JP2001280961A - 配管状況検出装置 - Google Patents

配管状況検出装置

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JP2001280961A
JP2001280961A JP2000095963A JP2000095963A JP2001280961A JP 2001280961 A JP2001280961 A JP 2001280961A JP 2000095963 A JP2000095963 A JP 2000095963A JP 2000095963 A JP2000095963 A JP 2000095963A JP 2001280961 A JP2001280961 A JP 2001280961A
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moving body
sensor
piping
detecting
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Tetsuya Iwanaga
哲哉 岩永
Tsutomu Kairiku
力 海陸
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路を掘削することなく、地中に埋設された
ガスを輸送する管2の勾配などの配管状況を検出する。 【解決手段】 地上から地中埋設管2内に移動体6を押
し込んで挿入し、この移動体6の管内における管軸に沿
う押し込み長さを、管内位置センサ14によって検出す
る。移動体6には、直交座標系の3つの各軸の傾斜角度
をそれぞれ検出する傾斜センサ65〜67が収納され
る。移動体6にはさらにテレビカメラ8が連結されても
よく、さらに湿度流れの方向、流速などを検出する手段
が取付けられてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば土壌など
の隠蔽場所に設置されたガスなどの流体を輸送する管の
勾配などの配管状況を、管を掘削することなく検出する
ための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば道路の地中に埋設されたガスを
輸送する管の勾配を知ることによって、その管内に水が
浸入したとき、その浸入した差し水の移動する方向およ
びその差し水が滞留する位置を推定することができる。
道路の直下に埋設された管の勾配は、道路の勾配とは必
ずしも一致していない。従来では、地中に埋設された管
の勾配を知るために、道路の路面を掘削し、管の勾配を
把握している。この道路の掘削のために多くの労力が必
要になるとともに、交通の障害になる。
【0003】この問題を解決する先行技術は、特許25
66282である。この先行技術では、管内部を走行す
る管内検査カメラ装置に、傾斜角度センサと横転角セン
サとが搭載される。傾斜角センサは、管軸方向の傾きを
検出するために、センサが傾くと振り子の平衡点がず
れ、この平衡点から角度に相当する信号が検出器から発
生され、トルカにフィードバックされ、これによって振
り子が平衡点に押し戻され、このときトルカに流れる電
流は、入力傾斜角度の sin角度に比例し、電圧信号とし
て導出される。横転角センサも、傾斜角センサと同様な
上述の基本原理を有し、この横転角センサの出力電圧を
利用して、傾斜角センサの出力電圧の横転方向に傾いた
ときにおける誤差を補正するために用いられる。
【0004】この先行技術では、振り子が用いられ、し
たがって傾斜角センサおよび横転角センサの構成が大形
化するという問題がある。したがって小径の管の配管状
況を検出することができない。またこの先行技術では、
振り子を用いて傾斜角および横転角を検出するので、そ
れらの角度がたとえば90度以上傾斜すると、振り子が
その付近の部材に接触してしまい、角度の検出が不可能
になる。したがって先行技術では、測定可能な角度範囲
が±90度に限定されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、土壌
などの隠蔽場所に埋設された管の勾配などの配管状況
を、その管を掘削することなしに、簡便に検出すること
ができるようにするとともに、前述の振り子を用いる先
行技術に比べて、3次元の広い角度範囲にわたって正確
に角度を検出することができるようにした配管状況検出
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、管内を管軸に
沿って移動する移動体と、移動体に設けられ、直交座標
系の3つの各軸の傾斜角度をそれぞれ検出する傾斜セン
サとを含むことを特徴とする配管状況検出装置である。
【0007】また本発明は、管内を管軸に沿って移動す
る移動体と、移動体に設けられ、直交座標系の3つの各
軸の傾斜角度をそれぞれ検出する傾斜センサと、移動体
の管内における管軸に沿う位置を検出する管内位置セン
サと、傾斜センサと管内位置センサとの各出力に応答
し、管の3次元の配管状況を演算する手段とを含むこと
を特徴とする配管状況検出装置である。
【0008】本発明に従えば、たとえば道路などの土壌
中には、ガスまたは液体などの流体を輸送する管が埋設
されており、この管の勾配などの配管状況を検出するた
めに本発明が実施される。この管内には、移動体が移動
され、この移動体には、直交座標系の3つの各軸x,
y,zの傾斜角度θx,θy,θzをそれぞれ検出する
傾斜センサが設けられる。したがって移動体のどのよう
な姿勢であっても、各軸毎の傾斜角度を、誤差を生じる
ことなく正確に検出することができ、前述の先行技術に
関連して述べた振り子を用いて角度を検出する構成の有
する問題点が解決され、あらゆる角度を高精度で、その
角度の範囲が360度にわたり、検出可能となる。
【0009】移動体の管内における管軸に沿う位置は、
管内位置センサによって検出される。管内位置センサ
は、地上側の固定位置に設けられてもよく、また移動体
に設けられてもよい。こうして移動体の管軸に沿う位置
における傾斜センサの検出傾斜角度に基づいて、演算手
段は、管の3次元の配管状況を演算して求める。こうし
て隠蔽場所に設けられた管を、掘削して露出する必要な
しに、その管の勾配などの配管状況を、正確に把握する
ことが容易に可能になる。したがって管が道路直下に埋
設されている場合であっても、管の掘削のために大きな
労力を必要とせず、また交通障害を生じることなく、配
管状況の検出が可能である。移動体には、管の内面に接
触する車輪が設けられておらず、これによって移動体が
管内でその移動体の軸線まわりに転倒するおそれがな
く、正確な傾斜角度を測定することができるけれども、
本発明の考え方に従えば、移動体には、車輪が設けられ
ていてもよい。
【0010】本発明は、演算手段は、管内位置センサの
出力に応答し、移動体が管軸に沿って予め定める距離だ
け移動するたびに、各傾斜センサの出力をストアするメ
モリと、メモリのストア内容に基づいて、3次元の配管
状況を作成する手段とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、演算手段のメモリには、
管内位置センサによって、移動体が管軸に沿って予め定
める距離、たとえば1cmずつ移動するたびに、傾斜セ
ンサの出力がストアされ、こうして得られたメモリのス
トア内容に基づき、配管状況を3次元で把握することが
できる。
【0012】本発明は、移動体は、管軸に沿って管内に
挿入され、傾斜センサが取付けられる円筒状の移動体本
体と、移動体の両端部に着脱可能に設けられ、移動体本
体は軸線方向外方になるにつれて先細状に形成される端
部材とを含み、移動体本体と端部材とには、移動体本体
の軸線に沿って平行に延び、管内の流体が流れる通路が
全長にわたって形成され、前記通路内に、流体を物理的
または化学的な値を検出する検出手段が設けられること
を特徴とする。
【0013】本発明に従えば、移動体は、直円筒状の移
動体本体の両端部に一対の端部材が着脱可能に連結さ
れ、こうして構成される移動体の全長にわたって、管内
のガスまたは流体が流れる通路が形成され、この通路内
に、検出手段が設けられる。検出手段は、流体の物理的
または化学的な値を検出する構成を有し、たとえば管内
のガスの湿度、流れの方向、流速などを検出する構成を
有してもよい。
【0014】本発明は、移動体には、押込み可能な可撓
性を有する線状体が連結され、管内位置センサは、線状
体の管内への挿入長さを検出することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、移動体には、線状体が連
結され、この線状体をたとえば地上から管内に押し込む
ことによって、移動体を管内で押し込んで走行すること
ができ、またこの線状体を引っ張ることによっても、移
動体を管内で走行することができる。このような線状体
は、たとえば素線がコイル軸線方向に当接して形成され
たコイルから成ってもよく、可撓性および弾発性を有
し、押し込んで挿入する力を、伝達することができる構
成を有する。
【0016】また、線状体は、ポリエチレンなどの合成
樹脂から成る可撓性を有する管であってもよく、可撓性
を有する繊維強化プラスチックから成る軸芯体を有する
管であってもよい。管内位置センサは、地上から管内に
押し込まれる挿入長さを検出し、これによって移動体、
したがって傾斜センサの管内の位置を検出することがで
きる。
【0017】本発明は、移動体には、管内で作業を行う
管内作業手段が設けられることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、管内作業手段が、移動体
に設けられる。この管内作業手段は、たとえばカメラで
あってもよく、たとえば移動体の押込み方向下流側、す
なわち前方には、工業用テレビカメラが取付けられ、管
内を撮像し、その管内の損傷個所、屈曲個所などを撮像
することができる。管内作業手段は、カメラのほかに、
排水作業手段であってもよく、この排水作業手段は、移
動体に設けられた吸引部を有し、この吸引部は管外に設
けられた吸引ポンプに可撓管を介して連結され、吸引部
によって管内に貯留している水を吸引して抽水する。ま
た管内作業手段は、管内のガスの成分をサンプリングし
て検出するガスサンプリング作業手段であってもよく、
さらに管内に堆積している堆積物を採取する堆積物サン
プリング作業手段であってもよく、さらに管内のガス漏
洩個所にシール剤を注入するシール剤注入作業手段であ
ってもよく、さらにそのほかの機能を有する作業手段で
あってもよい。さらに移動体には、これらの作業手段の
1種類だけが備えられるだけでなく、複数種類の作業手
段が備えられてもよい。
【0019】本発明は、管は隠蔽場所に設けられてお
り、管の付近における隠蔽場所に設けられている物体に
関する3次元の物体情報を出力する情報出力手段が設け
られ、前記演算手段は、情報出力手段の出力に応答し、
前記配管状況を、前記物体情報と関連付けて導出するこ
とを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、情報出力手段が設けら
れ、地中または建物内部などの隠蔽場所に挿入された管
の付近における地中埋設物などの物体、たとえば建物お
よびそのほかの構造物などに関する3次元物体情報を表
す信号を出力する。この3次元の物体情報は、たとえば
地中埋設物などの物体の寸法形状、図面などを表す信号
であってもよい。このような情報出力手段は、たとえば
CAD(Computer AidedDesign装置)、記憶装置および
入出力装置などを含んでもよい。このような3次元の物
体情報に、演算手段によって演算された配管状況が関連
付けられ、導出され、たとえば表示手段によって目視表
示され、またはプリンタなどによって記録紙に印字され
る。こうして地中などの隠蔽場所に挿入された管の配管
状況を、さらに詳細に把握することが容易に可能にな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
全体の構成を示す断面図である。隠蔽場所である道路な
どの土壌1には、ガスまたは液体などの流体を輸送する
管2が埋設されている。この管2の配管状況を検出する
ために本発明が実施される。管2の配管状況を検出する
ために土壌1からは縦孔3が掘削され、作業孔4が案内
片5を介して管2内に、移動体6が管軸7に沿って押し
込まれて移動する。この移動体6には、押し込み方向下
流側(図1の左方)に、工業用テレビカメラ8が連結片
9を介して連結される。カメラ8は、管2の内面を撮像
する。移動体6には、押し込み方向上流側(図1の右
方)に、連結片11を介して線状体12が連結される。
連結片9,11は、可撓性および弾発性を有し、自然状
態では直線状であり、したがって管2が屈曲している個
所においても、線状体12によって押し込まれることに
よって、移動体6およびカメラ8が管2内を移動するこ
とができる。線状体12は、可撓性、弾発性を有し、金
属製コイル素線がコイル軸線方向に当接して形成された
コイルであって、管2内に押し込まれるとき、圧縮され
ることなく、移動体6およびテレビカメラ8を、連結片
11,9を介して管2内に押し込むことができる。連結
片9,11は、線状体12と同様な構成を有する。線状
体12および連結片9,11内には、可撓性を有する電
線であるケーブルが挿通される。
【0022】線状体12は、地上に設けられた押し込み
手段13によって押し込まれる。この線状体12の管2
内への挿入長さは、管内位置センサ14によって検出さ
れる。管内位置センサ14は、線状体12の外周面に接
触して回転するローラと、そのローラの回転数を計数す
るカウンタとを含んで構成されてもよい。管内位置セン
サ14は、押し込み手段13に設けられる。
【0023】図2は、移動体6の断面図である。移動体
6は、直円筒状の移動体本体16と、この移動体本体1
6の両端部に着脱可能に設けられる端部材17,18と
を有する。移動体本体16は、管2の管軸7に沿って挿
入される。端部材17,18は同一形状を有し、移動体
本体16の軸線方向外方(図2の左方および図2の右
方)になるにつれて先細状に丸みをおびて湾曲した形状
に形成される。移動体本体16の軸線方向両端部には、
端板33,34が螺着される。
【0024】図3は、図2のセクションIIIの拡大断
面図である。移動体本体16の軸線方向一端部は、その
外周面19よりも小径である取付け部21が形成され
る。この取付け部21には、端部材17の取付け筒部2
2が外嵌される。
【0025】ボルト23は、端部材17の取付け筒部2
2に形成されたボルト挿通孔24を挿通し、移動体本体
16の取付け部21に形成されたねじ孔25に着脱可能
に螺合される。このようなボルト23は、移動体本体1
6の周方向に複数(たとえば4〜8)、設けられる。取
付け部21には、その段差部と取付け筒部22との間
で、リング状のシール部材20が介在されて、気密性が
達成される。端部材17は、取付け筒部22に連なる湾
曲部26と、この湾曲部26に連なる連結部27とを有
する。連結部27には、連結片9が連結される。もう1
つの端部材18もまた、上述の端部材17と同様な構成
を有し、移動体本体16の取付け部28に外嵌する取付
け筒部29と、湾曲部30と、連結片11に連結される
連結部31とを含む。ボルト32は、端部材18の取付
け筒部29を挿通し、移動体本体16の取付け部28の
ねじ孔に取外し可能に螺着される。そのほかの構成は、
前述の端部材17に関連する構成と同様である。
【0026】図4は、移動体本体16の斜視図である。
移動体本体16内には、端板33,34にわたって延び
る直円筒状の支持筒35,36の両端部が固定される。
これらの支持筒35,36は、管2内の輸送されるべき
ガスまたは液体などの流体が流れる通路37,38を形
成する。端板33,34には、これらの通路37,38
を形成する挿通孔39,40;41,42が形成され
る。さらに端板33には1または複数(この実施の形態
ではたとえぱ3)のコネクタ44,45が取付けられ
る。移動体本体16内には、センサユニット48が固定
される。
【0027】端部材17には、支持筒35に対応する連
結筒51が形成される。また端部材18には、支持筒3
5に対応する連結筒52が形成される。こうして移動体
6の軸線方向全長にわたって、管内の流体の流れる通路
53,39,37,41,54が形成される。もう1つ
の支持筒36に関しても、端部材17,18において同
様な構成とされる。
【0028】支持筒35には、回転自在にプロペラ55
が収納される。プロペラ55の回転軸線は、支持筒35
の軸線に平行である。管2内にたとえばガスが流れてい
るとき、このガスは、通路53,39,37,41,5
4を流れ、これによってプロペラ55が回転駆動され
る。プロペラ55の回転によって、回転計56が、回転
速度および回転方向を表す電気信号を導出する。回転計
56の出力は、端板34に取付けられるコネクタ58に
ライン60を介して接続される。このコネクタ58に端
部材18側で接続されるケーブルを介して取出される。
支持筒36内には、管2内を流れるガスの湿度、ガスの
濃度、ガスの温度およびガスの組成ならびにそのほかの
物理的および化学的な値を検出する手段が備えられてい
てもよい。
【0029】端板34にはまた、コネクタ44,45に
対応してコネクタ59,62が取付けられる。コネクタ
44,59がライン61によって接続される。テレビカ
メラ8の可撓性電線は、連結片9および端部材17内を
挿通し、コネクタ44に着脱可能に接続される。こうし
てテレビカメラ8の電気信号は、コネクタ44からライ
ン61を経てコネクタ59から、ケーブルを経て、取出
される。コネクタ58,59などに接続されるケーブル
は、連結片11内から線状体12内を経て、地上に設け
られたパーソナルコンピュータなどの処理回路63に接
続される。コネクタ45は、ラインを介してコネクタ6
2に接続される。こうしてコネクタ45に与えられる電
気信号は、コネクタ62を経て、さらにラインを介して
外部に取出され、またその逆方向に電気信号が送られ
る。
【0030】図5は、図1〜図4に示される本発明の実
施の一形態の電気的構成を示すブロック図である。セン
サユニット48内に設けられた傾斜センサ65,66,
67の各出力は、遮断周波数10Hzであるノイズを遮
断するためのローパスフィルタ68〜70を経て、マル
チプレクサ71によって順次的に切換えられ、処理回路
63のアナログ/デジタル変換器73に与えられてデジ
タル信号に変換される。ローパスフィルタ68〜70
は、移動体6が管2内に押し込まれるときに生じる衝撃
力に起因した大きな振幅を有するノイズを遮断するのに
役立つ。管内位置センサ14の出力もまた、処理回路6
3に与えられる。管内位置センサ14は、前述のように
線状体12が、たとえばその長手方向に1cm進む毎
に、1パルスを発生する構成を有していてもよい。
【0031】図6は、センサユニット48の内部の構造
を示す斜視図である。センサユニット48は前述のよう
に移動体本体16に固定される。このセンサユニット4
8の剛性の基板75には、直交座標系76の3つの各軸
x,y,zの傾斜角度θx,θy,θzをそれぞれ検出
する傾斜センサ65,66,67がそれぞれ固定され
る。さらにこの基板75には、これらの傾斜センサ65
〜67に電気的に接続されるASIC(Application Sp
ecific Integr ated Circuit)回路77〜79が搭載さ
れる。回路77〜79の出力およびそのほかの検出手段
などの出力は、たとえばコネクタ59から可撓性ケーブ
ルを経て、連結片11および線状体12内を経て、導か
れる。
【0032】図7は、傾斜センサ65〜67および管内
位置センサ14の各出力が与えられる処理回路63の動
作を説明するための図である。管内位置センサ14は、
図7(1)に示されるように、予め定める管2内への移
動体6の挿入距離、たとえば前述の1cm毎に、1パル
スを導出し、このパルスが導出されるたびに、傾斜セン
サ65,66,67の各出力が、図7(2)、図7
(3)および図7(4)にそれぞれ示されるように、ア
ナログ/デジタル変換器73によってデジタル値に変換
されて、処理回路63に備えられたメモリ81に読込ま
れてストアされる。こうしてメモリ81には、移動体6
が管2内を進むことによって、管内位置センサ14の挿
入長さLに対応して、傾斜センサ65,66,67によ
って得られる傾斜角度θx,θy,θzが、表1のよう
に、対応してストアされる。
【0033】
【表1】
【0034】図8は、処理回路63の演算動作を説明す
るための図である。メモリ81にストアされた管軸に沿
う位置である挿入長さLに対応する傾斜角度θx,θ
y,θzの各組合わせデータ83,84,85に基づ
き、管2の傾斜を表す3次元の配管状況86を表す画像
を、演算して作成する。移動体6の管2内への挿入に先
立ち、地上では、移動体6を予め定める基準の姿勢とし
た状態で、傾斜センサ65,66,67の各出力を得
て、初期値として設定し、これによって、移動体6が管
2内に挿入されて移動されるとき、これらの各傾斜セン
サ65,66,67の各出力の較正を行うことができ
る。
【0035】図9は、図7および図8に関連して述べた
処理回路63の具体的な動作を示すフローチャートであ
る。ステップa1からステップa2に移り、移動体6が
管2内を、管内位置センサ14によって検出される予め
定める距離1cmだけ移動するたびに、次のステップa
3では、傾斜センサ65,66,67の出力が読込ま
れ、次のステップa4ではメモリ81にストアされる。
その後ステップa5では、3次元の配管状況の演算を行
い、ステップa6では、図8のように管2の配管状況の
画像86を出力する。ステップa7では一連の動作を終
了する。
【0036】図10は、処理回路63によって得られる
管2の配管状況の一部を示す図である。このような図1
0に示される画像は、陰極線管または液晶などによって
実現されるモニタ表示手段88によって目視表示され
る。管2aは、3次元に屈曲または傾斜している状況
を、一見しただけで容易に把握することができる。さら
にテレビカメラ8の撮像結果に基づき、または管2の内
径を予め入力しておくことによって、その管2の画像2
aに、厚み89を付加して、表示手段88によって表示
するようにしてもよい。
【0037】処理回路63にはまた、情報出力手段62
が接続される。この情報出力手段は、管2の付近におけ
る地中埋設物に関する3次元の地中埋設物情報を出力し
て、処理回路63に与える。地中埋設物は、たとえば建
物などの構造物であってもよく、そのほかの地中埋設物
であってもよい。3次元の地中埋設物情報は、そのよう
な地中埋設物の寸法形状および図面などのデータであ
る。このような情報出力手段は、CAD装置、メモリお
よび入出力手段が組合わされて構成され、メモリには地
中埋設物情報がストアされ、CAD装置の演算によっ
て、そのメモリからの地中埋設物情報が読出され、前述
の図9のステップa5において処理回路63は、演算さ
れた3次元の配管状況を、情報出力手段からの地中埋設
物情報と関連付け、次のステップa6において出力し、
画像86の表示が行われる。処理回路63によって演算
された3次元の配管状況と、情報出力手段62からの地
中埋設物情報との位置を正確に対応するために、処理回
路63における演算された配管状況の座標系と、地中埋
設物情報の座標系とは、センサユニット48の出力と管
内位置センサ14との出力とによって決定される処理回
路63における相対的な座標系を補正し、地中埋設物情
報の座標系と対応するように、処理回路63において補
正演算される。
【0038】図11は、本発明のさらに他の実施の一部
の断面図である。この図11に示される実施の形態で
は、図1〜図10の実施の形態に類似し、対応する部分
には同一の参照符を付す。なお、図11では、押し込み
手段13および管内位置センサ14は省略して記す。こ
の実施の形態では、前述のテレビカメラ8および連結片
9が省略される。移動体6が管2内を移動することによ
って、管2の配管状況を検出することができる。そのほ
かの構成と動作は、前述と同様である。
【0039】図12は、図11に示される実施の形態に
おける移動体6の移動体本体16と端部材17aとの一
部の構成を示す断面図である。この図11および図12
に示される実施例では、前述の連結片9が省略され、端
部材17aの先端部90が閉塞され、管2内を円滑に移
動することができる。
【0040】図13は、本発明の実施のさらに他の形態
の断面図である。この実施の形態は、前述の図1〜図1
0の実施の形態に類似し、対応する部分には同一の参照
符を付す。特にこの実施の形態では、管2は、たとえば
5cm未満の小さい内径、たとえば3cmを有し、この
ような小径の管2の配管状況を検出することができるよ
うにするために、移動体91〜93が、連結片94,9
5によって連結される。各移動体91,92,93内に
は、前述の各傾斜センサ65,66,67が個別的に収
納される。これによって移動体91〜93の各外形を小
形化することができるようになる。連結片94,95
は、前述の連結片9,11と同様に可撓性および弾発性
を有し、管2内が屈曲していても、円滑に、移動体9
1,92,93およびテレビカメラ8が移動することが
できる。
【0041】図14は,本発明の実施のさらに他の形態
の断面図である。なお、図14では、押し込み手段13
および管内位置センサ14を省略して記す。この実施の
形態は、図13の実施の形態に類似するけれども、構成
の簡略化のためにテレビカメラ8が省略され、管2がさ
らに小径であっても、配管状況を検出することができる
ようにされる。そのほかの構成は、前述の図1〜図13
の実施の形態に類似する。
【0042】本発明は、管2が、土壌だけでなく、その
ほかの隠蔽場所に設けられている場合にも同様に実施す
ることができる。
【0043】また本発明は、管内面から傾斜センサと管
内位置センサとから得られたデータに基づき、管の3次
元形状を検出することができるとともに、それらの測定
した情報を3次元に表示することができ、またこれらの
測定した情報に関係のデータを付加することによって、
前述の図10に関連して述べたように、配管の立体形状
を選ぶこともまた可能である。さらにカメラ8の情報を
付加することによって、管2内の状況を把握し、また管
継手および前記管付近の管内面調査を行うこともまた可
能である。上述の実施の形態では、移動体本体16およ
びカメラ8などは、管2内に押し込まれるようにして移
動されたけれども、本発明の実施の他の形態では、索条
によって引張るようにしてもよく、また無線で動作が制
御されるロボットに搭載されて管2内を走行するように
してもよく、そのほかの構成によって管2内を移動する
ようにしてもよい。
【0044】上述の実施の形態では、カメラ8が管内作
業手段として用いられたけれども、本発明の実施の他の
形態では、そのほかの機能を有する管内作業手段が用い
られてもよい。管内作業手段は、たとえば、排水作業手
段であってもよく、この排水作業手段は、移動体に設け
られた吸引部を有し、この吸引部は管外に設けられた吸
引ポンプに可撓管を介して連結され、吸引部によって管
内に貯留している水を吸引して抽水する。また管内作業
手段は、管内のガスの組成をサンプリングして採取する
サンプリング手段であってもよく、管内の堆積物を採取
するサンプリング手段であってもよく、さらに管の漏洩
個所にシール剤を注入するシール剤注入手段であっても
よく、そのほかの機能を有する管内作業手段であっても
よい。管内作業手段は、単一種類だけ設けられてもよい
が、複数種類設けられてもよい。
【0045】図15は、傾斜センサ65の構成を示す断
面図である。そのほかの傾斜センサ66,67もまた、
傾斜センサ65と同様な構成を有する。
【0046】図15(1)はセンサ65の断面図であ
り、図15(2)はセンサ65を切り欠いて示す斜視図
である。センサ65は、片持ち支持される振り子115
と、振り子115の往復運動する方向(図15(1)の
上下方向)に振り子115の両側で配置される一対の電
極116,117とを有する。振り子115は、振り子
本体118と、片持ち支持部分119とから成り、片持
ち支持部分119は取付け部120に連なる。振り子1
15と取付け部120とは、導電性単結晶シリコンから
成る。振り子本体118に対向してスペーサ121が配
置される。電極116,117は扁平なガラス板12
2,123に形成されており、これらの電極116,1
17はアルミニウム製薄膜であり、たとえば蒸着などの
手法で形成される。ガラス板122,123は、導電性
単結晶シリコンから成る基板124,125にそれぞれ
固定されており、電極116,117はガラス板12
2,123に形成された連結孔126,127を介して
基板124,125に電気的に接続される。こうしてセ
ンサ65は、図15(1)の対称面28に関して対称に
構成される。
【0047】片持ち支持部分119は、完全弾性体であ
るので、ヒステリシス、脆性およびクリープが生じな
い。取付け部120とガラス板122,123と基板1
24,125は、二酸化シリコンを介して完全に融合
し、またスペーサ121も同様であり、こうして内部空
間129は気密状態であり、真空となっている。振り子
本体118と電極116,117との間の間隔d1,d
2は、自然状態、すなわち加速度が作用していない状態
では,2〜5μm程度であり、この実施例ではd1=d
2である。スペーサ121は、振り子115および取付
け部120と同一材料から成る。こうしてセンサ65
は、たとえば縦2×横2×厚さ3mmであって、微小な
形状に構成される。振り子115の厚さ方向(図15
(1)の上下方向)をx方向とするとき、センサ65は
基板75にx方向が一致するように接着剤などによって
固定される。
【0048】このようなセンサ65は、長期間にわたっ
て特性が安定しており、また−40〜+125℃の広い
温度範囲で高精度で加速度を検出することができる。セ
ンサ65は、面128に関して対称であり、したがって
熱膨張によっても、全体が均一に膨張するので、振り子
本体118と各電極116,117との容量の合成値は
変わらない。またセンサ65は、たとえば4000g
(gは重力加速度)程度の過衝撃、すなわち過加速度に
よる振り子本体118の振れを、サンドイッチ状の電極
116,117、すなわちガラス板122,123で制
限するので、振り子本体118を支持する片持ち支持部
分119に過度のたわみ力が作用せず、したがって片持
ち支持部分119の破損を防止できる。さらに本実施例
の構成によれば、感度方向の選択性に優れている。すな
わち振り子115を含めてセンサ65が図15(1)の
上下方向に積層構造を形成しているので、図15(1)
の上下方向には感度が優れており、図15(1)の紙面
垂直方向の感度は極めて低くなる。
【0049】さらに、振り子115および取付け部12
0は、半導体エッチング技術によって微細な加工が容易
であり、センサ65の自動化による大幅な製造工数の削
減によって、品質を安定化し、量産効果による低価格化
を実現できる。またシリコンウエハ技術でセンサ65を
製造することができ、また温度係数が非常に低いので、
室温で調整して出荷することができ、これによって製造
工数を大幅に削減できる。またマイクロエッチング技術
を採用することができ、小型化が可能である。振り子1
15と各電極116,117との間の容量をC1,C2
とするとき、振り子115に作用する重力に起因して、
これらの容量C1,C2が変化する。容量C1,C2を
たとえばブリッジなどの電気回路によって検出すること
によってセンサ65の傾斜角度θxを検出することがで
きる。このことはそのほかのセンサ66,67に関して
も同様である。
【0050】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、移動体を管
内に押し込み、索条で引張り、または駆動走行手段を備
えて自走する構成とされ、移動体が管内を管軸に沿って
このように移動するとき、傾斜センサは、直交座標系の
3つの各軸の傾斜角度をそれぞれ検出し、これによって
配管状況を、その管を掘削することなしに、簡便に検出
することができるようになる。傾斜センサは、たとえ
ば、半導体を用いた静電容量式加速度センサ、またはピ
エゾ素子を用いた圧電式加速度センサなどによって実現
され、3つの各軸の傾斜角度を検出するので、移動体の
3次元のあるゆる姿勢を検出することが、可能である。
またこのような傾斜センサは、小形に構成することがで
き、したがって小径の管に移動体を移動させて、配管状
況を検出することができるようになる。
【0051】請求項2の本発明によれば、前述の傾斜セ
ンサを用いて、直交座標系の3つの各軸の傾斜角度をそ
れぞれ検出するだけでなく、さらに管内位置センサによ
って検出される移動体の管内における管軸に沿う位置に
対応して、管の3次元の配管状況が演算される。こうし
て管を、土壌などのような隠蔽場所から掘削して露出す
る必要なしに、管の3次元の配管状況を容易に把握する
ことができる。したがって管が道路直下に埋設されてい
る場合であっても、管の掘削による交通の障害を来すお
それが生じることはなく、またその配管状況の検出を簡
便に行うことができるようになる。
【0052】請求項3の本発明によれば、管内位置セン
サによって移動体が管軸に沿って予め定める距離だけ移
動するたびに、傾斜センサの出力がメモリにストアさ
れ、このメモリのストア内容に基づいて配管状況が3次
元的に作成され、こうして管の長さ方向に沿う3次元の
配管状況の把握が容易にかつ自動的に行われる。
【0053】請求項4の本発明によれば、移動体を構成
する移動体本体の両端部に端部材が着脱可能に設けら
れ、その移動体の全長にわたって管内のガスまたは液体
が流れる通路が形成され、この通路内に検出手段が設け
られ、この検出手段によって流体の物理的または化学的
な値が検出されるので、配管状況の把握と同時に、その
検出手段による物理的または化学的な流体の値を同時に
検出することができ、作業性が良好である。
【0054】請求項5の本発明によれば、線状体をたと
えば地上から管内に押し込むことによって、移動体を管
内に走行させることができ、またこの線状体を引張るこ
とによっても、移動体を管内で押し込み時とは逆方向に
走行させることができ、管内位置センサは、管内に押し
込まれる線状体の挿入長さを検出し、これによって移動
体、したがって傾斜センサの管内の位置を検出すること
ができる。
【0055】請求項6の本発明によれば、移動体には、
管内作業手段が設けられ、これによって移動体が挿入さ
れた管内で、希望する作業を、配管状況を考慮しなが
ら、行うことができ、作業を円滑に行うことができる。
【0056】請求項7の本発明によれば、演算手段から
得られる前記配管状況を、情報出力手段からの物体情報
と関連付けて導出し、これによって地中埋設物などの物
体の3次元のデータとともに、配管状況を把握すること
が容易に可能になる。したがって管の掘削作業などを、
情報出力手段から得られる物体を損傷することなく、行
う作業などを、円滑に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の全体の構成を示す断面
図である。
【図2】移動体6の断面図である。
【図3】図2のセクションIIIの拡大断面図である。
【図4】移動体本体16の斜視図である。
【図5】は図1〜図4に示される本発明の実施の一形態
の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】センサユニットの内部の構造を示す斜視図であ
る。
【図7】傾斜センサ65〜67および管内位置センサ1
4の各出力が与えられる処理回路63の動作を説明する
ための図である。
【図8】処理回路63の演算動作を説明するための図で
ある。
【図9】図7および図8に関連して述べた処理回路63
の具体的な動作を示すフローチャートである。
【図10】処理回路63によって得られる管2の配管状
況の一部を示す図である。
【図11】本発明のさらに他の実施の一部の断面図であ
る。
【図12】図11に示される実施の形態における移動体
6の移動体本体16と端部材17aとの一部の構成を示
す断面図である。
【図13】本発明の実施のさらに他の形態の断面図であ
る。
【図14】本発明の実施のさらに他の形態の断面図であ
る。
【図15】傾斜センサ65の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 土壌 2 管 3 縦孔 4 作業孔 6 移動体 7 管軸 8 テレビカメラ 9,11 連結片 12 線状体 14 管内位置センサ 17,18 端部材 19 外周面 23,32 ボルト 33,34 端板 35,36 支持筒 51,52 連結筒 55 プロペラ 56 回転計 63 処理回路 65〜67 傾斜センサ 68〜70 ローパスフィルタ 71 マルチプレクサ 73 アナログ/デジタル変換器 75 基板 81 メモリ 88 表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内を管軸に沿って移動する移動体と、 移動体に設けられ、直交座標系の3つの各軸の傾斜角度
    をそれぞれ検出する傾斜センサとを含むことを特徴とす
    る配管状況検出装置。
  2. 【請求項2】 管内を管軸に沿って移動する移動体と、 移動体に設けられ、直交座標系の3つの各軸の傾斜角度
    をそれぞれ検出する傾斜センサと、 移動体の管内における管軸に沿う位置を検出する管内位
    置センサと、 傾斜センサと管内位置センサとの各出力に応答し、管の
    3次元の配管状況を演算する手段とを含むことを特徴と
    する配管状況検出装置。
  3. 【請求項3】 演算手段は、 管内位置センサの出力に応答し、移動体が管軸に沿って
    予め定める距離だけ移動するたびに、各傾斜センサの出
    力をストアするメモリと、 メモリのストア内容に基づいて、3次元の配管状況を作
    成する手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の配
    管状況検出装置。
  4. 【請求項4】 移動体は、 管軸に沿って管内に挿入され、傾斜センサが取付けられ
    る円筒状の移動体本体と、 移動体の両端部に着脱可能に設けられ、移動体本体は軸
    線方向外方になるにつれて先細状に形成される端部材と
    を含み、 移動体本体と端部材とには、移動体本体の軸線に沿って
    平行に延び、管内の流体が流れる通路が全長にわたって
    形成され、 前記通路内に、流体を物理的または化学的な値を検出す
    る検出手段が設けられることを特徴とする請求項2また
    は3記載の配管状況検出装置。
  5. 【請求項5】 移動体には、押込み可能な可撓性を有す
    る線状体が連結され、 管内位置センサは、線状体の管内への挿入長さを検出す
    ることを特徴とする請求項2〜4のうちの1つに記載の
    配管状況検出装置。
  6. 【請求項6】 移動体には、管内で作業を行う管内作業
    手段が設けられることを特徴とする請求項1〜5のうち
    の1つに記載の配管状況検出装置。
  7. 【請求項7】 管は隠蔽場所に設けられており、 管の付近における隠蔽場所に設けられている物体に関す
    る3次元の物体情報を出力する情報出力手段が設けら
    れ、 前記演算手段は、情報出力手段の出力に応答し、前記配
    管状況を、前記物体情報と関連付けて導出することを特
    徴とする請求項2〜5のうちの1つに記載の配管状況検
    出装置。
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