JP2001287364A - インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

Info

Publication number
JP2001287364A
JP2001287364A JP2000103633A JP2000103633A JP2001287364A JP 2001287364 A JP2001287364 A JP 2001287364A JP 2000103633 A JP2000103633 A JP 2000103633A JP 2000103633 A JP2000103633 A JP 2000103633A JP 2001287364 A JP2001287364 A JP 2001287364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink jet
ink
jet head
thermal energy
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000103633A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Saito
一郎 斉藤
Yoshiyuki Imanaka
良行 今仲
Muga Mochizuki
無我 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000103633A priority Critical patent/JP2001287364A/ja
Publication of JP2001287364A publication Critical patent/JP2001287364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの実装密度を向上させる。 【解決手段】 第1のノズル20と第2のノズル30と
の間に、第1の発熱素子11、21及び第2の発熱素子
12、22の共通な電極である共通電極10が配設され
ている。第1の個別電極17は、スルーホール13及び
スルーホール14を介して第1の個別電極15に接続さ
れている。同様に、第1の個別電極27は、スルーホー
ル23及びスルーホール24を介して第1の個別電極2
5に接続されている。また、第2の発熱素子12、22
には、第2の個別電極16、26が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、プラスチック
シート、布、物品等を包含する記録保持体に対して、例
えばインク等の機能性液体等を吐出することにより文
字、記号、画像等の記録、印刷等を行うためのインクジ
ェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインク
ジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置は、イン
クを微小な液滴として吐出口から高速で吐出することに
より、高精細な画像の高速記録を行うことができるとい
う特徴を有している。
【0003】特に、インクを吐出するために利用される
エネルギを発生するエネルギ発生手段として、電気エネ
ルギを熱エネルギに変換する電気熱変換体を用い、この
電気熱変換体が発生する熱エネルギによって生ずるイン
クの発泡を利用してインクを吐出する方式のインクジェ
ット記録装置は、例えば米国特許第4723129号及
び米国特許第4740796号に公開されているよう
に、画像の高精細性、高速記録性、記録ヘッド及び装置
の小型化やカラー化に適していることから近年注目され
ている。
【0004】上記インクジェット記録に使用されるヘッ
ドは、図13にその一例の基体の概略平面図を示すよう
に、複数の吐出口301が形成され、また、基板304
上には各吐出口301よりインクを吐出するために利用
される熱エネルギを発生する電気熱変換素子302が各
インク流路303毎に設けられている。電気熱変換素子
302は、発熱抵抗体305と、発熱抵抗体305に電
力を供給するための電極配線306及びこれらを保護す
る絶縁膜307とを有する。
【0005】また、各インク流路303は複数の流路壁
308が一体的に形成された天板を、基板304上の電
気熱変換素子302等との相対位置を画像処理等の手段
により位置合わせしながら接合することで形成される。
各インク流路303は、その吐出口301と反対側の端
部が共通液室309と連通しており、この共通液室30
9には不図示のインクタンクから供給されるインクが貯
溜される。
【0006】共通液室309に供給されたインクは、こ
こから各インク流路303に導かれ、吐出口301近傍
でメニスカスを形成して保持される。このとき、電気熱
変換素子302を選択的に駆動させることにより、その
発生する熱エネルギを利用して熱作用面上のインクを急
激に加熱して膜沸騰を生じさせ、これにより発生した気
泡の成長に伴う圧力によってインクを吐出させる。
【0007】図14に、図13に示したインクジェット
ヘッドの基体のインク流路303に相当する部分のX−
X’線での断面図を示す。
【0008】インクジェットヘッド用基体400は、シ
リコン基板401上に、熱酸化膜からなる蓄熱層402
と、蓄熱を兼ねるSiO膜、SiN膜等からなる層間膜
403と、発熱抵抗層404と、Al、Al−Si、A
l−Cu等の金属配線405と、SiO膜、SiN膜等
からなる保護層406と、発熱抵抗層404の発熱に伴
う化学的、物理的衝撃から保護膜406を守るための耐
キャビテーション膜407とを有する。また、表面には
発熱抵抗層404で発生した熱をインクに作用させるた
めの熱作用部408が形成されている。
【0009】これらのインクジェットヘッドは、各流路
に対して1つの発熱素子を形成し記録を行っている。
【0010】これに対し、近年、形成される画像の高画
質化、及びインクジェットヘッドに実装するノズルの高
密度化の要求が高まっており、各種試みがなされてい
る。例えば、特開昭62−261452公報や特開昭6
2−261453公報に開示されているように記録液流
路に複数の発熱素子を配置し、記録する多値情報に応じ
て複数の発熱素子を選択的に駆動し、液滴の大きさを変
化させる多値記録方式が提案されている。図15に別の
従来例である、異なる面積を有する複数の発熱素子を有
するインクジェットヘッドの基体の一例を示す。2本の
ノズルには、個々のインク流路に沿って3個ずつの発熱
素子が、インク流路の上流側から順次面積の大きい順に
直列に設けられている。すなわち、第1のノズル500
には発熱素子501、502、503が、また、第2の
ノズル520には発熱素子521、522、523がそ
れぞれインクの流れ方向に沿って配置されている。これ
らの発熱素子501、502、503及び発熱素子52
1、522、523に対して電圧を印加するための共通
の電極として共通電極510が、また個々の発熱素子5
01、502、503に対しては印加電極511、51
2、513が、さらに、発熱素子521、522、52
3には印加電極531、532、533がそれぞれ接続
されている。
【0011】また、図16にさらに別の従来例であるイ
ンクジェットヘッドの基体の一例を示す。ノズル600
のインク通路604には、吐出口側から上流側に向けて
順に、幅広で、インクの吐出方向の辺が短い矩形形状の
発熱素子601、概ね正方形状の発熱素子602、幅が
短く、インクの吐出方向の辺が長い矩形形状の発熱素子
603が設けられている。
【0012】さらに、図17に、図15に示したインク
ジェットヘッドと同様に、2本のノズル700、720
における個々のインク流路に沿って3個ずつの発熱素子
701、702、703及び発熱素子721、722、
723を、それぞれ直列に設けた、またさらに別のイン
クジェットヘッドの基体を示す。
【0013】また、発熱素子を微小化し、さらに液流路
を高密度に構成することにより吐出する液滴を小さくす
る小ドット化も試みられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
及び図17に示したように、1つのインク流路に複数の
発熱素子を配置する場合は、共通電極と印加電極を発熱
素子に対して左右に配置しなければならないため、電極
層を配置するスペースが必要となり、ノズルの実装密度
を高密度化する際に制約を受ける。つまり、高密度化の
ためにインク流路の幅方向をますます狭くすることが必
要であるが、これは発熱素子だけでなく共通電極と印加
電極の幅を狭くすることを意味する。しかしながら、発
熱素子の幅を狭くすることは、吐出効率やエネルギ効率
が低下することが考えられ、また、共通電極と印加電極
の幅を狭くすることは、両電極での配線抵抗が増加する
ため、設計上制約を受けることが考えられる。
【0015】そこで、本発明は、ノズルの高密度実装が
可能なインクジェットヘッド用基体、インクジェットヘ
ッド及びインクジェット記録装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のインクジェットヘッド用基体は、インクを
吐出する複数のノズルの各々に複数個ずつ配された、イ
ンクを吐出するために利用される熱エネルギを発生する
熱エネルギ発生手段と、該熱エネルギ発生手段に電圧を
印加するための、前記各熱エネルギ発生手段に電気的に
接続された複数の電極とを有するインクジェットヘッド
用基体であって、前記複数の電極のうち、隣接する前記
各ノズルの前記各熱エネルギ発生手段に共通な電極が、
隣接する前記各ノズルの間の領域に、共通電極として配
設されていることを特徴とする。
【0017】上記の通り構成された本発明のインクジェ
ットヘッド用基体は、隣接するノズルの各熱エネルギ発
生手段に共通な電極が、各ノズル毎に別々に配設されず
に、隣接するノズルの間に共通電極として、まとめて配
設されるので、ノズルの配列方向の省スペース化が図ら
れる。
【0018】また、本発明のインクジェットヘッド用基
体は、絶縁層を介して積層された複数の電極層を有し、
複数の電極のうち、各熱エネルギ発生手段に個別に電圧
を印加する個別電極は、それぞれスルーホールを介して
異なる電極層と接続されているものであってもよいし、
熱エネルギ発生手段よりも下層で、かつ、各熱エネルギ
発生手段の配設された領域の投影領域に形成されている
電極層の厚さは略均一であってもよいし、熱エネルギ発
生手段よりも下層で、かつ、各熱エネルギ発生手段の配
設された領域の投影領域以外に形成されているものであ
ってもよいし、各電極は、ノズルの配列方向側から各熱
エネルギ発生手段に接続されているものであってもよ
い。
【0019】また、本発明のインクジェットヘッドは、
インクを吐出するために利用される熱エネルギを発生す
るための熱エネルギ発生手段が表面に形成された基体
と、インクを吐出するための吐出口及び該吐出口に連通
する溝が形成され、前記基体と接合されることで前記熱
エネルギ発生手段に対応したインク流路を形成する天板
部材とを有するインクジェットヘッドであって、前記基
体として本発明のインクジェットヘッド用基体を用いた
ことを特徴とする。
【0020】さらに、本発明のインクジェット記録装置
は、本発明のインクジェットヘッドと、該インクジェッ
トヘッドから吐出されたインクを受ける被記録媒体を搬
送する被記録媒体搬送手段とを有する。
【0021】本発明のインクジェット記録装置は、イン
クジェットヘッドからインクを吐出し、被記録媒体にイ
ンクを付着させることで記録を行うものであってもよ
い。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1に本発明の第1の実施形態のイ
ンクジェットヘッド用基体250の概略平面図を示す。
また、図2に図1に示したインクジェットヘッド用基体
250の下層に配設された第1の個別電極31の平面図
を示す。
【0023】本実施形態のインクジェットヘッド用基体
250は、第1のノズル20と第2のノズル30とが隣
接して形成されたものであり、図1では、各ノズルの形
状を破線で示している。各ノズルには、図1中の矢印A
に示す吐出方向に対して、前方に第1の発熱素子11、
21が、後方に第2の発熱素子12、22が形成されて
いる。
【0024】これらの各発熱素子へ接続される電極は以
下に説明するように配設されている。
【0025】第1の発熱素子11、21及び第2の発熱
素子12、22に共通な電極である共通電極10は、第
1のノズル20と第2のノズル30との間に1本にまと
めて配設されている。
【0026】また、第1の発熱素子11の共通電極10
が接続されている側の反対側に接続されている第1の個
別電極17は、スルーホール13及び図2に示す第1の
個別電極31に形成されたスルーホール32を介して、
まず、第1の個別電極31に接続される。さらに、第1
の個別電極31に形成されたスルーホール33と、第1
の個別電極15に形成されたスルーホール14を介して
第1の個別電極15に接続されている。なお、第1の個
別電極31は後述する層間絶縁膜144(図3参照)に
より第2の個別電極16及び第2の発熱素子12とは絶
縁されている。
【0027】同様に、第1の発熱素子21に接続されて
いる第1の個別電極27は、スルーホール23及び図2
に示す第1の個別電極34に形成されたスルーホール3
5を介して、まず、第1の個別電極34に接続される。
さらに、第1の個別電極34に形成されたスルーホール
36と、第1の個別電極25に形成されたスルーホール
24を介して第1の個別電極25に接続されている。な
お、第1の個別電極34も、第1の個別電極31と同様
に層間絶縁膜144(図3参照)により第2の個別電極
26及び第2の発熱素子22とは絶縁されている。
【0028】また、第2の発熱素子12、22の他端
は、それぞれ、第2の個別電極16、26に接続されて
いる。
【0029】以上のように、共通となる電極は隣接する
ノズル間に1本にまとめて配設されるとともに、各発熱
素子に対する各電極の配設位置はノズルの配列方向に配
設されている。
【0030】また、第1の個別電極31及び第1の個別
電極34は、均一な厚さであるとともに、第1の発熱素
子11、21及び第2の発熱素子12、22の投影領域
である下面全域に配設されているため、第1の個別電極
31及び第1の個別電極34が存在することにより、そ
の上方に配設されている各発熱素子に段差を生じること
はない。
【0031】次に、図3に図1のY−Y’線におけるイ
ンクジェットヘッド用基体250の模式断面図を示す。
また、図4に、各電極及び各発熱素子が形成される際の
パターン37を示す。
【0032】単結晶シリコンからなるSi基板141上
に、熱酸化法、スパッタ法、CVD法などによって膜厚
1.8μmのSiO2の蓄熱層142を形成した。その
上にスパッタリング法により膜厚5100ÅのAlから
なる膜を形成し、次いで、BCl3(46%)、Cl
2(36%)及びN2(18%)の混合ガスを用いてドラ
イエッチングにより図2に示される形状の第1の個別電
極31を形成した。次いで、プラズマCVD法などによ
ってSiO2から膜厚1.2μmの層間絶縁膜144を
形成した。これをフッ化アンモニウムを用いてエッチン
グを行い、第1の個別電極31のスルーホール32、3
3、及び第1の個別電極34のスルーホール35、36
を形成した。次いで、Ta−Si合金ターゲットを用い
た反応性スパッタリング法により、Ta−Si−Nから
なる発熱抵抗層145を形成した。その上に膜厚550
0ÅのAl膜146をスパッタリング法により形成し
た。次に、フォトリソグラフィ法を用いて図4に示すパ
ターン37を形成し、エッチングにより発熱抵抗層14
5とAl膜146とを同時に取り除き、共通電極10
と、第1の個別電極15、17、25、27と、第2の
個別電極16、26とを形成した。さらに、第1の発熱
素子12、21及び第2の発熱素子12、22上のAl
膜をエッチングすることにより、発熱部を形成した。
【0033】次に保護膜147としてプラズマCVD法
によって、SiNから成る膜厚1μmの絶縁体を形成
し、次に耐キャビテーション層148としてスパッタリ
ング法により膜厚2300ÅのTa膜を形成し、フォト
リソグラフィ法により図1及び図3に示すような本実施
形態のインクジェットヘッド用基体250を作製した。
【0034】このように、各電極から電圧を印加される
ことで各発熱素子からなる発熱部は、発熱部上に流入し
てきたインクを加熱して膜沸騰を生じさせ、これにより
生じた気泡の圧力を用いて図1に矢印Aで示す吐出方向
へとインクを吐出する。
【0035】以上、上述したように、隣接する第1のノ
ズル20と第2のノズル30との間に共通電極10を1
本にまとめて配設することにより、ノズルの実装密度を
高めることができる。また、配線の共通化により配線部
分での電圧降下を減少させることができる。
【0036】さらに、各発熱素子に対する各電極の配設
位置が、ノズルの配列方向に配設されているため、各発
熱素子をより吐出口付近に配設することが可能となり、
よって、インクの吐出の安定化が図れる。
【0037】また、さらに、均一な厚さを有する第1の
個別電極31及び第1の個別電極34は、各発熱素子の
投影領域である下面全域に配設されているため、上方に
配設されている各発熱素子に段差を生じることはなく、
これにより、熱勾配や応力集中の発生を減少させ、発泡
の安定化や吐出耐久性の向上を図ることができる。 (第2の実施形態)次に、図5に第2の実施形態のイン
クジェットヘッド用基体251の概略平面図を示す。
【0038】本実施形態の場合も、第1の実施形態と同
様に、第1のノズル45と第2のノズル50との間に第
1の発熱素子41、46と第2の発熱素子42、47と
に共通な電極となる共通電極40が配設されている。な
お、第2の発熱素子42、47の個別電極である第2の
個別電極44、49は、第1の実施形態と同様に配設さ
れているが、第1の発熱素子41、46の個別電極であ
る第1の個別電極43、48は、それぞれ、スルーホー
ルを用いずに第2の個別電極44、49の外側を通るよ
うに配設されている。
【0039】本実施形態も第1の実施形態と同様に、各
発熱素子に対する各電極の配設位置がノズルの配列方向
に配設されている。
【0040】以上の通り、本実施形態も第1の実施形態
と同様に、隣接するノズル間に共通の電極を配設するこ
とでノズルの実装密度を高めることができるだけでな
く、配線の共通化により配線部分での電圧降下を減少さ
せることができる。
【0041】また、各発熱素子に対する各電極の配設位
置がノズルの配列方向に配設されているため、各発熱素
子をより吐出口付近に配設することが可能となり、よっ
て、インクの吐出の安定化が図れる。
【0042】さらに、下層に個別電極が配設されていな
いので、上方に配設されている各発熱素子に段差を生じ
ることはなく、これにより、熱勾配や応力集中の発生を
減少させ、発泡の安定化や吐出耐久性の向上を図ること
ができる。 (第3の実施形態)次に、図6に第3の実施形態のイン
クジェットヘッド用基体252の概略平面図を示す。
【0043】本実施形態のインクジェットヘッド用基体
252は、第1のノズル53に配設された第1の発熱素
子51と、第2のノズル56に配設された第1の発熱素
子54の幅方向の長さw1と、第1のノズル53に配設
された第2の発熱素子52、第2のノズル56に配設さ
れた第2の発熱素子55の幅方向の長さw2とが等しい
ことと、第1のノズル53と第2のノズル56との間に
配設された共通電極57の第1の発熱素子51、54に
接続される部分の幅方向の長さW1と、第2の発熱素子
52、55に接続される部分の幅方向の長さW2とが等
しいことが第1の実施形態と異なる以外は、基本的に第
1の実施形態と同様の構成であるため、詳細の説明は省
略する。
【0044】本実施形態の場合、インクジェットヘッド
用基体252の下層に配設される個別電極の形状を、図
7(a)に示す第1の個別電極58、59のように、第
1の発熱素子51、54及び第2の発熱素子52、55
の投影領域に配設されない形状とすることができる。ま
た、図7(b)に示すように、第1の実施形態と同様
に、均一な厚さの第1の個別電極60、61を第1の発
熱素子51、54及び第2の発熱素子52、55の投影
領域の全域に配設させるものでもよい。
【0045】以上により、本実施形態も第1及び第2の
実施形態と同様に、隣接するノズル間に共通の電極を配
設することでノズルの実装密度を高めることができるだ
けでなく、配線の共通化により配線部分での電圧降下を
減少させることができる。
【0046】また、各発熱素子に対する各電極の配設位
置がノズルの配列方向に配設されているため、各発熱素
子をより吐出口付近に配設することが可能となり、よっ
て、インクの吐出の安定化が図れる。
【0047】さらに、個別電極が下層に配設されること
で上方に配設されている各発熱素子に段差を生じること
がない構成であるため、熱勾配や応力集中の発生を減少
させ、発泡の安定化や吐出耐久性の向上を図ることがで
きる。 (第4の実施形態)次に、図8に第4の実施形態のイン
クジェットヘッド用基体253の概略平面図を示す。
【0048】本実施形態の場合、第2の発熱素子72に
接続されている第2の個別電極77は、スルーホール7
3と、不図示の下層に形成された個別電極と、スルーホ
ール74とを介して第2の個別電極76に接続されてい
る。また、同様に、第2の発熱素子82に接続されてい
る第2の個別電極87は、スルーホール83と、不図示
の下層に形成された別の個別電極と、スルーホール84
とを介して第2の個別電極86に接続されている。な
お、不図示のそれぞれの下層の個別電極は、各発熱素子
の投影領域に配される場合は厚さが均一のものであり、
各発熱素子に段差を生じない形状のものが配設されてい
る。
【0049】さらに、第1の発熱素子71、81の個別
電極である第1の個別電極75、85はそれぞれ、上述
の各発熱素子及び各電極の外側を通るように配設されて
いる。
【0050】なお、第1のノズル80と第2のノズル9
0との間に第1の発熱素子71、81と第2の発熱素子
72、82とに共通な電極となる共通電極70が配設さ
れているのは、上述した第1ないし第3の実施形態と同
様である。
【0051】以上により、本実施形態も第1ないし第3
の実施形態と同様に、隣接するノズル間に共通の電極を
配設することでノズルの実装密度を高めることができる
だけでなく、配線の共通化により配線部分での電圧降下
を減少させることができる。
【0052】また、各発熱素子に対する各電極の配設位
置がノズルの配列方向に配設されているため、各発熱素
子をより吐出口付近に配設することが可能となり、よっ
て、インクの吐出の安定化が図れる。
【0053】さらに、個別電極が下層に配設されること
で上方に配設されている各発熱素子に段差を生じること
がない構成であるため、熱勾配や応力集中の発生を減少
させ、発泡の安定化や吐出耐久性の向上を図ることがで
きる。 (第5の実施形態)次に、図9に第5の実施形態のイン
クジェットヘッド用基体254の概略平面図を示す。
【0054】本実施形態の場合、第1の発熱素子10
1、121及び第2の発熱素子102、122に加え、
さらに第3の発熱素子103、123が配設されている
点が上述の第1ないし第4の実施形態と大きく異なる。
【0055】各発熱素子に共通な電極である共通電極は
第1のノズル110と第2のノズル130との間に配設
されている点は、上述の第1ないし第4の実施形態と同
様である。
【0056】第3の発熱素子103、123の個別電極
である第3の個別電極108、128は、それぞれ第1
の個別電極106、126の外側に配設され、さらに第
3の個別電極108、128の外側を通るように第2の
発熱素子102、122の個別電極である第2の個別電
極107、127がそれぞれ配設されている。
【0057】第1の発熱素子101に接続されている第
1の個別電極109はスルーホール104と、不図示の
下層に形成された個別電極と、スルーホール105を介
して第1の個別電極106に接続されている。また、同
様に、第1の発熱素子121に接続されている第1の個
別電極129はスルーホール124と、不図示の下層に
形成された別の個別電極と、スルーホール125を介し
て第1の個別電極126に接続されている。なお、不図
示の、それぞれの下層の個別電極は、各発熱素子に段差
を生じない形状のものが配設されている。すなわち、個
別電極を各発熱素子の投影領域に配設する場合は、個別
電極は均一な厚さのものとし、または、個別電極を各発
熱素子の投影領域以外に配設することで、個別電極が下
層に配設されることで上方に配設されている各発熱素子
に段差を生じることがない構成としている。このため、
熱勾配や応力集中の発生を減少させ、発泡の安定化や吐
出耐久性の向上を図ることができる。
【0058】以上により、本実施形態も第1ないし第4
の実施形態と同様に、隣接するノズル間に共通の電極を
配設することでノズルの実装密度を高めることができる
だけでなく、配線の共通化により配線部分での電圧降下
を減少させることができる。
【0059】また、各発熱素子に対する各電極の配設位
置がノズルの配列方向に配設されているため、各発熱素
子をより吐出口付近に配設することが可能となり、よっ
て、インクの吐出の安定化が図れる。
【0060】なお、第1ないし第5の実施形態では1つ
のノズルに配設される発熱素子の個数は2〜3個のもの
を用いて説明したが、これに限定されるものでなく、発
熱素子の個数を4個以上としてもよい。
【0061】以上、第1ないし第5の実施形態を例に挙
げて本発明の基体について説明したが、以下に、本発明
のインクジェットヘッド用基体が適用されたインクジェ
ットヘッド及びインクジェット記録装置について説明す
る。
【0062】まず、本発明のインクジェットヘッド用基
体が適用されたインクジェットヘッドに関して説明す
る。
【0063】なお、以下の説明に用いる記号は、代表と
して第1の実施形態で用いられた記号を用いる。
【0064】図10は、本発明のインクジェットヘッド
の一実施例を示す模式的斜視図である。また、図11
は、図10に示したインクジェットヘッド220の液流
路方向に沿った模式的側断面図であり、特に図1に示し
た第1のノズル20に対応するものである。
【0065】本発明のインクジェットヘッド220は、
インクに気泡を発生させるための熱エネルギを与える第
1の発熱部157と第2の発熱部158とが設けられた
インクジェットヘッド用基体250と、このインクジェ
ットヘッド用基体250上に接合された天板153とを
有する。第1の発熱部157は図1に示した第1の発熱
素子11を、第2の発熱部158は図1に示した第2の
発熱素子12をそれぞれ有し、また、各発熱体はノズル
の配列方向に複数形成されている。インクジェットヘッ
ド用基体250には、各発熱体を駆動するための電気信
号を外部から入力するための複数の電極パッド154が
設けられている。
【0066】天板153には、各発熱体に対応した複数
の液流路155及び各液流路155にインクを供給する
ための共通液室156を構成する溝が形成されており、
天板153は、インクジェットヘッド用基体250と接
合されることで液流路155及び共通液室156が構成
される。インクジェットヘッド用基体250と天板15
3との接合時には、液流路155を構成する溝が各発熱
体と一致するように両者が位置合わせされ、これによ
り、各発熱体を有する液流路155が構成される。ま
た、天板153にはインクを吐出するために各液流路1
55にそれぞれ連通する複数の吐出口151及び外部か
ら共通液室156にインクを供給するためのインク供給
口152が開口している。
【0067】また、図1に示した共通電極10は、図1
0に示すノズル間領域159に配されている。
【0068】次に、インクジェットヘッド用基体250
が適用されたインクジェット記録装置の一例の外観図を
図12に示す。
【0069】本発明のインクジェットヘッド用基体25
0は、インクジェットヘッド220に設けられており、
このインクジェットヘッド220は駆動モータ201の
正逆回転に連動して駆動力伝達ギア202、203を介
して回転するリードスクリュー204の螺旋溝221に
対して係合するキャリッジ212上に搭載されており、
駆動モータ201の動力によってキャリッジ212とと
もにガイド219に沿って矢印a、b方向に往復移動さ
れる。不図示の記録媒体給送装置によってプラテン20
6上に搬送される記録用紙P用の紙押さえ板205は、
キャリッジ212の移動方向にわたって記録用紙をプラ
テン206に対して押圧する。
【0070】フォトカプラ207、208は、キャリッ
ジ212のレバー209のこの域での存在を確認して駆
動モータ201の回転方向切り替え等を行うためのホー
ムポジション検知手段である。支持部材223はインク
ジェットヘッド220の全面をキャップするキャップ部
材211を支持するものであり、また、吸引手段230
はキャップ部材211内を吸引するものであり、キャッ
プ内開口213を介してインクジェットヘッド220の
吸引回復を行う。
【0071】移動部材215は、クリーニングブレード
214を前後方向に移動可能にするものであり、本体支
持板216にこれらは支持されている。なお、クリーニ
ングブレード214は、この形態でなく周知のクリーニ
ングブレードが本体に適用できることは言うまでもな
い。
【0072】また、レバー217は、吸引回復の吸引を
開始するためのもので、キャリッジ212と係合するカ
ム218の移動に伴って移動し、駆動モータ201から
の駆動力がクラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移動
制御される。インクジェットヘッド220に設けられた
発熱部(不図示)に信号を付与したり、上述した各機構
の駆動制御を司ったりする記録制御部は、記録装置本体
側に設けられている(不図示)。
【0073】上述したような構成のインクジェット記録
装置200は、前記記録媒体給送装置によってプラテン
206上に搬送される記録用紙Pに対し、インクジェッ
トヘッド220が前記記録用紙Pの全幅にわたって往復
移動しながら記録を行うものであり、インクジェットヘ
ッド220は本発明のインクジェットヘッド用基体25
0を適用することで、インクを吐出する吐出口の形成さ
れたノズルが高密度に実装されており、高精度で高速な
記録が可能である。
【0074】なお、インクジェットヘッド220はキャ
リッジ212と一体となったものでもよいし、着脱可能
に搭載されているものでもよい。また、インクジェット
ヘッド220に対して供給されるインクを貯溜するため
のインク貯溜部(不図示)とインクジェットヘッド22
0とは、お互いが一体となったものでもよいし、それぞ
れが互いに別体として取り外し可能に組み合わせた形態
のものであってもよい。
【0075】さらに、本発明において称するインクジェ
ット記録装置は、ワードプロセッサ、コンピュータ等の
情報処理機器の出力端末として一体的に、また別体とし
て設けられるものの他、情報読み取り機器等と組合わさ
れた複写装置、情報送受信機能を有するファクシミリ装
置、布への捺染を行う機械等の種々の形態を包含するも
のを意味する。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接するノズルの各熱エネルギ発生手段に共通な電極が
隣接するノズルの間に共通電極として、まとめて配設さ
れている。このため、ノズルの配列方向の省スペース化
を図ることができ、よって、ノズルを高密度に実装する
ことができる。さらに、電極の共通化が図られたこと
で、配線部分における電圧降下を減少させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のインクジェットヘッ
ド用基体の概略平面図である。
【図2】図1に示したインクジェットヘッド用基体の下
層に配設される第1の個別電極の平面図である。
【図3】図1に示したインクジェットヘッド用基体のY
−Y’線における断面図である。
【図4】図1のインクジェットヘッド用基体を作製する
ためのパターンを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のインクジェットヘッ
ド用基体の概略平面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態のインクジェットヘッ
ド用基体の概略平面図である。
【図7】図6に示したインクジェットヘッド用基体の下
層に配設される第1の個別電極の平面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態のインクジェットヘッ
ド用基体の概略平面図である。
【図9】本発明の第5の実施形態のインクジェットヘッ
ド用基体の概略平面図である。
【図10】本発明のインクジェットヘッドの一実施例の
模式的斜視図である。
【図11】図10に示したインクジェットヘッドの液流
路方向に沿った模式的側断面図である。
【図12】本発明のインクジェットヘッドを用いたイン
クジェット記録装置の一例としての模式的斜視図であ
る。
【図13】従来のインクジェットヘッドの基体の概略平
面図である。
【図14】図13に示したインクジェットヘッドの基体
のX−X’線における断面図である。
【図15】従来の別のインクジェットヘッドの基体の概
略平面図である。
【図16】従来のさらに別のインクジェットヘッドの基
体の概略平面図である。
【図17】従来のまたさらに別のインクジェットヘッド
の基体の概略平面図である。
【符号の説明】
10、40、57、70、100 共通電極 11、21、41、46、51、54、71、81、1
01、121 第1の発熱素子 12、22、42、47、52、55、72、82、1
02、122 第2の発熱素子 13、14、23、24、32、33、35、36、7
3、74、83、84、104、105、124、12
5 スルーホール 15、17、25、27、31、34、43、48、5
8、59、60、61、75、85、106、109、
126、129 第1の個別電極 16、26、44、49、76、86、77、87、1
07、127 第2の個別電極 20、45、53、80、110 第1のノズル 30、50、56、90、130 第2のノズル 37 パターン 103、123 第3の発熱素子 108、128 第3の個別電極 141 Si基板 142 蓄熱層 144 層間絶縁層 145 発熱抵抗層 146 Al層 147 保護層 148 キャビテーション層 151 吐出口 152 インク供給口 153 天板 154 電極パッド 155 液流路 156 共通液室 157 第1の発熱部 158 第2の発熱部 159 ノズル間領域 200 インクジェット記録装置 201 駆動モータ 202、203 駆動伝達ギア 204 リードスクリュー 205 紙押さえ板 206 プラテン 207、208 フォトカプラ 209、217 レバー 211 キャップ部材 212 キャリッジ 213 キャップ内開口 214 クリーニングブレード 215 移動部材 216 本体支持板 218 カム 219 ガイド 220 インクジェットヘッド 221 螺旋溝 223 支持部材 230 吸引手段 250、251、252、253、254 インクジ
ェットヘッド用基体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 無我 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF35 AF39 AG46 AG92 AG93 AG94 BA03 BA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する複数のノズルの各々に
    複数個ずつ配された、インクを吐出するために利用され
    る熱エネルギを発生する熱エネルギ発生手段と、該熱エ
    ネルギ発生手段に電圧を印加するための、前記各熱エネ
    ルギ発生手段に電気的に接続された複数の電極とを有す
    るインクジェットヘッド用基体であって、 前記複数の電極のうち、隣接する前記各ノズルの前記各
    熱エネルギ発生手段に共通な電極が、隣接する前記各ノ
    ズルの間の領域に、共通電極として配設されていること
    を特徴とするインクジェットヘッド用基体。
  2. 【請求項2】 絶縁層を介して積層された複数の電極層
    を有し、前記複数の電極のうち、前記各熱エネルギ発生
    手段に個別に電圧を印加する個別電極は、それぞれスル
    ーホールを介して異なる前記電極層と接続されている請
    求項1に記載のインクジェットヘッド用基体。
  3. 【請求項3】 前記熱エネルギ発生手段よりも下層で、
    かつ、前記各熱エネルギ発生手段の配設された領域の投
    影領域に形成されている前記電極層の厚さは略均一であ
    る請求項2に記載のインクジェットヘッド用基体。
  4. 【請求項4】 前記熱エネルギ発生手段よりも下層で、
    かつ、前記各熱エネルギ発生手段の配設された領域の投
    影領域以外に形成されている請求項2に記載のインクジ
    ェットヘッド用基体。
  5. 【請求項5】 前記各電極は、前記ノズルの配列方向側
    から前記各熱エネルギ発生手段に接続されている請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェットヘッ
    ド用基体。
  6. 【請求項6】 インクを吐出するために利用される熱エ
    ネルギを発生するための熱エネルギ発生手段が表面に形
    成された基体と、インクを吐出するための吐出口及び該
    吐出口に連通する溝が形成され、前記基体と接合される
    ことで前記熱エネルギ発生手段に対応したインク流路を
    形成する天板部材とを有するインクジェットヘッドであ
    って、 前記基体として請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    のインクジェットヘッド用基体を用いたことを特徴とす
    るインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のインクジェットヘッド
    と、前記インクジェットヘッドから吐出されたインクを
    受ける被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送手段とを有
    するインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記インクジェットヘッドからインクを
    吐出し、被記録媒体にインクを付着させることで記録を
    行う請求項7に記載のインクジェット記録装置。
JP2000103633A 2000-04-05 2000-04-05 インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 Pending JP2001287364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000103633A JP2001287364A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000103633A JP2001287364A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001287364A true JP2001287364A (ja) 2001-10-16

Family

ID=18617306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000103633A Pending JP2001287364A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001287364A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130840A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Canon Inc 発熱抵抗体膜、記録ヘッド、および記録装置
US7641316B2 (en) 2004-08-16 2010-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet head circuit board, method of manufacturing the same and ink jet head using the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7641316B2 (en) 2004-08-16 2010-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet head circuit board, method of manufacturing the same and ink jet head using the same
JP2006130840A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Canon Inc 発熱抵抗体膜、記録ヘッド、および記録装置
JP4605760B2 (ja) * 2004-11-08 2011-01-05 キヤノン株式会社 発熱抵抗体膜の製造方法、記録ヘッド用基体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5084478B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP5264123B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP3697089B2 (ja) インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、インクジェットカートリッジおよびインクジェット記録装置
JP4574385B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよび記録装置
JP3652321B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
US6234598B1 (en) Shared multiple terminal ground returns for an inkjet printhead
JP3176136B2 (ja) 記録ヘッド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP3229472B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP4241090B2 (ja) インクジェットヘッド
JPH0948121A (ja) プリンタヘッド
JP2001287364A (ja) インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP3437425B2 (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP3402910B2 (ja) インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP2006224443A (ja) インクジェット記録ヘッド、記録装置、および記録方法
KR20050067041A (ko) 잉크젯 헤드, 이를 구동하는 방법 및 잉크젯 기록 장치
JP2006103034A (ja) 液滴吐出ヘッド、液体カートリッジ、液滴吐出装置及びプリンタ
JP3155416B2 (ja) インクジェットヘッドおよびインクジェット装置
JPH0858101A (ja) インクジェット記録ヘッド及びこれを搭載するインクジェット記録装置
JP3311198B2 (ja) インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、インクジェットペン、及びインクジェット装置
JPH0924612A (ja) インクジェットヘッド
JP2008143127A (ja) 記録ヘッド及び記録装置
JP2004042533A (ja) インクジェット記録ヘッド及び該インクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置
JP2005081555A (ja) 回路基板及び液体吐出装置、並びに回路基板の製造方法
JP2001138523A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、および液体吐出方法
JP2004058288A (ja) 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置