JP2001280567A - 流体管用継手具 - Google Patents

流体管用継手具

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JP2001280567A
JP2001280567A JP2000093331A JP2000093331A JP2001280567A JP 2001280567 A JP2001280567 A JP 2001280567A JP 2000093331 A JP2000093331 A JP 2000093331A JP 2000093331 A JP2000093331 A JP 2000093331A JP 2001280567 A JP2001280567 A JP 2001280567A
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JP
Japan
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fluid pipe
gas
osaka
joint
hose end
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Pending
Application number
JP2000093331A
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English (en)
Inventor
Takafumi Kawaguchi
隆文 川口
Hiroyuki Nishimura
寛之 西村
Shinichi Kawasaki
真一 川崎
Chiharu Yamaguchi
千春 山口
Masahiro Yamada
昌宏 山田
Hisao Onishi
久男 大西
Atsuko Kadowaki
あつ子 門脇
Nobuo Tanaka
信男 田中
Yosuke Ueda
陽介 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】筒状接続部に対する流体管の固着を作業性良く
行うことができ、しかも、その固着箇所における気密性
を確実に維持できる流体管用継手具の提供。 【解決手段】流体が通流する可撓性の流体管4を外嵌す
るための筒状接続部5を備えた流体管用継手具で、筒状
接続部5が、金属製の筒部材6を内装する状態で熱可塑
性樹脂により形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体が通流する可
撓性の流体管を外嵌するための筒状接続部を備えた流体
管用継手具、より具体的には、例えば、都市ガスやプロ
パンガスの元栓に対して着脱して、筒状接続部に外嵌し
た流体管を介して都市ガスなどを各種ガス器具などに供
給する継手具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の流体管用継手具では、従来、筒
状接続部が、真鍮などの金属によって形成されており、
その金属製の筒状接続部に対して可撓性の流体管を外嵌
し、その外側から金属製の帯板を巻いてカシメ、そのカ
シメによって流体管を筒状接続部に固着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カシメによ
る固着では、カシメ作業専用の機械装置を使用し、金属
製の帯板を巻いてカシメるものであるから、固着作業が
比較的煩雑で、しかも、カシメによる固着が不充分であ
ると、流体の漏洩を招くという問題がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的は、筒状接続部に対する流体管の
固着を作業性良く行うことができ、しかも、その固着箇
所における気密性を確実に維持できる流体管用継手具の
提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図1および図2に例示するごとく、流体
が通流する可撓性の流体管4を外嵌するための筒状接続
部5を備えた流体管用継手具であって、前記筒状接続部
5が、金属製の筒部材6を内装する状態で熱可塑性樹脂
により形成されているところにある。
【0006】なお、上述のように、図面との対照を便利
にするために符号を記したが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0007】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、流体管を外嵌するための筒状接続部が、熱
可塑性樹脂により形成されているので、筒状接続部に外
嵌する流体管の内周面を熱可塑性樹脂で形成することに
よって、筒状接続部に対する流体管の固着を熱可塑性樹
脂どうしの熱融着によって行うことができ、従来のカシ
メによる固着と比較して作業性が向上するとともに、熱
融着による固着によって、その固着箇所での気密性を確
実に維持することができる。更に、筒状接続部を形成す
る熱可塑性樹脂には、金属製の筒部材が内装されている
ので、融着時の加熱による筒状接続部の変形が抑制さ
れ、かつ、固着後においては、その金属製筒部材が筒状
接続部の補強部材として機能し、筒状接続部の耐衝撃性
などの向上をも図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による流体管用継手具の実
施の形態を図面に基づいて説明する。この流体管用継手
具は、例えば、一般家庭に供給される都市ガスやプロパ
ンガスの元栓に対して簡単、迅速に着脱できるように構
成された継手具、つまり、通常、迅速継手具と称される
もので、図1の(イ)に示すように、ガス流路を有する
ソケット本体1やソケット本体1を覆うカバー2、なら
びに、ソケット本体1の流入口側に位置する摺動環3な
どを備え、ソケット本体1の流入口を図外の元栓に外嵌
すると、摺動環3が突出して外嵌装着され、その突出し
た摺動管3をソケット本体1側へ押し込みながら引き抜
くと、元栓から簡単、迅速に取り外せるように構成され
ている。
【0009】前記ソケット本体1には、流体管の一例で
あるガス管4を外嵌するための筒状接続部としてのホー
スエンド5が連設され、そのホースエンド5が、真鍮や
ステンレスなどの金属からなる金属製の円筒状筒部材6
をインサートする状態で、熱可塑性樹脂の一例であるポ
リエチレンテレフタレート(PET)によってソケット
本体1と一体的に形成されて、少なくとも、ホースエン
ド5の外周面が、ポリエチレンテレフタレートにより形
成されている。なお、このホースエンド5の外周面を形
成する熱可塑性樹脂に関しては、上述したポリエチレン
テレフタレート以外の熱可塑性樹脂や、スチレン系、オ
レフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、塩ビ系、ア
ミド系などの各種の熱可塑性エラストマーを使用するこ
とができ、更に、それらの熱可塑性エラストマーにゴム
などを添加して使用することもできる。
【0010】前記ガス管4は、可撓性を有し、内外2層
からなる熱可塑性樹脂により形成され、円筒状の内面層
7が、融点210℃〜230℃のポリエステル系エラス
トマーにより形成され、その内面層7を被覆する外面層
8が、融点230℃以上の熱可塑性エラストマーにより
形成されていて、内面層7と外面層8との間に金属製の
細線を網状に配設して形成した補強部材9を埋設した状
態で、両層7,8が互いに熱融着されて形成されてい
る。なお、このガス管4の内面層7や外面層8に関して
も、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系、ポリエス
テル系、塩ビ系、アミド系などの各種の熱可塑性エラス
トマーを使用することができ、更に、それらの熱可塑性
エラストマーにゴムなどを添加して使用することもでき
る。
【0011】そして、前記ホースエンド5にガス管4が
外嵌され、図1の(ロ)に示すように、ホースエンド5
外周面のポリエチレンテレフタレートとガス管4の内面
層7、つまり、ポリエステル系エラストマーとが互いに
熱融着されて、ホースエンド5に対し、ガス管4が外嵌
されて固着されている。このホースエンド5側のポリエ
チレンテレフタレートとガス管4側のポリエステル系エ
ラストマーとの熱融着に関しては、円筒状のヒータによ
ってホースエンド5の外周面を230℃まで加熱し、ロ
ッド状のヒータによってガス管4の内面層7を230℃
まで加熱し、ホースエンド4にガス管4を外嵌して、約
50℃の条件下で約1週間放置した後、各種の試験を行
ったところ、ホースエンド4に対するガス管4の引き抜
きも起きず、良好な融着効果が確認された。
【0012】なお、ホースエンド5の外周面とガス管4
の内面層7とは、上述したように各種の熱可塑性エラス
トマーによって形成することができるが、両者の熱融着
性を考慮すると、例えば、ホースエンド5の外周面をポ
リエチレンテレフタレートあるいはポリエーテルで形成
した場合、ガス管4の内面層7をポリエステル系エラス
トマーで、また、ホースエンド5の外周面をナイロンで
形成した場合、ガス管4の内面層7をアミド系エラスト
マーで形成するなど、できるだけ熱融着性の良い同種の
熱可塑性エラストマーを選択して使用するのが好まし
い。
【0013】〔別実施形態〕 (1)先の実施形態では、ホースエンド5を金属製の筒
部材6をインサートする状態で熱可塑性樹脂により形成
した例を示したが、熱可塑性樹脂によりホースエンド5
の外周部を形成し、そのホースエンド5の外周部に金属
製の筒部材6を内嵌して接着剤により接着固定して実施
することもできる。また、筒部材6をインサートして形
成する場合、図2の(イ)、(ロ)に示すように、熱可
塑性樹脂からなるホースエンド5の内部に金属製の筒部
材6を埋設し、ホースエンド5外周面の熱可塑性樹脂と
ガス管4の内面層7の熱可塑性樹脂とを熱融着させて形
成することもできる。
【0014】(2)先の実施形態では、流体管4として
都市ガスやプロパンガスを輸送するガス管用に適用した
例を示したが、ガス管以外にも、水などの各種の液体を
輸送する管用にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体管用継手具と流体管の一部切欠き断面図
【図2】別の実施形態による流体管継手具と流体管の一
部切欠き断面図
【符号の説明】
4 流体管 5 筒状接続部 6 金属製の筒部材
フロントページの続き (72)発明者 川崎 真一 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 山口 千春 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 山田 昌宏 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 大西 久男 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 門脇 あつ子 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 田中 信男 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 植田 陽介 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3H017 KA00 3H019 FA07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が通流する可撓性の流体管を外嵌す
    るための筒状接続部を備えた流体管用継手具であって、 前記筒状接続部が、金属製の筒部材を内装する状態で熱
    可塑性樹脂により形成されている流体管用継手具。
JP2000093331A 2000-03-30 2000-03-30 流体管用継手具 Pending JP2001280567A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066604A1 (ja) * 2005-12-06 2007-06-14 Yugen Kaisha Akiyama 空調室内機のドレンホース継手及びドレン配管設置方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066604A1 (ja) * 2005-12-06 2007-06-14 Yugen Kaisha Akiyama 空調室内機のドレンホース継手及びドレン配管設置方法
JPWO2007066604A1 (ja) * 2005-12-06 2009-05-21 有限会社アキヤマ 空調室内機のドレンホース継手及びドレン配管設置方法

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