JP2001280461A - 車両の自動変速装置 - Google Patents

車両の自動変速装置

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JP2001280461A
JP2001280461A JP2000101286A JP2000101286A JP2001280461A JP 2001280461 A JP2001280461 A JP 2001280461A JP 2000101286 A JP2000101286 A JP 2000101286A JP 2000101286 A JP2000101286 A JP 2000101286A JP 2001280461 A JP2001280461 A JP 2001280461A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速モードにおける車両の加速・減速時
のシフトアップ・シフトダウンの記憶データを軽減でき
る車両の自動変速装置を提供する。 【解決手段】 アクセル開度と変速機の出力軸回転数と
から最適ギヤ段を設定したマップを記憶し、そのマップ
にて、車両運転時のアクセル開度と出力回転数から最適
ギヤ段を選定して変速機を自動変速する車両の自動変速
装置において、線図データを、ギヤ段を数段飛ばした内
部データをマップとして記憶し、その内部データを基に
して、他の飛ばした段の線図データを、ギヤ比を考慮し
て算出するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にトラクタ等の
大型車両に適用される車両の自動変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近ではドライバの負担を軽減するた
め、トラクタやトラック等の大型車両においても自動ク
ラッチ装置や自動変速機を採用する例が多く見られる。
この場合、車速に応じた最適ギヤ段がマップに従って定
められ、車両の加速・減速に合わせて自動的にシフトア
ップ・シフトダウンがなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
自動変速装置にあっては、変速段数が十数段と多段であ
り、シフトアップ・シフトダウンのマップは、十数段の
アクセル開度に対する出力軸回転数の全てのデータを予
め記憶しておく必要があり、データが膨大になる問題が
ある。
【0004】そこで、本発明の目的は、自動変速モード
における車両の加速・減速時のシフトアップ・シフトダ
ウンの記憶データを軽減できる車両の自動変速装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アクセル開度
と変速機の出力軸回転数とから最適ギヤ段を設定したマ
ップを記憶し、そのマップにて、車両運転時のアクセル
開度と出力回転数から最適ギヤ段を選定して変速機を自
動変速する車両の自動変速装置において、線図データ
を、ギヤ段を数段飛ばした線図データを内部データとし
てトランスミッションコントローラに記憶し、その内部
データを基にして、前記飛ばした段の線図データを、ギ
ヤ比を考慮して算出するようにしたものである。
【0006】また、変速機をシフトチェンジするトラン
スミッションコントローラに、数段飛ばしの線図データ
を内部データとしたシフトアップマップを記憶し、他方
出力軸回転数をトランスミッションコントローラに入力
し、その出力軸回転数が、内部データ又はその内部デー
タを基に算出した算出データに基づく回転数に対して大
きくなったとき、その内部データ又はその内部データを
基に算出した算出データのギヤ段にシフトアップさせる
ことが好ましい。
【0007】さらに、変速機をシフトチェンジするトラ
ンスミッションコントローラに、数段飛ばしの線図デー
タを内部データとしたシフトダウンマップを記憶し、他
方出力軸回転数をトランスミッションコントローラに入
力し、その出力軸回転数が、内部データ又はその内部デ
ータを基に算出した算出データに基づく回転数に対して
小さくなったとき、その内部データ又はその内部データ
を基に算出した算出データのギヤ段にシフトダウンさせ
ることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0009】先ず本発明における車両の自動変速装置の
構成を図5、図6、図7により説明する。
【0010】図6は、自動変速装置の構成図を示し、こ
こでは車両がトレーラを牽引するトラクタであり、エン
ジンがディーゼルエンジンである。
【0011】図示するように、エンジン1にクラッチ2
を介して変速機3が取り付けられ、変速機3の出力軸4
(図5参照)が図示しないプロペラシャフトに連結され
て後輪(図示せず)を駆動するようになっている。
【0012】エンジン1はエンジンコントロールユニッ
ト(ECU)6によって電子制御される。即ち、ECU
6は、エンジン回転センサ7とアクセル開度センサ8と
の出力から現在のエンジン回転速度及びエンジン負荷を
読取り、主にこれらに基づいて燃料噴射ポンプ1aを制
御し、燃料噴射時期及び燃料噴射量を制御する。
【0013】図5に示すように、エンジンのクランク軸
にフライホイール1bが取り付けられ、フライホイール
1bの外周にリングギヤ1cが形成され、リングギヤ1
cの歯が通過する度にエンジン回転センサ7がパルスを
出力し、ECU6が単位時間当たりのパルス数をカウン
トしてエンジン回転数を算出する。
【0014】図6に示すように、ここではクラッチ2と
変速機3とがトランスミッションコントロールユニット
(TMCU)9の制御信号に基づいて自動制御される。
ECU6とTMCU9とは互いにバスケーブル等を介し
て接続され、相互に連絡可能である。
【0015】図5、図6、図7に示すように、クラッチ
2は機械式摩擦クラッチであり、入力側をなすフライホ
イール1b、出力側をなすドリブンプレート2a、及び
ドリブンプレート2aをフライホイール1bに摩擦接触
或いは離反させるプレッシャプレート2bから構成され
る。そしてクラッチ2は、クラッチブースタ10により
プレッシャプレート2bを軸方向に操作し、基本的には
自動断接され、ドライバの負担を軽減し得るものとなっ
ている。一方、微低速走行に際しての微妙なクラッチワ
ークや、非常時のクラッチ急断を可能とするため、ここ
ではクラッチペダル11によるマニュアル断接も可能と
なっている。所謂セレクティブオートクラッチの構成で
ある。クラッチ自体のストローク(即ちプレッシャプレ
ート2bの位置)を検知するクラッチストロークセンサ
14と、クラッチペダル11の踏込みストロークを検知
するクラッチペダルストロークセンサ16とが設けら
れ、それぞれTMCU9に接続される。
【0016】図7に分かりやすく示すが、クラッチブー
スタ10は実線で示す二系統の空圧通路a,bを通じて
エアタンク5に接続され、エアタンク5から供給される
空圧で作動する。一方の通路aがクラッチ自動断接用、
他方の通路bがクラッチマニュアル断接用である。一方
の通路aが二股状に分岐され、そのうちの一方に自動断
接用の電磁弁MVC1,MVC2が直列に設けられ、他
方に非常用の電磁弁MVCEが設けられる。分岐合流部
にダブルチェックバルブDCV1が設けられる。他方の
通路bに、クラッチブースタ10に付設される油圧作動
弁12が設けられる。両通路a,bの合流部にもダブル
チェックバルブDCV2が設けられる。ダブルチェック
バルブDCV1,DCV2は差圧作動型の三方弁であ
る。
【0017】上記電磁弁MVC1,MVC2,MVCE
はTMCU9によりON/OFF制御され、ONのとき上流側を
下流側に連通し、OFF のとき上流側を遮断して下流側を
大気開放する。まず自動側を説明すると、電磁弁MVC
1は単にイグニッションキーのON/OFFに合わせてON/OFF
されるだけである。イグニッションキーOFF 、つまり停
車中はOFF となり、エアタンク5からの空圧を遮断す
る。電磁弁MVC2は比例制御弁で、供給又は排出エア
量を自由にコントロールできる。これはクラッチの断接
速度制御を行うためである。電磁弁MVC1,MVC2
がともにONだとエアタンク5の空圧がダブルチェックバ
ルブDCV1,DCV2をそれぞれ切り換えてクラッチ
ブースタ10に供給される。これによりクラッチが分断
される。クラッチを接続するときはMVC2のみがOFF
され、これによりクラッチブースタ10の空圧がMVC
2から排出されてクラッチが接続される。
【0018】ところでもし仮にクラッチ分断中に電磁弁
MVC1又はMVC2に異常が生じ、いずれかがOFF と
なると、ドライバの意思に反してクラッチが急接されて
しまう。そこでこのような異常がTMCU9の異常診断
回路で検知されたら、即座に電磁弁MVCEをONする。
すると電磁弁MVCEを通過した空圧がダブルチェック
バルブDCV1を逆に切り換えてクラッチブースタ10
に供給され、クラッチ分断状態が維持され、クラッチ急
接が防止される。
【0019】次にマニュアル側を説明する。クラッチペ
ダル11の踏込み・戻し操作に応じてマスタシリンダ1
3から油圧が給排され、この油圧が破線で示す油圧通路
13aを介して油圧作動弁12に供給される。これによ
って油圧作動弁12が開閉され、クラッチブースタ10
への空圧の給排が行われ、クラッチ2のマニュアル断接
が実行される。油圧作動弁12が開くと、これを通過し
た空圧がダブルチェックバルブDCV2を切り換えてク
ラッチブースタ10に至る。なお、クラッチの自動断接
とマニュアル断接とが干渉した場合はマニュアル断接を
優先させるようになっている。
【0020】図5に詳細に示すように、変速機3は基本
的に常時噛み合い式のいわゆる多段変速機で、前進16
段、後進2段に変速可能である。変速機3は入力側と出
力側とにそれぞれ副変速機としてのスプリッタ17及び
レンジギヤ19を備え、これらの間にメインギヤ段18
を備えている。そして、入力軸15に伝達されてきたエ
ンジン動力をスプリッタ17、メインギヤ段18、レン
ジギヤ19へと順に送って出力軸4に出力する。
【0021】変速機3を自動変速すべくギヤシフトユニ
ットGSUが設けられ、これはスプリッタ17、メイン
ギヤ段18、レンジギヤ19それぞれの変速を担当する
スプリッタアクチュエータ20、メインアクチュエータ
21及びレンジアクチュエータ22から構成される。こ
れらアクチュエータもクラッチブースタ10同様空圧作
動され、TMCU9によって制御される。各ギヤ17,
18,19の現在ポジションはギヤポジションスイッチ
23(図6参照)で検知される。カウンタシャフト32
の回転速度がカウンタシャフト回転センサ26で検知さ
れ、出力軸4の回転速度が出力軸回転センサ28で検知
される。これら検知信号はTMCU9に送られる。
【0022】この自動変速機ではマニュアルモードが設
定され、ドライバのシフトチェンジ操作に基づくマニュ
アル変速が可能である。この場合、図6に示すように、
クラッチ2の断接制御及び変速機3の変速制御は運転席
に設けられたシフトレバー装置29からの変速指示信号
を合図に行われる。即ち、ドライバが、シフトレバー装
置29のシフトレバー29aをシフト操作すると、シフ
トレバー装置29に内蔵されたシフトスイッチが作動
し、変速指示信号がTMCU9に送られ、これを基にT
MCU9はクラッチブースタ10、スプリッタアクチュ
エータ20、メインアクチュエータ21及びレンジアク
チュエータ22を適宜作動させ、一連の変速操作(クラ
ッチ断→ギヤ抜き→ギヤ入れ→クラッチ接)を実行す
る。そしてTMCU9は現在のシフト段をモニター31
に表示する。
【0023】シフトレバー装置29において、Rはリバ
ース、Nはニュートラル、Dはドライブ、UPはシフト
アップ、DOWNはシフトダウンをそれぞれ意味する。
また運転席に、変速モードを自動とマニュアルに切り換
えるモードスイッチ24と、変速を1段ずつ行うか段飛
ばしで行うかを切り換えるスキップスイッチ25とが設
けられる。
【0024】自動変速モードのとき、シフトレバー29
aをDレンジに入れておけば車速に応じて自動的に変速
が行われる。またこの自動変速モードでも、ドライバが
シフトレバー29aをUP又はDOWNに操作すれば、
マニュアルでのシフトアップ又はシフトダウンが可能で
ある。この自動変速モードにおいて、スキップスイッチ
25がOFF (通常モード)なら変速は1段ずつ行われ
る。これはトレーラ牽引時等、積載荷重が比較的大きい
ときに有効である。またスキップスイッチ25がON(ス
キップモード)なら変速は、後で詳しく説明するが、本
発明の特徴である1段飛ばしで行われる。これはトレー
ラを牽引してないときや荷が軽いときなどに有効であ
る。
【0025】一方、マニュアル変速モードのときは、変
速は完全にドライバの意思に従う。シフトレバー29a
がDレンジのときは変速は行われず、現在ギヤが保持さ
れ、ドライバの積極的な意思でシフトレバー29aをU
P又はDOWNに操作したときのみ、シフトアップ又は
シフトダウンが可能である。このときも前記同様、スキ
ップスイッチ25がOFF なら変速は1段ずつ行われ、ス
キップスイッチ25がONなら変速は1段飛ばしで行われ
る。このモードではDレンジは現ギヤ段を保持するH
(ホールド)レンジとなる。
【0026】なお、運転席に非常用変速スイッチ30が
設けられ、GSUの電磁弁等が故障したときはスイッチ
30の手動切換により変速できるようになっている。
【0027】図5に示すように、変速機3にあっては、
入力軸15、メインシャフト33及び出力軸4が同軸上
に配置され、カウンタシャフト32がそれらの下方に平
行配置される。入力軸15がクラッチ2のドリブンプレ
ート2aに接続され、入力軸15とメインシャフト33
とが相対回転可能に支持される。
【0028】まずスプリッタ17とメインギヤ段18の
構成を説明する。入力軸15にスプリットハイギヤSH
が回転可能に取り付けられる。またメインシャフト33
にも前方から順にメインギヤM4,M3,M2,M1,
MRが回転可能に取り付けられる。MRを除くギヤS
H,M4,M3,M2,M1は、それぞれカウンタシャ
フト32に固設されたカウンタギヤCH,C4,C3,
C2,C1に常時噛合される。ギヤMRはアイドルリバ
ースギヤIRに常時噛合され、アイドルリバースギヤI
Rはカウンタシャフト32に固設されたカウンタギヤC
Rに常時噛合される。
【0029】入力軸15及びメインシャフト33に取り
付けられた各ギヤSH,M4…に、当該ギヤを選択し得
るようスプライン36が一体的に設けられ、これらスプ
ライン36に隣接して入力軸15及びメインシャフト3
3に第1〜第4スプライン37〜40が固設される。第
1〜第4スプライン37〜40に常時係合して第1〜第
4スリーブ42〜45が前後スライド可能に設けられ
る。第1〜第4スリーブ42〜45を適宜選択してスラ
イド移動させ、ギヤ側スプライン36と係合・離脱させ
ることによりギヤ入れ・ギヤ抜きを行える。第1スリー
ブ42の移動をスプリッタアクチュエータ20で行い、
第2〜第4スリーブ43〜45の移動をメインアクチュ
エータ21で行う。
【0030】このように、スプリッタ17とメインギヤ
段18とは各アクチュエータ20,21によって自動変
速され得る常時噛み合い式の構成とされる。特に、スプ
リッタ17のスプライン部には通常の機械的なシンクロ
機構が存在するものの、メインギヤ段18のスプライン
部にはシンクロ機構が存在しない。このため、シンクロ
制御なるものを行ってエンジン回転とギヤ速度とを調速
し、シンクロ機構なしで変速できるようになっている。
ここではメインギヤ段18以外にスプリッタ17にもニ
ュートラルポジションが設けられ、所謂ガラ音対策がな
されている(特願平11-319915 号参照)。
【0031】次にレンジギヤ19の構成を説明する。
【0032】レンジギヤ19は遊星歯車機構34を採用
しており、ハイ・ローいずれかのポジションに切り替え
ることができる。遊星歯車機構34は、メインシャフト
33の最後端に固設されたサンギヤ65と、その外周に
噛合される複数のプラネタリギヤ66と、プラネタリギ
ヤ66の外周に噛合される内歯を有したリングギヤ67
とからなる。各プラネタリギヤ66は共通のキャリア6
8に回転可能に支持され、キャリア68は出力軸4に連
結される。リングギヤ67は管部69を一体的に有し、
管部69は出力軸4の外周に相対回転可能に嵌め込まれ
て出力軸4とともに二重軸を構成する。
【0033】第5スプライン41が管部69に一体的に
設けられる。また第5スプライン41の後方に隣接し
て、出力軸4に出力軸スプライン70が一体的に設けら
れる。第5スプライン41の前方に隣接して、ミッショ
ンケース側に固定された固定スプライン71が設けられ
る。第5スプライン41に常時係合して第5スリーブ4
6が前後スライド可能に設けられる。第5スリーブ46
の移動がレンジアクチュエータ22で行われる。レンジ
ギヤ19の各スプライン部にはシンクロ機構が存在す
る。
【0034】第5スリーブ46が前方に移動するとこれ
が固定スプライン71に係合し、第5スプライン41と
固定スプライン71とが連結される。これによりリング
ギヤ67がミッションケース側に固定され、出力軸4が
1より大きい減速比で回転駆動されるようになる。これ
がローのポジションである。
【0035】一方、第5スリーブ46が後方に移動する
とこれが出力軸スプライン70に係合し、第5スプライ
ン41と出力軸スプライン70とが連結される。これに
よりリングギヤ67とキャリア68とが互いに固定さ
れ、出力軸4が1の減速比で直結駆動されるようにな
る。これがハイのポジションである。
【0036】このように、この変速機3では、前進側に
おいて、スプリッタ17でハイ・ローの2段、メインギ
ヤ段18で4段、レンジギヤ19でハイ・ローの2段に
変速可能であり、計2×4×2=16段に変速すること
ができる。また後進側では、スプリッタ17のみでハイ
・ローを切り替えて2段に変速することができる。
【0037】次に、各アクチュエータ20,21,22
について説明する。これらアクチュエータはエアタンク
5の空圧で作動する空圧シリンダと、空圧シリンダへの
空圧の給排を切り替える電磁弁とで構成される。そして
これら電磁弁がTMCU9で選択的に切り替えられ、空
圧シリンダを選択的に作動させるようになっている。
【0038】スプリッタアクチュエータ20は、ダブル
ピストンを有した空圧シリンダ47と三つの電磁弁MV
H,MVF,MVGとで構成される。スプリッタ17を
ニュートラルにするときはMVH/ON,MVF/OF
F,MVG/ONとされる。スプリッタ17をハイにす
るときはMVH/OFF,MVF/OFF,MVG/O
Nとされる。スプリッタ17をローにするときはMVH
/OFF,MVF/ON,MVG/OFFとされる。
【0039】メインアクチュエータ21は、ダブルピス
トンを有しセレクト側の動作を担当する空圧シリンダ4
8と、シングルピストンを有しシフト側の動作を担当す
る空圧シリンダ49とを備える。各空圧シリンダに対し
て複数の電磁弁MVC,MVD,MVE及びMVB,M
VAが設けられる。
【0040】セレクト側空圧シリンダ48は、MVC/
OFF,MVD/ON,MVE/OFFのとき図の下方
に移動し、メインギヤの3rd、4th又はN3を選択
可能とし、MVC/ON,MVD/OFF,MVE/O
Nのとき中立となり、メインギヤの1st、2nd又は
N2を選択可能とし、MVC/ON,MVD/OFF,
MVE/OFFのとき図の上方に移動し、メインギヤの
Rev又はN1を選択可能とする。
【0041】シフト側空圧シリンダ49は、MVA/O
N,MVB/ONのとき中立となり、メインギヤのN
1、N2又はN3を選択可能とし、MVA/ON,MV
B/OFFのとき図の左側に移動し、メインギヤの2n
d,4th又はRevを選択可能とし、MVA/OF
F,MVB/ONのとき図の右側に移動し、メインギヤ
の1st又は3rdを選択可能とする。
【0042】レンジアクチュエータ22は、シングルピ
ストンを有した空圧シリンダ50と二つの電磁弁MV
I,MVJとで構成される。空圧シリンダ50は、MV
I/ON,MVJ/OFFのとき図の右側に移動し、レ
ンジギヤをハイとし、MVI/OFF,MVJ/ONの
とき図の左側に移動し、レンジギヤをローとする。
【0043】ところで、上記シンクロ制御に際してカウ
ンタシャフト32を制動するため、カウンタシャフト3
2にはカウンタシャフトブレーキ27が設けられる。カ
ウンタシャフトブレーキ27は湿式多板ブレーキであっ
て、エアタンク5の空圧で作動する。この空圧の給排を
切り替えるため電磁弁MV BRKが設けられる。電磁
弁MV BRKがONのときカウンタシャフトブレーキ
27に空圧が供給され、カウンタシャフトブレーキ27
が作動状態となる。電磁弁MV BRKがOFFのとき
にはカウンタシャフトブレーキ27から空圧が排出さ
れ、カウンタシャフトブレーキ27が非作動となる。
【0044】この図5の1stから16thのシフトチ
ェンジにおける、スプリッタ17のH,Lの切り換えメ
インギヤ18(1st〜4th)の切り換え、スプリッ
タ19のH,Lの切り換えの関係は下表の通りである。
【0045】
【表1】
【0046】次に、自動変速制御の内容を説明する。
【0047】TMCU9には、後述するように図3に示
すシフトアップマップと図4に示すシフトダウンマップ
とがメモリされており、TMCU9は、自動変速モード
のとき、これらマップに従って最適ギヤ段を選定して自
動変速を実行する。
【0048】例えば図3のシフトアップマップにおい
て、ギヤ段n(nは1から15までの整数)からn+1
へのシフトアップ線図がアクセル開度(%)と出力軸回
転数(rpm )との関数で決められている。そしてマップ
上では現在のアクセル開度(%)と出力軸回転数(rpm
)とからただ1点が定まる。
【0049】車両加速中は、車輪に連結された出力軸4
の回転数が次第に増加していく。そこで通常の自動変速
モードでは、図6に示した出力軸回転センサ28で検出
された出力軸回転数(rpm )とアクセル開度センサ8
(図6)によるアクセル開度(%)とがTMCU9に入
力され、そのアクセル開度における回転数が、現在のギ
ヤ段nの線図を越える度に1段ずつシフトアップを行う
こととなる。
【0050】図4のシフトダウンマップにおいても同様
に、ギヤ段n+1(nは1から15までの整数)からn
へのシフトダウン線図がアクセル開度(%)と出力軸回
転数(rpm )との関数で決められている。そしてマップ
上では現在のアクセル開度(%)と出力軸回転数(rpm
)とからただ1点が定まる。
【0051】車両減速中は出力軸4の回転数が次第に減
少していくので、通常の自動変速モードでは、現在の1
点が各線図を越える度に1段ずつシフトダウンを行う。
【0052】TMCU9は、出力軸回転センサ28で検
出された現在の出力軸回転数の値から現在の車速を換算
し、これをスピードメータに表示すると共にシフトアッ
プ、シフトダウンを行ったときに、その新たなシフト段
をモニター31に表示する。
【0053】また、自動変速モード(図6のシフトレバ
ー29aがドライブDの位置)のときで、スキップスイ
ッチ25がONで、スキップモードのときに、現ギヤ段か
ら、線図を交互に1本ずつ飛ばしたシフトアップを行
う。
【0054】本発明においては、この図3,図4のアク
セル開度に対する各段のシフトアップ、シフトダウンの
線図をTMCU9に記憶させる際に、図3、図4に実線
で示した線図、すなわち図3のシフトアップのマップに
おいては、1st→2ndの線図、5th→6thの線
図、9th→10thの線図及び13th→14thの
線図は、TMCU9の内部データとして記憶し、その線
図間の点線で示した線図は、その各内部データの線図の
回転数にギヤ比を考慮して算出するようにしたものであ
る。また同様に図4のシフトダウンのマップにおいて
も、2nd→1stの線図、6th→5thの線図、1
0th→9thの線図及び14th→13thの線図
は、TMCU9の内部データとして記憶し、その線図間
の点線で示した線図は、各内部データの線図の回転数に
ギヤ比を考慮して算出するようにしたものである。
【0055】この内部データとギヤ比を考慮した算出に
よる出力軸回転数データを表2,表3に示す。
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】表2において、TMCU9に記憶する内部
データとしては、2nd(1st→2nd)、6th
(5th→6th)、10th(9th→10th)、
14th(13th→14th)の線図データを記憶
し、3rdの出力軸回転数データは、2ndの内部デー
タの出力軸回転数に、1stギヤ比/2ndギヤ比を乗
じた値を、4thの出力軸回転数データは、2ndの内
部データの出力軸回転数に、1stギヤ比/3rdギヤ
比を乗じた値を、4thの出力軸回転数データは、2n
dの内部データの出力軸回転数に、1stギヤ比/4t
hギヤ比を乗じた値を、それぞれ算出して求める。
【0059】同様に、7〜9th、11〜13th、1
5,16thの出力軸回転数データも、6thの内部デ
ータ、10thの内部データ、14thの内部データに
ギヤ比を考慮して算出する。
【0060】ここで、1st〜16thギヤ比は、出力
軸回転数/入力軸回転数から適宜TMCU9に記憶させ
ておく。
【0061】シフトダウンの表3において、TMCU9
に記憶する内部データとしては、1st(2nd→1s
t)、5th(6th→5th)、9th(10th→
9th)、13th(14th→13th)の線図デー
タを記憶し、2ndの出力軸回転数データは、1stの
内部データの出力軸回転数に、2ndギヤ比/3rdギ
ヤ比を乗じた値を、3rdの出力軸回転数データは、1
stの内部データの出力軸回転数に、2ndギヤ比/4
rdギヤ比を乗じた値を、4thの出力軸回転数データ
は、1stの内部データの出力軸回転数に、2ndギヤ
比/5rdギヤ比を乗じた値を、それぞれ算出して求め
る。
【0062】同様に、6〜8th、10〜12th、1
4,15thの出力軸回転数データも、5thの内部デ
ータ、9thの内部データ、13thの内部データにギ
ヤ比を考慮して算出する。
【0063】次に、シフトアップとシフトダウンにおけ
る出力軸回転数の算出のフローを図1、図2により説明
する。
【0064】図1において、シフトアップ制御が開始1
00され、step1で、現アウトプットシャフト(出
力軸)の回転数が、2ndデータ(内部データ)の回転
数より大きいかどうかを判断し、回転数が小さければ(n
o)、選択ギヤを1stに選定101し、回転数が大きけ
れば(yes) 、step2で、現アウトプットシャフトの
回転数が、3rdの算出データに基づく回転数より大き
くなったかどうかを判断し、1stより大きく3rdの
算出データより小さいとき(no)、選択ギヤを2ndに選
定102し、以後同様に、step3、step4で、
現アウトプットシャフトの回転数が、15thデータ、
16thデータ(算出データ)の回転数より大きくなっ
たかどうかを判断して、選択ギヤを順次14th、15
thにそれぞれ選定103,104し、最終的にste
p4で、現アウトプットシャフトの回転数が、16th
データの回転数より大きくなったなら(yes) 、選択ギヤ
を16thのままに設定105して制御を終了106す
る。
【0065】図2において、シフトダウン制御が開始1
10され、step5で、現アウトプットシャフト(出
力軸)の回転数が、15thの算出データの回転数より
小さいかどうかを判断し、回転数が大きければ(no)、選
択ギヤを16thに選定111し、回転数が小さければ
(yes) 、step6で、現アウトプットシャフトの回転
数が、14thの算出データに基づく回転数より小さく
なったかどうかを判断し、15thより小さく、14t
hより大きいとき(no)、選択ギヤを15thに選定11
2し、以後同様に、step7、step8で、現アウ
トプットシャフトの回転数が、2ndデータ(算出デー
タ)、1stデータ(内部データ)の回転数より小さく
なったかどうかを判断して、選択ギヤを順次3rd、2
ndにそれぞれ選定113,114し、最終的にste
p8で、現アウトプットシャフトの回転数が、1stデ
ータの回転数より小さくなったなら(yes) 、選択ギヤを
1stのままに設定115して制御を終了116する。
【0066】このように数段飛ばしにその各ギヤ段のア
クセル開度に対する出力軸回転数の線図データを記憶し
て内部データとし、その内部データを基にして他のギヤ
段の線図データをギヤ比を考慮して算出することで、デ
ータの記憶容量を少なくすることが可能となると共に変
速機3のギヤ比に変更があった場合でも、線図データを
書き換えることなく、そのギヤ比に基づいた計算式のみ
変更して線図データを変えることが可能となる。
【0067】なお、上述の実施の形態では、内部データ
を、16段のうち、シフトアップ、シフトダウンとも3
段飛ばした4段のギヤ段の線図を記憶するようにした
が、2段飛ばしでも、4段飛ばしで記憶するようにして
もよいことは勿論である。
【0068】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0069】(1) シフトアップ、シフトダウンマッ
プの記憶する線図データを少なくすることができる。
【0070】(2) ギヤ比の違う変速機にも対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシフトアップの制御の内容を示す
フローチャートである。
【図2】本発明に係るシフトダウンの制御の内容を示す
フローチャートである。
【図3】本発明におけるシフトアップのマップを示す図
である。
【図4】本発明におけるシフトダウンのマップを示す図
である。
【図5】本発明における車両のエンジン駆動系を示す構
成図である。
【図6】本発明における自動変速機を示す構成図であ
る。
【図7】本発明における自動クラッチ装置を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 クラッチ 3 変速機 7 エンジン回転センサ 8 アクセル開度センサ 9 トランスミッションコントロールユニット(TMC
U) 10 クラッチブースタ 20 スプリッタアクチュエータ 21 メインアクチュエータ 22 レンジアクチュエータ 25 スキップスイッチ 26 カウンタシャフト回転センサ 28 出力軸回転センサ 29 シフトレバー装置 29a シフトレバー GSU ギヤシフトユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセル開度と変速機の出力軸回転数と
    から最適ギヤ段を設定したマップを記憶し、そのマップ
    にて、車両運転時のアクセル開度と出力回転数から最適
    ギヤ段を選定して変速機を自動変速する車両の自動変速
    装置において、線図データを、ギヤ段を数段飛ばした線
    図データを内部データとしてトランスミッションコント
    ローラに記憶し、その内部データを基にして、前記飛ば
    した段の線図データを、ギヤ比を考慮して算出すること
    を特徴とする車両の自動変速装置。
  2. 【請求項2】 変速機をシフトチェンジするトランスミ
    ッションコントローラに、数段飛ばしの線図データを内
    部データとしたシフトアップマップを記憶し、他方出力
    軸回転数をトランスミッションコントローラに入力し、
    その出力軸回転数が、内部データ又はその内部データを
    基に算出した算出データに基づく回転数に対して大きく
    なったとき、その内部データ又はその内部データを基に
    算出した算出データのギヤ段にシフトアップさせる請求
    項1記載の車両の自動変速装置。
  3. 【請求項3】 変速機をシフトチェンジするトランスミ
    ッションコントローラに、数段飛ばしの線図データを内
    部データとしたシフトダウンマップを記憶し、他方出力
    軸回転数をトランスミッションコントローラに入力し、
    その出力軸回転数が、内部データ又はその内部データを
    基に算出した算出データに基づく回転数に対して小さく
    なったとき、その内部データ又はその内部データを基に
    算出した算出データのギヤ段にシフトダウンさせる請求
    項1記載の車両の自動変速装置。
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