JP2001290426A - マーキングフィルム - Google Patents

マーキングフィルム

Info

Publication number
JP2001290426A
JP2001290426A JP2000102437A JP2000102437A JP2001290426A JP 2001290426 A JP2001290426 A JP 2001290426A JP 2000102437 A JP2000102437 A JP 2000102437A JP 2000102437 A JP2000102437 A JP 2000102437A JP 2001290426 A JP2001290426 A JP 2001290426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking film
weight
acrylic
film
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000102437A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
Masahiko Hiragori
正彦 平郡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2000102437A priority Critical patent/JP2001290426A/ja
Publication of JP2001290426A publication Critical patent/JP2001290426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、適度なフィルム強度と柔軟性を有
し、使用時の不用意な裂けを生じにくく、カッティング
マシン適性や施工性に優れるとともに耐候性にも優れ、
使用後は焼却処理による廃棄が容易にできる低環境負荷
型のマーキングフィルムを提供する。 【解決手段】 本発明のマーキングフィルムは、ゴム成
分を含有する合成樹脂からなる着色基材層に粘着剤層が
積層され、いずれの層にも実質的にハロゲンが含まれ
ず、且つ、基材層が特定の引裂強度を有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告用ステッカー
類、装飾用ステッカー類、表示用ステッカー類等として
有用なマーキングフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】マーキングフィルムは一般に塩化ビニル
系樹脂フィルムを基材層として、用途や目的に応じてこ
れに顔料を分散させて着色したり、表面に印刷や塗装を
施して装飾性を付与する一方、片面に適宜な粘着剤を塗
設して粘着層を形成するとともに、必要に応じて粘着層
を保護する目的で離型紙等の離型材を積層した構成とな
されている。そして、使用時には所望の形状にカッティ
ングを施した後、離型材を剥離して所望の箇所に貼り付
ける方法で用いられる。このカッティングには、コンピ
ュータ制御されたカッティングマシンが用いられること
が多く、従って、マーキングフィルムにはカッティング
マシンに対する適性が求められる。
【0003】また、マーキングフィルムは屋外で使用さ
れることが多く、代表的には例えば、看板、広告塔、シ
ャッター、ショーウィンドウ等に用いられる広告用ステ
ッカー類;自動車、二輪車等の車両やモーターボート等
の船舶に用いられる装飾用ストライプステッカー類;交
通標識、道路標識、案内板等に用いられる表示用ステッ
カー類等の用途が挙げられる。このため、マーキングフ
ィルムは優れた耐候性を示し、且つ、三次曲面に貼り付
けるための適度な柔軟性や形状追従性を有することが求
められる。
【0004】ところで、従来のマーキングフィルムは塩
化ビニル系樹脂フィルムを基材としているため、焼却廃
棄する際に塩化水素ガスやダイオキシンが発生し、焼却
設備の耐久性を低下させたり、簡単な焼却設備では処理
できないという問題があった。そのため最近では、簡単
な焼却設備でも安全に処理のできる低環境負荷型のマー
キングフィルムに対するニーズが高まってきている。
【0005】このようなニーズに対する試みの一例とし
て、特開平9−254327号公報には焼却処理による
廃棄を前提としたポリオレフィン系樹脂フィルムを基材
層とするマーキングフィルムが提案されている。しかし
ながら、ここに開示されたマーキングフィルムは、メタ
ロセン触媒を用いて重合したエチレン−α−オレフィン
共重合体を使用しているため柔軟に過ぎ、マーキングフ
ィルムを貼り付ける際に必要とされる適度のフィルム強
度(以下、フィルムの腰と記すこともある)が得られな
いという問題点があった。
【0006】更に前記したように、一般にマーキングフ
ィルムは離型紙等の離型材が積層された状態で、コンピ
ュータ制御されたカッティングマシンにより文字や図形
等の所望の形状にハーフカットされるのであるが、この
カッティングマシンに対するカッティング適性について
も満足できるものではなかった。
【0007】一方、ポリオレフィン以外の非塩化ビニル
系マーキングフィルム基材として、アクリルやウレタ
ン、アクリルウレタン等が検討されているが、アクリル
やアクリルウレタンでは引裂強度が小さ過ぎ、逆にウレ
タンでは引裂強度が大き過ぎて、いずれもマーキングフ
ィルムとしての十分な実用性を満足できるものは得られ
ていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適度
なフィルム強度と柔軟性を両立させて施工性を確保する
とともに、コンピュータ制御されたカッティングマシン
に対するカッティング適性を満足し、用済み後は焼却に
よる廃棄処理が容易にできる低環境負荷型のマーキング
フィルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマーキングフィ
ルムは、ゴム成分を1〜30重量%含有する合成樹脂か
らなる着色された基材層に粘着剤層が積層されてなり、
いずれの層も実質的にハロゲンを含有せず、基材層のJ
IS K 7128のB法に準拠して測定されたエルメ
ンドルフ引裂強度が0.8〜3Nであることを特徴とす
るものである。以下、本発明の構成を詳細に説明する。
【0010】基材層として用いられる合成樹脂は実質的
にハロゲンを含有しない樹脂であり、例えば、ウレタン
樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ
オレフィン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体等が挙げられるが、こ
れらのうちアクリルウレタン樹脂は特に好ましいもので
ある。
【0011】アクリルウレタン樹脂とは、主としてアク
リル系モノマーと水酸基含有アクリル系モノマーとを共
重合させて得られるアクリルポリオールとポリイソシア
ネート化合物とを反応させて得られる樹脂をいう。
【0012】アクリル系モノマーとしては、主にアルキ
ル基の炭素数が1〜12の(メタ)アクリル酸アルキル
エステルモノマーが採用可能であり、(メタ)アクリル
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリ
ル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル、
(メタ)アクリル酸ラウリル等が例示できる。これらの
(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーは単独で
用いられてもよいし、2種類以上が併用されてもよい。
なお、(メタ)アクリルなる表記はアクリル又はメタク
リルのいずれかもしくは双方を意味するものとする。
【0013】水酸基含有アクリル系モノマーとしては、
例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、ポリオキシ
エチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピレン
(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。これらの水酸基含有アクリ
ル系モノマーも単独で、或いは2種類以上組み合わせて
使用されてもよい。
【0014】なお、アクリル系モノマー、水酸基含有ア
クリル系モノマー以外にこれらと共重合可能なビニル系
モノマーが共重合されてもよく、そのようなビニル系モ
ノマーとしてはスチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリ
ルアミド、アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸、ク
ロトン酸、(無水)マレイン酸等が例示できる。
【0015】特に、ゴム成分として後述するスチレン−
共役ジエン系エラストマーを配合する場合、共重合成分
としてスチレンを用いることにより、アクリルポリオー
ルとゴム成分との相溶性を高めることができる。この場
合におけるスチレンの共重合比率は全モノマー中5〜3
0重量%、より好ましくは5〜20重量%とされる。こ
の比率が5重量%を下回ると相溶性向上の効果が小さ
く、逆に30重量%を超えて共重合されると耐候性の低
下を来す場合がある。
【0016】アクリル系モノマー、水酸基含有アクリル
系モノマー及び任意に選択されるその他ビニル系モノマ
ーを共重合させて得られるアクリルポリオールの重量平
均分子量(Mw)は1000〜200000であること
が好ましく、ガラス転移温度(Tg)は0〜100℃で
あることが好ましい。
【0017】アクリルポリオールのMwが1000未満
であると、満足すべき強度のフィルムが得られないこと
があり、Tgが0℃未満であると、得られるフィルムが
粘着性を帯びて使用しづらくなることがある。逆に、ア
クリルポリオールのMwが200000を超えると粘度
が高くなり、溶液調整の際に過剰の溶剤が必要になるな
ど取扱いが困難になることがあり、Tgが100℃を超
えると得られるフィルムが硬くなり過ぎて、所望の柔軟
性が得られない場合がある。
【0018】基材層を構成する合成樹脂に含有されるゴ
ム成分としては、やはり分子内に塩素等のハロゲン原子
を含まないものが使用でき、スチレンとブタジエン又は
イソプレンの如き共役ジエンとのブロック共重合体、ラ
ンダム共重合体、ブロックとランダム混合型共重合体、
或いはこれらの水素添加物からなるスチレン−共役ジエ
ン系エラストマー;ウレタン系エラストマー;ポリエス
テル系エラストマー;アクリルゴム;アクリロニトリル
−ブタジエンゴム等の各種熱可塑性エラストマーを例示
することができる。
【0019】ゴム成分の好適な添加量は、使用する合成
樹脂の種類によっても異なるが、1〜30重量%程度と
されるのが好ましい。1重量%に満たない場合は目的と
する耐引裂性向上の効果が得られないことがあり、過剰
に添加されると引裂強度が大きくなり過ぎてカッティン
グ性の低下につながったり、耐候性の悪化要因になった
りする場合がある。
【0020】アクリルポリオールをポリイソシアネート
化合物と反応させて得られるアクリルウレタン樹脂は、
エルメンドルフ引裂強度が0.8Nを下回り、マーキン
グフィルムの基材層として用いた場合、使用時に裂けが
発生しやすく施工作業性を満足できないという問題があ
ったが、アクリルポリオール100重量部に対して2〜
50重量部のゴム成分を配合することにより、アクリル
ウレタン樹脂の欠点である耐引裂性を改善することがで
き、使用時に不用意に裂けるようなことがなく、コンピ
ュータカッティングマシンに対するカッティング適性を
満足するマーキングフィルム用の基材を得ることが可能
になる。
【0021】アクリルポリオールと反応させるためのポ
リイソシアネート化合物としては、例えば、ウレタン系
樹脂の合成に一般的に用いられる各種ポリイソシアネー
ト化合物が挙げられるが、得られるアクリルウレタン樹
脂の耐候性を考慮すると、脂肪族ジイソシアネート化合
物や、脂肪族ジイソシアネート化合物のトリメチロール
プロパン付加物、ビウレット体、イソシアヌレート体或
いはそれらの混合物や縮合物等が好適に用いられる。こ
れらのポリイソシアネート化合物は、単独で用いられて
もよいし、2種類以上が併用されてもよい。
【0022】また、得られるアクリルウレタン樹脂の柔
軟性を考慮すると、架橋点間距離の目安となるイソシア
ネート当量(イソシアネート基1個当たりのポリイソシ
アネート化合物の分子量)が200〜400のポリイソ
シアネート化合物を30〜100重量%含有するポリイ
ソシアネート化合物を用いることがより好ましい。
【0023】本発明の基材層は着色されることで装飾性
を付与される。基材層の着色方法としては、例えば、上
記合成樹脂中に所望の色調の発色が可能であって、耐候
性に優れる無機顔料や有機顔料等を添加した後、基材層
を作製する方法や、予め作製された基材層の少なくとも
片面に、印刷インクや塗料で印刷処理や塗装処理を施す
方法が挙げられる。
【0024】基材層には本発明の課題達成に支障のない
範囲で、必要に応じて紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防
止剤、熱安定剤等の各種安定剤や帯電防止剤、難燃剤等
の機能付与剤の1種もしくは2種以上が添加されていて
もよい。
【0025】本発明の基材層の成形は、通常は、溶剤の
存在下で前記アクリルポリオールにゴム成分を配合し、
基材層を着色する場合は顔料を加え、その他任意の添加
剤を混合した後、ポリイソシアネート化合物を添加して
均一に攪拌分散したものをコンマコーター、リバースコ
ーター、ナイフコーター、スプレーガン、スクリーン印
刷等適宜の手段を用いて離型性担体上に展延、乾燥する
ことにより行われる。
【0026】基材層の厚みは20〜200μm、より好
ましくは40〜100μmとされる。基材層の厚みが2
0μm未満であると、得られるマーキングフィルムの腰
が不足して作業性が低下したり、フィルム強度が不十分
となって使用時に裂けが発生しやすくなることがあり、
逆に基材層の厚みが200μmを超えると、得られるマ
ーキングフィルムのフィルム強度が大きくなり過ぎて、
カッティングマシンによるカッティング性が低下した
り、柔軟性が乏しくなる結果、形状追従性が低下する。
【0027】本発明のマーキングフィルムの基材層は、
JIS K 7128「プラスチックフィルム及びシー
トの引裂試験方法」のB法(エルメンドルフ引裂法)に
準拠して測定される引裂強度が0.8〜3Nであること
が必要である。即ち、好ましくは20〜200μmの範
囲の任意に設計された基材フィルムのエルメンドルフ引
裂強度の測定値(16枚当たりの強度)が0.8〜3N
を満足すればよい。
【0028】基材層の上記引裂強度が0.8N未満であ
ると、得られるマーキングフィルムの耐引裂性が不十分
となって、使用時に裂けが発生しやすくなり施工性が低
下する。逆に3Nを超えると、フィルム強度が大きくな
り過ぎて、カッティングマシンによるカッティング性が
低下したり、柔軟性や形状追従性が不満足なものにな
る。
【0029】本発明のマーキングフィルムを構成する粘
着剤層に用いられる粘着剤としては、やはり実質的にハ
ロゲンを含有しないものであればよく、例えば、アクリ
ル樹脂系粘着剤、ゴム系粘着剤、ポリビニルエーテル樹
脂系粘着剤、シリコーン樹脂系粘着剤等が挙げられる。
これらのうち、耐候性や透明性に優れるアクリル樹脂系
粘着剤が好適に用いられる。
【0030】アクリル樹脂系粘着剤は、アルキル基の炭
素数が4〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステル
モノマーを主成分とし、これに共重合可能な他のビニル
モノマーを共重合して得られる。アルキル基の炭素数が
4〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマ
ーは、前述のアクリルポリオールで説明したもののう
ち、炭素数1〜3のものを除いたものに同じである。共
重合されるビニルモノマーは、得られる粘着剤の粘着力
や凝集力を調節するために用いられるものであり、具体
的には例えば、アルキル基の炭素数が1〜3の(メタ)
アクリル酸アルキルエステル;水酸基含有アクリル酸エ
ステル;(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸
等のα,β−不飽和カルボン酸;アクリルアミド;アク
リロニトリル;スチレン;酢酸ビニル;ビニルピロリド
ン等が例示できる。
【0031】粘着剤中には、必要に応じて粘着性付与
剤、充填剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤等の従来より配合
されることのある各種添加剤を含有させることは任意で
あるが、特に屋外で比較的長期にわたって暴露されるこ
とを想定すると、耐候性を向上する機能を有する添加剤
を配合しておくことが推奨される。
【0032】粘着剤層の厚みは、20〜50μmである
ことが好ましい。厚みが20μmに満たないと、十分な
粘着性(タック)や粘着力を得られないことがあり、逆
に50μmを超えると、フィルム端部から糊が染み出し
やすくなって、これにゴミが付着したり、マーキングフ
ィルムを剥離する時に粘着剤層が凝集破壊を起こして、
糊残りを生じることがある。
【0033】マーキングフィルムを使用するまで保管す
る際に、粘着剤層を仮保護するための離型材としては、
剥離性を有するフィルム材料であれば制限なく使用可能
であるが、例えば、シリコーン樹脂系離型剤や長鎖アル
キル基ペンダント型グラフトポリマー系離型剤等によ
り、紙やプラスチックフィルムの表面に離型処理を施し
て得られる離型紙や離型フィルム等が好ましく例示でき
る。
【0034】本発明のマーキングフィルムの製造方法
は、例えば、上記離型材の離型処理面に前記粘着剤を適
宜の塗工法により塗工し、必要に応じて乾燥や冷却等の
工程を経た後、前記基材層と積層し、粘着剤層を基材層
側に転写することにより行われる。なお、基材層に印刷
層又は塗膜層が形成されている場合、上記転写は基材層
の印刷層又は塗膜層が形成されていない面に対して行う
ことが好ましい。
【0035】
【実施例】本発明を実施例に基づいて更に詳しく説明す
る。 (実施例1)メタクリル酸ブチル63重量%、メチルメ
タクリレート27重量%、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート10重量%からなるMw=8000のアクリル
ポリオール100重量部に対して、酢酸エチル100重
量部、ゴム成分としてアクリルゴム(三菱レイヨン社
製、商品名「メタブレンW−341」)8重量部、有機
顔料(シアニンブルー)4重量部、ベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤0.2重量部、ヒンダードアミン系光安
定剤0.2重量部を加えて均一に攪拌分散させた後、更
に、脂肪族ポリイソシアネート化合物(日本ポリウレタ
ン社製、商品名「コロネートHL」)をアクリルポリオ
ール100重量部に対して24重量部混合した。このよ
うにして調整した混合液を離型処理されたポリエチレン
テレフタレートフィルム上に、乾燥後の厚さが50μm
となるように塗工、乾燥して基材フィルムを作製した。
【0036】次に、シリコーン離型処理された離型紙上
に、2液架橋型アクリル系粘着剤を乾燥後の厚さが40
μmとなるように塗工、乾燥して粘着剤層を得、粘着剤
層が上記基材層に対面するように積層してマーキングフ
ィルムを得た。
【0037】(実施例2)ゴム成分をアクリルゴム(三
菱レイヨン社製、商品名「メタブレンH−660」10
重量部に変更したこと以外は実施例1と同様にしてマー
キングフィルムを得た。
【0038】(実施例3)アクリルポリオールをメタク
リル酸イソブチル52重量%、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート13重量%、メタクリル酸オクチル22重
量%、スチレン13重量%からなるMw=18000の
ものに変更し、ゴム成分をスチレン−共役ジエン系エラ
ストマー(クレイトンポリマージャパン社製、商品名
「クレイトンG−1650」)10重量部に変更した以
外は実施例1と同様にしてマーキングフィルムを得た。
【0039】(実施例4)ゴム成分をスチレン−共役ジ
エン系エラストマー(クレイトンポリマージャパン社
製、商品名「クレイトンG−1657」)15重量部に
変更した以外は実施例3と同様にしてマーキングフィル
ムを得た。
【0040】(実施例5)ゴム成分をスチレン−共役ジ
エン系エラストマー(ジェイエスアール社製、商品名
「ダイナロン1320P」20重量部に変更した以外は
実施例1と同様にしてマーキングフィルムを得た。
【0041】(比較例1)ゴム成分を配合しなかった以
外は実施例1と同様にしてマーキングフィルムを得た。
【0042】(比較例2)ゴム成分の配合量を60重量
部としたこと以外は実施例1と同様にしてマーキングフ
ィルムを得た。
【0043】(比較例3)ゴム成分の配合量を1重量部
としたこと以外は実施例1と同様にしてマーキングフィ
ルムを得た。
【0044】実施例及び比較例で得た基材フィルムにつ
いて、引裂強度と相溶性の評価を、またマーキング
フィルムについて、カッティング適性、施工性及び
耐候性の評価を行い、その結果を表1に示した。
【0045】引裂き強度 JIS K−7128のB法(エルメンドルフ引裂法)
に準拠して、基材層の引裂強度を測定した。なお、測定
は23℃の雰囲気下で行った。
【0046】相溶性測定 日本電飾社製の透過率計(商品名「300A」)を使用
して基材フィルムの濁度を測定した。
【0047】カッティング適性 MIMAKI社製のカッティングマシーン(商品名「C
G45」)を用いて、マーキングフィルムに明朝体で3
0mm×30mm大の漢字「積水化学」の4文字のカッ
ティングを5回実施し、下記3点法の判定基準でカット
性を評価した。 3点:問題なくカッティングできた 2点:鋭角部でフィルムのカット不良によるめくれが部
分的に発生した 1点:鋭角部でフィルムのカット不良によるめくれが顕
著に発生した
【0048】施工性 図1に示したような平面矩形状板をその幅方向に所定間
隔を存した部分の夫々をその長さ方向の全長に亘って上
方に向かって膨出させて断面三角形状の突出部2、2を
形成してなるコルゲート板1を用い、このコルゲート板
1のいずれか一方の突出部2の稜線21に、離型紙を剥離
したマーキングフィルムの粘着剤層側を接着させ、次い
でコルゲート板1の谷部3へ専用の施工工具を用いて押
し込んで接着させた際のフィルムの裂け易さ、及びこれ
を23℃の雰囲気下に3日間放置した後のマーキングフ
ィルムの浮きの状態を目視で観察し、下記3点法の判定
基準で施工性を評価した。なお、上記コルゲート板1の
突出部2、2の稜線21、21間の距離は38mm、突出部
2の高さは6mm、突出部2、2間における対向する膨
出基端22、22間の距離は20mmであった。 3点:浮き、裂けともに全く発生しなかった 2点:浮きが発生した 1点:裂けが発生した
【0049】耐候性 マーキングフィルムをカーボンアークサンシャイン型ウ
ェザロメーターで2000時間促進曝露して耐候性試験
を行い、試験前後の色差をミノルタ社製の分光測色計
(商品名「CM−3700d」)を用いて測定した。耐
候性の良否の判断基準は、上記色差が6以下で良好、6
超〜8以下で可、8超で不可である。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】本発明は叙上の構成とされることによ
り、引裂強度に優れて、しかも柔軟に過ぎることがない
のでカッティングマシンに対する適性を十分満足でき、
施工性や耐候性に優れた、従来品を凌駕するマーキング
フィルムを提供できるという顕著な効果を奏する。勿
論、基材層も粘着剤層も実質的にハロゲンを含有しない
ので、使用後は焼却処理による廃棄が容易にできる低環
境負荷型のマーキングフィルムである。
【図面の簡単な説明】
【図1】施工性の評価に用いたコルゲート板を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ゴルゲート板 2 突出部 3 谷部 21 稜線 22 膨出基端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK12A AK12J AK25 AK25A AK25G AK28A AK28J AK42 AK51 AK51A AK51J AK73A AL01A AN02A AR00B AT00A CA05 CA07 CA16B CB02 DG10 EH46 GB90 HB00A JK01 JK03 JK13 JK17 JL00 JL09 JL10A JL13 JL13B YY00 YY00A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム成分を1〜30重量%含有する合成
    樹脂からなる着色された基材層に粘着剤層が積層されて
    なり、いずれの層も実質的にハロゲンを含有せず、基材
    層のJIS K 7128のB法に準拠して測定された
    エルメンドルフ引裂強度が0.8〜3Nであることを特
    徴とするマーキングフィルム。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂が、アクリルポリオール系
    樹脂とポリイソシアネート化合物との反応により得られ
    るアクリルウレタン系樹脂であることを特徴とする請求
    項1に記載のマーキングフィルム。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂が、アクリルポリオール1
    00重量部に対してゴム成分2〜50重量部が添加さ
    れ、ポリイソシアネート化合物との反応により得られる
    アクリルウレタン系樹脂であることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のマーキングフィルム。
  4. 【請求項4】 前記アクリルポリオールが、スチレンが
    5〜30重量%共重合されたものであることを特徴とす
    る請求項3に記載のマーキングフィルム。
  5. 【請求項5】 前記ゴム成分は、スチレン−共役ジエン
    系エラストマーであることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4の何れか1項に記載のマーキングフィルム。
JP2000102437A 2000-04-04 2000-04-04 マーキングフィルム Pending JP2001290426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000102437A JP2001290426A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 マーキングフィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000102437A JP2001290426A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 マーキングフィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001290426A true JP2001290426A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18616318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000102437A Pending JP2001290426A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 マーキングフィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001290426A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139533A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ
JP2013139535A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ
JP2013139534A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ
WO2014046080A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 日東電工株式会社 水生生物付着防止粘着テープ
WO2014046157A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 日東電工株式会社 水生生物付着防止粘着テープ
JP2020002256A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 フジコピアン株式会社 高耐候性吸着フィルム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07502291A (ja) * 1991-12-18 1995-03-09 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 無ハロゲンのアクリルウレタンシート材
JPH07126457A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Nitto Denko Corp ポリオレフィン系基材フィルム、及び粘着フィルムまたはシート
JPH07156325A (ja) * 1993-12-10 1995-06-20 Jsp Corp 型枠兼用断熱ボード
JPH1071683A (ja) * 1996-06-28 1998-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート
JPH10338845A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Sekisui Chem Co Ltd 粘着シート
JPH11320780A (ja) * 1998-05-20 1999-11-24 Dainippon Ink & Chem Inc 多層フィルム及びそれを用いた粘着テープ
JP2000073024A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Sekisui Chem Co Ltd 粘着シート

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07502291A (ja) * 1991-12-18 1995-03-09 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 無ハロゲンのアクリルウレタンシート材
JPH07126457A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Nitto Denko Corp ポリオレフィン系基材フィルム、及び粘着フィルムまたはシート
JPH07156325A (ja) * 1993-12-10 1995-06-20 Jsp Corp 型枠兼用断熱ボード
JPH1071683A (ja) * 1996-06-28 1998-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート
JPH10338845A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Sekisui Chem Co Ltd 粘着シート
JPH11320780A (ja) * 1998-05-20 1999-11-24 Dainippon Ink & Chem Inc 多層フィルム及びそれを用いた粘着テープ
JP2000073024A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Sekisui Chem Co Ltd 粘着シート

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139533A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ
JP2013139535A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ
JP2013139534A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ
WO2014046080A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 日東電工株式会社 水生生物付着防止粘着テープ
WO2014046157A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 日東電工株式会社 水生生物付着防止粘着テープ
JP2020002256A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 フジコピアン株式会社 高耐候性吸着フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6582791B2 (en) Pressure sensitive adhesives for use on low energy surfaces
EP2436741A1 (en) Adhesive material having redetachability
JPH11131033A (ja) 粘着剤組成物およびそれを用いた粘着シート
JP4364993B2 (ja) マーキングフィルム
US7270877B2 (en) Protective tape used for optical member
JP2001290426A (ja) マーキングフィルム
TWI706021B (zh) 黏著帶
JPH073221A (ja) 装飾用粘着シート
JPH083521A (ja) 耐ブリスター性粘着シート用粘着剤、該粘着剤を用いた耐ブリスター性粘着シート及び該粘着シートを積層した耐ブリスター性積層体
JP4540801B2 (ja) マーキングフィルム
JP2007023057A (ja) 架橋剤併用型自己粘着性フィルム
JP2009173746A (ja) 粘着シートおよび液晶表示装置
JP2000313858A (ja) 粘着シート
JP2000319608A (ja) 粘着シート
JPH11140400A (ja) 粘着シート
JPH09169963A (ja) 装飾用粘着シート
JPH09302312A (ja) 装飾用粘着シート
JP3811015B2 (ja) 塗料及びその製造方法、並びに塗膜、その製造方法及び粘着シート
JP2003253222A (ja) 粘着保護フィルム
JP4514253B2 (ja) マーキングフィルム
JP2002256233A (ja) 粘着シート
JP2004035687A (ja) 粘着シート
JP2003327934A (ja) 粘着フィルム
JP2002097429A (ja) 粘着シート
JP2001072945A (ja) マーキングフィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070124

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20081126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215