JP2001285042A - ディジタル遅延補間器の中の負荷の平均一化 - Google Patents
ディジタル遅延補間器の中の負荷の平均一化Info
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/081—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
- H03L7/0812—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
- H03L7/0814—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used the phase shifting device being digitally controlled
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00369—Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters
- H03K19/00384—Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters in field effect transistor circuits
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
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- H03K5/13—Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
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- H03K2005/00013—Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 均一な間隔の遅延を有するディジタル遅延補
間器を提供する。 【解決手段】 第1クロック信号と第2クロック信号を
受け取り、および第1クロック信号の遷移の時刻と第2
クロック信号の遷移の時刻との中間の時刻に遷移を有す
る出力クロック信号を供給する、ディジタル遅延補間器
が得られる。この補間器は、第1の複数個の選択的にイ
ネーブルにされる遅延回路および第2の複数個の選択的
にイネーブルにされる遅延回路を有する。第1の複数個
の遅延回路および第2の複数個の遅延回路の出力は一緒
に接続され、この出力がディジタル遅延補間器の出力を
形成する。これらの遅延回路のおのおのは、第1遅延バ
ッファ素子と、第2遅延バッファ素子と、第1遅延バッ
ファと第2遅延バッファとの共通接続点に予め定められ
た電圧を供給する回路装置とを有する。
間器を提供する。 【解決手段】 第1クロック信号と第2クロック信号を
受け取り、および第1クロック信号の遷移の時刻と第2
クロック信号の遷移の時刻との中間の時刻に遷移を有す
る出力クロック信号を供給する、ディジタル遅延補間器
が得られる。この補間器は、第1の複数個の選択的にイ
ネーブルにされる遅延回路および第2の複数個の選択的
にイネーブルにされる遅延回路を有する。第1の複数個
の遅延回路および第2の複数個の遅延回路の出力は一緒
に接続され、この出力がディジタル遅延補間器の出力を
形成する。これらの遅延回路のおのおのは、第1遅延バ
ッファ素子と、第2遅延バッファ素子と、第1遅延バッ
ファと第2遅延バッファとの共通接続点に予め定められ
た電圧を供給する回路装置とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3状態可能回路素子
に関する。さらに詳細に言えば、本発明はディジタル遅
延補間器に関する、特に、ディジタル遅延補間器の中で
均一な遅延を発生する装置に関する。
に関する。さらに詳細に言えば、本発明はディジタル遅
延補間器に関する、特に、ディジタル遅延補間器の中で
均一な遅延を発生する装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル遅延タップ
の加重補間は、分解能をさらによくするために、例えば
遅延ロックド・ループの中で、遅延をさらに細かな遅延
に細分分割するための周知の技術である。図1は、1つ
の典型的な先行技術の遅延チェーン10を示した図であ
る。遅延チェーン10は、例えば、リング発振器の一部
分であることができる。遅延チェーン10は、図に示さ
れているように、直列に接続された4個の素子12、1
4、16および18で作成される。入力信号INが第1
遅延素子12の入力に加えられ、そしてこの入力信号I
Nはチェーン10を下方に伝送される。チェーン10の
中の素子のおのおのは、入力信号にTの遅延を与える。
したがって、遅延素子12の出力の信号は信号INに対
してTの遅延を有し、遅延素子14の出力の信号は信号
INに対して2Tの遅延を有し、遅延素子16の出力の
信号は信号INに対して3Tの遅延を有し、そして遅延
素子18の出力の信号は信号INに対して4Tの遅延を
有する。
の加重補間は、分解能をさらによくするために、例えば
遅延ロックド・ループの中で、遅延をさらに細かな遅延
に細分分割するための周知の技術である。図1は、1つ
の典型的な先行技術の遅延チェーン10を示した図であ
る。遅延チェーン10は、例えば、リング発振器の一部
分であることができる。遅延チェーン10は、図に示さ
れているように、直列に接続された4個の素子12、1
4、16および18で作成される。入力信号INが第1
遅延素子12の入力に加えられ、そしてこの入力信号I
Nはチェーン10を下方に伝送される。チェーン10の
中の素子のおのおのは、入力信号にTの遅延を与える。
したがって、遅延素子12の出力の信号は信号INに対
してTの遅延を有し、遅延素子14の出力の信号は信号
INに対して2Tの遅延を有し、遅延素子16の出力の
信号は信号INに対して3Tの遅延を有し、そして遅延
素子18の出力の信号は信号INに対して4Tの遅延を
有する。
【0003】図2は、1つの典型的な先行技術のディジ
タル遅延補間器20を示した図である。補間器20は、
2群の遅延素子で形成される。この場合、遅延素子のお
のおのは反転器である。図の左側の第1群は、等しい強
度の4個の遅延素子i1L、i2L、i3Lおよびi4
Lで構成される。これらの第1群の遅延素子のおのおの
は、線路22の信号Lを受け取るために接続されたその
入力を有する。一方、第2群は、等しい強度の4個の遅
延素子i1R、i2R、i3Rおよびi4Rで構成され
る。これらの第2群の遅延素子のおのおのの入力は、線
路24に接続されていて信号Rを受け取る。これらの遅
延素子のおのおのは、イネーブル信号のそれぞれの差動
対を受け取る。遅延素子i1Lおよびi1Rはイネーブ
ル信号EN1および
タル遅延補間器20を示した図である。補間器20は、
2群の遅延素子で形成される。この場合、遅延素子のお
のおのは反転器である。図の左側の第1群は、等しい強
度の4個の遅延素子i1L、i2L、i3Lおよびi4
Lで構成される。これらの第1群の遅延素子のおのおの
は、線路22の信号Lを受け取るために接続されたその
入力を有する。一方、第2群は、等しい強度の4個の遅
延素子i1R、i2R、i3Rおよびi4Rで構成され
る。これらの第2群の遅延素子のおのおのの入力は、線
路24に接続されていて信号Rを受け取る。これらの遅
延素子のおのおのは、イネーブル信号のそれぞれの差動
対を受け取る。遅延素子i1Lおよびi1Rはイネーブ
ル信号EN1および
【外1】 を受け取り、遅延素子i2Lおよびi2Rはイネーブル
信号EN2および
信号EN2および
【外2】 を受け取り、遅延素子i3Lおよびi3Rはイネーブル
信号EN3および
信号EN3および
【外3】 を受け取り、一方、遅延素子i4Lおよびi4Rは、イ
ネーブル信号EN4および
ネーブル信号EN4および
【外4】 を受け取る。信号LおよびRは、例えば、図1の遅延チ
ェーン10の2つの隣接する遅延素子、例えば遅延素子
12および遅延素子14、の出力であることができる。
この考察では、信号Rは信号Lよりも遅れていると仮定
される。
ェーン10の2つの隣接する遅延素子、例えば遅延素子
12および遅延素子14、の出力であることができる。
この考察では、信号Rは信号Lよりも遅れていると仮定
される。
【0004】遅延補間器20は、その遅延素子のどれを
イネーブルするために選定するかに応じて、すなわち、
それらに関連するイネーブル信号のいずれがONである
かに応じて、信号Lまたは信号Rのタイミングによりそ
の出力信号OUTのタイミングを多量にまたは少量に増
分的に制御するように機能する。したがって、補間器2
0を通しての遅延を例えば4個のT/4の遅延に細分分
割することができ、そしてそれにより、例えば図1の遅
延チェーン10と共に用いられる時、細分された階調の
遅延が得られる。補間器20の中の遅延素子は3状態可
能反転器であり、そして任意に与えられた時刻におい
て、8個の反転器からの4個がONである、すなわちイ
ネーブルである。L信号(i1L、i2L、i3Lおよ
びi4L)を受け取る4個の反転器のすべてがONであ
る時、最小の遅延が達成される。次に大きな遅延は、L
を受け取る3個の反転器とRを受け取る1個の反転器が
ONである時に達成される。さらに次に大きな遅延は、
Lを受け取る2個の反転器とRを受け取る2個の反転器
がONである時に達成される。なお次に大きな遅延は、
Lを受け取る1個の反転器とRを受け取る3個の反転器
がONである時に達成される。最大の遅延は、Rを受け
取る4個の反転器(i1R、i2R、i3Rおよびi4
R)がすべてONである時に達成される。
イネーブルするために選定するかに応じて、すなわち、
それらに関連するイネーブル信号のいずれがONである
かに応じて、信号Lまたは信号Rのタイミングによりそ
の出力信号OUTのタイミングを多量にまたは少量に増
分的に制御するように機能する。したがって、補間器2
0を通しての遅延を例えば4個のT/4の遅延に細分分
割することができ、そしてそれにより、例えば図1の遅
延チェーン10と共に用いられる時、細分された階調の
遅延が得られる。補間器20の中の遅延素子は3状態可
能反転器であり、そして任意に与えられた時刻におい
て、8個の反転器からの4個がONである、すなわちイ
ネーブルである。L信号(i1L、i2L、i3Lおよ
びi4L)を受け取る4個の反転器のすべてがONであ
る時、最小の遅延が達成される。次に大きな遅延は、L
を受け取る3個の反転器とRを受け取る1個の反転器が
ONである時に達成される。さらに次に大きな遅延は、
Lを受け取る2個の反転器とRを受け取る2個の反転器
がONである時に達成される。なお次に大きな遅延は、
Lを受け取る1個の反転器とRを受け取る3個の反転器
がONである時に達成される。最大の遅延は、Rを受け
取る4個の反転器(i1R、i2R、i3Rおよびi4
R)がすべてONである時に達成される。
【0005】ここで、図1から2Tだけ遅延した信号、
すなわち遅延素子14の出力、が信号Lであるように選
定することにより、および図1から3Tだけ遅延した信
号、すなわち遅延素子16の出力、が信号Rであるよう
に選定することにより、2Tの遅延と3Tの遅延との間
に補間がされるべきであると仮定する。出力を駆動する
4個のすべての3状態可能反転器による固有の遅延がt
であると仮定する。L遅延素子i1L、i2L、i3L
およびi4LのすべてがONである(残りの遅延素子は
OFFである)時、補間器20を通しての遅延は2T+
0+tに等しい。遅延素子i1R、i2R、i3Rおよ
びi4RがONである時、補間器20を通しての遅延は
2T+T/4+tに等しい。遅延素子i1R、i2R、
i3Lおよびi4LがONである時、補間器20を通し
ての遅延は2T+2T/4+tに等しい。同様に、遅延
素子i1R、i2R、i3Rおよびi4RがONである
時、補間器20を通しての遅延は2T+4T/4+t、
すなわち3T+t、に等しい。
すなわち遅延素子14の出力、が信号Lであるように選
定することにより、および図1から3Tだけ遅延した信
号、すなわち遅延素子16の出力、が信号Rであるよう
に選定することにより、2Tの遅延と3Tの遅延との間
に補間がされるべきであると仮定する。出力を駆動する
4個のすべての3状態可能反転器による固有の遅延がt
であると仮定する。L遅延素子i1L、i2L、i3L
およびi4LのすべてがONである(残りの遅延素子は
OFFである)時、補間器20を通しての遅延は2T+
0+tに等しい。遅延素子i1R、i2R、i3Rおよ
びi4RがONである時、補間器20を通しての遅延は
2T+T/4+tに等しい。遅延素子i1R、i2R、
i3Lおよびi4LがONである時、補間器20を通し
ての遅延は2T+2T/4+tに等しい。同様に、遅延
素子i1R、i2R、i3Rおよびi4RがONである
時、補間器20を通しての遅延は2T+4T/4+t、
すなわち3T+t、に等しい。
【0006】けれども、前記で表された遅延は理論的な
遅延である。実際には、これらの遅延は前記で表された
遅延よりも大幅に小さく、そしてこれらの遅延は選定さ
れた遅延に応じて変動する。その理由は、3状態可能反
転器が補間された出力OUTに静電容量を生ずるという
この3状態可能反転器の中の寄生静電容量のためであ
り、および出力OUTにおける静電容量性負荷がすべて
の場合に同じではないからである。
遅延である。実際には、これらの遅延は前記で表された
遅延よりも大幅に小さく、そしてこれらの遅延は選定さ
れた遅延に応じて変動する。その理由は、3状態可能反
転器が補間された出力OUTに静電容量を生ずるという
この3状態可能反転器の中の寄生静電容量のためであ
り、および出力OUTにおける静電容量性負荷がすべて
の場合に同じではないからである。
【0007】補間器20の中の任意の与えられた3状態
可能反転器の出力における静電容量は、3状態可能反転
器がOFF状態にある時でも、その入力の電圧に応じて
変化する。図3は、これらの反転器の1つの回路図であ
る。これらの反転器のおのおのは同じ構成を有してい
る。反転器の出力における静電容量は、図から分かるよ
うに、PMOSトランジスタ30およびNMOSトラン
ジスタ32のゲート・ドレイン間の静電容量、すなわち
それぞれCgdp およびCgdn と、PMOSトランジスタ
30およびNMOSトランジスタ32のバックゲート・
ドレイン間の静電容量、すなわちそれぞれCbdp および
Cbdn との和である。通常は、もし入力信号INがHI
GHであるならば、Cgdn およびCbdn に対する値はま
た高レベルであり、一方、もしINが低レベルであるな
らば、Cgdp およびCbdp に対する値は高レベルであ
り、その結果、このような場合にこの回路の出力に比較
的に大きな静電容量性の負荷が生ずる。けれども、もし
INが中間電源(mid−supply)の近傍にある
ならば、PMOSトランジスタ30とNMOSトランジ
スタ32との両方からの静電容量への寄与はほぼ等し
く、そして総計の静電容量は低レベルである。したがっ
て、この回路の出力における静電容量性の負荷はこの場
合には小さい。付加的な1つの効果は、入力信号INの
すべての立上り遷移または立下り遷移はCgdp およびC
gdn を通して出力に結合し、そして出力に影響する。
可能反転器の出力における静電容量は、3状態可能反転
器がOFF状態にある時でも、その入力の電圧に応じて
変化する。図3は、これらの反転器の1つの回路図であ
る。これらの反転器のおのおのは同じ構成を有してい
る。反転器の出力における静電容量は、図から分かるよ
うに、PMOSトランジスタ30およびNMOSトラン
ジスタ32のゲート・ドレイン間の静電容量、すなわち
それぞれCgdp およびCgdn と、PMOSトランジスタ
30およびNMOSトランジスタ32のバックゲート・
ドレイン間の静電容量、すなわちそれぞれCbdp および
Cbdn との和である。通常は、もし入力信号INがHI
GHであるならば、Cgdn およびCbdn に対する値はま
た高レベルであり、一方、もしINが低レベルであるな
らば、Cgdp およびCbdp に対する値は高レベルであ
り、その結果、このような場合にこの回路の出力に比較
的に大きな静電容量性の負荷が生ずる。けれども、もし
INが中間電源(mid−supply)の近傍にある
ならば、PMOSトランジスタ30とNMOSトランジ
スタ32との両方からの静電容量への寄与はほぼ等し
く、そして総計の静電容量は低レベルである。したがっ
て、この回路の出力における静電容量性の負荷はこの場
合には小さい。付加的な1つの効果は、入力信号INの
すべての立上り遷移または立下り遷移はCgdp およびC
gdn を通して出力に結合し、そして出力に影響する。
【0008】これらの効果のために、補間された遅延は
前記で表された理想的な大きさから変化する。このこと
をさらに説明するために、図4を参照する。この図は信
号の図であって、横軸は時間を表しそして縦軸は電圧を
表す。この図において、図2の補間器20の出力に現れ
る10個の信号が重ね合わされている。このような信号
のおのおのは、遷移34、36、38、40、42など
に示されているように、順次に大きな遅延を有してい
る。最初に、最初の5個の遷移を説明するのに信号Lは
遅延素子14の出力であり、一方、信号Rは遅延素子1
6の出力であると仮定される。そして第5遷移の後、次
の5個の遷移を説明するのに信号Lは遅延素子16の出
力であり、一方、信号Rは遅延素子18の出力であると
仮定される。
前記で表された理想的な大きさから変化する。このこと
をさらに説明するために、図4を参照する。この図は信
号の図であって、横軸は時間を表しそして縦軸は電圧を
表す。この図において、図2の補間器20の出力に現れ
る10個の信号が重ね合わされている。このような信号
のおのおのは、遷移34、36、38、40、42など
に示されているように、順次に大きな遅延を有してい
る。最初に、最初の5個の遷移を説明するのに信号Lは
遅延素子14の出力であり、一方、信号Rは遅延素子1
6の出力であると仮定される。そして第5遷移の後、次
の5個の遷移を説明するのに信号Lは遅延素子16の出
力であり、一方、信号Rは遅延素子18の出力であると
仮定される。
【0009】図4の遷移34を考える。3状態反転器i
1L、i2L、i3Lおよびi4Lによって遅延された
遷移は、この遅延を有する。この遷移の期間中、信号R
はHIGHであり、したがって、3状態反転器i1R、
i2R、i3Rおよびi4Rによる静電容量性の負荷は
最大である。補間器20を通しての対応する遅延は、同
様に最大である。
1L、i2L、i3Lおよびi4Lによって遅延された
遷移は、この遅延を有する。この遷移の期間中、信号R
はHIGHであり、したがって、3状態反転器i1R、
i2R、i3Rおよびi4Rによる静電容量性の負荷は
最大である。補間器20を通しての対応する遅延は、同
様に最大である。
【0010】けれども、遷移42を考える。3状態反転
器i1R、i2R、i3Rおよびi4Rによって遅延さ
れた遷移は、この遅延を有する。この遷移の期間中、信
号Lは遷移を完了しており、したがって、3状態反転器
i1L、i2L、i3Lおよびi4Lによって提供され
る静電容量性の実効負荷は、前記の場合の静電容量性の
負荷の中の負荷よりもはるかに小さい。補間器20を通
しての対応する遅延は、同様に最小である。中間の遷移
36、38および40に対して同じ考察を適用して、そ
れぞれ、負荷静電容量が減少し、および対応して遅延が
減少する。遷移が減少する方向に遅延するように遅延を
圧縮することにより、このことは遅延補間の中に「デッ
ド・ゾーン」を生ずる。粗い遅延信号の次の対に対して
転換が起こる場合、例えば遷移42と遷移44との間
に、このデッド・ゾーンが見られる。したがって、規則
正しい間隔の遷移が要求される場合、例えばジッタの小
さな非常にきれいなクロックが要求される遅延ロックド
・ループの中で、この方式は使用可能ではないことが分
かる。
器i1R、i2R、i3Rおよびi4Rによって遅延さ
れた遷移は、この遅延を有する。この遷移の期間中、信
号Lは遷移を完了しており、したがって、3状態反転器
i1L、i2L、i3Lおよびi4Lによって提供され
る静電容量性の実効負荷は、前記の場合の静電容量性の
負荷の中の負荷よりもはるかに小さい。補間器20を通
しての対応する遅延は、同様に最小である。中間の遷移
36、38および40に対して同じ考察を適用して、そ
れぞれ、負荷静電容量が減少し、および対応して遅延が
減少する。遷移が減少する方向に遅延するように遅延を
圧縮することにより、このことは遅延補間の中に「デッ
ド・ゾーン」を生ずる。粗い遅延信号の次の対に対して
転換が起こる場合、例えば遷移42と遷移44との間
に、このデッド・ゾーンが見られる。したがって、規則
正しい間隔の遷移が要求される場合、例えばジッタの小
さな非常にきれいなクロックが要求される遅延ロックド
・ループの中で、この方式は使用可能ではないことが分
かる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明により、間隔が均
一な遅延を有する改良されたディジタル遅延補間器が得
られる。本発明に従い、第2クロック信号が第1クロッ
ク信号の遷移の時刻に対して遅延した時刻に遷移を有す
るとして、前記第1クロック信号および前記第2クロッ
ク信号を受け取るのに適合し、および前記第1クロック
信号の前記遷移の時刻と前記第2クロック信号の前記遷
移の時刻との中間の時刻に遷移を有する出力クロック信
号を得るのに適合した、ディジタル遅延補間器が得られ
る。前記補間器は、第1の複数個の選択的にイネーブル
にされる遅延回路と、第2の複数個の選択的にイネーブ
ルにされる遅延回路とを有する。前記第1の複数個の遅
延回路は前記第1クロック信号を受け取るのに適合して
いる入力ポートを有し、および前記第2の複数個の遅延
回路は前記第2クロック信号を受け取るのに適合してい
る入力ポートを有する。前記第1の複数個の遅延回路お
よび前記第2の複数個の遅延回路は一緒に接続された出
力を有し、この出力はディジタル遅延補間器の出力を形
成する。これらの遅延回路のおのおのは、前記第1クロ
ック信号および前記第2クロック信号の1つを受け取る
のに適合しそしてイネーブル信号によってイネーブルに
される第1遅延バッファ素子と、前記第1遅延バッファ
の出力に接続されそしてイネーブル信号によってイネー
ブルにされる第2遅延バッファ素子と、前記第1遅延バ
ッファと前記第2遅延バッファとがイネーブルにされな
い時に前記第1遅延バッファと前記第2遅延バッファと
の共通接続点に予め定められた電圧を供給するための回
路装置とを有する。
一な遅延を有する改良されたディジタル遅延補間器が得
られる。本発明に従い、第2クロック信号が第1クロッ
ク信号の遷移の時刻に対して遅延した時刻に遷移を有す
るとして、前記第1クロック信号および前記第2クロッ
ク信号を受け取るのに適合し、および前記第1クロック
信号の前記遷移の時刻と前記第2クロック信号の前記遷
移の時刻との中間の時刻に遷移を有する出力クロック信
号を得るのに適合した、ディジタル遅延補間器が得られ
る。前記補間器は、第1の複数個の選択的にイネーブル
にされる遅延回路と、第2の複数個の選択的にイネーブ
ルにされる遅延回路とを有する。前記第1の複数個の遅
延回路は前記第1クロック信号を受け取るのに適合して
いる入力ポートを有し、および前記第2の複数個の遅延
回路は前記第2クロック信号を受け取るのに適合してい
る入力ポートを有する。前記第1の複数個の遅延回路お
よび前記第2の複数個の遅延回路は一緒に接続された出
力を有し、この出力はディジタル遅延補間器の出力を形
成する。これらの遅延回路のおのおのは、前記第1クロ
ック信号および前記第2クロック信号の1つを受け取る
のに適合しそしてイネーブル信号によってイネーブルに
される第1遅延バッファ素子と、前記第1遅延バッファ
の出力に接続されそしてイネーブル信号によってイネー
ブルにされる第2遅延バッファ素子と、前記第1遅延バ
ッファと前記第2遅延バッファとがイネーブルにされな
い時に前記第1遅延バッファと前記第2遅延バッファと
の共通接続点に予め定められた電圧を供給するための回
路装置とを有する。
【0012】本発明のまた別の特徴に従い、アースに接
続された電源によって電力が供給されおよび電源電圧を
有する3状態可能素子回路が得られる。入力ポートと、
出力ポートと、3状態制御ポートとを有する第1の3状
態可能回路素子と、前記第1の3状態可能回路素子の前
記出力ポートに接続された入力ポートと、出力ポート
と、3状態制御ポートとを有する第2の3状態可能回路
素子とが備えられる。前記第1の3状態可能回路素子の
出力と前記第2の3状態可能回路素子の入力との共通接
続点と、電源電圧とアースとの中間の大きさを有しそし
てイネーブル信号がOFFである時にON状態にスイッ
チされるのに適合した電圧源と、の間に結合されたスイ
ッチがまた備えられる。
続された電源によって電力が供給されおよび電源電圧を
有する3状態可能素子回路が得られる。入力ポートと、
出力ポートと、3状態制御ポートとを有する第1の3状
態可能回路素子と、前記第1の3状態可能回路素子の前
記出力ポートに接続された入力ポートと、出力ポート
と、3状態制御ポートとを有する第2の3状態可能回路
素子とが備えられる。前記第1の3状態可能回路素子の
出力と前記第2の3状態可能回路素子の入力との共通接
続点と、電源電圧とアースとの中間の大きさを有しそし
てイネーブル信号がOFFである時にON状態にスイッ
チされるのに適合した電圧源と、の間に結合されたスイ
ッチがまた備えられる。
【0013】添付図面を参照しての下記の詳細な説明に
より、本発明のこれらおよびその他の特徴を当業者が理
解することは容易であるであろう。
より、本発明のこれらおよびその他の特徴を当業者が理
解することは容易であるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】図5および図6は、本発明の好ま
しい実施例のディジタル遅延補間器を示した図である。
この実施例では、遅延回路の中の前記で説明した3状態
反転器のおのおのを駆動するのに、また別の3状態反転
器が用いられる。図5には、図2の反転器i1Lおよび
i1Rに対応する、このような遅延回路の1つの「対」
50が示されている。図6に示されているように、図2
の3状態反転器のの対と同様の方式で相互に接続され
た、図5の遅延回路と同様な遅延回路の他の対もまたこ
の実施例の一部分であることが理解されるであろう。こ
こで図6では、遅延回路の3個の他の対60、70およ
び80が示されており、これらのすべてはこの実施例の
ディジタル遅延補間器100を構成する。遅延回路のこ
のような他の対60、70および80のおのおのは、遅
延回路の対50と同じ構成であることも分かるであろ
う。
しい実施例のディジタル遅延補間器を示した図である。
この実施例では、遅延回路の中の前記で説明した3状態
反転器のおのおのを駆動するのに、また別の3状態反転
器が用いられる。図5には、図2の反転器i1Lおよび
i1Rに対応する、このような遅延回路の1つの「対」
50が示されている。図6に示されているように、図2
の3状態反転器のの対と同様の方式で相互に接続され
た、図5の遅延回路と同様な遅延回路の他の対もまたこ
の実施例の一部分であることが理解されるであろう。こ
こで図6では、遅延回路の3個の他の対60、70およ
び80が示されており、これらのすべてはこの実施例の
ディジタル遅延補間器100を構成する。遅延回路のこ
のような他の対60、70および80のおのおのは、遅
延回路の対50と同じ構成であることも分かるであろ
う。
【0015】図5を再び参照するならば、(図2の3状
態反転器i1Lに対応する)主3状態反転器i1L′
は、この場合にはまた別の3状態反転器52により駆動
される。ここで、主3状態反転器i1L′は補間器の一
部分を構成し、そして主3状態反転器i1L′の出力は
この補間器の出力に寄与する。そして3状態反転器52
の入力は、信号Lを受け取る。同様に、3状態反転器i
1R′はここではまた別の3状態反転器54により駆動
される。ここで、3状態反転器i1R′は補間器の一部
分を構成し、そして3状態反転器i1R′の出力はこの
補間器の出力OUTに寄与する。そして3状態反転器5
4の入力は、信号Rを受け取る。「左」の反転器52と
i1L′との両方は、それらの反転3状態制御入力およ
び非反転3状態制御入力に、それぞれ、差動のイネーブ
ル信号EN1およびEN1を受け取る。同様に、「右」
の反転器54とi1R′との両方は、それらの反転3状
態制御入力および非反転3状態制御入力に、それぞれ、
差動のイネーブル信号
態反転器i1Lに対応する)主3状態反転器i1L′
は、この場合にはまた別の3状態反転器52により駆動
される。ここで、主3状態反転器i1L′は補間器の一
部分を構成し、そして主3状態反転器i1L′の出力は
この補間器の出力に寄与する。そして3状態反転器52
の入力は、信号Lを受け取る。同様に、3状態反転器i
1R′はここではまた別の3状態反転器54により駆動
される。ここで、3状態反転器i1R′は補間器の一部
分を構成し、そして3状態反転器i1R′の出力はこの
補間器の出力OUTに寄与する。そして3状態反転器5
4の入力は、信号Rを受け取る。「左」の反転器52と
i1L′との両方は、それらの反転3状態制御入力およ
び非反転3状態制御入力に、それぞれ、差動のイネーブ
ル信号EN1およびEN1を受け取る。同様に、「右」
の反転器54とi1R′との両方は、それらの反転3状
態制御入力および非反転3状態制御入力に、それぞれ、
差動のイネーブル信号
【外5】 およびEN1を受け取る。信号
【外6】 はまた、NMOSトランジスタ56のゲートに接続され
る。トランジスタ56のソースは反転器52の出力に接
続される。反転器52の出力はまた、反転器i1L′の
入力に接続される。トランジスタ56のドレインは、基
準電圧VMID に接続される。基準電圧VMID は、電源電
圧のレベルの中間の近くにある。同様に、信号EN1は
また、NMOSトランジスタ58のゲートに接続され
る。トランジスタ58のソースは反転器54の出力に接
続される。反転器54の出力はまた、反転器i1R′の
入力に接続される。トランジスタ58のドレインは、基
準電圧VMID に接続される。
る。トランジスタ56のソースは反転器52の出力に接
続される。反転器52の出力はまた、反転器i1L′の
入力に接続される。トランジスタ56のドレインは、基
準電圧VMID に接続される。基準電圧VMID は、電源電
圧のレベルの中間の近くにある。同様に、信号EN1は
また、NMOSトランジスタ58のゲートに接続され
る。トランジスタ58のソースは反転器54の出力に接
続される。反転器54の出力はまた、反転器i1R′の
入力に接続される。トランジスタ58のドレインは、基
準電圧VMID に接続される。
【0016】NMOSトランジスタ56および58はス
イッチとして機能し、それにより、ディスエーブルにさ
れる関連する反転器i1L′およびi1R′のそれぞれ
の出力における実効静電容量が常に同じであるり、そし
て反転器がL側またはR側のいずれに属するかには無関
係である、ことが確実に得られる。このことは、遅延の
組合わせには無関係に、補間器の出力OUTにおいて、
OFF状態にある反転器により一定でそして最適の静電
容量性の負荷を維持する。最終の3状態反転器(例え
ば、i1L′)を駆動する3状態反転器(例えば、5
2)に対してこのスイッチにより提供される静電容量を
小さくするために、CMOSスイッチ構成体を用いるよ
りはむしろ、NMOSスイッチがこの実施例において用
いられる。完全なCMOSスイッチではなくNMOSス
イッチが用いられるから、NMOSスイッチにより提供
される抵抗を小さくするために、VMID 基準電圧は中間
の電源電圧よりも低く保たれ、そしてそれによりスイッ
チング速度が増大する。
イッチとして機能し、それにより、ディスエーブルにさ
れる関連する反転器i1L′およびi1R′のそれぞれ
の出力における実効静電容量が常に同じであるり、そし
て反転器がL側またはR側のいずれに属するかには無関
係である、ことが確実に得られる。このことは、遅延の
組合わせには無関係に、補間器の出力OUTにおいて、
OFF状態にある反転器により一定でそして最適の静電
容量性の負荷を維持する。最終の3状態反転器(例え
ば、i1L′)を駆動する3状態反転器(例えば、5
2)に対してこのスイッチにより提供される静電容量を
小さくするために、CMOSスイッチ構成体を用いるよ
りはむしろ、NMOSスイッチがこの実施例において用
いられる。完全なCMOSスイッチではなくNMOSス
イッチが用いられるから、NMOSスイッチにより提供
される抵抗を小さくするために、VMID 基準電圧は中間
の電源電圧よりも低く保たれ、そしてそれによりスイッ
チング速度が増大する。
【0017】本発明によるこの新規な構成の結果は、図
7に示されているように、粗い範囲のT遅延の細分分割
遅延の均一な分布である。図7は図4と同様の図である
が、しかし図5のように構成された補間器の出力に現れ
るのと同じ信号を示している。実際にそうであるべきで
あるように、第5遅延出力信号と第6遅延出力信号との
間の遷移が90において重なっていること、およびデッ
ド・ゾーンが存在しないことに注目されたい。第5遷移
は、遅延2Tおよび3Tを有する粗い範囲の信号(すな
わち、図1のそれぞれ反転器14および16の出力)が
それぞれ信号LおよびRであるスイッチングを反転器i
1R、i2R、i3Rおよびi4Rが行う結果である。
第6遷移は、遅延3Tおよび4Tを有する粗い範囲の信
号(すなわち、図1のそれぞれ反転器16および18の
出力)がそれぞれ信号LおよびRであるスイッチングを
反転器i1L、i2L、i3Lおよびi4Lが行う結果
である。反転器の入力に対してVMID を用いることは、
反転器の大きな電流の状態に影響を与えないことに注目
されたい。その理由は、VMID 電圧は、それがディスエ
ーブルである時にのみ反転器に加えられるが、しかしそ
れがエーブルである時には加えられないからである。
7に示されているように、粗い範囲のT遅延の細分分割
遅延の均一な分布である。図7は図4と同様の図である
が、しかし図5のように構成された補間器の出力に現れ
るのと同じ信号を示している。実際にそうであるべきで
あるように、第5遅延出力信号と第6遅延出力信号との
間の遷移が90において重なっていること、およびデッ
ド・ゾーンが存在しないことに注目されたい。第5遷移
は、遅延2Tおよび3Tを有する粗い範囲の信号(すな
わち、図1のそれぞれ反転器14および16の出力)が
それぞれ信号LおよびRであるスイッチングを反転器i
1R、i2R、i3Rおよびi4Rが行う結果である。
第6遷移は、遅延3Tおよび4Tを有する粗い範囲の信
号(すなわち、図1のそれぞれ反転器16および18の
出力)がそれぞれ信号LおよびRであるスイッチングを
反転器i1L、i2L、i3Lおよびi4Lが行う結果
である。反転器の入力に対してVMID を用いることは、
反転器の大きな電流の状態に影響を与えないことに注目
されたい。その理由は、VMID 電圧は、それがディスエ
ーブルである時にのみ反転器に加えられるが、しかしそ
れがエーブルである時には加えられないからである。
【0018】VMID 電圧は、図8に示されたMOSダイ
オードのチェーンを用いて発生することができる。図8
に示されたMOSダイオードのチェーンは、PMOSト
ランジスタ92、94および96で構成される。これら
のPMOSトランジスタは、それらのゲートとドレイン
が一緒に接続されることによりダイオードとして構成さ
れ、そして図に示されているように、電源電圧VCCとア
ースとの間に直列に接続される。電圧VMID は、トラン
ジスタ94のドレインとトランジスタ96のソースとの
共通接続点から取られ、そしてトランジスタ96のゲー
トおよびドレインはアースに接続される。
オードのチェーンを用いて発生することができる。図8
に示されたMOSダイオードのチェーンは、PMOSト
ランジスタ92、94および96で構成される。これら
のPMOSトランジスタは、それらのゲートとドレイン
が一緒に接続されることによりダイオードとして構成さ
れ、そして図に示されているように、電源電圧VCCとア
ースとの間に直列に接続される。電圧VMID は、トラン
ジスタ94のドレインとトランジスタ96のソースとの
共通接続点から取られ、そしてトランジスタ96のゲー
トおよびドレインはアースに接続される。
【0019】この好ましい実施例は、クロック生成に用
いることができ、および高特性のディジタル補間器が要
求される他の応用に用いることができる。
いることができ、および高特性のディジタル補間器が要
求される他の応用に用いることができる。
【0020】本発明およびその利点が詳細に説明された
が、特許請求の範囲に定められた本発明の範囲内におい
て、種々の変更、置換えおよび改変が可能であることが
理解されなければならない。例えば、4個の細分分割遅
延を生ずるために4段階の遅延との関連で好ましい実施
例が説明されたが、本発明はそれに限定されるわけでは
ない。任意の数の細分分割を得ることができる。それに
加えて、他の回路および他の方法を用いて、前記で説明
したよりも中間の範囲の電圧VMID を発生することがで
きる。さらに、好ましい実施例において3状態反転器が
遅延素子として用いられたが、他の3状態遅延素子をも
用いることができる。このような変更実施例はすべて、
本発明の範囲内に包含されると考えられる。本発明の範
囲は、添付された請求項によってのみ定められる。
が、特許請求の範囲に定められた本発明の範囲内におい
て、種々の変更、置換えおよび改変が可能であることが
理解されなければならない。例えば、4個の細分分割遅
延を生ずるために4段階の遅延との関連で好ましい実施
例が説明されたが、本発明はそれに限定されるわけでは
ない。任意の数の細分分割を得ることができる。それに
加えて、他の回路および他の方法を用いて、前記で説明
したよりも中間の範囲の電圧VMID を発生することがで
きる。さらに、好ましい実施例において3状態反転器が
遅延素子として用いられたが、他の3状態遅延素子をも
用いることができる。このような変更実施例はすべて、
本発明の範囲内に包含されると考えられる。本発明の範
囲は、添付された請求項によってのみ定められる。
【0021】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 第2クロック信号が第1クロック信号の遷移の
時刻に関して遅延した時刻に遷移を有するとして、前記
第1クロック信号と前記第2クロック信号とを受け取
り、および前記第1クロック信号の前記遷移の時刻と前
記第2クロック信号の前記遷移の時刻との中間の時刻に
遷移を有する出力クロック信号を供給する、ディジタル
遅延補間器であって、第1の複数個の選択的にイネーブ
ルにされる遅延回路および第2の複数個の選択的にイネ
ーブルにされる遅延回路において、前記第1の複数個の
遅延回路が前記第1クロック信号を受け取る入力ポート
を有し、および前記第2の複数個の遅延回路が前記第2
クロック信号を受け取る入力ポートを有し、および前記
第1の複数個の遅延回路および前記第2の複数個の遅延
回路が共通に接続された出力を有しそれにより前記ディ
ジタル遅延補間器の出力が形成される、前記第1の複数
個の選択的にイネーブルにされる遅延回路および前記第
2の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路を有
し、前記遅延回路のおのおのが前記第1クロック信号お
よび前記第2クロック信号の1つを受け取りおよびイネ
ーブル信号によりイネーブルにされる第1遅延バッファ
素子と、前記第1遅延バッファの出力に接続されおよび
前記イネーブル信号によりイネーブルにされる第2遅延
バッファ素子と、前記第1遅延バッファおよび前記第2
遅延バッファがイネーブルにされない時に前記第1遅延
バッファと前記第2遅延バッファとの共通接続点に予め
定められた電圧を供給する回路装置と、を備えた、前記
ディジタル遅延補間器。
る。 (1) 第2クロック信号が第1クロック信号の遷移の
時刻に関して遅延した時刻に遷移を有するとして、前記
第1クロック信号と前記第2クロック信号とを受け取
り、および前記第1クロック信号の前記遷移の時刻と前
記第2クロック信号の前記遷移の時刻との中間の時刻に
遷移を有する出力クロック信号を供給する、ディジタル
遅延補間器であって、第1の複数個の選択的にイネーブ
ルにされる遅延回路および第2の複数個の選択的にイネ
ーブルにされる遅延回路において、前記第1の複数個の
遅延回路が前記第1クロック信号を受け取る入力ポート
を有し、および前記第2の複数個の遅延回路が前記第2
クロック信号を受け取る入力ポートを有し、および前記
第1の複数個の遅延回路および前記第2の複数個の遅延
回路が共通に接続された出力を有しそれにより前記ディ
ジタル遅延補間器の出力が形成される、前記第1の複数
個の選択的にイネーブルにされる遅延回路および前記第
2の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路を有
し、前記遅延回路のおのおのが前記第1クロック信号お
よび前記第2クロック信号の1つを受け取りおよびイネ
ーブル信号によりイネーブルにされる第1遅延バッファ
素子と、前記第1遅延バッファの出力に接続されおよび
前記イネーブル信号によりイネーブルにされる第2遅延
バッファ素子と、前記第1遅延バッファおよび前記第2
遅延バッファがイネーブルにされない時に前記第1遅延
バッファと前記第2遅延バッファとの共通接続点に予め
定められた電圧を供給する回路装置と、を備えた、前記
ディジタル遅延補間器。
【0022】(2) 第2クロック信号が第1クロック
信号の遷移の時刻に関して遅延した時刻に遷移を有する
として、前記第1クロック信号と前記第2クロック信号
とを受け取り、および前記第1クロック信号の前記遷移
の時刻と前記第2クロック信号の前記遷移の時刻との中
間の時刻に遷移を有する出力クロック信号を供給する、
ディジタル遅延補間器であって、第1の複数個の選択的
にイネーブルにされる遅延回路および第2の複数個の選
択的にイネーブルにされる遅延回路において、前記第1
の複数個の遅延回路が前記第1クロック信号を受け取る
入力ポートを有し、および前記第2の複数個の遅延回路
が前記第2クロック信号を受け取る入力ポートを有し、
および前記第1の複数個の遅延回路および前記第2の複
数個の遅延回路が共通に接続された出力を有しそれによ
り前記ディジタル遅延補間器の出力が形成される、前記
第1の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路お
よび前記第2の複数個の選択的にイネーブルにされる遅
延回路を有し、1対の端子を有する電源により電極が供
給される前記遅延回路のおのおのが前記第1クロック信
号を受け取る入力ポートと、出力ポートと、ONである
時に前記第1遅延素子をイネーブルにするためにイネー
ブル信号を受け取るためのイネーブル・ポートとを有す
る選択的にイネーブルにされる第1遅延素子と、前記第
1遅延素子の前記出力ポートに接続された入力ポート
と、前記補間器の前記出力に接続された出力ポートと、
ONである時に前記第2遅延素子をイネーブルにするた
めに前記イネーブル信号を受け取るためのイネーブル・
ポートとを有する選択的にイネーブルにされる第2遅延
素子と、前記第1遅延素子の出力と前記第2遅延素子の
入力との共通接続点と前記対の端子の間の電圧レベルの
中間の大きさを有する電圧源との間に結合され、および
前記イネーブル信号がOFFである時にON状態にスイ
ッチされるスイッチとを有する、前記ディジタル遅延補
間器。
信号の遷移の時刻に関して遅延した時刻に遷移を有する
として、前記第1クロック信号と前記第2クロック信号
とを受け取り、および前記第1クロック信号の前記遷移
の時刻と前記第2クロック信号の前記遷移の時刻との中
間の時刻に遷移を有する出力クロック信号を供給する、
ディジタル遅延補間器であって、第1の複数個の選択的
にイネーブルにされる遅延回路および第2の複数個の選
択的にイネーブルにされる遅延回路において、前記第1
の複数個の遅延回路が前記第1クロック信号を受け取る
入力ポートを有し、および前記第2の複数個の遅延回路
が前記第2クロック信号を受け取る入力ポートを有し、
および前記第1の複数個の遅延回路および前記第2の複
数個の遅延回路が共通に接続された出力を有しそれによ
り前記ディジタル遅延補間器の出力が形成される、前記
第1の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路お
よび前記第2の複数個の選択的にイネーブルにされる遅
延回路を有し、1対の端子を有する電源により電極が供
給される前記遅延回路のおのおのが前記第1クロック信
号を受け取る入力ポートと、出力ポートと、ONである
時に前記第1遅延素子をイネーブルにするためにイネー
ブル信号を受け取るためのイネーブル・ポートとを有す
る選択的にイネーブルにされる第1遅延素子と、前記第
1遅延素子の前記出力ポートに接続された入力ポート
と、前記補間器の前記出力に接続された出力ポートと、
ONである時に前記第2遅延素子をイネーブルにするた
めに前記イネーブル信号を受け取るためのイネーブル・
ポートとを有する選択的にイネーブルにされる第2遅延
素子と、前記第1遅延素子の出力と前記第2遅延素子の
入力との共通接続点と前記対の端子の間の電圧レベルの
中間の大きさを有する電圧源との間に結合され、および
前記イネーブル信号がOFFである時にON状態にスイ
ッチされるスイッチとを有する、前記ディジタル遅延補
間器。
【0023】(3) 第2項記載のディジタル遅延補間
器において、選択的にイネーブルにされる前記遅延素子
のおのおのが3状態反転器である前記ディジタル遅延補
間器。 (4) 第2項記載のディジタル遅延補間器において、
前記スイッチがMOSトランジスタであり、ここで前記
MOSトランジスタが、前記イネーブル信号と反対の信
号を受け取りおよび前記第1遅延素子の出力と前記第2
遅延素子の入力との共通接続点と中間の大きさの前記電
圧源との間にドレインおよびソースの経路により接続さ
れるゲートを有する、前記ディジタル遅延補間器。 (5) アースに接続された電力源により電力が供給さ
れおよび電源電圧を有する3状態可能素子回路であっ
て、入力ポートと、出力ポートと、3状態制御ポートと
を有する第1の3状態可能回路素子と、前記第1の3状
態可能回路素子の出力ポートに接続された入力ポート
と、出力ポートと、3状態制御ポートとを有する第2の
3状態可能回路素子と、前記第1の3状態可能回路素子
の出力と前記第2の3状態可能回路素子の入力との共通
接続点と前記電源電圧とアースとの中間の大きさを有す
る電圧源との間に結合され、前記イネーブル信号がOF
Fである時にON状態にスイッチされるスイッチと、を
有する前記3状態可能素子回路。 (6) 第5項記載の3状態可能素子回路において、前
記3状態可能回路素子が3状態可能反転器である前記3
状態可能素子回路。
器において、選択的にイネーブルにされる前記遅延素子
のおのおのが3状態反転器である前記ディジタル遅延補
間器。 (4) 第2項記載のディジタル遅延補間器において、
前記スイッチがMOSトランジスタであり、ここで前記
MOSトランジスタが、前記イネーブル信号と反対の信
号を受け取りおよび前記第1遅延素子の出力と前記第2
遅延素子の入力との共通接続点と中間の大きさの前記電
圧源との間にドレインおよびソースの経路により接続さ
れるゲートを有する、前記ディジタル遅延補間器。 (5) アースに接続された電力源により電力が供給さ
れおよび電源電圧を有する3状態可能素子回路であっ
て、入力ポートと、出力ポートと、3状態制御ポートと
を有する第1の3状態可能回路素子と、前記第1の3状
態可能回路素子の出力ポートに接続された入力ポート
と、出力ポートと、3状態制御ポートとを有する第2の
3状態可能回路素子と、前記第1の3状態可能回路素子
の出力と前記第2の3状態可能回路素子の入力との共通
接続点と前記電源電圧とアースとの中間の大きさを有す
る電圧源との間に結合され、前記イネーブル信号がOF
Fである時にON状態にスイッチされるスイッチと、を
有する前記3状態可能素子回路。 (6) 第5項記載の3状態可能素子回路において、前
記3状態可能回路素子が3状態可能反転器である前記3
状態可能素子回路。
【0024】(7) 第2クロック信号が第1クロック
信号の遷移の時刻に関して遅延した時刻に遷移を有する
として、前記第1クロック信号と前記第2クロック信号
とを受け取り、および前記第1クロック信号の前記遷移
の時刻と前記第2クロック信号の前記遷移の時刻との中
間の時刻に遷移を有する出力クロック信号を供給する、
ディジタル遅延補間器が得られる。前記補間器は、第1
の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路および
第2の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路を
有する。前記第1の複数個の遅延回路は前記第1クロッ
ク信号を受け取る入力ポートを有し、および前記第2の
複数個の遅延回路は前記第2クロック信号を受け取るの
に適合した入力ポートを有する。前記第1の複数個の遅
延回路および前記第2の複数個の遅延回路の出力は一緒
に接続され、この出力が前記ディジタル遅延補間器の出
力を形成する。前記遅延回路のおのおのは、前記第1ク
ロック信号および前記第2クロック信号の1つを受け取
りおよびイネーブル信号によりイネーブルにされる第1
遅延バッファ素子と、前記第1遅延バッファ素子の出力
に接続されおよびイネーブル信号によりイネーブルにさ
れる第2遅延バッファ素子と、前記第1遅延バッファお
よび前記第2遅延バッファがイネーブルにされない時に
前記第1遅延バッファと前記第2遅延バッファとの共通
接続点に予め定められた電圧を供給する回路装置とを有
する。本発明のまた別の特徴により、アースに接続され
た電力源により電力が供給されそして電源電圧を有する
3状態可能素子回路が得られる。入力ポートと、出力ポ
ートと、3状態制御ポートとを有する第1の3状態可能
回路素子と、前記第1の3状態可能回路素子の出力ポー
トに接続された入力ポートと、出力ポートと、3状態制
御ポートとを有する第2の3状態可能回路素子とが備え
られる。前記第1の3状態可能回路素子の出力と前記第
2の3状態可能回路素子の入力との共通接続点と電源電
圧とアースとの中間の大きさを有する電圧源との間に結
合され、およびイネーブル信号がOFFである時にON
状態にスイッチされるのに適合した、スイッチがまた備
えられる。
信号の遷移の時刻に関して遅延した時刻に遷移を有する
として、前記第1クロック信号と前記第2クロック信号
とを受け取り、および前記第1クロック信号の前記遷移
の時刻と前記第2クロック信号の前記遷移の時刻との中
間の時刻に遷移を有する出力クロック信号を供給する、
ディジタル遅延補間器が得られる。前記補間器は、第1
の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路および
第2の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路を
有する。前記第1の複数個の遅延回路は前記第1クロッ
ク信号を受け取る入力ポートを有し、および前記第2の
複数個の遅延回路は前記第2クロック信号を受け取るの
に適合した入力ポートを有する。前記第1の複数個の遅
延回路および前記第2の複数個の遅延回路の出力は一緒
に接続され、この出力が前記ディジタル遅延補間器の出
力を形成する。前記遅延回路のおのおのは、前記第1ク
ロック信号および前記第2クロック信号の1つを受け取
りおよびイネーブル信号によりイネーブルにされる第1
遅延バッファ素子と、前記第1遅延バッファ素子の出力
に接続されおよびイネーブル信号によりイネーブルにさ
れる第2遅延バッファ素子と、前記第1遅延バッファお
よび前記第2遅延バッファがイネーブルにされない時に
前記第1遅延バッファと前記第2遅延バッファとの共通
接続点に予め定められた電圧を供給する回路装置とを有
する。本発明のまた別の特徴により、アースに接続され
た電力源により電力が供給されそして電源電圧を有する
3状態可能素子回路が得られる。入力ポートと、出力ポ
ートと、3状態制御ポートとを有する第1の3状態可能
回路素子と、前記第1の3状態可能回路素子の出力ポー
トに接続された入力ポートと、出力ポートと、3状態制
御ポートとを有する第2の3状態可能回路素子とが備え
られる。前記第1の3状態可能回路素子の出力と前記第
2の3状態可能回路素子の入力との共通接続点と電源電
圧とアースとの中間の大きさを有する電圧源との間に結
合され、およびイネーブル信号がOFFである時にON
状態にスイッチされるのに適合した、スイッチがまた備
えられる。
【図1】先行技術による遅延チェーンの図。
【図2】先行技術によるディジタル遅延補間器の図。
【図3】図2の補間器の遅延素子の回路図。
【図4】異なる遅延を有する図2の補間器の多数の出力
信号を示した信号タイミング図。
信号を示した信号タイミング図。
【図5】本発明の好ましい実施例において関係のある部
分の図。
分の図。
【図6】図5と関連して本発明の好ましい実施例を示し
た図。
た図。
【図7】図4と同様の図であるが、図5および図6の補
間器の多数の出力信号を示した信号タイミング図。
間器の多数の出力信号を示した信号タイミング図。
【図8】図5および図6の補間器の中に用いられる中間
電圧を発生するのに用いることができる回路の図。
電圧を発生するのに用いることができる回路の図。
100 ディジタル遅延補間器 i1L′、52、56 第1遅延回路 i1R′、54、58 第2遅延回路 50、60、70、80 第1遅延回路と第2遅延回路
の対 第1遅延バッファ素子 第2遅延バッファ素子 92、94、96 回路素子
の対 第1遅延バッファ素子 第2遅延バッファ素子 92、94、96 回路素子
Claims (1)
- 【請求項1】 第2クロック信号が第1クロック信号の
遷移の時刻に関して遅延した時刻に遷移を有するとし
て、前記第1クロック信号と前記第2クロック信号とを
受け取り、および前記第1クロック信号の前記遷移の時
刻と前記第2クロック信号の前記遷移の時刻との中間の
時刻に遷移を有する出力クロック信号を供給する、ディ
ジタル遅延補間器であって、 第1の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回路お
よび第2の複数個の選択的にイネーブルにされる遅延回
路において、前記第1の複数個の遅延回路が前記第1ク
ロック信号を受け取る入力ポートを有し、および前記第
2の複数個の遅延回路が前記第2クロック信号を受け取
る入力ポートを有し、および前記第1の複数個の遅延回
路および前記第2の複数個の遅延回路が共通に接続され
た出力を有しそれにより前記ディジタル遅延補間器の出
力が形成される、前記第1の複数個の選択的にイネーブ
ルにされる遅延回路および前記第2の複数個の選択的に
イネーブルにされる遅延回路を有し、前記遅延回路のお
のおのが前記第1クロック信号および前記第2クロック
信号の1つを受け取るのに適合しおよびイネーブル信号
によりイネーブルにされる第1遅延バッファ素子と、 前記第1遅延バッファの出力に接続されおよび前記イネ
ーブル信号によりイネーブルにされる第2遅延バッファ
素子と、 前記第1遅延バッファおよび前記第2遅延バッファがイ
ネーブルにされない時に前記第1遅延バッファと前記第
2遅延バッファとの共通接続点に予め定められた電圧を
供給する回路装置と、を備えた、前記ディジタル遅延補
間器。
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-
2001
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- 2001-02-28 DE DE60132038T patent/DE60132038T2/de not_active Expired - Lifetime
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