JP2841049B2 - 表示片付包装用箱 - Google Patents

表示片付包装用箱

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JP2841049B2
JP2841049B2 JP19953596A JP19953596A JP2841049B2 JP 2841049 B2 JP2841049 B2 JP 2841049B2 JP 19953596 A JP19953596 A JP 19953596A JP 19953596 A JP19953596 A JP 19953596A JP 2841049 B2 JP2841049 B2 JP 2841049B2
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JP
Japan
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piece
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吉雄 中野
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品または医薬
部外品および化粧品等の説明文を多く記載しなければな
らない商品を収納する表示片付包装用箱に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、医薬品または医薬部外品およ
び化粧品等の内容物に対する説明や注意等は、これらの
内容物を収納する包装用箱の表面に印刷されたり、内容
物と共に包装用箱に収納される「取扱説明書」等に印刷
されたりしている。
【0003】これらの説明や注意等の量は、所謂PL法
の施行に伴い増大する傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、説明や
注意等を包装用箱の表面に印刷する場合には、包装用箱
の表面積によって印刷量が規制されるために、説明や注
意等の印刷可能な情報量は自ら制限される。
【0005】一方、「取扱説明書」に説明や注意等を印
刷する場合には、「取扱説明書」を大きくすれば印刷可
能な情報量を多くすることができるが、この場合には包
装用箱から「取扱説明書」を出さねばならず、包装用箱
を開かなければならなかった。そして、包装用箱の種類
によっては包装用箱の一部を破損しなければ内容物が取
り出せないよう構成されている包装用箱があり、このよ
うな包装用箱の場合、製品の購入前に消費者が「取扱説
明書」を読むことはほどんど不可能であった。即ち、こ
のような包装用箱に「取扱説明書」が収納されている場
合には、購入の際に必要とされる情報を製品の購入前に
得ることは消費者にとって困難なこととなっていた。
【0006】本発明は、包装用箱の表示用の表面積を増
やすことによって、製品購入前に必要な情報を消費者
(使用者)に対して表示でき、且つ、従来の所謂サック
マシンを用いて折畳み及び糊付けを行なうことができ、
従来の所謂カートニングマシンを用いて組み立てること
ができる表示片付包装用箱の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、糊代と、第1の側壁と、第1,第2の折
込片と、第2,第3,第4の側壁とが折曲線を介し折り
曲げ可能に連設され、当該第1ないし第4の側壁のいず
れか1つの側壁の上方には、蓋板が折曲線を介し折り曲
げ可能に連設され、前記第1ないし第4の側壁のいずれ
か1つの側壁の下方には、底板が折曲線を介し折り曲げ
可能に連設され、前記第4の側壁には、前記第1の側壁
と略同一形状の表示片が折曲線を介し折り曲げ可能に連
設され、さらに当該表示片には差込舌片が折曲線を介し
折り曲げ可能に連設され、当該差込舌片は、箱を組み立
てたときに、前記第1の折込片と前記第2の折込片とに
よって挟持されることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。
【0009】(実施形態1)図1は本発明の実施形態1
に係る表示片付包装用箱の裏面側から見た展開図であ
り、図2は表面側から見た展開図である。
【0010】図1および図2において、1〜4は側壁、
5は表示片、10は糊代、11,12は折込片、20は
蓋板、22は差込用の舌片、25は中蓋、30は底板、
32は差込用の舌片、35は中蓋、51は差込舌片であ
る。
【0011】71〜78,81,82,84,89,9
1,92,94,99は折曲線、101A,101B,
102A,102B,103A,103B,104A,
104Bは糊付部分である。
【0012】ここで、本実施形態に用いられる材料の材
質は、紙に限られるものではなく、プラスチックシー
ト、合成紙、塩化ビニールシート等であってもよい。
【0013】次に、以上のように構成された本実施形態
の折畳み及び糊付け工程について図3〜図7を用いて説
明する。なお、以下に説明する工程は、従来から使用さ
れている所謂サックマシンによって行なうことができ
る。
【0014】先ず、図3に示したように裏面側を上に状
態で、図4に示したように糊代10を折曲線71に沿っ
て折曲げる。
【0015】次に、折曲線74に沿って折曲げて、図5
に示したような状態にする。この組立工程で、糊付部分
102A,102Bによって糊代10は側壁4に接着
し、また糊付部分101A,101Bによって折込片1
2は側壁2に接着する。
【0016】次に、折曲線77に沿って表示片5および
差込舌片51を折曲げて図6に示したような状態にす
る。そして、折込片12および側壁2を折曲線73に沿
って折曲げて図7に示したような状態にして所謂サック
マシンによる折畳み及び糊付け工程を終了する。
【0017】図7に示したような状態においては、折込
片11と折込12とは糊付部分103A,103B,1
04A,104Bによって接着しており、差込舌片51
は折込片11,12の糊付がなされていない部分によっ
て挟持されている状態になっている。
【0018】従って、差込舌片51によって表示片5は
包装用箱本体に係止されている状態になっているため
に、図7に示した状態となっている本実施形態は、従来
の所謂カートニングマシンを用いて、内容物の収納を含
む従来の包装用箱と同様の組立工程によって、以後の組
立工程を行なうことができる。
【0019】このようにして組立てが行なわれる本実施
形態の分解斜視図を図8に示す。
【0020】図9(a)は組立てが完了した本実施形態
の表示片5を開いた状態で示した斜視図であり、図9
(b)は底板30側から見た部分断面図である。
【0021】図9(a)に示したように、本実施形態に
おいては表示片5を容易に開くことができるために、表
示片5の裏面側または側壁1の表面側に印刷されている
文字や図等を、容易に見ることができる。そして、差込
舌片51を折込片11と折込片12の間に差し込めば、
表示片5を容易に包装用箱本体に係止させることができ
る。
【0022】ここで、折込片11,12の機能について
説明する。
【0023】もし、折込片11,12を設けずに、図1
0に示したように、包装用箱本体に差込舌片51の挿入
が可能な差込口200を設ける構成とした場合には、以
下のような問題が発生する。
【0024】第1に、差込口200から包装用箱の内部
にゴミ等が入る可能性があるために、薬品等の包装には
不適なものとなってしまう。第2に、このような包装用
箱を組立てる場合、従来のカートニングマシンでは、差
込舌片51を差込口200に挿入させることは困難であ
り、この部分の組立ては人間が行なうこととなるため
に、組立工程の作業効率が低下する。
【0025】以上のような問題の発生を防ぐために、本
実施形態は、折込片11,12によって差込舌片51を
挟持する構成となっている。
【0026】なお、以上説明した実施形態においては、
蓋板20と底板30は側壁1に連設されているが、図1
1に示したように蓋板20は側壁3の上方に連設する構
成としてもよい。ここで、83は折曲線である。さら
に、底板30も側壁3の下方に連設する構成としてもよ
い。
【0027】(実施形態2)実施形態1においては、側
壁2および4の幅が、側壁1および3の幅に比して著し
く狭い形状の包装用箱であったが、図12に示したよう
に、側壁2および4の幅が、側壁1および3の幅に比し
て著しく狭くはない形状の包装用箱では、図11に示し
たように蓋板20および底板30を側壁2に連設させる
構成としてもよい。ここで93は折曲線である。さら
に、このような形状の包装用箱においては、蓋板20お
よび底板30のいずれか一方または両方を、側壁4に連
設させる構成とすることもできる。
【0028】図12に示した構成の本発明の実施形態2
に係る包装用箱の組立完了後の分解斜視図を図13に示
す。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常時においては閉じた状態で包装用箱に係止される開閉
自在な表示片を設けることによって、この表示片に製品
購入前に必要とされる十分な情報を表示することがで
き、しかも、従来の所謂サックマシンによって包装用箱
の折畳みや糊付けができ、従来の所謂カートニングマシ
ンによって包装用箱の組立てを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の裏面側から見た展開図で
ある。
【図2】本発明の実施形態1の表面側から見た展開図で
ある。
【図3】本発明の実施形態1の折畳み及び糊付け工程を
説明するための説明図である。
【図4】本発明の実施形態1の折畳み及び糊付け工程を
説明するための説明図である。
【図5】本発明の実施形態1の折畳み及び糊付け工程を
説明するための説明図である。
【図6】本発明の実施形態1の折畳み及び糊付け工程を
説明するための説明図である。
【図7】本発明の実施形態1の折畳み及び糊付け工程を
説明するための説明図である。
【図8】本発明の実施形態1の分解斜視図である。
【図9】本発明の実施形態1の構成を示す図であり、
(a)は斜視図、(b)は部分断面図である。
【図10】本発明の実施形態1の構成を説明するための
説明図である。
【図11】本発明の実施形態1の構成を説明するための
説明図である。
【図12】本発明の実施形態2の裏面側から見た展開図
である。
【図13】本発明の実施形態2の分解斜視図である。
【符号の説明】
1〜4 側壁 5 表示片 10糊代 11,12 折込片 20 蓋板 22,32 舌片 25,35 中蓋 30 底板 51 差込舌片 71〜78,81〜84,89,91〜94,99 折
曲線 101A,101B,102A,102B,103A,
103B,104A,104B 糊付部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 5/43 B65D 25/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊代と、第1の側壁と、第1,第2の折
    込片と、第2,第3,第4の側壁とが折曲線を介し折り
    曲げ可能に連設され、 当該第1ないし第4の側壁のいずれか1つの側壁の上方
    には、蓋板が折曲線を介し折り曲げ可能に連設され、 前記第1ないし第4の側壁のいずれか1つの側壁の下方
    には、底板が折曲線を介し折り曲げ可能に連設され、 前記第4の側壁には、前記第1の側壁と略同一形状の表
    示片が折曲線を介し折り曲げ可能に連設され、さらに当
    該表示片には差込舌片が折曲線を介し折り曲げ可能に連
    設され、 当該差込舌片は、箱を組み立てたときに、前記第1の折
    込片と前記第2の折込片とによって挟持されることを特
    徴とする表示片付包装用箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示片付包装用箱にお
    いて、 前記第1および第2の折込片の幅は、前記第2の側壁の
    幅と略同一であり、箱を組み立てたとき、前記第2の折
    込片が前記第2の側壁に接着し、前記第1の折込片の一
    部が前記第2の折込片に接着し、 前記差込舌片は、箱を組み立てたとき、前記第1の折込
    片と前記第2の折込片との接着していない部分によって
    挟持されることを特徴とする表示片付包装用箱。
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