JP2001280357A - 等速ジョイント - Google Patents

等速ジョイント

Info

Publication number
JP2001280357A
JP2001280357A JP2000090294A JP2000090294A JP2001280357A JP 2001280357 A JP2001280357 A JP 2001280357A JP 2000090294 A JP2000090294 A JP 2000090294A JP 2000090294 A JP2000090294 A JP 2000090294A JP 2001280357 A JP2001280357 A JP 2001280357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant velocity
joint member
velocity joint
shaft
guide groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000090294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3842517B2 (ja
Inventor
Tomonori Owaki
智徳 大脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP2000090294A priority Critical patent/JP3842517B2/ja
Publication of JP2001280357A publication Critical patent/JP2001280357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3842517B2 publication Critical patent/JP3842517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外方継手部材の底部を厚肉にすることなく圧入
治具係合用の係合溝を形成できるようにした等速ジョイ
ントを提供する。 【解決手段】トリポート型等速ジョイントの外方継手部
材12で、ローラを配置する案内溝16の最奥部16d
を、ローラの転動面14aの形状に沿うように形成す
る。すると、外方継手部材12の一端側が肉厚になる。
そして、その肉厚部を利用して係合溝19を形成する
と、外方継手部材12の底部は、係合溝19を設けるた
めの厚肉にする必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、等速ジョイントに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のディファレンシャルに取り付け
る等速ジョイントでは、等速ジョイントの外方継手部材
の外周に圧入治具を係合させる係合溝を設けたものが知
られている。係合溝は圧入治具を係合し、外方継手部材
の軸を自動車のデファレンシャルの取付孔にセレーショ
ン結合により連結するためのものである。
【0003】上記の等速ジョイントを、図6〜図8を参
照にして説明する。等速ジョイント51は、駆動軸52
と、外方継手部材53と、被動軸54と、内方継手部材
55と、トラニオン56と、球面ローラ57とを備えて
いる。前記外方継手部材53は、有底筒状に形成され、
その側部には、膨出側面が円弧状をなす3つの膨出部5
3aを有している。前記外方継手部材53の一端には、
駆動軸52が一体に連結されている。
【0004】前記各膨出部53aの内周には、軸方向に
延びるとともに膨出側の内面が円弧状の案内溝58を有
しており、図8に示すように、同案内溝58の最奥部5
8aは、平面状をなしている。前記外方継手部材53の
底部は係合溝59の溝幅よりも厚肉に形成され、同底部
の外周となる前記膨出部53aの一端付近に対して、係
合溝59が周方向に沿って一様な深さで形成されてい
る。
【0005】又、等速ジョイントとして図9〜図12に
示すものも知られている。等速ジョイント71は、駆動
軸72と、外方継手部材73と、被動軸74と、内方継
手部材75と、トラニオン76と、ニードルベアリング
80と、内方ローラ81と、外方ローラ77とを備えて
いる。
【0006】前記外方継手部材73は、有底筒状に形成
され、その側部には、膨出側面が略平面状をなす3つの
膨出部を有している。前記外方継手部材73の一端に
は、駆動軸72が一体に連結されている。前記各膨出部
73aの内周には、軸方向に延びる案内溝78を有して
おり、図11に示すように、同案内溝78の最奥部78
aは平面状をなしている。前記案内溝78は、中央部に
段部78b、両側にショルダー部78cとを備え、最奥
部78a及びショルダー部78cは、いずれも略平面に
形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、等
速ジョイント71の底部を前記等速ジョイント51と同
様の厚みにし、前記等速ジョイント51の係合溝59と
同様に膨出部73aの外周に係合溝を設けようとする
と、外方継手部材73における係合溝79の底部に対応
する部位では、肉薄となってしまい外方継手部材73の
強度が落ちてしまう。
【0008】そこで、図9に示すように、外方継手部材
73の底部を前記図8に示す外方継手部材53の底部、
及び係合溝79の溝幅よりも厚肉に形成し、同底部に対
して係合溝79を周方向に沿って一様な深さで形成する
ことが考えられる。即ち、図11に示すように、最奥部
78aは、係合溝79より反底部側に設けるようにす
る。このようにすると、図9に示すように、係合溝79
の底部付近では外方継手部材73が肉薄になることがな
い。又、図10におけるZ−Z線矢視断面図、即ち、図
12に示すように、係合溝79と最奥部78aとのなす
部位、即ち、ショルダー部78cにおいて反最奥部78
a側の部位の肉厚は薄くならない。
【0009】しかし、前述のように外方継手部材73の
底部を厚肉にすると、厚肉にした分だけ等速ジョイント
71全体の重量が重くなるとともに、等速ジョイント7
1を全体的にホイール側に寄せる必要があることからジ
ョイント間の距離が短くなる。すると、角度変位に伴う
ジョイント角が大きくなり寿命の低下、異音や振動の発
生の原因ともなる。
【0010】従って、本発明は、前述した事情に鑑みて
なされたものであって、外方継手部材の底部を厚肉にす
ることなく圧入治具係合用の係合溝を形成できるように
した等速ジョイントを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、一端に軸を有し他端が開
口した有底筒状であって、その軸心から放射方向に複数
の膨出部を形成し、各膨出部の内周に軸方向に延びる案
内溝を形成し、前記案内溝の溝幅方向に略平面状をなす
一対のショルダー部を有するとともに、膨出部の外周に
周方向に沿って形成され前記軸を他部品の取付孔に圧入
する際に圧入治具を係合させる係合溝を有する外方継手
部材と、該外方継手部材の内側に同軸的に配設され前記
案内溝内に突出する複数の軸部を有する内方継手部材
と、前記各軸部に回転可能に設けられ前記案内溝を転動
するローラとを備えた等速ジョイントにおいて、前記外
方継手部材の案内溝の最奥部を前記ローラ形状に沿うよ
うに形成し、前記最奥部に対応した前記膨出部外周であ
って、前記各ショルダー部に対応する背側部位毎に前記
係合溝を形成したことを要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記各係合溝は、外方継手部材の軸心を中心とした
共通の円上の周りで断続的に配置していることを要旨と
する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2において、軸部はトリポード軸であることを要旨
とする。 (作用)従って、請求項1に記載の発明においては、案
内溝の最奥部をローラ形状に沿うように形成すると、各
ショルダー部に対応する背側部位付近では、外方継手部
材が厚肉となる。そして、この厚肉部分を利用して係合
溝を形成すると、外方継手部材の底部自体は、係合溝を
形成するために厚肉にする必要がない。
【0014】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の作用に加えて、係合溝を切削形成する際に、
外方継手部材の軸心を旋盤の回転軸と同位置になるよう
に旋盤にセットし、切削加工すると、各係合溝は一度に
形成される。
【0015】請求項3に記載の発明においては、請求項
1又は請求項2に記載の作用に加えて、等速ジョイント
をトリポード軸を有する等速ジョイントとして実現され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を等速ジョイントに
具体化した一実施形態を図1〜4に従って説明する。
【0017】図1に示すように、等速ジョイント11
は、外方継手部材12と、内方継手部材13と、内方ロ
ーラ23と、ローラとしての外方ローラ14を備えてい
る。前記外方継手部材12は、略有底筒形状をなしてお
り、その一端には、軸としての駆動軸15が一体に連結
されている。図2に示すように、前記外方継手部材12
の側壁部において、前記外方継手部材12の軸心O1に
対して等角度間隔で放射方向へ向け突出する3つの膨出
部12aが形成され、外方継手部材12は、断面略六角
形状をなしている。前記各膨出部12aは軸方向に延び
るように形成されている。前記各膨出部12aの内周
は、前記各外方ローラ14を案内する各案内溝16とな
っている。前記各案内溝16の両側壁は、一対のローラ
案内面16aとなっており、それぞれ凹状をなす曲面を
有している。
【0018】図1,2に示すように、前記外方継手部材
12の内部には、被動軸17が挿入されている。前記被
動軸17の先端部には、嵌挿孔を有する略三角柱状の内
方継手部材13が嵌挿固定されている。前記内方継手部
材13の外周には、略円柱状をなす3本の軸部としての
トラニオン18が、その軸心O2に対して放射方向で且
つそれぞれ等角度間隔をなすように延設されている。前
記3本のトラニオン18にてトリポード軸が構成されて
いる。
【0019】各トラニオン18の外周には、ニードルベ
アリング18aを介して、外周が凸球状をなす内方ロー
ラ23が軸支されている。同内方ローラ23の外周に
は、内周が凹球状をなす外方ローラ14が転動自在に球
面嵌合されている。前記各外方ローラ14は、外周に凸
球状の転動面14aを有しており、同転動面14aは、
前記一対の凹状をなす曲面を有するローラ案内面16a
に対向するように配置されている。
【0020】前記外方ローラ14は、トラニオン18に
対して回転し、且つローラ案内面16aに対して軸心O
1方向へ向けスライド自在とされている。一方、内方ロ
ーラ23は、外方ローラ14に対して首振り自在とされ
ている。その結果、被動軸17は、内方継手部材13、
ニードルベアリング18a、トラニオン18、及び内方
ローラ23を伴って、外方継手部材12に対してジョイ
ント角がとれるようになっている。
【0021】次に、等速ジョイント11の細部について
説明する。図2に示すように、前記外方継手部材12の
前記膨出部12aの膨出側面は略平面状に形成されてい
る。前記各膨出部12aの幅方向両端は、面取りが施さ
れている。前記案内溝16の内頂面の中央部には、トラ
ニオン18の先端部と同案内溝16との当接を防ぐ凹部
16bが軸方向に延び、且つ凹部16bの内頂面は平面
状に形成されている。同凹部16bの両側には、幅方向
に略平面状をなす一対のショルダー部16cが形成され
ている。
【0022】案内溝16の底部であって、前記膨出部1
2aの外周において、前記各ショルダー部16cに対応
する背側部位には、圧入治具を係合させるための係合溝
19が形成されている。係合溝19は、膨出部12aの
幅方向両端に設けられている。前記各係合溝19の底面
は、軸心O1を中心として共通の円上に沿うように形成
されている。図1に示すように、外方継手部材12の底
部は、前記従来技術における外方継手部材73の底部よ
り肉薄に形成されている。図3に示すように、案内溝1
6の最奥部16dの全域は、前記外方ローラ14の転動
面14aの形状に沿うように形成されている。前記最奥
部16dにおける最も駆動軸15側の点を最奥点Pとす
ると、軸方向における最奥点Pの位置は、係合溝19の
溝幅内に位置するようになっている。
【0023】このように、案内溝16の最奥部16d全
域を、外方ローラ14の転動面14aの形状に沿うよう
に形成すると、駆動軸15側における膨出部12aの幅
方向両端部は、従来技術の等速ジョイント71の同部位
に比べて厚肉となる。そして、この厚肉部分を利用して
係合溝19を形成するため、外方継手部材12の底部
は、従来技術の外方継手部材73の底部よりも薄肉にで
きる。
【0024】次に、前記係合溝19付近における外方継
手部材12の肉厚について説明する。図2におけるB−
B線断面矢視図、即ち、図4(a)に示すように、係合
溝19と案内溝16とのなす肉厚は、等速ジョイント1
1が使用されるのに充分な強度に形成されている。そし
て、図2におけるC−C線断面矢視図、即ち、図4
(b)に示す係合溝19と案内溝16とは、上記図4
(a)の場合と比べ、案内溝16が駆動軸15側に寄っ
た分、係合溝19の底部が浅く形成されている。この結
果、係合溝19と案内溝16とのなす肉厚においても、
等速ジョイント11が使用されるのに充分な強度に形成
されている。
【0025】加えて、図2におけるD−D線断面矢視
図、即ち、図1に示すように、凹部16bに背向する膨
出部12aの外面には係合溝19は形成されていない。
即ち、凹部16bの部位の肉厚は、凹部16bと膨出部
12aの外面とのなす肉厚であり、この肉厚においても
等速ジョイント11が使用されるのに充分な強度に形成
されている。
【0026】次に、本実施形態のように構成された等速
ジョイント11の作用について説明する。等速ジョイン
ト11の駆動軸15を図示しない自動車のディファレン
シャルの取付孔に結合する際に、等速ジョイント11の
係合溝19に図示しない圧入治具を係合させ、等速ジョ
イント11の駆動軸15を前記取付孔に結合できる。
【0027】等速ジョイント11における外方継手部材
12の底部は、等速ジョイント71の外方継手部材73
の底部に比べて、肉薄に形成されているため、肉薄の分
だけ、等速ジョイント71を全体的にホイール側に寄せ
られる。すると、等速ジョイント11と、被動軸17の
他端側の図示しない等速ジョイントとの距離が長くな
り、角度変位に伴うジョイント角が小さくなる。又、肉
薄の分だけ、等速ジョイント11は等速ジョイント71
に比べ重量が軽減される。
【0028】従って、本実施形態の等速ジョイント11
によれば、以下のような効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、案内溝16の最奥部16dを、
外方ローラ14の転動面14aの形状に沿うように形成
し、一端側における膨出部12aの幅方向両端部を厚肉
にし、この厚肉部分を利用して案内溝16を形成してい
る。この結果、外方継手部材12の底部を薄肉に形成で
きる。従って、等速ジョイント11の重量を等速ジョイ
ント71に比べ軽減できる。
【0029】(2)本実施形態では、前記(1)の効果
に加えて、等速ジョイント71を全体的にホイール側に
寄せることができ、その結果、等速ジョイント11と、
被動軸17の他端側の図示しない等速ジョイントとの距
離が長くなり、角度変位に伴うジョイント角が小さくな
る。従って、等速ジョイント11は、等速ジョイント7
1に比べ、角度変位に伴うジョイント角が小さくなり、
寿命が延びるとともに、異音や振動の発生を抑制でき
る。
【0030】(3)本実施形態の前記各係合溝19を切
削形成する際に、外方継手部材12の軸心O1を旋盤の
回転軸に合わせるように旋盤にセットし、外方継手部材
12の軸心O1を中心とした切削加工すると、各係合溝
は一度に形成できる。従って、旋盤により各係合溝19
を効率よく切削加工できる。
【0031】なお、上記各実施形態は以下のような他の
実施形態 に変更して具体化してもよい。 ・前記実施形態の構成中、凹部16b、ショルダー部1
6cを省略してもよい。
【0032】・前記実施形態の係合溝19と最奥部16
dは、3つの膨出部12aを有する等速ジョイント11
に形成していた。この代わりに、前記係合溝19と前記
最奥部16dを、4つの膨出部を有する等速ジョイン
ト、即ち、内方継手部材に4本の軸部としてのトラニオ
ンを有し、各トラニオンにローラを軸支し、外方継手部
材12に膨出部を4つ備えた等速ジョイントに採用して
もよい。又、上記のような係合溝19と最奥部16dの
採用を、5以上の膨出部を有する等速ジョイントに行っ
てもよい。
【0033】・前記実施形態の係合溝19と、最奥部1
6dとを従来技術における等速ジョイント51に採用し
てもよい。 ・前記実施形態では、最奥部16d全域を外方ローラ1
4の転動面14aの形状に沿うようにしたが、最奥部1
6dを部分的に前記転動面14aの形状に沿うようにし
てもよい。例えば、図5に示すように、前記案内溝16
の最奥部16dの形状を略平面状に形成し、同最奥部1
6dの両側に、最奥部16dに向かうにつれ、案内溝1
6の溝幅が狭くなるテーパー部20を形成し、同テーパ
ー部20を外方ローラ14の転動面14aに沿わせるよ
うにする。このように最奥部16dの形状を転動面14
aに対して部分的に沿うような形状に形成してもよい。
もちろん、前記テーパー部20のテーパー部分を円弧状
の曲面にしてもよい。
【0034】・前記実施形態では、外方ローラ14の外
周を凸球状、ローラ案内面16aを凹状の曲面としてい
たが、外方ローラ14の外周を円筒状、ローラ案内面1
6aを平坦面としてもよい。
【0035】次に、上記実施形態及び他の実施形態から
把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想につ
いて、それらの効果と共に以下に記載する。 (イ) 前記最奥部がローラ形状に沿う形状は、最奥部
にテーパー部を有し、最奥部をローラ形状に対して部分
的に沿うように形成したことを含む請求項1乃至請求項
3のうちいずれか1項に記載の等速ジョイント。このよ
うに構成すると、外方継手部材の底部を厚肉にすること
なく圧入治具係合用の係合溝を形成できる。
【0036】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、係
合溝を設けるために外方継手部材の底部の肉厚を確保す
る必要がないため、質量低減が量れる。又、ジョイント
全体をディファレンシャル側に寄せることができるよう
になり、ジョイント間距離を長く取れるようになる。そ
の結果、常時使用時のジョイント角を小さくでき、ジョ
イント性能低下や振動・騒音の発生を抑制できる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、旋盤によ
り、各係合溝を効率よく切削加工できる。請求項3に記
載の発明によれば、請求項1に記載の等速ジョイントを
トリポード軸を有する等速ジョイントとして実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における等速ジョイントの正面断
面図であり、図2におけるD−D線矢視図。
【図2】 本実施形態における等速ジョイントの側面
図。
【図3】 図2におけるA−A線矢視断面図。
【図4】 (a)は、図2におけるB−B線矢視断面
図。(b)は、図2におけるC−C線矢視断面図。
【図5】 他の実施形態における膨出部の説明図。
【図6】 従来技術における等速ジョイントの正面断面
図。
【図7】 従来技術における等速ジョイントの側面図。
【図8】 図7におけるX−X線矢視断面図。
【図9】 従来技術における等速ジョイントの正面断面
図。
【図10】 従来技術における等速ジョイントの側面
図。
【図11】 図10におけるY−Y線矢視断面図。
【図12】 図10におけるZ−Z線矢視断面図。
【符号の説明】
11…等速ジョイント、12…外方継手部材、12a…
膨出部、13…内方継手部材、14…ローラ、15…軸
としての駆動軸、16…案内溝、16c…ショルダー
部、16d…最奥部、18…軸部としてのトラニオン、
19…係合溝、O1…外方継手部材の軸心。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に軸を有し他端が開口した有底筒状
    であって、その軸心から放射方向に複数の膨出部を形成
    し、各膨出部の内周に軸方向に延びる案内溝を形成し、
    前記案内溝の溝幅方向に略平面状をなす一対のショルダ
    ー部を有するとともに、膨出部の外周に周方向に沿って
    形成され前記軸を他部品の取付孔に圧入する際に圧入治
    具を係合させる係合溝を有する外方継手部材と、 該外方継手部材の内側に同軸的に配設され前記案内溝内
    に突出する複数の軸部を有する内方継手部材と、前記各
    軸部に回転可能に設けられ前記案内溝を転動するローラ
    とを備えた等速ジョイントにおいて、 前記外方継手部材の案内溝の最奥部を前記ローラ形状に
    沿うように形成し、前記最奥部に対応した前記膨出部外
    周であって、前記各ショルダー部に対応する背側部位毎
    に前記係合溝を形成したことを特徴とする等速ジョイン
    ト。
  2. 【請求項2】 前記各係合溝は、外方継手部材の軸心を
    中心とした共通の円上の周りで断続的に配置しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の等速ジョイント。
  3. 【請求項3】 軸部はトリポード軸であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の等速ジョイント。
JP2000090294A 2000-03-29 2000-03-29 等速ジョイント Expired - Fee Related JP3842517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000090294A JP3842517B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 等速ジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000090294A JP3842517B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 等速ジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001280357A true JP2001280357A (ja) 2001-10-10
JP3842517B2 JP3842517B2 (ja) 2006-11-08

Family

ID=18605915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000090294A Expired - Fee Related JP3842517B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 等速ジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3842517B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009150496A1 (en) * 2008-06-09 2009-12-17 Gkn Driveline S.A. Female element for constant-velocity joint, assembly and corresponding constant-velocity joint

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009150496A1 (en) * 2008-06-09 2009-12-17 Gkn Driveline S.A. Female element for constant-velocity joint, assembly and corresponding constant-velocity joint

Also Published As

Publication number Publication date
JP3842517B2 (ja) 2006-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7473181B2 (en) Tripod type constant velocity universal joint
JP2003194089A (ja) 等速ジョイント
JP4298392B2 (ja) 等速自在継手
JP2004011760A (ja) 等速ジョイント
JP2001280357A (ja) 等速ジョイント
JP4896662B2 (ja) 固定式等速自在継手
JP2008286330A (ja) トリポード型等速自在継手
JP5109515B2 (ja) 摺動式トリポード形等速ジョイント
JP2004332817A (ja) 固定型等速自在継手
JP3204427B2 (ja) トリポード型等速ジョイント
JP2009197920A (ja) トリポード型等速自在継手
JP2004257418A (ja) トリポード型等速自在継手
JPH03255226A (ja) 等速ジョイント
JP2001330050A (ja) トリポード型等速自在継手
JP2006258255A (ja) トリポード型等速自在継手
JP2006283831A (ja) 等速自在継手
JP2008051190A (ja) 固定式等速自在継手
JP2006275101A (ja) トリポード型等速自在継手
JP2009014179A (ja) トリポード型等速自在継手
JP5299247B2 (ja) ボール型等速ジョイント
JP2566749Y2 (ja) トリポード型等速ジョイント
WO2006035650A1 (ja) 等速自在継手及びその製造方法
JP4178613B2 (ja) トリポード型等速ジョイント
JPH09151952A (ja) トリポード型等速自在継手のトラニオン部材
JP2006097853A (ja) 等速自在継手及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051216

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees