JP2001280947A - 形状測定機及び形状測定方法 - Google Patents

形状測定機及び形状測定方法

Info

Publication number
JP2001280947A
JP2001280947A JP2000090417A JP2000090417A JP2001280947A JP 2001280947 A JP2001280947 A JP 2001280947A JP 2000090417 A JP2000090417 A JP 2000090417A JP 2000090417 A JP2000090417 A JP 2000090417A JP 2001280947 A JP2001280947 A JP 2001280947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stylus
value
measuring
shape
radius
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000090417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3516630B2 (ja
Inventor
Isamu Takemura
勇 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP2000090417A priority Critical patent/JP3516630B2/ja
Priority to US09/805,935 priority patent/US6453730B2/en
Priority to FR0104101A priority patent/FR2807158B1/fr
Priority to DE10115288.4A priority patent/DE10115288B4/de
Publication of JP2001280947A publication Critical patent/JP2001280947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516630B2 publication Critical patent/JP3516630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/28Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring roughness or irregularity of surfaces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/004Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points
    • G01B5/008Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points using coordinate measuring machines
    • G01B5/012Contact-making feeler heads therefor
    • G01B5/016Constructional details of contacts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク表面に沿ってスタイラスを移動して得
られる測定値を補正しワークの輪郭を高精度に測定す
る。 【解決手段】 スタイラス1をワーク20の表面に沿っ
て移動させ、スタイラス1のZ方向の変位に基づきワー
ク20の表面形状を測定する。予め半径既知の球形状基
準ゲージをスタイラス1で測定し、測定値から基準ゲー
ジの半径Rを差し引くことで角度毎のスタイラス1の先
端球の半径値rを算出する。角度毎の半径値rを補正デ
ータとし、ワーク20の表面を移動して得られた測定デ
ータから角度毎の補正値を差し引くことでワーク20の
実際の形状を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタイラスをワー
ク表面に沿って移動させることでワークの輪郭形状や表
面粗さ等を測定する形状測定機及び形状測定方法に関
し、特にスタイラスの先端形状に起因する誤差を補正す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スタイラスをワークに接触さ
せ、ワーク表面に沿って移動させてワークの輪郭形状や
表面粗さを測定する形状測定機が周知であり、機械加工
部品などの測定に用いられている。形状測定機において
は、スタイラスをワークの表面に沿ってモータにより一
方向(X方向)に移動させると、ワーク表面の凹凸によ
りスタイラスは上下方向(Z方向)に変位する。X方向
の変位量を測定するとともに、Z方向の変位量を検出す
ることでワークの輪郭形状や表面粗さを測定することが
できる。
【0003】しかしながら、ワークに当接するスタイラ
スの先端部分の断面形状は点ではなく、有限の大きさを
有する円弧状になっているため、スタイラスのZ方向変
位により表現される軌跡とワークの実際の輪郭とは一致
しない。
【0004】図8には、測定により得られる軌跡と実際
のワークの輪郭との相違が示されている。図において、
スタイラス1がX方向に変位し、ワークの表面形状に応
じてZ方向に変位するとする。スタイラス1の変位に伴
うワークの測定軌跡は、図中100で示されるようにス
タイラス1の所定基準点(概略スタイラス先端円弧状部
分の中心点)の軌跡であり(この軌跡100は、スタイ
ラスが回転自在なアームに取り付けられて円弧動作する
場合においては、この円弧動作に伴う円弧歪みを補正す
ることで得られる)、ワークの実際の輪郭200に対し
てスタイラス1の先端円弧の半径rだけオフセットが生
じている。したがって、実際のワークの輪郭を得るため
には、測定値からスタイラス1の先端円弧の半径rだけ
オフセットすることが行われてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スタイラス
1の先端の断面形状は、厳密には真円ではなく、位置に
よってその半径値が異なっている。従って、測定対象ワ
ークの微細化や高精度化が進むにつれ、従来行われたき
た先端半径rの代表値によるオフセットのみでは、これ
らのより高精度な測定には不十分な場合が生じている。
【0006】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、スタイラスのZ方
向の変位を測定して得られた測定値をスタイラスの先端
の断面形状に基づいて補正することで、高精度にワーク
の実際の表面形状あるいは輪郭を得ることができる装置
及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スタイラスをワーク表面に沿って移動さ
せ、前記スタイラスのZ方向の変位を測定することによ
り前記ワークの形状を測定する形状測定機であって、半
径既知の球形あるいは円柱状あるいはナイフエッジ状基
準ゲージを前記スタイラスで測定して得られる、前記ス
タイラスの角度毎の半径値を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された前記半径値に基づき測定値を補正
する補正手段とを有することを特徴とする。
【0008】ここで、前記スタイラスが回転自在なアー
ムに取り付けられ円弧動作する場合には、さらに、前記
スタイラスのZ方向からの傾き角を検出する検出手段と
を有し、前記補正手段は、前記半径値及び前記傾き角に
基づき前記測定値を補正することが好適である。
【0009】また、本発明は、スタイラスをワーク表面
に沿って移動させ、前記スタイラスのZ方向の変位を測
定することにより前記ワークの形状を測定する形状測定
機であって、半径既知の球形あるいは円柱状あるいはナ
イフエッジ状基準ゲージを前記スタイラスで測定して得
られる、前記スタイラスの角度毎の半径値を算出する半
径値算出手段と、前記半径値を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された前記半径値に基づき測定値を補
正する補正手段とを有することを特徴とする。
【0010】ここで、前記スタイラスが回転自在なアー
ムに取り付けられ円弧動作する場合には、さらに、前記
スタイラスのZ方向からの傾き角を検出する検出手段と
を有し、前記半径値算出手段は前記傾き角に基づき前記
半径値を算出するとともに、前記補正手段は前記半径値
及び前記傾き角に基づき前記測定値を補正することが好
適である。
【0011】また、本発明は、スタイラスをワーク表面
に沿って移動させ、前記スタイラスのZ方向の変位を測
定することにより前記ワークの形状を測定する形状測定
方法であって、前記スタイラスで前記ワークを測定する
測定ステップと、半径既知の球形あるいは円柱状あるい
はナイフエッジ状基準ゲージを前記スタイラスで測定し
て得られた角度毎の測定値と前記基準ゲージの半径値と
の差分である補正値を用いて測定値を補正する補正ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0012】ここで、前記スタイラスが回転自在なアー
ムに取り付けられ円弧動作する場合には、前記補正ステ
ップでは、前記補正値及び前記スタイラスのZ方向から
の傾き角を用いて前記測定値を補正することが好適であ
る。
【0013】また、本発明は、スタイラスをワーク表面
に沿って移動させ、前記スタイラスのZ方向の変位を測
定することにより前記ワークの形状を測定する形状測定
方法であって、前記スタイラスで前記ワークを測定する
測定ステップと、半径既知の球形あるいは円柱状あるい
はナイフエッジ状基準ゲージを前記スタイラスで測定し
て得られた角度毎の測定値と前記基準ゲージの半径値と
の差分を補正値として算出する補正値算出ステップと、
前記補正値を用いて測定値を補正する補正ステップとを
有することを特徴とする。
【0014】ここで、前記スタイラスが回転自在なアー
ムに取り付けられ円弧動作する場合には、前記補正値算
出ステップでは、前記スタイラスのZ方向からの傾き角
を用いて前記補正値を補正し、前記補正ステップでは、
前記傾き角に基づいて補正された補正値及び及び前記傾
き角を用いて前記測定値を補正することが好適である。
【0015】このように、本発明においては、球形状あ
るいは円柱状あるいはナイフエッジ状の基準ゲージを測
定し、その測定結果から角度毎のスタイラスの半径値を
算出する。具体的には、測定値から基準ゲージの既知の
半径を差し引くことで半径値を算出する。角度毎の半径
値は、スタイラスの真円からのずれを示すことになり、
この半径値を補正値として用い、実際にワークを測定し
て得られた値を角度毎の補正値で補正することで、ワー
クの実際の輪郭を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0017】図1には、本実施形態に係る形状測定機の
構成図が示されている。スタイラス1は、回転中心Pを
中心に円弧動作するアーム2の先端に設けられ、ワーク
20の表面にスタイラス1を接触させながらCPU31
からの指令によりモータ5が駆動されスタイラス1がX
方向に移動する。このときのX方向の移動量は、変位検
出器4により検出され、検出された値はCPU31に供
給される。また、スタイラス1のZ方向(X方向に垂直
で上下方向)の変位量が変位検出器3により検出され、
検出された値は同様にCPU31に供給される。CPU
31に供給されたX方向及びZ方向の検出値は、ペアリ
ングされ測定データ(xi,zi)(i=1〜n:nは
測定点数)としてRAM33に記憶される。RAM33
に記憶されたこれらの測定データは、ワーク20の実際
の輪郭データに対し、スタイラス1の先端形状の分だけ
オフセットした値である。したがって、CPU31は、
RAM33に記憶されたこれらの測定データを読み出
し、補正してディスプレイ34に出力する。測定データ
の補正は、予めROM32あるいはRAM33に記憶さ
れた補正データを用いて行われる。補正データは、ワー
ク20の測定に先立って半径が既知の球形あるいは円柱
状あるいはナイフエッジ状の基準ゲージをスタイラス1
で測定することで得ることができる。なお、スタイラス
1の形状は球形のみならず、片角スタイラス、両角スタ
イラス、ナイフエッジスタイラス等、非球形状のものを
用いることも可能であり、要は、その断面形状が円弧状
であればよい。
【0018】図2には、本実施形態における全体処理フ
ローチャートが示されている。まず、ワーク20の測定
に先立ち、基準ゲージの測定を行う(S101)。この
基準ゲージは、半径が既知Rの球形あるいは円柱状の基
準ゲージを用いる。なお、基準ゲージが満たすべき条件
としては、スタイラス1が移動するX方向に沿った断面
形状が既知半径Rを有する円形(あるいは半円形)であ
ることであり、スタイラスの接触する部位がこの条件を
満たす限り、基準ゲージの全体形状が球形あるいは円柱
形状でなくてもよいことは言うまでもない。
【0019】基準ゲージを測定した後、得られた各測定
点から基準ゲージ半径Rを差し引くことで各角度毎に補
正値r、すなわちその角度におけるスタイラス1の先端
球の半径を算出する(S102)。算出された補正値r
は、角度毎にROM32あるいはRAM33に記憶され
る(S103)。
【0020】S101〜S103の処理が補正データを
算出する処理であり、以下これらの処理についてより詳
細に説明する。図3には、基準ゲージをスタイラス1で
測定する際の模式図が示されている。基準ゲージの半径
Rは既知であり、基準ゲージの表面に沿ってスタイラス
1を移動させ、測定結果を得る。図において、基準ゲー
ジの実際の輪郭300に対し、スタイラス1による測定
輪郭400が各角度毎に得られる(この軌跡400は、
スタイラスが回転自在なアームに取付けられて円弧作動
する場合においては、この円弧作動に伴う円弧歪を補正
することにより得られる)。そして、得られた測定値に
対し、角度毎に基準ゲージの既知の半径Rを差し引くこ
とで、角度毎の補正値r、すなわちスタイラス1の先端
球の半径を算出する。
【0021】図4には、このようにして算出される角度
毎の補正値rの一例が示されている。所定方向(Z方
向)からの角度θ毎に補正値rが算出され、具体的には
角度θ1,θ2,θ3、・・・毎に補正値、すなわちス
タイラス1の半径r1,r2,r3、・・・が算出さ
れ、ROM32あるいはRAM33に記憶される。スタ
イラス1の先端の断面形状が真円の場合には、角度θに
よらず一定値rが得られるが、上述したようにスタイラ
ス1の先端の断面形状は一般には真円ではないので、角
度θ毎にその半径値rは変化する。この変化の度合いが
図4に示された補正データとして表現されることにな
る。ROM32あるいはRAM33には、このようなテ
ーブル形式で補正値rを記憶しておくことができる。
【0022】再び図2に戻り、以上のようにして、角度
毎の補正値rを算出して記憶した後、測定すべきワーク
20を所定の位置に配置し、スタイラス1をワーク20
の表面に沿って移動させて、ワーク20の表面形状を測
定する(S104)。測定データは、上述したようにR
AM33に記憶される。RAM33に測定データが記憶
された後、CPU31は、ROM32あるいはRAM3
3に記憶された角度毎の補正値rを用いて補正データを
補正する(S105)。
【0023】図5には、補正値rを用いた補正方法が示
されている。図において、測定データが示すワークの輪
郭(測定輪郭)500(この軌跡500は、スタイラス
が回転自在なアームに取付けられて円弧作動する場合に
おいては、この円弧作動に伴う円弧歪を補正することに
より得られる)に対し、この測定輪郭500の任意の点
Pにおいて、Z方向とP点におけるスタイラス先端半径
の補正方向(一般的には法線方向が用いられる)との角
度θが算出され、この角度θに対応する補正値rをRO
M32あるいはRAM33に記憶された補正値テーブル
から読み出す。そして、測定輪郭500から読み出した
補正値rを差し引き、点Qを得る。この点Qが実際のワ
ーク20の輪郭に相当するデータとなる。補正されたデ
ータは、再びRAM33に記憶され、測定輪郭500の
全ての点について補正処理を行った後、ディスプレイ3
4に表示する。
【0024】なお、所定間隔で得られた補正データに対
し、その間のデータは直線補間あるいは曲線補間により
算出することも好適である。
【0025】また、基準ゲージを測定して得られる測定
輪郭400を得る際にも、測定点の間をベジェ曲線やス
プライン曲線などで曲線補間してもよく、あるいは、直
線補完することも可能である。さらに、ノイズの影響を
除去すべく、測定軌跡を平滑化することも好適である。
【0026】また、S101〜S103の処理は、ワー
ク20の測定とは別に行っても良く、あるいはワーク2
0の測定に先立ち、一連の処理として行っても良い。す
なわち、予めROM32に補正値が記憶された後にワー
ク20の測定を行っても良く、あるいは補正値がメモリ
に記憶されていない状態で、まず基準ゲージを測定して
既知の半径Rに基づいて補正値を算出してメモリに記憶
させ、その後に基準ゲージをワークに代えて測定を行っ
ても良い。
【0027】以上のようにして、基準ゲージを測定して
得られた角度毎の補正値r、すなわちスタイラス1の先
端球の半径に基づき測定データを補正することでワーク
20の実際の輪郭を高精度に算出することができる。
【0028】なお、基準ゲージを測定する場合、図1に
示された測定機とは別個にスタイラス1をZ方向のみに
変位する支持部(円弧運動を行うアームではなく)に取
り付けて基準ゲージを測定しROM32やRAM33に
補正値を格納した場合、図1に示された測定機で得られ
た測定値を補正する際に、記憶された補正値をそのまま
使用することが適当でない場合もある。スタイラス1を
アーム2の先端に取り付けた場合、既述したようにスタ
イラス1は正確にZ方向に変位するのではなく、回転中
心Pを中心に円弧変位を行うため、スタイラス1の先端
がワーク20に接触する点もアーム2の円弧回転角αに
基づき変化するからである。
【0029】図6及び図7には、アーム2の円弧動作に
伴うスタイラス1の接触点の変化が模式的に示されてい
る。図6に示されるように、アーム2がZ方向からαだ
け回転すると、図7に示されるようにスタイラス1の先
端もZ方向からαだけ回転し、スタイラス1の先端から
見た見かけのZ方向(Z′方向)がαだけ傾く。この傾
きにより、ワーク20の表面に接触する角度も変位す
る。従って、測定値を記憶された補正値(この補正値は
傾きが0における補正値)に基づいて補正する場合に
は、傾き角αを考慮して補正する必要があり、具体的に
は図5に示されたθではなく、このθから傾き角αだけ
差し引いたθ′=θ−αに対応する補正データを補正テ
ーブルから読み出して測定値を補正することが好適であ
る。
【0030】なお、アーム2の円弧運動が微小な場合、
すなわちαが微少な場合には、傾き角が補正値に与える
影響も少ないため、アーム2の回転角が所定角以上とな
った場合にのみ傾き角αを用いて補正することも好適で
ある。アーム2の回転角αは、Z軸方向の変位とアーム
2の円弧動作の回転半径Lより、
【数1】 または、
【数2】 で求めることができる。また、アーム2あるいはアーム
2の近傍に設けられた角度センサで検出してCPU31
に供給する方法も考えられる。基準ゲージを図1に示さ
れた測定機で測定した場合においても、ワーク20の測
定時においてスタイラス1が円弧動作する限り、このよ
うな傾き角による補正を行うことが好適である。
【0031】また、基準ゲージを図1に示された測定機
(つまりスタイラスが円弧動作する場合)で測定する場
合、上述した傾き角αに基づく補正を半径値に対して行
うことも好適である。すなわち、角度θ1、θ2、・・
・毎に半径r1、r2、・・・を算出した後、角度デー
タをθ’=θ−αで補正した上でROM32あるいはR
AM33に記憶する。これにより、正確な半径値がテー
ブルとして記憶されることになる。
【0032】図1に示されるような測定機ではなく、図
9に示されるようにスタイラス1がZ方向のみに変位す
る支持部に取り付けられた測定機でワーク20の測定を
行う場合には、スタイラス1のZ軸方向からの傾きαは
そもそも存在しないので、傾きによる補正は不要である
ことは言うまでもない。なお、図9について簡単に説明
すると、アーム2はZ方向に変位するリニア駆動装置5
2に支持されており、アーム2に設けられた測定圧セン
サ50(歪みセンサ)からの測定圧が常に一定になるよ
うにリニア駆動装置52がZ方向に移動する。リニア駆
動装置52はモータ58、ボールねじ60及びナット6
2によりX方向にも移動し、これによりアーム2の先端
に取り付けられたスタイラス1はワーク20の表面をX
方向に走査する。ナット62には検出器66が設けられ
ており、スケール64を読み取ることでスタイラス1の
X方向の変位量が検出される。また、リニア駆動装置5
2にも検出器56が設けられており、リニアスケール5
4を読み取ることでスタイラス1のZ方向変位が検出さ
れる。測定圧が常に一定になるようにリニア駆動装置5
2がアーム2をZ方向に変位させるため、スタイラス1
はZ方向のみに変位することが理解されよう。もちろ
ん、図10に示されるように、より簡易な測定機でワー
ク20の測定を行うことも可能である。図10におい
て、スタイラス1はZ方向のみに変位するアーム2に取
り付けられており、アーム2はモータ58、ボールねじ
60及びナット62によりX方向に移動してワーク20
表面をスタイラス1で走査する。図9、図10いずれの
測定機においても、スタイラス1はZ方向のみに変位す
るため、円弧動作による補正は不要である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基準ゲージを用いて角度毎にスタイラスの先端球の補正
データを得、この補正データを用いて測定結果を補正す
るため、高精度にワーク表面形状を測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の構成ブロック図である。
【図2】 実施形態の全体処理フローチャートである。
【図3】 基準ゲージの測定説明図である。
【図4】 補正値の説明図である。
【図5】 補正値を用いた測定輪郭の補正方法を示す説
明図である。
【図6】 アームの円弧運動を示す説明図である。
【図7】 アームの円弧運動に伴うスタイラス1の傾き
を示す説明図である。
【図8】 ワークの輪郭と測定輪郭との相違を示す説明
図である。
【図9】 Z方向のみにスタイラスが変位する型の測定
機の構成図である。
【図10】 Z方向のみにスタイラスが変位する型の他
の測定機の構成図である。
【符号の説明】
1 スタイラス、2 アーム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタイラスをワーク表面に沿って移動さ
    せ、前記スタイラスのZ方向の変位を測定することによ
    り前記ワークの形状を測定する形状測定機であって、 半径既知の球形あるいは円柱状あるいはナイフエッジ状
    基準ゲージを前記スタイラスで測定して得られる、前記
    スタイラスの角度毎の半径値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記半径値に基づき測定値を
    補正する補正手段と、 を有することを特徴とする形状測定機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記スタ
    イラスが回転自在なアームに取り付けられ円弧動作する
    場合には、さらに、 前記スタイラスのZ方向からの傾き角を検出する検出手
    段と、 を有し、前記補正手段は、前記半径値及び前記傾き角に
    基づき前記測定値を補正することを特徴とする形状測定
    機。
  3. 【請求項3】 スタイラスをワーク表面に沿って移動さ
    せ、前記スタイラスのZ方向の変位を測定することによ
    り前記ワークの形状を測定する形状測定機であって、 半径既知の球形あるいは円柱状あるいはナイフエッジ状
    基準ゲージを前記スタイラスで測定して得られる、前記
    スタイラスの角度毎の半径値を算出する半径値算出手段
    と、 前記半径値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記半径値に基づき測定値を
    補正する補正手段と、 を有することを特徴とする形状測定機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、前記スタ
    イラスが回転自在なアームに取り付けられ円弧動作する
    場合には、さらに、 前記スタイラスのZ方向からの傾き角を検出する検出手
    段と、 を有し、前記半径値算出手段は前記傾き角に基づき前記
    半径値を算出するとともに、前記補正手段は前記半径値
    及び前記傾き角に基づき前記測定値を補正することを特
    徴とする形状測定機。
  5. 【請求項5】 スタイラスをワーク表面に沿って移動さ
    せ、前記スタイラスのZ方向の変位を測定することによ
    り前記ワークの形状を測定する形状測定方法であって、 前記スタイラスで前記ワークを測定する測定ステップ
    と、 半径既知の球形あるいは円柱状あるいはナイフエッジ状
    基準ゲージを前記スタイラスで測定して得られた角度毎
    の測定値と前記基準ゲージの半径値との差分である補正
    値を用いて測定値を補正する補正ステップと、 を有することを特徴とする形状測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法において、 前記スタイラスが回転自在なアームに取り付けられ円弧
    動作する場合には、前記補正ステップでは、前記補正値
    及び前記スタイラスのZ方向からの傾き角を用いて前記
    測定値を補正することを特徴とする形状測定方法。
  7. 【請求項7】 スタイラスをワーク表面に沿って移動さ
    せ、前記スタイラスのZ方向の変位を測定することによ
    り前記ワークの形状を測定する形状測定方法であって、 前記スタイラスで前記ワークを測定する測定ステップ
    と、 半径既知の球形あるいは円柱状あるいはナイフエッジ状
    基準ゲージを前記スタイラスで測定して得られた角度毎
    の測定値と前記基準ゲージの半径値との差分を補正値と
    して算出する補正値算出ステップと、 前記補正値を用いて測定値を補正する補正ステップと、 を有することを特徴とする形状測定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のステップにおいて、 前記スタイラスが回転自在なアームに取り付けられ円弧
    動作する場合には、前記補正値算出ステップでは、前記
    スタイラスのZ方向からの傾き角を用いて前記補正値を
    補正し、 前記補正ステップでは、前記傾き角に基づいて補正され
    た補正値及び前記傾き角を用いて前記測定値を補正する
    ことを特徴とする形状測定方法。
JP2000090417A 2000-03-29 2000-03-29 形状測定機及び形状測定方法 Expired - Fee Related JP3516630B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000090417A JP3516630B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 形状測定機及び形状測定方法
US09/805,935 US6453730B2 (en) 2000-03-29 2001-03-15 Surface texture measuring instrument, surface texture measuring method and stylus radius measuring instrument
FR0104101A FR2807158B1 (fr) 2000-03-29 2001-03-27 Instrument de mesure de texture de surface, procede de mesure de texture de surface et instrument de mesure de rayon de stylet
DE10115288.4A DE10115288B4 (de) 2000-03-29 2001-03-28 Messvorrichtung für Oberflächenstrukturen und Messverfahren für Oberflächenstrukturen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000090417A JP3516630B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 形状測定機及び形状測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001280947A true JP2001280947A (ja) 2001-10-10
JP3516630B2 JP3516630B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=18606026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000090417A Expired - Fee Related JP3516630B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 形状測定機及び形状測定方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6453730B2 (ja)
JP (1) JP3516630B2 (ja)
DE (1) DE10115288B4 (ja)
FR (1) FR2807158B1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005113929A (ja) * 2003-08-11 2005-04-28 Fukoku Co Ltd 等速ジョイント用ブーツの大径側端部における内径寸法測定方法および寸法測定装置
JP2007303838A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Mitsutoyo Corp 補正方法、及び測定装置
EP1998137A2 (en) 2007-05-30 2008-12-03 Mitutoyo Corporation Abnormality detecting method for form measuring mechanism and form measuring mechanism
EP2128562A1 (en) 2008-05-29 2009-12-02 Mitutoyo Corporation Profile measuring device, method for profile measuring, and profile measuring program
JP2010164532A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Mitsutoyo Corp 表面性状測定装置、その接触子モデル生成方法、及びプログラム
WO2010109975A1 (ja) 2009-03-24 2010-09-30 コニカミノルタオプト株式会社 形状測定装置
DE102015003198A1 (de) 2014-03-31 2015-10-01 Mitutoyo Corporation Formmessverfahren und formmessmaschine
JP2017530345A (ja) * 2014-09-02 2017-10-12 レニショウ パブリック リミテッド カンパニーRenishaw Public Limited Company ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置であって、理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っている基準形状を使用して測定補正値を生成するステップを含む、ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置
JP2017193043A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 オークマ株式会社 工作機械における対象物の位置計測方法及び位置計測システム

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340503A (ja) * 2001-05-16 2002-11-27 Mitsutoyo Corp 表面性状測定機における被測定物の相対姿勢調整方法
JP4323212B2 (ja) 2003-05-08 2009-09-02 株式会社ミツトヨ 表面性状測定機の校正方法、表面性状測定機の校正プログラム、この校正プログラムを記録した記録媒体および表面性状測定機
US7036238B2 (en) * 2003-12-22 2006-05-02 Mitutoyo Corporation Width-measuring method and surface texture measuring instrument
US7140119B2 (en) * 2004-04-23 2006-11-28 Corning Incorporated Measurement of form of spherical and near-spherical optical surfaces
JP4568621B2 (ja) * 2005-02-28 2010-10-27 株式会社ミツトヨ 表面性状測定機の真直度補正方法および表面性状測定機
JP4755429B2 (ja) * 2005-03-04 2011-08-24 株式会社ミツトヨ 検出器駆動装置
JP4705792B2 (ja) * 2005-03-17 2011-06-22 株式会社ミツトヨ 軸間角度補正方法
JP5155533B2 (ja) * 2006-02-16 2013-03-06 株式会社ミツトヨ 補正プログラム、及び測定装置
JP5189806B2 (ja) * 2006-09-07 2013-04-24 株式会社ミツトヨ 表面形状測定装置
CN101354246B (zh) * 2007-07-27 2010-09-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 物体表面形貌测量方法
US7690248B2 (en) * 2007-12-18 2010-04-06 Xerox Corporation Measurement of paper stack topography
JP5843531B2 (ja) 2010-09-27 2016-01-13 株式会社ミツトヨ 座標測定用ヘッドユニット及び座標測定機
JP6918599B2 (ja) * 2017-06-23 2021-08-11 株式会社ミツトヨ 表面性状測定機、表面性状測定システム及びプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1253305B (it) 1991-11-12 1995-07-14 Marposs Spa Apparecchiatura e metodo per il controllo di caratteristiche di un albero a camme
NL9201492A (nl) 1992-08-21 1994-03-16 Ir Reginald Galestien Inrichting voor het meten van het profiel van schroefdraden of soortgelijke groeven.
GB2281779B (en) 1993-09-14 1997-04-23 Rank Taylor Hobson Ltd Metrological instrument
JP3025413B2 (ja) 1994-08-02 2000-03-27 株式会社東京精密 輪郭形状測定方法及びその装置
JP2727067B2 (ja) * 1995-06-13 1998-03-11 株式会社ミツトヨ 形状測定機
JP3215325B2 (ja) * 1996-06-07 2001-10-02 株式会社東京精密 測定機の校正方法及びその装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005113929A (ja) * 2003-08-11 2005-04-28 Fukoku Co Ltd 等速ジョイント用ブーツの大径側端部における内径寸法測定方法および寸法測定装置
JP2007303838A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Mitsutoyo Corp 補正方法、及び測定装置
EP1998137A2 (en) 2007-05-30 2008-12-03 Mitutoyo Corporation Abnormality detecting method for form measuring mechanism and form measuring mechanism
EP1998137A3 (en) * 2007-05-30 2009-10-14 Mitutoyo Corporation Abnormality detecting method for form measuring mechanism and form measuring mechanism
US7882723B2 (en) 2007-05-30 2011-02-08 Mitutoyo Corporation Abnormality detecting method for form measuring mechanism and form measuring mechanism
EP2128562A1 (en) 2008-05-29 2009-12-02 Mitutoyo Corporation Profile measuring device, method for profile measuring, and profile measuring program
JP2010164532A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Mitsutoyo Corp 表面性状測定装置、その接触子モデル生成方法、及びプログラム
WO2010109975A1 (ja) 2009-03-24 2010-09-30 コニカミノルタオプト株式会社 形状測定装置
US8561309B2 (en) 2009-03-24 2013-10-22 Konica Minolta Opto, Inc. Shape measuring device
DE102015003198A1 (de) 2014-03-31 2015-10-01 Mitutoyo Corporation Formmessverfahren und formmessmaschine
JP2017530345A (ja) * 2014-09-02 2017-10-12 レニショウ パブリック リミテッド カンパニーRenishaw Public Limited Company ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置であって、理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っている基準形状を使用して測定補正値を生成するステップを含む、ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置
JP2017193043A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 オークマ株式会社 工作機械における対象物の位置計測方法及び位置計測システム

Also Published As

Publication number Publication date
FR2807158A1 (fr) 2001-10-05
DE10115288B4 (de) 2019-02-28
FR2807158B1 (fr) 2005-04-01
DE10115288A1 (de) 2001-10-04
US20010029778A1 (en) 2001-10-18
US6453730B2 (en) 2002-09-24
JP3516630B2 (ja) 2004-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3516630B2 (ja) 形状測定機及び形状測定方法
JP4504818B2 (ja) 加工物検査方法
CN100371672C (zh) 表面特性测量机及其校正方法
US6327788B1 (en) Surface form measurement
US7543393B2 (en) Method of calibrating a scanning system
US9151602B2 (en) Corrected ball diameter calculating method and form measuring instrument
JP6149337B1 (ja) 表面形状測定装置
US6671973B2 (en) Surface texture measuring instrument and a method of adjusting an attitude of a work for the same
EP2543958A1 (en) Surface sensor offset
JP6671011B2 (ja) 真円度測定装置
JP6285146B2 (ja) アーム型三次元測定機及びアーム型三次元測定機を支持する基部の傾斜補正方法
US20180364021A1 (en) Shape measuring device and shape measuring method
JP2727067B2 (ja) 形状測定機
JP5297749B2 (ja) 自動寸法測定装置
JP2002005653A (ja) ねじ寸法測定方法及び装置
JP6893850B2 (ja) 転がり軸受直角度測定装置および転がり軸受の直角度測定方法
JP3975815B2 (ja) 3次元カム形状測定結果補正方法および3次元カムプロフィール測定装置
US20150025844A1 (en) Surface measurement apparatus and method
JP2009066611A (ja) 研削機の圧延ロール径計測装置及び圧延ロールの径計測方法
JP5332010B2 (ja) 形状測定装置、形状測定方法及び形状測定プログラム
JP2003139503A (ja) 3次元カムプロフィール測定装置および3次元カムプロフィール測子の精度不良診断方法
JP6564171B2 (ja) 形状測定装置、及び形状測定方法
JPH11281306A (ja) 座標測定機の校正値検出方法及びこの校正値を用いた形状データ校正方法
JP2002090133A (ja) シャフトの測定装置およびその測定方法
JPH0493708A (ja) 加工精度測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3516630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160130

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees