JP2001289042A - 排熱回収装置 - Google Patents

排熱回収装置

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JP2001289042A
JP2001289042A JP2000105378A JP2000105378A JP2001289042A JP 2001289042 A JP2001289042 A JP 2001289042A JP 2000105378 A JP2000105378 A JP 2000105378A JP 2000105378 A JP2000105378 A JP 2000105378A JP 2001289042 A JP2001289042 A JP 2001289042A
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exhaust heat
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Masayoshi Terao
公良 寺尾
Shingo Morishima
信悟 森島
Seiji Kawaguchi
清司 川口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温流体から低温流体に熱回収を行う排熱回
収装置であって、熱回収量を容易に調整でき、高温流体
の温度変動に対応できる排熱回収装置を提供する。 【解決手段】 排熱源となる高温の第1の流体と加熱し
たい低温の第2の流体との間で熱交換して、第1の流体
から第2の流体に排熱回収を行う排熱回収装置であっ
て、第1の流体と第2の流体との間の熱交換は、第1の
流体と第3の流体との間で一旦熱交換し、さらに第3の
流体と第2の流体との間で熱交換することにより行う。
第1の流体から第2の流体への排熱回収量の制御は、第
3の流体の流量を調整することにより行う。また、熱回
収後の第2の流体の温度が所定温度となるように、第3
の流体の流量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気ガ
ス等の高温流体から排熱を回収し、低温流体の加熱を行
う排熱回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排熱を回収する技術としては、排
熱源となる高温の第1流体(例えば排気ガス)中に熱交
換器を配置し、その熱交換器に加熱したい低温の第2流
体(例えば冷却水や潤滑オイル)を流すことで、第1流
体から第2流体に排熱を回収する構造が知られている。
【0003】第1流体から第2流体に回収する熱量を制
御するには、排熱源となる高温の第1流体は一般に排出
量等を変化させることが難しいため、熱交換器を流れる
低温の第2流体の流量をコントロールすることで制御を
行うのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば高温
の第1流体として排気ガスを用いた場合には、通常40
0〜700℃程度の排気ガス温度が、エンジンの出力変
動等により1000℃程度まで温度変動することがあ
る。このような第1流体の排熱が多い場合(高温の場
合)において、回収したい熱量が少なくてよいときに第
2流体の流量を少なく設定すると、第2流体は熱交換器
内で温度上昇が大きくなり沸騰してしまうことがある。
【0005】この沸騰により生じたガスが第2流体を循
環させるポンプに流れてキャビテーションを起こした
り、最悪の場合、ポンプがガスで満たされると、空回り
して第2流体を圧送できなくなる場合がある。また、エ
ンジンオイル等は所定温度(例えば120℃)以上に加
熱されると劣化が急速に進んでオイルの潤滑性を著しく
損ない、エンジンにダメージを与える場合もある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、高温流体か
ら低温流体に熱回収を行う排熱回収装置において、高温
流体の温度変動に対応できるようにすることを目的と
し、さらに排熱回収量を容易に調整できるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、排熱源となる高温の第
1の流体と加熱したい低温の第2の流体との間で熱交換
して排熱回収を行う排熱回収装置であって、第1の流体
と第2の流体との間の熱交換は、第1の流体と第3の流
体との間で一旦熱交換し、さらに第3の流体と第2の流
体との間で熱交換することにより行うことを特徴として
いる。
【0008】このように排熱源となる高温の第1の流体
から加熱したい低温の第2の流体へ直接排熱回収を行う
のではなく、第3の流体を介して間接的に排熱回収を行
うことで、第1の流体が温度変動しても容易に対応する
ことができ、第2流体が必要以上に高温になることを防
止することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、第3の
流体の流量を調整して第1の流体から第2の流体への熱
回収量を制御することを特徴としている。さらに、請求
項3に記載の発明は、熱回収後の第2の流体の温度が所
定温度となるように、第3の流体の流量を制御すること
を特徴としている。
【0010】これにより、第1の流体から第2の流体へ
の排熱回収量を容易に調節することが可能となる。特
に、第2流体としてエンジンオイル等の潤滑オイルや冷
却水のような加熱温度の上限に制約がある流体を用いる
場合に有効である。
【0011】また、請求項4および請求項8に記載の発
明では、前記第3の流体が気体であることを特徴として
いる。このように、第3の流体として気体を用いれば、
高温の第1の流体から熱を受け取る際に、高温に加熱さ
れても沸騰等の問題を生じない。また、気体であれば容
易に流量調整を行うことができ、第1流体から第2流体
への排熱回収量を容易に調整できる。
【0012】また、請求項5に記載の発明では、第1の
流体と第3の流体との間の熱交換を行う第1の熱交換器
(10、100)と、第3の流体と第2の流体との間の
熱交換を行う第2の熱交換器(11、110)と、第3
の流体を第1の熱交換器(10、100)から第2の熱
交換器(11、110)に向けて供給する第3流体供給
手段(12)を備えることを特徴としている。
【0013】また、請求項6に記載の発明では、第3流
体供給手段(12)による第3流体の供給量を制御する
制御手段(14)を備えることを特徴としており、さら
に、請求項7に記載の発明では、第2の熱交換器(1
1、110)にて熱交換された第2流体の温度を検出す
る温度センサ(13)を備え、制御手段(14)は、温
度センサ(13)の検出値に基づいて第3の流体の供給
量制御を行うことを特徴としている。
【0014】このような構成により、第1の流体から第
2の流体への排熱回収量を容易に調節することが可能と
なる。
【0015】また、請求項9に記載の発明では、第3流
体供給手段は送風手段(12)であり、送風手段(1
2)は第1の熱交換器(10、100)の上流側に配置
されていることを特徴としている。
【0016】このような構成であれば、送風手段(1
2)は高温流体を吸い込むことがないので、送風手段
(12)が高温流体の熱にさらされて破損することを防
止することができる。従って、送風手段(12)に耐熱
性に優れた材料を用いる必要が無くなり、例えば樹脂製
のファンを用いることもできる。
【0017】また、第1の流体は請求項11に記載の発
明のように気体とすることができ、第2の流体は請求項
12に記載の発明のように液体とすることができる。さ
らに、第3の流体は請求項10に記載の発明のように空
気とすることができる。
【0018】また、請求項13に記載の発明では、排熱
源となる内燃機関の排気ガスと、内燃機関における加熱
が必要な液体との間で熱交換して、排気ガスから液体に
排熱回収を行う内燃機関用の排熱回収装置であって、排
気ガスと外気との間の熱交換を行う第1の熱交換器(1
0、100)と、外気と液体との間の熱交換を行う第2
の熱交換器(11、110)と、外気を第1の熱交換器
(10、100)から第2の熱交換器(11、110)
に向けて送風する送風手段(12)と、送風手段(1
2)による外気の送風量を制御する制御手段(14)を
備えることを特徴としている。さらに、請求項14に記
載の発明では、第2の熱交換器(11、110)にて熱
交換された液体の温度を検出する温度センサ(13)を
備え、制御手段(14)は、温度センサ(13)の検出
値に基づいて送風手段(12)による外気の送風量を制
御することを特徴としている。
【0019】第2流体として例えばエンジンオイルやオ
ートマチックオイルといった潤滑オイル、あるいは冷却
水を用いることができ、排気ガスから大気中に排出され
る排熱を回収してエンジンオイル等を加熱する際に、排
気ガスの温度が変動してもエンジンオイル等を必要以上
に加熱してオイルが劣化したり冷却水が沸騰したりする
ことを容易に防止することができる。
【0020】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
適用した第1実施形態を図1、2に基づいて説明する。
図1は本第1実施形態の排熱回収装置の概略構成を示し
ている。本第1実施形態は、排熱回収装置を内燃機関を
備える車両に適用したものである。排熱源となる高温の
第1流体として排気ガスを用い、加熱したい低温の第2
流体としてエンジンオイル(E/Gオイル)やオートマ
チックオイル(ATオイル)といった潤滑オイルを用い
ており、排気ガスから大気中に放出される排熱を回収し
て潤滑オイルを加熱している。
【0022】図1に示すように、排熱回収装置には、2
つの熱交換器10、11が設けられている。これらの熱
交換器10、11には、異なる流体が流れる2つの流体
通路1、3;2、3がそれぞれ設けられている。第1熱
交換器10には高温の排気ガス(第1流体)が流れる第
1流体通路1が設けられている。第2熱交換器11に
は、加熱したい低温の潤滑オイル(第2流体)が流れる
第2流体通路が設けられている。なお、第2流体として
例えばエンジン冷却水等を用いてもよい。
【0023】これらの熱交換器10、11のそれぞれも
う一方の流体通路は、互いに接続されて第3流体通路3
を形成しており、第3流体である外気(空気)が流れる
ように構成されている。2つの熱交換器10、11は近
接して配置されるか、あるいはダクト等によって第3流
体通路3が構成される。第3流体通路3における第1熱
交換器10の上流側には、第3流体供給手段としての押
込式の送風機(送風手段)12が設けられている。この
送風機12により、外気は高温側の第1熱交換器10か
ら低温側の第2熱交換器11に向けて流れる。
【0024】第2流体通路2における第2熱交換器11
の出口側には、第2熱交換器11にて加熱された第2流
体の温度を検出する温度センサ13が設けられている。
温度センサ13にて検出したセンサ信号は制御手段であ
る制御装置(ECU)14に入力される。ECU14
は、このセンサ信号に基づいて送風機12のファン回転
数を制御して、第3流体通路3を流れる外気の流量を制
御するように構成されている。
【0025】上記のような排熱回収装置の構成により、
まず、上流側の第1熱交換器10では、第1流体通路1
を流れる高温の排気ガスから第3流体通路3を流れる外
気に熱交換が行われる。次に、下流側の第2熱交換器1
1では、第1熱交換器10を通過して高温となった外気
から第2流体通路2を流れる低温の潤滑オイルに熱交換
が行われる。このように、本実施形態の排熱回収装置で
は、外気を介して高温の排気ガスから低温の循環オイル
へと排熱回収(熱交換)が行われる。
【0026】ところで、排気ガスは必要なエンジン出力
を得るための条件で運転されるため、温度が変動する。
一方、E/GオイルやATオイル等は、フリクション低
減による燃費向上のために早期に温度上昇させることが
望ましいが、温度上昇後はエンジンを効率的に運転する
ために一定温度に制御されることが望ましい。
【0027】そこで、本第1実施形態では、上記のよう
に第2熱交換器11で加熱された潤滑オイルの温度に基
づいて第3流体通路を流れる外気の流量を制御するよう
に構成されている。高温の第1流体である排気ガスから
直接熱を受け取る第3流体は気体(外気)なので、大き
な温度上昇が起こったとしても液体のような沸騰や劣化
といった問題は生じない。一方、第3流体通路3を流れ
る外気の流量調整は容易に行うことができるので、第2
流体である潤滑オイルの加熱量を容易に調整することが
できる。これにより、排気ガスから潤滑オイルへの排熱
回収量を容易に調整することができる。従って、排気ガ
ス温度が変動しても、熱交換器内における潤滑オイルの
劣化や冷却水の沸騰といった不具合を防止することがで
き、ポンプのキャビテーション、ポンプの空回り、エン
ジンの焼き付き等を防止することが可能となる。
【0028】従って、本実施形態の排熱回収装置の構成
によれば、高温の第1流体の温度変動に対応して、低温
の第2流体の温度が必要以上に上昇することを防止でき
る。特に本実施形態のように、第2流体として潤滑オイ
ルや冷却水のような加熱温度の上限に制約がある流体を
用いる場合に有効である。
【0029】また、本第1実施形態では、外気を送風す
る送風機12が熱交換器10、11の上流側に配置され
ているので、送風機12が高温流体の熱にさらされて破
損することを防止することができる。従って、送風機1
2に耐熱性に優れた材料を用いる必要が無くなり、例え
ば樹脂製のファンを用いることもできる。
【0030】図2(a)は本第1実施形態の排熱回収装
置の具体的構成の一例を示している。図2(a)に示す
排熱回収装置では、2つの熱交換器10、11を、フィ
ン10a、11aとチューブ10b、11bとから構成
されるプレートフィン型熱交換器10、11としてい
る。プレートフィン型熱交換器10、11は、拡管によ
り構成するのでロウ付け等が少なくなり、2つ熱交換器
10、11を高温用の熱交換器にすることができる。
【0031】これらの熱交換器10、11は、ケース
(図中破線)に入れられた上で排気ガスのパイプと接続
され、エンジンルーム内に配置される。また、第1熱交
換器10のチューブ10bは、図2(b)に示すように
熱交換性を向上させるために、チューブ10b内にフィ
ンが設けられている。
【0032】図2(a)中手前側の第1熱交換器10で
は、第1流体通路1は図中上方から下方に向けて形成さ
れており、排気ガスはプレート10aの隙間を通過す
る。このような構成により前面面積をとりやすくなり、
第1熱交換器10内における排気ガス通過工程を短くす
ることができ、排気抵抗を小さくすることができる。
【0033】また、図2(a)中奥側の第2熱交換器1
1では、第2流体通路2は図中左右方向に形成されてお
り、潤滑オイルはオイルポンプ等で圧送され、図中左側
からチューブ11b内に流入し、第2熱交換器11内を
循環した後で図中左側から流出する。第3流体通路3は
図中手前側から奥側に向けて形成されており、外気は、
第1熱交換器10ではチューブ10b内を通過し、第2
熱交換器11ではフィン11aの隙間を通過する。
【0034】なお、図2(a)では、第2流体通路2と
してE/GオイルとATオイルの2系統の流路構成とし
ているが、いずれか一方のみでもよく、また必要に応じ
て冷却水系の流路を付加してもよい。
【0035】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について図3〜5に基づいて説明する。本第2実施形
態の排熱回収装置は、上記第1実施形態に比較して2つ
の熱交換器の構成が異なるものである。上記第1実施形
態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省
略する。
【0036】図3は第2実施形態の排熱回収装置の具体
的構成を示す透視斜視図である。図3に示すように本第
2実施形態の排熱回収装置では、第1熱交換器100を
プレート100aとコルゲートフィン100bから構成
される熱交換器とし、第2熱交換器110をチューブ1
10aとコルゲートフィン110bから構成される熱交
換器としている。
【0037】また、図3に示すように第1熱交換器10
0は、プレート100aとコルゲートフィン100bが
図中左右方向に交互に設けられている。また、プレート
100aによって排気ガスが通過する第1流体通路1
と、外気が通過する第3流体通路3とが仕切られてお
り、第1流体通路1と第3流体通路3は図3中左右方向
に交互に形成され、それぞれにコルゲートフィン100
bが配置されている。なお、図3では、第1流体通路1
のコルゲートフィン100bのみが図示されている。
【0038】図4は第1熱交換器100をA方向から見
たものであり、第1流体通路1と第3流体通路3の構成
を示す説明図である。図4(a)に示すように、排気ガ
スは図中上方から第1熱交換器100に流入してコルゲ
ートフィン100bを通過した後、図中左側(図3中手
前側)から流出する。また、図4(b)に示すように、
外気は第1熱交換器100の図中下方に設けられた送風
機12により、図中下方から第1熱交換器100に流入
してコルゲートフィン100bを通過した後、図中右側
(図3中奥側)に流出する。
【0039】このとき、第1流体通路1を通過する排気
ガスの熱は、第1流体通路1のコルゲートフィン100
b、第1流体通路1と第3流体通路3とを仕切るプレー
ト100a、第3流体通路3のコルゲートフィン100
bを介して、第3流体通路3を通過する外気に伝達され
る。
【0040】図5は、図3の排熱回収装置をA方向から
見た透視側面図である。図5に示すように、第1熱交換
器100にて排気ガスと熱交換して高温となった外気
は、第2熱交換器110に流入し、第2熱交換器110
のコルゲートフィン110aを介してチューブ110b
内を流れる潤滑オイルを加熱する。
【0041】以上、第2実施形態の排熱回収装置のよう
な構成によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得
ることができる。
【0042】(他の実施形態)なお、上記実施形態では
排熱回収装置を内燃機関を備える車両に適用したが、こ
れに限らず、高温流体から低温流体に排熱回収するもの
であれば広く適用可能である。
【0043】また、上記実施形態では、高温の第1流体
を気体(排気ガス)、低温の第2流体を液体(潤滑オイ
ル)、第3流体を気体(外気)としたが、これに限ら
ず、それぞれ種々の流体を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の排熱回収装置の概念図である。
【図2】第1実施形態の排熱回収装置の具体的構成を示
す透視斜視図である。
【図3】第2実施形態の排熱回収装置の具体的構成を示
す透視斜視図である。
【図4】図3の第1熱交換器をA方向から見た場合の第
1流体通路および第3流体通路の説明図ある。
【図5】図3の排熱回収装置をA方向から見た透視側面
図である。
【符号の説明】
1…第1流体通路、2…第2流体通路、3…第3流体通
路、10…第1熱交換器、11…第2熱交換器、12…
送風機、13…温度センサ、14…制御装置。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排熱源となる第1の流体と加熱したい第
    2の流体との間で熱交換して、前記第1の流体から前記
    第2の流体に排熱回収を行う排熱回収装置であって、 前記第1の流体と前記第2の流体との間の熱交換は、前
    記第1の流体と第3の流体との間で一旦熱交換し、さら
    に前記第3の流体と前記第2の流体との間で熱交換する
    ことにより行うことを特徴とする排熱回収装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の流体の流量を調整することに
    より、前記第1の流体から前記第2の流体への排熱回収
    量を制御することを特徴とする請求項1に記載の排熱回
    収装置。
  3. 【請求項3】 熱回収後の前記第2の流体の温度が所定
    温度となるように、前記第3の流体の流量を制御するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の排熱回収装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の流体が気体であることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の排熱回
    収装置。
  5. 【請求項5】 排熱源となる第1の流体と加熱したい第
    2の流体との間で熱交換して、前記第1の流体から前記
    第2の流体に排熱回収を行う排熱回収装置であって、 前記第1の流体と前記第3の流体との間の熱交換を行う
    第1の熱交換器(10、100)と、 前記第3の流体と前記第2の流体との間の熱交換を行う
    第2の熱交換器(11、110)と、 前記第3の流体を前記第1の熱交換器(10、100)
    から前記第2の熱交換器(11、110)に向けて供給
    する第3流体供給手段(12)を備えることを特徴とす
    る排熱回収装置。
  6. 【請求項6】 前記第3流体供給手段(12)による前
    記第3流体の供給量を制御する制御手段(14)を備え
    ることを特徴とする請求項5に記載の排熱回収装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の熱交換器(11、110)に
    て熱交換された前記第2流体の温度を検出する温度セン
    サ(13)を備え、 前記制御手段(14)は、前記温度センサ(13)の検
    出値に基づいて前記第3の流体の供給量制御を行うこと
    を特徴とする請求項6に記載の排熱回収装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の流体が気体であることを特徴
    とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の排熱回
    収装置。
  9. 【請求項9】 前記第3流体供給手段は送風手段(1
    2)であり、前記送風手段(12)は前記第1の熱交換
    器(10、100)の上流側に配置されていることを特
    徴とする請求項8に記載の排熱回収装置。
  10. 【請求項10】 前記第3の流体が空気であることを特
    徴とする請求項4、8または9のいずれか1つに記載の
    排熱回収装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の流体が気体であることを特
    徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の排
    熱回収装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の流体が液体であることを特
    徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の排
    熱回収装置。
  13. 【請求項13】 排熱源となる内燃機関の排気ガスと、
    内燃機関における加熱が必要な液体との間で熱交換し
    て、前記排気ガスから前記液体に排熱回収を行う内燃機
    関用の排熱回収装置であって、 前記排気ガスと外気との間の熱交換を行う第1の熱交換
    器(10、100)と、 前記外気と前記液体との間の熱交換を行う第2の熱交換
    器(11、110)と、 前記外気を前記第1の熱交換器(10、100)から前
    記第2の熱交換器(11、110)に向けて送風する送
    風手段(12)と、 前記送風手段(12)による前記外気の送風量を制御す
    る制御手段(14)を備えることを特徴とする内燃機関
    用の排熱回収装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の熱交換器(11、110)
    にて熱交換された前記液体の温度を検出する温度センサ
    (13)を備え、 前記制御手段(14)は、前記温度センサ(13)の検
    出値に基づいて前記送風手段(12)による前記外気の
    送風量を制御することを特徴とする内燃機関用の排熱回
    収装置。
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