JP2001281806A - レントゲンフィルム包装体およびレントゲンフィルム包装体の集積梱包体 - Google Patents

レントゲンフィルム包装体およびレントゲンフィルム包装体の集積梱包体

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JP2001281806A
JP2001281806A JP2000093923A JP2000093923A JP2001281806A JP 2001281806 A JP2001281806 A JP 2001281806A JP 2000093923 A JP2000093923 A JP 2000093923A JP 2000093923 A JP2000093923 A JP 2000093923A JP 2001281806 A JP2001281806 A JP 2001281806A
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Masahiro Hamazaki
昌弘 濱崎
Yuichi Shin
勇一 新
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外箱からレントゲンフィルム包装体を取り出
さなくとも、識別情報の読み取り作業が可能なレントゲ
ンフィルム包装体およびレントゲンフィルム包装体の集
積梱包体を提供する。 【解決手段】 箱形のレントゲンフィルム包装体であっ
て、前記レントゲンフィルムの識別情報を前記レントゲ
ンフィルム包装体の少なくとも2面それぞれに表示した
ことを特徴とするレントゲンフィルム包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レントゲンフィル
ム包装体およびレントゲンフィルム包装体の集積梱包体
に関し、詳しくは、バーコードや2次元コード等の識別
情報の表示位置に特徴のあるレントゲンフィルム包装体
またはレントゲンフィルム包装体の集積梱包体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レントゲンフィルム包装体は、一般に、
シート状のレントゲンフィルムを複数枚積み重ねて、バ
リヤ袋で密閉し、さらに2重構造の蓋付きサック箱で包
装されたものである。サック箱の表面には、内包物であ
るレントゲンフィルムを特定するための情報が表示され
ている。人間の目で判る意匠や文字による製品名、製造
会社名等の他に、レントゲンフィルム包装体の場合は、
機械読みとりが可能なバーコードや2次元コード等によ
って、製品種、製造会社、製造番号(ロット番号)、有
効期限等規格(HIBC等)で定められた識別情報が表
示されなければならない。
【0003】これらバーコードや2次元コードによる識
別情報は、製造会社、販社およびユーザそれぞれにおけ
る在庫管理や、履歴遡及を行う場合に使用される。とり
わけレントゲンフィルムは、製品性能が医療診断の質と
密接に係わるため、その有効期限や製品種および個数の
管理は、頻繁に、且つ、正確に行わなければならない。
【0004】従来、レントゲンフィルム包装体のバーコ
ード等の識別情報は、図7(a)に示すようにサック箱
の正面(斜線部B)や、図7(b)に示すようにサック
箱の底面(斜線部B)に表示されている。そして、これ
らのレントゲンフィルム包装体複数個を、さらに段ボー
ル箱のような外箱に梱包した状態で流通が行われてい
る。外箱を開封すると、その開封面には、レントゲンフ
ィルム包装体の側面が露出するように梱包されており、
バーコード等の識別情報は、レントゲンフィルム包装体
を、当該外箱から取り出さないと見えない位置に表示さ
れていることになる。
【0005】このような包装形態では、レントゲンフィ
ルム包装体の製品種や数が多い場合、その在庫管理や履
歴遡及のたびに、外箱を開けて、いちいち包装体を取り
出し、バーコードリーダー等で読み取り作業を行うこと
になり、手間が膨大になる問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、外箱
からレントゲンフィルム包装体を取り出さなくとも、識
別情報の読み取り作業が可能なレントゲンフィルム包装
体およびレントゲンフィルム包装体の集積梱包体を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成により達成された。
【0008】(1)箱形のレントゲンフィルム包装体で
あって、前記レントゲンフィルムの識別情報を前記レン
トゲンフィルム包装体の少なくとも2面それぞれに表示
したことを特徴とするレントゲンフィルム包装体。
【0009】(2)前記箱形が6面体であり、前記識別
情報を表示した2面は連続しており、一枚のタックラベ
ルを前記連続する2面に渡って貼付することにより、前
記2面それぞれに前記識別情報を表示したことを特徴と
する上記(1)に記載のレントゲンフィルム包装体。
【0010】(3)前記2面のうち少なくとも1面に表
示された識別情報が、バーコードを含むことを特徴とす
る上記(1)または(2)に記載のレントゲンフィルム
包装体。
【0011】(4)前記2面のうち面積の狭い面に表示
された識別情報が、2次元コードを含むことを特徴とす
る上記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のレントゲ
ンフィルム包装体。
【0012】(5)上記(1)〜(4)のいずれか1項
に記載のレントゲンフィルム包装体を複数まとめて包装
したレントゲンフィルム包装体の集積梱包体であって、
前記集積梱包体の開封面に、前記レントゲンフィルム包
装体の識別情報を表示した面が露出するように梱包され
ていることを特徴とするレントゲンフィルム包装体の集
積梱包体。
【0013】(6)前記開封面に露出する識別情報が、
バーコードまたは2次元コードであることを特徴とする
上記(5)に記載のレントゲンフィルム包装体の集積梱
包体。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態を図面を参照
しながら説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0015】図1は、レントゲンフィルム複数枚を積み
重ねてバリヤ袋で密閉したバリヤ済み品を示す斜視模式
図である。
【0016】シート状のレントゲンフィルムは、1枚毎
にインターリーフが入れられたり、また全くインターリ
ーフを不用としたりして50枚毎又は100枚毎に当ボ
ールを覆せられ、防湿フィルム(バリヤフィルム)11
で出来たバリヤ袋に入れられ、三方の合わせ部12,1
3,14をヒートシールされ12A,13A,14Aの
ように折り返された形にされる。これをバリヤ済み品1
0という。或いは50枚入りの当ボール包装されたもの
を2つ重ねてバリヤ済み品10にすることもある。
【0017】図2は、図1で説明したバリヤ済み品を包
装するサック箱の展開図である。図中の参照符合20は
インナーサック、30はアウターサックである。インナ
ーサック20の展開図において、21が正面、22が背
面、23aおよび23bが重なって右側面、24aおよ
び24bが重なって左側面、25が底面を構成する。イ
ンナーサック20は、6面体の箱形であるが、上面はな
い。アウターサック30の展開図において、31が正
面、32が背面、33aおよび33bが重なって右側
面、34aおよび34bが重なって左側面、35が底
面、36aおよび36bが重なって上面を構成する。ま
た、一点鎖線で示したFは、アウターサック30をイン
ナーサック20の外側を覆うように貼付して箱形に形成
した後、カッター等で切断して蓋を作製するための切り
取り線である。これ以降、同じ参照符号は、同様の部材
名を表す。
【0018】図3は、レントゲンフィルム包装体の蓋を
開けたときの斜視模式図である。アウターサック30は
本体と蓋に分離可能であり、その中にインナーサック2
0、さらにその中にバリヤ済み品10が収納される。本
実施の形態では、レントゲンフィルム包装体を6面体の
蓋付き構造としたが、これに限られるものではなく、2
面それぞれに識別情報を表示できる形態であればよい。
【0019】図4は、レントゲンフィルムの識別情報を
前記レントゲンフィルム包装体の正面および右側面それ
ぞれに表示したレントゲンフィルム包装体の斜視模式図
である。図中、参照符号のLはタックラベル、B1およ
びB2は、それぞれ識別情報を示す。識別情報B1およ
びB2はともに一枚のタックラベルL上に印刷等の手段
で表示されており、このタックラベルLを、アウターサ
ック30の正面31から右側面の2面に渡って貼付する
ことによって、識別情報B1をサック箱の正面31に、
また、識別情報B2をサック箱の右側面に表示する。タ
ックラベルLは、紙製ないしは樹脂フィルムの裏面に貼
付用材料(糊等)を塗布して、サック箱に貼付する。タ
ックラベルLのサック箱への貼付については、通常知ら
れているラベラーを用いて行うことが可能である。本実
施の形態では、一枚のタックラベルに識別情報を2箇所
表示して、それをレントゲンフィルム包装体の2面に渡
って貼付する形態としたが、もちろんサック箱表面に直
接印刷等の手段で表示しても構わない。しかし、製品種
が多岐にわたるレントゲンフィルム包装体においては、
サック箱等の包装材料を統一して、ラベルのみ変更する
方が、コスト的には好ましい。
【0020】図5は、図4で説明したタックラベルLの
一形態を示したものである。鎖線から左側がレントゲン
フィルム包装体の正面31に、鎖線から右側がレントゲ
ンフィルム包装体の右側面33に貼付される部分であ
る。
【0021】正面31における識別情報B1は、3本の
バーコードで表示されている。左側のバーコードは、J
ANコードであり、国名(日本)、製造会社、製品種を
表している。中央および右側のバーコードは、HIBC
コードで、製造会社、製品種、サックや外箱等の包装
種、有効期限、製造番号(ロット番号)を表している。
HIBCコードは、規格で決められた内容を表示しなけ
ればならない。
【0022】右側面33における識別情報B2は、2次
元コードになっており、識別情報B1と同じ内容をその
まま2次元コード化したものである。
【0023】本実施の形態では、正面31と右側面33
の識別情報を同一としたが、一方の識別情報の一部のみ
を、他方に表示するようにしても構わない。
【0024】本実施の形態においては、サック箱の右側
面33は正面31に比べて面積が狭いため、バーコード
とせずに、2次元コード化した。右側面33の識別情報
B2を2次元コードとすることによって、狭い面積であ
っても、正面31の識別情報B1と同一の情報(全ての
情報)を表示することが出来るので好ましい。
【0025】タックラベルL上には、バーコードや2次
元コード等の識別情報の他に、意匠や、文字等による表
示がなされているのが通常である。
【0026】図6は、本発明のレントゲンフィルム包装
体を複数まとめて包装したレントゲンフィルム包装体の
集積梱包体を表す斜視模式図である。図中、参照符号の
40は段ボール箱等の外箱、41a、41b、41cお
よび41dは、外箱40の開封面のフラップである。
【0027】外箱40のフラップ41a、41b、41
cおよび41dを開封すると、複数のレントゲンフィル
ム包装体が、その右側面33を露出して収納されてい
る。レントゲンフィルム包装体の右側面33には、タッ
クラベルLの一部が現れており、当該レントゲンフィル
ムの識別情報B2が表示されている。識別情報B2は、
バーコードや2次元コード等による機械読み取りが可能
な情報である。
【0028】このようにレントゲンフィルム包装体の2
面それぞれに当該レントゲンフィルムの識別情報を表示
し、外箱の開封面に当該識別情報を表示した面が露出す
るように集積梱包したことによって、外箱からレントゲ
ンフィルム包装体を取り出さなくとも、識別情報の読み
取り作業が可能となり、在庫管理や、履歴遡及が労力な
くできるようになった。
【0029】
【発明の効果】外箱からレントゲンフィルム包装体を取
り出さなくとも、識別情報の読み取り作業が可能なレン
トゲンフィルム包装体およびレントゲンフィルム包装体
の集積梱包体を提供することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】レントゲンフィルム複数枚を積み重ねてバリヤ
袋で密閉したバリヤ済み品を示す斜視模式図である。
【図2】図1で説明したバリヤ済み品を包装するサック
箱の展開図である。
【図3】レントゲンフィルム包装体の蓋を開けたときの
斜視模式図である。
【図4】レントゲンフィルムの識別情報を前記レントゲ
ンフィルム包装体の正面および右側面それぞれに表示し
たレントゲンフィルム包装体の斜視模式図である。
【図5】図4で説明したタックラベルの一形態を示した
ものである。
【図6】本発明のレントゲンフィルム包装体を複数まと
めて包装したレントゲンフィルム包装体の集積梱包体を
表す斜視模式図である。
【図7】従来のレントゲンフィルム包装体の識別情報の
表示位置を説明するための斜視模式図である。
【符号の説明】
10 バリヤ済み品 20 インナーサック 30 アウターサック 31 正面 33 右側面 40 外箱 L タックラベル B1,B2 識別情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 572 G03C 3/00 572A 590 590D B65D 77/04 B65D 77/04 D 81/30 81/30 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形のレントゲンフィルム包装体であっ
    て、前記レントゲンフィルムの識別情報を前記レントゲ
    ンフィルム包装体の少なくとも2面それぞれに表示した
    ことを特徴とするレントゲンフィルム包装体。
  2. 【請求項2】 前記箱形が6面体であり、前記識別情報
    を表示した2面は連続しており、一枚のタックラベルを
    前記連続する2面に渡って貼付することにより、前記2
    面それぞれに前記識別情報を表示したことを特徴とする
    請求項1に記載のレントゲンフィルム包装体。
  3. 【請求項3】 前記2面のうち少なくとも1面に表示さ
    れた識別情報が、バーコードを含むことを特徴とする請
    求項1または2に記載のレントゲンフィルム包装体。
  4. 【請求項4】 前記2面のうち面積の狭い面に表示され
    た識別情報が、2次元コードを含むことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のレントゲンフィルム
    包装体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のレ
    ントゲンフィルム包装体を複数まとめて包装したレント
    ゲンフィルム包装体の集積梱包体であって、前記集積梱
    包体の開封面に、前記レントゲンフィルム包装体の識別
    情報を表示した面が露出するように梱包されていること
    を特徴とするレントゲンフィルム包装体の集積梱包体。
  6. 【請求項6】 前記開封面に露出する識別情報が、バー
    コードまたは2次元コードであることを特徴とする請求
    項5に記載のレントゲンフィルム包装体の集積梱包体。
JP2000093923A 2000-03-30 2000-03-30 レントゲンフィルム包装体およびレントゲンフィルム包装体の集積梱包体 Pending JP2001281806A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016074471A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社サカモト 個包装菓子

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