JP2001282363A - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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JP2001282363A
JP2001282363A JP2001041263A JP2001041263A JP2001282363A JP 2001282363 A JP2001282363 A JP 2001282363A JP 2001041263 A JP2001041263 A JP 2001041263A JP 2001041263 A JP2001041263 A JP 2001041263A JP 2001282363 A JP2001282363 A JP 2001282363A
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slider
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reducing valve
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JP2001041263A
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Ralf Hiddessen
ヒデッセン ラルフ
Holger Wagner
ワグナー ホルガー
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Nass Magnet GmbH
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Nass Magnet GmbH
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    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
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    • G05D16/04Control of fluid pressure without auxiliary power
    • G05D16/10Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger
    • G05D16/107Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger with a spring-loaded piston in combination with a spring-loaded slideable obturator that move together over range of motion during normal operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K39/00Devices for relieving the pressure on the sealing faces
    • F16K39/02Devices for relieving the pressure on the sealing faces for lift valves
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能的ネジ結合構造とするのに適した簡素か
つコンパクトな、二次圧力リリーフを有する減圧弁を提
供する。 【解決手段】 弁ハウジング1と、第1の連通ダクト2
と、摺動子3と、バネ5と、駆動素子4と、弁ハウジン
グ1と摺動子3との間に設けられ、第1の圧力室8を摺
動子3の一端側領域3aに形成し、第2の圧力室9を摺
動子3の中央領域3bに形成し、さらに、第3の圧力室
10を摺動子3の他端側領域3cに形成するシール6お
よび7と、第2の連通ダクト11と、第4の圧力室12
とを有する減圧弁である。摺動子3の中央領域3b内の
第2の圧力室9は、一次圧力口1aを介して一次圧力P
に曝される。摺動子3の一端側領域3aにおける第1の
圧力室8および他端側領域3cにおける第3の圧力室1
0は、二次圧力口1bを通して二次圧力Sに曝される。
第3および第4の圧力室10および12は、第3の連通
ダクト13を通して互いに連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減圧弁に関し、特
に、請求項1の前提部に記載された減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の減圧弁は、これに接続された圧
縮空気の消費手段によって利用可能な通常調整可能な二
次圧力または作動圧力を、それの二次圧力口にて、適し
た圧力にする。減圧弁は、圧縮空気の消費手段による一
次圧力または圧縮空気の消費量の変動に拘らず一定した
作動圧力を供給する。
【0003】ドイツ実用新案第296 18 080号
(DE-U-296 18 080)は、一次圧力下に置かれた圧力媒
体を動作時に案内する一次ダクトと、二次圧力下に置か
れた圧力媒体を案内するために設けられた二次ダクト
と、一次ダクトと二次ダクトとの接続間に設けられると
共に通路断面を圧力媒体に適したものに変化させるため
に用いられる弁部材を備えた制御弁と、二次圧力に応じ
て作用可能であると共に移動壁によって区画された制御
室とを有する圧力調整器を開示している。移動壁の外側
(制御室の反対側)は調整バネによって移動され、移動壁
の内側(制御室を臨む側)は弁部材と協動する。圧力調整
器における一次ダクト、二次ダクト、および二次ダクト
とは分離されている制御室は、電気駆動される制御弁装
置と接続されている。制御弁装置は、動作位置と閉塞状
態とに切り替わり可能であり、動作位置では制御室と二
次ダクトとを接続する一方、閉鎖位置では制御室と一次
ダクトとを接続する。
【0004】このように、既知の圧力調整器は、構造関
係が非常に複雑であると共に、外部から電気的に駆動さ
れる制御弁装置を必要としている。
【0005】付加的に、機能的ネジ結合(functional s
crew fitting)構造にできる、構造が実質的により簡素
な減圧弁は、ヨーロッパ特許第0 086 902号
(EP-B-0 086 902)にて開示されている。この減圧弁
は、以下の構成要素を備えている: ・弁ハウジング:一次圧力口および二次圧力口を備えて
いる。
【0006】・第1の連通ダクト:弁ハウジング内に
て、一次圧力口と二次圧力口との間に設けられている。
【0007】・摺動子:弁ハウジング内にて、一次圧力
口を開口させる開口状態と一次圧力口を閉塞させる閉塞
状態との間を往復動可能である。
【0008】・駆動素子:バネ手段によって、摺動子を
開口状態へと付勢する。
【0009】・複数のシール:弁ハウジングと摺動子と
の間に設けられている。これらシールによって、第1の
圧力室が摺動子の一端側領域に形成され、第2の圧力室
が摺動子の中央領域に形成され、さらに、第3の圧力室
が摺動子の他端側領域に形成される。また、第1および
第2の圧力室は、摺動子の開口状態中、第1の連通ダク
ト経由で互いに連通される。
【0010】・第2の連通ダクト:摺動子の中に形成さ
れており、第1および第3の圧力室を互いに接続する。
さらに、 ・第4の圧力室:駆動素子の領域内に設けられており、
弁ハウジング内に設けられた第3の連通ダクト経由で、
二次圧力口と連通可能である。また、第4の圧力室に行
き亘る二次圧力は、駆動素子に対して、バネの付勢力に
逆らうように作用する。
【0011】この既知の減圧弁は、一次圧力リリーフを
備えている。バネが摺動子を開口状態に付勢する結果と
して、より小型かつコンパクトである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術を鑑み、
本発明の目的は、二次圧力リリーフを有していると共
に、簡素かつコンパクトな構造に特長のある請求項1の
前提部に記載された減圧弁を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、請求項1に記載された特徴により達成される。
【0014】本発明のさらなる態様は、従属請求項に記
載された通りである。
【0015】本発明による減圧弁においては、摺動子の
中央領域における第2の圧力室は、一次圧力連通路を介
して、一次圧力に曝されている。一方、摺動子の一端に
おける第1および第3の圧力室は、一次圧力連通路を介
して、一次圧力に曝されている。さらに、第3および第
4の圧力室は、第3の連通ダクトを経由して、互いに連
通している。
【0016】好ましい実施の形態においては、摺動子を
駆動素子に向かう方向に付勢する第2のバネをも設けら
れている。さらに、第1および第2の圧力室間に設けら
れたシールは、弁座と協働してシール作用をなす。
【0017】限定的な実施の形態においては、第4の圧
力室内に通気口が設けられており、この通気口は、駆動
素子と摺動子との間の接触領域に配置されている。
【0018】設定圧力に設定するために、好ましい実施
の形態においては、第1のバネの予荷重を設定するため
の調整装置が設けられており、第4の圧力室内に拡がっ
ている二次圧力が設定圧力を超過したときに、摺動子が
開口状態から閉塞状態に動かされる。
【0019】本発明の態様はまた、第1および第2の圧
力室間、第2および第3の圧力室間、ならびに第4の圧
力室用の3つのシールのみ必要とする。第4の圧力室を
シールするための第3のシールの態様は、例えば、成形
されたシール(moulded seal)であってもよい。
【0020】本発明による減圧弁の態様はまた、機能的
ネジ結合式であってもよい。
【0021】本発明のさらなる利点および態様は、以下
の実施の形態および図面の記載によって詳細に説明され
るであろう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による減圧弁について説明する。
【0023】まず、図1〜図3に示した本減圧弁の基本
的な構造について、詳細に説明する。
【0024】本減圧弁は、中空ネジ形を呈すると共に、
一次圧力口1aおよび二次圧力口1bを設けた弁ハウジ
ング1を有している。第1の連通ダクト2は、弁ハウジ
ング1内の一次圧力口1aおよび二次圧力口1b間に配
置されている。弁ハウジング1内にはまた、第1の連通
ダクト2を開口する開口状態と第1の連通ダクト2を閉
塞する閉塞状態との間を往復動可能な摺動子3が設けら
れている。摺動子3は、バネ5に付勢される駆動素子4
によって、図1に示した開口状態に押される。
【0025】シール6および7は、弁ハウジング1と摺
動子3との間に設けられている。これらシールによっ
て、第1の圧力室8が摺動子3の一端側領域3aに形成
され、第2の圧力室9が摺動子3の中央領域3bに形成
され、さらに、第3の圧力室10が摺動子3の他端側領
域3cに形成される。また、請求項1にも記載されてい
るように、第1および第2の圧力室8および9は、摺動
子3の開口状態中、第1の連通ダクト2経由で互いに連
通される。
【0026】第2の連通ダクト11は、摺動子3の中に
形成されており、第1および第3の圧力室8および10
を互いに接続する。
【0027】そして、第4の圧力室12は、駆動素子4
の領域内に設けられており、弁ハウジング1内に設けら
れた第3の連通ダクト13経由で、二次圧力口1bと連
通可能である。また、第4の圧力室12に行き亘る二次
圧力は、駆動素子4に対して、バネ5の付勢力に逆らう
ように作用する。
【0028】第2の圧力室9は、摺動子3の中央領域3
b内の摺動子3と弁ハウジング1との間に形成され、一
次圧力口1aを介して一次圧力Pに曝される。摺動子3
の一端側領域3aにおける第1の圧力室8および他端側
領域3cにおける第3の圧力室10もまた、摺動子3と
弁ハウジング1とによって規定される。これら2つの圧
力室、即ち、第1および第3の圧力室8および10は、
二次圧力口1bを通して二次圧力Sに曝される。第3お
よび第4の圧力室10および12は、第3の連通ダクト
13を介して互いに連通している。
【0029】シール6は、Oリング形を呈しており、摺
動子3の周面上に形成された周回溝に対応して嵌合され
ており、弁ハウジング1と協働してシール作用をなす。
この結果、第2および第3の圧力室9および10は、互
いに隔離(sealed off)されている。
【0030】シール7は、角断面シール(square sea
l)状を呈しており、摺動子3の周面上に形成された周
回溝に対応して嵌合されており、第1および第2の圧力
室8および9間に設けられている。シール7は、弁ハウ
ジング1の内壁上に形成された弁座1cと協働してシー
ル作用をなす。図2および図3に示されるように、シー
ル7が弁座1cに当接したときには、第1の連通ダクト
2は、閉塞される。一方、シール7が、図1に示される
位置のごとく、弁座1cから離間している間は、第1の
連通ダクト2は、開口し続ける。図1に示される開口状
態において、圧力媒体は、一次圧力口1aから二次圧力
口1bに第1の連通ダクト2および摺動子3の一端側領
域3aに形成された横孔3dを通って流通可能である。
【0031】駆動素子4は、ピストン形を呈しており、
バネ5の付勢力によって摺動子3の他端側領域3cを押
圧する。駆動素子4と弁ハウジング1は、皿状に成形さ
れた第3のシール14によって周囲の圧力とは隔離され
た第4の圧力室12を規定する。
【0032】駆動素子4から摺動子3に作用する圧力
は、調整装置15の使用によって設定可能である。調整
装置15は、弁ハウジング1内に固定された調整ナット
15aと、調整ネジ15bと、ロックナット15cとを
備えている。バネ5は、駆動素子4と調整ナット15b
との間に配置されている。調整ネジ15bを回すことに
より、バネ5に適した隙間の長さに変更可能である。こ
の結果、バネ5の予荷重を厳密に設定可能である。軸方
向の調整は、調整ナット15aに対して調整ネジ15b
を回すことによりなされる。調整ネジ15bの位置は、
ロックナット15cによって固定可能である。
【0033】反対側である摺動子3の一端側領域3aで
は、摺動子3は、摺動子3とその反対側部分(本例で
は、圧入リング17)とで支持された第2のバネ16に
よって付勢されている。
【0034】図示された本減圧弁は、機能的ネジ結合形
を呈している。その使用目的のために、弁ハウジング1
は、二次圧力口1b側にて、外周ネジ1dが形成されて
いる。この外周ネジ1dにより、本減圧弁は、圧縮空気
の消費手段または圧縮空気の供給ラインに捻じ込み結合
(取り付けまたは嵌合)させることが可能である。
【0035】機能的ネジ結合の場合には、図4の概念図
に示されたリング結合器(ring fitting)18が、通
常、一次圧力口1a内に設けられる。また、リング結合
器18と弁ハウジング1との間には、リングシールが、
例えば、環状溝1eおよび1f(図1〜図3)内にそれ
ぞれ配置されるようにして設けられる。
【0036】以下、本減圧弁の動作ならびにさらなる他
の構造を、詳細に説明する。
【0037】調整装置15によるバネ5の予荷重の設定
によって、設定圧力が確立され、第4の圧力室12内に
行き亘る二次圧力Sが、設定圧力を超過すると、摺動子
3は、図1に示す開口状態からから図2に示す閉塞状態
に移動される。
【0038】図1に示す動作状態においては、二次圧力
Sは、バネ5の予荷重によって確立される設定圧力に比
べて未だ小さい。次いで、一次圧力口1aを通して導入
される圧力媒体は、第1の連通ダクト2および横孔3d
を経由して二次圧力口1bに、妨げられることなく流出
され得る。そして、二次圧力口1bの領域における二次
圧力は、本減圧弁が接続された圧縮空気の消費手段に応
じて上昇する。
【0039】二次圧力Sは、二次圧力口1bの領域の第
1の圧力室8から第2の連通ダクト11を経由して第3
の圧力室10に伝わり、さらにそこから、第3の連通ダ
クト13を経由して第4の圧力室12内に伝わる。二次
圧力Sは、本減圧弁が接続された圧縮空気の消費手段に
応じて図1に示す状態にて上昇し、この結果、第4の圧
力室12内に行き亘る。
【0040】摺動子3の一端側および他端側領域3aお
よび3cは、摺動子3に印加される第1の圧力室8内の
二次圧力と同じく摺動子3に印加される第3の圧力室1
0内の二次圧力Sとが実質的に補償されるような構造で
ある。摺動子3はさらに、その中央領域3bが、その領
域に行き亘る一次圧力Pと摺動子3に印加される一次圧
力Pとが補償されるような構造である。
【0041】よって、摺動子3の動作は、実質的に、摺
動子3を閉塞状態に付勢する第2のバネ16と駆動素子
4とによって規定される。バネ5によって、駆動素子4
は、摺動子3を、シール7が弁座1cから離間する開口
状態に付勢する。一方、第4の圧力室12内に行き亘る
二次圧力Sは、バネ5に対して作用する。
【0042】第4の圧力室12内に行き亘る二次圧力S
がバネ5による設定圧力を超過すると直ぐに、駆動素子
4は、図2に示すごとく左方へ動く。摺動子3も同様
に、第2のバネ16によって左方に動かされ、摺動子3
は、開口状態から図2に示される閉塞状態に移行する。
閉塞状態においては、シール7が弁座1c上に着座する
ため、第1の連通ダクト2は、閉じられる。この閉塞状
態においては、一次圧力口1aに導入される圧力媒体
は、二次圧力口1bには、最早、流通できない。
【0043】仮に、図2に示す動作状態において、二次
圧力Sが第4の圧力室12内にてさらに増加すると、駆
動素子4は、第3のシール14と共に、摺動子3から離
間する。
【0044】図1〜図3に示した本減圧弁の変形例にお
いては、駆動素子4と摺動子3との間の接触領域に、通
気孔19が設けられる。よって、皿形に成形された第3
のシール14は、2つのシール側、即ち、駆動素子4と
弁ハウジング1の内壁との間の領域である一方の側と、
摺動子3と通気孔19との間の領域である他方の側とを
シールする。
【0045】図3に示す動作状態においては、通気孔1
9は、既に開かれており、第4の圧力室12内の圧力媒
体は、通気孔19を経由して逃され得る。第4の圧力室
12内の圧力が低下し続けることにより、通気孔19
は、駆動素子4の軸方向における動きによって、再び閉
じられる。そして、図2に示す動作状態に移行する。
【0046】本減圧弁が取り付けられた圧縮空気の消費
手段による圧力媒体の消費量が増加すると、二次圧力S
はまた、さらに低下する。そして、第4の圧力室12内
に行き亘る二次圧力Sは、最早、バネ5の付勢力と、本
減圧弁が図1に示す動作状態へ逆行する力とが補償され
る程ではなくなる。
【0047】本発明の他の実施の形態(図示せず)にお
いては、通気孔19はまた、省略可能である。図示され
た実施の形態との相違点は、過度に高い二次圧力が、通
気孔19を通して直ぐに補償されることがなく、減圧弁
が取り付けられた圧縮空気の消費手段による消費によっ
てのみ補償されることである。
【0048】本発明による減圧弁の特長は、機能的ネジ
結合に特に適するようにコンパクトかつ小型であること
である。
【0049】弁ハウジング1および摺動子3の特別な形
状によって、一次圧力リリーフに加えて二次圧力リリー
フが得られる。よって、シール6および7に因る摺動子
3に対する軸方向の付勢力が適宜構成された能動領域に
よって補償される。
【0050】図4は、本減圧弁の適用例を示している。
【0051】図示した適用例では、シリンダ20を有し
ている。シリンダ20には、前進行程および後退行程中
に、方向制御弁21を通して一定の二次圧力を印加可能
である。方向制御弁21は、シリンダ20の前進行程ま
たは後退行程を設定するために、電磁弁22によって制
御される。
【0052】方向制御弁21は、前進行程のための第1
の出口21aと、後退行程のための第2の出口21bと
を備えている。シリンダ20を制御するための圧力媒体
は、入口21cを経由して導入される。方向制御弁21
は、前進行程をさせる時には入口21cと第1の出口2
1aとを接続する一方、後退行程をさせる時には入口2
1cと第2の出口21bとを接続する。
【0053】シリンダ20が高い一次圧力で制御される
のを防止するために、図1〜図3に示した本発明による
減圧弁が方向制御弁21の入口21cに捻じ込み取り付
けされる。よって、本減圧弁の外周ネジ1dは、一般に
方向制御弁の入口に元々形成されている内周ネジに適応
するように形成されている。
【0054】したがって、図4に示した回路では、本減
圧弁によって設定された一定の二次圧力によってシリン
ダ20を制御可能することができる。
【0055】以上、本発明について幾つかの実施の形態
によって説明してきたが、本発明は、上述した実施の形
態に限定されるものではないのは勿論である。
【0056】
【発明の効果】本発明による減圧弁は、簡素かつコンパ
クトであり、機能的ネジ結合構造とするのに適してい
る。よって、応用範囲が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の動作状態における本発明の実施の形態に
よる減圧弁を示す断面図である。
【図2】第2の動作状態における本発明の実施の形態に
よる減圧弁を示す断面図である。
【図3】第3の動作状態における本発明の実施の形態に
よる減圧弁を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態による減圧弁の適用例を示
す概念図である。
【符号の説明】
1 弁ハウジング 1a 一次圧力口 1b 二次圧力口 1c 弁座 1d 外周ネジ 1e、1f 環状溝 2 第1の連通ダクト 3 摺動子 3a 一端側領域 3b 中央領域 3c 他端側領域 3d 横孔 4 駆動素子 5 バネ 6、7 シール 8 第1の圧力室 9 第2の圧力室 10 第3の圧力室 11 第2の連通ダクト 12 第4の圧力室 13 第3の連通ダクト 14 第3のシール 15 調整装置 15a 調整ナット 15b 調整ネジ 15c ロックナット 16 第2のバネ 17 圧入リング 18 リング結合器 19 通気孔 20 シリンダ 21 方向制御弁 21a 第1の出口 21b 第2の出口 21c 入口 22 電磁弁 P 一次圧力 S 二次圧力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597075890 Eckenerstr.4−6,30179 Hannover,FEDERAL RE PUBLIC OF GERMANY (72)発明者 ホルガー ワグナー ドイツ連邦共和国,30459 ハノーヴァー, フリードリッヒ−エーベルト−シュトラー セ 50

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次圧力口(1a)および二次圧力口
    (1b)を備えた弁ハウジング(1)と、 前記弁ハウジング内の前記一次圧力口と前記二次圧力口
    との間に設けられた第1の連通ダクト(2)と、 前記弁ハウジング内にて前記第1の連通ダクトを開口す
    る開口状態と前記第1の連通ダクトを閉塞する閉塞状態
    との間を往復動可能な摺動子(3)と、 前記摺動子をバネ(5)によって前記開口状態に付勢す
    る駆動素子(4)と、 前記弁ハウジングと前記摺動子との間に設けられ、第1
    の圧力室(8)を前記摺動子の一端側領域(3a)に形
    成し、第2の圧力室(9)を前記摺動子の中央領域(3
    b)に形成し、さらに、第3の圧力室(10)を前記摺
    動子の他端側領域(3c)に形成するシール(6および
    7)とを有し、 前記第1および前記第2の圧力室(8および9)は、摺
    動子(3)の開口状態中には、前記第1の連通ダクト
    (2)経由で互いに連通され、 さらに、 摺動子(3)の中に形成され、前記第1および前記第3
    の圧力室(8および10)を互いに連通する第2の連通
    ダクト(11)と、 前記駆動素子(4)の領域内に設けられており、前記弁
    ハウジング(1)内に設けられた第3の連通ダクト(1
    3)経由で二次圧力口(1b)と連通可能な第4の圧力
    室(12)とを有し、前記第4の圧力室(12)に行き
    亘る二次圧力を前記駆動素子(4)に対してバネ(5)
    の付勢力に逆らうように作用させる減圧弁において、 前記摺動子(3)の前記中央領域(3b)内の前記第2
    の圧力室(9)は、前記一次圧力口(1a)を介して一
    次圧力(P)に曝され、 前記摺動子の前記一端側領域(3a)における前記第1
    の圧力室(8)および前記他端側領域(3c)における
    第3の圧力室(10)は、前記二次圧力口(1b)を通
    して二次圧力(S)に曝され、 前記第3および前記第4の圧力室(10および12)
    は、前記第3の連通ダクト(13)を通して互いに連通
    することを特徴とする減圧弁。
  2. 【請求項2】 前記摺動子(3)を前記駆動素子(4)
    に向かう方向に付勢する第2のバネ(16)を有する請
    求項1に記載の減圧弁。
  3. 【請求項3】 前記シール(7)は、前記第1および前
    記第2の圧力室(8および9)間に設けられており、弁
    座(1c)と協働してシール作用をなす請求項1または
    2に記載の減圧弁。
  4. 【請求項4】 前記第4の圧力室(12)内の前記駆動
    素子(4)と前記摺動子(3)との間の接触領域に設け
    られた通気孔(19)を有する請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の減圧弁。
  5. 【請求項5】 前記バネ(5)の予荷重を設定し、予荷
    重によって、設定圧力を確立し、前記第4の圧力室(1
    2)内に行き亘る二次圧力(S)が前記設定圧力を超過
    したときに前記摺動子(3)が前記開口状態からから前
    記閉塞状態に移動されるようにする調整装置(15)を
    有する請求項1乃至4のいずれかに記載の減圧弁。
  6. 【請求項6】 第1のシールとしての前記シール(7)
    は、前記第1および前記第2の圧力室(8および9)間
    に設けられており、第2のシールとしての前記シール
    (6)は、前記第2および前記第3の圧力室(9および
    10)間に設けられており、前記減圧弁は、前記第4の
    圧力室(12)をシールするための第3のシール(1
    4)をさらに有する請求項1乃至5のいずれかに記載の
    減圧弁。
  7. 【請求項7】 前記第3のシール(14)は、成形され
    たシールである請求項6に記載の減圧弁。
  8. 【請求項8】 前記減圧弁は、機能的ネジ結合形を呈す
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の減圧弁。
  9. 【請求項9】 前記第4の圧力室(12)は、前記駆動
    素子(4)と前記摺動子(3)との間の接触領域に設け
    られた通気孔(19)を備え、前記第3のシール(1
    4)は、成形されたシールであり、前記第3のシール
    (14)は、2つのシール側、即ち、前記駆動素子
    (4)と弁ハウジング(1)の内壁との間の第1の側
    と、前記摺動子(3)と前記通気孔(19)との間の第
    2の側とをシールするものである請求項1乃至8のいず
    れかに記載の減圧弁。
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