JP2001291647A - 積層型電気二重層コンデンサ - Google Patents
積層型電気二重層コンデンサInfo
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- JP2001291647A JP2001291647A JP2000108431A JP2000108431A JP2001291647A JP 2001291647 A JP2001291647 A JP 2001291647A JP 2000108431 A JP2000108431 A JP 2000108431A JP 2000108431 A JP2000108431 A JP 2000108431A JP 2001291647 A JP2001291647 A JP 2001291647A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極体間に薄膜のセパレータで分離しつつ積
層組立する際の歩留りを小さくできる積層型電気二重層
コンデンサ要素及びこれを用いた積層型電気二重層コン
デンサを提供する。 【解決手段】 シート状の集電体の両面に分極性電極が
積層されてなる少なくとも1枚の電極体と、少なくとも
1つの折目及び少なくとも2つのセパレータ部分を有す
る1枚のセパレータシートとからなり、前記各電極体と
前記各セパレータ部分とが交互になるように積層され、
前記電極体と前記セパレータシートとが一体になって構
成されている。
層組立する際の歩留りを小さくできる積層型電気二重層
コンデンサ要素及びこれを用いた積層型電気二重層コン
デンサを提供する。 【解決手段】 シート状の集電体の両面に分極性電極が
積層されてなる少なくとも1枚の電極体と、少なくとも
1つの折目及び少なくとも2つのセパレータ部分を有す
る1枚のセパレータシートとからなり、前記各電極体と
前記各セパレータ部分とが交互になるように積層され、
前記電極体と前記セパレータシートとが一体になって構
成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚のセパレータ
シートを用いて、電極体とセパレータ部分とが交互にな
るように積層された積層型電気二重層コンデンサ要素、
及びこのコンデンサ要素を用いた積層型電気二重層コン
デンサに関するものであり、特に生産性を高め、しかも
不良品の発生をほとんど皆無にできる積層型電気二重層
コンデンサ要素、及び積層型電気二重層コンデンサに関
するものである。
シートを用いて、電極体とセパレータ部分とが交互にな
るように積層された積層型電気二重層コンデンサ要素、
及びこのコンデンサ要素を用いた積層型電気二重層コン
デンサに関するものであり、特に生産性を高め、しかも
不良品の発生をほとんど皆無にできる積層型電気二重層
コンデンサ要素、及び積層型電気二重層コンデンサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサは、図7に示すよ
うに、シート状集電体1の表面に分極性電極2を形成し
て電極体3とし、2個の電極体3を分極性電極2が対向
するように配置するとともに、電極体3,3間にセパレ
ータ4を介在させたものを電解液に浸漬することを基本
とする。
うに、シート状集電体1の表面に分極性電極2を形成し
て電極体3とし、2個の電極体3を分極性電極2が対向
するように配置するとともに、電極体3,3間にセパレ
ータ4を介在させたものを電解液に浸漬することを基本
とする。
【0003】このような基本的構成において、一方の集
電体1を+側に接続し、他方の集電体1を−側に接続し
て電圧を印加すると、+側に接続された分極性電極2に
は主に電解液中の−イオンが、また−側に接続された分
極性電極2には+イオンが静電気的に引き寄せられて、
電極体3と電解液の界面に「電気二重層」と呼ばれる空
間が形成される。つまり電荷を蓄積することができ、こ
れを外部の電気回路に放電することが可能となる。
電体1を+側に接続し、他方の集電体1を−側に接続し
て電圧を印加すると、+側に接続された分極性電極2に
は主に電解液中の−イオンが、また−側に接続された分
極性電極2には+イオンが静電気的に引き寄せられて、
電極体3と電解液の界面に「電気二重層」と呼ばれる空
間が形成される。つまり電荷を蓄積することができ、こ
れを外部の電気回路に放電することが可能となる。
【0004】電気二重層コンデンサは、主としてマイク
ロコンピュータ等のバックアップ用電源として用いられ
ているが、近年、電気自動車などのパルスパワー電源等
の駆動電源にも適用できるような大型の電気二重層コン
デンサの利用が検討されている。
ロコンピュータ等のバックアップ用電源として用いられ
ているが、近年、電気自動車などのパルスパワー電源等
の駆動電源にも適用できるような大型の電気二重層コン
デンサの利用が検討されている。
【0005】駆動電源用の電気二重層コンデンサは、電
荷の大容量化のために、図8に示すように、電極体3と
セパレータ4とを交互に積層、更には加圧圧縮した積層
型電気二重層コンデンサが一般に用いられる。
荷の大容量化のために、図8に示すように、電極体3と
セパレータ4とを交互に積層、更には加圧圧縮した積層
型電気二重層コンデンサが一般に用いられる。
【0006】電極体3は、一般に図9に示すように、シ
ート状の集電体1の両面に分極性電極2を積層して形成
されている。集電体1には、分極性電極2が積層されて
いない突出部1aがあり、ここに電圧印加のための電極
が接続される。
ート状の集電体1の両面に分極性電極2を積層して形成
されている。集電体1には、分極性電極2が積層されて
いない突出部1aがあり、ここに電圧印加のための電極
が接続される。
【0007】このような構成を有する積層型電気二重層
コンデンサは、積層されている電極体3,3…が+極、
−極、+極…と順に一つ置きに同じ電極に接続される。
コンデンサは、積層されている電極体3,3…が+極、
−極、+極…と順に一つ置きに同じ電極に接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、セパレータ4
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、紙、あるい
はポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系ポリマーの
多孔質膜や、ガラス繊維クロスなど、絶縁材料からなる
多孔性又は網状の薄膜(厚み20〜60μm程度)が用
いられている。そして、自動車のパワー用駆動電源、電
力貯蔵装置等の大型電源用としては、電極体3とセパレ
ータ4との組合わせを100以上積層してユニット化す
るのが一般的である。
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、紙、あるい
はポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系ポリマーの
多孔質膜や、ガラス繊維クロスなど、絶縁材料からなる
多孔性又は網状の薄膜(厚み20〜60μm程度)が用
いられている。そして、自動車のパワー用駆動電源、電
力貯蔵装置等の大型電源用としては、電極体3とセパレ
ータ4との組合わせを100以上積層してユニット化す
るのが一般的である。
【0009】しかし、このような積層型電気二重層コン
デンサでは、電極体3,3間にセパレータ4を挟んで所
定枚数だけ積層組立して製造するが、バラバラに分離し
て存在する電極体3,3の間にセパレータ4を順次挟ん
でいくという作業では、セパレータ4の挟み忘れ、挟み
抜けを起こすことがあった。また自動的に電極体3とセ
パレータ4を組合わせ、積層するように作業工程が組ま
れている場合であっても、セパレータ4は薄膜(一般に
20〜60μm)で取扱いにくいため、電極体3上に積
層したときに、図10に示すように端部が折れ曲がった
り(図10(a))、セパレータ4の位置が電極体3か
らずれたりすることがある(図10(b))。
デンサでは、電極体3,3間にセパレータ4を挟んで所
定枚数だけ積層組立して製造するが、バラバラに分離し
て存在する電極体3,3の間にセパレータ4を順次挟ん
でいくという作業では、セパレータ4の挟み忘れ、挟み
抜けを起こすことがあった。また自動的に電極体3とセ
パレータ4を組合わせ、積層するように作業工程が組ま
れている場合であっても、セパレータ4は薄膜(一般に
20〜60μm)で取扱いにくいため、電極体3上に積
層したときに、図10に示すように端部が折れ曲がった
り(図10(a))、セパレータ4の位置が電極体3か
らずれたりすることがある(図10(b))。
【0010】セパレータ4が挟まれていなかったり、折
れ曲がったり、或いはセパレータ4の位置ずれが生じた
場合、隣接する分極性電極2同士の間で接触部を生じる
こととなり、この電極体3,3間でショートする。この
ような電気二重層コンデンサは電荷を貯めることができ
ず、コンデンサとして使用することができなくなる。こ
のように積層後に生じた不良品は、コンデンサ組み入れ
部品そのものを使用不可としてしまうため、損害が大き
い。例えば自動車の駆動電源、電力貯蔵装置等に用いら
れる大型電源用の積層型電気二重層コンデンサでは、1
枚のセパレータの不良が、100以上積層されてなる1
個のコンデンサ全体の不良となってしまうため、その損
害は多大なものとなる。
れ曲がったり、或いはセパレータ4の位置ずれが生じた
場合、隣接する分極性電極2同士の間で接触部を生じる
こととなり、この電極体3,3間でショートする。この
ような電気二重層コンデンサは電荷を貯めることができ
ず、コンデンサとして使用することができなくなる。こ
のように積層後に生じた不良品は、コンデンサ組み入れ
部品そのものを使用不可としてしまうため、損害が大き
い。例えば自動車の駆動電源、電力貯蔵装置等に用いら
れる大型電源用の積層型電気二重層コンデンサでは、1
枚のセパレータの不良が、100以上積層されてなる1
個のコンデンサ全体の不良となってしまうため、その損
害は多大なものとなる。
【0011】セパレータのサイズを電極体より大きくす
ることにより、若干折れ曲ったり、ずれたりしても、隣
接する電極体とのショートにまでには到らないようにす
ることが考えられる。しかし、薄膜でできているセパレ
ータを大きくしても扱い易さが向上するとは限らず、不
必要に大きくすることは、むしろ扱いにくくするばかり
か、積層型電気二重層コンデンサ全体の形状、大きさに
も影響を与えることになり兼ねない。またセパレータを
扱い易く、しかも折れ曲がったりしないような厚みにす
ることも考えられるが、このような方法は大容量小型化
の要求に反している。
ることにより、若干折れ曲ったり、ずれたりしても、隣
接する電極体とのショートにまでには到らないようにす
ることが考えられる。しかし、薄膜でできているセパレ
ータを大きくしても扱い易さが向上するとは限らず、不
必要に大きくすることは、むしろ扱いにくくするばかり
か、積層型電気二重層コンデンサ全体の形状、大きさに
も影響を与えることになり兼ねない。またセパレータを
扱い易く、しかも折れ曲がったりしないような厚みにす
ることも考えられるが、このような方法は大容量小型化
の要求に反している。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、電極体間に薄
膜のセパレータで分離しつつ積層組立する際の歩留りを
小さくできる積層型電気二重層コンデンサ要素及びこれ
を用いた積層型電気二重層コンデンサを提供することに
ある。
たものであり、その目的とするところは、電極体間に薄
膜のセパレータで分離しつつ積層組立する際の歩留りを
小さくできる積層型電気二重層コンデンサ要素及びこれ
を用いた積層型電気二重層コンデンサを提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の積層型電気二重
層コンデンサ要素は、シート状の集電体の両面に分極性
電極が積層されてなる少なくとも1枚の電極体と、少な
くとも1つの折目及び少なくとも2つのセパレータ部分
を有する1枚のセパレータシートとからなり、前記各電
極体と前記各セパレータ部分とが交互になるように積層
され、前記電極体と前記セパレータシートとが一体にな
って構成されている。
層コンデンサ要素は、シート状の集電体の両面に分極性
電極が積層されてなる少なくとも1枚の電極体と、少な
くとも1つの折目及び少なくとも2つのセパレータ部分
を有する1枚のセパレータシートとからなり、前記各電
極体と前記各セパレータ部分とが交互になるように積層
され、前記電極体と前記セパレータシートとが一体にな
って構成されている。
【0014】前記セパレータ部分は、全て実質的に合同
な長方形であることが好ましく、また前記折目を介して
相互に隣り合うセパレータ部分は、2つ折りになること
により相互に向き合う周縁の少なくとも一部が接着され
ていることが好ましい。
な長方形であることが好ましく、また前記折目を介して
相互に隣り合うセパレータ部分は、2つ折りになること
により相互に向き合う周縁の少なくとも一部が接着され
ていることが好ましい。
【0015】本発明の積層型電気二重層コンデンサ要素
は、第1の実施形態として、前記セパレータシートが、
前記電極体を1枚づつ収納する単数又は複数の収納袋を
形成しているものであり;第2の実施形態としては、前
記セパレータシートが、前記折目を全て広げたときに、
前記セパレータ部分が折目を介して長手方向に1列に配
列された帯状体であって、前記セパレータシートは、前
記折目で、1つ置きに同じ方向、隣り合う同士で反対方
向に折られているものであり;第3の実施形態として
は、前記セパレータシートが、前記折目を全て広げたと
きに、前記セパレータ部分がT字型に配列されているT
字型のシートのものである。
は、第1の実施形態として、前記セパレータシートが、
前記電極体を1枚づつ収納する単数又は複数の収納袋を
形成しているものであり;第2の実施形態としては、前
記セパレータシートが、前記折目を全て広げたときに、
前記セパレータ部分が折目を介して長手方向に1列に配
列された帯状体であって、前記セパレータシートは、前
記折目で、1つ置きに同じ方向、隣り合う同士で反対方
向に折られているものであり;第3の実施形態として
は、前記セパレータシートが、前記折目を全て広げたと
きに、前記セパレータ部分がT字型に配列されているT
字型のシートのものである。
【0016】本発明の積層型電気二重層コンデンサは、
本発明の積層型電気二重層コンデンサ要素を、前記電極
体を適宜介挿し又は介挿せずに積層してなり、且つ積層
体全体に電解液が含浸されている。
本発明の積層型電気二重層コンデンサ要素を、前記電極
体を適宜介挿し又は介挿せずに積層してなり、且つ積層
体全体に電解液が含浸されている。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、本発明の積層型電気二重層
コンデンサ要素の第1実施形態として、セパレータシー
トが収納袋を形成しているコンデンサ要素について説明
する。
コンデンサ要素の第1実施形態として、セパレータシー
トが収納袋を形成しているコンデンサ要素について説明
する。
【0018】第1実施形態の積層型電気二重層コンデン
サ要素に用いられるセパレータシートは、図1(a)に
示すように、ほぼ中央部に折目10aが設けられること
により、電極体の分極性電極部分とほぼ同大同形状であ
る2つのセパレータ部分10b,10bが形成されるセ
パレータシート10である。このセパレータシート10
を、折目10aで折り曲げることにより、折目10aの
両側に形成されている2つのセパレータ部分10b,1
0bで電極体3を挟持し、さらにセパレータシート10
が2つ折りになることにより相互に向き合うセパレータ
部分10b,10bの周縁同士をシールして、1つの収
納袋11を形成して、積層型電気二重層コンデンサ要素
20としている(図1(b))。図1(b)中、シール
部分は10cで示されている。
サ要素に用いられるセパレータシートは、図1(a)に
示すように、ほぼ中央部に折目10aが設けられること
により、電極体の分極性電極部分とほぼ同大同形状であ
る2つのセパレータ部分10b,10bが形成されるセ
パレータシート10である。このセパレータシート10
を、折目10aで折り曲げることにより、折目10aの
両側に形成されている2つのセパレータ部分10b,1
0bで電極体3を挟持し、さらにセパレータシート10
が2つ折りになることにより相互に向き合うセパレータ
部分10b,10bの周縁同士をシールして、1つの収
納袋11を形成して、積層型電気二重層コンデンサ要素
20としている(図1(b))。図1(b)中、シール
部分は10cで示されている。
【0019】電極体3としては、従来の積層型電気二重
層コンデンサに用いられている電極体を用いることがで
き、具体的には図9に示したような電極体が用いられ
る。すなわち、シート状の集電体1の両面に、外部電極
に接続するための突出部1aを残すように略長方形状の
分極性電極2が積層されてなる電極体3である。従っ
て、図1に示されている2つのセパレータ部分10b,
10bは、実質的に合同な長方形であるが、セパレータ
部分10bの形状はこれに限定されず、分極性電極体2
の形状が変わればそれに応じた形状となり、さらにセパ
レータ部分が分極性電極体を覆うことができる大きさ、
形状であれば、必ずしも分極性電極2と同形状でなくて
もよい。
層コンデンサに用いられている電極体を用いることがで
き、具体的には図9に示したような電極体が用いられ
る。すなわち、シート状の集電体1の両面に、外部電極
に接続するための突出部1aを残すように略長方形状の
分極性電極2が積層されてなる電極体3である。従っ
て、図1に示されている2つのセパレータ部分10b,
10bは、実質的に合同な長方形であるが、セパレータ
部分10bの形状はこれに限定されず、分極性電極体2
の形状が変わればそれに応じた形状となり、さらにセパ
レータ部分が分極性電極体を覆うことができる大きさ、
形状であれば、必ずしも分極性電極2と同形状でなくて
もよい。
【0020】セパレータシート10により形成される収
納袋11は、電極体3を被包した後、電極体3の位置ず
れやコーナー部の折れ曲がりやめくれを防止できるよう
に、セパレータ部分10b,10bの周縁が適宜シール
されていればよく、図2(a)のように、突出部1aが
突出している側の辺を除いてL字状に周縁をシールする
場合の他、図2(b)のように、電極体3の位置ずれや
セパレータ部分10b,10bのコーナー部の捲れを防
止できる程度に周縁部の適宜個所にスポット的にシール
したものであってもよいし、図2(c)のように、残す
開口部10dが突出部1aに該当する部分だけとなるよ
うに周囲全てをシールしたもの(図2(c)参照)な
ど、いずれであってもよい。尚、集電体1の突出部1a
が収納袋11から突出することにより、この突出部1a
に集電端子を取り付けることができるようになってい
る。図2中、10cはシールした部分を示している。具
体的なシール方法については、熱溶着を利用するヒート
シール、プレスによる圧着、接着剤等による貼着などの
シール方法が挙げられ、セパレータシート10の構成材
料に応じて適宜選択すればよい。
納袋11は、電極体3を被包した後、電極体3の位置ず
れやコーナー部の折れ曲がりやめくれを防止できるよう
に、セパレータ部分10b,10bの周縁が適宜シール
されていればよく、図2(a)のように、突出部1aが
突出している側の辺を除いてL字状に周縁をシールする
場合の他、図2(b)のように、電極体3の位置ずれや
セパレータ部分10b,10bのコーナー部の捲れを防
止できる程度に周縁部の適宜個所にスポット的にシール
したものであってもよいし、図2(c)のように、残す
開口部10dが突出部1aに該当する部分だけとなるよ
うに周囲全てをシールしたもの(図2(c)参照)な
ど、いずれであってもよい。尚、集電体1の突出部1a
が収納袋11から突出することにより、この突出部1a
に集電端子を取り付けることができるようになってい
る。図2中、10cはシールした部分を示している。具
体的なシール方法については、熱溶着を利用するヒート
シール、プレスによる圧着、接着剤等による貼着などの
シール方法が挙げられ、セパレータシート10の構成材
料に応じて適宜選択すればよい。
【0021】本発明で用いられるセパレータシート10
の材質としては特に限定せず、電解質溶液に対して腐食
されない電気的絶縁性材料で、更にイオンが通過できる
連通孔を有する薄膜であればよく、従来より使用されて
いるものを使用できる。具体的には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン系多孔質膜;ポリテト
ラフルオロエチレン等のフッ素系ポリマーの多孔質膜;
耐溶剤性のゴム製多孔質膜;ガラス繊維膜などが用いら
れる。
の材質としては特に限定せず、電解質溶液に対して腐食
されない電気的絶縁性材料で、更にイオンが通過できる
連通孔を有する薄膜であればよく、従来より使用されて
いるものを使用できる。具体的には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン系多孔質膜;ポリテト
ラフルオロエチレン等のフッ素系ポリマーの多孔質膜;
耐溶剤性のゴム製多孔質膜;ガラス繊維膜などが用いら
れる。
【0022】電極体3を構成する集電体1としては従来
より使用されているものを用いることができ、具体的に
はアルミニウム、ステンレス鋼、チタン、タンタル等の
金属の箔、板、シ―ト、エキスパンド形状、パンチド形
状、網状等が挙げられ、その厚みは一般に20〜50μ
m程度である。
より使用されているものを用いることができ、具体的に
はアルミニウム、ステンレス鋼、チタン、タンタル等の
金属の箔、板、シ―ト、エキスパンド形状、パンチド形
状、網状等が挙げられ、その厚みは一般に20〜50μ
m程度である。
【0023】電極体3を構成する分極性電極2として
は、従来より使用されているものを用いることができ、
活性炭やカーボンブラック、黒鉛などの炭素系導電性材
料を主剤とするもので、これらの炭素系導線性材料を焼
結することにより形成してもよいし、炭素系導電性材料
にバインダーを混合し、さらにオイルを加えて調製した
ペーストを集電体1表面にロール圧延、あるいは炭素系
導電性材料にバインダーを混合し、さらにエタノール等
の溶媒を加えて調製したスラリーを、集電体1表面に塗
布後、乾燥硬化して得てもよい。
は、従来より使用されているものを用いることができ、
活性炭やカーボンブラック、黒鉛などの炭素系導電性材
料を主剤とするもので、これらの炭素系導線性材料を焼
結することにより形成してもよいし、炭素系導電性材料
にバインダーを混合し、さらにオイルを加えて調製した
ペーストを集電体1表面にロール圧延、あるいは炭素系
導電性材料にバインダーを混合し、さらにエタノール等
の溶媒を加えて調製したスラリーを、集電体1表面に塗
布後、乾燥硬化して得てもよい。
【0024】上記バインダ−としては、ポリテトラフル
オロエチレン等のフッ素系粉末;水ガラス;カルボキシ
メチルセルロースのNa塩またはアンモニウム塩等のセ
ルロース誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルアセテート等の熱可塑性樹脂が用
いられる。
オロエチレン等のフッ素系粉末;水ガラス;カルボキシ
メチルセルロースのNa塩またはアンモニウム塩等のセ
ルロース誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルアセテート等の熱可塑性樹脂が用
いられる。
【0025】以上のような構成を有する積層型電気二重
層コンデンサ要素20を、図3に示すように、電極体3
と交互になるように積層し、積層体全体に電解液を含浸
することにより、本発明の積層型電気二重層コンデンサ
とすることができる。積層枚数については、要求される
電気容量に応じて適宜設定される。また、積層後、通常
プレス圧縮して、積層型電気二重層コンデンサ要素20
と収納袋11に収納されていない電極体3との積層体の
密着化、及び積層型電気二重層コンデンサの小型化を図
っている。
層コンデンサ要素20を、図3に示すように、電極体3
と交互になるように積層し、積層体全体に電解液を含浸
することにより、本発明の積層型電気二重層コンデンサ
とすることができる。積層枚数については、要求される
電気容量に応じて適宜設定される。また、積層後、通常
プレス圧縮して、積層型電気二重層コンデンサ要素20
と収納袋11に収納されていない電極体3との積層体の
密着化、及び積層型電気二重層コンデンサの小型化を図
っている。
【0026】尚、図3に示す積層型電気二重層コンデン
サでは、コンデンサの両端に積層される電極体について
は、集電体1の片面にだけ分極性電極層2が形成されて
なる電極体3′が用いられている。
サでは、コンデンサの両端に積層される電極体について
は、集電体1の片面にだけ分極性電極層2が形成されて
なる電極体3′が用いられている。
【0027】積層型電気二重層コンデンサ要素20を用
いたコンデンサは、積層される電極体3の一方が必ずセ
パレータシートからなる収納袋11内に収納されている
ので、積層方向に隣接する電極体3の分極性電極2同士
が接触することはなく、分極性電極2の接触によるショ
ートは起こらない。また、積層組立工程において取り扱
うものは、収納袋と電極体の組合わせである積層型電気
二重層コンデンサ要素20セパレータ収納電極体11、
及び電極体3単体であり、いずれも硬質で、厚みが20
0〜500μm程度と取扱いやすくなっている。従っ
て、積層工程における位置ずれ、挟み忘れが起こりにく
く、たとえ若干の位置ずれが起きることがあっても電極
体3同士の接触導通は防止できる。
いたコンデンサは、積層される電極体3の一方が必ずセ
パレータシートからなる収納袋11内に収納されている
ので、積層方向に隣接する電極体3の分極性電極2同士
が接触することはなく、分極性電極2の接触によるショ
ートは起こらない。また、積層組立工程において取り扱
うものは、収納袋と電極体の組合わせである積層型電気
二重層コンデンサ要素20セパレータ収納電極体11、
及び電極体3単体であり、いずれも硬質で、厚みが20
0〜500μm程度と取扱いやすくなっている。従っ
て、積層工程における位置ずれ、挟み忘れが起こりにく
く、たとえ若干の位置ずれが起きることがあっても電極
体3同士の接触導通は防止できる。
【0028】よって、第1実施形態の積層型電気二重層
コンデンサ要素20を用いることにより、積層型電気二
重層コンデンサの生産工程において、ショートによるコ
ンデンサ全体を不良に至らしめるような多大な損害の発
生を皆無にすることができる。また、収納袋11は電極
体3を収納できる必要十分な大きさでよいので、不必要
に大きくする必要もなく、セパレータシート10の大き
さを最小限にして節約できるとともに、電気二重層コン
デンサの大きさも、かかる意味からの小型化を図ること
ができる。尚、第1実施形態の積層型電気二重層コンデ
ンサ要素20の生産工程において、シール前のセパレー
タシートのコーナー部がめくれたりすると、不完全な収
納袋11が形成されることとなり、分極性電極2の全面
を被包できていない不良のセパレータ収納電極体が生産
され得る。しかし、この段階で生じた不良品は、本発明
のコンデンサユニットの製造工程、即ち積層工程に用い
なければよいので、従来の問題点のようにコンデンサユ
ニット自体の不良に到らしめることが防止され、不良品
発生による損害は従来と比べて遥かに少なくて済む。
コンデンサ要素20を用いることにより、積層型電気二
重層コンデンサの生産工程において、ショートによるコ
ンデンサ全体を不良に至らしめるような多大な損害の発
生を皆無にすることができる。また、収納袋11は電極
体3を収納できる必要十分な大きさでよいので、不必要
に大きくする必要もなく、セパレータシート10の大き
さを最小限にして節約できるとともに、電気二重層コン
デンサの大きさも、かかる意味からの小型化を図ること
ができる。尚、第1実施形態の積層型電気二重層コンデ
ンサ要素20の生産工程において、シール前のセパレー
タシートのコーナー部がめくれたりすると、不完全な収
納袋11が形成されることとなり、分極性電極2の全面
を被包できていない不良のセパレータ収納電極体が生産
され得る。しかし、この段階で生じた不良品は、本発明
のコンデンサユニットの製造工程、即ち積層工程に用い
なければよいので、従来の問題点のようにコンデンサユ
ニット自体の不良に到らしめることが防止され、不良品
発生による損害は従来と比べて遥かに少なくて済む。
【0029】次に、本発明の第2実施形態の積層型電気
二重層コンデンサ要素について、図4に基づいて説明す
る。
二重層コンデンサ要素について、図4に基づいて説明す
る。
【0030】第2実施形態のコンデンサ要素は、3つ以
上のセパレータ部分12b,12b…が折目12aを介
して長手方向に一列に配列された帯状のセパレータシー
ト12を用いたものである。帯状のセパレータシート1
2を、前記折目12aで、一つ置きに同じ方向、隣り合
う同士で反対方向に折られ、隣接するセパレータ部分1
2b,12b間に電極体3が介在されるようになってい
る。つまり、セパレータシート12は、電極体3の長さ
Lにほぼ等しい幅を有し、〔電極体3の幅(W)〕×
〔配列されているセパレータ部分12bの個数〕に相当
する長さを有する帯状体である。
上のセパレータ部分12b,12b…が折目12aを介
して長手方向に一列に配列された帯状のセパレータシー
ト12を用いたものである。帯状のセパレータシート1
2を、前記折目12aで、一つ置きに同じ方向、隣り合
う同士で反対方向に折られ、隣接するセパレータ部分1
2b,12b間に電極体3が介在されるようになってい
る。つまり、セパレータシート12は、電極体3の長さ
Lにほぼ等しい幅を有し、〔電極体3の幅(W)〕×
〔配列されているセパレータ部分12bの個数〕に相当
する長さを有する帯状体である。
【0031】このような積層型電気二重層コンデンサ要
素30において、電極体3には、第1実施形態で用いら
れる電極体3(図9参照)と同様のものを用いることが
できる。
素30において、電極体3には、第1実施形態で用いら
れる電極体3(図9参照)と同様のものを用いることが
できる。
【0032】積層型電気二重層コンデンサ要素30は、
予め、各セパレータ部分12bの表面と裏面とに交互に
各電極体3を圧着配設した状態で折りたたむことによ
り、電極体3とセパレータ部分12bとが交互になる積
層構造を形成してもよいし、折りたたむ際に電極体3を
介在させることにより電極体3とセパレータ部分12b
とが交互になる積層構造を形成した後、適宜プレス圧縮
することによりセパレータ部分12bと電極体3との密
着性を増大させるようにしてもよい。
予め、各セパレータ部分12bの表面と裏面とに交互に
各電極体3を圧着配設した状態で折りたたむことによ
り、電極体3とセパレータ部分12bとが交互になる積
層構造を形成してもよいし、折りたたむ際に電極体3を
介在させることにより電極体3とセパレータ部分12b
とが交互になる積層構造を形成した後、適宜プレス圧縮
することによりセパレータ部分12bと電極体3との密
着性を増大させるようにしてもよい。
【0033】このような構成を有する積層型電気二重層
コンデンサ要素30は、主としてセパレータシート12
をいわゆるジグザグに折りに折りたたんでいく作業だけ
で製造できるので、生産性に優れ、しかも電極体3が圧
着された状態でセパレータシート12のめくれ、折れ曲
がり等を生じることは考え難いので、積層組立工程にお
ける不良品の発生をほとんど皆無にすることができる。
たとえ、圧着していたはずの電極体3が何らかの原因
で、折り畳み前に脱落するような事態が生じたとして
も、電極体3が介挿されていない個所、換言するとセパ
レータが2層になっている層ができるだけで済み、コン
デンサ全体を不良品に至らしめるような多大な損害は発
生させずに済む。
コンデンサ要素30は、主としてセパレータシート12
をいわゆるジグザグに折りに折りたたんでいく作業だけ
で製造できるので、生産性に優れ、しかも電極体3が圧
着された状態でセパレータシート12のめくれ、折れ曲
がり等を生じることは考え難いので、積層組立工程にお
ける不良品の発生をほとんど皆無にすることができる。
たとえ、圧着していたはずの電極体3が何らかの原因
で、折り畳み前に脱落するような事態が生じたとして
も、電極体3が介挿されていない個所、換言するとセパ
レータが2層になっている層ができるだけで済み、コン
デンサ全体を不良品に至らしめるような多大な損害は発
生させずに済む。
【0034】また、積層枚数についても、帯状のセパレ
ータシート12の長さで調整すればよい。従って、セパ
レータシート12に配列されるセパレータ部分12aの
個数を1台のコンデンサに要する積層枚数分とすること
により、この第2実施形態の積層型電気二重層コンデン
サ要素30を1つ用いるだけで、1台分のコンデンサを
構成することができる。もちろん、1つの積層型電気二
重層コンデンサ要素30では、1台分のコンデンサに要
する積層枚数に及ばない場合であっても、この積層型電
気二重層コンデンサ要素30を複数積層することによ
り、1台分のコンデンサに必要な積層枚数とすることが
できる。逆に、積層型電気二重層コンデンサ要素30に
配設された電極体の数が多過ぎる場合であっても、要求
される積層枚数に応じてセパレータシートを切断すれば
よい。
ータシート12の長さで調整すればよい。従って、セパ
レータシート12に配列されるセパレータ部分12aの
個数を1台のコンデンサに要する積層枚数分とすること
により、この第2実施形態の積層型電気二重層コンデン
サ要素30を1つ用いるだけで、1台分のコンデンサを
構成することができる。もちろん、1つの積層型電気二
重層コンデンサ要素30では、1台分のコンデンサに要
する積層枚数に及ばない場合であっても、この積層型電
気二重層コンデンサ要素30を複数積層することによ
り、1台分のコンデンサに必要な積層枚数とすることが
できる。逆に、積層型電気二重層コンデンサ要素30に
配設された電極体の数が多過ぎる場合であっても、要求
される積層枚数に応じてセパレータシートを切断すれば
よい。
【0035】このような第2実施形態の積層型電気二重
層コンデンサ要素30において、セパレータ部分の相互
に向き合っている折目及び/又は相互に向き合っている
周縁を適宜接着することにより、隣接する2つのセパレ
ータ部分12a,12aから収納袋を形成し、2つのセ
パレータ部分12a,12aに介在している電極体3を
収納するようにしてもよい。収納袋の形成のための周縁
の接着箇所は、第1実施形態の場合と同様に、折目及び
周縁をL字状にシールしてもよいし、スポット的に適宜
個所をシールするだけでもよい(図2参照)。また、収
納袋の形成は、積層構造の一部だけでもよいし、全てに
ついて行なってもよい。積層構造の一部についてだけ収
納袋を形成する場合には、単数から複数の収納袋を有す
るコンデンサ要素となり、全部を接着した場合には、収
納袋が連続的に積層されたコンデンサ要素となる。
層コンデンサ要素30において、セパレータ部分の相互
に向き合っている折目及び/又は相互に向き合っている
周縁を適宜接着することにより、隣接する2つのセパレ
ータ部分12a,12aから収納袋を形成し、2つのセ
パレータ部分12a,12aに介在している電極体3を
収納するようにしてもよい。収納袋の形成のための周縁
の接着箇所は、第1実施形態の場合と同様に、折目及び
周縁をL字状にシールしてもよいし、スポット的に適宜
個所をシールするだけでもよい(図2参照)。また、収
納袋の形成は、積層構造の一部だけでもよいし、全てに
ついて行なってもよい。積層構造の一部についてだけ収
納袋を形成する場合には、単数から複数の収納袋を有す
るコンデンサ要素となり、全部を接着した場合には、収
納袋が連続的に積層されたコンデンサ要素となる。
【0036】図5に示す積層型電気二重層コンデンサ要
素では、4つのセパレータ部分が折目を介して長手方向
に配列された帯状のセパレータシート12′を用い、こ
のセパレータシート12が、折目12aで、一つ置きに
同じ方向、隣り合う同士で反対方向に折られたもので、
折られた状態で相互に向き合っている折目12a同士、
折目12aとセパレータシート端12c、電極体3の突
出部1aが突出していない側のセパレータシート12の
側縁12d同士を接着することにより、セパレータ部分
を共用してなる3つの収納袋が不可分形成されている。
素では、4つのセパレータ部分が折目を介して長手方向
に配列された帯状のセパレータシート12′を用い、こ
のセパレータシート12が、折目12aで、一つ置きに
同じ方向、隣り合う同士で反対方向に折られたもので、
折られた状態で相互に向き合っている折目12a同士、
折目12aとセパレータシート端12c、電極体3の突
出部1aが突出していない側のセパレータシート12の
側縁12d同士を接着することにより、セパレータ部分
を共用してなる3つの収納袋が不可分形成されている。
【0037】次に、T字型セパレータシートを用いる第
3実施形態の積層型電気二重層コンデンサ要素につい
て、図6に基づいて説明する。
3実施形態の積層型電気二重層コンデンサ要素につい
て、図6に基づいて説明する。
【0038】第3実施形態で用いるセパレータシート1
5は、3辺が折目15aで形成された長方形のセパレー
タ部分15bの両側に折目15aを介してセパレータ部
分15c,15dが配置され、セパレータ部分15b,
15c,15dの配列方向と直交する方向に、セパレー
タ部分15aと隣接する位置に折目15aを介してセパ
レータ部分15eが配列されることにより、T字型を形
成している。このように、4つのセパレータ部分15
b,15c,15d,15eがT字型に配列されたセパ
レータシート15において、長方形のセパレータ部分1
5bの折目15aでない辺側に電極体3の突出部1aが
位置するように、セパレータ部分15b上に電極体3を
載置し(図6(a))、次いで、このセパレータ部分1
5bとセパレータ部分15cとの境界となる折目15a
で折り曲げることにより、配設した電極体3を2つのセ
パレータ部分15b,15cで挟持した後、セパレータ
部分15cの上に更に電極体3’を載置し(図6
(b))、この電極体3’を覆うように、セパレータ部
分15eを折り曲げ、更にこのセパレータ部分15e上
に電極体3''を載置した後(図6(c))、この電極体
3''を覆うように、残るセパレータ部分15dを折り曲
げれば、電極体とセパレータ部分が交互に積層された積
層型電気二重層コンデンサ要素40を形成できる。
5は、3辺が折目15aで形成された長方形のセパレー
タ部分15bの両側に折目15aを介してセパレータ部
分15c,15dが配置され、セパレータ部分15b,
15c,15dの配列方向と直交する方向に、セパレー
タ部分15aと隣接する位置に折目15aを介してセパ
レータ部分15eが配列されることにより、T字型を形
成している。このように、4つのセパレータ部分15
b,15c,15d,15eがT字型に配列されたセパ
レータシート15において、長方形のセパレータ部分1
5bの折目15aでない辺側に電極体3の突出部1aが
位置するように、セパレータ部分15b上に電極体3を
載置し(図6(a))、次いで、このセパレータ部分1
5bとセパレータ部分15cとの境界となる折目15a
で折り曲げることにより、配設した電極体3を2つのセ
パレータ部分15b,15cで挟持した後、セパレータ
部分15cの上に更に電極体3’を載置し(図6
(b))、この電極体3’を覆うように、セパレータ部
分15eを折り曲げ、更にこのセパレータ部分15e上
に電極体3''を載置した後(図6(c))、この電極体
3''を覆うように、残るセパレータ部分15dを折り曲
げれば、電極体とセパレータ部分が交互に積層された積
層型電気二重層コンデンサ要素40を形成できる。
【0039】このような積層型電気二重層コンデンサ要
素40は、第1実施形態、第2実施形態のコンデンサ要
素と同様に、取扱い易く、また、積層型電気二重層コン
デンサ要素を必要個数積層することにより、1台分の積
層型電気二重層コンデンサを製造することができるの
で、生産性に優れ、 生産工程での歩留りを小さくするこ
とができる。
素40は、第1実施形態、第2実施形態のコンデンサ要
素と同様に、取扱い易く、また、積層型電気二重層コン
デンサ要素を必要個数積層することにより、1台分の積
層型電気二重層コンデンサを製造することができるの
で、生産性に優れ、 生産工程での歩留りを小さくするこ
とができる。
【0040】尚、T字型セパレータシートを用いて積層
型電気二重層コンデンサ要素を形成する場合には、4つ
のセパレータ部分の折り曲げ順序は特に限定せず、セパ
レータ部分15c,15d,15eの順、セパレータ部
分15e,15d,15cの順など、適宜選択すること
ができる。要するに、1つのセパレータ部分を折り曲げ
た後、電極体を載置する作業を繰返せばよい。また、折
目で折り曲げられるセパレータ部分15c,15d,1
5eにおいて、電極体の突出部1aが積層される側の周
縁を除いた周縁に適宜接着剤を塗布し、折り曲げられた
ときに隣接するセパレータ部分の周縁に接着することに
より、2つのセパレータ部分で介在している電極体を収
納する収納袋を形成してもよい。図6では、セパレータ
部分15eの1辺、及びセパレータ部分15dの2辺に
相当する部分に接着剤を塗布し、折り曲げに際して相互
に向かい合う周縁を接着することにより、収納袋を形成
している。図6中、接着剤塗布部分は、斜線で示されて
いる。このように、収納袋を形成することにより、電極
体の位置ずれをより有効に防止することができ、また折
り曲げられたセパレータ部分のコーナー部の捲れを防止
することができるので、不良品の発生をより高度に防止
することができる。
型電気二重層コンデンサ要素を形成する場合には、4つ
のセパレータ部分の折り曲げ順序は特に限定せず、セパ
レータ部分15c,15d,15eの順、セパレータ部
分15e,15d,15cの順など、適宜選択すること
ができる。要するに、1つのセパレータ部分を折り曲げ
た後、電極体を載置する作業を繰返せばよい。また、折
目で折り曲げられるセパレータ部分15c,15d,1
5eにおいて、電極体の突出部1aが積層される側の周
縁を除いた周縁に適宜接着剤を塗布し、折り曲げられた
ときに隣接するセパレータ部分の周縁に接着することに
より、2つのセパレータ部分で介在している電極体を収
納する収納袋を形成してもよい。図6では、セパレータ
部分15eの1辺、及びセパレータ部分15dの2辺に
相当する部分に接着剤を塗布し、折り曲げに際して相互
に向かい合う周縁を接着することにより、収納袋を形成
している。図6中、接着剤塗布部分は、斜線で示されて
いる。このように、収納袋を形成することにより、電極
体の位置ずれをより有効に防止することができ、また折
り曲げられたセパレータ部分のコーナー部の捲れを防止
することができるので、不良品の発生をより高度に防止
することができる。
【0041】また、図6に示すT字型セパレータシート
15は、セパレータ部分が4つ配設されているものであ
ったが、例えば、セパレータ部分15c又は15dの隣
に複数のセパレータ部分が配列されていてもよいし、さ
らに図6に示すようなT字型セパレータシートが連結す
ることにより、5つ以上のセパレータ部分が配列された
セパレータシートを用いてもよい。このような場合、第
2実施形態の積層型電気二重層コンデンサ要素のよう
に、折目で一つ置きに同じ方向、隣り合う同士で反対方
向に折りたためばよく、第3実施形態の積層型電気二重
層コンデンサ要素40と第2実施形態の積層型電気二重
層コンデンサ要素30とが連続的に組み合わされたも
の、あるいはコンデンサ要素40が連続的に複数組み合
わされたものが得られる。
15は、セパレータ部分が4つ配設されているものであ
ったが、例えば、セパレータ部分15c又は15dの隣
に複数のセパレータ部分が配列されていてもよいし、さ
らに図6に示すようなT字型セパレータシートが連結す
ることにより、5つ以上のセパレータ部分が配列された
セパレータシートを用いてもよい。このような場合、第
2実施形態の積層型電気二重層コンデンサ要素のよう
に、折目で一つ置きに同じ方向、隣り合う同士で反対方
向に折りたためばよく、第3実施形態の積層型電気二重
層コンデンサ要素40と第2実施形態の積層型電気二重
層コンデンサ要素30とが連続的に組み合わされたも
の、あるいはコンデンサ要素40が連続的に複数組み合
わされたものが得られる。
【0042】本発明の積層型電気二重層コンデンサは、
上記本発明の積層型電気二重層コンデンサ要素を必要な
個数だけ積層して、電解液を含浸させたものである。こ
の際、使用するコンデンサ要素は同一実施形態のもので
なくてもよく、第1実施形態、第2実施形態、第3実施
形態の1種又は2種以上を適宜積層してもよい。但し、
第1実施形態の積層型電気二重層コンデンサ要素を使用
する場合には、電極体を介挿させることにより、セパレ
ータ部分と電極体とが交互に積層されるようにする。
上記本発明の積層型電気二重層コンデンサ要素を必要な
個数だけ積層して、電解液を含浸させたものである。こ
の際、使用するコンデンサ要素は同一実施形態のもので
なくてもよく、第1実施形態、第2実施形態、第3実施
形態の1種又は2種以上を適宜積層してもよい。但し、
第1実施形態の積層型電気二重層コンデンサ要素を使用
する場合には、電極体を介挿させることにより、セパレ
ータ部分と電極体とが交互に積層されるようにする。
【0043】
【発明の効果】本発明の積層型電気二重層コンデンサ要
素は、従来、積層工程において発生していた隣接する電
極体の接触導通による不良品を皆無にできるので、一部
のコンデンサ要素の不良による高価なコンデンサ全体を
不良にするような多大な損害を阻止できる。また、本発
明の積層型電気二重層コンデンサ要素を用いれば、運
搬、取扱い、保存が従来よりも容易な状態でセパレータ
を取り扱うことができるので、積層型電気二重層コンデ
ンサの製造における生産コストを従来よりも下げること
ができる上に、しかも不良品発生率低下によるコストダ
ウンも図ることができる。
素は、従来、積層工程において発生していた隣接する電
極体の接触導通による不良品を皆無にできるので、一部
のコンデンサ要素の不良による高価なコンデンサ全体を
不良にするような多大な損害を阻止できる。また、本発
明の積層型電気二重層コンデンサ要素を用いれば、運
搬、取扱い、保存が従来よりも容易な状態でセパレータ
を取り扱うことができるので、積層型電気二重層コンデ
ンサの製造における生産コストを従来よりも下げること
ができる上に、しかも不良品発生率低下によるコストダ
ウンも図ることができる。
【0044】さらに本発明のコンデンサ要素によれば、
セパレータのサイズを隣接する電極体の分離に必要十分
なサイズで済むので、セパレータの節約ができるととも
に、ひいてはコンデンサの小型化にもつながる。
セパレータのサイズを隣接する電極体の分離に必要十分
なサイズで済むので、セパレータの節約ができるととも
に、ひいてはコンデンサの小型化にもつながる。
【0045】従って、本発明の積層型電気二重層コンデ
ンサ要素を用いた本発明の積層型電気二重層コンデンサ
は、生産性がよく、且つ生産工程における不良品の発生
が少なく、しかも小型で大容量である。
ンサ要素を用いた本発明の積層型電気二重層コンデンサ
は、生産性がよく、且つ生産工程における不良品の発生
が少なく、しかも小型で大容量である。
【図1】本発明の第1実施形態の積層型電気二重層コン
デンサ要素の構成を説明するための図である。
デンサ要素の構成を説明するための図である。
【図2】本発明の第1実施形態の積層型電気二重層コン
デンサ要素の構成を説明するための図である。
デンサ要素の構成を説明するための図である。
【図3】第1実施形態の積層型電気二重層コンデンサ要
素を用いた積層型電気二重層コンデンサの構成を示す図
である。
素を用いた積層型電気二重層コンデンサの構成を示す図
である。
【図4】本発明の第2実施形態の積層型電気二重層コン
デンサ要素の構成を説明するための図である。
デンサ要素の構成を説明するための図である。
【図5】本発明の第2実施形態の積層型電気二重層コン
デンサ要素の他の実施例を示す図である。
デンサ要素の他の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態の積層型電気二重層コン
デンサ要素の構成を説明するための図である。
デンサ要素の構成を説明するための図である。
【図7】電気二重層コンデンサ原理を説明するための図
である。
である。
【図8】従来の積層型電気二重層コンデンサの構成を説
明するための図である。
明するための図である。
【図9】積層型電気二重層コンデンサに用いられる電極
体の構成を示す図である。
体の構成を示す図である。
【図10】従来の積層型電気二重層コンデンサの問題点
を説明するための図である。
を説明するための図である。
1 集電体 2 分極性電極 3 電極体 10 セパレータシート 10a 折目 10b セパレータ部分 11 収納袋 12 帯状セパレータシート 12a 折目 12b セパレータ部分 15 T字型セパレータシート 15a 折目 15b,15c,15d,15e セパレータ部分 20 積層型電気二重層コンデンサ要素 30 積層型電気二重層コンデンサ要素 40 積層型電気二重層コンデンサ要素
Claims (7)
- 【請求項1】 シート状の集電体の両面に分極性電極が
積層されてなる少なくとも1枚の電極体と、少なくとも
1つの折目及び少なくとも2つのセパレータ部分を有す
る1枚のセパレータシートとからなり、 前記各電極体と前記各セパレータ部分とが交互になるよ
うに積層され、 前記電極体と前記セパレータシートとが一体になって構
成されている積層型電気二重層コンデンサ要素。 - 【請求項2】 前記セパレータ部分は、全て実質的に合
同な長方形である請求項1に記載の積層型電気二重層コ
ンデンサ要素。 - 【請求項3】 前記折目を介して相互に隣り合うセパレ
ータ部分は、2つ折りになることにより相互に向き合う
周縁の少なくとも一部が接着されている請求項1又は2
に記載の積層型電気二重層コンデンサ要素。 - 【請求項4】 前記セパレータシートは、前記電極体を
1枚づつ収納する単数又は複数の収納袋を形成している
請求項3に記載の積層型電気二重層コンデンサ要素。 - 【請求項5】 前記セパレータシートは、前記折目を全
て広げたときに、前記セパレータ部分が折目を介して長
手方向に1列に配列された帯状体であって、前記セパレ
ータシートは、前記折目で、1つ置きに同じ方向、隣り
合う同士で反対方向に折られている請求項1〜4のいず
れかに記載の積層型電気二重層コンデンサ要素。 - 【請求項6】 前記セパレータシートは、前記折目を全
て広げたときに、前記セパレータ部分がT字型に配列さ
れているT字型のシートである請求項1〜3のいずれか
に記載の積層型電気二重層コンデンサ要素。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の積層型
電気二重層コンデンサ要素を、前記電極体を適宜介挿し
又は介挿せずに積層してなり、 且つ積層体全体に電解液が含浸されている電気二重層コ
ンデンサ。
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