JP2001283624A - バックライト - Google Patents
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- JP2001283624A JP2001283624A JP2000134041A JP2000134041A JP2001283624A JP 2001283624 A JP2001283624 A JP 2001283624A JP 2000134041 A JP2000134041 A JP 2000134041A JP 2000134041 A JP2000134041 A JP 2000134041A JP 2001283624 A JP2001283624 A JP 2001283624A
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Abstract
(57)【要約】
導光板方式のハックライに使われるリフレクターの内
部または光源の高温化する端部あるいは光源の高温化す
る端部を内包する部分にファンを用いて送風あるいは内
部より吸出、排気する等の手段を用いて、強制的にな空
気を流通させて高温部を冷却する。 【目的】 冷陰極管の最適周囲温度の確保による輝度の
安定化、 およびバックライト本体の部分的な温度上昇
の防止。 【解決手段】 ファンを用いて送風あるいは内部の空
気を吸出、排気して、強制的に空気を流通させる。
部または光源の高温化する端部あるいは光源の高温化す
る端部を内包する部分にファンを用いて送風あるいは内
部より吸出、排気する等の手段を用いて、強制的にな空
気を流通させて高温部を冷却する。 【目的】 冷陰極管の最適周囲温度の確保による輝度の
安定化、 およびバックライト本体の部分的な温度上昇
の防止。 【解決手段】 ファンを用いて送風あるいは内部の空
気を吸出、排気して、強制的に空気を流通させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子や広告
を含む各種表示板等に使われるバックライトに関する。
を含む各種表示板等に使われるバックライトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、導光板方式および直下光源方
式による液晶表示素子用バックライトの光源には細い冷
陰極管や熱陰極管が使われ、また広告用の大型バックラ
イトにはいわゆる蛍光灯と呼ばれる熱陰極管(以下、こ
れを蛍光灯という。)が使われてきた。 これらの放電
管は管端部の発熱が高く、管端部から離れるに従って温
度が低くなるため、金属製リフレクターを用いて管全体
の温度を同一化させて放熱させる方式や該金属製リフレ
クターの一部を反発光面側すなわち導光板の下側に大き
く伸ばして放熱効果を高める方式等が取られてきた。
式による液晶表示素子用バックライトの光源には細い冷
陰極管や熱陰極管が使われ、また広告用の大型バックラ
イトにはいわゆる蛍光灯と呼ばれる熱陰極管(以下、こ
れを蛍光灯という。)が使われてきた。 これらの放電
管は管端部の発熱が高く、管端部から離れるに従って温
度が低くなるため、金属製リフレクターを用いて管全体
の温度を同一化させて放熱させる方式や該金属製リフレ
クターの一部を反発光面側すなわち導光板の下側に大き
く伸ばして放熱効果を高める方式等が取られてきた。
【0003】しかし、近年求められている広い発光面に
して高輝度のバックライトを作るには、高輝度ではある
が発熱量も多い細身の熱陰極管や細身の蛍光灯あるいは
細い冷陰極管を多数組み合わせて使った物等、明るいが
発熱量も多い光源を使わざるを得ない状況にある。 し
かし、例えば高輝度ではあるが発熱量も熱陰極管を使っ
た小型のカラー液晶表示素子用の直下光源方式のバック
ライトの一部に見られるように光源の放熱に起因するカ
ラー液晶表示素子のカラーフィルターの一部にフィルタ
ー焼けを生ずると言った問題が起り、また導光板方式で
は導光板基材に高温に弱いアクリルを使うため、高輝度
ではあるが発熱量も多い熱陰極管や蛍光灯の使用には問
題が多く、さりとて多用している冷陰極管にしても多数
組み合わせて使えば発熱し、結局導光板用の放熱対策が
必要となり、さらに冷陰極管の特性である摂氏30から
摂氏40度の最高輝度が得られる周辺温度(以下、これ
を最適温度という。)を頂点として最適温度より高くな
っても低くなっても輝度が低下することによる輝度低下
問題を生ずる等、従来の方式では対応ができない問題を
抱えていた。
して高輝度のバックライトを作るには、高輝度ではある
が発熱量も多い細身の熱陰極管や細身の蛍光灯あるいは
細い冷陰極管を多数組み合わせて使った物等、明るいが
発熱量も多い光源を使わざるを得ない状況にある。 し
かし、例えば高輝度ではあるが発熱量も熱陰極管を使っ
た小型のカラー液晶表示素子用の直下光源方式のバック
ライトの一部に見られるように光源の放熱に起因するカ
ラー液晶表示素子のカラーフィルターの一部にフィルタ
ー焼けを生ずると言った問題が起り、また導光板方式で
は導光板基材に高温に弱いアクリルを使うため、高輝度
ではあるが発熱量も多い熱陰極管や蛍光灯の使用には問
題が多く、さりとて多用している冷陰極管にしても多数
組み合わせて使えば発熱し、結局導光板用の放熱対策が
必要となり、さらに冷陰極管の特性である摂氏30から
摂氏40度の最高輝度が得られる周辺温度(以下、これ
を最適温度という。)を頂点として最適温度より高くな
っても低くなっても輝度が低下することによる輝度低下
問題を生ずる等、従来の方式では対応ができない問題を
抱えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、十分な明る
さを持ち発熱量の少ない光源が得られないという現状下
において、明るいが発熱量も多い光源を使って広い発光
面にして高輝度のバックライトを作るべく、上述した各
種放電管の両端内部に設けられた放電素子が発する放電
熱により、放電管の外部両端の温度が高くなり放電管の
両端から離れるに従って温度が低くなるという性質を考
慮しながら、例えば冷陰極管を多数組み合わせて使って
も最適温度に近い温度を保てるようにして冷陰極管の輝
度を最大限引き出せるようにすると共に、高温に弱いア
クリルを基材とする導光板の高温対策をしようとするも
のであり、またカラー液晶表示素子のカラーフィルター
焼けの原因になる各種放電管の発熱を効果的に吸出、あ
るいは強制的に送風冷却して欠点の少ないバックライト
を作ろうとするものである。
さを持ち発熱量の少ない光源が得られないという現状下
において、明るいが発熱量も多い光源を使って広い発光
面にして高輝度のバックライトを作るべく、上述した各
種放電管の両端内部に設けられた放電素子が発する放電
熱により、放電管の外部両端の温度が高くなり放電管の
両端から離れるに従って温度が低くなるという性質を考
慮しながら、例えば冷陰極管を多数組み合わせて使って
も最適温度に近い温度を保てるようにして冷陰極管の輝
度を最大限引き出せるようにすると共に、高温に弱いア
クリルを基材とする導光板の高温対策をしようとするも
のであり、またカラー液晶表示素子のカラーフィルター
焼けの原因になる各種放電管の発熱を効果的に吸出、あ
るいは強制的に送風冷却して欠点の少ないバックライト
を作ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上従の目的に従い本発明
は、たとえばリフレクターに送風口、あるいは吸出口を
設けて、送風、吸気扇(以下、これをファンという。)
から直接、もしくわ煙突様の送風管(以下、これをダク
トという。)を経由して、リフレクター内に強制的に送
風する、あるいはリフレクター内から強制的に吸出すこ
とにより冷陰極管の最適温度の保持と導光板の高温対策
をすると共に、従来、導光板の高温対策と発光面の輝度
均一化を目的として冷陰極管の輝度が低い光源端部を導
光板端部の入光領域外に出す、あるいは光源端部をリフ
レクターの外部に露出させる構造にした物についても、
高輝度化に伴う光源端部の温度上昇対策および導光板の
高温対策として、光源端部の温度が高くなる部分に強制
的に送風、排気あるいは吸出排気して空気の流通により
冷却しようとするものである。
は、たとえばリフレクターに送風口、あるいは吸出口を
設けて、送風、吸気扇(以下、これをファンという。)
から直接、もしくわ煙突様の送風管(以下、これをダク
トという。)を経由して、リフレクター内に強制的に送
風する、あるいはリフレクター内から強制的に吸出すこ
とにより冷陰極管の最適温度の保持と導光板の高温対策
をすると共に、従来、導光板の高温対策と発光面の輝度
均一化を目的として冷陰極管の輝度が低い光源端部を導
光板端部の入光領域外に出す、あるいは光源端部をリフ
レクターの外部に露出させる構造にした物についても、
高輝度化に伴う光源端部の温度上昇対策および導光板の
高温対策として、光源端部の温度が高くなる部分に強制
的に送風、排気あるいは吸出排気して空気の流通により
冷却しようとするものである。
【0006】さらにまた、発熱量も多いが明るい細身の
熱陰極管や、蛍光灯を光源とした直下光源方式のバック
ライトの場合にも光源端部の温度が高くなる部分を中心
に、強制的に送風あるいは排気して空気の流通による冷
却をすることにより、バックライト本体の部分的な温度
上昇やバックライト全体の温度上昇による液晶表示素子
のフィルター焼けの原因を作らないようにするものであ
る。
熱陰極管や、蛍光灯を光源とした直下光源方式のバック
ライトの場合にも光源端部の温度が高くなる部分を中心
に、強制的に送風あるいは排気して空気の流通による冷
却をすることにより、バックライト本体の部分的な温度
上昇やバックライト全体の温度上昇による液晶表示素子
のフィルター焼けの原因を作らないようにするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】第一の発明は、大型、超高輝度の
導光板方式バックライトで使用されるリフレクター内に
空気を流通させることにより、リフレクターの内部温度
の調節と均一化を図ると共に、冷陰極管が最適温度下で
使用できるようにするもので、例えば、吸気口直近に設
けたファンを使って、リフレクターの片側端から外気を
強制的に送風してリフレクター内を通した後、片側端に
設けた排気口から排出する、あるいはリフレクター内の
空気をリフレクターの一部に設けた排気口からファンを
使って強制的に吸出、排気することによりリフレクター
内部の温度調節と均一化をして冷陰極管が最適温度下で
使用できるようにするものである。 さらにこの発明
は、必要により吸気口部および排気口部の両側部に送風
用ファンと吸出用ファンを付けて強力に通風することに
よりリフレクター内部の温度を調節することもできるよ
うにするものである。
導光板方式バックライトで使用されるリフレクター内に
空気を流通させることにより、リフレクターの内部温度
の調節と均一化を図ると共に、冷陰極管が最適温度下で
使用できるようにするもので、例えば、吸気口直近に設
けたファンを使って、リフレクターの片側端から外気を
強制的に送風してリフレクター内を通した後、片側端に
設けた排気口から排出する、あるいはリフレクター内の
空気をリフレクターの一部に設けた排気口からファンを
使って強制的に吸出、排気することによりリフレクター
内部の温度調節と均一化をして冷陰極管が最適温度下で
使用できるようにするものである。 さらにこの発明
は、必要により吸気口部および排気口部の両側部に送風
用ファンと吸出用ファンを付けて強力に通風することに
よりリフレクター内部の温度を調節することもできるよ
うにするものである。
【0008】後述する第一実施例は、片側に組合わせた
5本の冷陰極管を内包したリフレクターを使った大型、
超高輝度のバックライトで、バックライトに設置した温
度センサーにより制御されたファンを使ってリフレクタ
ーの片側端の一部、すなわち光源端部の温度が高くなる
部分付近に設けた送風口からリフレクター内に送風し
て、光源端部にて暖められた空気が5本の冷陰極管の間
を流れることにより、結果的に冷陰極管の表面温度を均
一化した後、リフレクターの反対側端の一部に設けられ
た排気口からダクトを通ってバックライト外部の排気口
から排出させることにより、5本の冷陰極管から成る光
源のリフレクター内の温度を均一化すると共に、冷陰極
管が最適温度下で使用できるようにするものである。
また第二実施例は、組合わせた3本の冷陰極管を内包し
たリフレクターを導光板の両側端に配置した大型、超高
輝度のバックライトで、リフレクター内の空気をその一
部に設けた吸出口から温度センサーにより制御されたフ
ァンを使って吸出、排気することにより、3本の冷陰極
管から成る光源のリフレクター内の温度を均一化すると
共に、送風量を制御して冷陰極管が最適温度下で使用で
きるようにするものである。
5本の冷陰極管を内包したリフレクターを使った大型、
超高輝度のバックライトで、バックライトに設置した温
度センサーにより制御されたファンを使ってリフレクタ
ーの片側端の一部、すなわち光源端部の温度が高くなる
部分付近に設けた送風口からリフレクター内に送風し
て、光源端部にて暖められた空気が5本の冷陰極管の間
を流れることにより、結果的に冷陰極管の表面温度を均
一化した後、リフレクターの反対側端の一部に設けられ
た排気口からダクトを通ってバックライト外部の排気口
から排出させることにより、5本の冷陰極管から成る光
源のリフレクター内の温度を均一化すると共に、冷陰極
管が最適温度下で使用できるようにするものである。
また第二実施例は、組合わせた3本の冷陰極管を内包し
たリフレクターを導光板の両側端に配置した大型、超高
輝度のバックライトで、リフレクター内の空気をその一
部に設けた吸出口から温度センサーにより制御されたフ
ァンを使って吸出、排気することにより、3本の冷陰極
管から成る光源のリフレクター内の温度を均一化すると
共に、送風量を制御して冷陰極管が最適温度下で使用で
きるようにするものである。
【0009】第二の発明は、高輝度の導光板方式バック
ライトで光源端部をリフレクターの外部に露出させる構
造にしたものを対象とするもので、ファンを使って高温
化する光源端部、または高温化した光源端部周辺に送
風、あるいは空気を吸出、排気させて作った人為的な空
気の流れで冷却することにより、バックライトの部分的
な温度上昇を減少させると共に、冷陰極管が最適温度下
で使用できるようにするものである。 なお、この方式
はリフレクターの一部に通風口をもうけることによりリ
フレクター内の空気も合わせて吸出するのでリフレクタ
ー内の温度を均一化する効果を合せ持つものである。
ライトで光源端部をリフレクターの外部に露出させる構
造にしたものを対象とするもので、ファンを使って高温
化する光源端部、または高温化した光源端部周辺に送
風、あるいは空気を吸出、排気させて作った人為的な空
気の流れで冷却することにより、バックライトの部分的
な温度上昇を減少させると共に、冷陰極管が最適温度下
で使用できるようにするものである。 なお、この方式
はリフレクターの一部に通風口をもうけることによりリ
フレクター内の空気も合わせて吸出するのでリフレクタ
ー内の温度を均一化する効果を合せ持つものである。
【0010】後述する第三実施例は、端部を露出させた
3本組の冷陰極管を内包するリフレクターを使った光源
を導光板の両側端に配置した大型、高輝度のバックライ
トで、リフレクター外に露出させた光源端部の温度が高
くなる部分の周辺をシリコンゴム等の耐熱性の高い板材
料を加工して部分的に囲い込み、バックライトに設けた
温度センサーにより制御されたファンにによって高温化
する上記囲い込み部に送風、冷却した後排気口から排出
させることによりバックライトの部分的な温度上昇を減
少させると共に、冷陰極管が最適温度下で使用できるよ
うにするものである。 また第四実施例は、端部を露出
させた蛍光灯を内包したリフレクターを使用した光源を
導光板の両側端に配置した大型、高輝度のバックライト
で、リフレクター外に露出させた光源端部の温度が高く
なる部分周辺をシリコンゴム等の耐熱性の高い板材料を
加工して部分的に囲い込み、蛍光灯により熱せられた、
上記囲い込み部の空気をバックライトの外部に設置した
ファン使って吸出することにより冷却してバックライト
の部分的な温度上昇を減少させるようにするものであ
る。 なお、この方式は、両側のリフレクターの一部に
吸気口を設けることによりリフレクター内の空気も合わ
せて排気することができる物である。
3本組の冷陰極管を内包するリフレクターを使った光源
を導光板の両側端に配置した大型、高輝度のバックライ
トで、リフレクター外に露出させた光源端部の温度が高
くなる部分の周辺をシリコンゴム等の耐熱性の高い板材
料を加工して部分的に囲い込み、バックライトに設けた
温度センサーにより制御されたファンにによって高温化
する上記囲い込み部に送風、冷却した後排気口から排出
させることによりバックライトの部分的な温度上昇を減
少させると共に、冷陰極管が最適温度下で使用できるよ
うにするものである。 また第四実施例は、端部を露出
させた蛍光灯を内包したリフレクターを使用した光源を
導光板の両側端に配置した大型、高輝度のバックライト
で、リフレクター外に露出させた光源端部の温度が高く
なる部分周辺をシリコンゴム等の耐熱性の高い板材料を
加工して部分的に囲い込み、蛍光灯により熱せられた、
上記囲い込み部の空気をバックライトの外部に設置した
ファン使って吸出することにより冷却してバックライト
の部分的な温度上昇を減少させるようにするものであ
る。 なお、この方式は、両側のリフレクターの一部に
吸気口を設けることによりリフレクター内の空気も合わ
せて排気することができる物である。
【0011】第三の発明は、直下光源方式のバックライ
トの部分的な温度上昇を無くそうとするもので、例えば
多数の熱陰極管を底面にすのこ状に並べてその下に反射
板を設けて、発光面に集光させる方式のバックライトの
光源端部の温度が高くなる部分を主に強制的に送風ある
いは、その部分の空気を吸出、排気して冷却することに
より、装置の部分的な温度上昇や装置全体の温度上昇に
よる液晶表示素子のフィルター焼けの原因を作らないよ
うにするものである。
トの部分的な温度上昇を無くそうとするもので、例えば
多数の熱陰極管を底面にすのこ状に並べてその下に反射
板を設けて、発光面に集光させる方式のバックライトの
光源端部の温度が高くなる部分を主に強制的に送風ある
いは、その部分の空気を吸出、排気して冷却することに
より、装置の部分的な温度上昇や装置全体の温度上昇に
よる液晶表示素子のフィルター焼けの原因を作らないよ
うにするものである。
【0012】後述する第五実施例は、下側に光源の写り
込みを消すパターンを印刷した発光面を兼ねる拡散板の
直下に冷陰極管を6本並べて、その直下に反射板を配置
した高輝度型の直下光源式のバックライトで、発光面の
輝度均一化のため冷陰極管両端の暗い部分が発光面外に
なるようにすると共に、冷陰極管両端側に逃げる光を内
側に反射させるための仕切り板を設けて発光面に集光さ
せて、明るい発光面が得られるようにしたものである。
この構造では冷陰極管両端の温度が高くなる部分を仕
切り板外に出しているので発光面下の温度はあまり高く
ならないが、仕切り板外に出した部分は熱が籠って温度
上昇するため、バックライト上部に設置した液晶表示素
子のフィルター焼けの原因になる恐れが有る。 さらに
高輝度化するために冷陰極管の数を増やして密に並べた
場合には、液晶表示素子のフィルター焼けの原因ばかり
でなく最適温度を越えて冷陰極管の輝度低下をまねく恐
れがあるので、バックライトの一部に送風、排気口を設
けて、バックライト本体の上面と側面の一部および仕切
り板と反射板端部によって構成される冷陰極管両端部を
内包した筒状の部分に空気を流通させて最適温度を確保
することにより、バックライト本体の部分的な温度上昇
に起因する液晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除
した直下光源式のバックライトにしたものである。
込みを消すパターンを印刷した発光面を兼ねる拡散板の
直下に冷陰極管を6本並べて、その直下に反射板を配置
した高輝度型の直下光源式のバックライトで、発光面の
輝度均一化のため冷陰極管両端の暗い部分が発光面外に
なるようにすると共に、冷陰極管両端側に逃げる光を内
側に反射させるための仕切り板を設けて発光面に集光さ
せて、明るい発光面が得られるようにしたものである。
この構造では冷陰極管両端の温度が高くなる部分を仕
切り板外に出しているので発光面下の温度はあまり高く
ならないが、仕切り板外に出した部分は熱が籠って温度
上昇するため、バックライト上部に設置した液晶表示素
子のフィルター焼けの原因になる恐れが有る。 さらに
高輝度化するために冷陰極管の数を増やして密に並べた
場合には、液晶表示素子のフィルター焼けの原因ばかり
でなく最適温度を越えて冷陰極管の輝度低下をまねく恐
れがあるので、バックライトの一部に送風、排気口を設
けて、バックライト本体の上面と側面の一部および仕切
り板と反射板端部によって構成される冷陰極管両端部を
内包した筒状の部分に空気を流通させて最適温度を確保
することにより、バックライト本体の部分的な温度上昇
に起因する液晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除
した直下光源式のバックライトにしたものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図3は本発明の実施例を示すもので、
図1はバックライトの外形を示す斜視図、図2は内部機
構の詳細を示す一部開口斜視図であり、図3は図2の一
部を取り出して空気の流れを示した部分平面図である。
明する。図1乃至図3は本発明の実施例を示すもので、
図1はバックライトの外形を示す斜視図、図2は内部機
構の詳細を示す一部開口斜視図であり、図3は図2の一
部を取り出して空気の流れを示した部分平面図である。
【0014】図1に示したバックライト1は、本体I、
発光面II、反射シートおよび拡散フィルム付きの導光
板III、組み合わせた5本の冷陰極管2、リフレクタ
ー1、仕切り板8、温度センサー7、網目カバーを付け
た送風口4、ファン6、ダクト3、排気口5によって構
成されている。
発光面II、反射シートおよび拡散フィルム付きの導光
板III、組み合わせた5本の冷陰極管2、リフレクタ
ー1、仕切り板8、温度センサー7、網目カバーを付け
た送風口4、ファン6、ダクト3、排気口5によって構
成されている。
【0015】本体Iの中央部に発光面IIを備え、反射
シートおよび拡散フィルム付きの導光板IIIの片側の
側端部に、組み合わせた5本の冷陰極管2を内包したリ
フレクター1を取付けたバックライト1は、仕切り板8
イ、8ロによってリフレクター1の両端部を塞ぎ、さら
にリフレクター1の片側端部に送風口4aを設けて、ダ
クト3イを直結したファン6による送風、すなわち排気
口側の仕切り板7ロに設置した温度センサー7により制
御されたファン6が送風する空気Aイがリフレクター内
を通って、もう一方の片側端部に設けた排気口5に向け
て流れ、排出口5aに取り付けられたダクト3ロを経て
本体に加工した排出口5から空気Aロとして排出され
る。
シートおよび拡散フィルム付きの導光板IIIの片側の
側端部に、組み合わせた5本の冷陰極管2を内包したリ
フレクター1を取付けたバックライト1は、仕切り板8
イ、8ロによってリフレクター1の両端部を塞ぎ、さら
にリフレクター1の片側端部に送風口4aを設けて、ダ
クト3イを直結したファン6による送風、すなわち排気
口側の仕切り板7ロに設置した温度センサー7により制
御されたファン6が送風する空気Aイがリフレクター内
を通って、もう一方の片側端部に設けた排気口5に向け
て流れ、排出口5aに取り付けられたダクト3ロを経て
本体に加工した排出口5から空気Aロとして排出され
る。
【0016】このようにして、温度センサー7により排
気口側のリフレクターの内部温度を感知して、ファン6
の風量を制御しながら送風した空気の流れAイ、Aロに
よってリフレクター1の内部温度を均一化すると共に、
リフレクター1の内部温度が冷陰極管の最適温度を保て
るようにすることにより、最高輝度に近い輝度を安定発
光する、明るいバックライト1ができるようにしたもの
である。
気口側のリフレクターの内部温度を感知して、ファン6
の風量を制御しながら送風した空気の流れAイ、Aロに
よってリフレクター1の内部温度を均一化すると共に、
リフレクター1の内部温度が冷陰極管の最適温度を保て
るようにすることにより、最高輝度に近い輝度を安定発
光する、明るいバックライト1ができるようにしたもの
である。
【0017】図4及び図5は、本発明の第二実施例を示
すもので図4は本体形状および内部機構の主要部が見え
るように開口した一部開口斜視図であり、図5は図4に
空気の流れを記入した一部開口斜視図である。
すもので図4は本体形状および内部機構の主要部が見え
るように開口した一部開口斜視図であり、図5は図4に
空気の流れを記入した一部開口斜視図である。
【0018】図4に示したバックライト2は、本体2
I、発光面2II、反射シートおよび拡散フィルム付き
の導光板2III、組み合わせた3本の冷陰極管22、
リフレクター21、通風口を付けた仕切り板28(図示
せず。)、ダクト23、排気口35を兼ねる温度センサ
ー付きのファン26によって構成されている。
I、発光面2II、反射シートおよび拡散フィルム付き
の導光板2III、組み合わせた3本の冷陰極管22、
リフレクター21、通風口を付けた仕切り板28(図示
せず。)、ダクト23、排気口35を兼ねる温度センサ
ー付きのファン26によって構成されている。
【0019】本体2Iの中央部に発光面2IIを備え、
反射シートおよび拡散フィルム付きの導光板2IIIの
両側端部に、組み合わせた3本の冷陰極管22を内包し
たリフレクター21を取付けた構造のバックライト2
は、リフレクター21の両端部を塞ぐ、通風口を付けた
仕切り板28イ、(もう一方の側に取り付けた通風口付
きの仕切り板28ロも図示せず。)から空気を取り込み
2Aイ、リフレクター21の中央部に設けた吸出口25
aに取付けたダクト23を経由して、網目状の表面をも
ち排出口35を兼ねる温度センサー付きのファン26に
よって吸出されること(2Aロ)によりリフレクター2
1に空気を流通さにるものである。なお、図5の開口さ
れていない部分に設けられている冷陰極管22を内包し
たリフレクター21以下排出口を兼ねる温度センサー付
きのファン26までの上記同様の構成品および下記同様
の空気の流れは、重複説明を避けるために省略した。
反射シートおよび拡散フィルム付きの導光板2IIIの
両側端部に、組み合わせた3本の冷陰極管22を内包し
たリフレクター21を取付けた構造のバックライト2
は、リフレクター21の両端部を塞ぐ、通風口を付けた
仕切り板28イ、(もう一方の側に取り付けた通風口付
きの仕切り板28ロも図示せず。)から空気を取り込み
2Aイ、リフレクター21の中央部に設けた吸出口25
aに取付けたダクト23を経由して、網目状の表面をも
ち排出口35を兼ねる温度センサー付きのファン26に
よって吸出されること(2Aロ)によりリフレクター2
1に空気を流通さにるものである。なお、図5の開口さ
れていない部分に設けられている冷陰極管22を内包し
たリフレクター21以下排出口を兼ねる温度センサー付
きのファン26までの上記同様の構成品および下記同様
の空気の流れは、重複説明を避けるために省略した。
【0020】このようにして、温度センサー付きのファ
ン26が排気温度を感知して制御しながら排気して作る
空気の流れ2Aイから2Aロによってリフレクター21
の内部温度を均一化すると共に、リフレクター21の内
部温度が冷陰極管の最適温度を保てるようにすることに
より、最高輝度に近い輝度を安定発光する、明るいバッ
クライト2ができるようにしたものである。
ン26が排気温度を感知して制御しながら排気して作る
空気の流れ2Aイから2Aロによってリフレクター21
の内部温度を均一化すると共に、リフレクター21の内
部温度が冷陰極管の最適温度を保てるようにすることに
より、最高輝度に近い輝度を安定発光する、明るいバッ
クライト2ができるようにしたものである。
【0021】図6及び図7は、本発明の第三実施例を示
すもので図6は本体形状および内部機構の主要部が見え
るように開口した一部開口斜視図であり、図7は図6に
空気の流れを記入した一部開口斜視図である。
すもので図6は本体形状および内部機構の主要部が見え
るように開口した一部開口斜視図であり、図7は図6に
空気の流れを記入した一部開口斜視図である。
【0022】図6に示したバックライト3は、本体3
I、発光面3II、反射シートおよび拡散フィルム付き
の導光板3III、組み合わせた3本の冷陰極管32、
リフレクター31、排気口35イと35ロ、囲い込み板
38と送風口34a付き囲い込み板39、ダクト33、
温度センサー37、網目状の表面が送風口34となるフ
ァン36によって構成されている。 なお、図6の開口
されていない部分に設けられている冷陰極管32を内包
したリフレクター31以下ファン36までの上記同様の
構成品および下記同様の空気の流れは、重複説明を避け
るために省略した。
I、発光面3II、反射シートおよび拡散フィルム付き
の導光板3III、組み合わせた3本の冷陰極管32、
リフレクター31、排気口35イと35ロ、囲い込み板
38と送風口34a付き囲い込み板39、ダクト33、
温度センサー37、網目状の表面が送風口34となるフ
ァン36によって構成されている。 なお、図6の開口
されていない部分に設けられている冷陰極管32を内包
したリフレクター31以下ファン36までの上記同様の
構成品および下記同様の空気の流れは、重複説明を避け
るために省略した。
【0023】本体3Iの中央部に発光面3IIを備え、
反射シートおよび拡散フィルム付きの導光板3IIIの
両側端部に、組み合わせた3本の冷陰極管32を内包し
たリフレクター31を取付けたバックライト3は、両端
の温度が高くなる部分を導光板端部ならびにリフレクタ
ー31の端部から露出させた形にして3本組み付けた冷
陰極管32を内包したリフレクター31を、表面に発光
面3IIを持つ反射シートおよび拡散フィルム付きの導
光板37の両側に取り付けて、耐熱性の高い板材料を使
った送風口34a付きの囲い込み板39と囲い込み板3
8によって、リフレクター31から露出させた冷陰極管
32の両端付近に囲い込み部3Hを作り、排気口35イ
内部に取付けられた温度センサー37によって制御され
たファン36からダクトを経由して囲い込み部に送風
(3Aイ)、冷却して排気口35から排出する(3A
ロ)。
反射シートおよび拡散フィルム付きの導光板3IIIの
両側端部に、組み合わせた3本の冷陰極管32を内包し
たリフレクター31を取付けたバックライト3は、両端
の温度が高くなる部分を導光板端部ならびにリフレクタ
ー31の端部から露出させた形にして3本組み付けた冷
陰極管32を内包したリフレクター31を、表面に発光
面3IIを持つ反射シートおよび拡散フィルム付きの導
光板37の両側に取り付けて、耐熱性の高い板材料を使
った送風口34a付きの囲い込み板39と囲い込み板3
8によって、リフレクター31から露出させた冷陰極管
32の両端付近に囲い込み部3Hを作り、排気口35イ
内部に取付けられた温度センサー37によって制御され
たファン36からダクトを経由して囲い込み部に送風
(3Aイ)、冷却して排気口35から排出する(3A
ロ)。
【0024】このようにして、ファン36の表面を覆う
網目状の送風口34から入り、温度センサー37によっ
て制御されたファン36から送風した空気(3Aイ)
は、ダクト33内で2方向に別れて、送風口付き囲い込
み板39の送風口34aから囲い込み部3Hに吹き込ま
れ、冷陰極管32端部の高温度化する部分およびその周
辺を冷やした後、排気口35イ1から排出し(3Aロ
1)、同様に排気口35イ2からも排出(3Aロ2)す
ることにより、本体3Iの部分的な温度上昇による、液
晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除すると共に、
冷陰極管32を最適温度下にて点灯できるように環境を
整えて、最高輝度に近い輝度を安定発光する明るいバッ
クライト3ができるようにしたものである。
網目状の送風口34から入り、温度センサー37によっ
て制御されたファン36から送風した空気(3Aイ)
は、ダクト33内で2方向に別れて、送風口付き囲い込
み板39の送風口34aから囲い込み部3Hに吹き込ま
れ、冷陰極管32端部の高温度化する部分およびその周
辺を冷やした後、排気口35イ1から排出し(3Aロ
1)、同様に排気口35イ2からも排出(3Aロ2)す
ることにより、本体3Iの部分的な温度上昇による、液
晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除すると共に、
冷陰極管32を最適温度下にて点灯できるように環境を
整えて、最高輝度に近い輝度を安定発光する明るいバッ
クライト3ができるようにしたものである。
【0025】図8及び図9は、本発明の第四実施例を示
すもので図8は本体形状および内部機構の主要部が見え
るように開口した一部開口斜視図であり、図9は図8に
空気の流れを記入した一部開口斜視図である。
すもので図8は本体形状および内部機構の主要部が見え
るように開口した一部開口斜視図であり、図9は図8に
空気の流れを記入した一部開口斜視図である。
【0026】図8に示したバックライト4は、本体4
I、発光面4II、反射シートおよび拡散フィルム付き
の導光板4III、蛍光灯42、リフレクター41、囲
い込み板48と排気口45a付き囲い込み板49、ダク
ト43、温度センサー付きファン46、排気口45によ
って構成されている。 なお、図7の開口されていない
部分に設けられている蛍光灯42を内包したリフレクタ
ー41以下ファン46までの上記同様の構成品および下
記同様の空気の流れは、重複説明を避けるために省略し
た。
I、発光面4II、反射シートおよび拡散フィルム付き
の導光板4III、蛍光灯42、リフレクター41、囲
い込み板48と排気口45a付き囲い込み板49、ダク
ト43、温度センサー付きファン46、排気口45によ
って構成されている。 なお、図7の開口されていない
部分に設けられている蛍光灯42を内包したリフレクタ
ー41以下ファン46までの上記同様の構成品および下
記同様の空気の流れは、重複説明を避けるために省略し
た。
【0027】本体4Iの中央部に発光面4IIを備え、
反射シートおよび拡散フィルム付きの導光板4IIIの
両側端部に、蛍光灯42を内包したリフレクター41を
取付けた構造のバックライト43は、両端の温度が高く
なる部分を導光板端部ならびにリフレクター41の端部
から露出させた形にして蛍光灯42を内包したリフレク
ター41を、表面に発光面4IIを持つ反射シートおよ
び拡散フィルム付きの導光板4IIIの両側に取り付け
て、耐熱性の高い板材料を使った排気口45a付き囲い
込み板49と囲い込み板48によって、リフレクター4
1から露出させた蛍光灯42の両端付近に囲い込み部4
Hを作り、吸入口44から入った空気が(4Aイ)、囲
い込み部4Hを通って、囲い込み板49の吸出口45a
からダクト経由温度センサー付きフアン46によって吸
出し、フアン46外側表面に付けたカバーの吸出口45
から排出する(4Aロ)。
反射シートおよび拡散フィルム付きの導光板4IIIの
両側端部に、蛍光灯42を内包したリフレクター41を
取付けた構造のバックライト43は、両端の温度が高く
なる部分を導光板端部ならびにリフレクター41の端部
から露出させた形にして蛍光灯42を内包したリフレク
ター41を、表面に発光面4IIを持つ反射シートおよ
び拡散フィルム付きの導光板4IIIの両側に取り付け
て、耐熱性の高い板材料を使った排気口45a付き囲い
込み板49と囲い込み板48によって、リフレクター4
1から露出させた蛍光灯42の両端付近に囲い込み部4
Hを作り、吸入口44から入った空気が(4Aイ)、囲
い込み部4Hを通って、囲い込み板49の吸出口45a
からダクト経由温度センサー付きフアン46によって吸
出し、フアン46外側表面に付けたカバーの吸出口45
から排出する(4Aロ)。
【0028】このようにして、2方向の吸気口44イか
ら取り込まれた空気(4Aイ1)は、上記、囲い込み部
4H内の蛍光灯42端部によって熱せられ、囲い込み板
49の吸出口45aからダクト43を通して、温度セン
サーにより制御されたフアン46によって、吸気口44
ロから取り込まれた空気4Aイ2と共に吸出(4Aロ)
されることにり、本体4Iの部分的な温度上昇による、
液晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除した明るい
バックライト4ができるようにしたものである。
ら取り込まれた空気(4Aイ1)は、上記、囲い込み部
4H内の蛍光灯42端部によって熱せられ、囲い込み板
49の吸出口45aからダクト43を通して、温度セン
サーにより制御されたフアン46によって、吸気口44
ロから取り込まれた空気4Aイ2と共に吸出(4Aロ)
されることにり、本体4Iの部分的な温度上昇による、
液晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除した明るい
バックライト4ができるようにしたものである。
【0029】図10乃至図11は本発明の第五実施例を
示すもので、図10は本体形状および内部機構の主要部
が見えるように開口した一部開口斜視図であり、図11
は図10に空気の流れを記入した一部開口斜視図であ
る。
示すもので、図10は本体形状および内部機構の主要部
が見えるように開口した一部開口斜視図であり、図11
は図10に空気の流れを記入した一部開口斜視図であ
る。
【0030】第五実施例のバックライト5は、中央部に
発光面5IIを設けた本体5Iと、裏側に光源の写り込
みを消すためのドットパターンを印刷した拡散板を使っ
た発光面5II、発光面5II下にすのこ状に並べた1
0本の冷陰極管52a乃至52jによる光源、光源直下
に配置した反射板51、冷陰極管52a乃至52jのそ
れぞれの両端に逃げようとする光を発光面5II側に反
射させるために設けた仕切り板59、吸入口54とこれ
に結ばれたダクト53イ、ダクト53ロと結ばれ表面カ
ーに密着、配置それた温度センサー付きのファン56、
ファン56の表面となる本体5I端部に設けた排出口5
5によって構成されている。 なお、図10および図1
1の開口されていない部分に設けられている冷陰極管5
2d乃至と52iおよび反対側にあって開口されていな
い部分内に設けられている上記同様の構成品さらに同様
の構成品による空気の流れは、重複説明を避けるために
省略した。
発光面5IIを設けた本体5Iと、裏側に光源の写り込
みを消すためのドットパターンを印刷した拡散板を使っ
た発光面5II、発光面5II下にすのこ状に並べた1
0本の冷陰極管52a乃至52jによる光源、光源直下
に配置した反射板51、冷陰極管52a乃至52jのそ
れぞれの両端に逃げようとする光を発光面5II側に反
射させるために設けた仕切り板59、吸入口54とこれ
に結ばれたダクト53イ、ダクト53ロと結ばれ表面カ
ーに密着、配置それた温度センサー付きのファン56、
ファン56の表面となる本体5I端部に設けた排出口5
5によって構成されている。 なお、図10および図1
1の開口されていない部分に設けられている冷陰極管5
2d乃至と52iおよび反対側にあって開口されていな
い部分内に設けられている上記同様の構成品さらに同様
の構成品による空気の流れは、重複説明を避けるために
省略した。
【0031】上述の構成によるバックライト5は、発光
面5IIの輝度均一化のため冷陰極管52a乃至52i
の輝度が低いが発熱量が多い部分を仕切り板59の外す
なわち本体5I端側に出しているため、発光面5II部
分の温度上昇は少ないが、冷陰極管52a乃至52iの
輝度が低いが発熱量が多い部分を内包する本体5Iの端
部2面と仕切り板59および反射板の端部によって構成
される空間5Hの温度が高くなるので、本体5Iの別の
端面に設けた吸入口54から空気を取り込み(5Aイ)
もう一方の端面に吸出口55を設け、さらに吸出用の温
度センサー付きファン56を排気口55に密接、配置し
てダクト53ロにより導いた、発熱量が多い部分を内包
する空間5Hにて熱せられた空気を排出する(5Aロ
1)ことにより本体3Iの部分的な温度上昇による、液
晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除した明るいバ
ックライト5ができるようにしたものである。
面5IIの輝度均一化のため冷陰極管52a乃至52i
の輝度が低いが発熱量が多い部分を仕切り板59の外す
なわち本体5I端側に出しているため、発光面5II部
分の温度上昇は少ないが、冷陰極管52a乃至52iの
輝度が低いが発熱量が多い部分を内包する本体5Iの端
部2面と仕切り板59および反射板の端部によって構成
される空間5Hの温度が高くなるので、本体5Iの別の
端面に設けた吸入口54から空気を取り込み(5Aイ)
もう一方の端面に吸出口55を設け、さらに吸出用の温
度センサー付きファン56を排気口55に密接、配置し
てダクト53ロにより導いた、発熱量が多い部分を内包
する空間5Hにて熱せられた空気を排出する(5Aロ
1)ことにより本体3Iの部分的な温度上昇による、液
晶表示素子のフィルター焼けの原因を排除した明るいバ
ックライト5ができるようにしたものである。
【0032】
【発明の効果】本発明は、高輝度ではあるが発熱量も多
い光源を使って広い発光面にして高輝度のバックライト
を作るため、導光板方式のバックライトに使われるリフ
レクター内にファンを使用して強制的に空気を流通させ
る、あるいは導光板、直下光源の両方式共に、光源端部
の発熱量の多い部分に温度センサーによって制御したフ
ァンを使って効果的に送風あるいは吸出、排気すること
により適温度の確保とバックライト本体の部分的な温度
上昇を無くし、明るく安定使用可能なバックライトを作
ることを可能にするものである。
い光源を使って広い発光面にして高輝度のバックライト
を作るため、導光板方式のバックライトに使われるリフ
レクター内にファンを使用して強制的に空気を流通させ
る、あるいは導光板、直下光源の両方式共に、光源端部
の発熱量の多い部分に温度センサーによって制御したフ
ァンを使って効果的に送風あるいは吸出、排気すること
により適温度の確保とバックライト本体の部分的な温度
上昇を無くし、明るく安定使用可能なバックライトを作
ることを可能にするものである。
【0033】例えば実施例1のバックライトをファンを
働かせずに点灯すると、点灯後5分乃至10分で最高輝
度から約4割の輝度低下となるが、実施例1では、ファ
ンを働かせることにより、点灯後5分乃至10分で最高
輝度から約1.5割の輝度低下で済むというようにファ
ンを使用して必要部を強制的に送風、あるいは該当部の
空気を吸出して冷却という本発明は大きな効果的をもた
らすものである。
働かせずに点灯すると、点灯後5分乃至10分で最高輝
度から約4割の輝度低下となるが、実施例1では、ファ
ンを働かせることにより、点灯後5分乃至10分で最高
輝度から約1.5割の輝度低下で済むというようにファ
ンを使用して必要部を強制的に送風、あるいは該当部の
空気を吸出して冷却という本発明は大きな効果的をもた
らすものである。
【0034】
【図1】本発明の第一実施例を示すバックライトの外形
図
図
【図2】上記、バックライトの一部開口斜視図
【図3】上記、バックライトの部分平面図
【図4】本発明の第二実施例を示すバックライトの一部
開口斜視図
開口斜視図
【図5】上記、バックライトの一部開口斜視図
【図6】本発明の第三実施例を示すバックライトの一部
開口斜視図
開口斜視図
【図7】上記、バックライトの一部開口斜視図
【図8】本発明の第四実施例を示すバックライトの一部
開口斜視図
開口斜視図
【図9】上記、バックライトの一部開口斜視図
【図10】本発明の第四実施例を示すバックライトの一
部開口斜視図
部開口斜視図
【図11】上記、バックライトの一部開口斜視図
I.2I,3I,4I,5I………………………本体 II,2II,3II,4II,5II…………発光面 III,2III,3III,4III,………導光板 1,21,31,41………………………………リフレ
クター 51……………………………………………………反射板 2,22,32,52………………………………冷陰極
管 42……………………………………………………蛍光灯 3,23,33,43,53………………………ダクト 4,34,……………………………………………送風口 24,44,54,…………………………………吸入口 5,35………………………………………………排気口 25,45,55……………………………………吸出口 6,36………………………………………………ファン 26,46,56……………………………………温度セ
ンサー付きファン 7,37………………………………………………温度セ
ンサー 8,28,59………………………………………仕切り
板 38,48……………………………………………囲い込
み板 39,49……………………………………………送風口
付き囲い込み板 A,2A,3A,4A,5A………………………空気の
流れ 3H,4H……………………………………………囲い込
み部 5H……………………………………………………空間
クター 51……………………………………………………反射板 2,22,32,52………………………………冷陰極
管 42……………………………………………………蛍光灯 3,23,33,43,53………………………ダクト 4,34,……………………………………………送風口 24,44,54,…………………………………吸入口 5,35………………………………………………排気口 25,45,55……………………………………吸出口 6,36………………………………………………ファン 26,46,56……………………………………温度セ
ンサー付きファン 7,37………………………………………………温度セ
ンサー 8,28,59………………………………………仕切り
板 38,48……………………………………………囲い込
み板 39,49……………………………………………送風口
付き囲い込み板 A,2A,3A,4A,5A………………………空気の
流れ 3H,4H……………………………………………囲い込
み部 5H……………………………………………………空間
Claims (3)
- 【請求項1】 導光板側端部に光源を設ける導光板方式
のバックライトにおいて、光源の光を導光板側部端面か
ら導光板内に入射させることを目的として設けられる、
光源を包むような構造の反射体(以下、これをリフレク
ターという。)の内部に強制的に送風、または内部の空
気を吸出、あるいは送風と吸出を併用して該リフレクタ
ー内に空気を流通、排出させることにより、該リフレク
ター内部の温度調節ができるリフレクターを用いた光源
を装備することを特徴とする導光板方式のバックライ
ト。 - 【請求項2】 上記、導光板方式のバックライトにおい
て、該リフレクターの境界部あるいは該リフレクターに
直近する外部に露出させた光源端部の発熱の多い部分お
よびその周辺に強制的に送風して排気する、または該光
源端部の発熱の多い部分およびその周辺の空気を吸出す
る、あるいは送風と吸出を併用して空気を流通、排出さ
せることにより、光源両端部、および、該光源両端部周
辺の温度を調節することを特徴とする導光板方式のバッ
クライト。 - 【請求項3】 光源を発光面下に設け、光源直下に配置
した反射板からの反射光と光源からの直射光を合わせて
発光面側に集光させる直下光源方式のバックライトにお
いて、該反射板内または該反射板外あるいは該反射板内
と該反射板外の中間に設けられた光源両端部の発熱の多
い部分およびその周辺に、強制的に送風して排気する、
または内部の空気を吸出する、あるいは送風と吸出を併
用して該発熱の多い部分およびその周辺に空気を流通、
排出させることにより、光源両端部ならびに該光源両端
部周辺の温度を調節できるようにした光源を用いること
を特徴とする直下光源方式のバックライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134041A JP2001283624A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | バックライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001283624A true JP2001283624A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18642395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000134041A Pending JP2001283624A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | バックライト |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100587372B1 (ko) | 2004-05-28 | 2006-06-08 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 백라이트 유닛 |
KR100638047B1 (ko) | 2004-10-15 | 2006-10-23 | 엘지전자 주식회사 | 백라이트 유닛을 갖는 액정 디스플레이 |
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WO2008012964A1 (fr) * | 2006-07-27 | 2008-01-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositif d'illumination pour dispositif d'affichage |
JP2011065788A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd | 光モジュールの放熱装置 |
CN102042247A (zh) * | 2009-10-20 | 2011-05-04 | 建准电机工业股份有限公司 | 风扇组的运转控制电路 |
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CN108873431A (zh) * | 2018-07-03 | 2018-11-23 | 浙江锦浩光电材料有限公司 | 一种方便安装且具有散热功能的反射膜及背光模组 |
-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000134041A patent/JP2001283624A/ja active Pending
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KR100638047B1 (ko) | 2004-10-15 | 2006-10-23 | 엘지전자 주식회사 | 백라이트 유닛을 갖는 액정 디스플레이 |
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