JP2001284885A - 電子部品供給装置のカバーテープ巻取り機構 - Google Patents

電子部品供給装置のカバーテープ巻取り機構

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JP2001284885A
JP2001284885A JP2000097454A JP2000097454A JP2001284885A JP 2001284885 A JP2001284885 A JP 2001284885A JP 2000097454 A JP2000097454 A JP 2000097454A JP 2000097454 A JP2000097454 A JP 2000097454A JP 2001284885 A JP2001284885 A JP 2001284885A
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holder
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Takeshi Kanai
健 金井
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーテープリールを間欠回転させるワンウ
ェイクラッチを、簡単な操作で自由回転状態にすること
ができる電子部品供給装置のカバーテープ巻取り機構を
提供することを目的とする。 【解決手段】 カバーテープCaを巻き取るカバーテー
プリール41と、カバーテープリール41を軸支する支
軸42と、バーテープリール41と支軸42との間に介
設したワンウェイクラッチ43と、ワンウェイクラッチ
43に動力を入力する揺動レバー44とを備え、ワンウ
ェイクラッチ43は、アウターレース62と、インナー
レース61と、複数個の転接子63と、複数個の転接子
63を保持するホルダー64と、ホルダー64を介して
複数個の転接子63を動力伝達方向に付勢するばね65
と、ばね65に抗してホルダー64を動力遮断方向に回
転させるリリースレバー66とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリアテープか
らカバーテープを引き剥がしながらこれを巻き取る電子
部品供給装置のカバーテープ巻取り機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子部品供給装置のカバ
ーテープ巻取り機構として、特開平5−335785号
公報に記載のものが知られている。このカバーテープ巻
取り機構は、カバーテープを巻き取るカバーテープリー
ルと、カバーテープリールに一体的に形成したラチェッ
ト歯車と、ラチェット歯車を間欠回転させるラチェット
爪および逆転防止爪と、ラチェット爪を揺動させる揺動
レバーとを備えている。揺動レバーを介してラチェット
爪が揺動すると、ラチェット歯車が一方向に間欠回転
し、同時にカバーテープリールが間欠回転してカバーテ
ープを引き剥がしながら巻き取ってゆく。一方、この種
のカバーテープ巻取り機構では、ラチェット歯車とラチ
ェット爪の噛み合いによる耳障りなラチェット音の発生
や、噛合い衝撃による歯の欠けなどの問題がある。そこ
で、これらの問題を解消するものとして、ワンウェイク
ラッチを用いたカバーテープ巻取り機構も知られてい
る。このカバーテープ巻取り機構では、ワンウェイクラ
ッチのインナー側に揺動レバーが固定され、アウター側
にカバーテープリールが固定されていて、揺動レバーの
揺動によりカバーテープリールが間欠回転してカバーテ
ープを巻き取るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カバーテー
プリールに巻き取られてゆくカバーテープは、これに巻
取り力および引剥がし力が働くため、強い力で張られた
状態となっている。このため、キャリアテープを交換し
ようとする場合には、先にカバーテープを弛ませてか
ら、カバーテープリールを外す手順となる。かかる場合
に、上記前者のカバーテープ巻取り機構では、指でラチ
ェット爪を回動させてラチェット歯車との噛み合いを解
くことで、カバーテープを簡単に弛ませることができ
る。しかし、上記後者のカバーテープ巻取り機構では、
ワンウェイクラッチを逆転可能状態(フリー)にするこ
とができないため、カバーテープを切断する必要があ
り、再装着のときにカバーテープをカバーテープリール
に巻込み固定する分、キャリアテープが無駄に消費され
てしまう問題がある。
【0004】本発明は、カバーテープリールを間欠回転
させるワンウェイクラッチを、簡単な操作で自由回転状
態にすることができる電子部品供給装置のカバーテープ
巻取り機構を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品供給装
置のカバーテープ巻取り機構は、電子部品を搭載したキ
ャリアテープからカバーテープを引き剥がしながらこれ
を巻き取る電子部品供給装置のカバーテープ巻取り機構
において、カバーテープを巻き取るカバーテープリール
と、カバーテープリールを回転自在に軸支する支軸と、
バーテープリールと支軸との間に介設したワンウェイク
ラッチと、ワンウェイクラッチに動力を入力する揺動レ
バーとを備え、ワンウェイクラッチは、アウターレース
と、インナーレースと、アウターレースおよびインナー
レース間に介在させた複数個の転接子と、複数個の転接
子を保持するホルダーと、ホルダーを介して複数個の転
接子を動力伝達方向に付勢するばねと、ばねに抗してホ
ルダーを動力遮断方向に回転させるリリースレバーとを
有することを特徴とする。
【0006】この構成によれば、揺動レバーの正逆一方
向の揺動動作により、ワンウェイクラッチのインナーレ
ースが回転すると、ホルダーを介してばねにより付勢さ
れた転接子がインナーレースとアウターレースの傾斜部
との間に噛み込み(食い込み)、インナーレースの揺動
がアウターレースに伝達されてこれを同方向に回動させ
る。これにより、アウターレース側のカバーテープリー
ルがわずかに回転する。一方、揺動レバーが逆の方向の
揺動動作すると、ばねに抗して転接子がアウターレース
の傾斜部から離れて、インナーレースの動力が遮断さ
れ、カバーテープリールは回転停止状態となる。すなわ
ち、揺動レバーが揺動動作を繰り返すことにより、カバ
ーテープリールが一方向(巻取り方向に)間欠回転す
る。一方、リリースレバーを回転操作して、ホルダーを
強制的に動力遮断方向に回転させると、転接子がアウタ
ーレースの傾斜部から離なされて、カバーテープリール
は自由回転状態となる。なお、揺動レバーからアウター
レースに動力を入力し、インナーレースからカバーテー
プリールに出力する構成としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るカバーテープ巻取り機構を備えた
電子部品供給装置について説明する。この電子部品供給
装置は、チップマウンタ(電子部品装着装置)の装置本
体に、チップコンデンサやチップ抵抗などの電子部品を
供給するものであり、これら電子部品はキャリアテープ
に搭載され、キャリアテープの間欠送りに伴って装置本
体に1個ずつ供給される。
【0008】図1は電子部品供給装置の全体側面図であ
り、図2はその部分側面図である。両図に示すように、
電子部品供給装置1は、装置フレーム2と、装置フレー
ム2に回転自在に装着したキャリアテープリール3と、
キャリアテープリール3から繰り出されたキャリアテー
プCを電子部品Aのピックアップ位置Sまで間欠送りす
るテープ送り機構4と、ピックアップ位置Sの手前でキ
ャリアテープCのカバーテープCaを引き剥がすと共に
これを巻き取るカバーテープ巻取り機構5と、ピックア
ップ位置Sに送り込まれた電子部品Aの上側を開放して
電子部品Aのピックアップを可能にするシャッタ機構6
と、テープ送り機構4、カバーテープ巻取り機構5およ
びシャッタ機構6の駆動源となる駆動シリンダ7と、を
備えている。
【0009】電子部品Aを搭載したキャリアテープC
は、キャリアテープリール3に巻回した状態で提供され
る。キャリアテープリール3は制動回転し、キャリアテ
ープリール3から繰り出されたキャリアテープCは、ピ
ックアップ位置Sの手前のテープ経路に配設したサプレ
ッサ9の下側を潜るようにして、ピックアップ位置Sに
送り込まれる。サプレッサ9のピックアップ位置S廻り
は切り欠かれており、この部分に後述するシャッタ機構
4のシャッタ51が組み込まれている。
【0010】また、シャッタ51の手前に位置してサプ
レッサ9にはスリット10が形成されており、このスリ
ット10からキャリアテープCのカバーテープCaが引
き剥がされ、後述するカバーテープ巻取り機構5のカバ
ーテープリール41に巻き取られる。すなわち、キャリ
アテープCに搭載した電子部品Aは、カバーテープCa
を引き剥がされた状態で、ピックアップ位置Sに設けた
シャッタ51に臨む。電子部品Aがピックアップ位置に
臨むと、シャッタ51が開放動作し、装置本体側の装着
ヘッドHが下降してきて、その吸着ノズルHaが電子部
品Aを吸着する(図2参照)。
【0011】駆動シリンダ7は、そのシリンダ本体21
の尾端部で装置フレーム2に揺動自在に支持されてお
り、そのピストンロッド22の先端には、テープ送り機
構4、カバーテープ巻取り機構5およびシャッタ機構6
に動力を伝達する伝達プレート23が固定されている。
ピストンロッド22の進退により伝達プレート23が揺
動しながら進退し、その後退動作(引き動作)で、テー
プ送り機構4によるキャリアテープCの送りと、カバー
テープ巻取り機構5によるカバーテープCaの巻き取り
と、シャッタ機構6によるシャッタ51の閉塞動作とが
行われ、前進動作で、シャッタ機構6によるシャッタ5
1の開放動作が行われる。
【0012】テープ送り機構4は、キャリアテープCに
形成した送り孔(図示省略)に噛み合ってこれを送るス
プロケット31と、スプロケット31に重ねるように固
定され且つ同軸上に配設した爪車32と、爪車32に噛
み合い爪車32を間欠回転させる送り爪33と、送り爪
33を回動自在に支持すると共に爪車32と同軸上に揺
動自在に設けられた送りレバー34とを有している。送
りレバー34の端部には、上記の伝達プレート23が回
動自在に連結されており、伝達プレート23の進退に伴
って送りレバー34が揺動し、送り爪33と図外のスト
ッパとにより爪車32が間欠回転する。爪車32が間欠
回転すると、同時にスプロケット31が間欠回転し、キ
ャリアテープCを間欠送りする。
【0013】カバーテープ巻取り機構23は、装置フレ
ーム2に支軸42を介して回転自在に取りつけられたカ
バーテープリール41と、カバーテープリール41およ
び支軸42間に組み込まれたワンウェイクラッチ43
と、ワンウェイクラッチ43を介してカバーテープリー
ル41を一方向に間欠回転させる揺動レバー44と、揺
動レバー44と上記の伝達プレート23とを連結する連
結アーム45とを有している。連結アーム45は、一端
を伝達プレート23に固定され、後方に駆動シリンダ7
と平行に延在して揺動レバー44に回動自在に取り付け
られている。
【0014】揺動レバー44は、ワンウェイクラッチ4
3のインナー側に固定されたリング部44aと、リング
部44aから径方向に延びるアーム部44bとで一体に
形成されており、このアーム部44bに連結アーム45
が回動自在にピン連結されている。伝達プレート23の
進退に伴い、連結アーム45を介して揺動レバー44が
揺動すると、図外の送りストッパとワンウェイクラッチ
43との相互作用によりカバーテープリール41が一方
向(巻取り方向)に間欠回転する。これにより、キャリ
アテープCから引き剥がされたカバーテープCaは、弛
みを生ずることなくカバーテープリール41に巻き取ら
れてゆく。
【0015】なお、揺動レバー44は、後述するシャッ
タ機構6のコイルばね55により元の位置に復帰する
が、図1に示すように、揺動レバー44に復帰ばね46
を掛止めし、この復帰ばね46により揺動レバー44を
直接的に復帰させるようにしてもよい。この場合には、
揺動レバー44のリング部44aに、アーム部44bと
は逆側に位置してばね取付部44cを形成し、復帰ばね
46をこのばね取付部44cと装置フレーム2との間に
掛け渡すようにする。
【0016】シャッタ機構6は、サプレッサ9の押さえ
片9aの端部に摺動自在に設けられたシャッタ51と、
シャッタ51の尾端から延びる連結リンク52と、上端
部を連結リンク52の尾端に回動自在に連結された回動
リンク53と、上記の連結アーム45の下端部に取り付
けられ回動リンク53に当接する作動ピン54と、シャ
ッタ51を開放する方向に回動リンク53を付勢するコ
イルばね55とを備えている。この場合、回動リンク5
3はその長手方向の中間位置で、装置フレーム2に回動
自在に支持されている。また、コイルばね55は、回動
リンク53の下端部と装置フレーム2との間に掛け渡さ
れている。
【0017】シャッタ51は、サプレッサ9の側面に設
けた一対のピン11,11に長孔51aを係合させるこ
とで、このピン11をガイドとして進退(開閉)し、ピ
ックアップ位置Sに臨んだキャリアテープCの上部を開
閉する。すなわち、シャッタ51は、閉塞位置に移動し
た状態で、ピックアップ位置Sに送り込まれた電子部品
AをキャリアテープCの収容部から飛び出さないように
押さえており、開放位置に移動した状態で、ピックアッ
プ可能となるように電子部品Aの上側から後退する。
【0018】カバーテープ巻取り機構5の巻取り動作に
伴って連結アーム45が後方に移動すると、作動ピン5
4がコイルばね55に抗して回動リンク53を回動さ
せ、連結リンク52を介してシャッタ51を前進(閉塞
動作)させる。逆に、連結アーム45が前方に移動する
と、コイルばね55が回動リンク53を逆方向に回動さ
せ、連結リンク52を介してシャッタ51を後退(開放
動作)させる。
【0019】一方、回動リンク53の上端部近傍に位置
して、シャッタ51の開閉ストロークを調節するストロ
ーク調節機構57が配設されている。ストローク調節機
構57は、サプレッサ9の側面に形成した水平方向(シ
ャッタの進退方向)に延びる長孔58と、この長孔58
に螺合したストッパねじ59とで構成されている。スト
ッパねじ59を長孔58の延在方向の適宜の位置に締結
することにより、シャッタ51の開放端位置が規制さ
れ、シャッタ51の開閉ストロークが微調整される。
【0020】ここで、キャリアテープCの送り、カバー
テープCaの巻取りおよびシャッタ51の開閉の相互の
タイミングについて説明する。テープ送り機構4により
キャリアテープCを1回間欠送りすると、これと同期し
てカバーテープ巻取り機構5がカバーテープCaを1回
の間欠送り分の剥離(引き剥がし)しながら巻き取る。
続いてテープ送り機構4およびカバーテープ巻取り機構
5が停止する(空転動作)と、シャッタ機構6が開放動
作し、ピックアップ位置Sに送り込まれた電子部品Aに
対しシャッタ51を開放する。シャッタ51が開放動作
すると、装着ヘッドHによる電子部品Aのピックアップ
(吸着)が行われ、続いてシャッタ51が閉塞するが、
このとき同時に上記のキャリアテープCを間欠送りとカ
バーテープCaの巻取りが行われる。
【0021】次に、図3を参照して、カバーテープ巻取
り機構5のワンウェイクラッチ43廻りの構造につい
て、詳細に説明する。上述したように、支軸42とカバ
ーテープリール41との間には、ワンウェイクラッチ4
3が介設されている。ワンウェイクラッチ43は、支軸
42に回転自在に軸支されたインナーレース61と、カ
バーテープリール41が装着されたアウターレース62
と、インナーレース61およびインナーレース62間の
周方向に介在させた2列複数個のコロ(転接子)63
と、2列複数個のコロ63を保持するホルダー64と、
ホルダー64を介して各コロ63を動力伝達方向に付勢
する4つのばね(板ばね)65と、この4つのばね(板
ばね)65を一体的に有すると共にホルダー64に係合
するリリースレバー66とを備えている。各ばね65
は、逆「V」字状に形成され、先端をアウターレース6
2に当接している。
【0022】リリースレバー66は、アウターレース6
2から軸方向に幾分突出しており、アウターレース62
の内周面に回転可能に係合している。また、リリースレ
バー66は、その内周面でホルダー64とスプライン係
合すると共に、外周部に突設した4つのばね65の部分
で、アウターレース62に形成したばね収容孔62aに
係合している。すなわち、4つのばね65はアウターレ
ース62を受けとし、ホルダー64を介してコロ63を
一方向(動力伝達方向)に付勢しており、この状態で各
コロ63は、インナーレース61の外周面とアウターレ
ース62の内周面に形成した傾斜部62bとに当接して
いる。
【0023】また、インナーレース61の端部には、上
記の揺動レバー44がそのリング部44aでかしめ固定
されており、揺動レバー44がインナーレース61をば
ね65の付勢方向(動力伝達方向)と同方向に回転させ
る(正方向の揺動動作)と、コロ63がインナーレース
61とアウターレース62の傾斜部62bとの間に噛み
込まれ、回転動力がアウターレース62に伝達されてこ
れを回転させる(正方向の回転)。続いて、揺動レバー
44がインナーレース61をばね65の付勢方向と逆方
向(動力遮断方向)に回転させる(逆方向の揺動動作)
と、ばね65に抗してコロ63がアウターレース62の
傾斜部62bから離れ、アウターレース62への回転動
力が遮断されて、インナーレース61のみ空回転する
(逆方向の回転)。なお、インナーレース61が逆方向
に回転するときには、カバーテープリール41は上記の
送りストッパ(図示省略)により、その逆転を阻止され
ている。
【0024】このように、揺動レバー44の揺動によ
り、ワンウェイクラッチ43を介してカバーテープリー
ル41が間欠回転する。なお、ワンウェイクラッチ43
では、コロ63がばね65により常に付勢されているた
め、ラチェット歯車とラチェット爪を用いた従来の機構
と異なり、揺動レバー44に対するカバーテープリール
41のレスポンスが良好となる。
【0025】一方、リリースレバー66を、ばね65の
付勢力に抗する方向に回転させると、ホルダー64を介
してコロ63が移動する。具体的には、リリースレバー
66の逆転操作(動力遮断方向への回転)により、イン
ナーレース61とアウターレース62の傾斜部とに当接
していたコロがホルダー64と共に移動し、インナーレ
ース61とアウターレース62の相互間において、コロ
63による動力伝達が阻止される。すなわち、リリース
レバー66を回転操作することで、カバーテープリール
41が自由回転可能状態となる。なお、図中の符号66
aは、リリースレバー66に形成した滑止め突起であ
り、リリースレバー66の正面に放射状に形成されてい
る。
【0026】このような構成では、リリースレバー46
の回転操作でカバーテープリール41を自由回転状態と
することができるため、キャリアテープCの交換時など
に、カバーテープCaを簡単に弛ませることができ、カ
バーテープCaを切断することなく、カバーテープリー
ル41を支軸(実際にはワンウェイクラッチ43)42
から簡単に外すことができる。したがって、キャリアテ
ープCを無駄に消費することなく、これを簡単に交換す
ることができる。
【0027】なお、実施形態では、リリースレバーとば
ねとが一体化した構造になっているが、この両者を別体
に構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の電子部品供給装置
のカバーテープ巻取り機構によれば、リリースレバーを
回転操作することで、カバーテープリールが自由回転状
態となるため、キャリアテープの交換時などにおいて、
カバーテープを簡単に弛ませることができ、カバーテー
プリールの取り外しに支障を生ずることがない。カバー
テープリールを間欠回転させためにワンウェイクラッチ
を用いているため、騒音などを軽減することができ、且
つ間欠回転の追従性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子部品供給装置の
全体側面図である。
【図2】実施形態に係る電子部品供給装置の前部の拡大
側面図である。
【図3】カバーテープ巻取り機構におけるワンウェイク
ラッチ廻りの構造図である。
【符号の説明】
1 電子部品供給装置 5 カバーテープ巻取り機構 41 カバーテープリール 42 支軸 43 ワンウェイクラッチ 44 揺動レバー 61 インナーレース 62 アウターレース 62b 傾斜部 63 コロ 64 ホルダー 65 ばね 66 リリースレバー A 電子部品 C キャリアテープ Ca カバーテープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を搭載したキャリアテープから
    カバーテープを引き剥がしながらこれを巻き取る電子部
    品供給装置のカバーテープ巻取り機構において、 前記カバーテープを巻き取るカバーテープリールと、前
    記カバーテープリールを回転自在に軸支する支軸と、前
    記カバーテープリールと前記支軸との間に介設したワン
    ウェイクラッチと、前記ワンウェイクラッチに動力を入
    力する揺動レバーとを備え、 前記ワンウェイクラッチは、アウターレースと、インナ
    ーレースと、前記アウターレースおよび前記インナーレ
    ース間に介在させた複数個の転接子と、複数個の転接子
    を保持するホルダーと、前記ホルダーを介して前記複数
    個の転接子を動力伝達方向に付勢するばねと、前記ばね
    に抗して前記ホルダーを動力遮断方向に回転させるリリ
    ースレバーとを有することを特徴とする電子部品供給装
    置のカバーテープ巻取り機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115004879A (zh) * 2020-03-18 2022-09-02 株式会社富士 带盘拆装装置及供料器准备系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115004879A (zh) * 2020-03-18 2022-09-02 株式会社富士 带盘拆装装置及供料器准备系统
CN115004879B (zh) * 2020-03-18 2023-11-28 株式会社富士 带盘拆装装置及供料器准备系统

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