JP2001289568A - 誘導加熱溶解炉 - Google Patents

誘導加熱溶解炉

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな熱伝導率の被溶解金属20を溶解した
ときでも大部分を溶湯として得ることを可能にする。 【解決手段】 複数の導電性セグメント8を円周方向に
相互に絶縁して配列することにより形成された側面壁を
有し、被溶解金属20を冷却可能に収容する炉本体1
と、側面壁の外周側に配置され、炉本体1に収容された
被溶解金属20を誘導加熱する誘導加熱コイル11と、
炉本体1の側面壁の内側面に沿って配設され、炉本体1
の冷却能力を低減するカーボン等の隔壁部材12とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱により金
属を溶解する誘導加熱溶解炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導加熱溶解炉は、図2に示すよ
うに、互いに電気的に絶縁された縦割り状の導電性セグ
メント51を円周方向に配列することにより形成された
容器状の炉本体52と、炉本体52の周囲に配置された
誘導加熱コイル53とを備えている。そして、炉本体5
2は、冷却水により効率良く冷却されるように、導電性
セグメント51の内部に冷却水路51aが形成されてい
ると共に、大きな熱伝導率の銅により形成されている。
【0003】上記の構成によれば、炉本体52に対して
塊状や粉状等の被溶解金属を投入した後、誘導加熱コイ
ル53に交流電力を供給することによって、炉本体52
内の被溶解金属を交番磁場により誘導加熱して溶解させ
ることができる。そして、このときに、冷却水の供給に
より炉本体52を冷却しておくことによって、溶解され
た被溶解金属を冷却固化して炉本体52の壁面に沿って
膜状のスカルを生成させることができる。これにより、
炉本体52の冷却により炉本体52と被溶解金属とを反
応させないようにすることによって、炉本体52の不純
物が溶湯に移行することによる汚染を防止することが可
能になっている。また、被溶解金属による導電性セグメ
ント51・51間の短絡をスカルにより防止することが
できるため、被溶解金属の溶解が進行した場合でも、強
度の交番磁場を被溶解金属に付与し続けることが可能に
なり、結果として被溶解金属を十分に撹拌しながら溶解
した溶湯を得ることが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、炉本体52が溶湯を冷却する際に、例え
ば溶湯である被溶解金属が大きな熱伝導率の銅等である
と、溶湯から熱量を取り去る冷却能力が誘導加熱による
加熱能力を上回り易くなる。従って、溶湯が炉本体52
の側面壁に接触し、この側面壁からも冷却されるように
なると、溶湯に対する冷却能力が非常に大きなものとな
って、殆どがスカルになってしまうという問題がある。
そして、この問題は、炉本体52を大型化する程、炉本
体52と溶湯との接触面積(伝熱面積)が拡大すること
により顕著となる。この結果、1バッチ分の処理量を増
やそうとして炉本体52を大型化しても、銅等の大きな
熱伝導率の被溶解金属に対しては冷却能力が過剰となっ
て殆ど溶湯を得ることができないものとなる。
【0005】従って、本発明は、大きな熱伝導率の被溶
解金属を溶解したときでも大部分を溶湯として得ること
ができる誘導加熱溶解炉を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、複数の導電性セグメントを円周
方向に相互に絶縁して配列することにより形成された側
面壁を有し、被溶解金属を冷却可能に収容する炉本体
と、前記側面壁の外周側に配置され、前記炉本体に収容
された被溶解金属を誘導加熱する誘導加熱コイルと、前
記炉本体の側面壁の内側面に沿って配設され、前記炉本
体の冷却能力を低減する隔壁部材とを備えたことを特徴
としている。
【0007】上記の構成によれば、炉本体の側面壁にお
ける冷却能力を隔壁部材により低減することができるた
め、大きな熱伝導率の被溶解金属を誘導加熱して溶解さ
せた結果、溶湯が隔壁部材を介して炉本体の側面壁に接
触した場合でも、溶湯が冷却されてスカルとなる量を必
要最小限に抑制することができる。これにより、被溶解
金属の大部分を溶湯の状態に確実に維持することができ
ることになり、例えば1バッチで多量の溶湯を得るよう
に炉本体を大型化することもできる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の誘導
加熱溶解炉であって、前記隔壁部材は、カーボンからな
ることを特徴としている。上記の構成によれば、加工性
および高純度化が容易なカーボンを隔壁部材に使用する
ことによって、安価に隔壁部材を準備することができる
と共に、隔壁部材による被溶解金属(溶湯)への汚染を
低減することができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の誘導加熱溶解炉であって、前記被溶解金属は、純銅
や銅合金、金、銀、アルミニウムから選ばれた大きな熱
伝導率を有した金属であることを特徴としている。上記
の構成によれば、大きな熱伝導率により溶湯の状態を維
持することが困難な被溶解金属であるが、本発明の炉本
体内で溶解することによって、確実に溶湯の状態に維持
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に基づ
いて以下に説明する。本実施の形態に係る誘導加熱溶解
炉は、図1に示すように、被溶解金属20を収容する銅
製の炉本体1を有している。尚、炉本体1は、純銅や銅
合金からなる銅製の他、電気抵抗率の低い金や銀、場合
によってはステンレス等を用いることができる。また、
被溶解金属20としては、純銅や銅合金の他、金や銀、
アルミニウム、これら各金属の合金等の大きな熱伝導率
を有した金属を挙げることができると共に、鉄やコバル
ト、チタン、ニッケル、ジルコニウム、ハフニウム、ク
ロム、ニオブ、タンタル、モリブデン、ウラン、希土類
金属、トリウム、これらの合金等を挙げることができ
る。
【0011】上記の炉本体1は、炉本体1の底面壁を構
成するように形成されたベース体2と、炉本体1の側面
壁を構成するように、ベース体2上に円周方向に配設さ
れた複数の導電性セグメント8とを有している。ベース
体2は、円柱形状に形成された柱状部3と、柱状部3の
下縁部から外周方向に突設されたフランジ部4とを有し
ている。一方、フランジ部4には、上下方向に貫設され
た複数の締結穴4aが導電性セグメント8の配列位置に
対応して形成されていると共に、冷却水路4bが形成さ
れている。
【0012】上記の各締結穴4aには、ボルト部材6が
挿通されている。ボルト部材6は、ナット部材7とで導
電性セグメント8をフランジ部4に固定している。導電
性セグメント8は、上下方向に立設され、内側面が柱状
部3の側周面に当接された側壁部9と、側壁部9の下端
部から直角方向に曲折され、下面がフランジ部4の上面
に当接された取付部10とを有している。取付部10に
は、締結穴10aが形成されており、締結穴10aは、
フランジ部4の締結穴4aに対応するように配置され、
ボルト部材6が挿通されている。
【0013】上記の導電性セグメント8は、隣接するセ
グメント8・8同士が互いに電気的に絶縁状態にされて
いる。また、各導電性セグメント8における幅方向の中
心部には、上端部を残して縦方向にスリット8aが形成
されている。スリット8aは、導電性セグメント8を縦
方向に二分割しており、導電性セグメント8の側壁部9
と取付部10とは、スリット8aを介して互いに電気的
に絶縁状態にされている。
【0014】また、各導電性セグメント8の内部には、
冷却水路8bと連通路8cとが形成されている。冷却水
路8bは、スリット8aで二分割された一方の側壁部9
と他方の側壁部9とにそれぞれ形成されている。また、
連通路8cは、導電性セグメント8の上端部に形成され
ており、両側壁部9・9における冷却水路8b・8bの
上端部同士を連通している。また、各冷却水路8bの下
端は、上述のフランジ部4の冷却水路4bに連通されて
おり、これらの冷却水路8b・4bは、冷却水を流通さ
せることによって、導電性セグメント8を含む炉本体1
の全体を所定の温度以下に冷却している。
【0015】上記のように構成された炉本体1の外周側
には、誘導加熱コイル11が巻回されている。誘導加熱
コイル11には、任意の周波数の交流電力を出力可能な
図示しない電源装置が接続されている。電源装置は、誘
導加熱コイル11に対して交流電力を供給して交番磁場
を発生させ、この交番磁場を炉本体1に収容された被溶
解金属20に浸透させて誘導加熱する。一方、炉本体1
の内周側には、隔壁部材12が設けられている。隔壁部
材12は、炉本体1の冷却能力を低減するように熱伝導
率のカーボン、望ましくは高純度化されたカーボンから
なっている。
【0016】尚、隔壁部材12は、炉本体1の冷却能力
を低減するように熱抵抗を増やしさえすればどのような
材質であっても良く、例えばセラミックス等の耐火物で
あっても良い。この理由は、被溶解金属20から炉本体
1(導電性セグメント8)への熱移動は、主に隔壁部材
12と炉本体1および被溶解金属20との熱伝達と、隔
壁部材12の熱伝導とで考えられる。この際、隔壁部材
12の熱伝導は、隔壁部材12の厚さが10mm程度以
下のため、熱抵抗として表現すると、例えばカーボンの
場合、150/0.01=1500w/m2 K以下とな
る。従って、被溶解金属20から炉本体1(導電性セグ
メント8)への熱移動においては、接触による熱抵抗が
主に作用し、隔壁部材12の熱伝導が補助的に作用する
という関係があると理解できる。これにより、固体同士
の接触を増やすことに意味があり、この固体同士の接触
を増やすものとして隔壁部材12が存在するからであ
る。
【0017】上記の隔壁部材12は、導電性セグメント
8で構成された側面壁の内側面に沿うように筒形状に形
成されている。尚、隔壁部材12は、一体的に形成され
ていても良いし、導電性セグメント8に分割して貼設さ
れ、導電性セグメント8を円周方向に配列したときに筒
形状になるように形成されていても良い。また、隔壁部
材12の厚みは、交番磁場の被溶解金属20への浸透深
さよりも薄くなるように設定されている。
【0018】具体的には、2kHzの周波数で700k
Wの交流電力を誘導加熱コイル11に供給して被溶解金
属20(銅)を溶解させるときには、5mm〜10mm
の厚みに設定される。尚、このように設定される理由
は、以下の通りである。即ち、浸透深さで時速密度が1
/e(=0.368)に減衰すると、電力であれば、
(1/e)2 (=0.135)になる。このような減衰
では、効率が悪いことによる溶解不良を招く。そこで、
浸透深さδについて減衰率が0.5となるように厚み
(x)を求めると、e-A=0.5、但し、A=2x/δ
という関係に基づいて10mmの厚みが求められるから
である。
【0019】また、この場合の炉本体1等の仕様は、以
下の通りである。炉本体1は、内径がφ250となるよ
うに、2セグメント×24対の48セグメントで形成さ
れている。電源装置は、2kHzの周波数でもって70
0kWの交流電力を出力する。隔壁部材12は、材質が
カーボン、抵抗率が800mμΩcm、2kHzでの浸
透深さが32mmに設定されている。尚、隔壁部材12
の厚みは、スカル20aが所定の厚みとなるように決定
されていることが好ましい。
【0020】上記の構成において、誘導加熱溶解炉の動
作について説明する。先ず、例えば銅からなる塊状や粉
状の被溶解金属20が炉本体1に投入される。そして、
側壁部9の冷却水路8bに冷却水が供給されることによ
り炉本体1が冷却されながら、誘導加熱コイル11に交
流電力が供給されることによって、誘導加熱コイル11
の周囲に交番磁場が生成される。誘導加熱コイル11の
内周側における交番磁場は、縦方向に分割された導電性
セグメント8および隔壁部材12を介して炉本体1の内
側に透過することによって、被溶解金属20に浸透し、
被溶解金属20を誘導加熱する。これにより、被溶解金
属20は、溶融温度に昇温した表面側から溶解を開始し
て溶湯20bとなり、炉本体1の底面壁に向かって流れ
落ちる。そして、溶湯20bが炉本体1の底面壁に到達
したときに、炉本体1により冷却されて凝固し、皿状の
スカル20aを形成する。この後、スカル20aが所定
以上の厚みとなって炉本体1による冷却能力よりも誘導
加熱による加熱能力が上回ったときに、スカル20a上
に溶湯20bとして滞留していくことになる。
【0021】上記の溶湯20bは、交番磁場と誘導電流
との相互作用および重力の作用を受けることによって、
周辺部から中央部にかけて盛り上がったドーム形状の外
形を呈しながら撹拌される。そして、多量の溶湯20b
が滞留すると、周縁部が隔壁部材12を介して導電性セ
グメント8に接触し、導電性セグメント8による冷却作
用を受ける。この際、隔壁部材12は、カーボンからな
っている。従って、溶湯20bが直接的に導電性セグメ
ント8に接触して冷却される場合よりも小さな冷却能力
で冷却されるため、溶湯20bが大きな熱伝導率の銅か
らなっていても、直ちに凝固してスカル20aを発生さ
せることはない。また、隔壁部材12に沿ってスカル2
0aが発生しても、誘導加熱による加熱能力が冷却能力
を上回ることによって、スカル20aが薄い状態に維持
される。この結果、炉本体1を大型化することによっ
て、溶湯20bと炉本体1との接触面積が増大すること
になっても、ドーム形状の多量の溶湯20bが炉本体1
内に形成されることになる。
【0022】以上のように、本実施形態の誘導加熱溶解
炉は、複数の導電性セグメント8を円周方向に相互に絶
縁して配列することにより形成された側面壁を有し、被
溶解金属20を冷却可能に収容する炉本体1と、側面壁
の外周側に配置され、炉本体1に収容された被溶解金属
20を誘導加熱する誘導加熱コイル11と、炉本体1の
側面壁の内側面に沿って配設され、前記炉本体の冷却能
力を低減するカーボン等の隔壁部材12とを備えた構成
にされている。
【0023】上記の構成によれば、炉本体1の側面壁に
おける冷却能力を隔壁部材12により低減することがで
きるため、大きな熱伝導率の被溶解金属20を誘導加熱
して溶解させた結果、溶湯20bが隔壁部材12を介し
て炉本体1の側面壁に接触した場合でも、溶湯20bが
冷却されてスカル20aとなる量を必要最小限に抑制す
ることができる。これにより、被溶解金属20の大部分
を溶湯20bの状態に確実に維持することができるた
め、炉本体1を大型化することにより溶湯20bとの接
触面積が拡大することになっても、1バッチで多量の溶
湯20bを得ることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の導電性セグメ
ントを円周方向に相互に絶縁して配列することにより形
成された側面壁を有し、被溶解金属を冷却可能に収容す
る炉本体と、前記側面壁の外周側に配置され、前記炉本
体に収容された被溶解金属を誘導加熱する誘導加熱コイ
ルと、前記炉本体の側面壁の内側面に沿って配設され、
前記炉本体の冷却能力を低減する隔壁部材とを備えた構
成である。
【0025】上記の構成によれば、炉本体の側面壁にお
ける冷却能力を隔壁部材により低減することができるた
め、大きな熱伝導率の被溶解金属であっても、誘導加熱
して溶解させたときに、大部分を溶湯の状態に確実に維
持することができる。
【0026】請求項2の発明は、請求項1に記載の誘導
加熱溶解炉であって、前記隔壁部材は、カーボンからな
る構成である。上記の構成によれば、加工性および高純
度化が容易なカーボンを隔壁部材に使用することによっ
て、安価に隔壁部材を準備することができると共に、隔
壁部材による被溶解金属(溶湯)への汚染を低減するこ
とができる。
【0027】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の誘導加熱溶解炉であって、前記被溶解金属は、純銅
や銅合金、金、銀、アルミニウムから選ばれた大きな熱
伝導率を有した金属である構成である。上記の構成によ
れば、大きな熱伝導率により溶湯の状態を維持すること
が困難な被溶解金属であるが、本発明の炉本体内で溶解
することによって、確実に溶湯の状態に維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘導加熱溶解炉における被溶解金属の状態を示
す説明図である。
【図2】従来の誘導加熱溶解炉における被溶解金属の状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 炉本体 2 ベース体 3 柱状部 4 フランジ部 6 ボルト部材 7 ナット部材 8 導電性セグメント 9 側壁部 10 取付部 11 誘導加熱コイル 12 隔壁部材 20 被溶解金属 20a スカル 20b 溶湯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 泰弘 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢事業所内 (72)発明者 中嶋 賢人 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢事業所内 Fターム(参考) 3K059 AB07 AB16 AB28 AC76 AD10 AD28 AD35 CD44 CD48 CD54 CD72 4K046 AA01 BA02 CB06 CD02 4K063 AA04 BA03 CA01 FA34 FA39

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導電性セグメントを円周方向に相
    互に絶縁して配列することにより形成された側面壁を有
    し、被溶解金属を冷却可能に収容する炉本体と、 前記側面壁の外周側に配置され、前記炉本体に収容され
    た被溶解金属を誘導加熱する誘導加熱コイルと、 前記炉本体の側面壁の内側面に沿って配設され、前記炉
    本体の冷却能力を低減する隔壁部材とを備えたことを特
    徴とする誘導加熱溶解炉。
  2. 【請求項2】 前記隔壁部材は、カーボンからなること
    を特徴とする請求項1に記載の誘導加熱溶解炉。
  3. 【請求項3】 前記被溶解金属は、純銅や銅合金、金、
    銀、アルミニウムから選ばれた大きな熱伝導率を有した
    金属であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    誘導加熱溶解炉。
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