JP2001283040A - 共同利用型商品取引情報処理システム、共同利用型商品取引情報処理方法、記録媒体およびプログラム - Google Patents

共同利用型商品取引情報処理システム、共同利用型商品取引情報処理方法、記録媒体およびプログラム

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JP2001283040A
JP2001283040A JP2001017473A JP2001017473A JP2001283040A JP 2001283040 A JP2001283040 A JP 2001283040A JP 2001017473 A JP2001017473 A JP 2001017473A JP 2001017473 A JP2001017473 A JP 2001017473A JP 2001283040 A JP2001283040 A JP 2001283040A
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Masanobu Muranaka
正信 村中
Koji Fujikawa
浩治 藤川
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運用負荷の小さな共同利用型のEDIシステ
ムを提供する。 【解決手段】 端末装置から送信され受信したメッセー
ジを共通データ形式に変換する手段と、端末装置へ送信
するメッセージを前記共通データ形式に変換する手段
と、共通データ形式に変換されたメッセージの内容に基
づき、予め決められた処理内容を定義する処理内容定義
手段とを有する。さらに、メッセージの受信または送信
のときに、処理内容定義手段に定義された処理内容の実
行を指示する処理内容実行指示手段と、処理内容実行指
示手段による実行の指示が、実行を指示する送信先への
メッセージとして処理するメッセージ処理手段を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のユーザによ
り共同で利用される共同利用型商品取引情報処理システ
ム、共同利用型商品取引情報処理方法、その記録媒体お
よびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】工場などで生産されて出荷される商品の
中には、工場から出荷後、需要家の指定仕様、要求に応
じて加工されるものがある。鋼材の場合、鉄鋼メーカか
ら直接需要家に納入されるもの(直送)もあるが、商社
あるいは特約店からコイルセンタなどの加工業者に持ち
込んで必要な切断加工を施した上で、需要家に納入する
ものもある。
【0003】このような場合、商社、加工センタおよび
需要家間で、注文、納入、加工指示等に必要な取引情報
が、やり取りされている。例えば、フアツクスなどの電
話回線を利用して注文指示等の取引情報をやり取りして
いる。あるいはまた、各商社は、各加工センター及び各
需要家間に設けた専用の通信回線などを利用して構築し
たEDI(Electronic Data Inter
change)システムにより取引情報をやり取りして
いる。
【0004】情報のやり取りは相互に同一手段を利用し
なければできない。例えば、ある商社との取引を、その
商社のEDIシステムを利用して行う場合、需要家ある
いは加工センタは、その商社のEDIシステムに接続さ
れる端末装置を自己の施設内に設け、そのシステムに応
じた操作をして利用することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、加工
センタがいつも同じ商社との取引だけをしているのであ
れば情報のやり取りは、単一手段しかないため問題は少
ないが、複数の商社、需要家を相手にするとなると、煩
雑なやり取りとなる。ある商社とはその商社のEDIシ
ステム端末装置を利用して注文等の情報のやり取りをす
るが、別な商社とはその別な商社のEDIシステムの端
末装置を利用して情報のやり取りをしなければならな
い、などの場合である。また、各需要家からは、夫々異
なる納品書の書式指定などがあることもあり、需要家毎
に異なる書式に従った書類の作成をして、端末装置への
入力、あるいはフアツクス送信などといった煩雑な事務
作業となる。
【0006】このように、相手の個別システムに対応す
るために、複数の端末を導入することは、導入コスト増
という問題だけでなく、その事務処理のための人員、教
育等のコスト負担ともなる。また、多種の書式による事
務処理作業は、作業が煩雑となるだけでなく、その管理
負荷も極めて大きい。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、運用負荷の小さな共同利用型のEDI
システムを実現し、各社の業務フローなどを変えずに済
むので事務処理もスムーズに行えるようにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の共同利用型の商
品取引情報処理システムによれば、端末装置から送信さ
れ受信したメッセージを共通データ形式に変換する手段
と、端末装置へ送信するメッセージを共通データ形式に
変換する手段と、共通データ形式に変換されたメッセー
ジの内容に基づき予め決められた処理内容が定義された
処理内容定義手段と、メッセージの受信または送信のと
きに、処理内容定義手段に定義された処理内容の実行を
指示する処理内容実行指示手段と、処理内容実行指示手
段による実行の指示が、実行を指示する送信先へのメッ
セージとして処理するメッセージ処理手段とを有するに
ようにしている。
【0009】また、本発明の共同利用型の商品取引情報
処理方法によれば、端末装置から送信され受信したメッ
セージを共通データ形式に変換し、端末装置へ送信する
メッセージを前記共通データ形式に変換し、メッセージ
の受信または送信のときに、共通データ形式に変換され
たメッセージの内容に基づき予め決められた処理内容が
定義された処理内容定義手段により、その処理内容の実
行を指示し、処理内容の実行の指示があると、送信先へ
のメッセージとしてその処理内容の実行を指示するよう
にしたものである。
【0010】このようにすることにより、運用負荷の小
さな共同利用型の商品取引情報処理システムを実現でき
るので、各社の業務フローなどを変えずに済み、事務処
理もスムーズに行えるものである。さらに既存のシステ
ムを取り込みながら、共同利用型のシステムを実現で
き、従来の各システムに対応したシステムの導入コス
ト、導入教育等の負荷を低減できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の共同利用型取引情報処
理システムの全体構成を示すものである。
【0012】図1において、1は共同利用型のいわゆる
EDIシステムのセンタコンピュータであり、その構成
は後述する。商社毎のEDIシステム2がk個あり、そ
れらはVAN(Value Added Networ
k)3を介して共同利用型EDIセンタのコンピュータ
1(以下、共同EDIセンタとはこのコンピュータをい
うものとする)と接続され通信できるようになってい
る。VANはそれぞれ各社の専用線やエクストラネット
等で構成されている。同様に商品製造を行っているメー
カも、同様に各社のEDIシステム4は、l(エル)個
あり、それらがVAN5を介して共同EDIセンタ1に
接続されている。商社のEDIシステム2と同様に、V
AN5はそれぞれ各社の専用線やエクストラネットなど
である。
【0013】一方、各商品加工センタも、それぞれイン
ターネット7に接続されるコンピュータ端末装置6を有
し、ここではm個の端末がある。各需要家においても、
夫々がインターネット7に接続されたコンピュータ端末
装置8を有し、ここではn社分の端末がある。さらに中
小の加工センタ6や需要家8においては、お互いにフア
ツクスを電話回線9により利用している。なお、以上説
明した個数(k、l、m、n)は、コンピュータ端末装
置というハードウエア数であってもよいし、あるいは操
作者毎のアカウント数でもよい。以下は簡単のためハー
ドウエア数の場合で説明する。
【0014】商社のEDIシステム2の中には、VAN
3を経由してインターネット7に接続可能となっている
もの、あるいは商社内のコンピュータ端末装置がインタ
ーネット7に接続されているものもあり、図では点線で
その接続状態を示している。同様にメーカのEDIシス
テム4の中には、VAN5を経由してインターネット7
に接続可能となっているもの、あるいはメーカ内のコン
ピュータ端末装置がインターネット7に接続されている
ものもある。また、需要家8のコンピュータ端末装置が
インターネット接続可能となっている。
【0015】共同EDIセンタ1と利用者の端末装置と
は、例えばWEBサーバと、ブラウザ端末のような構成
と同じである。端末装置は、ブラウザソフトウエアを利
用してインターネット経由でWEBサーバにアクセスし
て、必要なソフトウエアを利用する。以下に説明するよ
うに、共同EDIセンタ1は、VAN接続、FAX接続
等とのインターフェースも有しているので、そのような
接続に対しても、WEBサーバとしての利用が可能であ
る。
【0016】図2は、共同EDIセンタ1のコンピュー
タシステムの概略ハードウエア構成図である。
【0017】図において、11はCPU,12はRA
M、13はROMである。これは内部のバス14により
接続されている。また、バス14と各種通信ラインを接
続するインターフェース(以下インターフェースは「I
/F」という)と、バス14と外部メモリを接続するた
めのI/Fとを有する。15は、VAN3、4とのI/
F、16はインターネット7とのI/F,17はパソコ
ンとのI/Fである。さらに18は外部メモリ19との
I/Fである。これらのうち通信用I/Fは、インター
ネット、VAN、電話線だけでなく、その他にも通信相
手である利用者のシステムに合わせて通信媒体手段に応
じて追加される。
【0018】このような構成により、後述する機能がハ
ードウエアおよびソフトウエアにより実現される。各種
I/Fから受けたデータは、RAM12または外部メモ
リ19にストアされ、プログラムは、バス14を介して
RAM12に読み出されてCPU11により実行され
る。実行に必要なデータはRAM12に置かれ、実行時
に用いられ、結果はRAM12あるいは外部メモリ19
にストアされる。
【0019】なお、コンピュータシステムの構成は、こ
れに限定されるものではなく、種々の変更は可能であ
る。
【0020】図3は、共同EDIセンタ1のブロック構
成図である。図において、21は、VAN3およびVA
N5の通信ラインに接続されるEDII/Fである。E
DII/F21は、各EDIの通信プロトコルによる受
信データを、後述するXML(eXtensible
Markup Language)変換部22へデータ
を送る機能と、XML変換部22から受けたデータをV
AN3またはVAN5の通信ラインへ送信する機能を有
するものである。
【0021】HTMLI/F23は、インターネット7
を介して受信したHTML形式のデータをXML変換部
22へ送る機能と、XML変換部22から受けたデータ
をインターネット7の通信ラインへ送信する機能を有す
るものである。
【0022】XMLI/F24は、インターネット7を
介して受信したXML形式のデータをXML変換部22
へ送る機能と、XML変換部22から受けたデータをイ
ンターネット7の通信ラインへ送信する機能を有するも
のである。
【0023】業務システムI/F25は、インターネッ
ト7を介して受信した各社の業務システムのデータ形式
をXML変換部22へ送る機能と、XML変換部22か
ら受けたデータをインターネット7の通信ラインへ送信
する機能を有するものである。業務システムのデータ形
式としては、例えばCSV(comma separe
ted value)形式、特定の表計算アプリケーシ
ョンのデータ形式等である。
【0024】帳票I/F26は、XML変換部12から
受けた帳票データ、例えば需要家に提出する納品書、注
文請書等をインターネット7の通信ラインへ送信する機
能を有するものである。例えば客先毎に指定される様式
が異なる場合に、そのような指定の帳票、伝票の形式に
関する情報等を後述する帳票情報データベースに登録し
ておき、必要なときに利用者の端末にダウンロードした
り、コピーして利用できるようになっているので、その
ときのためのインターフェースである。帳票I/Fは、
読み出した帳票データを、例えばPDFファイル形式に
して送信する機能を有する。
【0025】FAXI/F27は、電話回線9から受信
したFAX信号をパソコン(PC)28内のOCRソフ
トウエアなどによりテキスト形式に変換されたデータを
XML変換部22へ送る機能と、XML変換部22から
受けたデータを電話回線9へ送信すべくパソコン28へ
送る機能を有するものである。
【0026】なお、これらのI/Fは各通信ラインの信
号の中から必要なメッセージを取り出すためのハードウ
エア及び必要なソフトウエアからなる。
【0027】また、これらのI/Fの数は、通信ライン
のプロトコルおよびそのデータ形式に応じて決まるもの
であるので、通信されるデータに応じて種々のI/Fを
適宜設けられるものである。
【0028】XML変換部22は、各I/Fから受けた
メッセージデータをXML形式に変換する機能を有する
ものである。この機能は、ソフトウエアで実現され、各
I/Fから受けたデータを、予め決めておくルールに基
づいてXML形式のデータに変換する。あるI/Fから
受けたメッセージは解読され、送信元が判別される。そ
の送信元毎にメッセージのフィールド構成は予め定義さ
れているので、そのフィールドの各項目をXML形式に
変換する。例えば、EDIシステムがCIIシンタック
スのメッセージで送受信を行っている場合、そのCII
シンタックスのメッセージをXMLを用いたシンタック
スで記述したメッセージに変換する。後述するように、
変換されたメッセージデータはメモリの所定の領域にス
トアされる。XML変換部22では、DTD(Data
Type Definition)編集機能と、利用者
別DTD管理機能も有する。DTD編集機能は、データ
変換ルールをGUIを用いて定義、編集する機能であ
る。利用者別DTD管理機能とは、定義されたDTD情
報を利用者毎にストア、管理する機能である。
【0029】従って、外部からのデータは、共同EDI
センタ1のコンピュータ内で処理されるときは、その必
要な範囲38(点線の枠内)ではすべてXML形式のデ
ータで、その内容の読み出し、書き込み等がされる。ま
た、共同EDIセンタ1からデータが送信されるとき
は、送信先が指定されているので、内部のXML形式の
データは、その指定された送信先のデータ形式に変換さ
れて、対応するI/Fにメッセーシデータが送られる。
【0030】29は、帳票に関する情報のデータベース
であり、データベースシステムに登録されたものであっ
てもよいし、単なるファイルでもよい。上述したよう
に、取引相手毎に帳票形式が異なる場合が多いので、取
引相手毎の種々の形式の帳票、伝票等が定義されて、外
部メモリ19にストアされている。外部からの要求に応
じて、指定された帳票のフォーマットデータが、XML
変換部22でXML形式のデータから他の形式のデー
タ、例えばPDF形式ファイルに変換されて、帳票I/
F26によりインターネット7に出力される。
【0031】次に、30は、加工センタ6用のメッセー
ジボックスである。このメッセージボックスは、ここで
はブロックで示しているが、各加工センタの送信および
受信メッセージをストアする手段と、所定のメッセージ
毎に予め定義された処理内容をストアする手段とからな
る。ここでは、メッセージボックス30は、m個ある加
工センタ6の箇所数分のメッセージ処理ファイル30−
1,30−2、…、30−mを含む。各メッセージ処理
ファイルには、その加工センタから送信されるメッセー
ジが一次的にストアされる送信ボックス31と、その加
工センタが受信したメッセージが一次的にストアされる
受信ボックス32を有する。これらは、各メッセージが
区別されるようになる通常のファイルであり、受信メッ
セージであれば、受信時刻データ、送信元データ、メッ
セージ種別データ、メッセージ内容データなどが一つの
メッセージデータとして管理されている。送信データで
あれば、送信先データ、メッセージ種別、メッセージ内
容データ、そして送信したときの時刻データ等が一つの
メッセージデータとして管理されている。
【0032】さらに、各メッセージ処理ファイルは、ア
クションプロファイル記述部33を有している。アクシ
ョンプロファイル記述部33は、送信ボックス31およ
び受信ボックス32に対応して、必要な処理内容が記述
されているデータファイルである。その処理内容とは、
加工センタ6の利用者が、自己の業務処理に対応して特
定の送信メッセージを送信するとき、あるいは特定の受
信メッセージを受信したときに、実行すべき処理内容で
ある。例えば、ある加工センタでは、特定の商社から特
定の商品の注文を受けたときは、注文請書データの送信
だけでなく、その商社にはその特定商品の月毎の累積注
文数の報告書も随時行う取極めをしている場合等であ
る。その場合、受信メッセージを解読して、その商社で
あるのか、さらにその決められた特定の商品についての
注文なのかを判定し、そのアクションプロフアイルに記
述された「当月のその日までのその商品の累積注文数デ
ータを演算して、演算結果を用いて決められた書式の報
告書を作成し、その商社にその報告書を送信する」とい
うアクションを実行する。従って、このアクションに対
応する処理内容をルールとして登録しておく。また、あ
る一定期間だけ送信メッセージについて、「送信先毎の
送信回数の統計データを取りたい」という場合は、送信
メッセージが送信ボックスにストアされる度に、メッセ
ージを解読して送信先を判別し、特定のメモリ領域にあ
る統計用ファイルの所定の領域に数を数えるためのカウ
ントデータを記録する処理を行う処理内容を、アクショ
ンプロファイルにルールとして予め定義して記述してお
く。ここで、処理内容としては共同EDIシステムが自
ら実行する内容だけでなく、送信メッセージを送付する
送信先への所定の実行指示も含むものである。例えば、
所定の送信メッセージに対して応答メッセージを返して
くるという内容等も含まれる。それにより、送信先で実
行されるか否かを監視の対象とすることができる。
【0033】このように、メッセージ処理ファイルに
は、その端末毎にメッセージ処理ファイルを設けた場合
であれば、端末毎の送信メッセージ用の送信ボックス、
受信メッセージ用の受信ボックス、そして送信および受
信メッセージ毎に定義可能なアクションプロファイル記
述部を有する。
【0034】そして、そのような複数の加工センタ用の
メッセージボックス30と同様のものが、複数のメーカ
用のメッセージボックス34、複数の商社用のメッセー
ジボックス35および複数の需要家用のメッセージボッ
クス39として設けられている。従って各メッセージボ
ックス34、35、39には、それぞれのメーカあるい
は商社に対応した数のメッセージ処理ファイルが設けら
れ、各メッセージ処理ファイルには送信ボックス、受信
ボックス、そしてアクションプロファイルボックスが設
けられる。
【0035】メッセージ管理部36は、各送信ボックス
31に送信すべきメッセージがストアされると、そのメ
ッセージの送信処理を行うだけでなく、そのメッセージ
内容を解読し、対応するメッセージ処理ファイルのアク
ションプロファイル記述部33に実行すべき処理が記述
されているかを判別し、記述されているればその処理を
実行する。同様にメッセージを受信すると、受信処理を
するだけでなく、対応するメッセージ処理ファイルのア
クションプロファイル記述部33に実行すべき処理が記
述されているかを判別し、記述されていればその処理を
実行する。
【0036】なお、送信メッセージの送信処理は、送信
メッセージが送信ボックスにストアされると、ここでは
図示しないが、その宛先に送信すべく、XML変換部2
2でメッセージデータの変換が行われて、対応するI/
F部にメッセージを送り、そのI/F部から送信する、
という一連の処理である。同様に受信処理は、受信メッ
セージの内容が解読されると、ここでは図示しないが、
対応するメッセージボックスの対応するメッセージ処理
ファイルの受信ボックスに受信メッセージがストアさ
れ、受信メッセージは受信すべき端末装置に送信された
り、あるいは送信可能状態になる。
【0037】メッセージ管理部36で送信ボックス31
および受信ボックス32について上述した処理が終わる
と、送信および受信ボックス内のメッセージは、外部メ
モリ19内のメッセージストレージ部37にストアされ
る。ストアされたメッセージは、所定期間蓄積され、利
用者からの参照要求に応じて、業務単位、時系列単位等
に整理した情報として提供することができる。
【0038】なお、このストアされたメッセージは、メ
ッセージ処理ファイルに対応する利用者の端末装置から
検索可能であり、過去のメッセージを確認、或いは過去
のメッセージを再利用することができる。
【0039】図4は、アクションプロファイル記述部3
3に記載される実行処理内容がメッセージ処理ファイル
単位でいわゆるルールベースで記述され、データベース
19内にストアされていることを示す図である。
【0040】アクションプロファイル記述部33は、各
利用者あるいは端末装置毎に定義されたものであるが、
ルール定義管理部40とルール内容定義部41とからな
る。
【0041】送信あるいは受信ボックス内のメッセージ
から得たメッセージの種類、送信先あるいは送信元のデ
ータに基づき、実行すべきルール番号があることを定義
したルール定義管理部40と、ルール番号毎に定義され
たルール内容定義部41とからなる。このルール内容定
義部41の各ルールは、この共同EDIセンタ利用者あ
るいは利用端末装置に対応した各メッセージ処理ファイ
ルに対応して記述される。メッセージの種類とは、加工
指示なのか、注文情報なのか、などの種類である。送信
先はメッセージの送信すべき相手方の者あるいは装置を
表すデータである。送信元は、メッセージの送信者ある
いは端末装置を表すデータである。ルール番号はルール
内容定義41に定義されたルールの番号である。これら
は、送信処理のときのルール定義部401と受信処理の
ルール定義部402の2つに区分されている。
【0042】また、実行すべき処理内容であるルール
は、送信メッセージあるいは受信メッセージに対応した
実行すべき処理の具体的な内容が記述される。さらに、
各実行処理内容毎に、実行期限およびタイムアウト時の
処理内容もルールとして、対応するルール番号のルール
に記述されている。
【0043】たとえば、あるメッセージを受信した場
合、そのメッセージ内容から送信元とメッセージ種類を
得て、それらから対応するルールが定義されていれば、
その定義されている処理内容を実行し、実行が決められ
た期限内に実行できた否かを監視して、何らかの理由で
期限内に実行できなかったときは、監視タイマ等からタ
イムアウトしたことが通知されるので、タイムアウト時
の処理内容を実行する。送信時も同様に所定のルールの
有無をチェックし、記述されていればそのルールを実行
し、タイマ監視も定義されていればタイマ監視を行う。
また、タイマ監視では、ルールで定義された応答メッセ
ージ(例えば、注文に対する請書)の到達を監視し期限
内に到達したかどうかを監視してもよい。そして到達し
ないときは、電子メールなどで督促するようにしてもよ
い。
【0044】このように、このルールベースのアクショ
ンプロファイルには、各利用者の実行する業務処理内容
がルールで記述されることになるので、各利用者は業務
処理内容に変更があればこのアクションプロファイル記
述部の記述を変更する。
【0045】なお、この場合の変更は、共同利用のED
Iセンタ1の管理者が変更要求に応じてプロファイルの
追加、変更、削除などを行ってもよいし、各利用者がパ
スワードなどの所定のセキュリティ手段を施した処理を
用いて、通信回線を利用して直接利用者が記述の変更な
どを行うようにしてもよい。
【0046】図5は、送信ボックス内にメッセージがス
トアされたとき、すなわちメッセージ送信時の処理を示
すフローチャートである。
【0047】まず、メッセージがストアされると、メッ
セージが解読され、送信先およびメッセージ種類を読み
出す(S1)。その送信先へその種類のメッセージを送
信する際のルールが、アクションプロファイル記述部に
定義されているかを判定する(S2)。この判定は、ル
ール定義管理部40の送信処理に対応した定義部401
を参照することにより行われる。そして、送信するメッ
セージに対応したルールの内容を画面上に確認のために
利用者に確認画面を表示する(S3)。そして、受信時
の処理内容の確認、取り止め、追加変更が行われる(S
4)。
【0048】図6にその確認画面の例を示す。確認画面
には、送信メッセージの送信先およびメッセージ種類が
画面上のフィールド50および51に表示される。さら
に、実行されるルール番号がフィールド52に、ルール
実行により何らかのメッセージが通知される通知先があ
ればフィールド53に、実行処理内容はフィールド54
に表示される。
【0049】端末の利用者が、フィールド52、53、
54に示された実行内容に問題がなければ、確認ボタン
55をクリックする。これにより、メッセージ送信の指
示がされ(S5)、続いて表示されたルールが読み出さ
れ、実行される(S6)。そして、その実行処理に期限
が設定されているときはタイムアウト監視処理が開始さ
れる(S7)。
【0050】実行ルールの追加或いは変更をしたいとき
は、追加変更したい処理部分を画面上で選択して、追加
/変更ボタン56をクリックする。このときは、追加で
あれば、ルール番号の追加を画面上で行い、変更であれ
ば、ルール番号の変更が可能となる(S8)。追加変更
を指示した後、確認ボタン55をクリックすると、メッ
セージが送信され(S5)、追加変更されたルールが読
みだされ、実行される(S6)。なお、ルール追加ある
いは変更のための画面としては全く別な画面において、
追加変更をするものであってもよい。
【0051】また、あるルールまたは全てのルールの実
行をしたくないときは、対応するルールを画面上で選択
して、取り止めボタン57をクリックすると、実行ルー
ルが消去あるいは実行されない旨の表示がされる。この
ときは、フィールド58に実行取り止めのマーク、例え
ば「×」印が、実行するマーク「○」の代わりに表示さ
れる。
【0052】そして取り止め指示が終了して、確認ボタ
ン55がクリックされると、送信処理の指示がされ(S
5)、取り止めたルールは実行されず、取り止めないル
ールのみ実行される(S6)。そして必要なタイマ監視
処理があれば、その監視が行われる(S7)。
【0053】タイマ監視プログラムは、送信メッセージ
毎に、定義されたルールの実行が成功したときは、タイ
マ解除の指示が行われる。期限内に解除されずにタイム
アウトすると、対応する送信メッセージのルール定義記
述部に定義されたタイムアウト時の処理内容が実行され
る。例えば、必要な利用者に実行処理が一部の機械(ソ
フトウエアも含む)の故障によりできていないので、し
ばらくその処理が遅れる旨のメールを自動的に送り、か
つ必要なエラーメッセージをシステム管理者にも通知す
るなどの処理である。
【0054】図7は、受信ボックス内にメッセージがス
トアされたとき、すなわちメッセージ受信時の処理を示
すフローチャートである。
【0055】まず、メッセージがストアされると、メッ
セージが解読され、送信元およびメッセージ種類を読み
出す(S11)。その送信元からその種類のメッセージ
を受信した際のルールが、アクションプロファイル記述
部に定義されているかを判定する(S12)。この判定
も、ルール定義管理部40の受信処理に対応した定義部
402を参照することにより行われる。そして、利用者
に受信したメッセージに対応したルールの内容を画面上
に確認のために表示する(S13)。そして、受信時の
処理内容の確認、取り止め、追加変更が行われる(S1
4)。
【0056】図8にその確認画面の例を示す。ほぼ図6
と同様であるが、送信でなく受信メッセージであること
に基づく違いがある。
【0057】確認画面には、受信メッセージの送信元お
よびメッセージ種類を画面上のフィールド60および6
1に表示される。さらに、実行されるルール番号がフィ
ールド62に、ルール実行により何らかのメッセージが
通知される通知先があればフィールド63に、実行処理
内容はフィールド64に表示される。
【0058】端末の利用者が、実行内容に問題がなけれ
ば、確認ボタン65をクリックする。これにより、メッ
セージ受信の指示がされ(S15)、表示されたルール
が実行される(S16)。そして、その実行処理に期限
が設定されているときはタイムアウト監視処理が開始さ
れる(S17)。実行ルールの追加或いは変更をしたい
ときは、追加変更したい処理部分を画面上で選択して、
追加/変更ボタン66をクリックする。このときは、追
加であれば、ルール番号の追加を画面上で行い、変更で
あれば、ルール番号の変更が可能となる(S18)。追
加変更を指示した後、確認ボタン65をクリックする
と、メッセージが受信され(S15)、追加変更された
ルールが実行される(S16)。なお、ルール追加ある
いは変更のための画面としては全く別な画面において、
追加変更をするものであってもよい。
【0059】また、あるルールまたは全てのルールの実
行をしたくないときは、対応するルールを画面上で選択
して、取り止めボタン67をクリックすると、実行ルー
ルが消去あるいは実行されない旨の表示がされる。この
ときは、フィールド58に実行取り止めのマーク、例え
ば「×」印が、実行するマーク「○」の代わりに表示さ
れる。
【0060】そして取り止め指示が終了して、確認ボタ
ン65がクリックされると、受信処理の指示がされ(S
15)、取り止めたルールは実行されず、取り止めない
ルールのみ実行される(S16)。そして必要なタイマ
監視処理があれば、その監視が行われる(S17)。
【0061】送信時の処理と同じように、タイマ監視プ
ログラムは、受信メッセージ毎に、定義されたルールの
実行が成功したときは、タイマ解除の指示が行われる。
期限内に解除されずにタイムアウトすると、対応する受
信メッセージのルール定義記述部に定義されたタイムア
ウト時の処理内容が実行される。
【0062】なお、上記の場合、送信および受信処理の
際、確認処理はルールが定義されていないときにも利用
者に確認の意味で実行されているが、ルールが定義され
ていないときは、確認することなく、そのまま送信ある
いは受信処理を行うようにしてもよい。
【0063】次にこのようなシステムにおける、取引情
報の主たる流れを簡単に説明する。ある需要家8が、特
定の商品を注文するときを想定する。まず需要家8は、
ある商社又はある加工センタ6にその注文をインターネ
ット7を介して共同EDIセンタ1のシステムを利用し
て行う。共同EDIセンタ1内の帳票データベースから
必要な帳票をダウンロードまたはその帳票フォームファ
イル自体をコピーして、データを入力して、注文データ
を送信する。送信されるデータは、共同EDIセンタ1
のその需要家8の送信ボックスにストアされ、上述した
確認処理などを行って送信される。
【0064】送信されたデータは、送信先の受信ボック
スにストアされる。ストアされた受信メッセージは上述
したような確認処理等を行ってから受信される。
【0065】たとえば、ある加工センタでは、需要家か
らの注文データは、商品内容に応じてメーカにも、注文
データがあったことを通知するという業務ルールがあっ
たとすれば、受信メッセージの中からそのような商品に
ついての注文であるかどうかを判定し、そのような場合
であれば、対応するメーカに注文書のコピーとして、同
じ注文書を回送するという処理を、ルールとしてアクシ
ョンプロファイルに記述しておく。予めそのようなルー
ルを記述しておくことで、受信メッセージがそのような
ものであるときは、図8のような確認画面が表示され、
そのようなルールのあることを利用者に知らせることが
できる。
【0066】需要家においてコンピュータ端末が無けれ
ば、需要家はこのような注文データはファックスにより
加工センタに送られることもある。その場合は、加工セ
ンタではデータを、コンピュータ端末装置に再入力、あ
るいはファックスOCRによりコードデータに変換して
インターネット7経由で共同EDIセンタにデータを登
録する。この場合、データは需要家のメッセージ処理フ
ァイルに登録してもよいし、加工センタのメッセージ処
理ファイルに登録してもよく、さらにそれらの両方に登
録するようにしてもよい。
【0067】また、需要家が共同EDIセンタ1へファ
ックス送信して、センタ1のパソコン等のOCRソフト
ウエアによりデータをコードデータに変換して、需要家
のメッセージ処理ファイルの送信ボックスにデータ登録
してもよい。さらに、従来からある既設のVANシステ
ムを利用した注文の場合は、VANシステム経由で注文
データが共同EDIセンタにストアされる。
【0068】需要家からの注文データは、加工センタま
たはメーカのメッセージ処理ファイルの受信ボックスで
受信され、注文に応じた製造、加工等を行い、商品の納
品がされる。そのときには、加工センタまたはメーカで
は、発送書、請求書などを作成して発送しなければなら
ないので、帳票データベース29から必要な帳票フォー
ムをダウンロードなどしてデータを入力して書類を作成
し、需要家に送信する。このときも、送信処理におい
て、合わせて行いたい処理があれば、アクションプロフ
ァイルにその処理内容を定義しておくことで、送信時に
その並行して行われる処理内容も確認しながら、必要な
ときは処理内容の変更をして業務処理ができるので、処
理の確実化を図ることができる。
【0069】さらに需要家からの入金が確認されたとき
は、加工センタまたはメーカでは業務システムで発生し
たデータを共同EDIセンタに送信するようにし、アク
ションプロファイルに入金確認した旨の通知をすること
をルールとして記述しておけば、自動的に需要家にその
通知がされるというようにすることもできる。
【0070】以上は、WEBサーバで共同EDIセンタ
を構成しているので、利用者(商社、メーカ、加工セン
タ、需要家)は、WEBサーバに接続できる端末装置の
み設置すればよい。
【0071】なお、ここでは説明の簡単のために、上記
送信メッセージ、受信メッセージ、確認画面などの項目
をいくつか掲げて説明したが、他の種々の項目も追加す
るようにしてもよい。
【0072】また、メッセージの種類毎にそのメッセー
ジに対する応答の有無及び要否ならびに応答の期限など
を、利用者毎に定義し、その定義情報に従ってメッセー
ジの応答管理を行うようにしてもよい。さらに応答管理
として、未応答のメッセージ一覧の表示機能、未応答メ
ッセージに対する回答督促機能なども有していてもよ
い。
【0073】本発明の目的は、上述した実施の形態にお
けるホスト側コンピュータ及び端末装置の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコード(実行形式を含む)
を、その全体あるいは一部を記録した記録媒体またはイ
ンターネット等の伝送媒体によりシステムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(又はCPU,MPU)が供給されるプログラムコード
を実行することにより、動作の全部或いは一部を行うこ
とによっても達成されることは言うまでもない。
【0074】この場合、記録媒体または伝送媒体により
供給されるプログラムコード自体が本実施の形態の機能
を実現することとなり、本発明を構成することとなる。
また、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発
明を構成することとなる。
【0075】プログラムコードを供給するための記録媒
体としては、ROM,フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード等を用いることができる。
【0076】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、本実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施
の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うま
でもない。
【0077】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータが接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、そ
の処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運用負荷の小さな共同利用型のEDIシステムを実現で
きるので、各社の業務フローなどを変えずに済むので事
務処理もスムーズに行えるものである。さらに既存のシ
ステムを取り込みながら、共同利用型のEDIシステム
を実現でき、従来の各システムに対応したシステムの導
入コスト、導入教育等の負荷を低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である共同EDIシステム
の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施形態である共同EDIセンタの
コンピュータシステムの概略ハードウエア構成図であ
る。
【図3】共同EDIセンタのブロック構成図である。
【図4】アクションプロファイル記述部に記載される実
行処理内容がメッセージ処理ファイル単位でいわゆるル
ールベースで記述され、データベース内にストアされて
いることを示す模式図である。
【図5】メッセージ送信時の処理を示すフローチャート
である。
【図6】送信時の確認画面の例を示す模式図である。
【図7】メッセージ受信時の処理を示すフローチャート
である。
【図8】受信時の確認画面の例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 共同EDIセンタのコンピュータ 2 商社の端末装置 3 商社VAN 4 メーカの端末装置 5 メーカVAN 6 加工センタの端末装置 7 インターネット 8 需要家の端末装置またはファックス装置 9 電話回線 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 バス 15〜18 インターフェース 19 外部メモリ 21,23〜27 インターフェース 22 XML変換部 28 パソコン 29 帳票データベース 30 加工センタ用のメッセージボックス 31 送信ボックス 32 受信ボックス 33 アクションプロファイル記述部 34 メーカ用のメッセージボックス 35 商社用のメッセージボックス 36 メッセージ管理部 37 メッセージストレージ 39 需要家用のメッセージボックス 40 ルール定義管理部 41 ルール内容定義部 401 送信処理のルール定義部 402 受信処理のルール定義部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体手段を介した端末装置との通信
    により商品の取引のためのデータ交換を行う共同利用型
    の商品取引情報処理システムであって、 端末装置から送信され受信したメッセージを共通データ
    形式に変換する手段と、 端末装置へ送信するメッセージを前記共通データ形式に
    変換する手段と、 前記共通データ形式に変換されたメッセージの内容に基
    づき、予め決められた処理内容が定義された処理内容定
    義手段と、 メッセージの受信または送信のときに、前記処理内容定
    義手段に定義された処理内容の実行を指示する処理内容
    実行指示手段と、 前記処理内容実行指示手段による実行の指示が、実行を
    指示する送信先へのメッセージとして処理するメッセー
    ジ処理手段とからなることを特徴とする共同利用型商品
    取引情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ処理手段は、利用者毎
    に、送信メッセージおよび受信メッセージをストアする
    手段と、 そのストアされたメッセージに対する前記予め決められ
    た処理内容の有無を判定する手段と、 前記処理内容実行指示手段に対して実行を指示する手段
    とを有することを特徴とする請求項1記載の共同利用型
    商品取引情報処理システム。
  3. 【請求項3】 通信媒体手段を介した端末装置との通信
    により商品の取引のためのデータ交換を行う共同利用型
    の商品取引情報処理方法であって、 端末装置から送信され受信したメッセージを共通データ
    形式に変換し、 端末装置へ送信するメッセージを前記共通データ形式に
    変換し、 メッセージの受信または送信のときに、前記共通データ
    形式に変換されたメッセージの内容に基づき、予め決め
    られた処理内容が定義された処理内容定義手段により、
    その処理内容の実行を指示し、 前記処理内容の実行の指示があると、送信先へのメッセ
    ージとしてその処理内容の実行を指示するようにしたこ
    とを特徴とする共同利用型商品取引情報処理方法。
  4. 【請求項4】 更に、利用者毎に、送信メッセージおよ
    び受信メッセージをストアし、そのストアされたメッセ
    ージに対する前記予め決められた処理内容の有無を判定
    して実行を指示することを特徴とする請求項3記載の共
    同利用型商品取引情報処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4記載の方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラム。
JP2001017473A 2000-01-25 2001-01-25 共同利用型商品取引情報処理システム、共同利用型商品取引情報処理方法、記録媒体およびプログラム Withdrawn JP2001283040A (ja)

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