JP2001287376A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 複数のノズル開口からなるノズル列が形成されたノズルプレートと、上記ノズル開口に連通する圧力発生室と、上記圧力発生室に圧力を発生させる圧力発生素子と、上記圧力発生室に供給されるインクを貯留するインク貯留室とを備え、上記ノズルプレートのノズル面をワイピングおよび／またはラビングするワイパー部材を有するインクジェット式記録装置に用いられるインクジェット式記録ヘッドであって、
   上記ノズルプレートのノズル面において、上記ワイパー部材がノズルプレートのノズル面に侵入してから上記ノズル列に到達する側の領域よりも、上記ワイパー部材が上記ノズル列から上記ノズルプレートのノズル面から離脱する側の領域の方が広くなっていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
2. 上記ノズル列が複数列設けられている請求項１記載のインクジェット式記録ヘッド。
3. ワイパー部材が侵入する側と反対側に位置するノズル列が、複数のノズル開口群に区分され、各ノズル開口群から異なる種類のインクを吐出するようになっている請求項１または２記載のインクジェット式記録ヘッド。
4. 上記異なる種類のインクが、異なる色のインクである請求項３記載のインクジェット式記録ヘッド。
5. ワイパー部材が侵入する側と反対側のノズル面に、ワイピングするワイパー部材に接触する凹部および／または凸部が形成されている請求項１〜４のいずれか一項に記載のインクジェット式記録ヘッド。
6. 上記凹部および／または凸部が、ワイピング方向と交差する方向に延びる凹条および／または凸条である請求項５記載のインクジェット式記録ヘッド。
7. 上記圧力発生素子として、たわみ振動モードの圧電振動子が用いられている請求項１〜６のいずれか一項に記載のインクジェット式記録ヘッド。
8. 上記圧力発生素子として、縦振動モードの圧電振動子が用いられている請求項１〜６のいずれか一項に記載のインクジェット式記録ヘッド。
9. 上記圧力発生素子として、流路内のインクを加熱する加熱素子が用いられている請求項１〜６のいずれか一項に記載のインクジェット式記録ヘッド。