JP2001286344A - 天板付家具 - Google Patents
天板付家具Info
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Abstract
く、快適な作業を行うことができ、天板上の重量物の荷
重を安定的に受けることができるとともに適切な組み立
て状態を容易に得ることができる天板付家具を提供す
る。 【解決手段】天板付家具1の家具本体3を、相互に所定
角度をなして床面に配置される第1支持部3A及び第2
支持部3Bと、これら両支持部3A、3Bに掛け渡して
固定される桟材32とを具備するものとし、第1支持部
3A及び第2支持部3Bと桟材32とによって天板2の
荷重を支持するように構成した。
Description
の天板付家具に関するものである。
成する場合、従来より、平面視長方形状或いはL字型形
状の天板の一側縁に補助天板を配置しこれら天板及び補
助天板をそれぞれの形状に対応する支持体によって支持
させた構成のものなどが知られている。このような構成
のものは、全体として平面視L字型、つまり異なる二方
向に所定角度をなして屈曲した形状を有しており、天板
や補助天板を安定的に支持するためにその天板及び補助
天板の各側部に脚等からなる支持体を配置しているのが
通例である。
構成のものでは、天板等のL字型のコーナー部分も使用
領域として活用されるが、コーナー部分やその近傍にお
ける天板下空間に脚等の支持体が配置されることとなる
ため、そのコーナー部分で執務したりコーナー部分を使
用縁に沿って通過する際には、前記支持体が障害物とな
る。特に、このようなコーナー部分にはパソコン等を配
置することが多く、使用者が長時間パソコン作業をする
には、支持体を跨ぐなどの窮屈な姿勢を強いられること
となり、快適な作業を行うことが困難である。また、上
述のL字型天板に補助天板を接合したような構成の机に
おいて、コーナー部分にパソコン等の重量物を載せる
と、その荷重が天板の端部に偏って作用することになる
ため、安定性も損なわれやすいという問題が生じる。
諸問題に鑑みて、特にコーナー部分等に障害物がなく、
快適な作業を行うことができ、しかも天板上の重量物の
荷重を安定的に受けることができる天板付家具を構成す
るものである。
は、天板と、該天板を支持する家具本体とを具備するも
のであって、家具本体を、相互に所定角度をなして床面
に配置される第1支持部及び第2支持部と、これら第1
支持部と第2支持部との間に掛け渡して固定される桟材
とを具備するものとし、第1支持部及び第2支持部と桟
材とによって天板の荷重を支持するように構成している
ことを特徴とする。
重が、第1支持部及び第2支持部と桟材とに安定的に支
持されることとなるため、特に第1支持部及び第2支持
部によって形成されるコーナー部における天板上に載せ
た重量物の荷重も、偏りなく安定して家具本体に支持さ
せることができる。また、前記コーナー部における使用
縁側に脚等を配置しなくても天板を安定支持できるよう
な構成とすることもできるため、使用者の足に対する障
害物をなくしてコーナー部における天板下空間を広く確
保し、快適な作業を行い得ることとなる。さらに、上記
のような構成の桟材がない場合には第1支持部と第2支
持部のなす角度が定まらず、これら支持部に天板を載せ
た後に角度調整を行わなければならないという不具合が
生じるが、本発明では両支持部に桟材を掛け渡した状態
で取り付けることによって、両支持部のなす角度が一意
的に決定されることとなるため、前述のような不具合が
生じることがなく、家具本体の適切な組立を実現できる
こととなる。
少なくとも使用縁側における天板下空間を障害物なく広
く確保するためには、家具本体に、第1支持部と第2支
持部とによって形成されるコーナー部の反使用縁側に配
置され第1支持部及び第2支持部を相互に連結する中間
支柱を具備させることが望ましい。
支持部及び桟材に支持される第1天板要素と、該第1天
板要素と前記所定角度をなして第2支持部及び桟材に支
持される第2天板要素とから構成しているものが挙げら
れる。このようにすることで、第1天板要素の荷重を第
1支持部と桟材を介して第2支持部とに分散させ、一方
第2天板要素の荷重を第2支持部と桟材を介して第1支
持部とに分散させることとなり、安定した天板の支持が
実現されることとなる。また、このように天板を分割す
ることで、天板の大型化も防止できることとなる。
ン等の荷重を第1支持部と第2支持部とに略均等に分散
させるようにするためには、第1天板要素及び第2天板
要素を、第1支持部と第2支持部とがなす角度を略二分
割する直線に沿うように配置することが好ましい。この
ようにしてコーナー部にパソコン等を載せることで前記
継ぎ目をパソコン等で有効に隠し、継ぎ目がパソコン用
マウス等の障害とならないようにすることも可能とな
る。
保持するためには、桟材と天板との間に、天板の移動を
禁止するように桟材と天板とを係り合わせる係り合い部
を形成することが好ましい。
としては、桟材の一部と、その一部を挿入し得るように
天板の下面側に形成した溝部とから構成したものが挙げ
られる。
栄えの良好なモジュールを組みやすい構成のものとする
ためには、第1支持部と第2支持部とを相互に略直角を
なすように配置することが有効となる。
て形成されるコーナー部のうち天板の使用縁側におい
て、使用者が天板に近付いて楽な執務姿勢をとりやすい
ようにするためには、その使用縁に反使用縁側に向けて
窪ませた凹所を形成していることが望ましい。
照して説明する。
天板2を支持する家具本体たる机本体3とを具備してな
る天板付家具たる机1である。
に、相互に略直角をなして床面に配置される第1支持部
3A及び第2支持部3Bと、これら両支持部3A、3B
を連結する中間支柱31及び桟材32とから構成してい
る。第1支持部3Aは、第2支持部3Bと連結されない
側において床面に接地されるベース3A1と、このベー
ス3A1上に起立状態で支持される側板3A2と、側板
3A2の上端部に取り付けたステー3A3と、ステー3
A3の内側面側に一端部を取り付けられて略水平に延び
他端部を中間支柱31の上端部31aに取り付けた角パ
イプ材からなる横架材3A4とから構成している。側板
3A2の背面側における上端部には、机1に付帯して使
用される背面パネル(図示せず)等を取り付けるための
取付具3A5を設けており、これに対応して中間支柱3
1にも同様の取付具33を設けている。なお、これら取
付具3A5、33間には背面カバー34を取り付けてお
り、この背面カバー34の上端部を後述する天板2の上
面と略同一の高さ位置になるように設定している。一
方、第2支持部3Bは第1支持部3Aと同一の構成を有
するものであり、第1支持部3Aとは左右が異なるのみ
で同様のベース3B1、側板3B2、ステー3B3、横
架材3B4及び取付金具3B5を備えている。このよう
な第1支持部3Aと第2支持部3Bとを略直角をなして
連結するために、中間支柱31を前記ステー3A3、3
B3の上端部と略同一の高さ寸法を有する角パイプ材か
らなるものとし、その隣接する側壁における上端部31
aに横架材3A4、3B4の端部を取り付けるようにし
ている。その際、該上端部31aには、略水平に突出す
る図示しない突起部を設け、これら突起部に横架材3A
4、3B4の端部を挿入した位置でボルト止めするなど
して、この中間支柱31を介して第1支持部3Aと第2
支持部3Bとを連結している。このような構成によっ
て、机本体3は、第1支持部3A及び第2支持部3Bが
なすコーナー部Zの内側に脚等を設けることなく安定的
に自立される。桟材32は、板金素材を遡性変形加工す
ることにより水平壁32aと前後一対の起立壁32bと
を形成した上向きに開口するチャネル材である。そし
て、桟材32の水平壁32aにおける両側端部にナット
32Nを溶接などにより固定するとともに、両横架材3
A4、3B4には中間支柱31から等距離離れた箇所に
上下に貫通するボルト挿入孔3A4a、3B4aをそれ
ぞれ形成し、桟材32を両横架材3A4、3B4に載せ
た状態で下方からボルト挿入孔3A4a、3B4aにボ
ルト32Bを挿入して前記ナット32Nに締め付けるこ
とで、両横架材3A4、3B4及び桟材32によって中
間支柱31を直角の頂点とする平面視略直角二等辺三角
形をなすように、桟材32を取り付けている。このよう
にすることで、第1支持部3Aと第2支持部3Bとを、
強固に略直角をなした状態で連結している。
視概略矩形状をなす木製平板状の2枚の天板要素2A、
2Bからなる。なお、ここでは説明の便宜上、前記第1
支持部3A側に支持される天板要素を第1天板要素2
A、第2支持部3B側に支持される天板要素を第2天板
要素2Bと称する。
記ステー3A3から中間支柱31までの距離と略同一長
さを有する一辺を反使用縁2Abとし、その一辺と略直
交し前記ステー3A3よりも若干長い寸法を有する一辺
を外側縁2Acとしたものである。そして、内側縁2A
d側に、使用縁2Aa側から反使用縁2Ab側に向けて
幅寸法を漸次拡大するように一直線状に傾斜する傾斜辺
2A1を形成し、その傾斜辺2A1と反使用縁2Abと
がなす角度を略45°となるように設定している。ま
た、使用縁2Aaのうち内側縁2Ad側に、部分円弧状
に滑らかに湾曲させて外側縁側よりも奥行き寸法を小さ
くした凹部2A2を形成している。さらに、第1天板要
素2Aの下面には、図3〜図5に示すように、この第1
天板要素2Aを机本体3に取り付けた位置で前記桟材3
2と対応するように、傾斜辺2A1と略直交する溝部2
A3を形成している。この溝部2A3は、桟材32の一
対の起立壁32bを挿入し得るように下方に開口した一
対の細長い溝条2A3aからなり、傾斜辺2A1側の端
部をその傾斜辺2A1を構成している内側面に開放し、
両溝条2A3aの反対側の端部を底面視矩形状に連続さ
せて桟材32のナット32Nを逃がすようにしている。
しかして、これら溝部2A3と桟材32の起立壁32b
とによって、第1天板要素2Aを机本体3に取り付けた
位置で移動不能に保持する係り合い部Xを形成してい
る。また、下面における溝部2A3よりも使用縁2Aa
側には、傾斜辺2A1に沿って下方に開口する底面視矩
形状の穴部2A4を形成しており、この穴部2A4を内
側面に向けて形成した断面略円形の貫通孔2A4aを通
じて内側方に連通させている。さらに、下面側における
両溝条2A3aの間の平坦部分は、該下面よりも桟材3
2の水平壁32aの厚み分だけ上方に位置づけて、第1
天板要素2Aがステー3A3及び横架材3A4に確実に
接した状態で支持されるようにしている。
要素2Aをちょうど左右反転させた平面視形状を有する
もので、第1天板要素2Aと同様に内側縁2Bd側に傾
斜辺2B1を具備しており、その傾斜辺2B1を第1天
板要素2Aの傾斜辺2A1に接合させた状態で机本体3
に取り付けられる。そのため、第2天板要素2Bにも、
第1天板要素2Aと同様の構成の溝部2A3や穴部2A
4及び貫通孔2B4a等を設けており、傾斜辺2A1、
2B1同士を接合した状態で、第1天板要素2Aと第2
天板要素2Bの溝部2A3、2B3同士が一直線状に連
続し、また、穴部2A4、2B4同士が両貫通孔2A4
a、2B4aを通じて連通するようにしている。そし
て、一方の穴部2A4にナットNを待機させるととも
に、他方の穴部2B4にはボルトBを収容してその軸部
を貫通孔2A4a、2B4aに挿入しナットNに締め付
けることによって、両天板要素2A、2Bを略直交する
ように連結している。このようにすることで、前記接合
部分で略直角に屈曲する使用領域2Sを備えた天板2を
構成している。
Ab、2Bbにおける両側端部及び幅方向略中央部には
切欠部2A5、2B5を形成し、各切欠部2A5、2B
5をそれぞれに対応する形状の樹脂製等のカバー2Cで
隠すようにしている。これら切欠部2A5、2B5は、
前記横架材3A4、3B4に図示しないデスクトップパ
ネルや棚、電気スタンド等のオプション部材を支持させ
るためのポールを起立状態で取り付ける際に、該ポール
が天板要素2A、2Bと干渉しないようにするために形
成したものである。
まず、第1支持部3Aと第2支持部3Bとを中間支柱3
1を介して一体的に連結し、さらに両支持部3A、3B
の横架材3A4、3B4に桟材32を掛け渡してボルト
32Bで止めることによって、机本体3を組み立てる。
このようにして組み立てた机本体3に対して、第1支持
部3Aのステー3A3及び横架材3A4に第1天板要素
2Aを載せ、溝部2A3に桟材32の起立壁32bを挿
入した位置で、下方から第1天板要素2Aをステー3A
3や横架材3A4の適宜箇所にボルト止めして固定す
る。一方、第2天板要素2Bも同様にして溝部2B3に
桟材32の起立壁32bを挿入した位置で第2支持部3
Bに固定する。さらに、その状態で穴部2A4、2B4
に収容したボルトB及びナットNを用いて両天板要素2
A、2Bを連結することで、机1が完成する。
に使用するには、図5に想像線で示すように、組み立て
られた天板2のうち両天板要素2A、2Bによって形成
されるコーナー部ZにパソコンP等を配置する。その
際、パソコンP及びそれと共に使用されるキーボードK
を、相互に接合された両天板要素2A、2Bの傾斜辺2
A1、2B1を跨ぐように配置し、その側方にマウスM
を配置するようにする。この場合、使用縁2Aa、2B
aにおけるコーナー部Zには、両天板要素2A、2Bに
形成した凹部2A2、2B2が一体的に連続して天板2
の使用領域2Sが反使用縁側2Ab、2Bbに後退した
凹所2Yが形成されることになり、使用者は十分に天板
1上のパソコンPに接近して、キーボードKやマウスM
の操作を行い得ることとなる。
直角をなして配置した第1支持部3A及び第2支持部3
Bの間に桟材32を掛け渡し、これら両支持部3A、3
Bと桟材32とによって天板2の荷重を支持させるよう
にしているため、天板2の荷重を、これら両支持部3
A、3B及び桟材32に分散されて安定的に支持させる
ことができ、ひいては例えば両支持部3A、3Bによっ
て形成されるコーナー部Zの天板2上にパソコンPを載
せた場合、そのパソコンP荷重をも一方の支持部3A又
は3Bに偏ることなく安定して支持させることが可能で
ある。また、さらに、第1支持部3Aと第2支持部3B
との間に桟材32を掛け渡して着脱可能に取り付けてい
るため、この桟材32を取り付けた状態で両支持部3
A、3Bのなす角度を容易に略直角に決定することがで
きる。このことによって、これら各構成部品を机1に組
み立てた後で両支持部3A、3Bの角度調整を行う手間
が不要となるため、その組み立てに係る手間を軽減しつ
つより強固で適切な組立状態を得ることが可能である。
さらに、このような構成による机本体3で天板2を支持
するようにしているため、コーナー部Zの使用縁2A
a、2Ba側には脚等の支持要素を配置する必要がな
く、天板下空間から使用者の足への障害物を排除して、
広く快適な作業空間を得ることもできる。
は、コーナー部Zの反使用縁2Ab、2Bb側において
中間支柱31で相互に連結されているので、机本体3が
安定的に自立されるうえに、上述のような広い天板下空
間を容易に確保することができる。
した第1天板要素2Aと、第2支持部3B側に配置した
第2天板要素2Bとから構成したもので、各天板要素2
A、2Bをそれぞれの側の支持部3A、3Bと桟材32
とに支持させているので、天板2の構成要素の大型化を
招くことなく、各天板要素2A、2Bの荷重を机本体3
の構成要素に適切に分散させて安定的に支持することが
できる。特に、両天板要素2A、2Bの継ぎ目は、両支
持部3A、3Bがなす直角を二等分するようなものであ
るため、コーナー部ZにパソコンPを載せることで継ぎ
目をパソコンPで有効に隠して外観を良好に維持しつ
つ、そのパソコンPの荷重を両天板要素2A、2Bに略
均等に分散させ、安定的に支持することができる。ま
た、たとえ第1天板要素2Aと第2天板要素2Bとの継
ぎ目に若干の段差が生じたとしても、その継ぎ目は前述
のようにパソコンPで隠されているため、マウスMの操
作に支障を生じることがない。
との間には、桟材32に起立壁21bと天板要素2A、
2Bに形成した溝部2A3、2B3とからなる係り合い
部Xを形成しており、天板要素2A、2Bを桟材32が
溝部2A3、2B3にはまり込むように配置すること
で、天板2の移動が容易に禁止され、天板2を所定の位
置に確実に保持することが可能である。
は相互に略直角をなすように配置しているので、本実施
例と同様の構成の複数の机1をコーナー部Zで集合させ
てモジュールを組むことが容易となり、オフィス等にお
ける机1の配置状態のレイアウトを多様化することも容
易である。
コーナー部Zのうち使用縁2Aa、2Baに凹所2Yを
形成することで、コーナー部Zに着座した使用者が天板
2に近付きやすくなり、パソコン作業等も楽な姿勢で行
うことができる。
1支持部と第2支持部、及び第1天板要素と第2天板要
素をそれぞれ同一の構成のものとする必要はなく、適宜
異なる構成のものを適用することができる。
に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
所定角度をなして配置され共に天板を支持する第1支持
部及び第2支持部の間に桟材を掛け渡した構成の家具本
体に、天板の荷重を支持させるようにしている。したが
って、天板の荷重は、家具本体を構成する第1支持部及
び第2支持部と桟材と支持されるため、例えば第1支持
部及び第2支持部によって形成されるコーナー部におい
てパソコン等を天板上に載せた場合でも、その荷重を一
方の支持部に偏りることなく安定して支持させることが
可能である。さらに、第1支持部と第2支持部との間に
桟材を掛け渡して取り付けることで両支持部のなす角度
が決定されるので、家具本体に天板を載せた後で両支持
部の角度調整をする必要をなくし、本天板付家具の組み
立てに係る手間を軽減しつつ適切な組立状態を得ること
ができる。また、このような構成では、コーナー部にお
ける使用縁側に脚等を配置せずに両支持部の反コーナー
部側の端部に脚等を配置した態様をとることができるの
で、使用者の足に対する障害物を天板下空間から排除し
て天板下空間を広く確保し、快適な作業を行うことがで
きる。
用縁側において第1支持部及び第2支持部を相互に連結
する中間支柱を具備している場合には、この中間支柱と
例えば両支持部の反コーナー部側の端部に配置した脚等
によって家具本体を安定的に自立させることができ、し
かも使用縁側における天板下空間を障害物なく広く確保
することが可能である。
側にそれぞれ配置される第1天板要素及び第2天板要素
を具備してなるものとして、各天板要素をそれぞれの側
の支持部と桟材とに支持させるように構成している場合
には、天板の各構成要素の大型化を防止しつつ、各天板
要素の荷重を家具本体に適切に分散させて安定的に支持
することができる。
ぎ目を、第1支持部と第2支持部とがなす角度を二分割
する直線と略合致させるようにすれば、コーナー部にパ
ソコン等を載せることで継ぎ目をパソコン等で有効に隠
して外観の向上を図りつつ、そのパソコン等の荷重を各
天板要素を介して第1支持部と第2支持部とに略均等に
分散させ、安定的に設置することができる。さらに、前
述のように前記継ぎ目はパソコン等で隠すことができる
ため、それによってたとえ両天板要素の継ぎ目に若干の
段差が生じても、マウス操作に支障を来したりその部位
を手が通過する際に不快感を感じるなどの不具合も解消
することができる。
形成し、これらを相互に係り合わせることで天板の移動
を禁止するように構成している場合には、家具本体に支
持された天板のズレを防止し、所定の位置に確実に保持
することが可能である。特にこのような係り合い部は、
桟材の一部と、その一部を挿入し得るように天板の下面
側に形成した溝部とから形成すれば、自重によって天板
の溝部に桟材がはまり込むため、簡素な構成で確実な天
板の保持を実現することができる。
と第2支持部とを相互に略直角をなすように配置してい
る場合には、複数の天板付家具を隣接配置してモジュー
ルを組むことが容易となり、オフィス等における天板付
家具の配置状態の多様化を図ることができる。
うち天板の使用縁に凹所を形成している場合には、使用
者が天板に近付きやすくそのコーナー部でパソコン作業
をする場合にも、楽な姿勢をとり作業効率を向上するこ
ともできる。
Claims (8)
- 【請求項1】天板と、該天板を支持する家具本体とを具
備するものであって、 家具本体を、相互に所定角度をなして床面に配置される
第1支持部及び第2支持部と、これら第1支持部と第2
支持部との間に掛け渡して固定される桟材とを具備する
ものとし、第1支持部及び第2支持部と桟材とによって
天板の荷重を支持するように構成していることを特徴と
する天板付家具。 - 【請求項2】家具本体が、第1支持部と第2支持部とに
よって形成されるコーナー部の反使用縁側に配置され第
1支持部及び第2支持部を相互に連結する中間支柱を具
備していることを特徴とする請求項1記載の天板付家
具。 - 【請求項3】天板を、第1支持部及び桟材に支持される
第1天板要素と、該第1天板要素と前記所定角度をなし
て第2支持部及び桟材に支持される第2天板要素とから
構成していることを特徴とする請求項1又は2記載の天
板付家具。 - 【請求項4】第1天板要素及び第2天板要素を、第1支
持部と第2支持部とがなす角度を略二分割する直線に沿
うように配置していることを特徴とする請求項3記載の
天板付家具。 - 【請求項5】桟材と天板との間に、天板の移動を禁止す
るように桟材と天板とを係り合わせる係り合い部を形成
していることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
の天板付家具。 - 【請求項6】係り合い部を、桟材の一部と、その一部を
挿入し得るように天板の下面側に形成した溝部とから構
成していることを特徴とする請求項5記載の天板付家
具。 - 【請求項7】第1支持部と第2支持部とを相互に略直角
をなすように配置していることを特徴とする請求項1、
2、3、4、5又は6記載の天板付家具。 - 【請求項8】第1支持部と第2支持部とによって形成さ
れるコーナー部のうち天板の使用縁に、反使用縁側に向
けて窪ませた凹所を形成していることを特徴とする請求
項1、2、3、4、5、6又は7記載の天板付家具。
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JP2000105363A JP3767313B2 (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | 天板付家具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100828171B1 (ko) | 2007-03-23 | 2008-05-08 | 안상도 | 책상 상판 구조 |
CN113439934A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-09-28 | 明庭果 | 一种基于建筑工程造价预算专用工作台 |
-
2000
- 2000-04-06 JP JP2000105363A patent/JP3767313B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3767313B2 (ja) | 2006-04-19 |
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