般セルを配置する一般
セル配置ステップと、一般セルが配置された領域外に、
特別セルを配置する特別セル配置ステップとを有するも
のである。
【0029】この発明に係る自動配置配線方法は、一般
ネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略
配線を実行する概略配線ステップを有し、特別セル配置
ステップが、概略配線結果に基づいて特別セルを配置す
るものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による自
動配置配線装置を示すブロック図である。図において、
1は一般ネットとセルとの接続関係をネットリストに規
定する一般接続規定手段、2は一般ネットの接続関係に
基づいて、セルを配置するセル配置手段、3はセルの配
置結果に基づいて、可換ネットとセルとの接続関係をネ
ットリストに規定する可換ネット接続規定手段、4は一
般ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従っ
て、配置後のセルに対して概略配線を実行する概略配線
手段、5は一般ネットの接続関係及び可換ネットの接続
関係に従った概略配線結果に基づいて、配置後のセルに
対して詳細配線を実行する詳細配線手段である。
【0031】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1による自動配置配線方法を示すフロー
チャートである。先ず、一般接続規定手段1により、一
般ネットとセルとの接続関係をネットリストに規定する
(ステップST11)。ステップST11では、可換ネ
ットとセルとの接続関係はネットリストに規定しない。
その後、セル配置手段2により、一般ネットの接続関係
に基づいて、セルを配置する(ステップST12)。
【0032】図3は図2のステップST12終了時点に
おけるレイアウト状態図である。図において、6〜9は
一般ネットと接続するように規定された一般セル、1
0,11は可換ネットのみ接続するように規定された特
別セル、12は一般セル6中のピン、13は一般セル7
中のピン、14は一般セル8中のピン、15は一般セル
9中のピン、16,17は特別セル10中のピン、1
8,19は特別セル11中のピンである。図3では、ピ
ン12とピン13とを一般ネットで接続するように規定
されていることを表すため、その接続関係を符号20を
付して破線で示している。同様に、図3では、ピン14
とピン15とを一般ネットで接続するように規定されて
いることを表すため、その接続関係を符号21を付して
破線で示している。なお、一般セル6〜9及び特別セル
10,11中には、図示しないその他のピンが存在する
場合もある。
【0033】その後、可換ネット接続規定手段3によ
り、セルの配置結果に基づいて、可換ネットとセルとの
接続関係をネットリストに規定する(ステップST1
3)。可換ネットの接続関係を規定する場合、重み付き
評価関数を用いる。重み付け評価関数は、可換ネットを
物理的に表した特別配線の長さや、一般ネット及び可換
ネットを物理的に表したときに形成される半導体集積回
路の配線混雑度や、一般ネットを物理的に表した一般配
線を伝播する信号の遅延時間などをパラメータとする。
他のパラメータとして、一般ネットを物理的に表した一
般配線での消費電力や、一般ネットを物理的に表した一
般配線を伝播する信号のシグナルインテグリティがあ
る。例えば、特別配線が短くなるように可換ネットとセ
ルの接続関係を規定する場合には、特別配線の長さに対
する重み係数が大きい評価関数を用いる。
【0034】図4は図2のステップST13終了時点に
おけるレイアウト状態図である。図4は特別配線が短く
なるように可換ネットの接続関係を規定した場合を示し
ている。図4では、ピン13とピン16とを可換ネット
で接続するように規定したことを表すため、その接続関
係を符号22を付して示し、ピン14とピン18とを可
換ネットで接続するように規定したことを表すため、そ
の接続関係を符号23を付して示している。その他の構
成要素は図3で同一符号を付して示したものと同一ある
いは同等であるため、その詳細な説明は省略する。この
場合、符号20を付して接続関係が表された一般ネット
は、可換ネットを介してピン16と接続するように規定
され、符号21を付して接続関係が表された一般ネット
は、可換ネットを介してピン18と接続するように規定
される。
【0035】その後、概略配線手段4により、一般ネッ
トの接続関係及び可換ネットの接続関係に従って、配置
後のセルに対して概略配線を実行する(ステップST1
4)。概略配線は、配線領域全体をその配線構造に応じ
て複数に分割し、各ネットの概略的な経路を分割された
領域上に割り当てる段階である。
【0036】その後、詳細配線手段5により、一般ネッ
トの接続関係及び可換ネットの接続関係に従った概略配
線結果に基づいて、配置後のセルに対して詳細配線を実
行する(ステップST15)。詳細配線は、上述した割
り当てに基づいて各領域内の最終的な配線を完成させる
段階である。
【0037】以後、このようにして得られた自動配置配
線結果に基づいてマスクを作成し、そのマスクを用いて
半導体集積回路を形成する。
【0038】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、一般ネットの接続関係をセル配置前に規定し、セル
配置後に、その配置結果に基づいて、可換ネットの接続
関係を規定するので、特別配線を短くすることができる
効果や、配線混雑度を小さくすることができる効果が得
られる。
【0039】また、一般配線が特別配線の影響を受けな
いように可換ネットの接続関係を規定することができ、
半導体集積回路が高速、低消費電力、高信頼性になる効
果が得られる。
【0040】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による自動配置配線装置を示すブロック図である。
図において、24は一般ネットの接続関係に従って、配
置後のセルに対して概略配線を実行する概略配線手段、
25は一般ネットの接続関係に従った概略配線結果に基
づいて、可換ネットとセルとの接続関係をネットリスト
に規定し、かつ可換ネットの接続関係に従って、配置後
のセルに対して概略配線を実行する可換ネット接続規定
手段、26は一般ネットの接続関係及び可換ネットの接
続関係に従った概略配線結果に基づいて、配置後のセル
に対して詳細配線を実行する詳細配線手段である。その
他の構成要素は、図1で同一符号を付して示したものと
同一あるいは同等であるため、その詳細な説明は省略す
る。
【0041】次に動作について説明する。図6はこの発
明の実施の形態2による自動配置配線方法を示すフロー
チャートである。実施の形態1の場合と同様に、先ず、
一般接続規定手段1により、一般ネットとセルとの接続
関係をネットリストに規定し(ステップST21)、そ
の後、セル配置手段2により、一般ネットの接続関係に
基づいて、セルを配置する(ステップST22)。図6
のステップST22終了時点におけるレイアウト状態は
図3と同様である。
【0042】その後、概略配線手段24により、一般ネ
ットの接続関係に従って、配置後のセルに対して概略配
線を実行する(ステップST23)。
【0043】図7は図6のステップST23終了時点に
おけるレイアウト状態図である。図7では、ピン12と
ピン13とを接続するように規定されていた一般ネット
が割り当てられた経路を、符号27を付して破線で示
し、ピン14とピン15とを接続するように規定されて
いた一般ネットが割り当てられた経路を、符号28を付
して破線で示している。その他の構成要素は図3で同一
符号を付して示したものと同一あるいは同等であるた
め、その詳細な説明は省略する。
【0044】その後、可換ネット接続規定手段25によ
り、一般ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づ
いて、可換ネットとセルとの接続関係をネットリストに
規定する(ステップST24)。可換ネットの接続関係
を規定する場合、実施の形態1の場合と同様に、重み付
き評価関数を用いる。ステップST24では、さらに、
可換ネットの接続関係に従って、配置後のセルに対して
概略配線を実行する。
【0045】図8は図6のステップST24終了時点に
おけるレイアウト状態図である。図8は特別配線が短く
なるように可換ネットの接続関係を規定した場合を示し
ている。図8では、ピン13とピン16とを接続するよ
うに規定された可換ネットが割り当てられた経路を、符
号29を付して破線で示し、ピン14とピン18とを接
続するように規定された可換ネットが割り当てられた経
路を、符号30を付して破線で示している。この場合、
ピン12とピン13とを接続するように規定されていた
一般ネットは、可換ネットを介してピン16と接続する
ように規定され、ピン14とピン15とを接続するよう
に規定されていた一般ネットは、可換ネットを介してピ
ン18と接続するように規定される。その他の構成要素
は図7で同一符号を付して示したものと同一あるいは同
等であるため、その詳細な説明は省略する。
【0046】その後、詳細配線手段26により、一般ネ
ットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従った概略
配線結果に基づいて、配置後のセルに対して詳細配線を
実行する(ステップST25)。
【0047】以後、このようにして得られた自動配置配
線結果に基づいてマスクを作成し、そのマスクを用いて
半導体集積回路を形成する。
【0048】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、一般ネットの接続関係をセル配置前に規定し、セル
配置後に、配置後のセルに対して概略配線を実行し、そ
の概略配線結果に基づいて、可換ネットの接続関係を規
定するので、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0049】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3による自動配置配線装置を示すブロック図である。
図において、31は一般ネットの接続関係に従った概略
配線結果に基づいて、配置後のセルに対して詳細配線を
実行する詳細配線手段、32は詳細配線結果に基づい
て、可換ネットとセルとの接続関係をネットリストに規
定する可換ネット接続規定手段、33は可換ネットの接
続関係に従って、詳細配線後のセルに対して配線を修正
するECO(Engineering Change Order)配線手段であ
る。その他の構成要素は、図5で同一符号を付して示し
たものと同一あるいは同等であるため、その詳細な説明
は省略する。
【0050】次に動作について説明する。図10はこの
発明の実施の形態3による自動配置配線方法を示すフロ
ーチャートである。実施の形態1の場合と同様に、先
ず、一般接続規定手段1により、一般ネットとセルとの
接続関係をネットリストに規定し(ステップST3
1)、その後、セル配置手段2により、一般ネットの接
続関係に基づいて、セルを配置する(ステップST3
2)。図10のステップST32終了時点におけるレイ
アウト状態は図3と同様である。
【0051】その後、実施の形態2の場合と同様に、概
略配線手段24により、一般ネットの接続関係に従っ
て、配置後のセルに対して概略配線を実行する(ステッ
プST33)。図10のステップST33終了時点にお
けるレイアウト状態は図7と同様である。
【0052】その後、詳細配線手段31により、一般ネ
ットの接続関係に従った概略配線結果に基づいて、配置
後のセルに対して詳細配線を実行する(ステップST3
4)。
【0053】図11は図10のステップST34終了時
点におけるレイアウト状態図である。図において、34
はピン12とピン13とを接続するように規定されてい
た一般ネットが割り当てられた経路に設けられた一般配
線、35はピン14とピン15とを接続するように規定
されていた一般ネットが割り当てられた経路に設けられ
た一般配線である。その他の構成要素は図3で同一符号
を付して示したものと同一あるいは同等であるため、そ
の詳細な説明は省略する。
【0054】その後、可換ネット接続規定手段32によ
り、詳細配線結果に基づいて、可換ネットとセルとの接
続関係をネットリストに規定する(ステップST3
5)。可換ネットとセルとの接続関係を規定する場合、
実施の形態1の場合と同様に、重み付き評価関数を用い
る。
【0055】図12は図10のステップST35終了時
点におけるレイアウト状態図である。図12は特別配線
が短くなるように可換ネットの接続関係を規定した場合
を示している。図12では、ピン13とピン16とを可
換ネットで接続するように規定したことを表すため、そ
の接続関係を符号36を付して示し、ピン14とピン1
8とを可換ネットで接続するように規定したことを表す
ため、その接続関係を符号37を付して示している。こ
の場合、ピン12とピン13とを接続するように規定さ
れていた一般ネットは、可換ネットを介してピン16と
接続するように規定され、ピン14とピン15とを接続
するように規定されていた一般ネットは、可換ネットを
介してピン18と接続するように規定される。その他の
構成要素は図11で同一符号を付して示したものと同一
あるいは同等であるため、その詳細な説明は省略する。
【0056】その後、ECO配線手段33により、可換
ネットの接続関係に従って、詳細配線後のセルに対して
配線を修正する(ステップST36)。
【0057】以後、このようにして得られた自動配置配
線結果に基づいてマスクを作成し、そのマスクを用いて
半導体集積回路を形成する。
【0058】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、一般ネットの接続関係をセル配置前に規定し、セル
配置後に、配置後のセルに対して概略配線及び詳細配線
を実行し、その詳細配線結果に基づいて、可換ネットの
接続関係を規定するので、実施の形態1と同様の効果が
得られる。
【0059】実施の形態4.図13はこの発明の実施の
形態4による自動配置配線装置を示すブロック図であ
る。図において、38は一般ネットの接続関係及び可換
ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づいて、可
換ネットの接続関係を改善し、かつ改善後の可換ネット
の接続関係に従って、配置後のセルに対して概略配線を
実行する第1の接続改善手段、39は一般ネットの接続
関係及び改善後の可換ネットの接続関係に従った概略配
線結果に基づいて、配置後のセルに対して詳細配線を実
行する詳細配線手段、40は詳細配線結果に基づいて、
可換ネットの接続関係を改善する第2の接続改善手段、
41は2回改善後の可換ネットの接続関係に従って、詳
細配線後のセルに対して配線を修正するECO配線手段
である。その他の構成要素は、図1で同一符号を付して
示したものと同一あるいは同等であるため、その詳細な
説明は省略する。
【0060】次に動作について説明する。図14はこの
発明の実施の形態4による自動配置配線方法を示すフロ
ーチャートである。実施の形態1の場合と同様に、先
ず、一般接続規定手段1により、一般ネットとセルとの
接続関係をネットリストに規定し(ステップST4
1)、その後、セル配置手段2により、一般ネットの接
続関係に基づいて、セルを配置する(ステップST4
2)。図14のステップST42終了時点におけるレイ
アウト状態は図3と同様である。
【0061】その後、実施の形態1の場合と同様に、可
換ネット接続規定手段3により、セルの配置結果に基づ
いて、可換ネットとセルとの接続関係をネットリストに
規定し(ステップST43)、その後、概略配線手段4
により、一般ネットの接続関係及び可換ネットの接続関
係に従って、配置後のセルに対して概略配線を実行する
(ステップST44)。
【0062】図15は図14のステップST44終了時
点におけるレイアウト状態図である。図15では、ピン
12とピン13とを接続するように規定されていた一般
ネットが割り当てられた経路を、符号42を付して破線
で示し、ピン14とピン15とを接続するように規定さ
れていた一般ネットが割り当てられた経路を、符号43
を付して破線で示している。同様に、ピン13とピン1
9とを接続するように規定された可換ネットが割り当て
られた経路を、符号44を付して破線で示し、ピン14
とピン18とを接続するように規定された可換ネットが
割り当てられた経路を、符号45を付して破線で示して
いる。この場合、ピン12とピン13とを接続するよう
に規定されていた一般ネットは、可換ネットを介してピ
ン19と接続するように規定され、ピン14とピン15
とを接続するように規定されていた一般ネットは、可換
ネットを介してピン18と接続するように規定される。
可換ネットが、ピン13とピン19とを接続するように
規定され、ピン13とピン16とを接続するように規定
していないのは、周囲の影響からである。その他の構成
要素は図3で同一符号を付して示したものと同一あるい
は同等であるため、その詳細な説明は省略する。
【0063】その後、第1の接続改善手段38により、
一般ネットの接続関係及び可換ネットの接続関係に従っ
た概略配線結果に基づいて、可換ネットの接続関係を改
善する(ステップST45)。可換ネットとセルとの接
続関係を改善する場合、実施の形態1で説明した重み付
き評価関数を用いる。ステップST45では、さらに、
改善後の可換ネットの接続関係に従って、配置後のセル
に対して概略配線を実行する。
【0064】図16は図14のステップST45終了時
点におけるレイアウト状態図である。図16では、ピン
13とピン19との接続からピン13とピン17との接
続に改善された可換ネットが割り当てられた経路を、符
号46を付して破線で示している。この場合、ピン12
とピン13とを接続するように規定されていた一般ネッ
トは、可換ネットを介してピン17と接続するように改
善される。可換ネットが、ピン13とピン17とを接続
するように改善され、ピン13とピン16とを接続する
ように改善されていないのは、周囲の影響からである。
その他の構成要素は図15で同一符号を付して示したも
のと同一あるいは同等であるため、その詳細な説明は省
略する。
【0065】その後、詳細配線手段39により、一般ネ
ットの接続関係及び改善後の可換ネットの接続関係に従
った概略配線結果に基づいて、配置後のセルに対して詳
細配線を実行する(ステップST46)。
【0066】図17は図14のステップST46終了時
点におけるレイアウト状態図である。図において、47
はピン12とピン13とを接続するように規定されてい
た一般ネットが割り当てられた経路に設けられた一般配
線、48はピン14とピン15とを接続するように規定
されていた一般ネットが割り当てられた経路に設けられ
た一般配線、49はピン13とピン17とを接続するよ
うに改善された可換ネットが割り当てられた経路に設け
られた特別配線、50はピン14とピン18とを接続す
るように規定された可換ネットが割り当てられた経路に
設けられた特別配線である。その他の構成要素は図15
で同一符号を付して示したものと同一あるいは同等であ
るため、その詳細な説明は省略する。
【0067】その後、第2の接続改善手段40により、
詳細配線結果に基づいて、可換ネットの接続関係を改善
する(ステップST47)。可換ネットの接続関係を改
善する場合、実施の形態1で説明した重み付き評価関数
を用いる。
【0068】図18は図14のステップST47終了時
点におけるレイアウト状態図である。図18では、ピン
13とピン17とを接続するように改善された可換ネッ
トが、ピン13とピン16とを接続するように改善され
たことを表すため、その接続関係を符号51を付して示
している。この場合、ピン12とピン13とを接続する
ように規定されていた一般ネットは、可換ネットを介し
てピン16と接続するように改善される。その他の構成
要素は図17で同一符号を付して示したものと同一ある
いは同等であるため、その詳細な説明は省略する。
【0069】その後、ECO配線手段41により、2回
改善後の可換ネットの接続関係に従って、詳細配線後の
セルに対して配線を修正する(ステップST48)。ス
テップST48の前後において、ピン13とピン17と
を接続するように改善された可換ネットが割り当てられ
た経路に設けられた特別配線49は削除される。
【0070】以後、このようにして得られた自動配置配
線結果に基づいてマスクを作成し、そのマスクを用いて
半導体集積回路を形成する。
【0071】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、一般ネットとセルとの接続関係をセル配置前に規定
し、セル配置後に、その配置結果に基づいて、可換ネッ
トとセルとの接続関係を規定する。さらに、配置後のセ
ルに対する概略配線の実行後及び詳細配線の実行後に、
可換ネットとセルとの接続関係を改善する。このため、
実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0072】なお、実施の形態2のステップST21か
らステップST25までを実行し、その後、ステップS
T47及びステップST48を実行する場合でも、同様
の効果が得られる。
【0073】実施の形態5.図19はこの発明の実施の
形態5による自動配置配線装置を示すブロック図であ
る。図において、52は一般ネットの接続関係に基づい
て、一般セルを配置する一般セル配置手段、53は一般
セルが配置された領域外に、特別セルを配置する特別セ
ル配置手段、54はネットリストに規定された接続関係
に従って、配置後の一般セル及び特別セルに対して概略
配線を実行する概略配線手段、55は概略配線結果に基
づいて、配置後の一般セル及び特別セルに対して詳細配
線を実行する詳細配線手段である。
【0074】次に動作について説明する。図20はこの
発明の実施の形態5による自動配置配線方法を示すフロ
ーチャートである。先ず、一般セル配置手段52によ
り、一般ネットの接続関係に基づいて、一般セルを配置
する(ステップST51)。図21は図20のステップ
ST51終了時点におけるレイアウト状態図である。
【0075】その後、特別セル配置手段53により、一
般セルが配置された領域外に、特別セルを配置する(ス
テップST52)。図22は図20のステップST52
終了時点におけるレイアウト状態図である。
【0076】その後、概略配線手段54により、ネット
リストに規定された接続関係に従って、配置後の一般セ
ル及び特別セルに対して概略配線を実行する(ステップ
ST53)。
【0077】その後、詳細配線手段55により、概略配
線結果に基づいて、配置後の一般セル及び特別セルに対
して詳細配線を実行する(ステップST54)。
【0078】可換ネットの接続関係は、予め規定されて
いる場合や、特別セル配置後に規定する場合や、概略配
線後に規定する場合や、詳細配線後に規定する場合があ
る。
【0079】予め規定されている場合は、ステップST
52を可換ネットの接続関係に基づいて行う。特別セル
配置後に規定する場合は、ステップST53以後のステ
ップを実施の形態1の場合と同様に行う。概略配線後に
規定する場合は、ステップST53以後のステップを実
施の形態2の場合と同様に行う。詳細配線後に規定する
場合は、ステップST53以後のステップを実施の形態
3の場合と同様に行う。
【0080】以後、このようにして得られた自動配置配
線結果に基づいてマスクを作成し、そのマスクを用いて
半導体集積回路を形成する。
【0081】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、一般セル配置後に、一般セルが配置された領域外に
特別セルを配置するので、特別配線が短く、配線混雑度
が小さくなるように特別セルを配置することができ、特
別配線を短くすることができる効果や、配線混雑度を小
さくなることができる効果が得られる。
【0082】また、一般配線が特別配線の影響を受けな
いように特別セルを配置することができ、半導体集積回
路が高速、低消費電力、高信頼性になる効果が得られ
る。
【0083】実施の形態6.図23はこの発明の実施の
形態6による自動配置配線装置を示すブロック図であ
る。図において、56はネットリストに規定された一般
ネットの接続関係に従って、配置後の一般セルに対して
概略配線を実行する概略配線手段、57は概略配線結果
に基づいて、一般セルが配置された領域外に特別セルを
配置する特別セル配置手段、58は概略配線結果に基づ
いて、配置後の一般セル及び特別セルに対して詳細配線
を実行する詳細配線手段である。その他の構成要素は、
図19で同一符号を付して示したものと同一あるいは同
等であるため、その詳細な説明は省略する。
【0084】次に動作について説明する。図24はこの
発明の実施の形態6による自動配置配線方法を示すフロ
ーチャートである。実施の形態5の場合と同様に、先
ず、一般セル配置手段52により、一般ネットの接続関
係が規定されたネットリストに基づいて、一般セルを配
置する(ステップST61)。図24のステップST6
1終了時点におけるレイアウト状態は図21と同様であ
る。
【0085】その後、概略配線手段56により、ネット
リストに規定された一般ネットの接続関係に従って、配
置後の一般セルに対して概略配線を実行する(ステップ
ST62)。図25は図24のステップST62終了時
点におけるレイアウト状態図である。
【0086】その後、特別セル配置手段57により、概
略配線結果に基づいて、一般セルが配置された領域外に
特別セルを配置する(ステップST63)。特別セルは
概略配線が割り当てられていない領域に配置する。図2
6は図24のステップST63終了時点におけるレイア
ウト状態図である。
【0087】その後、詳細配線手段58により、概略配
線結果に基づいて、配置後の一般セル及び特別セルに対
して詳細配線を実行する(ステップST64)。
【0088】可換ネットの接続関係は、予め規定されて
いる場合や、概略配線後に規定する場合や、特別セル配
置後に規定する場合や、詳細配線後に規定する場合があ
る。
【0089】予め規定されている場合は、ステップST
63を可換ネットの接続関係に基づいて行う。
【0090】概略配線後に規定する場合は、ステップS
T63を可換ネットの接続関係に基づいて行い、ステッ
プST63の後、可換ネットの接続関係に従って、配置
後の一般セル及び特別セルに対して概略配線を実行す
る。そして、ステップST64を一般ネットの接続関係
及び可換ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づ
いて行う。
【0091】特別セル配置後に規定する場合は、ステッ
プST63の後、可換ネットの接続関係に従って、配置
後の一般セル及び特別セルに対して概略配線を実行す
る。そして、ステップST64を一般ネットの接続関係
及び可換ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づ
いて行う。
【0092】詳細配線後に規定する場合は、ステップS
T64以後のステップを実施の形態3の場合と同様に行
う。
【0093】以後、このようにして得られた自動配置配
線結果に基づいてマスクを作成し、そのマスクを用いて
半導体集積回路を形成する。
【0094】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、一般セル配置後に、配置後の一般セルに対して概略
配線を実行し、その概略配線結果に基づいて、一般セル
が配置された領域外に特別セルを配置するので、実施の
形態5と同様の効果が得られる。
【0095】なお、モニタ用パッドに接続するネット
は、いずれかのパッドに接続すればよく、どのパッドに
接続するかは問題ではない。従って、テスト用パッドを
備えた半導体集積回路を形成する場合、上述した各実施
の形態で説明した自動配置配線を適用することができ
る。
【0096】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一般
ネットとセルとの接続関係をネットリストに規定する一
般接続規定手段と、一般ネットの接続関係に基づいて、
セルを配置するセル配置手段と、セル配置後に、可換ネ
ットとセルとの接続関係をネットリストに規定する可換
ネット接続規定手段とを備えるように自動配置配線装置
を構成したので、特別配線が短く、配線混雑度が小さ
く、一般配線が特別配線からの影響を受け難い半導体集
積回路を形成する際に用いる自動配置配線装置が得られ
る効果がある。
【0097】この発明によれば、一般ネットの接続関係
に基づいて、一般セルを配置する一般セル配置手段と、
一般セルが配置された領域外に、特別セルを配置する特
別セル配置手段とを備えるように自動配置配線装置を構
成したので、特別配線が短く、配線混雑度が小さく、一
般配線が特別配線からの影響を受け難い半導体集積回路
を形成する際に用いる自動配置配線装置が得られる効果
がある。
【0098】この発明によれば、一般ネットとセルとの
接続関係をネットリストに規定する一般接続規定ステッ
プと、一般ネットの接続関係に基づいて、セルを配置す
るセル配置ステップと、セル配置後に、可換ネットとセ
ルとの接続関係をネットリストに規定する可換ネット接
続規定ステップとを有するように自動配置配線方法を構
成したので、特別配線が短く、配線混雑度が小さく、一
般配線が特別配線からの影響を受け難い半導体集積回路
を形成する際に用いる自動配置配線方法が得られる効果
がある。
【0099】この発明によれば、一般ネットの接続関係
に基づいて、一般セルを配置する一般セル配置ステップ
と、一般セルが配置された領域外に、特別セルを配置す
る特別セル配置ステップとを有するように自動配置配線
方法を構成したので、特別配線が短く、配線混雑度が小
さく、一般配線が特別配線からの影響を受け難い半導体
集積回路を形成する際に用いる自動配置配線方法が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による自動配置配線
装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による自動配置配線
方法を示すフローチャートである。
【図3】 図2のステップST12終了時点におけるレ
イアウト状態図である。
【図4】 図2のステップST13終了時点におけるレ
イアウト状態図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による自動配置配線
装置を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による自動配置配線
方法を示すフローチャートである。
【図7】 図6のステップST23終了時点におけるレ
イアウト状態図である。
【図8】 図6のステップST24終了時点におけるレ
イアウト状態図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による自動配置配線
装置を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態3による自動配置配
線方法を示すフローチャートである。
【図11】 図10のステップST34終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図12】 図10のステップST35終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図13】 この発明の実施の形態4による自動配置配
線装置を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態4による自動配置配
線方法を示すフローチャートである。
【図15】 図14のステップST44終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図16】 図14のステップST45終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図17】 図14のステップST46終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図18】 図14のステップST47終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図19】 この発明の実施の形態5による自動配置配
線装置を示すブロック図である。
【図20】 この発明の実施の形態5による自動配置配
線方法を示すフローチャートである。
【図21】 図20のステップST51終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図22】 図20のステップST52終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図23】 この発明の実施の形態6による自動配置配
線装置を示すブロック図である。
【図24】 この発明の実施の形態6による自動配置配
線方法を示すフローチャートである。
【図25】 図24のステップST62終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図26】 図24のステップST63終了時点におけ
るレイアウト状態図である。
【図27】 従来の自動配置配線装置を示すブロック図
である。
【図28】 従来の自動配置配線方法を示すフローチャ
ートである。
【図29】 図28のステップST104終了時点にお
けるレイアウト状態図である。
【符号の説明】
1 一般接続規定手段、2 セル配置手段、3 可換ネ
ット接続規定手段、4概略配線手段、5 詳細配線手
段、6〜9 一般セル、10,11 特別セル、12〜
19 ピン、24 概略配線手段、25 可換ネット接
続規定手段、26 詳細配線手段、31 詳細配線手
段、32 可換ネット接続規定手段、33ECO配線手
段、34,35 一般配線、38 第1の接続改善手
段、39詳細配線手段、40 第2の接続改善手段、4
1 ECO配線手段、47,48一般配線、49,50
特別配線、52 一般セル配置手段、53 特別セル
配置手段、54 概略配線手段、55 詳細配線手段、
56 概略配線手段、57 特別セル配置手段、58
詳細配線手段。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め接続関係を規定する必要のない可換
    ネット以外のネットである一般ネットとセルとの接続関
    係をネットリストに規定する一般接続規定手段と、一般
    ネットの接続関係に基づいて、セルを配置するセル配置
    手段と、セル配置後に、可換ネットとセルとの接続関係
    をネットリストに規定する可換ネット接続規定手段とを
    備えた自動配置配線装置。
  2. 【請求項2】 可換ネット接続規定手段は、セルの配置
    結果に基づいて、可換ネットとセルとの接続関係を規定
    することを特徴とする請求項1記載の自動配置配線装
    置。
  3. 【請求項3】 一般ネットの接続関係に従って、配置後
    のセルに対して概略配線を実行する概略配線手段を備
    え、可換ネット接続規定手段は、一般ネットの接続関係
    に従った概略配線結果に基づいて、可換ネットとセルと
    の接続関係を規定することを特徴とする請求項1記載の
    自動配置配線装置。
  4. 【請求項4】 一般ネットの接続関係に従って、配置後
    のセルに対して概略配線を実行する概略配線手段と、一
    般ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づいて、
    配置後のセルに対して詳細配線を実行する詳細配線手段
    とを備え、可換ネット接続規定手段は、詳細配線結果に
    基づいて、可換ネットとセルとの接続関係を規定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動配置配線装置。
  5. 【請求項5】 一般ネットの接続関係及び可換ネットの
    接続関係に従って、配置後のセルに対して概略配線を実
    行する概略配線手段と、一般ネットの接続関係及び可換
    ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づいて、可
    換ネットの接続関係を改善する接続改善手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の自動配置配線装置。
  6. 【請求項6】 一般ネットの接続関係及び可換ネットの
    接続関係に従って、配置後のセルに対して概略配線を実
    行する概略配線手段と、一般ネットの接続関係及び可換
    ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づいて、配
    置後のセルに対して詳細配線を実行する詳細配線手段
    と、詳細配線結果に基づいて、可換ネットの接続関係を
    改善する接続改善手段とを備えたことを特徴とする請求
    項2記載の自動配置配線装置。
  7. 【請求項7】 一般ネットの接続関係及び可換ネットの
    接続関係に従った概略配線結果に基づいて、配置後のセ
    ルに対して詳細配線を実行する詳細配線手段と、詳細配
    線結果に基づいて、可換ネットの接続関係を改善する接
    続改善手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載の
    自動配置配線装置。
  8. 【請求項8】 予め接続関係を規定する必要のない可換
    ネット以外のネットである一般ネットの接続関係に基づ
    いて、一般ネットと接続するように規定された一般セル
    を配置する一般セル配置手段と、一般セルが配置された
    領域外に、可換ネットのみ接続するように規定された特
    別セルを配置する特別セル配置手段とを備えた自動配置
    配線装置。
  9. 【請求項9】 一般ネットの接続関係に従って、配置後
    のセルに対して概略配線を実行する概略配線手段を備
    え、特別セル配値手段は、概略配線結果に基づいて特別
    セルを配置することを特徴とする請求項8記載の自動配
    置配線装置。
  10. 【請求項10】 予め接続関係を規定する必要のない可
    換ネット以外のネットである一般ネットとセルとの接続
    関係をネットリストに規定する一般接続規定ステップ
    と、一般ネットの接続関係に基づいて、セルを配置する
    セル配置ステップと、セル配置後に、可換ネットとセル
    との接続関係をネットリストに規定する可換ネット接続
    規定ステップとを有する自動配置配線方法。
  11. 【請求項11】 可換ネット接続規定ステップは、セル
    の配置結果に基づいて、可換ネットとセルとの接続関係
    を規定することを特徴とする請求項10記載の自動配置
    配線方法。
  12. 【請求項12】 一般ネットの接続関係に従って、配置
    後のセルに対して概略配線を実行する概略配線ステップ
    を有し、可換ネット接続規定ステップは、一般ネットの
    接続関係に従った概略配線結果に基づいて、可換ネット
    とセルとの接続関係を規定することを特徴とする請求項
    10記載の自動配置配線方法。
  13. 【請求項13】 一般ネットの接続関係に従って、配置
    後のセルに対して概略配線を実行する概略配線ステップ
    と、一般ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づ
    いて、配置後のセルに対して詳細配線を実行する詳細配
    線ステップとを有し、可換ネット接続規定ステップは、
    詳細配線結果に基づいて、可換ネットとセルとの接続関
    係を規定することを特徴とする請求項10記載の自動配
    置配線方法。
  14. 【請求項14】 一般ネットの接続関係及び可換ネット
    の接続関係に従って、配置後のセルに対して概略配線を
    実行する概略配線ステップと、一般ネットの接続関係及
    び可換ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づい
    て、可換ネットの接続関係を改善する接続改善ステップ
    とを有することを特徴とする請求項11記載の自動配置
    配線方法。
  15. 【請求項15】 一般ネットの接続関係及び可換ネット
    の接続関係に従った概略配線結果に基づいて、配置後の
    セルに対して詳細配線を実行する詳細配線ステップと、
    詳細配線結果に基づいて、可換ネットの接続関係を改善
    する接続改善ステップとを有することを特徴とする請求
    項11記載の自動配置配線方法。
  16. 【請求項16】 一般ネットの接続関係及び可換ネット
    の接続関係に従って、配置後のセルに対して概略配線を
    実行する概略配線ステップと、一般ネットの接続関係及
    び可換ネットの接続関係に従った概略配線結果に基づい
    て、配置後のセルに対して詳細配線を実行する詳細配線
    ステップと、詳細配線結果に基づいて、可換ネットの接
    続関係を改善する接続改善ステップとを有することを特
    徴とする請求項12記載の自動配置配線方法。
  17. 【請求項17】 予め接続関係を規定する必要のない可
    換ネット以外のネットである一般ネットの接続関係に基
    づいて、一般ネットと接続するように規定された一般セ
    ルを配置する一般セル配置ステップと、一般セルが配置
    された領域外に、可換ネットのみ接続するように規定さ
    れた特別セルを配置する特別セル配置ステップとを有す
    る自動配置配線方法。
  18. 【請求項18】 一般ネットの接続関係に従って、配置
    後のセルに対して概略配線を実行する概略配線ステップ
    を有し、特別セル配置ステップは、概略配線結果に基づ
    いて特別セルを配置することを特徴とする請求項17記
    載の自動配置配線方法。
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