JP2001291756A - 露光装置および露光方法 - Google Patents

露光装置および露光方法

Info

Publication number
JP2001291756A
JP2001291756A JP2000104300A JP2000104300A JP2001291756A JP 2001291756 A JP2001291756 A JP 2001291756A JP 2000104300 A JP2000104300 A JP 2000104300A JP 2000104300 A JP2000104300 A JP 2000104300A JP 2001291756 A JP2001291756 A JP 2001291756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
exposure
processing
substrate
exposure processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000104300A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takahashi
浩之 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000104300A priority Critical patent/JP2001291756A/ja
Publication of JP2001291756A publication Critical patent/JP2001291756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/70466Multiple exposures, e.g. combination of fine and coarse exposures, double patterning or multiple exposures for printing a single feature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70733Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
    • G03F7/7075Handling workpieces outside exposure position, e.g. SMIF box

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクを交換する回数を少なくすることによ
り、基板搬送ロボット装置に複数搭載された基板収納カ
セットの全体的な露光処理時間を短縮して、生産性を向
上させる露光装置および露光方法を提供する。 【解決手段】 基板搬送ロボット2bを有する基板搬送
ロボット装置2のカセット搭載部2a上に複数の基板収
納カセットCが搭載される際に、露光装置1の露光処理
部1aにおいて既に露光処理を行っているあるいは行お
うとしているカセットCに対応するマスクMと同一のマ
スクMで露光処理するカセットCが搭載されている場合
には、同一のマスクMで処理する当該カセットCを既に
搭載されて露光処理待ちのカセットCよりも優先的に露
光処理を行うようにし、マスクの交換回数を減少させ、
露光処理の生産性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板搬送ロボット
装置を備える露光装置および露光方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の基板搬送ロボット装置を備える露
光装置においては、基板搬送ロボット装置には複数のカ
セット搭載ポートが設けられ、これらのカセット搭載ポ
ートのそれぞれに複数枚の基板を収納したカセットが順
次搭載され、基板収納カセットの処理すなわちカセット
に収納されている基板の露光処理に際しては、単にカセ
ットの搭載された順序でカセットの処理を行っており、
基板搬送ロボットによりカセットの搭載順序でカセット
に収納されている基板を露光装置の露光処理部に搬入し
て、露光処理部において基板の露光処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、液晶パネルや半導体の生産コストの低減に伴い、
露光装置においても、その生産性は益々重要視されてき
ている。
【0004】しかしながら、従来の基板搬送ロボット装
置を備える露光装置においては、露光対象基板を収納す
るカセット毎に異なるマスクでの露光処理を必要とする
際に、複数のカセットが基板搬送ロボット装置のカセッ
ト搭載ポートに時系列的に搭載されている場合、カセッ
トの処理をカセットの搭載順序で時系列的に行うように
構成されているために、異なるマスクでの処理を必要と
するカセット間においてはマスクの交換が必要とされ、
場合によっては各カセット毎にマスクの交換が必要とな
り、このようなマスク交換の時間が生産性を落とす一つ
の要因となっていた。
【0005】そこで、本発明は、前述した従来技術の有
する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、マス
クを交換する回数を少なくすることにより、基板搬送ロ
ボット装置に複数搭載された基板収納カセットの全体的
な露光処理時間を短縮して、生産性を向上させることが
できる露光装置および露光方法を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の露光装置は、複数枚の基板を収納可能なカ
セットを複数搭載可能な基板搬送ロボット装置と、該基
板搬送ロボット装置から搬入される基板上の露光領域に
原版のパターン像の露光を行う露光装置とを有し、両装
置を接続して基板の露光処理を行う露光装置において、
基板搬送ロボット装置上にカセットが複数搭載された際
に、既に露光処理を行っているあるいは露光処理を行お
うとしているカセットに対応する原版と同一の原版で露
光処理するカセットが搭載されている場合には、同一の
原版で処理するカセットを既に搭載されて露光処理待ち
の他のカセットより優先的に露光処理するように制御す
る制御手段を有することを特徴とする。
【0007】本発明の露光装置は、複数枚の基板を収納
可能なカセットを複数搭載可能なカセット搭載部とカセ
ットに収納される基板を搬送する基板搬送ロボットとを
有する基板搬送ロボット装置と、該基板搬送ロボット装
置から搬入される基板上の露光領域に原版のパターン像
の露光を行う露光処理部とそれぞれ相異なるパターン像
が形成されている複数種類の原版を収納するとともに露
光処理に必要とされる原版を取り出して露光処理部にセ
ットするための原版搬送ロボットを備えた原版ライブラ
リーとを有する露光装置と、前記基板搬送ロボット装置
の作動を制御するロボット装置制御手段と、前記露光装
置の作動を制御する露光装置制御手段とを有する露光装
置において、前記カセット搭載部に搭載されるカセット
の処理に必要とされる原版の種類に関する情報を入力す
る入力手段と、該入力手段により入力される情報を前記
カセットと関連付けて記憶保存する手段と、前記カセッ
ト搭載部に複数のカセットが搭載された際に、既に露光
処理を行っているあるいは露光処理を行おうとしている
カセットに対応する原版と同一の原版で処理するカセッ
トが搭載されている場合には、同一の原版で処理するカ
セットを既に搭載されて処理待ちの他のカセットより優
先的に処理するように制御する制御手段をさらに有する
ことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の露光装置においては、基
板搬送ロボット装置上にカセットが搭載された際に、搭
載後一定時間経過した後にあるいは適宜当該カセットの
処理を必ず行うことが好ましい。
【0009】また、本発明の露光方法は、複数枚の露光
対象基板を収納可能なカセットを複数搭載可能な基板搬
送ロボット装置と、該基板搬送ロボット装置から搬入さ
れた基板上の露光領域に原版のパターン像の露光を行う
露光装置とを有し、両装置を接続して露光処理を行う露
光方法において、基板搬送ロボット装置上にカセットが
複数搭載された際に、既に露光処理を行っているあるい
は露光処理を行おうとしているカセットに対応する原版
と同一の原版で露光処理するカセットが搭載されている
場合には、同一の原版で処理するカセットを既に搭載さ
れて露光処理待ちのカセットよりも優先的に露光処理す
ることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の露光方法においては、基
板搬送ロボット装置上にカセットが搭載された際に、搭
載後一定時間経過した後にあるいは適宜当該カセットの
処理を必ず行うことが好ましい。
【0011】
【作用】本発明の露光装置および露光方法によれば、基
板搬送ロボット装置上に基板収納カセットが複数搭載さ
れた際に、既に露光処理を行っているあるいは露光処理
を行おうとしているカセットに対応する原版(マスク)
と同一の原版(マスク)で露光処理するカセットが搭載
されている場合には、同一の原版(マスク)で処理する
当該カセットを既に搭載されて露光処理待ちのカセット
よりも優先的に露光処理することにより、露光装置のマ
スク交換の回数を減少させることができ、基板搬送ロボ
ット装置に搭載される基板収納カセットの全体的な露光
処理時間を短縮することができ、さらに、露光処理が待
たされる待機時間を減少させて、生産性を向上させるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0013】図1は、本発明の露光装置を概略的に示す
上面図である。
【0014】図1において、1は半導体や液晶パネル等
の露光対象基板(以下、単に基板ともいう)Wの露光処
理を行う露光装置であり、図示しない照明光学系、原版
(マスク)ステージ、投影光学系および基板ステージ等
で構成される露光処理部1a、基板Wにパターンを転写
するためのマスクあるいはレチクル等の原版(以下、単
にマスクという)Mを複数収納しストックするマスクラ
イブラリー1b、および露光装置の動作を制御する露光
装置制御手段1cを有し、マスクライブラリー1bは、
図1においては、パターンが異なる4種類のマスクMが
ストックされ、それぞれα、β、γ、δと番号付けられ
ているものとし、基板Wの露光処理に必要とされるマス
クMは、図示しないマスク搬送ロボットにより、適宜マ
スクライブラリー1bから取り出され、露光処理部1a
のマスクステージ(不図示)にセットされる。
【0015】2は、露光装置1に接続された基板搬送ロ
ボット装置であって、複数の基板Wを収納する基板収納
カセット(以下、単にカセットともいう)Cをそれぞれ
搭載する複数のカセット搭載ポート(以下、単にポート
ともいう)Pが形成されているカセット搭載部2a、カ
セットC内に収納されている基板Wを露光装置1の露光
処理部1aに搬入して基板ステージ(不図示)に受け渡
し、そして露光処理の終了した基板Wを基板ステージ
(不図示)から受け取って搬出する基板搬送ロボット2
bおよび基板搬送ロボット装置2の動作を制御するロボ
ット装置制御手段2cを有し、カセット搭載部2aは、
図1においては、4個のカセット搭載ポートPが設けら
れており、これらのカセット搭載ポートPをそれぞれポ
ートPa、ポートPb………とする。3は、基板搬送ロ
ボット装置2のカセット搭載部2a上の各ポートPa〜
Pdに搭載されるカセットCに収納されている基板Wを
露光処理する際に用いるマスクMのマスク番号(α、
β、γ……)をカセットC毎に入力するためのマスク番
号入力手段であり、マスク番号(α、β、γ……)は、
オンライン通信により、あるいは各カセットC毎に付さ
れた情報の読み取りにより、また、オペレータの操作等
により入力され、ロボット装置制御手段2cに送信され
る。ロボット装置制御手段2cは、マスク番号入力手段
3から送信されるマスク番号(α、β、γ……)を該カ
セットCが搭載されたカセット搭載部2aのポートPの
位置とともに記憶、保存し、また、カセットCに収納さ
れている基板Wの露光処理に際しては、カセットCの処
理に要するマスクMのマスク番号(α、β、γ……)を
露光装置制御手段1cに送信するとともに、搭載された
カセットCにおける基板Wがどの種類のマスクMで露光
処理するかの判断を露光装置制御装置1cとの相互間の
通信で行い、カセットCに収納されている基板Wに対応
するマスクMが、現在露光処理中あるいは露光処理準備
中のカセットCと同一のマスクMである場合に、該カセ
ットCを既に搭載済みの他のカセットCより優先的に露
光処理すべく制御するように構成されている。
【0016】次に、以上のように構成される本発明の露
光装置による露光処理方式について図2に示すフローを
参照して説明する。
【0017】複数枚の基板Wを収納したカセットCが、
基板搬送ロボット装置2のカセット搭載部2aの各ポー
トPa、Pb、Pc、Pdにそれぞれ順次搭載され(ス
テップS1)、ポートPに搭載されるカセットC毎に、
各カセットCに収納された基板Wの露光処理に要する
(すなわち、カセットCに対応する)マスクMのマスク
番号(α、β…)が、オンライン通信やオペレータ操作
等によりマスク番号入力手段3を介して入力され、その
情報は、ロボット装置制御手段2cへ送信され、ロボッ
ト装置制御手段2cにおいて、カセットCが搭載された
ポートPと該カセットCの処理に要するマスクMのマス
ク番号を対にして記憶し保存する(ステップS2)。な
お、以下の説明において、カセット搭載部2aのポート
Pa〜Pdのそれぞれに搭載されたカセットCをそれぞ
れカセットCa、Cb、Cc、Cdと称することにす
る。
【0018】その後、カセット搭載部2aの各ポートP
a〜Pdにそれぞれ搭載されたカセットCa〜Cdのい
ずれかが選択され(ステップS3)、選択されたカセッ
トCに収納されている基板Wの露光処理が行われること
となる。なお、このステップS3におけるカセットCの
選択は、カセットCのカセット搭載部2aのポートPへ
の搭載順により、あるいはあらかじめ設定されている特
定のポートPに搭載されたカセットCから、あるいはオ
ペレータの指令等により適宜設定することができる。こ
こで、ポートPaに搭載されているカセットCaが選択
されたとすると、ロボット装置制御手段2cは、該カセ
ットCaに関する情報、すなわち該カセットCaに収納
されている基板Wの露光処理に要するマスクMのマスク
番号α等の情報を記憶保存部から読み出して特定し、こ
れらの情報を露光装置制御手段1cへ送信する(ステッ
プS4)。露光装置制御手段1cは、露光装置1を制御
し、該当するマスク番号αを有するマスクM(α)の準
備をし、該マスクM(α)を、図示しないマスク搬送ロ
ボットにより、マスクライブラリー1bから露光処理部
1aへ搬送してそのマスクステージ(不図示)にセット
する(ステップS5)。一方、ロボット装置制御手段2
cは、基板搬送ロボット2bを作動させて、選択された
カセットCaに収納されている基板WをカセットCaか
ら露光処理部1aへ搬入し、露光処理部1aの基板ステ
ージ(不図示)上にロードする(ステップS6)。その
後、露光処理部1aにおいて、基板Wの露光処理が露光
装置制御手段1cの指令に基づいて所定のシーケンスに
沿って行われる(ステップS7)。そして、基板Wの露
光処理が終了すると、基板搬送ロボット2bは、その基
板Wを露光処理部1aから搬出してカセットCa内に戻
し(ステップS8)、次の新たな基板Wを露光処理部1
aへ搬入する。このようにして、カセットCaに収納さ
れている全ての基板Wの露光処理が終了するまで、当該
マスクM(α)での基板Wの露光処理が繰り返し行われ
(ステップS6〜S9)、選択された一つのカセットC
a内の全ての基板Wの露光処理を終了する(ステップS
9)。
【0019】次いで、カセット搭載部2a上の他のポー
トPで待機している未処理のカセットCがある場合には
(ステップS10)、次のカセットCの処理が続行され
る。ここで、カセットCaの処理に用いられ露光処理部
1aにセットされているマスクM(α)で露光処理する
基板Wを収納した他のカセットCがカセット搭載部2a
のいずれかのポートPにある場合には、そのカセットC
を次の露光処理のカセットとして選択する(ステップS
11〜S12)。次の露光処理のカセットとしてカセッ
トCcが選択されたとすると、該カセットCcに収納さ
れている基板Wが引き続き基板搬送ロボット2bにより
露光装置1の露光処理部1aへ搬入され、露光処理部1
aの基板ステージ(不図示)上にロードされて(ステッ
プS6)、露光処理部1aにおいて基板Wの露光処理が
行われる(ステップS7)。このように、マスク番号α
のマスクM(α)を用いて連続的にカセットCaとカセ
ットCcにそれぞれ収納されている基板Wの露光処理を
行うことにより、それらのカセット間にマスクMを交換
する必要がない。
【0020】一方、全ての基板Wの露光処理が終了した
カセットCaは、カセット搭載部2aのポートPaから
搬出され(ステップS13)、このポートPaには新た
な基板を収納するカセットCが適宜搭載され(ステップ
S14)、このカセットCに収納されている基板Wの露
光処理に必要とされるマスクMのマスク番号が前述した
と同様に入力されて記憶保存され(ステップS2)、カ
セットCは、カセット搭載部2a上で待機する。
【0021】また、ステップS11において、カセット
Caの露光処理に用いたマスクM(α)で露光処理する
基板Wを収納した他のカセットCがカセット搭載部2a
上のいずれのポートPにもない場合には(ステップS1
1)、カセット搭載部2a上で待機している未処理カセ
ットCのいずれかを次の処理カセットとして選択する
(ステップS3)。そして、このカセットCに関する情
報がロボット装置制御手段2cの記憶保存部から読み出
されて、使用するマスクMのマスク番号が特定される
(ステップS4)。ここで、次の処理カセットとしてマ
スク番号βのマスクMを必要とするカセットCbが選択
されたとすると、カセットCbに関する情報(マスクM
のマスク番号β等)がロボット装置制御手段2cの記憶
保存部から読み出されて、使用するマスクMのマスク番
号βを特定し、これらの情報は、ロボット装置制御手段
2cから露光装置制御手段1cへ送信され、マスク番号
βが付されたマスクM(β)が準備され、そして、それ
以前に使用されていたマスクM(α)を露光処理部1a
のマスクステージ(不図示)から取り外し、マスクライ
ブラリー1bへ回収するとともに、マスクM(β)をマ
スクライブラリー1bから露光処理部1aへ移動してマ
スクステージ(不図示)にセットする(ステップS
5)。すなわち、ステップS5において、マスクMの交
換が行われる。
【0022】そして、選択されたカセットCbに収納さ
れている基板Wは、基板搬送ロボット2bにより、露光
装置1の露光処理部1aへ搬入されて、露光処理部1a
の基板ステージ(不図示)上にロードされ(ステップS
6)、その後、露光処理部1aにおいて基板Wの露光処
理が行われる(ステップS7)。以降、同様にしてカセ
ット搭載部2aに搭載されている各カセットC内に収納
されている基板Wの露光処理が行われる。
【0023】以上のように、本発明に基づく露光処理に
おいては、基板収納カセットCが基板搬送ロボット装置
2のカセット搭載部2aに搭載された順番に基づいてカ
セットの処理を行うのではなく、搭載されたカセットC
における基板Wがどの種類のマスクMで露光処理するか
の判断を露光装置制御装置1cおよびロボット装置制御
装置2cの相互間の通信で行い、現在露光処理中あるい
は露光処理準備中のカセットCと同一のマスクMで処理
するカセットCがカセット搭載部2aに搭載されている
場合には、そのカセットCを既に搭載済みの他のカセッ
トCより優先的に露光処理を行うようにする。これによ
って、マスク交換回数を減らすことができ、生産性を向
上させることができる。
【0024】図3の(a)は、本発明の露光装置におけ
る露光処理方式の一具体例を説明するための図表であ
り、カセット搭載部2aの各ポートPa、Pb、Pc、
Pdにそれぞれその順序でカセットCが搭載され、ポー
トPaに搭載されたカセットCaを処理するためのマス
クMはマスク番号αと番号付けられたマスクM(α)で
あり、以下同様に、ポートPb、Pc、Pdにそれぞれ
搭載されたカセットCb、Cc、Cdを処理するための
マスクMは、それぞれマスク番号β、α、βと番号付け
られたマスクM(β)、M(α)、M(β)である場合
に、本発明に基づいて露光処理を行うと、マスクM
(α)を用いて先ずポートPaに搭載されているカセッ
トCaを処理し、続いてポートPcに搭載されているカ
セットCcをマスクM(α)を用いて連続的に処理す
る。これにより、カセットCaの処理とカセットCcの
処理の間でマスクを交換する必要がない。次に、ポート
Pbに搭載されているカセットCbの処理には、マスク
番号βのマスクM(β)を用いるために、マスクM
(β)をマスクM(α)と交換する。そして、カセット
Cbの処理を行い、続いて、カセットCdを同じマスク
M(β)で処理する。このカセットCdの処理とカセッ
トCbの処理は、同じマスクM(β)を用いるために、
その間にマスクの交換は不要である。すなわち、図3の
(a)に示す具体例では、マスク交換は1回のみ行う必
要がある。
【0025】ところで、従来の露光装置における露光処
理方式においては、同様の条件において、カセット搭載
部2a上のポートPa〜PdへのカセットCa〜Cdの
搭載順序で時系列的にカセットCの処理を行っている。
すなわち、図3の(b)に示すように、カセットCの搭
載順序通りのカセットCa、Cb、Cc、Cdの順に処
理を行うために、マスク交換は、カセットCaの処理と
カセットCbの処理の間、カセットCbの処理とカセッ
トCcの処理の間、およびカセットCcの処理とカセッ
トCdの処理の間と3回必要になっていた。
【0026】このように、本発明の露光装置による露光
処理方式においては、マスクの交換回数を少なくするこ
とができ、基板収納カセットの全体的な露光処理時間を
短縮することができ、生産性を向上させることができ
る。
【0027】また、このようにポートPa〜Pdに搭載
されたカセットCが順次露光処理されている間に、最初
に露光処理の終了したカセットCは、基板搬送ロボット
装置2のカセット搭載部2bのポートPから搬出され、
新たなカセットCがそのポートPに搭載される。例え
ば、前述した例において、カセットCaの露光処理が終
了し、次のカセットCcの露光処理が行われている際
に、カセットCaはカセット搭載部2bのポートPaか
ら搬出され、新たなカセットCがポートPaに搬入され
る。このように新たなカセットC中の基板Wもまたマス
ク番号αのマスクM(α)に対応している場合には、現
在露光処理中のカセットCcの露光処理の終了後、直ち
に新たなカセットCの露光処理を行うことになり、この
際にもマスクの交換が不要となる。すなわち、既に露光
処理を行っているあるいは露光処理を行おうとしている
カセットCと同一マスクMで処理するカセットCが搭載
された場合には、既に搭載されて露光処理待ちの他のカ
セットCより、当該カセットCを優先的に露光処理する
ことにより、マスク交換回数をさらに減少させることが
できる。
【0028】ところで、図2および図3の(a)を参照
して説明した実施例において、例えば、基板搬送ロボッ
ト装置2のカセット搭載部2aのポートPaやPcに常
に同一のマスクM(α)で露光処理する基板Wを収納し
たカセットCが順次搭載された場合には、ポートPbや
ポートPdに搭載されているカセットCb、Cdは、常
に露光処理を待機する状態となり、いつまでも露光処理
を行うことができない状態が発生する場合がある。その
ような事態を解消するために、基板搬送ロボット装置2
のカセット搭載部2a上のポートPa〜Pdのいずれか
にカセットCが搭載された後に処理されることなく一定
時間が経過した場合、あるいはオペレータの操作で優先
指定があった場合には、マスク交換を必要とするカセッ
トCの露光処理を他のカセットCよりも優先して露光処
理を行うことができるように設定することが望ましい。
【0029】前述した実施例では、基板搬送ロボット装
置を伴う露光装置について説明したけれども、基板搬送
ロボット装置ではなく、塗布現像装置を伴う露光装置の
場合であっても、同様に適用可能である。
【0030】次に、前述した露光装置を利用する半導体
デバイスの生産システムについて説明する。本実施例に
おける半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チッ
プ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマ
シン等)の生産システムは、半導体製造工場に設置され
た製造装置のトラブル対応や定期メンテナンス、あるい
はソフトウェアの提供などの保守サービスを製造工場外
のコンピュータネットワークを利用して行うものであ
る。
【0031】図4は、全体システムを示す概要図であ
り、図中、101は半導体デバイスの製造装置を提供す
るベンダー(装置供給メーカー)の事業所である。製造
装置の実例として、半導体製造工場で使用する各種プロ
セス用の半導体製造装置、例えば、前工程用機器(露光
装置、レジスト処理装置、熱処理装置、成膜装置等)や
後工程用機器(組立装置、検査装置等)を想定してい
る。事業所101内には、製造装置の保守データベース
を提供するホスト管理システム108、複数の操作端末
コンピュータ110、これらを結んでイントラネットを
構築するローカルエリアネットワーク(LAN)109
を備える。ホスト管理システム108は、LAN109
を事業所の外部ネットワークであるインターネット10
5に接続するためのゲートウェイと、外部からのアクセ
スを制限するセキュリティ機能を備える。
【0032】一方、102〜104は、製造装置のユー
ザーとしての半導体製造メーカーの製造工場である。製
造工場102〜104は、互いに異なるメーカーに属す
る工場であっても良いし、同一のメーカーに属する工場
(例えば、前工程用の工場と後工程用の工場等)であっ
ても良い。各工場102〜104内には、それぞれ、複
数の製造装置106と、それらを結んでイントラネット
を構築するローカルエリアネットワーク(LAN)11
1と、各製造装置106の稼働状況を監視する監視装置
としてホスト管理システム107とが設けられている。
各工場102〜104に設けられたホスト管理システム
107は、各工場内のLAN111を工場の外部ネット
ワークであるインターネット105に接続するためのゲ
ートウェイを備える。これにより各工場のLAN111
からインターネット105を介してベンダー101側の
ホスト管理システム108にアクセスが可能となり、ホ
スト管理システム108のセキュリティ機能によって限
られたユーザーだけがアクセスが許可となっている。具
体的には、インターネット105を介して、各製造装置
106の稼動状況を示すステータス情報(例えば、トラ
ブルが発生した製造装置の症状)を工場側からベンダー
側に通知する他、その通知に対応する応答情報(例え
ば、トラブルに対する対処方法を指示する情報、対処用
のソフトウェアやデータ)や、最新のソフトウェア、ヘ
ルプ情報などの保守情報をベンダー側から受け取ること
ができる。各工場102〜104とベンダー101との
間のデータ通信および各工場内のLAN111でのデー
タ通信には、インターネットで一般的に使用されている
通信プロトコル(TCP/IP)が使用される。なお、
工場外の外部ネットワークとしてインターネットを利用
する代わりに、第三者からのアクセスができずにセキュ
リティの高い専用線ネットワーク(ISDN等)を利用
することもできる。また、ホスト管理システムはベンダ
ーが提供するものに限らずユーザーがデータベースを構
築して外部ネットワーク上に置き、ユーザーの複数の工
場から該データベースへのアクセスを許可するようにし
てもよい。
【0033】また、図5は半導体デバイスの生産システ
ムの全体システムを図4とは別の角度から切り出して表
現した概要図である。前述した例では、それぞれが製造
装置を備えた複数のユーザー工場と該製造装置のベンダ
ーの管理システムとを外部ネットワークで接続して、該
外部ネットワークを介して各工場の生産管理や少なくと
も1台の製造装置の情報をデータ通信するものであった
が、本例は、複数のベンダーの製造装置を備えた工場と
該複数の製造装置のそれぞれのベンダーの管理システム
とを工場外の外部ネットワークで接続して、各製造装置
の保守情報をデータ通信するものである。図中、201
は製造装置ユーザー(半導体デバイス製造メーカー)の
製造工場であり、工場の製造ラインには各種プロセスを
行う製造装置、ここでは例として露光装置202、レジ
スト処理装置203、成膜処理装置204が導入されて
いる。なお、図5では製造工場201は1つだけ描いて
いるが、実際は複数の工場が同様にネットワーク化され
ている。工場内の各装置はLAN206で接続されてイ
ントラネットを構成し、ホスト管理システム205で製
造ラインの稼動管理がされている。一方、露光装置メー
カー210、レジスト処理装置メーカー220、成膜装
置メーカー230などベンダー(装置供給メーカー)の
各事業所には、それぞれ供給した機器の遠隔保守を行う
ためのホスト管理システム211、221、231を備
え、これらは前述したように保守データベースと外部ネ
ットワークのゲートウェイを備える。ユーザーの製造工
場内の各装置を管理するホスト管理システム205と各
装置のベンダーの管理システム211、221、231
とは、外部ネットワーク200であるインターネットも
しくは専用線ネットワークによって接続されている。こ
のシステムにおいて、製造ラインの一連の製造機器の中
のどれかにトラブルが起きると、製造ラインの稼動が休
止してしまうが、トラブルが起きた機器のベンダーから
インターネット200を介した遠隔保守を受けることで
迅速な対応が可能で、製造ラインの休止を最小限に抑え
ることができる。
【0034】半導体製造工場に設置された各製造装置
は、それぞれ、ディスプレイとネットワークインターフ
ェースと記憶装置にストアされたネットワークアクセス
用ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実
行するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メ
モリやハードディスク、あるいはネットワークファイル
サーバーなどである。上記ネットワークアクセス用ソフ
トウェアは、専用または汎用のウェブブラウザを含み、
例えば図6に一例を示すような画面のユーザーインター
フェースをディスプレイ上に提供する。各工場で製造装
置を管理するオペレータは、画面を参照しながら、製造
装置の機種(401)、シリアルナンバー(402)、
トラブルの発生日や件名(403)、トラブルの緊急度
(405)、症状(406)、対処法(407)、経過
(408)等の情報を画面上の入力項目に入力する。入
力された情報は、インターネットを介して保守データベ
ースに送信され、その結果の適切な保守情報が保守デー
タベースから返信されディスプレイ上に提示される。ま
た、ウェブブラウザが提供するユーザーインターフェー
スはさらに図示のごとくハイパーリンク機能(410〜
412)を実現し、オペレ−タは各項目の更に詳細な情
報にアクセスしたり、ベンダーが提供するソフトウェア
ライブラリから製造装置に使用する最新バージョンのソ
フトウェアを引き出したり、工場のオペレータの参考に
供する操作ガイド(ヘルプ情報)を引き出したりするこ
とができる。
【0035】次に、上記説明した生産システムを利用し
た半導体デバイスの製造プロセスを説明する。
【0036】図7は半導体デバイスの全体的な製造のフ
ローを示す。ステップS21(回路設計)では半導体デ
バイスのパターン設計を行う。ステップS22(マスク
製作)では設計したパターンを形成したマスクを製作す
る。一方、ステップS23(ウエハ製造)ではシリコン
等の材料を用いてウエハを製造する。ステップS24
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマ
スクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエ
ハ上に実際の回路を形成する。次のステップS25(組
立)は後工程と呼ばれ、ステップS24によって作製さ
れたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、ア
ッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケ
ージング工程(チップ封入)等の組立工程を含む。ステ
ップS26(検査)ではステップS25で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、
これを出荷(ステップS27)する。前工程と後工程は
それぞれ専用の別の工場で行ない、これらの工場毎に上
記説明した遠隔保守システムによって保守がなされる。
また、前工程工場と後工程工場との間でも、インターネ
ットまたは専用線ネットワークを介して生産管理や装置
保守のための情報がデータ通信される。
【0037】図8は、上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップS31(酸化)ではウエハの表面を
酸化させる。ステップS32(CVD)ではウエハ表面
に絶縁膜を成膜する。ステップS33(電極形成)では
ウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS3
4(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ス
テップS35(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗
布する。ステップS36(露光)では上記説明した露光
装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光
する。ステップS37(現像)では露光したウエハを現
像する。ステップS38(エッチング)では現像したレ
ジスト像以外の部分を削り取る。ステップS39(レジ
スト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことに
よって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。各
工程で使用する製造機器は上記説明した遠隔保守システ
ムによって保守がなされているので、トラブルを未然に
防ぐとともに、もしトラブルが発生しても迅速な復旧が
可能で、従来に比べて半導体デバイスの生産性を向上さ
せることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露光装置のマスク交換回数を減少させることができ、基
板搬送ロボット装置に搭載される基板収納カセットの全
体的な露光処理時間を短縮することができ、さらに、露
光処理が待たされる待機時間を減少させて、生産性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光装置を概略的に示す上面図であ
る。
【図2】本発明の露光装置における露光処理方式を示す
フロー図である。
【図3】(a)は本発明の露光装置における露光処理方
式の一具体例を説明するための図表であり、(b)は従
来の露光装置における露光処理方式の一例を説明するた
めの図表である。
【図4】半導体デバイスの生産システムの全体概要図で
ある。
【図5】半導体デバイスの生産システムの他の形態を示
す全体概要図である。
【図6】トラブルデータベースの入力画面のユーザーイ
ンターフェースの一例を示す図である。
【図7】半導体デバイスの製造プロセスを示すフローチ
ャートである。
【図8】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 露光装置 1a 露光処理部 1b マスクライブラリー 1c 露光装置制御手段 2 基板搬送ロボット装置 2a カセット搭載部 2b 基板搬送ロボット 2c ロボット装置制御手段 3 マスク番号入力手段 M マスク(原版) W 基板 C(Ca、Cb…) (基板収納)カセット P(Pa、Pb…) (カセット搭載)ポート α、β… マスク番号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の基板を収納可能なカセットを複
    数搭載可能な基板搬送ロボット装置と、該基板搬送ロボ
    ット装置から搬入される基板上の露光領域に原版のパタ
    ーン像の露光を行う露光装置とを有し、両装置を接続し
    て基板の露光処理を行う露光装置において、 基板搬送ロボット装置上にカセットが複数搭載された際
    に、既に露光処理を行っているあるいは露光処理を行お
    うとしているカセットに対応する原版と同一の原版で露
    光処理するカセットが搭載されている場合には、同一の
    原版で処理するカセットを既に搭載されて露光処理待ち
    の他のカセットより優先的に露光処理するように制御す
    る制御手段を有することを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 複数枚の基板を収納可能なカセットを複
    数搭載可能なカセット搭載部とカセットに収納される基
    板を搬送する基板搬送ロボットとを有する基板搬送ロボ
    ット装置と、該基板搬送ロボット装置から搬入される基
    板上の露光領域に原版のパターン像の露光を行う露光処
    理部とそれぞれ相異なるパターン像が形成されている複
    数種類の原版を収納するとともに露光処理に必要とされ
    る原版を取り出して露光処理部にセットするための原版
    搬送ロボットを備えた原版ライブラリーとを有する露光
    装置と、前記基板搬送ロボット装置の作動を制御するロ
    ボット装置制御手段と、前記露光装置の作動を制御する
    露光装置制御手段とを有する露光装置において、 前記カセット搭載部に搭載されるカセットの処理に必要
    とされる原版の種類に関する情報を入力する入力手段
    と、該入力手段により入力される情報を前記カセットと
    関連付けて記憶保存する手段と、前記カセット搭載部に
    複数のカセットが搭載された際に、既に露光処理を行っ
    ているあるいは露光処理を行おうとしているカセットに
    対応する原版と同一の原版で処理するカセットが搭載さ
    れている場合には、同一の原版で処理するカセットを既
    に搭載されて処理待ちの他のカセットより優先的に処理
    するように制御する制御手段をさらに有することを特徴
    とする露光装置。
  3. 【請求項3】 基板搬送ロボット装置上にカセットが搭
    載された際に、搭載後一定時間経過した後にあるいは適
    宜当該カセットの処理を必ず行うことを特徴とする請求
    項1または2記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 複数枚の露光対象基板を収納可能なカセ
    ットを複数搭載可能な基板搬送ロボット装置と、該基板
    搬送ロボット装置から搬入された基板上の露光領域に原
    版のパターン像の露光を行う露光装置とを有し、両装置
    を接続して基板の露光処理を行う露光方法において、 基板搬送ロボット装置上にカセットが複数搭載された際
    に、既に露光処理を行っているあるいは露光処理を行お
    うとしているカセットに対応する原版と同一の原版で露
    光処理するカセットが搭載されている場合には、同一の
    原版で処理するカセットを既に搭載されて露光処理待ち
    のカセットよりも優先的に露光処理することを特徴とす
    る露光方法。
  5. 【請求項5】 基板搬送ロボット装置上にカセットが搭
    載された際に、搭載後一定時間経過した後にあるいは適
    宜当該カセットの処理を必ず行うことを特徴とする請求
    項4記載の露光方法。
JP2000104300A 2000-04-06 2000-04-06 露光装置および露光方法 Pending JP2001291756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000104300A JP2001291756A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 露光装置および露光方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000104300A JP2001291756A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 露光装置および露光方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001291756A true JP2001291756A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18617872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000104300A Pending JP2001291756A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 露光装置および露光方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001291756A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1059565A2 (en) * 1999-06-09 2000-12-13 Asm Lithography B.V. Lithographic projection method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1059565A2 (en) * 1999-06-09 2000-12-13 Asm Lithography B.V. Lithographic projection method
EP1059565A3 (en) * 1999-06-09 2003-08-06 ASML Netherlands B.V. Lithographic projection method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6889014B2 (en) Exposure system, device production method, semiconductor production factory, and exposure apparatus maintenance method
JP2002057100A (ja) 露光装置、コートデベロップ装置、デバイス製造システム、デバイス製造方法、半導体製造工場および露光装置の保守方法
JPH1097966A (ja) 産業用機器の遠隔保守システム及びこれを利用した生産方法
JP2003152256A (ja) 光源、該光源の発光制御方法、露光装置、並びにその保守方法、半導体デバイス製造方法、並びに半導体製造工場
JP2003084445A (ja) 走査型露光装置および露光方法
JP2003115438A (ja) 半導体露光装置
JP2001291756A (ja) 露光装置および露光方法
JP2003059793A (ja) デバイス製造装置、デバイス製造方法、半導体製造工場およびデバイス製造装置の保守方法
JP4560254B2 (ja) 露光装置及び基板搬入出装置、半導体デバイス製造方法
JP2002124456A (ja) パラメータ管理装置、露光装置、デバイス製造方法、半導体製造工場および露光装置の保守方法
JP2003077785A (ja) デバイス製造装置
JP4756749B2 (ja) デバイス製造装置およびデバイス製造方法
JP2001284231A (ja) 露光装置及びエラー発生時のパターンで処理を振り分ける方法
JP2003031644A (ja) 半導体製造装置
JP2002373836A (ja) データ編集装置、データ編集方法、半導体製造装置および半導体製造方法
JP2003037046A (ja) 露光装置および露光方法
JP2003023059A (ja) 基板搬入出方法及び露光装置
JP4585702B2 (ja) 露光装置
JP2003068614A (ja) 露光装置
JP3880355B2 (ja) 走査型露光装置
JP2003007609A (ja) 原版ホルダ、原版搬送装置、露光方法及び露光装置
JP2003100618A (ja) 露光装置
JPH11145050A (ja) 半導体露光装置システム、半導体露光装置およびデバイス製造方法
JP2003092251A (ja) 露光装置
JP2000306823A (ja) 露光装置システム、露光装置、半導体製造装置および半導体製造方法