JP2001284865A - ヒートシンク及びその製造方法、並びに、当該ヒートシンクを有する電子機器 - Google Patents

ヒートシンク及びその製造方法、並びに、当該ヒートシンクを有する電子機器

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JP2001284865A
JP2001284865A JP2000097782A JP2000097782A JP2001284865A JP 2001284865 A JP2001284865 A JP 2001284865A JP 2000097782 A JP2000097782 A JP 2000097782A JP 2000097782 A JP2000097782 A JP 2000097782A JP 2001284865 A JP2001284865 A JP 2001284865A
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cooling
heat
housing
heat sink
fan
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Koichi Inoue
康一 井上
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Fujitsu Ltd
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    • Y10T29/4935Heat exchanger or boiler making

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、設置時及び交換時に、様々な形状
や発熱量を有する発熱素子や様々な形状や寸法の設置場
所にきめ細やかかつ安価に対応することが可能なヒート
シンク及びその製造方法、並びに、当該ヒートシンクを
有する電子機器を提供することを例示的目的とする。 【解決手段】 本発明のヒートシンクは、筐体と、前記
筐体と分離可能に結合し、発熱部から熱を受けて前記発
熱部を放熱する冷却フィンと、前記冷却フィンを強制的
に冷却すると共に前記筐体に接続する冷却ファンとを有
し、各要素はそれぞれ単独で交換することできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に電子機器に
設けられる放熱機構に係り、特に、電子機器に搭載され
た発熱性回路素子(発熱素子)から発生する熱を放出す
るヒートシンク及びその製造方法に関する。本発明の電
子機器は、ノート型パーソナルコンピュータ(PC)、
パーソナル・ディジタル・アシスタンツ(PDA)、携
帯型ゲーム装置、各種ドライブなどの携帯型電子機器
と、ディスプレイ一体型やスリム型のデスクトップPC
やワープロなどの省スペース型電子機器と、省スペース
型でないデスクトップPCやワープロとを含み、更に、
プリンタ、ファックス機、コピー機などの画像形成装置
を含む。本発明は、例えば、ノート型PCのマザーボー
ドに実装される各種回路素子の放熱機構に好適である。
【0002】
【従来の技術】ノート型PCは典型的な携帯型電子情報
端末として広く市場に出回っている。ノート型PCのマ
ザーボード(又はメインボード)は、CPUソケットや
様々なメモリ(ソケット)、チップセット、拡張スロッ
ト及びBIOSROMなどの回路素子を実装し、PCの
性能や機能を直接的に左右する。
【0003】近年のノート型PCは、マザーボードに搭
載される各種回路素子の高速化と高機能化に伴って、発
熱素子の数が増加すると共にかかる回路素子からの発熱
量が増加する傾向にある。そこで、マザーボードに直接
に又はソケット等を介して実装される発熱素子及びその
他の回路素子を熱的に保護するためにマザーボードには
ヒートシンクと呼ばれる冷却装置が設けられている。
【0004】ヒートシンクは典型的に多数の高伝熱性部
材(フィン組立体)からなる冷却(又は放熱)フィンを
有し、自然空冷によって発熱素子を冷却する。しかし、
近年の発熱素子の発熱量は自然空冷では対応できなくな
る傾向にある。そこで、ヒートシンクの冷却効果を高め
るために冷却ファンを更に有するファン付ヒートシンク
が提案されている。ファン付ヒートシンクはファンが発
生する空気流によってヒートシンクを強制的に冷却す
る。従来のファン付ヒートシンクは、CPUからの発熱
量が最も大きいために、典型的に、マザーボードのCP
Uの上部に設けられている。
【0005】ファン付ヒートシンクは、小型化及び剛性
を高めるため、冷却フィンと、当該冷却フィンの底面を
形成して発熱素子から冷却フィンへの熱伝達を可能にす
るベースと、冷却ファンを収納する収納部とをダイキャ
スト法により一体的に形成している。このような一体型
ヒートシンクは、発熱素子とベースとの接続面(受熱
面)から冷却フィンへの熱伝導を効率よく行えるため、
高い熱交換性能を有する。冷却フィンを冷却ファンと同
一平面上に(例えば、冷却フィンを冷却ファンの周り
に)配置して省スペース化を図るファン付ヒートシンク
も提案されている。かかる配置は、薄型化(ロープロフ
ィール化)が要請されている近年のノート型PCに適し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の一体型
ファン付ヒートシンクは、設置時において、様々な形状
や発熱量を有する発熱素子や様々な形状や寸法の設置場
所にきめ細やかに対応することができなかった。例え
ば、冷却効率を高めるためにより大型の冷却ファンを使
用したい場合、冷却フィンをアルミニウム製から銅製に
したり冷却フィンを構成するフィン組立体の形状を変更
したりして冷却効率を変更したい場合、発熱素子や設置
場所の形状や寸法に合わせて筐体の形状や寸法を変更し
たい場合がある。ところが、いずれの場合にも、従来の
一体型ファン付ヒートシンクは不経済にもヒートシンク
全体を交換する必要とする。例えば、冷却ファンの周り
に冷却フィンが配置されていれば冷却ファンを大型のも
のに交換することはできないし、冷却フィンや冷却ファ
ンはそのままにして筐体の形状を変更することもできな
い。更に、アルミダイキャスト製のファン付ヒートシン
クの冷却フィンだけを銅製に変更することも不可能な場
合が多かった。この結果、電子機器毎に異なるヒートシ
ンクを設計しなければならず、電子機器のコストアップ
も招いた。
【0007】同様に、従来の一体型ファン付ヒートシン
クは、そのうちの一の構成要素が破損した場合にもヒー
トシンク全体を交換しなければならず不経済であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、この
ような従来の課題を解決する新規かつ有用なヒートシン
ク及びその製造方法、並びに、当該ヒートシンクを有す
る電子機器を提供することを本発明の概括的目的とす
る。
【0009】より特定的には、本発明は、設置時及び交
換時に、様々な形状や発熱量を有する発熱素子や様々な
形状や寸法の設置場所にきめ細やかかつ安価に対応する
ことが可能なヒートシンク及びその製造方法、並びに、
当該ヒートシンクを有する電子機器を提供することを例
示的目的とする。
【0010】上記目的を達成するために、本発明の例示
的一態様としてのヒートシンクは、筐体と、前記筐体と
分離可能に結合し、発熱部から熱を受けて前記発熱部を
放熱する冷却フィンとを有する。また、代替的に、ヒー
トシンクは、筐体と、前記筐体と分離可能に結合し、発
熱部から熱を受ける受熱面と、前記受熱面の裏面側に形
成されて前記発熱部を放熱する冷却フィンを有する基部
とを有する。更に、前記冷却フィンは前記基部から取り
外し可能である。かかるヒートシンクは、筐体と冷却フ
ィンとが分離可能であるため、筐体又は冷却フィン単独
の交換が容易である。また、冷却フィンと基部とも分離
可能であるため、各要素の単独交換が容易である。ここ
でいう交換には、単に破損した筐体や冷却フィンを変更
する場合のみならず、材質や形状の変更(冷却フィンを
アルミニウム製から銅製にしたり冷却フィンを構成する
フィン組立体の形状を変更したりするなど)する場合も
含む。
【0011】前記ヒートシンクは、前記冷却フィンを強
制的に冷却すると共に前記筐体に接続する冷却ファンを
更に有してもよく、前記冷却ファンと前記冷却フィンは
同一平面上に配置される。この場合、前記ヒートシンク
(ファン付ヒートシンク)は冷却機能を高めると共に冷
却フィンと冷却ファンとが同一平面上に配置するのでヒ
ートシンク自体の薄型化に寄与する。
【0012】本発明の例示的一態様としての筐体は、放
熱のために、発熱部を放熱する冷却フィンを分離可能に
収納する収納部を有することを特徴とする。かかる筐体
は冷却フィンとは独立に形成されるため、電子機器内の
設置場所の寸法や形状に対応して自由に設計可能であ
り、また、筐体と冷却フィンとを独立して開発すること
ができる。
【0013】前記筐体は、前記収納部に前記冷却フィン
を強制的に冷却する冷却ファンを更に収納することがで
き、前記冷却ファンと前記冷却フィンは同一平面上に配
置される。この場合、前記筐体は、冷却フィンと冷却フ
ァンとが同一平面上に配置するので筐体自体の薄型化に
寄与する。
【0014】本発明の例示的一態様としての冷却フィン
は、発熱部を放熱する複数のフィン含むフィン組立体
と、当該フィン組立体を分離可能に収納する収納部を有
する筐体に前記フィン組立体とを接続するための接続部
とを有する。かかる冷却フィンは筐体とは独立に形成さ
れるため、発熱素子の寸法や形状、設置場所の寸法や形
状などに対応して自由に設計可能であり、また、筐体と
冷却フィンとを独立して開発することができる。また、
前記冷却フィンは、受熱面を形成する基部を更に有して
もよい。
【0015】本発明の例示的一態様としてのヒートシン
クの製造方法は、筐体を成形する工程と、冷却フィンを
有して前記筐体に分離可能に結合する基部を成形する工
程と、前記筐体と前記基部とを分離可能に接続する工程
とを有する。かかる製造方法は、筐体と基部とを別個独
立に製造してこれらを接続するので、両者がそれぞれ寸
法、形状、材質などが異なる複数種類を有する場合に任
意の種類を選択することができ、冷却性能の異なるヒー
トシンクを製造することができる。前記基部を成形する
工程は、前記冷却フィンを鍛造法又はプレス法によって
形成されてもよい。この場合、高精度及び高強度の基部
を形成することができる。
【0016】前記ヒートシンクの製造方法は、冷却ファ
ンを前記筐体に取り付ける工程を更に有してもよく、当
該工程は、前記冷却ファンと前記冷却フィンとを同一平
面上に配置することを特徴とする。この場合、前記ヒー
トシンクは、冷却フィンと冷却ファンとが同一平面上に
配置するのでヒートシンク自体の薄型化に寄与する。
【0017】本発明の例示的一態様としての電子機器
は、発熱部を実装するプリント基板と、前記プリント基
板に設けられて前記発熱素子を冷却するヒートシンクと
を有する電子機器であって、前記ヒートシンクは、筐体
と、当該筐体と分離可能に結合し、発熱部から熱を受け
て前記発熱部を放熱する冷却フィンを有することを特徴
とする。更に、前記電子機器は、前記冷却フィンを強制
的に冷却すると共に前記筐体に接続する冷却ファンとを
更に有してもよく、前記冷却ファンと前記冷却フィンは
同一平面上に配置される。かかる電子機器は、上述のヒ
ートシンクを有するために各要素の単独交換が容易であ
ることから、電子機器の要求にきめ細やかに、かつ、経
済的に対応することができる。
【0018】本発明の他の目的と更なる特徴は、以下、
添付図面を参照して説明される実施例において明らかに
なるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照して、
本発明の例示的一態様としてのファン付ヒートシンク1
10を有する放熱機構100について説明する。本実施
例の放熱機構100は、主として、本発明のファン付ヒ
ートシンク110から構成される。放熱機構の要素とし
て、選択的に、貫通孔166が設けられたマザーボード
160を加えてもよい。放熱機構100は、少なくとも
冷却フィン140を含む。ここで、図1は、本発明の例
示的一態様としての放熱機構100の分解斜視図であ
る。また、図2は、放熱機構100のマザーボード16
0の裏面を示す斜視図である。図3は、図1に示すファ
ン付ヒートシンク110を示す概略拡大斜視図である。
図4は、本発明の例示的一態様としてのファン付ヒート
シンク110の内部を示す分解斜視図である。
【0020】本実施例の放熱機構100として、図1に
点線で示すCPU150(又は、MPUとも称する。広
義では、プロセッサを意味するものであって、以下、本
出願では、同様に扱うものとする。)を冷却するために
CPU150上に熱的に接触して設けられるCPU15
0用のファン付ヒートシンク110を利用している。必
要であれば、放熱機構100は貫通孔166が設けられ
たマザーボード160を有してもよい。ファン付ヒート
シンク110は、筐体120と、冷却ファン130と、
複数の冷却フィン140(図4)とを有している。
【0021】筐体120は、例えば、アルミニウム、
銅、窒化アルミニウム、人工ダイヤモンド、プラスチッ
ク等の高熱導電性材料から構成されるほぼ直方体形状フ
レームであり、上面122と、取付孔123aと、取付
溝123bと、下面124と、吸気口125と、端面1
26と、排気口127と、収納部128とを有する。更
に、下面124は、図4を参照するに、板状フィン14
2が接続される基部144を含む。下面124及び基部
144は、CPU150との接触熱抵抗を減少させるた
め平坦に形成されることが望ましい。ヒートシンク11
0は板金加工、アルミダイキャストその他の方法によっ
て製造される。筐体120は、プラスチック製であれ
ば、例えば、射出成形によって形成されてもよい。筐体
120の一部(例えば、冷却ファン130と冷却フィン
140)は分割可能であってもよい。ここで、吸気口1
25は、筐体120の上面側122と下面側124の両
方に設けられている。図3に示すように、吸気口125
は、上面122と下面124を貫通している。よりわか
り易くは、図4で示すように、下面側124にも吸気口
125が設けられているのが判る。このファン付きヒー
トシンク110(図1、図3)は、ヒートシンク110
の上下面122及び124の両面から吸気が可能であ
る。
【0022】冷却ファン130及び/又は冷却フィン1
40の交換又は保守の便宜のために、筐体120の上面
122は、図4に示すように、蓋部として、下面124
を含む本体部から取り外し可能に構成されることが好ま
しい。代替的に、図1に示すヒートシンク110の代わ
りに図4に示す蓋部のないヒートシンクを使用すること
もできるが、冷却ファン130の回転に伴う騒音を低減
するために蓋部が設けられることが好ましい。更に、図
4に示すように、本発明のファン付きヒートシンク11
0は、冷却フィン140を下面124から取り外すこと
が可能である。つまり、本発明のファン付きヒートシン
ク110は、下面124と冷却フィン140とが分割さ
れて製造されている。
【0023】筐体120は、冷却ファン130と冷却フ
ィン140とを収納部128に収納している。収納部1
28は冷却フィン130を収納する半円部128aと冷
却フィン140を収納する直方部128bとを有する。
収納部128は、冷却ファン130が発生する空気流が
通過する風洞空間としても機能する。筐体120もその
表面から放熱を行うことができるので、必要があれば、
上下面122及び124その他の面を突起状にして表面
積を増大させて放熱効果を高めてもよい。
【0024】図1において、取付孔123a及び取付溝
123bは上下面122及び124を貫通してビス17
0と係合する。ビス170を中空にして、マザーボード
160に設けられたCPU150を設置用のソケット1
51を貫通するピン172と係合可能に構成してもよ
い。ソケット151はCPU150を交換可能にする。
代替的に、ビス170はマザーボード160の図示しな
い孔を貫通してマザーボード160に、必要があれば、
図示しないナットなどを介して固定される。この結果、
筐体120は、取付孔123a及び取付溝123bとビ
ス170を介して、マザーボード160に固定される。
もっとも、筐体120とCPU150を熱的に接続する
手段は問わない。例えば、両者を熱伝導性接着剤や半だ
付け(クリーム半だとリフロー炉を利用するなど)によ
って接着したり、先端にスリット付頭部を有する取付ピ
ンをマザーボード160の後述する面164から挿入し
て取付孔123a及び取付溝123bから突出した部分
にコイルばねを掛けて固定したりしてもよい。
【0025】図1、図3及び図4において、吸気口12
5は、上下面122及び124を貫通して冷却ファン1
30を外部に連通させる。また、吸気口125はマザー
ボード160の後述する貫通孔166に連通していても
よい。端面126には排気口127が設けられており、
冷却ファン130及び冷却フィン140に連通してい
る。吸気口125は、CPU150からの発熱と共に、
広くマザーボード160に実装されている発熱素子から
の暖気を筐体120内に導入する機能を有する。
【0026】この結果、吸気口125は、上下面122
及び124においてマザーボード160の後述する面1
62側の暖気を筐体120内に導入することができ、下
面124において貫通孔166を介してマザーボード1
60の後述する面164からの暖気を筐体120内に導
入することができる。即ち、冷却ファン130の両側
(122及び124側)から、筐体120内に導入でき
る。導入された暖気は冷却ファン130によって後述す
る冷却フィン140に供給されて熱交換を経た後で排気
口127から排気される。導入された暖気はかかる熱交
換により冷却される。排気口127は、後述するノート
型PC200の側部225に内蔵されている図示しない
放熱用板金又は側部225に設けられた排気口付近に連
通している。また、上述したように、暖気の熱は筐体1
20の表面からも放出される。
【0027】吸気口125は、本実施例では、冷却ファ
ン130の全部が外部に露出する程度の大きさを有する
が、その大きさは任意に設定することができ、また、必
要があれば、複数の孔(例えば、メッシュ構造)から構
成されてもよい。更に、吸気口125は、図3のよう
に、上下面122及び124に設けられているが、どち
らか一方だけに設けられてもよい。
【0028】必要があれば、筐体120は、例えば、下
面124を有する底部を中空にして冷却水(水その他の
冷媒(例えば、フレオン、アルコール、アンモニア、ガ
ルデン、フロン等))を収容してヒートパイプ板を構成
してもよい。また、中空部にメッシュ(又はウイック)
を挿入して毛細管現象により冷却水を還流させると更に
効果的である。また、筐体120は、必要があれば、外
部のヒートパイプなどと接続されてもよい。ここで、ヒ
ートパイプは、アルミニウム、ステンレス、銅などで形
成された高低差のあるパイプを有する。パイプは、その
内側にガラス繊維や網状の細い銅線などで形成したウイ
ック材を張り、内部を減圧にして水などの冷却水を収納
する。低位置にある発熱体から熱を得ると冷却水が気化
して高位置に移動し、高位置において自然又は強制冷却
されて再び液化して低位置に戻るサイクルを繰り返して
発熱体を冷却する。
【0029】また、他の実施の形態として、選択的に、
貫通孔166を利用して、ファン付きヒートシンク11
0に接続されたヒートパイプ61をマザーボード160
の裏面164に延伸させることが可能である。この実施
の形態を図8に示す。図8のファン付きヒートシンク1
100の側面にヒートパイプ61が連結されている。ヒ
ートパイプ61は、マザーボード160の上面162か
ら貫通孔166を通じてマザーボード160の裏面16
4に延伸する。図8中のヒートパイプ61の点線部で、
吸気口125の下に位置する部分がマザーボード160
の貫通孔166を通過する。なお、図8では、マザーボ
ード160の図は省略している。ヒートパイプ61は、
裏面164側で発熱性の電子部品などと図中の62の位
置で連結して、その熱をファン付きヒートシンク110
0に移動させる。従って、ヒートパイプ61により伝え
られる熱が冷却ファン130により放熱される。この構
成により、貫通孔166の裏面164からの吸気とヒー
トパイプの配置に兼用が可能となる。なお、図8のファ
ン付きヒートシンク1100の構造は、図1、図3及び
図4のファン付きヒートシンク110と、ヒートパイプ
61が連結されている以外は、同じである。従って、図
8では、冷却ファン130などの図は省略する。ここ
で、ヒートシンク1100は、ヒートパイプ61を取付
部材を利用し接続しているため、ヒートパイプ61も自
由に分離可能である。この結果、ヒートパイプ61の材
質等を変化させて、冷却性能を変化させることが可能で
ある。また、各要素120乃至140の交換を妨げるこ
とがない。
【0030】冷却ファン130は回転して空気流を発生
することによって冷却フィン140を強制的に冷却す
る。冷却ファン130は、動力部132と、動力部13
2に固定されるプロペラ部134とを有する。動力部1
32は、典型的に、回転軸と、回転軸の周りに設けられ
たベアリングと、ベアリングハウスと、モータを構成す
る磁石とを有するが、動力部132は当業界で周知のい
かなる構造も使用することができるので、ここでは詳細
な説明は省略する。もっとも、ベアリングハウスへの電
熱を防止するためにベアリングハウスの内周壁面に断熱
部が形成されることが好ましい。断熱部は、例えば、フ
ッ素系樹脂、シリコン系樹脂などの低伝熱性材料を薄膜
上にして形成される。
【0031】プロペラ部134は所望の角度に形成され
た所望の数の回転翼を有する。回転翼は等角的又は非等
角的に配置され、所望の寸法を有する。冷却ファン13
0は、動力部132とプロペラ部134とは分割可能で
も分割不能でもよい。なお、冷却ファン130に接続さ
れる配線は図示が省略されている。前述した通り、冷却
ファン130は、吸気口125が筐体120の両側(1
22及び124側)に設けられているので、両側から吸
気することができる。
【0032】本実施例の冷却ファン130は、以下に説
明する冷却フィン140と同一平面上に配置されてお
り、それ自身が薄型に形成されている。このため、後述
するノート型PC200に収納された場合にそのベース
220をロープロフィールに維持することができる。ま
た、冷却ファン130を有するヒートシンク110はマ
ザーボード160の一面(表面162)に対して平行に
配置されている。かかる構造も後述するノート型PC2
00のベース220の薄型化に寄与する。上述したよう
に、冷却ファン130の下部には、選択的に、マザーボ
ード160の貫通孔166が位置している。
【0033】冷却フィン140は、図4のように、整列
した多数の板状フィン142と、筐体120の一部を構
成する基部144からなる。冷却フィン140は、凸形
状を有して表面積を増加させているので放熱効果が増加
している。もっともフィン142の形状は板状に限定さ
れず、ピン状、湾曲形状など任意の配置形状を採用する
ことができる。また、フィン142は、一定間隔で横に
整列する必要はなく、放射状に配置されたり、基部14
4又は下面124に対して傾斜して配置されたりしても
よい。また、フィン142は冷却ファン130の周りに
配置されてもよい。フィン142の数も任意に設定する
ことができる。フィン142はアルミニウム、銅、窒化
アルミニウム、人工ダイヤモンド、プラスチックなどの
高熱伝導性材料で形成されることが好ましい。フィン1
42は、金型成形、圧入、ロウ付け、溶接、射出成形な
どによって形成される。
【0034】基部144は、図4のように筐体120の
一部を構成し、後述するCPU150の受熱面として機
能する。そのため、基部144はCPU150に対し完
全に密着して熱伝導を良好にする必要がある。基部14
4の前記受熱面の裏面には、多数のフィン142が接続
する。基部144は、アルミニウム、銅、窒化アルミニ
ウム、人工ダイヤモンド、プラスチックなどの高熱伝導
性材料で形成されることが好ましい。更に、基部144
は、単独で形成されもよいし、フィン142と一体化し
た状態で形成されてもよい。フィン142と基部144
とが一体化されて成形されれば、熱抵抗が減少すること
から、熱伝導性を向上させることができる。
【0035】基部144は、金型成形、圧入、ロウ付
け、溶接、射出成形などによって形成される。本実施例
において、筐体120には、基部144が嵌め込まれる
部分に孔146が形成されており、基部144は筐体1
20の一部を構成する。しかし、基部144が筐体12
0の一部を構成せず、筐体下面124に接続されてもよ
い。
【0036】以下、冷却フィン140の製造方法につい
て説明する。冷却フィン140の製造方法としては、金
属材料を加工する方法が一般的であり、その種類として
は、鍛造法やプレス法がある。鍛造法やプレス法は、フ
ィン142と基部144を一体型として成形することが
できる。鍛造法とは、熱した金属の塊に対して、圧力を
加えることで、凹凸を形成していく方法である。例え
ば、図4に示す冷却フィン140は、所望の凹凸を有す
る金型を形成し、金属塊をその金型によって加圧し、形
成する。鍛造法は、金属を打ち抜いたり、溶融したりし
ないので、鍛流線が金型に沿った形状を有するため、強
度を失うことなく成形することが可能である。
【0037】一方、プレス法は、図5及び図6を使用し
て説明する。ここで、図5は、プレス法の工程を説明す
るための概要図である。図6は、図5の方法で成形され
た冷却フィン140の断面図である。図5によれば、冷
却フィン140板状の金属Mから製造される。プレス法
では、例えば、角形状の加圧部材Aを有するプレス順送
り金型が使用される。まず、図5に示すように、板状の
金属塊Mは、角形状の加圧部材Aによってプレス(加
圧)され、凹部が形成される。プレス順送り金型は、加
圧部材Aを順送りにプレスして、次々に金属板Mに凹部
を形成していく。これにより、金属板Mには、図6に示
すように、所望の数の凹部が形成され、その凹部に対応
する凸部としてフィン142が形成される。
【0038】収納部128のうち冷却フィン140を載
置する部分の真下にCPU150が配置される。換言す
れば、取付孔123a及び取付溝123bで囲まれた部
分の収納部128に冷却フィン140は形成される。上
述のように冷却フィン140(の基部144)とCPU
150とは熱的に接続しており、この結果、CPU15
0からの熱は効率的に冷却フィン140に熱伝達され
る。また、冷却フィン140は冷却ファン130からの
送風を受けて効率よく放熱を行うことができる。
【0039】冷却フィン140は、熱交換部であるた
め、ファン付ヒートシンク110を構成する他の要素よ
りも良好な熱伝導性が求められる。特に、冷却効果を向
上させるためには、冷却フィン140の形状、サイズ及
び材質等を変更することが最も効率的である。また、冷
却フィン140は、冷却ファン130のように電気的な
接続が必要ないため、比較的交換しやすい部材である。
そこで、本発明のヒートシンク110は、従来は一体化
で形成されていた筐体120と冷却フィン140とを分
割することで、冷却フィン140単独の交換を可能とす
る。
【0040】本実施例の冷却フィン140は、基板14
4上にフィン142が一体化して形成されている。冷却
フィン140は、例えば、接着剤によって筐体120に
接続される。接着剤は、熱伝導性の高い接着剤が利用さ
れる。更に、冷却フィン140は、交換に便利なよう
に、筐体120の下面124とCPU150とに狭持さ
れるように接続してもよい。この場合、冷却フィン14
0の基部144は、筐体120に設けられている孔14
6よりも大きな面積で形成されている。このような取り
付け方法では、冷却フィン140に対し、新たに取り付
け部材を設ける必要がないため、取り付け工程の簡略化
を図ることができる。
【0041】本発明のファン付きヒートシンク110
は、筐体120、冷却ファン130、冷却フィン140
とがそれぞれ独立、分離した構造であるため、その組み
合わせによって、所望の冷却性能をコントロールするこ
とができる。そのため、ヒートシンク110は、設置時
に、様々な形状や発熱量を有する発熱素子や様々な形状
や寸法の設置場所にきめ細やかに対応することができ
る。従って、電子機器毎に異なるヒートシンクを設計す
る必要がなく、電子機器のコストアップを防止すること
が可能である。
【0042】ここで、従来のファン付きヒートシンクも
冷却ファンは取り外しが可能であった。しかし、冷却効
率を高めるためにより大型の冷却ファンを使用したい場
合に冷却ファンを交換することは、筐体への取付部材の
構造やプロペラ部のサイズによって困難を極めていた。
そのため、従来、冷却ファンの交換は行われず、ヒート
シンク全体を交換していた。また、冷却ファンが破損し
た場合にもヒートシンク全体を交換しなければならず不
経済であった。しかしながら、本発明のファン付きヒー
トシンク110は、冷却ファン130を交換する際に、
かかる冷却ファン130にあった形状を有する筐体12
0を選択するが可能であることから、従来のように全体
を交換するよりは経済的である。また、ヒートシンク1
10は、構成要素120乃至140の相性を相互的に考
慮し、冷却性能の最適化を行うことができるため、より
高性能の冷却が可能となる。
【0043】また、本発明のファン付きヒートシンク1
10は、要素120乃至140の材質等を変化させるこ
とで、重量を低減することができる。例えば、冷却フィ
ン140の形状を維持し、材質を銅(Cu)からアルミ
ニウム(Al)に変更すれば、重量は1/3以下にな
る。このように、ファン付きヒートシンク110の重量
が低減すれば、かかるヒートシンク110を有する後述
するノート型PC200の重量の低減化にも繋がる。更
に、本発明はファン付きヒートシンク110に限定され
ず、筐体120と冷却フィン140からなるヒートシン
ク110aであってもよい。例えば、ヒートシンク11
0aの重量を低減させたい場合は、上記のように、ヒー
トシンク110aの材質を銅(Cu)からアルミニウム
(Al)に変更することが効果的である。しかし、アル
ミニウムは、銅よりも熱伝導率が低く、熱交換性能が低
下する可能性がある。そこで、冷却フィン140は銅製
のものをそのまま使用して高い熱交換性を保持させつ
つ、筐体をアルミニウム製に交換し、重量を低減化し
た。これにより、冷却性能を落とすことなく、重量を低
減することが可能である。
【0044】ファン付きヒートシンク110の製造方法
を、簡略的に説明する。まず、筐体120が、例えば、
アルミダイキャスト法によって形成される。その後、別
の工程によって形成された、冷却ファン130が筐体1
20に取り付けられる。この時、筐体120には、図示
されないリード線引出孔が開設されており、かかる引出
孔を介して、冷却ファン130とマザーボードのリード
線とが接続する。これにより、冷却ファンは、マザーボ
ード160と電気的に接続する。次に、冷却フィン14
0が、例えば、接着剤等を利用して筐体120に嵌め込
まれて、ファン付きヒートシンク110が製造される。
製造後、ヒートシンク110は、例えば、冷却性能向上
のため、破損した要素のため、重量低減化のために各要
素120乃至140を交換することができる。
【0045】上記製造方法によって形成されたファン付
きヒートシンク110は、各要素120乃至140を個
別に製造し、その組み合わせによって発熱素子の寸法や
形状、設置場所の寸法や形状などに対応するため、開発
段階において、設計の自由度を上昇させることができ
る。また、各要素120乃至140に関する開発を個別
に行うことができるため、開発スピードを向上させるこ
ともできる。
【0046】本実施例のファン付ヒートシンク110
は、冷却ファン130が冷却フィン140の上部に配置
される構造よりも放熱効率が一般に高い。これは、
(1)冷却ファンが冷却フィンの上部にあると、動力部
の真下にある冷却フィンの部分にプロペラ部からの送風
量が少なくなり効果的な冷却が行えないこと、及び、
(2)CPUの発熱源はその中央部に集中しているこ
と、などによる。
【0047】また、かかる構造はファン付ヒートシンク
110自体を薄型にするため、ロープロファイルなノー
ト型PCに対して有用である。更に、かかる構造は、選
択的に設けられたマザーボード160の貫通孔166と
冷却ファン130との連通を容易にする。もっとも、冷
却ファン130とマザーボード160の貫通孔166と
の連通が確保される限り、冷却ファン130と冷却フィ
ン140とは同一平面上に配置される必要はないことが
理解されるであろう。
【0048】選択的に、冷却フィン140と上面122
とをその間に熱伝導弾性体(例えば、シリコンゴムな
ど)を介在させることにより熱伝導させて放熱効果を高
めてもよい。かかる構造は、冷却フィン140が冷却フ
ァン130の回転に伴う振動及び振動に伴う雑音の除去
にも寄与する。熱伝導弾性体が冷却ファン130の回転
に伴う振動を吸収することによりビス170の緩みも防
止することができる。
【0049】マザーボード160はCPUソケット15
1や様々なメモリ(ソケット)、チップセット、拡張ス
ロット及びBIOSROMなどの回路素子を実装するプ
リント基板であり、表面162、裏面164及び両面1
62及び164を貫通する貫通孔166を有する。ここ
で、貫通孔166の設置は、任意であり、マザーボード
160の両面162及び164をより効果的に冷却する
ために設けられている。図1及び図2においては、マザ
ーボード160に実装されるその他の各種回路素子は省
略されている。
【0050】CPUソケット151の近傍には図示しな
いメモリ(SRAMなど)とCPU用チップセットが配
置されている。CPU用チップセットは、CPU150
とメモリを相互に接続してその間のデータフローを制御
する機能を有し、典型的に、CPU150とメモリとの
間に配置される。メモリもCPU用チップセットも発熱
素子である。貫通孔166はメモリやCPU用チップセ
ットの配置を妨げないように設けられる。
【0051】貫通孔166は、裏面164の換気のため
に、少なくとも約8mm以上、好ましくは、約10mm
以上の直径を有する。「約8mm」とは、マザーボード
160上に典型的に設けられているネジ孔や検査用孔は
含まない趣旨である。これらのネジ孔等は裏面164の
換気には小さすぎるからである。本実施例において、貫
通孔164の形状は円形であったが、これに限らず、楕
円、多角形など任意の形状を有することができる。換言
すれば、貫通孔166は、少なくとも約16πmm2
上、好ましくは、約25πmm2以上の面積を有する。
貫通孔166は、冷却ファン130に連通する必要があ
る。「連通」とは、冷却ファン130が貫通孔166を
介して裏面164を換気することができるという意味で
ある。
【0052】貫通孔166は一つの孔が上述の面積を有
してもよいが、複数の孔に分割されてそれらの孔の総面
積が上述の面積の要件を満足すれば足りる。この場合に
は、複数の孔は近接して配置されることが好ましい。近
接の程度は、各孔と冷却ファン130との連通を確保す
るのに十分な程度である。例えば、貫通孔166はマザ
ーボード166に設けられたメッシュ孔であってもよ
い。また、各孔の形状や大きさは同一であってもよい
し、異なってもよい。
【0053】放熱機構100の動作は、図7を参照して
以下に説明する放熱機構100を適用可能なノート型P
C200の動作において説明する。ここで、図7は、本
発明のノート型PC200の概略斜視図である。図7に
示すように、ノート型パソコン200は、ヒンジ202
によって接続された液晶ディスプレイ(LCD)ベゼル
フレーム210とベース220とを有している。LCD
ベゼルフレーム210にはLCD画面212が配置され
ている。典型的に、ベース220はプラスチック材料か
らなり、厚さ約50mm以下で、好ましくは、厚さ約2
0乃至30mmを有する。本発明の放熱機構100はフ
ァン付きヒートシンク110を利用し、かかるヒートシ
ンク110は冷却ファン130を冷却フィン140の上
部に配置せずに同一平面上に配置しているので、ロープ
ロフィールベース220を維持することができる。LC
Dベゼルフレーム210は、LCD画面212を保持す
る実質的に矩形状を有する。
【0054】ベース220は、情報タイプ用のキーボー
ドセクション222を含んでいるが、キーボードの種類
及びキーボード配列は種類を問わない。キーボードの種
類は、101、106、109、エルゴノミックなどを
問わず、キーボード配列もQWERTY配列、DVOR
AK配列、JIS配列、新JIS配列、日本語入力コン
ソーシアム基準配列(NICOLA:Nihongo
Nyuryoku COnthotium Layou
t)などを問わない。
【0055】ベース220は、マウス機能の一部をエミ
ュレートするポインティングデバイス224も含んでい
る。図7に示す構造に関わらず、ポインティングデバイ
ス224はマウス、トラックボール、トラックパッド、
タブレット、ディジタイザー、ジョイスティック、ジョ
イパッド、タッチパネル、スタイラスペンなどを含む。
【0056】また、ベース220は、側部225におい
て内部に図示しない放熱用板金及び/又は排気口を有す
る。かかる放熱用板金及び/又は排気口は排気口127
に連通している。即ち、排気口127近傍の下面124
は放熱用板金に接続されたり、排気口127から放出さ
れる空気は放熱用板金に吹き付けられたり、側部225
の排気口から外部に放出可能に構成されている。放熱用
板金に接続されるとファン付ヒートシンク110の温度
は恒常的にほぼ一定に(例えば、室温に)維持される。
【0057】動作において、ノート型PC200のユー
ザはキーボード222又はポインティングデバイス22
4を操作してベース220に収納された図示しないハー
ドディスクに格納されたプログラムを実行する。このと
き、CPU150はハードディスク及び図示しないRO
Mから必要なデータを図示しないメモリにダウンロード
する。この際、CPU150から発生する熱は、熱結合
されたファン付ヒートシンク110の筐体120及び筐
体120の下面124を介して冷却フィン140に熱伝
達する。この結果、冷却フィン140及び筐体120の
表面から当該熱は自然空冷される。また、冷却ファン1
30からの送風は冷却フィン140を強制冷却する。
【0058】マザーボード160の表面162に実装さ
れているメモリやCPU用チップセットその他の発熱素
子からの暖気は、冷却ファン130によって貫通孔16
6を介さずに吸気口125から筐体120の内部に導入
される。導入された暖気は冷却ファン130によって収
納部(風洞空間)128から排気口127へ排気され
る。暖気は収納部128を通過する間に冷却フィン14
0及び筐体120との熱交換により冷却される。冷却フ
ィン140が冷却ファン130による強制冷却を受ける
ことは上述のとおりである。また、排気口127から排
出された空気は放熱用板金に吹き付けられて更に冷却さ
れるか、側部225に設けられる排気口から外部に排出
される。
【0059】マザーボード160の裏面164に実装さ
れている発熱素子からの暖気は、冷却ファン130によ
って貫通孔166を介して吸気口125から筐体120
の内部に導入される。導入された暖気は冷却ファン13
0によって収納部(風洞空間)128から排気口127
へ排気される。暖気は収納部128を通過する間に冷却
フィン140及び筐体120との熱交換により冷却され
る。冷却フィン140が冷却ファン130による強制冷
却を受けることは上述の通りである。また、排気口12
7から排出された空気は放熱用板金に吹き付けられて更
に冷却されるか、側部225に設けられる排気口から外
部に排出される。
【0060】この結果、CPU150及びその他の回路
素子は、マザーボード160の表面162にあると裏面
164にあるとを問わず、熱的に保護される。また、フ
ァン付ヒートシンク110は、設置時、様々な形状や発
熱量を有する回路素子や様々な形状や寸法の設置場所に
きめ細やかに対応し、最適な冷却性能を有するため、各
素子を熱的に保護する。従って、ノート型PC200の
回路素子は熱破壊、熱劣化及び誤動作を受けることな
く、ユーザは所期の処理を行うことができる。また、プ
ラスチック材料からなるベース220も発熱により熱変
形や低温火傷を招くことがない。
【0061】また、本実施例の形態は、ファン付きヒー
トシンク110がマザーボード160の上下両面から吸
気し、排気口127から排気する場合を例示的に説明し
たが、空気の流れがこの逆であってもよい。この場合に
は、排気口127を吸気口として利用して、ファン付き
ヒートシンク110がマザーボード160の上下両面を
排気する構成となる。
【0062】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないこと
はいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び
変更が可能である。例えば、本発明の放熱機構が適用可
能な電子機器はノート型パソコンに限定されず、デスク
トップ型PC、ワードプロセッサ、パーソナル・ディジ
タル・アシスタンツ(PDA)その他の携帯型電子機器
(携帯型ゲーム装置、各種ドライブなど)に広く適用す
ることができる。
【0063】
【発明の効果】本発明のヒートシンク及びその製造方
法、並びに電子機器によれば、筐体と冷却フィンを独立
に複数種類開発してその中から寸法、形状、冷却効率な
どの要求に適合した種類を任意に組み合わせることが可
能であるので上記要求にきめ細やかに、かつ、経済的に
対応することができる。また、交換が必要な要素のみを
交換すればよいので全体を交換するよりは経済的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的一態様としての放熱機構の分
解斜視図である。
【図2】 図1に示す放熱機構のマザーボードを裏面か
ら見た斜視図である。
【図3】 図1に示す放熱機構のファン付ヒートシンク
の概略拡大斜視図である。
【図4】 図3に示すファン付ヒートシンクの内部を示
す斜視図である。
【図5】 プレス法の工程を説明するための概要図であ
る。
【図6】 図5の方法で成形された冷却フィンの断面図
である。
【図7】 図1に示す放熱機構を適用可能なノート型パ
ーソナルコンピュータの概観斜視図である。
【図8】 本発明の別の例示的一態様としてのファン付
きヒートシンクの概略斜視図である。
【符号の説明】
100 放熱機構 110 ファン付ヒートシンク 120 筐体 125 吸気口 127 排気口 128 収納部 130 冷却ファン 140 冷却フィン 142 フィン 144 ベース 150 CPU 160 マザーボード 166 貫通孔 200 ノート型パーソナルコンピュータ 210 LCDベゼルフレーム 220 ベース

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 前記筐体と分離可能に結合し、発熱部から熱を受けて前
    記発熱部を放熱する冷却フィンとを有するヒートシン
    ク。
  2. 【請求項2】 筐体と、 前記筐体と分離可能に結合し、発熱部から熱を受ける受
    熱面と、前記受熱面の裏面側に形成されて前記発熱部を
    放熱する冷却フィンを有する基部とを有するヒートシン
    ク。
  3. 【請求項3】 前記冷却フィンは前記基部から取り外し
    可能な請求項2記載のヒートシンク。
  4. 【請求項4】 前記冷却フィンを強制的に冷却すると共
    に前記筐体に接続する冷却ファンを更に有する請求項1
    又は2記載のヒートシンク。
  5. 【請求項5】 前記冷却ファンと前記冷却フィンは同一
    平面上に配置される請求項4記載のヒートシンク。
  6. 【請求項6】 放熱のための筐体において、 発熱部を放熱する冷却フィンを分離可能に収納する収納
    部を有することを特徴とする筐体。
  7. 【請求項7】 前記収納部は前記冷却フィンを強制的に
    冷却する冷却ファンを更に収納する請求項6記載の筐
    体。
  8. 【請求項8】 前記冷却ファンと前記冷却フィンは同一
    平面上に配置される請求項7記載の筐体。
  9. 【請求項9】 発熱部を放熱する複数のフィン含むフィ
    ン組立体と、 当該フィン組立体を分離可能に収納する収納部を有する
    筐体に前記フィン組立体とを接続するための接続部とを
    有する冷却フィン。
  10. 【請求項10】 前記冷却フィンは受熱面を形成する基
    部を更に有する請求項9記載の冷却フィン。
  11. 【請求項11】 筐体を成形する工程と、 冷却フィンを有して前記筐体に分離可能に結合する基部
    を成形する工程と、 前記筐体と前記基部とを分離可能に接続する工程とを有
    するヒートシンクの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記基部を成形する工程は、前記冷却
    フィンを鍛造法又はプレス法によって形成する請求項1
    1項記載の製造方法。
  13. 【請求項13】 冷却ファンを前記筐体に取り付ける工
    程を更に有する請求項11記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記冷却ファンを前記筐体に取り付け
    る工程は、前記冷却ファンと前記冷却フィンとを同一平
    面上に配置することを特徴とする請求項13記載の製造
    方法。
  15. 【請求項15】 発熱部を実装するプリント基板と、 前記プリント基板に設けられて前記発熱素子を冷却する
    ヒートシンクとを有する電子機器であって、 前記ヒートシンクは、 筐体と、 当該筐体と分離可能に結合し、発熱部から熱を受けて前
    記発熱部を放熱する冷却フィンを有することを特徴とす
    る電子機器。
  16. 【請求項16】 前記冷却フィンを強制的に冷却すると
    共に前記筐体に接続する冷却ファンを更に有する請求項
    15記載の電子機器。
  17. 【請求項17】 前記冷却ファンと前記冷却フィンは同
    一平面上に配置される請求項16記載の電子機器。
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