JP2001291314A - ディスクプレーヤ - Google Patents
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Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
ク毎に用意し、装置構成を複雑にすることなく複数の種
類のディスクを共用可能なディスクプレイヤーを提供す
る。 【解決手段】 CDとDVDを共用可能なディスクプレ
イヤーにおいて、システム制御部18は、装着されたデ
ィスクの種類を判別し、判別されたディスクのフォーカ
スサーチに用いる波形情報を記憶部19のフォーカスサ
ーチテーブル19aから読み出して、フォーカスサーチ
信号生成部13によりフォーカスサーチ信号を生成す
る。一方、フォーカスサーチに際して切り換えスイッチ
19aがフォーカスサーチ信号生成部13bの側に切り
換え、ピックアップ用ドライバにフォーカスサーチ信号
を供給してピックアップが駆動され、フォーカス引き込
みに至るまでフォーカスサーチが行われる。これによ
り、CDとDVDのそれぞれの合焦位置に応じた波形パ
ターンによる駆動を可能として、フォーカスサーチの特
性を最適化することができる。
Description
のディスク状記録媒体を装着し、ピックアップに駆動信
号を印加して、対物レンズをディスク面に対しフォーカ
ス方向に移動制御可能なディスクプレーヤの技術分野に
属する。
プレーヤにおいては、レーザビームをディスクの情報記
録面上において正確に収束させる必要がある。そのた
め、フォーカスサーボ制御装置を用いて、ディスク反射
面に対しピックアップの対物レンズを合焦位置に保つよ
うに位置制御している。このようなフォーカスサーボ制
御装置は、対物レンズのアクチュエータに対し、対物レ
ンズとディスク面の距離に応じた駆動信号を供給する。
立ち上げ時は、ディスク面と対物レンズが大きく離間し
て配置されているので、フォーカスサーボ制御を行うに
際して、いったんフォーカスサーチを起動してフォーカ
ス引き込みを行う必要がある。すなわち、アクチュエー
タに対し、所定の波形パターンを有するフォーカスサー
チ信号を印加して、対物レンズを合焦位置付近まで移動
させた後、フォーカスサーボ制御に移る。
どディスクの種類が多様になるに伴い、これら複数種類
のディスクを共用可能なディスクプレーヤが要請されて
いる。このようなディスクプレーヤにおいては、複数の
ディスクの特性を考慮してアクチュエータを駆動する必
要がある。
べると、ディスク表面とディスク反射面との距離が大き
く異なるので、合焦させるための対物レンズの合焦位置
は一致しない。そのため、CDとDVDを共通のアクチ
ュエータと対物レンズで駆動するとき、フォーカスサー
チ信号を印加してフォーカス引き込みのための動作を双
方に対して適正に行うのは困難であり、フォーカス引き
込みに時間がかかることが問題となる。このように、従
来、特性の異なる複数のディスク状記録媒体を共用する
ディスクプレーヤを容易に実現できないという問題があ
る。
されたものであり、種類の異なるディスクを共用する場
合、装置構成を複雑することなく共通のアクチュエータ
でフォーカスサーチを行うことができるディスクプレイ
ヤーを提供することを目的とする。
に、請求項1に記載のディスクプレーヤは、記録面に対
する対物レンズの合焦位置が異なる複数種類のディスク
を共用可能で、前記ディスクに対しフォーカスサーボ制
御を行って記録情報を読み出すディスクプレイヤーにお
いて、装着されたディスクの種類を判別する判別手段
と、前記複数種類のディスクに対するフォーカスサーチ
に用いるために予め保持された複数の波形情報の中か
ら、前記判別手段による判別結果に応じて所定の波形情
報を選択的に設定する波形設定手段と、起動時に前記フ
ォーカスサーボ制御に先立って、前記波形設定手段によ
り設定された波形情報に基づくフォーカスサーチ信号を
生成してフォーカスサーチを行うフォーカスサーチ手段
とを備えることを特徴とする。
したディスクをディスクプレイヤーに装着すると、この
ディスクの種類が判別されて、その結果に応じた所定の
波形情報が選択的に設定される。そして、この波形情報
に基づくフォーカスサーチ信号が生成されて、これによ
りフォーカスサーチが行われた後、フォーカスサーボに
移行し、ディスクからの記録データの読み出しが可能と
なる。従って、複数のディスクの記録面に対する合焦位
置が異なる場合であっても、フォーカスサーチ信号の特
性を調整することにより対応でき、共通のアクチュエー
タを用いつつディスク毎に最適な特性を付与してフォー
カスサーチを行うことができる。
求項1に記載のディスクプレーヤにおいて、前記波形情
報は、それぞれ所定のピーク値と所定のボトム値を有す
る三角波状の前記フォーカスサーチ信号を生成するため
の情報であることを特徴とする。
るフォーカスサーチの際、三角波状のフォーカスサーチ
信号を用い、そのピーク値とボトム値を個別に設定して
おくことができる。よって、ディスク毎の合焦位置に適
合するピーク値とボトム値を設定可能となり、各ディス
クのフォーカスサーチの時間短縮と特性の安定化を図る
ことができる。
求項1に記載のディスクプレーヤにおいて、前記波形情
報は、それぞれ所定の初期極性が設定された三角波状の
前記フォーカスサーチ信号を生成するための情報である
ことを特徴とする。
るフォーカスサーチの際、三角波状のフォーカスサーチ
信号を用い、その初期極性を個別に設定しておくことが
できる。すなわち、フォーカスサーチ信号の最初の電圧
変化方向を正又は負のいずれかに設定しておくことがで
きる。よって、ディスク毎の合焦位置の方向に対応して
信号変化の方向を自在に設定可能となり、フォーカスサ
ーチに付与する特性の自由度を一層高めることができ
る。
求項1に記載のディスクプレーヤにおいて、前記複数の
波形情報の中には、前記判別手段によりディスクの種類
が判別できないときに設定する波形情報が含まれると共
に、該波形情報は前記複数種類のディスクの全てに対応
する変化範囲を有することを特徴とする。
ディスクを装着したときに、その種類が判別できない場
合、そのために用意された波形情報を選択的に設定し、
フォーカスサーチの際に広い範囲で変化するフォーカス
サーチ信号が用いられる。よって、共用可能なディスク
の種類の合焦位置を全て包含するような波形を用いるこ
とにより、ディスクの記録情報が読み出せない事態を避
けることができる。
図面に基づいて説明する。本実施形態においては、CD
とDVDを共用可能なディスクプレーヤに対して本発明
を適用した場合について説明する。
ヤの概略構成を示すブロック図である。図1に示すディ
スクプレーヤは、ピックアップ11と、RFアンプ12
と、サーボ回路13と、ピックアップ用ドライバ14
と、信号処理部15と、スピンドルモータ16と、スピ
ンドルドライバ17と、システム制御部18と、記憶部
19とを含んで構成されると共に、本ディスクプレーヤ
にディスク1を装着して記録データの再生を行う。
プレーヤには、ディスク1として、CDとDVDのいず
れかを装着することできる。ディスク1がディスクプレ
ーヤに装着されると、後述するようにCDとDVDのい
ずれであるか判別され、それぞれに適合する初期化が行
われる。ディスク1は、スピンドルモータ16により回
転駆動されつつ、ピックアップ11により光ビームを照
射されて記録データが再生される。
録面に対し光学形を介してレーザビームを照射し、その
反射光に基づいてRF信号を生成する。生成されたRF
信号は、RFアンプ12により所定のレベルに増幅され
た後、信号処理部15においてデコード処理や誤り訂正
処理等の信号処理を施されて記録データが再生される。
サーボ回路13に供給され、これに基づいて、サーボ回
路13では、フォーカスエラー信号とトラッキングエラ
ー信号を検出する。ピックアップ用ドライバ14は、サ
ーボ回路13からの出力信号に基づいてピックアップ1
1のアクチュエータに駆動信号を供給し、フォーカス制
御及びトラッキング制御を施す。また、スピンドルドラ
イバ17は、システム制御部18の制御の下、ディスク
1の適正な再生タイミングを保つようにスピンドルドラ
イバ16の回転速度を制御する。なお、本実施形態で
は、フォーカスサーボ制御を動作させる前に、フォーカ
スサーチ信号を用いたフォーカスサーチを行うが、詳し
くは後述する。
全体の動作を総括的に制御する。システム制御部18
は、装置各部の構成要素と接続され、データや制御信号
を送受信して制御を行う。このシステム制御部18は、
後述するように他の構成要素と相俟って、本発明の判別
手段、波形設定手段、フォーカスサーチ手段として機能
する。
の処理プログラムを格納するROMや、処理データを一
時的に保持するRAMを含んで構成される。更に、記憶
部19には、複数のフォーカスサーチ信号を選択的に設
定するための波形情報を記憶するフォーカスサーチ設定
テーブル19a(図2)が含まれる。このフォーカスサ
ーチ設定テーブル19aの役割と機能について詳しくは
後述する。
の構成のうち、フォーカス制御に関わる要部構成を示す
ブロック図である。図2に示すように、サーボ回路13
には、フォーカスサーボ回路13aと、フォーカスサー
チ信号生成部13bと、切り換えスイッチ13cとが含
まれている。また、記憶部19に含まれる上述のフォー
カスサーチ設定テーブル19aに対し、システム制御部
18が所定のフォーカスサーチ条件を設定する。
動する際に、システム制御部18の制御に従って切り換
えスイッチ13cがフォーカスサーチ信号生成部13b
の側に切り換えられる。そして、システム制御部18
は、装着されたディスク1に対する後述の判定結果に適
合するようにフォーカスサーチ設定テーブル19aから
フォーカスサーチの際の波形情報を選択する。一方、フ
ォーカスサーチ信号生成部13bは、選択された波形情
報に基づくフォーカスサーチ信号を生成して、ピックア
ップ用ドライバ14に供給する。その結果、選択された
波形情報に対応する駆動信号がピックアップ11に印加
され、対物レンズとディスク1のディスク面との距離が
適正に制御される。
常のフォーカスサーボ制御に移行したときは、システム
制御部18の制御に従って、切り換えスイッチ13cが
フォーカスサーボ回路13aの側に切り換えられる。こ
のフォーカスサーボ回路13aは、RFアンプ12から
フォーカスエラー信号をフィードバックされ、ディスク
反射面と対物レンズの距離を一定に保つよう制御する。
ィスク1が装着された際にフォーカスサーチを起動する
場合、切り換えスイッチ13cをフォーカスサーチ信号
生成部13bの側に切り換え、フォーカス引き込みに至
ると、再び切り換えスイッチ13cをフォーカスサーボ
回路13aの側に切り換える。
の起動時に行われる処理について、図3のフローチャー
トを参照して説明する。図3において、ディスクプレー
ヤにおける処理が開始されると、ディスク1が装着され
ているか否かを判別する(ステップS1)。装着される
ディスク1としては、CDとDVDのいずれかになる。
ステップS1の結果、ディスク1の装着が判別された場
合は(ステップS1;YES)、新たなディスク1が装
着されたか否かを判断する(ステップS2)。一方、デ
ィスク1の装着が判別されない場合は(ステップS1;
NO)、ステップS1の処理を続ける。
スク1が電源切断の前に使用したものであるときは、新
たなディスク1として判断されないが、電源投入に際し
て装着したものであるときは、新たなディスク1として
判断される。よって、システム制御部18がディスク1
の装着状態を不揮発性のメモリに保持しておき、ディス
クプレーヤの起動時にメモリを参照すればよい。
ク1が装着されていない場合は(ステップS2;N
O)、そのディスク1がCDとDVDのいずれであるか
を判別する(ステップS3)。その結果、ディスク1が
CDである場合は(ステップS3;CD)、第1の設定
に従ってフォーカスサーチの条件を設定する(ステップ
S4)。一方、ディスク1がDVDである場合は(ステ
ップS3;DVD)、第2の設定に従ってフォーカスサ
ーチの条件を設定する(ステップS5)。なお、CDに
はTOC(Table Of Contents)が設けられる一方、D
VDにはTOCがないので、ディスク1からTOCが読
み出し可能か否かに応じてステップS3の判別を行うこ
とができる。
スク1が装着された場合は(ステップS2;YES)、
第3の設定に従ってフォーカスサーチの条件を設定する
(ステップS6)。システム制御部18は、ステップS
4〜S6の設定に対応して、フォーカスサーチ設定テー
ブル19aから読み出す波形情報を定める。これら3つ
の設定条件においては、後述するように、それぞれフォ
ーカスサーチ信号の波形パターンが異なっている。
ピンドルモータ16の起動を開始する(ステップS
7)。CDやDVDは一定の線速度に対応して情報が記
録されているので、スピンドルモータ16は、スピンド
ルドライバ17によってCLV(Constant Linear Veloc
ity)駆動される。
カスサーチ信号生成部13bの側に切り換え、フォーカ
スサーチ設定テーブル19aの波形情報を用いたフォー
カスサーチを起動する(ステップS8)。ここで、図4
及び図5を参照して、上記3つの設定条件にそれぞれ対
応するフォーカスサーチ信号の波形パターンについて説
明する。
スサーチ信号の波形パターンの具体例を示す図である。
図4(a)がCDに対する第1の設定、図4(b)がD
VDに対する第2の設定、図4(c)が新ディスクに対
する第3の設定にそれぞれ対応する波形パターンを示し
ている。図4(a)〜(c)に示すように、3種の波形
パターンはいずれも三角波状であり、所定のピーク電圧
とボトム電圧の電圧範囲を所定の周期で繰り返すパター
ンになっている。このように周期波形になっているの
は、フォーカス引き込みに至るまで、フォーカスサーチ
を持続するためである。
焦位置に対応する所定の電圧とDVDの合焦位置に対応
する所定の電圧を示している。そして、この両者の略中
間に対物レンズ中心に対応する中心電圧Vcが設定され
ている。この中心電圧Vcは、フォーカスサーチにおけ
る電圧変動範囲のほぼ中心となる。
ターンでは、初期電圧が中心電圧Vcから始まって所定
の傾斜で電圧を正方向に向かって変化させ、ピーク電圧
Vp1に達する。次いで、極性を反転してボトム電圧V
b1に至るまで負方向に向かって電圧を変化させる。こ
のとき、電圧変化に応じて対物レンズが駆動され、交点
P1においてCD合焦位置と交わるので、この時点でフ
ォーカスクローズすると、フォーカスサーチは終了す
る。一方、この時点でフォーカスクローズしなければ、
それ以降も継続的に同様の波形パターンによりフォーカ
スサーチを行う。
による波形パターンの場合、中心電圧Vcよりも正方向
に波形がシフトしている。これは、CD合焦位置が正方
向にシフトしているためである。なお、フォーカスサー
ボのS字特性に対応して、広範にフォーカスサーチ信号
の電圧を変化させる必要があるので、いったんピーク電
圧又はボトム電圧を経てからフォーカスクローズの判断
がなされる。
ターンでは、図4(a)と同様に初期電圧が中心電圧V
cから始まって所定の波形パターンで電圧を変化させ
る。図4(b)においては、図4(a)の場合と波形変
化の極性は同様であるが、ピーク電圧Vp2、ボトム電
圧Vb2にそれぞれ設定されている点が異なっている。
また、交点P2においてDVD合焦位置と交わることが
わかる。この時点でフォーカスクローズするか否かに応
じて、フォーカスサーチの終了又は継続が定まる点につ
いては、上述した通りである。
合、中心電圧Vcよりも負方向に波形がシフトし、Vp
2<Vp1及びVb2<Vb1に設定されている。これ
は、DVD合焦位置が負方向にシフトしていることに基
づく。すなわち、対物レンズ中心に対応する中心電圧V
cに対し、CD合焦位置とDVD合焦位置が対称配置さ
れているため、図4(a)と図4(b)を比べると、波
形パターンが反対にオフセットされるのである。
ターンでは、図4(a)、(b)と同様に初期電圧が中
心電圧Vcから始まって所定の波形パターンで電圧を変
化させる。図4(c)においては、図4(a)、(b)
の場合と波形変化の極性は同様であるが、ピーク電圧V
p1、ボトム電圧Vb2にそれぞれ設定されている点が
異なる。そして、新ディスクがCDである場合、CD合
焦位置と交わる交点P3が最初にフォーカスクローズす
る時点になる。一方、新ディスクがDVDである場合、
DVD合焦位置と交わる交点P4が最初にフォーカスク
ローズする時点となる。それ以降の動作は、上述した通
りである。
ンの場合は、ピーク電圧Vp1を第1の設定と同じに
し、ボトム電圧Vb2を第2の設定と同じにしており、
第1の設定と第2の設定の双方の波形パターンをカバー
する広い範囲の設定になっている。すなわち、第3の設
定ではCDとDVDのいずれが装着されたか不明である
ので、第1の設定と第2の設定のいずれであっても適正
にフォーカスサーチを行えるように設定しているのであ
る。ただし、図4(c)の場合は、DVDに対する交点
P4の時点は、図4(b)の交点P2と比べタイミング
が遅くなるので、個別に設定する場合の方がフォーカス
サーチの速度の面では優位性がある。
ーチ信号を逆極性に設定する場合について説明する。図
5においては、DVDに対する第2の設定について、互
いに極性の異なる2つの波形パターンを示している。な
お、図5(a)は図4(a)と同様の波形パターンであ
り、図5(c)は図4(c)と同様の波形パターンであ
るため、図5(b)に着目して説明する。
形パターンと比べると、電圧変化の極性が反転している
ことがわかる。すなわち、図5(b)において、初期電
圧が中心電圧Vcから始まる点は同じであるが、それ以
降の電圧変化は、図4(b)の場合が上述したように正
方向に向かうのに対し、図5(b)の場合は負方向に向
かっている。それ以外の点では、図5(b)の波形パタ
ーンにおける波形の傾斜、周期、正のピーク電圧Vp
2、ボトム電圧Vb2などは、図4(b)と共通してい
る。また、図5(b)の波形パターンでは、DVD合焦
位置と交わる交点P5のタイミングも図4(b)の場合
と違いがある。
パターンの電圧変化を逆極性にすることができるため、
フォーカスサーチの特性の自由度を高めることができ
る。実際には、ディスクプレイヤーの使用状況やピック
アップ用ドライバ14の特性に応じて波形パターンの上
記極性を定めればよい。
チ起動後、フォーカス引き込みが完了したか否かを判断
する(ステップS9)。すなわち、図4と図5で説明し
た各交点P1〜P5において、サーボ回路13がフォー
カスクローズ状態であることを検知したときにフォーカ
ス引き込みが完了する。判断の結果、フォーカス引き込
みが完了した場合は(ステップS9;YES)、スピン
ドルドライバ17とスピンドルモータ16によるスピン
ドルサーボ制御に移行し(ステップS10)、その後は
サーボ回路13とピックアップ用ドライバ14によるト
ラッキングサーボ制御に移行し(ステップS11)、図
3の処理を終える。
ーカス引き込みが未完了である場合は(ステップS9;
NO)、フォーカスサーチのリトライを行う(ステップ
S12)。すなわち、例えば図4(a)の場合を例にと
ると、交点P1でフォーカス引き込みが完了しない場合
は、次に交点に達するまで上述のようにフォーカスサー
チを継続するのである。
ィスクプレーヤによれば、ディスクとしてCDとDVD
の両方を使用可能であり、起動時に装着されたディスク
の種類を判別した上で最適なフォーカスサーチ信号を選
択的に用いてフォーカスサーチを行うように構成した。
よって、フォーカスサーチ信号の複数の波形情報を用意
すれば、CDとDVDに対して共通の構成でフォーカス
サーチを行うことができ、装置構成が複雑にならずコス
ト低減を図ることができる。また、CDとDVDのそれ
ぞれの特性に適合する波形パターンを自在に設定でき、
フォーカスサーチを短時間で行うことができる。
としてCDとDVDを共用する場合を説明したが、これ
以外にも特性が異なる複数種類のディスクを共用する場
合に本発明を適用可能である。また、上記実施形態にお
いては、フォーカスサーチ信号の波形パターンが三角波
状である場合を説明したが、これに限らず生成可能な種
々の波形パターンを用いてもよい。
種類の異なるディスクに対し、それぞれに適合するフォ
ーカスサーチ信号を用いてフォーカスサーチを行うよう
に構成したので、装置構成を複雑することなく共通の構
成でフォーカスサーチを行うことができるディスクプレ
イヤーを実現することができる。
を示すブロック図である。
ーカス制御に関わる要部構成を示すブロック図である。
行われる処理を示すフローチャートである。
の波形パターンの具体例を示す図である。
の波形パターンの他の具体例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 記録面に対する対物レンズの合焦位置が
異なる複数種類のディスクを共用可能で、前記ディスク
に対しフォーカスサーボ制御を行って記録情報を読み出
すディスクプレイヤーにおいて、 装着されたディスクの種類を判別する判別手段と、 前記複数種類のディスクに対するフォーカスサーチに用
いるために予め保持された複数の波形情報の中から、前
記判別手段による判別結果に応じて所定の波形情報を選
択的に設定する波形設定手段と、 起動時に前記フォーカスサーボ制御に先立って、前記波
形設定手段により設定された波形情報に基づくフォーカ
スサーチ信号を生成してフォーカスサーチを行うフォー
カスサーチ手段と、 を備えることを特徴とするディスクプレーヤ。 - 【請求項2】 前記波形情報は、それぞれ所定のピーク
値と所定のボトム値を有する三角波状の前記フォーカス
サーチ信号を生成するための情報であることを特徴とす
る請求項1に記載のディスクプレーヤ。 - 【請求項3】 前記波形情報は、それぞれ所定の初期極
性が設定された三角波状の前記フォーカスサーチ信号を
生成するための情報であることを特徴とする請求項1に
記載のディスクプレーヤ。 - 【請求項4】 前記複数の波形情報の中には、前記判別
手段によりディスクの種類が判別できないときに設定す
る波形情報が含まれると共に、該波形情報は前記複数種
類のディスクの全てに対応する変化範囲を有することを
特徴とする請求項1に記載のディスクプレーヤ。
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JP4249369B2 JP4249369B2 (ja) | 2009-04-02 |
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