JP2001288514A - 製鋼原料 - Google Patents
製鋼原料Info
- Publication number
- JP2001288514A JP2001288514A JP2000101875A JP2000101875A JP2001288514A JP 2001288514 A JP2001288514 A JP 2001288514A JP 2000101875 A JP2000101875 A JP 2000101875A JP 2000101875 A JP2000101875 A JP 2000101875A JP 2001288514 A JP2001288514 A JP 2001288514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- resin
- vehicle
- vehicle body
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/56—Reuse, recycling or recovery technologies of vehicles
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
の量を少なくできるようにした高品質の製鋼原料を提供
する。 【解決手段】 廃車両の車体(11)、及び廃車両を構成す
る樹脂部品のうちの塩化ビニル系樹脂部品を除く樹脂部
品を電気炉への投入に適した寸法の直方体形状に成形
し、樹脂部品を製鋼時における燃焼の補助燃料となす
る。必要に応じて廃車両を構成する鉄系金属部品を含ま
せることができる。
Description
に廃車スクラップを主原料とする製鋼原料に関する。
屑がよく利用されるが、鉄屑内の不純物は製品不良の原
因となるので、極力少なくする必要がある。
廃自動車のスクラップが利用されていた。廃自動車から
製鋼原料を製造する場合、車体からドア、フェンダ、ウ
インドガラス、ランプ、ボンネット等の外装部品を取外
し、燃料、オイル類、フロン等の液体類を抜き取って回
収処理し、又シート、カーペット、コンソール、タイ
ヤ、バッテリ等の樹脂部品を取外し、更にエンジン、ミ
ッション、燃料タンク、排気系部品、足廻り系部品,ガ
ラス等の駆動系部品を取外し、最後にヒータコア、エバ
ポレータ、コンデンサ、モータ類、ハーネス類、内装
品、バンパー等の非鉄部品を取外し、取外した部品をシ
ュレッダで破砕して鉄系材料を回収し、回収した鉄系材
料と残った車体とをプレス機によって直方体形状にプレ
スすることが行われている。
は取外した部品を破砕して鉄系金属材料を回収するよう
にしているので、回収した材料中に銅系の破砕片が含ま
れ、得られた製品の品質が悪いという問題があった。
棄すべき破砕片とを選別するするのが難しく、結果的に
は非鉄金属材料、重金属材料、ガラス、木、プラスチッ
クがゴミとして大量に残り、これらは産業廃棄物として
処理する必要があって製鋼原料のコスト高の原因にな
る。特に、最近では環境汚染や環境破壊との関係もあっ
て、残ったゴミを廃棄処理できないこともあり、これが
廃自動車を製鋼原料に利用する際のネックとなってい
た。
用して製造でき、しかも残るゴミの量を少なくできるよ
うにした製鋼原料を提供することを課題とする。
鋼原料は、廃車両の車体と、上記廃車両を構成する樹脂
部品のうちの塩化ビニル系樹脂部品を除く樹脂部品とが
電気炉への投入に適した寸法の直方体形状に成形されて
なり、上記樹脂部品を製鋼時における燃焼の補助燃料と
なしたことを特徴とする。
部品を破砕せずにそのまま車体と一緒にプレスするよう
にした点にある。合成樹脂部品の廃棄物を焼却炉で焼却
すると、炉内が非常に高温となって焼却炉を劣化させて
炉の寿命を大幅に短くさせるか、電気炉内の雰囲気温度
は焼却炉のそれに比して非常に高く、合成樹脂部品を投
入しても電気炉の寿命に悪影響を与えることはなく、合
成樹脂部品を燃焼の補助燃料として利用でき、電気炉へ
の燃料投入コストを大幅に低減できる。
ダで破砕していないので、銅系部品を鉄系部品から選別
しやすく、銅系不純物に起因する製鋼製品の品質劣化を
防止できる。さらに、有用な部品材料を容易に回収して
リサイクルすることができ、廃棄すべきゴミの量も大幅
に低減できる。また、塩化ビニル系樹脂を他の部品から
容易に選別することができ、ダイオキシン等が発生して
環境を汚染し破壊するおそれを解消できる。
して回収することが多いが、駆動系部品がリサイクルで
きないような場合にはそのまま、あるいは適当な大きな
に切断して車体や樹脂部品とともに成形するのがよい。
即ち、製鋼原料には廃車両を構成する鉄系金属部品を更
に含ませることもできる。
は、廃車両から車体外装部品、塩化ビニル系部品を含む
樹脂部品、駆動系部品、電気系部品及び非鉄部品を取外
すとともに燃料やオイル類を含む液体類を抜き取り、残
った廃車両の車体と、上記廃車両から取外された樹脂部
品のうちの塩化ビニル系部品を除く樹脂部品、及び/又
は車体に残した樹脂部品とを屑鉄プレス機内に投入して
プレスし、電気炉への投入に適した寸法の直方体形状に
成形するようにしたことを特徴とする。
のは車体に残しておいてもよく、他の部品の取外し作業
上、車体から取外し、車体とともにプレス機に投入する
ようにしてもよい。
及び/又は駆動系部品のうち、鉄系金属部品を残った廃
車両の車体及び樹脂部品とともに屑鉄プレス機内に投入
してプレスするようにしてもよい。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る製鋼原
料の製造方法の好ましい実施形態を示す。本例の製鋼原
料を製造する場合、フォークリフト、リフター等の必要
な設備を利用し、廃自動車(廃車両)10から車体外装
部品を取り外す。
ンドガラス、ランプ、ボンネット等が含まれる。取外し
た車体外装部品は鉄系部品とその他の部品とに選別し、
その他の部品についてはリサイクル可能な部品は回収す
る。ドアについてはウインドガラス昇降用のモータが内
蔵されている場合にはモータを取外す必要がある。他
方、リサイクルできない部品はゴミとして廃棄するが、
有用な部品は回収されているので、ゴミとして残る量は
非常に少ない。
フロン回収装置等の設備を用い、車体外装部品を外した
車体11から、液類を抜き取る。液類には燃料、オイ
ル、フロン等が含まれる。抜き取った液類のうち、リサ
イクルできるものは回収し、リサイクルできないものは
廃棄する。
は樹脂部品を取外す。樹脂部品にはシート、カーペッ
ト、コンソール、タイヤ、バッテリ、工具類が含まれ
る。取外した樹脂部品のうち、塩化ビニル系樹脂部品を
選別し、塩化ビニル系樹脂部品はダイオキシンの原因物
質となるので、廃棄し、その他の樹脂部品は回収する。
なお、車体11には必要に応じて塩化ビニル系部品以外
の樹脂部品を残しておいてもよい。
い、車体11からは駆動系部品を取外す。駆動系部品に
はエンジン、ミッション、燃料タンク、排気系部品、足
廻り系部品等が含まれる。取外した駆動系部品のうち、
鉄系部品は回収し、その他の部品のうち、リサイクルで
きる部品、例えば非鉄金属系部品については回収し、リ
サイクルできない部品についてはゴミとして廃棄する
が、有用な部品については選別して回収されているの
で、ゴミの量は少ない。また、燃料タンクについてはプ
ラスチック製のものもあるので、そのような燃料タンク
については樹脂部品として回収する。
す。この非鉄部品にはヒータコア、エバポレータ、コン
デンサ、モータ、ハーネス、内装樹脂部品、バンパー等
が含まれる。特に、ハーネスは銅線を含み、製鋼の品質
低下の大きな要因となるので、慎重に取外す必要があ
る。取外した部品のうち、リサイクルできる部品につい
ては回収し、リサイクルできない部品についてはゴミと
して廃棄するが、大部分の部品はリサイクル可能であ
り、ゴミの量としては非常に少ない。
車体、回収した鉄系部品、塩化ビニルを除く樹脂部品を
屑鉄プレス機20に投入し、電気炉に投入可能な寸法、
例えば縦50cm、横100cm、高さ60cm程度の
直方体形状に成形すると、製品の製鋼原料30が得られ
る。この製鋼原料30は車体及び鉄系車体部品に由来す
る鉄系材料31の間に、樹脂系車体部品に由来する樹脂
材料32が点在した形態をなしている。
従来のシュレッダ法による製鋼原料の場合には0.4〜
0.5%であったのに対し、本件発明に係る製鋼原料で
は0.2%以下の銅含有量にできることが確認された。
合のそれに比して3/5程度の価格になることが分かっ
た。
実施形態を模式的に示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 廃車両の車体と、上記廃車両を構成する
樹脂部品のうちの塩化ビニル系樹脂部品を除く樹脂部品
とが電気炉への投入に適した寸法の直方体形状に成形さ
れてなり、上記樹脂部品を製鋼時における燃焼の補助燃
料となしたことを特徴とする製鋼原料。 - 【請求項2】 上記廃車両を構成する鉄系金属部品が更
に含まれている請求項1記載の製鋼原料。 - 【請求項3】 廃車両から車体外装部品、塩化ビニル系
部品を含む樹脂部品、駆動系部品、電気系部品及び非鉄
部品を取外すとともに燃料やオイル類を含む液体類を抜
き取り、 残った廃車両の車体と、上記廃車両から取外された樹脂
部品のうちの塩化ビニル系部品を除く樹脂部品、及び/
又は車体に残した樹脂部品とを屑鉄プレス機内に投入し
てプレスし、電気炉への投入に適した寸法の直方体形状
に成形するようにしたことを特徴とする製鋼原料の製造
方法。 - 【請求項4】 上記廃車両から取外された車体外装部品
及び/又は駆動系部品のうち、鉄系金属部品を残った廃
車両の車体及び樹脂部品とともに屑鉄プレス機内に投入
してプレスするようにした請求項3記載の製鋼原料の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101875A JP2001288514A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 製鋼原料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101875A JP2001288514A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 製鋼原料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001288514A true JP2001288514A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18615842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000101875A Pending JP2001288514A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 製鋼原料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001288514A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003312560A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-06 | Kimura:Kk | 廃自動車のモータを回収する方法及び装置 |
JP2003328041A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Fujisawa Kankyo Kaihatsu Kk | 自動販売機を原料とする製鋼材料、その製造方法及び自動販売機のリサイクル方法 |
JP2004224253A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Shinichi Otawa | 自動車解体方法 |
JP2008184683A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Nippon Steel Corp | 使用済み自動車のプレス品の製造方法および使用済み自動車のプレス品 |
CN107413813A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-12-01 | 黄岳峰 | 报废轿车的利用 |
JP2021074670A (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-20 | 金城産業株式会社 | 自動車廃棄物の再資源化方法及びその再資源化設備 |
-
2000
- 2000-04-04 JP JP2000101875A patent/JP2001288514A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003312560A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-06 | Kimura:Kk | 廃自動車のモータを回収する方法及び装置 |
JP2003328041A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Fujisawa Kankyo Kaihatsu Kk | 自動販売機を原料とする製鋼材料、その製造方法及び自動販売機のリサイクル方法 |
JP2004224253A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Shinichi Otawa | 自動車解体方法 |
JP2008184683A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Nippon Steel Corp | 使用済み自動車のプレス品の製造方法および使用済み自動車のプレス品 |
CN107413813A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-12-01 | 黄岳峰 | 报废轿车的利用 |
JP2021074670A (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-20 | 金城産業株式会社 | 自動車廃棄物の再資源化方法及びその再資源化設備 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kanari et al. | End-of-life vehicle recycling in the European Union | |
JP6609877B2 (ja) | 自動車廃棄物の再資源化方法 | |
US5080291A (en) | Method of recycling automobile waste residue | |
Gesing | Assuring the continued recycling of light metals in end-of-life vehicles: A global perspective | |
JP6762071B1 (ja) | 自動車廃棄物の再資源化方法及びその再資源化設備 | |
JP2001288514A (ja) | 製鋼原料 | |
JPH03196888A (ja) | 自動シユレッディング方法 | |
JPH06127348A (ja) | 中古車両の解体方法およびその装置 | |
EP0462502A2 (de) | Verfahren zur Zerlegung von Personenkraftwagen | |
KR101976775B1 (ko) | 폐차잔재 재활용 처리장치 | |
JP3896004B2 (ja) | 廃自動車・廃家電等の金属/非金属系複合廃棄物の再資源化方法 | |
KR100452453B1 (ko) | 폐차 해체방법 | |
Curlee et al. | Recent trends in automobile recycling: An energy and economic assessment | |
Hock et al. | A preliminary study of the recovery and recycling of automotive plastics | |
KR100774707B1 (ko) | 룰렛형 폐차 자동 해체 시스템 | |
Paul | End-of-life management of waste automotive materials and efforts to improve sustainability in North America | |
Gomes | Material transformation and recycling of automotive shredder residues: An industrial case study | |
Junior et al. | End-of-Life Vehicle Recycling: Processes, Legislations and Benefits | |
Peaslee | Recycling used automotive oil filters | |
JPH08112584A (ja) | 粒状複合材料とその二次加工体およびそれらの製造方法 | |
Sawyer-Beaulieu et al. | Constructing a Gate-to-Gate Life Cycle Inventory (LCI) of End-Of-Life Vehicle (ELV) Dismantling and Shredding Processes | |
KR20190036283A (ko) | 폐차잔재 재활용 풍력선별기 | |
WO2023017375A1 (en) | Plant and method for the ecological recycling of vehicles, in particular automobiles | |
JP4648581B2 (ja) | 廃自動車・廃家電等の金属/非金属系複合廃棄物の再資源化方法 | |
Dean et al. | Effects of increasing plastics content on recycling of automobiles |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091030 |